JPH0510613Y2 - - Google Patents

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JPH0510613Y2
JPH0510613Y2 JP742090U JP742090U JPH0510613Y2 JP H0510613 Y2 JPH0510613 Y2 JP H0510613Y2 JP 742090 U JP742090 U JP 742090U JP 742090 U JP742090 U JP 742090U JP H0510613 Y2 JPH0510613 Y2 JP H0510613Y2
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、道糸に、鉤がつながつているハリ
スを簡単に取り付けると共に、道糸とハリスとの
結び目を無くして糸が切断されることを防止し、
更に、ハリスの道糸への取り付け位置を簡単に変
えることのできるハリス用固定具に関する。
(従来の技術) 従来、きんめ鯛、あこう鯛等の深物と呼ばれる
魚を釣り上げるには、仕掛けとして、道糸に、鉤
がつながつているハリスを、例えば、50本から
100本程度所定の間隔をおいて取り付けていた。
このとき、道糸へのハリスの固定は、糸のからみ
を防ぐ接続具を利用したときには、第5図に示
すように、道糸aに複数のみつかん20を結び付
け、このみつかん20にハリスbを結ぶ手段が利
用されていた。
また、第5図に示すように、道糸aにハリス
bを直接結び付ける手段も利用されていた。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、例えば、第5図に示すみつか
ん20を利用した仕掛けでは、道糸aにみつかん
20を取り付ける糸の結び目から、道糸aが切れ
易かつた。これは、深物の魚を釣り上げる仕掛け
として、例えば、道糸aにハリスbを100本取り
付けているときには、道糸aの最も釣竿寄りに取
り付けたみつかん20の道糸aとの結び目に、最
大、100匹分の魚を引き上げる重量が加わるため、
道糸aとみつかん20の結び目が、極めて切れ易
くなるからである。勿論、ハリスbの鉤に大型の
魚が掛つたときには、各みつかん20に取り付け
ているそれぞれのハリスbの結び目も切れ易かつ
た。また、第5図に示すように、道糸aにハリ
スbを直接結び付けたときにも、その結び目自体
の存在により道糸aとハリスbが切れ易かつた。
更に、第5図に示すみつかん20を利用した
仕掛けや、第5図に示す道糸aへハリスbを直
接結び付ける仕掛けでは、その結び目が多くなる
ため、仕掛けの作成が非常に面倒であつた。加え
て、一旦仕掛けを作製したときには、海の深さや
潮流等に応じて、ハリスbの取り付け位置を変え
る際、いちいち道糸aを切断したり、ハリスbの
結び目をほどいて再度結び直さなければならず、
仕掛けの作成作業が非常に煩雑であつた。
そこで、この考案は、道糸に、鉤がつながつて
いるハリスを簡単に取り付けると共に、道糸とハ
リスとの結び目を無くして、糸が切断されること
を防止し、更に、ハリスの道糸への取り付け位置
を簡単に変えることのできるハリス用固定具を提
供するものである。
(課題を解決するための手段) 本考案は、上述した技術的課題を解決するた
め、道糸を通す貫通孔を穿設し、先端部に押部を
設けた棒状の押圧体と、同じく道糸を貫通させる
貫通孔を底部に有して前記押圧体を先端部側から
螺入する略有底筒状で内部を受室とした保持体
と、一端にハリスを取り付ける接続具とからな
り、前記押圧体の保持体への螺入で前記接続具の
他端を押圧体と保持体開口端とにより挟持取り付
け、また、前記保持体の受室に、受室の底面と押
圧体の押部とで圧縮状態とする筒状の弾性体を設
置することとした。
(作用) 本考案は、一端にハリスを取り付けた接続具の
他端を押圧体と保持体とで挟持した上で、押圧体
の貫通孔と、受室に弾性体を設置してある保持体
の貫通孔に道糸を通す。そして、押圧体を先端部
側から保持体の受室に螺入し、受室の底面と押圧
体の押部とで弾性体を圧縮して道糸を周囲から圧
迫し、保持体と圧体を道糸の所定位置に固定す
る。
(実施例) 以下に、本考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。
本考案は、第1図及び第2図に示すように、道
糸Aを通す貫通孔5を穿設し、先端部に押部10
を設けた棒状の押圧体1と、同じく道糸Aを貫通
させる貫通孔7を底部12に有して前記押圧体1
を先端部側から螺入する略有底筒状で内部を受室
6とした保持体2と、一端にハリスBを取り付け
る接続具3とからなる。
前記押圧体1は、第1図に示すように、その先
端部側に雄ネジ8を設け、基端部側は押圧体1を
容易に回転させるために六角形とした棒状に形成
されている。この押圧体1の長手方向中央部に
は、第1図及び第2図に示すように、道糸Aを通
す貫通孔5が穿設されている。また、第1図及び
第2図に示すように、押圧体1の雄ネジ8部分の
先端には、後述する弾性体4を押圧する押部10
が設けられている。図中、符号11は、押圧体1
の保持体2への螺入により接続具3を押圧体1と
保持体2開口端とで挟んで、接続具3を回転自在
に取り付けるための段部である。尚、第1図に示
す押圧体1の基端部側は六角形状であるが、これ
に限定されることはなく、例えば、第2図に示す
ように、円形としてもよい。
前記保持体2は、道糸Aを貫通させる貫通孔7
を底部12に有して前記押圧体1を先端部側から
螺入する略有底筒状で内部を受室6として形成さ
れている。この受室6における開口端寄りの内周
面には、前記押圧体1の雄ネジ8と螺合する雌ネ
ジ9が設けられている。そして、保持体2の受室
6内には、筒状の弾性体4が設置されている。こ
の弾性体4は、例えば、ゴムを材質として形成さ
れるが、これに限定されることはなく、押圧体1
の押部10と、受室6の底面13とで圧縮状態と
し、道糸Aを周囲から圧迫できるものであれば、
どの様な材質を用いてもよい。尚、図に示す押圧
体1と保持体2には、螺合する雄ネジ8と雌ネジ
9が設けられているが、これに限定されることは
なく、押圧体1と保持体2が嵌合可能であれば、
どの様な手段や形状を設けてもよい。また、第1
図に示す保持体2は円筒状であるが、これに限定
されることはなく、例えば、第2図に示すよう
に、保持体2の底部12を滑らかに湾曲させた弾
丸状に形成してもよい。
前記接続具3は、第4図に示すように、その一
端にハリスBを取り付けてあり、また、魚の運動
等により軸が回転可能で、ハリスBの捩れやから
みを防いでいる。また、第1図に示すように、接
続具3の他端側は環状に形成されており、押圧体
1の保持体2への螺入により押圧体1の段部11
と保持体2の開口端とにより挾まれ、回転自在に
取り付けられている。尚、第1図に示す接続具3
は、その一部を環状に形成しているが、これに限
定されることはなく、押圧体1と保持体2とで挟
み、回転自在に取り付けできるものであれば、ど
の様な手段、形状であつても差し支えない。ま
た、第1図に示す接続具3は、いわゆる、タル型
のサルカンであるが、これに限定されることはな
く、例えば、松葉サルカン、角型サルカン等、釣
り上げる魚の種類や潮流等の情況に応じて、どの
様な仕掛けを用いてもよい。
次に、本考案の使用を説明すると、以下の通り
になる。
まず、第1図に示すように、道糸Aに、押圧体
1はハリスBを取り付けた接続具3、弾性体4と
保持体2をそれぞれ通す。そして、第2図に示す
ように、保持体2の受室6に弾性体4を設置して
から、押圧体1の雄ネジ8を保持体2の雌ネジ9
に螺合させ、押圧体1と保持体2を道糸Aの所定
の位置に移動させる。押圧体1と保持体2が目的
の位置にきたときは、第3図に示すように、押圧
体1を回転させ、押圧体1の押部10により保持
体2の受室6内に設置した弾性体4を押圧する。
このとき、第3図に示すように、弾性体4が受室
6の底面13に接しながら押圧体1の押部10に
より押されるため、弾性体4が縦方向に収縮し、
その径が横方向に広がつて弾性体4の外周面が受
室6の内周面に圧接されると共に、弾性体4が内
側にも収縮して道糸Aを周囲から圧迫する。同時
に、保持体2の貫通孔7に弾性体4の一部が突出
して道糸Aをより強く圧迫することとなり、道糸
Aの所定の位置に保持体2を固定することとな
る。
(考案の効果) 本考案によれば、道糸Aを通す貫通孔5を穿設
し、先端部に押部10を設けた棒状の押圧体1
と、同じく道糸Aを貫通させる貫通孔7を底部1
2に有して前記押圧体1を先端部側から螺入する
略有底筒状で内部を受室6とした保持体2と、一
端にハリスBを取り付ける接続具3とからなり、
前記押圧体1の保持体2への螺入で前記接続具3
の他端を押圧体1と保持体2開口端とにより挟持
取り付け、また、前記保持体2の受室6に、受室
6の底面13と押圧体1の押部10とで圧縮状態
とする筒状の弾性体4を設置したことから、道糸
Aに、鉤がつながつているハリスBを簡単に取り
付けると共に、道糸AとハリスBとの結び目を無
くして、糸が切断されることを防止できる。
即ち、道糸Aを通す貫通孔5を穿設し、先端部
に押部10を設けた棒状の押圧体1と、同じく道
糸Aを貫通させる貫通孔7を底部12を有して前
記押圧体1を先端部側から螺入する略有底筒状で
内部を受室6とした保持体2と、一端にハリスB
に取り付ける接続具3とからなり、前記押圧体1
の保持体2への螺入で前記接続具3の他端を押圧
体1と保持体2開口端とにより挟み、結び目を介
さずに道糸AにハリスBを連結することから、仕
掛けとして道糸Aに複数のハリスBを取り付け、
このハリスBに魚が食い付いて仕掛けに相当の重
量がかかつたとしても、道糸Aが切れることはな
いのである。
また、保持体2の受室6に、受室6の底面13
と押圧体1の押部10とで圧縮状態とする筒状の
弾性体4を設置したことから、押圧体1を保持体
2に螺入するという極めて簡単な作業により、押
圧体1と保持体2を道糸Aの所定位置に固定する
ことができる。その結果、第4図に示すように、
道糸Aに複数の仕掛けを取り付けるときにもさし
て時間を必要とせず、特に、複数のハリスBを用
いる仕掛けを簡単に作製することができる。
更に、道糸Aに固定した仕掛けの位置を変える
ときも、押圧体1と保持体2の螺合状態を解いて
仕掛けを移動し、適当な位置で押圧体1と保持体
2を再度螺合せればよく、釣り上げる魚の種類や
潮流等の情況の変化に応じて、極めて短時間のう
ちに仕掛けを作り直すことができる。
この外、本考案は、押圧体1と、弾性体4を設
置する保持体2、また、ハリスBを取り付けた接
続具3という極めて簡単な部材により構成される
ため、その製造が容易であり、製品を安価に提供
できる等、種々の実用上優れた効果を奏するもの
である。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図は斜
視図、第2図及び第3図は断面図、第4図は使用
状態を示す平面図、第5図は,は従来例を示
す平面図である。 A……道糸、B……ハリス、1……押圧体、2
……保持体、3……接続具、4……弾性体、5…
…貫通孔、6……受室、7……貫通孔、8……雄
ネジ、9……雌ネジ、10……押部、11……段
部、12……底部、13……底面、a……道糸、
b……ハリス、20……みつかん。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 道糸を通す貫通孔を穿設し、先端部に押部を設
    けた棒状の押圧体と、同じく道糸を貫通させる貫
    通孔を底部に有して前記押圧体を先端部側から螺
    入する略有底筒状で内部を受室とした保持体と、
    一端にハリスを取り付ける接続具とからなり、前
    記押圧体の保持体への螺入で前記接続具の他端を
    押圧体と保持体開口端とにより挟持取り付け、ま
    た、前記保持体の受室に、受室の底面と押圧体の
    押部とで圧縮状態とする筒状の弾性体を設置した
    ことを特徴とするハリス用固定具。
JP742090U 1990-01-29 1990-01-29 Expired - Lifetime JPH0510613Y2 (ja)

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JPH0399964U JPH0399964U (ja) 1991-10-18
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