JPH0511041A - 精測レーダ指示装置 - Google Patents
精測レーダ指示装置Info
- Publication number
- JPH0511041A JPH0511041A JP3183787A JP18378791A JPH0511041A JP H0511041 A JPH0511041 A JP H0511041A JP 3183787 A JP3183787 A JP 3183787A JP 18378791 A JP18378791 A JP 18378791A JP H0511041 A JPH0511041 A JP H0511041A
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- target
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 航空機と進入路との高度差を表示する。
【構成】 CRT表示画面の高低表示領域には高低進入
路11が表示され、方位表示領域には方位進入路12が
表示され、また、それぞれの表示領域には精測レーダで
取得された目標航空機のビデオ9が表示される。そこ
で、トラックマーカ10を目標ビデオ9に重ねてキー入
力し、目標ビデオ9の位置情報を取り込む。そして、マ
ップ情報とから目標の高度及びその位置における高低進
入路11の高度を求め、両高度の差値を高度差表示領域
13に表示する。パイロットへの指示内容が具体的数値
の形で表示される。
路11が表示され、方位表示領域には方位進入路12が
表示され、また、それぞれの表示領域には精測レーダで
取得された目標航空機のビデオ9が表示される。そこ
で、トラックマーカ10を目標ビデオ9に重ねてキー入
力し、目標ビデオ9の位置情報を取り込む。そして、マ
ップ情報とから目標の高度及びその位置における高低進
入路11の高度を求め、両高度の差値を高度差表示領域
13に表示する。パイロットへの指示内容が具体的数値
の形で表示される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、精測レーダ指示装置に
係り、特に目標の表示方式に関する。
係り、特に目標の表示方式に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、着陸誘導管制では、精測
レーダ指示装置に、精測進入レーダが取得したレーダ情
報たる航空機のエコービデオを進入路(高低進入路、方
位進入路)と共に表示し、それを管制官が監視し、無線
電話によって目的の航空機の識別ができると、パイロッ
トと連絡を取りながら表示された進入路に乗るように指
示を出し、滑走路に進入誘導するようになっている。
レーダ指示装置に、精測進入レーダが取得したレーダ情
報たる航空機のエコービデオを進入路(高低進入路、方
位進入路)と共に表示し、それを管制官が監視し、無線
電話によって目的の航空機の識別ができると、パイロッ
トと連絡を取りながら表示された進入路に乗るように指
示を出し、滑走路に進入誘導するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように着陸誘
導管制では、管制官が精測レーダ指示装置に表示された
航空機のエコービデオ表示を常時監視しながらパイロッ
トと無線電話で交信してその目標航空機の動きを把握
し、航空機を画面上に表示された進入路を示すカーサに
乗るよう誘導するが、精測レーダ指示装置には、航空機
のエコービデオと進入路とが表示されるのみであるの
で、誘導の指示に関し特に安全に係わる高低進入路への
誘導指示では「上昇せよ」または「下降せよ」という漠
然とした指示しかできない。
導管制では、管制官が精測レーダ指示装置に表示された
航空機のエコービデオ表示を常時監視しながらパイロッ
トと無線電話で交信してその目標航空機の動きを把握
し、航空機を画面上に表示された進入路を示すカーサに
乗るよう誘導するが、精測レーダ指示装置には、航空機
のエコービデオと進入路とが表示されるのみであるの
で、誘導の指示に関し特に安全に係わる高低進入路への
誘導指示では「上昇せよ」または「下降せよ」という漠
然とした指示しかできない。
【0004】そうすると、パイロットの走査遅れやレー
ダ走査周期時間遅れ等があると、カーサを行き過ぎたり
することがある。そのため、従来の誘導管制では、管制
官は高度の熟練による予測判断を要求されており、改善
が望まれている。
ダ走査周期時間遅れ等があると、カーサを行き過ぎたり
することがある。そのため、従来の誘導管制では、管制
官は高度の熟練による予測判断を要求されており、改善
が望まれている。
【0005】本発明の目的は、高低進入路への誘導指示
に関しその指示内容を具体的に表示できる精測レーダ指
示装置を提供することにある。
に関しその指示内容を具体的に表示できる精測レーダ指
示装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の精測レーダ指示装置は次の如き構成を有す
る。即ち、本発明の精測レーダ指示装置は、マップ発生
部から進入路の表示に要するデータが入力されると共
に、キー入力に応答して精測指示部から目標ビデオの表
示位置データを取り込み、両データからなる位置情報デ
ータを出力する目標ビデオ位置入力部と; 前記位置情
報データから目標の高度を求める高度計算部と; 前記
位置情報データから目標と同一距離での高低進入路の高
度を求めるグライドパス高度計算部と; 前記両計算部
の出力を受けて目標と高低進入路との高度差を求め、そ
れを表示制御部へ出力する高度差計算部と; を備えた
ことを特徴とするものである。
に、本発明の精測レーダ指示装置は次の如き構成を有す
る。即ち、本発明の精測レーダ指示装置は、マップ発生
部から進入路の表示に要するデータが入力されると共
に、キー入力に応答して精測指示部から目標ビデオの表
示位置データを取り込み、両データからなる位置情報デ
ータを出力する目標ビデオ位置入力部と; 前記位置情
報データから目標の高度を求める高度計算部と; 前記
位置情報データから目標と同一距離での高低進入路の高
度を求めるグライドパス高度計算部と; 前記両計算部
の出力を受けて目標と高低進入路との高度差を求め、そ
れを表示制御部へ出力する高度差計算部と; を備えた
ことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】次に、前記の如く構成される本発明の精測レー
ダ指示装置の作用を説明する。本発明では、進入誘導中
の目標機とクライドパスとの高度差、即ち、クライドパ
スからのずれを具体的な数値で表示する。従って、管制
官は、従来のような高度の予測判断を要せずに、「何フ
ィート上昇」あるいは「何フィート下降」と具体的に指
示することができ、管制官の負担を大幅に軽減できる。
即ち、管制官は高度の熟練を積まなくとも、早期にクラ
イドパスへの誘導ができることになる。
ダ指示装置の作用を説明する。本発明では、進入誘導中
の目標機とクライドパスとの高度差、即ち、クライドパ
スからのずれを具体的な数値で表示する。従って、管制
官は、従来のような高度の予測判断を要せずに、「何フ
ィート上昇」あるいは「何フィート下降」と具体的に指
示することができ、管制官の負担を大幅に軽減できる。
即ち、管制官は高度の熟練を積まなくとも、早期にクラ
イドパスへの誘導ができることになる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は、本発明の一実施例に係る精測レーダ指示
装置を示す。本発明の精測レーダ指示装置は、目標ビデ
オ位置入力部1と、高度計算部2と、グライドパス高度
計算部3と、高度差計算部4とを従来装置に追加したも
のである。以下、図2をも参照して説明する。
する。図1は、本発明の一実施例に係る精測レーダ指示
装置を示す。本発明の精測レーダ指示装置は、目標ビデ
オ位置入力部1と、高度計算部2と、グライドパス高度
計算部3と、高度差計算部4とを従来装置に追加したも
のである。以下、図2をも参照して説明する。
【0009】マップ発生部5は、表示に要するマップデ
ータ(高低進入路マップ、方位進入路マップ)を発生
し、それを表示制御部6に出力すると共に、高低進入路
データを目標ビデオ位置入力部1に出力する。表示制御
部6は、まず、マップデータを表示信号として精測指示
部7に出力する。その結果、精測指示部7のCRT表示
画面には、図2に示すように、高低表示領域に高低進入
路11が表示され、方位表示領域に方位進入路12が表
示される。
ータ(高低進入路マップ、方位進入路マップ)を発生
し、それを表示制御部6に出力すると共に、高低進入路
データを目標ビデオ位置入力部1に出力する。表示制御
部6は、まず、マップデータを表示信号として精測指示
部7に出力する。その結果、精測指示部7のCRT表示
画面には、図2に示すように、高低表示領域に高低進入
路11が表示され、方位表示領域に方位進入路12が表
示される。
【0010】一方、精測指示部7には、精測レーダ8か
ら精測レーダ情報(トリガ、角度信号及びレーダビデ
オ)が入力されるので、図2に示すように、そのCRT
表示画面の高低表示領域及び方位表示領域に目標航空機
のビデオ9が表示される。
ら精測レーダ情報(トリガ、角度信号及びレーダビデ
オ)が入力されるので、図2に示すように、そのCRT
表示画面の高低表示領域及び方位表示領域に目標航空機
のビデオ9が表示される。
【0011】以上が従来装置の動作であるが、精測指示
部7の表示画面上に図2に示すように目標ビデオ9の表
示がなされると、管制官はトラックマーカ10を目標ビ
デオ9に重ね所定のキーを操作する。すると、目標ビデ
オ位置入力部1は、そのキー操作に応答して表示画面上
のトラックマーカ10の位置情報を目標ビデオ9の位置
情報として取り込む。そして、目標ビデオ位置入力部1
は、マップ発生部5から入力されるマップ情報と比較
し、目標の位置情報(距離、高低の角度)を算出し、そ
れを高度計算部2とグライドパス高度計算部3とに出力
する。
部7の表示画面上に図2に示すように目標ビデオ9の表
示がなされると、管制官はトラックマーカ10を目標ビ
デオ9に重ね所定のキーを操作する。すると、目標ビデ
オ位置入力部1は、そのキー操作に応答して表示画面上
のトラックマーカ10の位置情報を目標ビデオ9の位置
情報として取り込む。そして、目標ビデオ位置入力部1
は、マップ発生部5から入力されるマップ情報と比較
し、目標の位置情報(距離、高低の角度)を算出し、そ
れを高度計算部2とグライドパス高度計算部3とに出力
する。
【0012】高度計算部2では、入力された目標の位置
情報に基づき目標の高度を算出する。即ち、目標高度
は、(距離)×tan(高低角度)+(空中線の設置高)の
演算によって求められる。
情報に基づき目標の高度を算出する。即ち、目標高度
は、(距離)×tan(高低角度)+(空中線の設置高)の
演算によって求められる。
【0013】また、グライドパス高度計算部3では、グ
ライドパスマップ情報と目標の位置情報(距離)とから
目標の距離に対応したグライドパスの高度を算出する。
ライドパスマップ情報と目標の位置情報(距離)とから
目標の距離に対応したグライドパスの高度を算出する。
【0014】そして、高度差計算部4では、高度計算部
2とグライドパス高度計算部3とで求められた高度値間
の比較減算をし、目標ビデオ9とグライドパス11との
高度差を算出し、その高度差データを表示制御部6に出
力する。
2とグライドパス高度計算部3とで求められた高度値間
の比較減算をし、目標ビデオ9とグライドパス11との
高度差を算出し、その高度差データを表示制御部6に出
力する。
【0015】その結果、図2に示すように、精測指示部
7の表示画面上に設けた高度差表示領域13には、「+
130ft」(130フィート上昇せよ)、あるいは、
「−130ft」(130フィート下降せよ)というよ
うに、パイロットへの指示内容が具体的数値の形で表示
される。
7の表示画面上に設けた高度差表示領域13には、「+
130ft」(130フィート上昇せよ)、あるいは、
「−130ft」(130フィート下降せよ)というよ
うに、パイロットへの指示内容が具体的数値の形で表示
される。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の精測レー
ダ指示装置によれば、進入誘導中の目標機とクライドパ
スとの高度差、即ち、クライドパスからのずれを具体的
な数値で表示するようにしたので、管制官は、従来のよ
うな高度の予測判断を要せずに、「何フィート上昇」あ
るいは「何フィート下降」と具体的に指示することがで
き、管制官の負担を大幅に軽減できる。即ち、管制官
は、高度の熟練を積まなくとも、早期にクライドパスへ
の誘導ができる効果がある。
ダ指示装置によれば、進入誘導中の目標機とクライドパ
スとの高度差、即ち、クライドパスからのずれを具体的
な数値で表示するようにしたので、管制官は、従来のよ
うな高度の予測判断を要せずに、「何フィート上昇」あ
るいは「何フィート下降」と具体的に指示することがで
き、管制官の負担を大幅に軽減できる。即ち、管制官
は、高度の熟練を積まなくとも、早期にクライドパスへ
の誘導ができる効果がある。
【図1】本発明の一実施例に係る精測レーダ指示装置の
構成ブロック図である。
構成ブロック図である。
【図2】本発明の精測レーダ指示装置の表示例を示す図
である。
である。
1 目標ビデオ位置入力部 2 高度計算部 3 グライドパス高度計算部 4 高度差計算部 5 マップ発生部 6 表示制御部 7 精測指示部 8 精測レーダ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 マップ発生部から進入路の表示に要する
データが入力されると共に、キー入力に応答して精測指
示部から目標ビデオの表示位置データを取り込み、両デ
ータからなる位置情報データを出力する目標ビデオ位置
入力部と;前記位置情報データから目標の高度を求める
高度計算部と; 前記位置情報データから目標と同一距
離での高低進入路の高度を求めるグライドパス高度計算
部と; 前記両計算部の出力を受けて目標と高低進入路
との高度差を求め、それを表示制御部へ出力する高度差
計算部と; を備えたことを特徴とする精測レーダ指示
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3183787A JPH0511041A (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 精測レーダ指示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3183787A JPH0511041A (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 精測レーダ指示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0511041A true JPH0511041A (ja) | 1993-01-19 |
Family
ID=16141928
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3183787A Pending JPH0511041A (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 精測レーダ指示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0511041A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07167941A (ja) * | 1993-12-15 | 1995-07-04 | Nec Corp | 精測進入レーダにおける表示方法及び表示装置 |
JP2009145134A (ja) * | 2007-12-12 | 2009-07-02 | Toshiba Corp | 精測進入レーダシステム |
-
1991
- 1991-06-28 JP JP3183787A patent/JPH0511041A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07167941A (ja) * | 1993-12-15 | 1995-07-04 | Nec Corp | 精測進入レーダにおける表示方法及び表示装置 |
JP2009145134A (ja) * | 2007-12-12 | 2009-07-02 | Toshiba Corp | 精測進入レーダシステム |
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