JPH05109562A - 巻鉄心の巻回方法及び巻回装置 - Google Patents

巻鉄心の巻回方法及び巻回装置

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JPH05109562A
JPH05109562A JP29836091A JP29836091A JPH05109562A JP H05109562 A JPH05109562 A JP H05109562A JP 29836091 A JP29836091 A JP 29836091A JP 29836091 A JP29836091 A JP 29836091A JP H05109562 A JPH05109562 A JP H05109562A
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文雄 河瀬
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 非晶質磁性合金薄帯2を積層体ブロック毎に
分割し、巻取枠23に巻込ベルト25の圧接力を利用し
て巻回することにより、巻鉄心を形成するようにしたこ
とを目的とする。 【構成】 フープ状の非晶質磁性合金薄帯2を複数枚ず
つ重ね合せて事前に設定した長さ寸法で切断して鉄心素
板11を形成し、この鉄心素板11を所定枚数積層して
単位積層体を形成し、この単位積層体を更に複数層重合
して積層体ブロックを必要数設け、前記積層体ブロック
を個別に巻取枠に巻込みベルトの圧接力を利用して順次
巻回して巻鉄心を形成することにより、非晶質磁性合金
薄帯2からなる鉄心材料をその特性を損うことなく効率
的に巻回して巻鉄心の生産性を向上するようにしたこと
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、非晶質磁性合金薄帯か
らなる1ターンカット形巻鉄心の巻回方法及び巻回装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、配電用変圧器等に使用する巻鉄心
には、低損失の鉄心材料としてけい素鋼帯に代え非晶質
磁性合金薄帯(以下、単に磁性薄帯と称する。)を用い
ることが種々検討されており、現在では実用化に向けて
鋭意開発が進められている。この磁性薄帯は、従来のけ
い素鋼帯と比較して鉄損及び励磁電流が非常に小さく優
れた磁気特性を備え、変圧器の巻鉄心の材料としては最
適である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然るに、前記磁性薄帯
は、製法上の関係から従来のけい素鋼帯と同じ厚さで製
造することができず、その厚さはけい素鋼帯の約1/1
0と極端に薄く、又、非常に脆い性質を有している。従
って、磁性薄帯を使用して巻鉄心を巻回する場合、当初
は磁性薄帯を連続巻回するノーカット方式の巻鉄心を製
造することが多かった。しかし、磁性薄帯は非常に薄く
製せられているので、けい素鋼帯と同様の巻回を行った
場合、即ち、鉄心の占積率を向上させるために、ある程
度のテンションを与えて巻回すると、磁性薄帯が破断し
たり、欠落したりすることが多く、円滑な巻回を行うこ
とが困難であった。従って、巻回に際しては、磁性薄帯
のテンションを、磁性薄帯が破断しないように抑制しな
がら、比較的ゆっくりした巻回速度で巻回しなければな
らなかったので、巻回作業は非常に手間がかかり面倒で
あった。又、巻回された巻鉄心も、巻回時のテンション
が抑制されている関係上、鉄心の占積率が低下し、巻鉄
心が大形化するという問題があった。
【0004】前記の問題点に鑑み、ノーカット方式に代
えて変圧器の巻線に、1ターン毎に切断した単位鉄心を
挿入して鉄心組立を行う1ターンカット方式で巻鉄心を
製造することも提案されている。この方式で巻鉄心を巻
回するときは、巻回する磁性薄帯を、例えば、鉄心の内
側の周長を基準として、これより2πtに相当する寸法
だけ順次長くして一枚ずつ切断し、これを巻回積層して
いたので、この方式においても作業性が非常に悪く、巻
鉄心の生産性を阻害する大きな要因となっていた。
【0005】更に、前記の問題点を解決するために、例
えば、磁性薄帯をノーカット方式の如く円形に所定厚さ
巻回した後、この円形鉄心の1ヶ所を砥石等のカッタで
半径方向に切断し、前記切断した鉄心を一旦帯状に展延
し、帯状となった鉄心の両端部分を所定厚のブロックに
分割した状態で順次階段状にずらし、この状態で、各ブ
ロック毎に帯状の鉄心を円形又は矩形状に整形してその
両端を階段状に重ね合せ接合する等して巻鉄心を形成す
ることも考えられるが、この場合においても、磁性薄帯
は非常に薄く、かつ、脆いため、切断作業時カッタによ
る円滑な切断が行えず、切断面が鋸刃状となったり、切
断端が欠落することが多いため、帯状に展延した状態か
ら矩形状に巻回形成するとき、接合部に大きな空隙が生
じたり、破片が散在する等、巻鉄心の製作作業が迅速・
良好に行い難い問題があった。又、切断面が高温化し、
鉄心特性に悪影響を与えるおそれがあった。その上、磁
性薄帯は平滑度が高いため滑りやすく、従って、巻鉄心
を巻層したとき、その軸方向の積層端面が不揃いとなり
やすく、この状態で、巻鉄心を製作した場合、変圧器の
運転中に不揃い部分の鉄心片が振動して騒音を発した
り、前記鉄心片が欠落して巻線の絶縁劣化を誘発すると
いう懸念もあった。
【0006】本発明は前記の種々の問題点に鑑み、磁気
特性は非常に優れているものの、鉄心材料としてはその
取扱いが極めて困難な磁性薄帯を用いて、1ターンカッ
ト方式の巻鉄心をその鉄心特性を損うことなく、効率的
に、しかも、簡易に製造可能とした巻鉄心の巻回方法及
び巻回装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は1ターンカット
方式の巻鉄心の巻回に際して、あらかじめ、巻戻し装置
にて巻戻しされた複数枚の磁性薄帯を重ね合わせた状態
で同一長さ寸法により複数回数切断して鉄心素板を形成
するとともに、更に、前記鉄心素板を基準となる巻鉄心
の周長に、例えば、2πtに相当する長さ寸法だけ順次
長くなるようにずらして装置により切断し、前記切断さ
れた同一長さ寸法の鉄心素板を積層することにより、単
位積層体を揃え台上にて、長さ寸法が異なる毎に、整列
定規を用いて複数個の単位積層体を順次階段状にずらし
て1個の積層体ブロックを形成し、この積層体ブロック
をブロック毎に送出機構に挟持させ、該機構の駆動によ
り、共動回転して前記積層体ブロックを無端状の巻込ベ
ルトにて駆動回転する巻取枠を備えた巻取枠駆動装置の
巻込位置まで送り出すとともに、巻取枠駆動装置の巻込
みベルトによって駆動する巻取枠に直接あるいは、既に
巻回した積層体ブロックの外周に、該積層体ブロックの
重ね合せ接合部がずれないように所定の位置に保持させ
て巻回する。以上の動作を制御装置からの指令信号に基
づいて所定回数繰り返すことによって1ターンカット方
式の巻鉄心を巻回し、このあと、巻取枠を巻取枠駆動装
置から取外し、前記巻取枠の巻鉄心に対する固定を少し
緩めて巻鉄心自体の積層端面の不揃部分を整列させてか
ら、再度前記巻取枠の巻鉄心に対する固定を行って1タ
ーンカットの巻鉄心を巻回するようにしたことを特徴と
する。
【0008】
【作用】本発明によれば、磁性薄帯を複数枚重ね合せて
切断し、これを一旦所定の厚さとなるまで積層して積層
体ブロックを形成し、この積層体ブロックを順次ブロッ
ク毎に送出機構にて巻取枠駆動装置に送り込んで、巻取
枠に連続的に巻回して巻鉄心を構成するようにしたの
で、先ず、磁性薄帯を複数枚毎に重合して切断すること
により、鉄心素板を形成するため、その切断は良好に切
断でき、しかも、巻回に際しては、複数枚の同一寸法の
鉄心素板を単位積層体となして、これを長さ寸法が異な
る順序で複数個組合せて積層体ブロックを形成してか
ら、巻取枠駆動装置によって巻取枠に各ブロック毎に自
動巻回することができるようになっているので、巻回作
業は良好に、しかも、機械化、自動化を促して行うこと
ができ、この種巻鉄心の生産性を大幅に向上させること
ができる。その上、巻回時に生ずる積層端面側の不揃部
分は、巻取枠の固定を緩めることによって容易に整列さ
せることが可能となり、積層端面の不揃部分が破損する
ことによって生ずる問題も良好に解決することができ
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1ないし図7によ
り説明する。図1及び第2図は本発明の巻回装置の概略
構成を示すもので、図2において、1はフープ材として
磁性薄帯2を所定の長さづつ巻戻しを行う巻戻し装置
で、前記磁性薄帯2はそれぞれ図示しない電動機によっ
て駆動するドラム3に巻取られており、本実施例では、
磁性薄帯2を5枚重ねて切断する関係上、磁性薄帯2を
フープ状に巻取ったドラム3を5個使用した例によって
説明する。各ドラム3に巻取られた磁性薄帯2は、ドラ
ム3を電動機にて磁性薄帯2を巻戻す方向に駆動させる
ことにより、それぞれガイドローラ4,5を介して切断
装置9側に巻戻される。そして、前記個々にドラム3か
ら巻戻された磁性薄帯2は、図2で示すように、巻戻し
装置1の終端側のガイドローラ5の位置において、自重
によりループ状に一旦弛ませて5枚重ねとする。前記ル
ープ状に弛ませた磁性薄帯2のループLの長さ設定は、
例えば、図示しない発光素子と受光素子とからなり、ル
ープLの下方端が所定の長さ垂下すると、発光素子の光
が磁性薄帯2に遮ぎられ受光素子に受光されなくなった
とき、前記受光素子から発する信号にてドラム3を駆動
する電動機を停止させて磁性薄帯2の巻戻しを一旦中止
し、逆に、発光素子の光を受光素子が受光したときは電
動機を起動させて磁性薄帯2の巻戻しを行わせることに
よってループLの長さを設定する。
【0010】前記ループ状に弛ませた磁性薄帯2は、5
枚重ねとなした状態で、ガイドローラ6,ガイド金具7
を介して磁性薄帯送込装置8によって切断装置9側に送
出するもので、前記ガイド金具7は5枚重ねとした磁性
薄帯2が個々にその幅方向に揺動しないように案内する
ものであり、例えば、縦断面がコ字状に形成されてお
り、又、磁性薄帯送込装置8は、従動ローラ8aと電動
機M1 にて駆動するロータリエンコーダRE1 を具備し
た駆動ローラ8bとによって構成され、前記電動機M1
は後述する制御装置Sからの指令信号によってその回転
数が設定されている。更に、前記切断装置9は固定カッ
タ9aと、可動カッタ9bとからなり、この切断装置9
も磁性薄帯送込装置8と同様に前記制御装置Sからの指
令信号にて駆動するように構成されている。
【0011】つづいて、図2,図3において、10は切
断装置9により切断された複数枚(5枚)の磁性薄帯2
からなる鉄心素板11を載せる載置台であり、12は前
記載置台10の手前側に載置台10と一体的に形成した
鉄心素板11の揃え台である。そして、本実施例におい
ては、切断装置9により切断された複数枚(5枚)の鉄
心素板11は、例えば、6回同じ長さ寸法で切断したも
のを順次載置台10から図3に示す揃え台12上に移
し、例えば、直角形の整列定規13を用いて前記複数枚
の鉄心素板11を同一位置に整列・積層する。このよう
に、切断された同一長さ寸法の鉄心素板11を複数枚
(本例では30枚)整列定規13により整列させて一つ
の単位積層体11aを形成する。前記のように、一つの
単位積層体11aに相当する長さ寸法の鉄心素板11の
切断が終了すると、次の単位積層体11bを形成するた
めの鉄心素板11の切断が前記同様にして行われる。こ
の際、切断される鉄心素板11の長さ寸法は、例えば、
図5に示す巻鉄心Tの接合部T1 を突合せ接合するとき
は、前回の長さ寸法に2πt(tは単位積層体の積層
厚)を加算した長さとなり、この長さ寸法は制御装置S
から出力される指令信号により磁性薄帯送込装置8を駆
動させて、磁性薄帯2を前記長さ寸法分だけ切断装置9
側に送出し、次層の単位積層体11bを形成するための
鉄心素板11を切断する。そして、前記単位積層体11
bの形成に際しては、前層の単位積層体11aとの接合
部T1 の位置をずらすために、図3のように、単位積層
体11a上の整列定規13の隅角部に板状の位置決め定
規14を当がい、この定規14に一方端を当接させて次
層の単位積層体11bを、前層の単位積層体11a上に
一定の寸法(定規14の幅寸法分)だけ長さ方向にずら
して整列・積層するものである。このように、単位積層
体11a,11b───を階段状にずらした状態で複数
層積層して図1に示す積層体ブロック15を設ける。
【0012】次に、図1で示す16は積層体ブロック1
5を巻取枠駆動装置17に送り出すためのブロック送出
装置で、該送出装置16は積層体ブロック15を乗載す
るために揃え台12と近接又は一体的に設けた乗載台1
8と、乗載台18の前方(巻取軸駆動装置17側)に設
置されて積層体ブロック15を挟持して送出するための
送出ローラ19aと押圧ローラ19bと、該押圧ローラ
19bを所定の圧力で押圧するシリンダ19cとからな
る送出機構19と、シリンダ20によって昇降し、積層
体ブロック15の乗載位置を設定するためのストッパー
装置21と、更に、例えば、乗載台18の下側に取付け
られて乗載台18上の積層体ブロック15の有・無を検
出する、例えば、発光素子と受光素子とを備えた積層体
検出センサ22とによって構成されており、これら送出
機構19及びストッパー装置21は、ともに、積層体検
出センサ22により積層体ブロック15が検出された時
点から一定時限後、制御装置Sからの指令信号にて巻取
枠駆動装置17と共動して積層体ブロック15の送出し
を行うものである。
【0013】又、前記した巻取枠駆動装置17は、巻取
枠23を取外し自在に止着した巻軸24と、該巻取枠2
3に巻取られた積層体ブロック15aの外周側を囲み押
え付けてこれを回転駆動させる無端状の巻込ベルト25
と、この巻込ベルト25を回転移動可能に架張するため
に配設された複数個のガイドローラ26と、該巻込ベル
ト25と摺接回転可能に取付けたロータリエンコーダR
2 と、ガイドローラ26の一つと駆動連結されて巻込
ベルト25を回転移動させる電動機M2 と、更に、巻込
ベルト25に常に一定の張力を付与するためのシリンダ
27とによって構成されている。なお、RE1 のロータ
リエンコーダは駆動ローラ8bの回転数を検出し、又、
RE2 のロータリエンコーダは、巻取枠23に一つの積
層体ブロックを巻回したことを検出するためのものであ
る。又、巻取枠駆動装置17とブロック送出装置16と
は、電動機M2 と連結するガイドローラ26と送出ロー
ラ19aとをベルト等の駆動伝達手段28によって連結
することにより、共動駆動可能に連結されている。
【0014】図6において、23は前記巻取枠駆動装置
17の巻軸24に取付けられる巻鉄心T巻回用の巻取枠
を示し、この巻取枠23は、図6,図7で示すように、
上端部にねじ部31aを螺設した巻芯31の下部には外
周面をテーパー状となした円形板32を固着し、上部に
は円形板32と同様に外周面にテーパー部を備え、か
つ、該円形板32と同一半径で形成された昇降板33を
上下動可能に嵌合し、前記昇降板33と円形板32の外
周には、内側の上下部に昇降板33等の外周面のテーパ
ー部と合致するテーパー面を備えて、例えば、図7に示
すように、4つに分割された弧状の取付枠体34が円形
状に配置されており、これら各取付枠体34は図6のよ
うに、外側の上下部に凹設した凹溝35に、例えば、C
字状の板ばね36,36aを遊合させると、そのばね作
用により、前記各取付枠体34は図6,図7のように、
円形板32及び昇降板33の外周面に沿って円形状態に
保持される。そして、前記巻芯31のねじ部31aにナ
ット37を螺合してこれを昇降板33の方向にねじ込む
と、昇降板33の軸筒38が巻芯31に沿って降下し、
取付枠体34を、その下部の円形板32と当接する部位
を支点として板ばね36の力に抗して外方に拡開し、逆
に、ナット37を上方に戻して昇降板33を上動させる
と、各取付枠体34の上部は、前記と逆に板ばね36,
36aのばね圧によって巻芯31側にすぼまる。このよ
うに、巻取枠23はナット37を巻芯31のねじ部31
aに螺合して昇降板33を上下動することにより、各取
付枠体34をその下端部を支点として開拡及び縮小方向
に移動させることができるように構成されており、巻鉄
心Tの巻回時における使用に際しては、各取付枠体34
の上,下部の径寸法が同径となるように図6の如く、垂
直に保持させる。この際、図7で示すように、各取付枠
体34は隣接する取付枠体34との間で間隙Pが形成さ
れるが、これは、ナット37の締付度合を調整して昇降
板33を上,下動させることによって、該昇降板33に
より各取付枠体34を円形板32を支点として垂直保持
させるために生ずるものである。
【0015】次に図4に示す制御装置Sの概略ブロック
図により、本発明製造装置の各部位における制御系につ
いて説明する。図中、40は演算及び制御機能を具備し
た、例えば、マイクロコンピュータからなるコントロー
ラで、このコントローラ40には、事前に巻取枠23に
巻回される積層体ブロック15a,15───の周長に
基づいて鉄心素板11を切断する長さの設定と、1積層
体ブロックに使用する鉄心素板11の使用枚数の設定及
びこれに伴う磁性薄帯2の送り長さの設定と、切断装置
9の1積層体ブロック当りに使用する鉄心素板11の切
断回数と、鉄心素板11の切断開始及び終了時期の設定
と、図1に示す積層体検出センサ22からの検出信号を
受けて押圧ローラ19bを昇降させるシリンダ19c及
びストッパー装置21を上下動させるシリンダ20との
駆動時期及び駆動時間の設定と、巻取枠駆動装置17の
駆動時期と駆動時間の設定と、更に、巻取枠23に巻回
する積層体ブロックの巻回数の設定と、該積層体ブロッ
クの各巻回層における巻込位置の設定等を指令信号によ
って出力するプログラムが記憶させてある。
【0016】そして、図4中、41はコントローラ40
からの指令によって所定のパルスを発生するパルス発生
器、42はパルス発生器41から出力するパルス数と、
ロータリエンコーダRE1 から出力されるパルス数との
差を減算してその差分をD/A変換器43に出力すると
ともに、前記差分が0となったとき、その信号をコント
ローラ40に出力して該コントローラ40を待機状態に
保持させる偏差カウンタで、前記D/A変換器43に出
力されたパルス信号は、デジタル信号をアナログ信号に
変換して磁性薄帯送込装置8の電動機M1 に出力され、
該電動機M1 をパルス発生器41から出力されるパルス
数に相当する回転数だけ駆動する。又、44はコントロ
ーラ40からの出力に基づいて所定のパルスを発生する
パルス発生器で、45は前記パルス発生器44から出力
するパルス数と、ロータリエンコーダRE2 から出力す
るパルス数との差を減算してその差分をD/A変換器4
6に出力するとともに、前記差分が0となったとき、こ
れをコントローラ40に出力してコントローラ40を待
機状態に保持させる偏差カウンタで、D/A変換器46
に出力されたパルス信号は、アナログ信号に変換して巻
取枠駆動装置17の電動機M2 に出力され、該電動機M
2 を駆動する。
【0017】次に、本発明の作用について説明する。先
ず、コントローラ40より、巻取枠23に最初に巻回す
る積層体ブロック15aの周長に相当する指令信号がパ
ルス発生器41に出力されて電動機M1 を起動し、磁性
薄帯送込装置8を駆動する。この結果、ドラム3から巻
戻しされた5枚重ねの磁性薄帯2は従動ローラ8aと駆
動ローラ8aとに挟持した状態で、コントローラ40か
らの指令信号に相当する長さ分だけ切断装置9側に送り
込まれる。磁性薄帯2が所定の設定長さ分送り込まれる
と、コントローラ40からの指令で電動機M1 は一旦停
止する。これは、図6で説明したように、コントローラ
40からの指令信号によって出力されるパルス数に相当
する回転数だけ電動機M1が駆動したことを意味するも
のである。切断装置9に送り込まれた磁性薄帯2は、コ
ントローラ40からの指令信号により作動する可動カッ
タ9bにより切断して5枚1組の鉄心素板11を形成す
る。前記切断が終了すると、再びコントローラ40から
の指令信号により磁性薄帯2が前回と同じ長さ分だけ磁
性薄帯送込装置8によって切断装置9に送り込まれる。
これらの動作、即ち、磁性薄帯2の、送込み、切断は事
前にコントローラ40に設定したプログラムによって実
行される。そして、前記5枚1組で、かつ、同寸法の鉄
心素板11を、本例では6回(計30枚)設けることに
よって単位積層体11aを形成するもので、この切断回
数はコントローラ40にて事前に、プログラム設定して
ある。前記切断された鉄心素板11は切断の都度載置台
10から揃え台12台上に、例えば、手作業で移動させ
て図3のように整列定規13により、鉄心素板30枚を
整列させて1組の単位積層体11aを形成する。
【0018】前記のように、1組の単位積層体11aを
形成する鉄心素板11の切断が終了すると、コントロー
ラ40からは、単位積層体11bを形成するための鉄心
素板11の切断を開始する指令信号が出力される。この
際の指令信号は、前回の単位積層体11aの切断長に例
えば、2πtを加算した長さであり、これも事前にコン
トローラ40にてプログラム設定されており、前記同
様、磁性薄帯送込装置8及び切断装置9を交互に6回駆
動させて第2の単位積層体11bを形成するための鉄心
素板11を切断する。前記切断された鉄心素板11は、
その都度図3のように、第1の単位積層体11aの上に
位置決め定規14を当てがって、前記単位積層体11a
とは2πtと定規14の幅寸法分だけ鉄心素板11をそ
の長手方向にずらした状態で積層して第2の単位積層体
11bを形成する。このように、コントローラ40から
の指令信号に応じてドラム3から、巻戻しされた磁性薄
帯2を送込装置8により順次切断装置9に送りこれを切
断することにより、事前にコントローラ40にプログラ
ムした所定数の単位積層体11a,11b───を揃え
台12上で整列させて1つの積層体ブロック15を形成
する。
【0019】前記のようにして形成した所定数の単位積
層体11a,11b───からなる積層体ブロック15
(図1参照)は、図1で示すように、揃え台12上から
図1に示す乗載台18に移す。この際、コントローラ4
0からの指令信号によって乗載台18上のブロック送出
機構16の押圧ローラ19bは上動しており、かつ、ス
トッパー装置21は上動状態にあるため、前記積層体ブ
ロック15は円滑にその送出方向の先端をストッパー装
置21に当接して位置決めを行うことができる。そし
て、前記積層体ブロック15を乗載台18に載せると、
これを積層体検出センサ22が検出し、その検出信号は
コントローラ40に出力される。コントローラ40は前
記検出信号を受けると、一定時限後シリンダ19cに降
下指令の信号を出力して押圧ローラ19bを下降させて
積層体ブロック15を送出ローラ19aとの間で挟持す
る。同時にストッパー装置21のシリンダ20にもコン
トローラ40から下降指令の信号が出力されてストッパ
ー装置21を降下させ、積層体ブロック15との係止を
解く。
【0020】前記のように、コントローラ40からシリ
ンダ19c,20に指令信号が出力されて押圧ローラ1
9b、ストッパー装置21を降下させると、更に、コン
トローラ40より電動機M2 を起動し、巻取枠駆動装置
17と送出機構16とを駆動させる。この結果、乗載台
18上の積層体ブロック15は、送出ローラ19aの回
転によって巻取枠駆動装置17の巻込位置に送出され
る。一方、巻取枠駆動装置17は巻込ベルト25の移動
によって、巻込ベルト25によって外周面が巻込ベルト
25の張力により圧接されて囲まれた巻取枠23(本例
では図1のように積層体ブロック15aを巻回した例で
示してある。)を、既に巻取られた積層体ブロック15
aを介して回転させ、前記巻込位置まで送出された積層
体ブロック15を、既に巻回した積層体ブロック15a
の外周に案内しながら圧接して巻取る。積層体ブロック
15の巻取りが終了すると、電動機M2 は巻取枠23を
次の巻取位置まで移動させた状態で起動指令の信号が解
除されるため停止する。一方、ブロック送出機構16の
各シリンダ19c,20は前記電動機M2 の起動が停止
すると、コントローラ40からの指令信号を受けて原位
置、即ち一定の高さまで上昇して次の積層体ブロックの
送出に備える。以上説明したブロック送出機構16と巻
取枠駆動装置17の駆動指令及び停止指令はすべてコン
トローラ40に事前に設定したプログラムによってシー
ケンス制御されている。又、積層体ブロックの巻取回数
も同様にプログラム設定されているので、積層体ブロッ
クを順次乗載台18に載せる毎に、これを積層体検出セ
ンサ22が検出してその検出信号をコントローラ40に
出力するようになっているため、積層体ブロックは揃え
台12上で積層した順序で順次ブロック送出機構16に
各ブロック毎に乗載することにより、巻取枠23に自動
的に、かつ、巻取位置を設定して巻取ることができる。
特に、積層体ブロックの巻込位置は、前層の積層体ブロ
ックの周長とその板厚を加算した値が事前にコントロー
ラ40にプログラム設定されているので、巻鉄心Tの接
合部T1 はその位置ずれを起こすことなく、円滑・良好
に巻鉄心Tの巻回を行うことができる。
【0021】一方、磁性薄帯2の切断については、その
切断する長さは事前にコントローラ40にてプログラム
設定されているため、即ち、巻回する積層体ブロックに
対応して磁性薄帯2の切断する長さ寸法がプログラム設
定されているので、前記積層体ブロックを巻回する都
度、次に巻回するための積層体ブロックを形成する鉄心
素板11を順次形成することが可能となり、この結果、
鉄心素板11を手作業で積層して単位積層体を形成しな
がら積層体ブロックを設ける工程を除いては、磁性薄帯
2の切断から、その巻回作業をほぼ自動化することがで
き、巻鉄心Tの巻回作業を効率的に行うことができる。
その上、巻回作業は積層体ブロック毎に行うため、巻回
回数の減少がはかれ、これによって、巻回中に積層体ブ
ロックがずれたりして接合部T1 の位置が定位置より逸
脱するのを良好に防ぐことができる。
【0022】前記のようにして巻鉄心Tの巻取りが終了
したら、巻軸24から巻取枠23を取り外す。そして、
巻取られた巻鉄心Tの積層端面が不揃いとなっていると
きは、巻芯31に螺合したナット37をゆるめて取付枠
体34の上端側を板ばね36の力により巻芯31側にす
ぼめて巻鉄心Tの固定を少し弱め、この状態で、図6の
ように巻鉄心Tを直立させると、巻鉄心Tは、その自重
によって不揃となっている巻鉄心T下側の積層端面を整
列させて正揃するようにする。積層端面の正揃いが完了
すれば、ナット37を原位置まで締め直して巻鉄心Tを
再度固定する。この結果、巻鉄心Tの積層端面の不揃い
によって生ずる磁性薄帯2の欠落等の問題も解決するこ
とが可能となる。
【0023】なお、巻鉄心Tの巻回に際しては、その最
内周と最外周にけい素鋼帯を当てがって積層体ブロック
の巻取りを行うことにより、巻鉄心Tは剛性を強くして
巻回することができる。又、コントローラのプログラム
設定によって、磁性薄帯2の切断と積層体ブロックの巻
取り作業とを個別に分離、即ち、積層体ブロック、ある
いは、単位積層体のみを事前に1台の巻鉄心Tを巻回す
る数量だけ準備し、これを集中的にブロック毎に巻取る
ことにより、巻鉄心Tを巻回するようにしても本発明は
成立するものである。
【0024】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、非晶質磁
性合金薄帯を用いて巻鉄心を巻回する場合、非常に薄く
て脆い非晶質磁性合金薄帯を複数枚重ね合せて切断した
鉄心素板を、数組積層して同一長さ寸法の単位積層体を
形成し、次に、前記単位積層体の板厚分を加算した長さ
の鉄心素板を切断して前記同様の単位積層体を、それぞ
れ該単位積層体の板厚分だけ階段状に順次ずらして1組
の積層体ブロックを形成し、この積層体ブロックを各ブ
ロック毎に順次巻取枠に送り出し、積層体ブロックの外
周を巻込ベルトで囲んだ状態で前記巻取枠に圧接しなが
ら巻込むことによって非晶質磁性合金薄帯からなる巻鉄
心の巻回を行うようにしたので、次に示すような効果を
有する。
【0025】(1)、本発明においては、鉄心材料とし
ての非晶質磁性合金薄帯の送り込みから、切断、積層体
ブロックの送り出し、巻取りまでの工程(作業)がほぼ
自動化できるので、非晶質磁性合金薄帯のように取扱い
が困難な鉄心材料を使用しての巻鉄心の製作が容易とな
り、従前のように、一枚づつ切断した鉄心材料を巻回す
る場合や、あらかじめ円形に巻回したものを縦断し、こ
れを再度接合部(切目)を順次ずらしながら円形に巻回
する場合に比べて、この種巻鉄心の生産性を著しく向上
させることができる。
【0026】(2)、又、本発明は単位積層体を階段状
にずらして形成した積層体ブロックを、ブロック毎に区
分してこれを個々に巻取枠に巻込ベルトを介在させて巻
込むことができるため、巻取作業が大幅に低減できると
ともに、積層体ブロックは事前に単位積層体を複数層に
わたり階段状にずらして重合したものを、ブロック毎に
区分して個々に巻込むようになっているので、各積層体
ブロックの巻込みに当り、巻鉄心の接合部のずれを良好
に抑制して、規則正しく巻取ることができるため、巻鉄
心の寸法精度、占積率を従前に比べて著しく向上させ、
鉄心特性に優れた巻鉄心の巻回を行うことができる。
【0027】(3)、更に、非晶質磁性合金薄帯は複数
枚を重ね合せて切断する構造が採用されているため、従
来のように、切断に伴う弊害が回避できることはもとよ
り、切断した鉄心素板を適当枚数積層した単位積層体を
所定の厚さに重合して形成した積層体ブロックを個々に
巻取るようにした方策が採用されている関係上、巻取り
に際して巻込ベルトが積層体ブロックを巻取枠側に圧接
するものの、積層体ブロック自体は所定の板圧を備えて
いるので、巻込ベルトの力によって機械的な歪等鉄心特
性に悪影響を与える問題を解消することが可能となる
等、鉄心特性に優れた巻鉄心を効率的に生産することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の巻回装置の要部を示す巻取枠駆動装置
の概略構成図である。
【図2】本発明の巻回装置の要部をなす磁性薄帯巻戻し
装置の概略構成図である。
【図3】図2の平面図である。
【図4】図1,図2の実施例に適用した本発明における
制御系統を示すブロック図である。
【図5】本発明において巻回された巻鉄心の斜視図であ
る。
【図6】本発明に使用する巻取枠の縦断面図である。
【図7】図6の平面図である。
【符号の説明】
2 非晶質磁性合金薄帯 8 磁性薄帯送込装置 9 切断装置 11 鉄心素板 11a 単位積層体 12 揃え台 13 整列定規 15 積層体ブロック 16 ブロック送出機構 17 巻取枠駆動装置 18 乗載台 23 巻取枠 25 巻込ベルト T 巻鉄心

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フープ状の非晶質磁性合金薄帯を複数枚
    重ね合せてこれを所定枚数まで同一寸法で切断し、か
    つ、これを積層して単位積層体を形成する工程と、前記
    の単位積層体と比べてその積層厚の2πtに相当する寸
    法分だけ非晶質磁性合金薄帯の切断する長さ寸法を順次
    長くして形成した複数の単位積層体を順次階段状に積層
    することにより所定厚さの積層体ブロックを必要数形成
    する工程と、前記積層体ブロックを順次巻取枠に送り込
    み該積層体ブロックの外周を巻込ベルトで囲んで前記巻
    取枠に巻込む工程とを備え、前記各工程をシーケンス制
    御させて非晶質磁性合金薄帯を各積層体ブロック毎に巻
    回するようにしたことを特徴とする巻鉄心の巻回方法。
  2. 【請求項2】 非晶質磁性合金薄帯からなるフープ材を
    複数枚重合して切断装置に事前に設定された長さ分だけ
    送り込むための磁性薄帯送込装置と、前記給送された非
    晶質磁性合金薄帯を前記設定された長さで順次切断して
    鉄心素板を形成する切断装置と、切断された所定長さの
    鉄心素板を必要枚数毎に整列定規等を用いて単位積層体
    を形成するとともに、この単位積層体を更に複数層重合
    させて積層体ブロックを形成させるための揃え台と、前
    記揃え台上で重合した積層体ブロックをブロック毎に送
    り出すための送出機構と、更に、送出機構から送出され
    る前記積層体ブロックを巻込むための巻取枠とその外周
    を囲繞するように囲む巻込ベルトとからなる巻取枠駆動
    装置とを備え、前記巻取枠駆動装置と送出機構とを共動
    可能に駆動結合し、前記送込装置と、切断装置と、送出
    機構と、巻取枠駆動装置とを制御装置からの指令信号に
    よりシーケンス制御させて巻鉄心を巻回するようにした
    ことを特徴とする巻鉄心の巻回装置。
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