JPH05104918A - タイヤ空気圧警報装置 - Google Patents
タイヤ空気圧警報装置Info
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- JPH05104918A JPH05104918A JP3271521A JP27152191A JPH05104918A JP H05104918 A JPH05104918 A JP H05104918A JP 3271521 A JP3271521 A JP 3271521A JP 27152191 A JP27152191 A JP 27152191A JP H05104918 A JPH05104918 A JP H05104918A
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- wire
- transmitter
- wiring
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 タイヤ空気圧警報装置が装着されるディスク
ホイールを主体とした圧力センサ組立体の部品の規格を
統一して量産性を向上させる。 【構成】 圧力センサの出力に応じて電気的に共振周波
数が変化するトランスミッタに対向するアンテナを備
え、このアンテナに短いパルス信号を送信して応答信号
を受信し、周波数を弁別してその出力により警報を送出
するタイヤ空気圧警報装置において、ディスクホイール
上に圧力センサを取付ける専用のエアバルブを設け、車
軸と平行にディスクホイールに沿って取付けられた配線
の一端にトランスミッタを接続し、この配線から直角方
向に引き出した短い配線にエアバルブに螺合する圧力セ
ンサを接続する。 【効果】 部品が共通に使用できるために、量産および
部品管理の単純化が可能となり、製造コストを低減する
ことができる。
ホイールを主体とした圧力センサ組立体の部品の規格を
統一して量産性を向上させる。 【構成】 圧力センサの出力に応じて電気的に共振周波
数が変化するトランスミッタに対向するアンテナを備
え、このアンテナに短いパルス信号を送信して応答信号
を受信し、周波数を弁別してその出力により警報を送出
するタイヤ空気圧警報装置において、ディスクホイール
上に圧力センサを取付ける専用のエアバルブを設け、車
軸と平行にディスクホイールに沿って取付けられた配線
の一端にトランスミッタを接続し、この配線から直角方
向に引き出した短い配線にエアバルブに螺合する圧力セ
ンサを接続する。 【効果】 部品が共通に使用できるために、量産および
部品管理の単純化が可能となり、製造コストを低減する
ことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の走行中にタイ
ヤ空気圧を自動的に検出し、検出したタイヤ空気圧に異
常がある場合に運転席に警報を送出する装置として利用
する。本発明はタイヤリムに圧力センサを取付ける構造
に関する。
ヤ空気圧を自動的に検出し、検出したタイヤ空気圧に異
常がある場合に運転席に警報を送出する装置として利用
する。本発明はタイヤリムに圧力センサを取付ける構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】タイヤ空気圧を検出する圧力スイッチ
と、この圧力スイッチにより変化する電磁的な共振回路
とをタイヤ側に設け、この共振回路の共振状態を車体側
に設けた装置から無線により検出するタイヤ空気圧検出
装置は実開昭61−81396号公報、実開平1−14
7706号公報、実開平2−116395号公報などに
より知られている。
と、この圧力スイッチにより変化する電磁的な共振回路
とをタイヤ側に設け、この共振回路の共振状態を車体側
に設けた装置から無線により検出するタイヤ空気圧検出
装置は実開昭61−81396号公報、実開平1−14
7706号公報、実開平2−116395号公報などに
より知られている。
【0003】これらの従来技術は、いずれも走行中のタ
イヤ空気圧を無線信号により監視して、タイヤ空気圧の
減少を早めに捉えて運転席に警報を送出することができ
るとともに、タイヤ側の装置が電源装置をいっさい必要
としない単純な構造で実現できる優れた思想である。
イヤ空気圧を無線信号により監視して、タイヤ空気圧の
減少を早めに捉えて運転席に警報を送出することができ
るとともに、タイヤ側の装置が電源装置をいっさい必要
としない単純な構造で実現できる優れた思想である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の原理を
利用した技術は、多くの応用研究が行われたにもかかわ
らず、相当程度の高い信頼性のある装置が通常の自動車
に搭載して利用できる程度の価格で提供できるようにな
らないために、現実には市販の自動車に搭載されるよう
にはなっていない。その主な原因は、タイヤに取付ける
センサおよび電磁的な共振回路を含むトランスミッタ
が、車両の走行に伴い激しい振動を受けることから、そ
れに十分に耐える機械的な構造が得られないこと、その
構造を得るためにホイールの構造その他に変更の必要を
生じて、従来からある量産されるホイールを利用できな
くなること、小型自動車では車軸は2本でありタイヤの
数は4であるが、大型自動車では車軸の数が3本でタイ
ヤの数が10のものもあり、これらを集中制御する合理
的な制御回路が実用車両で気軽に利用できるほど安価に
得られなかったことなどにある。
利用した技術は、多くの応用研究が行われたにもかかわ
らず、相当程度の高い信頼性のある装置が通常の自動車
に搭載して利用できる程度の価格で提供できるようにな
らないために、現実には市販の自動車に搭載されるよう
にはなっていない。その主な原因は、タイヤに取付ける
センサおよび電磁的な共振回路を含むトランスミッタ
が、車両の走行に伴い激しい振動を受けることから、そ
れに十分に耐える機械的な構造が得られないこと、その
構造を得るためにホイールの構造その他に変更の必要を
生じて、従来からある量産されるホイールを利用できな
くなること、小型自動車では車軸は2本でありタイヤの
数は4であるが、大型自動車では車軸の数が3本でタイ
ヤの数が10のものもあり、これらを集中制御する合理
的な制御回路が実用車両で気軽に利用できるほど安価に
得られなかったことなどにある。
【0005】本発明の発明者らは、この装置の車輪側に
取付ける圧力センサおよびその取付け構造について詳し
く検討した。この装置を搭載することによりタイヤには
従来なかった圧力センサ、トランスミッタおよびその間
を結ぶ配線などが新たに取付けられることから、ディス
クホイールにはそのための取付け構造を設けることが必
要であり、しかもその取付け構造は車種毎に、またタイ
ヤの配置位置毎に異なるものになることがわかった。す
なわち、一つの車軸の両端に1個ずつタイヤが取付けら
れる単輪の場合には、トランスミッタが内側に配置され
るようにして一つの規格の車輪を裏返して使用できる
が、一つの車軸の両側に2個ずつタイヤが取付けられる
複輪の場合には内輪と外輪ではその取付け構造が違って
しまう。つまり、内輪にはトランスミッタが設けられこ
れが内向きに車体側のアンテナに対向するように配置さ
れるが外輪にはトランスミッタは設けられない。外輪の
圧力センサは同一車軸の隣接する内輪のトランスミッタ
にその配線を接続しなければならない。
取付ける圧力センサおよびその取付け構造について詳し
く検討した。この装置を搭載することによりタイヤには
従来なかった圧力センサ、トランスミッタおよびその間
を結ぶ配線などが新たに取付けられることから、ディス
クホイールにはそのための取付け構造を設けることが必
要であり、しかもその取付け構造は車種毎に、またタイ
ヤの配置位置毎に異なるものになることがわかった。す
なわち、一つの車軸の両端に1個ずつタイヤが取付けら
れる単輪の場合には、トランスミッタが内側に配置され
るようにして一つの規格の車輪を裏返して使用できる
が、一つの車軸の両側に2個ずつタイヤが取付けられる
複輪の場合には内輪と外輪ではその取付け構造が違って
しまう。つまり、内輪にはトランスミッタが設けられこ
れが内向きに車体側のアンテナに対向するように配置さ
れるが外輪にはトランスミッタは設けられない。外輪の
圧力センサは同一車軸の隣接する内輪のトランスミッタ
にその配線を接続しなければならない。
【0006】その場合に、内輪のトランスミッタはその
内輪の圧力センサの専用とし、外輪の圧力センサは内輪
に別に設ける外輪用のトランスミッタと接続することが
考えられる一方、内輪のトランスミッタは内輪の圧力セ
ンサと外輪の圧力センサとに共用する構成も考えられ
る。共用する構成では、その構造は簡単になるが、内輪
と外輪のタイヤ空気圧を個別に検出することはできなく
なる。
内輪の圧力センサの専用とし、外輪の圧力センサは内輪
に別に設ける外輪用のトランスミッタと接続することが
考えられる一方、内輪のトランスミッタは内輪の圧力セ
ンサと外輪の圧力センサとに共用する構成も考えられ
る。共用する構成では、その構造は簡単になるが、内輪
と外輪のタイヤ空気圧を個別に検出することはできなく
なる。
【0007】圧力センサ組立体は、できる限りその種類
を少なくして、生産管理を単純化するとともに量産効果
を向上することが必要であり、少なくともこれをディス
クホイールに取付ける取付け構造は車種の相違によって
も統一されなければならない。
を少なくして、生産管理を単純化するとともに量産効果
を向上することが必要であり、少なくともこれをディス
クホイールに取付ける取付け構造は車種の相違によって
も統一されなければならない。
【0008】本発明はこのような問題を解決するもの
で、ディスクホイールの規格を統一的にして部品の種類
を少なくして量産効果を向上させるとともに、生産管理
を単純化し、在庫数量を少なくし、タイヤのローテーシ
ョンの制限をなくすタイヤ空気圧警報装置を提供するこ
とを目的とする。さらに本発明はこのための合理的な圧
力センサ組立体を提供することを目的とする。
で、ディスクホイールの規格を統一的にして部品の種類
を少なくして量産効果を向上させるとともに、生産管理
を単純化し、在庫数量を少なくし、タイヤのローテーシ
ョンの制限をなくすタイヤ空気圧警報装置を提供するこ
とを目的とする。さらに本発明はこのための合理的な圧
力センサ組立体を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、圧力センサ
と、この圧力センサの出力に応じて共振周波数が変化す
るトランスミッタとがタイヤ側に取付けられ、このトラ
ンスミッタに対向するアンテナと、このアンテナに信号
を送受信する制御回路と、この制御回路の警報出力を表
示する表示器とが車体側に取付けられ、前記制御回路
は、前記アンテナに短いパルス信号を送信する送信回路
と、そのパルス信号の送信に応答して前記トランスミッ
タが発信する共振信号を受信する受信回路と、その共振
信号の周波数を弁別する周波数弁別回路と、この周波数
弁別回路の出力により前記警報出力を送出するプログラ
ム制御回路とを含むタイヤ空気圧警報装置において、デ
ィスクホイールには空気圧供給用のエアバルブの他に前
記圧力センサを取付けるための専用のエアバルブが設け
られ、車軸と平行にそのディスクホイールに沿って設け
られた一本の配線を備え、前記トランスミッタがこの配
線の一端に接続され、前記圧力センサがこの配線から直
角方向に引き出された短い配線により接続され、前記ト
ランスミッタの位置および前記短い配線の引出し位置近
傍で前記一本の配線が前記ディスクホイールに取付けら
れたことを特徴とする。
と、この圧力センサの出力に応じて共振周波数が変化す
るトランスミッタとがタイヤ側に取付けられ、このトラ
ンスミッタに対向するアンテナと、このアンテナに信号
を送受信する制御回路と、この制御回路の警報出力を表
示する表示器とが車体側に取付けられ、前記制御回路
は、前記アンテナに短いパルス信号を送信する送信回路
と、そのパルス信号の送信に応答して前記トランスミッ
タが発信する共振信号を受信する受信回路と、その共振
信号の周波数を弁別する周波数弁別回路と、この周波数
弁別回路の出力により前記警報出力を送出するプログラ
ム制御回路とを含むタイヤ空気圧警報装置において、デ
ィスクホイールには空気圧供給用のエアバルブの他に前
記圧力センサを取付けるための専用のエアバルブが設け
られ、車軸と平行にそのディスクホイールに沿って設け
られた一本の配線を備え、前記トランスミッタがこの配
線の一端に接続され、前記圧力センサがこの配線から直
角方向に引き出された短い配線により接続され、前記ト
ランスミッタの位置および前記短い配線の引出し位置近
傍で前記一本の配線が前記ディスクホイールに取付けら
れたことを特徴とする。
【0010】前記配線は、前記空気圧供給用のエアバル
ブの位置からディスクホイールの円周上ほぼ180度ず
れた位置に設けられ、前記専用のエアバルブは、前記空
気圧供給用のエアバルブの位置からディスクホイールの
円周上ほぼ180度の位置からさらに前記円周上をα度
(ただし6°≦α≦15°)ずれた位置に設けられ、こ
の専用のエアバルブに前記圧力センサが取付けられた状
態では、前記短い配線がこの専用のエアバルブの軸方向
に対して直角方向に位置するように配置され、一本の配
線と、この配線の一端に取付けられたトランスミッタ
と、この配線の他端から直角に引き出された短い配線に
より接続された圧力センサと、前記トランスミッタの位
置および前記短い配線の引出し位置近傍にそれぞれ設け
られた締付手段とを備えることができる。
ブの位置からディスクホイールの円周上ほぼ180度ず
れた位置に設けられ、前記専用のエアバルブは、前記空
気圧供給用のエアバルブの位置からディスクホイールの
円周上ほぼ180度の位置からさらに前記円周上をα度
(ただし6°≦α≦15°)ずれた位置に設けられ、こ
の専用のエアバルブに前記圧力センサが取付けられた状
態では、前記短い配線がこの専用のエアバルブの軸方向
に対して直角方向に位置するように配置され、一本の配
線と、この配線の一端に取付けられたトランスミッタ
と、この配線の他端から直角に引き出された短い配線に
より接続された圧力センサと、前記トランスミッタの位
置および前記短い配線の引出し位置近傍にそれぞれ設け
られた締付手段とを備えることができる。
【0011】また、ディスクホイールを複輪用として2
個連接された構造とし、前記一本の配線から前記短い配
線を二箇所で引き出すことができ、この場合には、一本
の配線と、この配線の一端に取付けられたトランスミッ
タと、この配線の他端から直角に引き出された短い配線
により接続された第一の圧力センサと、この配線の中間
位置から第二の短い配線により接続された第二の圧力セ
ンサと、前記トランスミッタの位置および前記短い配線
の引出し位置近傍にそれぞれ設けられた締付手段とを備
え、前記第一の圧力センサおよび前記第二の圧力センサ
はその接点が電気的に直列に接続することができる。
個連接された構造とし、前記一本の配線から前記短い配
線を二箇所で引き出すことができ、この場合には、一本
の配線と、この配線の一端に取付けられたトランスミッ
タと、この配線の他端から直角に引き出された短い配線
により接続された第一の圧力センサと、この配線の中間
位置から第二の短い配線により接続された第二の圧力セ
ンサと、前記トランスミッタの位置および前記短い配線
の引出し位置近傍にそれぞれ設けられた締付手段とを備
え、前記第一の圧力センサおよび前記第二の圧力センサ
はその接点が電気的に直列に接続することができる。
【0012】
【作用】既存の空気圧供給用のエアバルブからディスク
ホイール円周上をほぼ180度ずれた位置に、車軸に平
行な直線上に、トランスミッタおよび配線を集中的に取
付けることにして、この直線上に3個のブラケットを固
定的に取付ける。これは一つのタイヤ規格についてすべ
てのディスクホイールに統一的に実施する。そうする
と、このディスクホイールを単輪に使用するときには3
個のブラケットのうち第一および第二のブラケットのみ
を使用し、第三のブラケットは遊ばせておく。このディ
スクホイールを複輪の内輪に使用するときには、上記3
個のブラケットの全部を使用する。このディスクホイー
ルを複輪の外輪に使用するときには、上記3個のブラケ
ットのうち第三のブラケットのみを使用し、第一および
第二のブラケットを遊ばせておく。このようにすること
により、すべてのディスクホイールがどの車輪として利
用されようとも統一的な規格で対応できるから、部品を
個別に用意する必要がなくなる。
ホイール円周上をほぼ180度ずれた位置に、車軸に平
行な直線上に、トランスミッタおよび配線を集中的に取
付けることにして、この直線上に3個のブラケットを固
定的に取付ける。これは一つのタイヤ規格についてすべ
てのディスクホイールに統一的に実施する。そうする
と、このディスクホイールを単輪に使用するときには3
個のブラケットのうち第一および第二のブラケットのみ
を使用し、第三のブラケットは遊ばせておく。このディ
スクホイールを複輪の内輪に使用するときには、上記3
個のブラケットの全部を使用する。このディスクホイー
ルを複輪の外輪に使用するときには、上記3個のブラケ
ットのうち第三のブラケットのみを使用し、第一および
第二のブラケットを遊ばせておく。このようにすること
により、すべてのディスクホイールがどの車輪として利
用されようとも統一的な規格で対応できるから、部品を
個別に用意する必要がなくなる。
【0013】さらに、圧力センサを取付けるための専用
エアバルブを上記直線からα度だけずらした位置に設け
ることにより、上記3個のブラケットに取付けられた配
線にそれぞれの圧力センサを短い分岐配線で接続するこ
とができる。内輪と外輪とでこのα度を互いに+α度、
−α度とすることにより、上記直線に対するバランスが
よく、車輪の回転バランスに対する調和がよくなる。
エアバルブを上記直線からα度だけずらした位置に設け
ることにより、上記3個のブラケットに取付けられた配
線にそれぞれの圧力センサを短い分岐配線で接続するこ
とができる。内輪と外輪とでこのα度を互いに+α度、
−α度とすることにより、上記直線に対するバランスが
よく、車輪の回転バランスに対する調和がよくなる。
【0014】このようなディスクホイールの構造のもと
に、圧力センサ組立体は単輪用および複輪用の二種類と
し、それぞれ上記ブラケットを用いてディスクホイール
に取付ける構造とした。そして、複輪の場合には二つの
圧力センサを電気的に直列に接続して、二つの圧力セン
サの一方に圧力異常が検出されて回路が断になったとき
に、その直列に接続された回路が断になってトランスミ
ッタから異常圧力を知らせる信号が送信されるようにし
た。
に、圧力センサ組立体は単輪用および複輪用の二種類と
し、それぞれ上記ブラケットを用いてディスクホイール
に取付ける構造とした。そして、複輪の場合には二つの
圧力センサを電気的に直列に接続して、二つの圧力セン
サの一方に圧力異常が検出されて回路が断になったとき
に、その直列に接続された回路が断になってトランスミ
ッタから異常圧力を知らせる信号が送信されるようにし
た。
【0015】
【実施例】本発明実施例装置の基本的な構造およびその
動作原理をはじめに説明する。図1は本発明実施例装置
のブロック構成図である。タイヤにはそれぞれその空気
圧を検出する圧力センサ1が取付けられている。この圧
力センサ1はタイヤ空気圧が所定値以上であるときには
接点が閉じタイヤ空気圧が所定値を下回ると接点が開く
圧力スイッチであり、この圧力スイッチにはトランスミ
ッタ2が電気的に接続されている。このトランスミッタ
2は共振回路である。圧力センサ1の圧力スイッチによ
りこの共振回路のコンデンサの容量が変化して共振周波
数が変化する。
動作原理をはじめに説明する。図1は本発明実施例装置
のブロック構成図である。タイヤにはそれぞれその空気
圧を検出する圧力センサ1が取付けられている。この圧
力センサ1はタイヤ空気圧が所定値以上であるときには
接点が閉じタイヤ空気圧が所定値を下回ると接点が開く
圧力スイッチであり、この圧力スイッチにはトランスミ
ッタ2が電気的に接続されている。このトランスミッタ
2は共振回路である。圧力センサ1の圧力スイッチによ
りこの共振回路のコンデンサの容量が変化して共振周波
数が変化する。
【0016】車両側には各トランスミッタ2に対向して
アンテナ3が設置される。アンテナ3はタイヤ毎に設け
られ、電気配線により制御回路4に接続される。制御回
路4の出力は運転席に設けられた表示器(ランプ)5に
接続される。
アンテナ3が設置される。アンテナ3はタイヤ毎に設け
られ、電気配線により制御回路4に接続される。制御回
路4の出力は運転席に設けられた表示器(ランプ)5に
接続される。
【0017】図2はこの実施例装置の動作原理を説明す
る図である。圧力センサ1は圧力スイッチであってタイ
ヤ空気圧が所定値以上であるときには接点7が閉じてい
るが、タイヤ空気圧が所定値を下回ると接点7が開く。
トランスミッタ2の中には1個のコイルL1とそのコイ
ルL1に並列に接続されたコンデンサC1およびC2が
あり、このうちコンデンサC1は上記圧力スイッチの接
点7を経由して接続されるようになっている。したがっ
て、タイヤ空気圧が十分高いときには二つのコンデンサ
C1およびC2は並列接続であるが、タイヤ空気圧が低
くなるとコンデンサC1は切り離されてコンデンサC2
のみがコイルL1に接続される状態になる。
る図である。圧力センサ1は圧力スイッチであってタイ
ヤ空気圧が所定値以上であるときには接点7が閉じてい
るが、タイヤ空気圧が所定値を下回ると接点7が開く。
トランスミッタ2の中には1個のコイルL1とそのコイ
ルL1に並列に接続されたコンデンサC1およびC2が
あり、このうちコンデンサC1は上記圧力スイッチの接
点7を経由して接続されるようになっている。したがっ
て、タイヤ空気圧が十分高いときには二つのコンデンサ
C1およびC2は並列接続であるが、タイヤ空気圧が低
くなるとコンデンサC1は切り離されてコンデンサC2
のみがコイルL1に接続される状態になる。
【0018】このように接点7の開閉にしたがってトラ
ンスミッタ2の共振周波数が変化する。ちなみに、接点
7が閉じ二つのコンデンサが並列の状態ではこの共振周
波数は87kHzであり、コンデンサC1が切り離され
ると共振周波数は140kHzになる。
ンスミッタ2の共振周波数が変化する。ちなみに、接点
7が閉じ二つのコンデンサが並列の状態ではこの共振周
波数は87kHzであり、コンデンサC1が切り離され
ると共振周波数は140kHzになる。
【0019】図3は制御回路4の構成図である。端子1
0にはアンテナ3が接続される。発振器11により短い
幅のパルスが発振され(この実施例ではパルス幅数μ
S、繰り返し時間数十μS)、増幅器12で増幅されて
アンテナ3から電磁波として送出される。トランスミッ
タ2のコイルL1にこの電磁波が感応すると、コイルL
1およびコンデンサC1、C2からなる共振回路が刺激
されて共振周波数で減衰振動を持続する。この共振周波
数は電磁波となってアンテナ3に捕捉され、増幅器13
から周波数弁別回路14に入力する。ここで共振周波数
が検出され、プログラム制御回路15に入力する。この
動作をプログラム制御回路15の制御により各車輪につ
いて順次実行し、一つでもタイヤ空気圧の低下が検出さ
れれば表示端子19に警報出力を送出し、運転席の表示
器(ランプ)5を点灯させる。
0にはアンテナ3が接続される。発振器11により短い
幅のパルスが発振され(この実施例ではパルス幅数μ
S、繰り返し時間数十μS)、増幅器12で増幅されて
アンテナ3から電磁波として送出される。トランスミッ
タ2のコイルL1にこの電磁波が感応すると、コイルL
1およびコンデンサC1、C2からなる共振回路が刺激
されて共振周波数で減衰振動を持続する。この共振周波
数は電磁波となってアンテナ3に捕捉され、増幅器13
から周波数弁別回路14に入力する。ここで共振周波数
が検出され、プログラム制御回路15に入力する。この
動作をプログラム制御回路15の制御により各車輪につ
いて順次実行し、一つでもタイヤ空気圧の低下が検出さ
れれば表示端子19に警報出力を送出し、運転席の表示
器(ランプ)5を点灯させる。
【0020】ここで、本発明の特徴とする圧力センサ組
立体の構成について説明する。
立体の構成について説明する。
【0021】図4は本発明実施例装置に用いられるディ
スクホイールが単輪の場合の圧力センサ組立体の構成お
よび取付状態を示す図、図5は本発明実施例装置に用い
られるディスクホイールが単輪の場合の圧力センサ組立
体と、その配線を取付けるブラケットとの位置関係を示
す図4のA矢視図、図6は本発明実施例装置に用いられ
るディスクホイールが単輪の場合の圧力センサ組立体の
結線状態を示す図、図7は本発明実施例装置のディスク
ホイールに取付けられるエアバルブの構成を示す断面図
である。
スクホイールが単輪の場合の圧力センサ組立体の構成お
よび取付状態を示す図、図5は本発明実施例装置に用い
られるディスクホイールが単輪の場合の圧力センサ組立
体と、その配線を取付けるブラケットとの位置関係を示
す図4のA矢視図、図6は本発明実施例装置に用いられ
るディスクホイールが単輪の場合の圧力センサ組立体の
結線状態を示す図、図7は本発明実施例装置のディスク
ホイールに取付けられるエアバルブの構成を示す断面図
である。
【0022】ディスクホイール9が単輪の場合は、図4
および図5に示すようにディスクホイール9には、空気
圧供給用エアバルブ6′の他に圧力センサ1を取付ける
ための図7に示す専用のエアバルブ6が設けられ、車軸
と平行にそのディスクホイール9に沿って設けられた一
本の配線24を備え、トランスミッタ2がこの配線24
の一端に接続され、圧力センサ1がこの配線24から直
角方向に引き出された短い配線25により接続され、ト
ランスミッタ2の位置および短い配線25の引き出し位
置近傍で一本の配線24がディスクホイール9に設けら
れたブラケット21および22に締付手段26により取
付けられる。この締付手段26には一枚のスプリングワ
ッシャを含む。
および図5に示すようにディスクホイール9には、空気
圧供給用エアバルブ6′の他に圧力センサ1を取付ける
ための図7に示す専用のエアバルブ6が設けられ、車軸
と平行にそのディスクホイール9に沿って設けられた一
本の配線24を備え、トランスミッタ2がこの配線24
の一端に接続され、圧力センサ1がこの配線24から直
角方向に引き出された短い配線25により接続され、ト
ランスミッタ2の位置および短い配線25の引き出し位
置近傍で一本の配線24がディスクホイール9に設けら
れたブラケット21および22に締付手段26により取
付けられる。この締付手段26には一枚のスプリングワ
ッシャを含む。
【0023】また、配線24は図5に示すように、空気
圧供給用エアバルブ6′の位置からディスクホイール9
の円周上ほぼ180度ずれた位置に設けられ、専用のエ
アバルブ6は、図5に示すように空気圧供給用エアバル
ブ6′の位置からディスクホイール9の円周上ほぼ18
0度の位置からさらに前記円周上をα度(ただし6°≦
α≦15°)ずれた位置に設けられ、この専用のエアバ
ルブ6に圧力センサ1が取付けられた状態では、短い配
線25が図6に示すようにこの専用のエアバルブ6の軸
方向に対して直角方向に位置するように配置される。
圧供給用エアバルブ6′の位置からディスクホイール9
の円周上ほぼ180度ずれた位置に設けられ、専用のエ
アバルブ6は、図5に示すように空気圧供給用エアバル
ブ6′の位置からディスクホイール9の円周上ほぼ18
0度の位置からさらに前記円周上をα度(ただし6°≦
α≦15°)ずれた位置に設けられ、この専用のエアバ
ルブ6に圧力センサ1が取付けられた状態では、短い配
線25が図6に示すようにこの専用のエアバルブ6の軸
方向に対して直角方向に位置するように配置される。
【0024】さらに、一本の配線24と、この配線24
の一端に取付けられたトランスミッタ2の位置および短
い配線25の引出し位置近傍にそれぞれ締付手段26が
設けられる。
の一端に取付けられたトランスミッタ2の位置および短
い配線25の引出し位置近傍にそれぞれ締付手段26が
設けられる。
【0025】タイヤリム8の取付孔には、図7に示すエ
アバルブ6が挿通されてOリング6bを介在してナット
6cで固定され、雄ねじ6aには圧力センサ1が螺合さ
れる。この構造は基本的に公知のETRTO規格であ
る。
アバルブ6が挿通されてOリング6bを介在してナット
6cで固定され、雄ねじ6aには圧力センサ1が螺合さ
れる。この構造は基本的に公知のETRTO規格であ
る。
【0026】図8は本発明実施例装置に用いられるディ
スクホイールが複輪の場合の圧力センサ組立体の構成、
および取付け状態を示す図、図9は本発明実施例装置に
用いられるディスクホイールが複輪の場合の圧力センサ
組立体とその配線を取付けるブラケットとの位置関係を
示す図8のA矢視図、図10は本発明実施例装置に用い
られるディスクホイールが複輪の場合の圧力センサ組立
体の結線状態を示す図である。
スクホイールが複輪の場合の圧力センサ組立体の構成、
および取付け状態を示す図、図9は本発明実施例装置に
用いられるディスクホイールが複輪の場合の圧力センサ
組立体とその配線を取付けるブラケットとの位置関係を
示す図8のA矢視図、図10は本発明実施例装置に用い
られるディスクホイールが複輪の場合の圧力センサ組立
体の結線状態を示す図である。
【0027】この複輪の場合には、ディスクホイール9
は図8に示すように2個連接され、配線24からは図1
0に示すように二本の短い配線25が引き出され、第一
の圧力センサ1aおよび第二の圧力センサ1bが接続さ
れる。また、配線24の一端にはトランスミッタ2が取
付けられ、配線24は、このトランスミッタ2の近傍
と、第一の圧力センサ1aおよび第二の圧力センサ1b
の引出し位置近傍で締付手段26によりそれぞれ固定さ
れる。
は図8に示すように2個連接され、配線24からは図1
0に示すように二本の短い配線25が引き出され、第一
の圧力センサ1aおよび第二の圧力センサ1bが接続さ
れる。また、配線24の一端にはトランスミッタ2が取
付けられ、配線24は、このトランスミッタ2の近傍
と、第一の圧力センサ1aおよび第二の圧力センサ1b
の引出し位置近傍で締付手段26によりそれぞれ固定さ
れる。
【0028】第一の圧力センサ1aおよび第二の圧力セ
ンサ1bはその接点が電気的に直列に接続され、ディス
クホイール9の円周上の配置位置は図9に示すように、
空気圧供給用エアバルブ6′の位置からほぼ180度の
位置を基点として左右にα度(ただし6°≦α≦15
°)ずれた位置に配置されたエアバルブ6に螺合し振り
分けられた状態で配置される。
ンサ1bはその接点が電気的に直列に接続され、ディス
クホイール9の円周上の配置位置は図9に示すように、
空気圧供給用エアバルブ6′の位置からほぼ180度の
位置を基点として左右にα度(ただし6°≦α≦15
°)ずれた位置に配置されたエアバルブ6に螺合し振り
分けられた状態で配置される。
【0029】このように構成された本発明実施例装置の
圧力センサ組立体は、締付手段26によりディスクホイ
ール9のタイヤリム8の内側に一つのタイヤ規格につい
て、統一的に設けられた三つのブラケット21、22、
および23に取付けられる。
圧力センサ組立体は、締付手段26によりディスクホイ
ール9のタイヤリム8の内側に一つのタイヤ規格につい
て、統一的に設けられた三つのブラケット21、22、
および23に取付けられる。
【0030】その取付けは単輪と複輪により異なり、単
輪の場合には図4に示すように、ブラケット21および
22に取付けられ、ブラケット23は遊びとなる。ま
た、複輪の場合には図8に示すように、内輪側はブラケ
ット21、22、および23すべてを使用して取付けら
れ、外輪側はブラケット23のみが使用され、他のブラ
ケット21および22は遊びとなる。
輪の場合には図4に示すように、ブラケット21および
22に取付けられ、ブラケット23は遊びとなる。ま
た、複輪の場合には図8に示すように、内輪側はブラケ
ット21、22、および23すべてを使用して取付けら
れ、外輪側はブラケット23のみが使用され、他のブラ
ケット21および22は遊びとなる。
【0031】圧力センサ1または1a、1bを取付ける
専用のエアバルブ6が車軸に平行な直線から6°〜15
°程度のわずかな角度ずらした位置に配置されているた
めに、配線24から圧力センサ1または1a、1bまで
の分岐配線が短くなり、また、エアバルブ6の円周方向
の位置が内輪と外輪とで振り分けられて配置されている
ために車輪の回転バランスに対し調和がとられる。
専用のエアバルブ6が車軸に平行な直線から6°〜15
°程度のわずかな角度ずらした位置に配置されているた
めに、配線24から圧力センサ1または1a、1bまで
の分岐配線が短くなり、また、エアバルブ6の円周方向
の位置が内輪と外輪とで振り分けられて配置されている
ために車輪の回転バランスに対し調和がとられる。
【0032】このような構造のディスクホイール9に取
り付ける圧力センサ組立体は同一タイヤ規格について単
輪用および複輪用の二種に限定される。複輪の場合の圧
力センサ1aおよび1bは電気的に直列に接続され、こ
の二つの圧力センサ1aまたは1bの一方に圧力異常が
検出されて回路が断状態になったときには、その直列に
接続された回路は断状態になり、トランスミッタ2から
異常圧力が表示器5に通知される。
り付ける圧力センサ組立体は同一タイヤ規格について単
輪用および複輪用の二種に限定される。複輪の場合の圧
力センサ1aおよび1bは電気的に直列に接続され、こ
の二つの圧力センサ1aまたは1bの一方に圧力異常が
検出されて回路が断状態になったときには、その直列に
接続された回路は断状態になり、トランスミッタ2から
異常圧力が表示器5に通知される。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、同
一タイヤ規格について使用される部品規格を統一するこ
とができ、それに伴って部品点数を削減することができ
る。また、部品の手配、製造工程、在庫管理が単純化さ
れて量産体制をとることができ、さらに、大幅なコスト
の低減をはかるとともに生産性を向上させることができ
る効果がある。
一タイヤ規格について使用される部品規格を統一するこ
とができ、それに伴って部品点数を削減することができ
る。また、部品の手配、製造工程、在庫管理が単純化さ
れて量産体制をとることができ、さらに、大幅なコスト
の低減をはかるとともに生産性を向上させることができ
る効果がある。
【図1】本発明実施例装置のブロック構成図。
【図2】本発明実施例装置の動作原理を説明する図。
【図3】本発明実施例装置における制御回路のブロック
構成図。
構成図。
【図4】本発明実施例装置に用いられるディスクホイー
ルが単輪の場合の圧力センサ組立体の構成および取付状
態を示す図。
ルが単輪の場合の圧力センサ組立体の構成および取付状
態を示す図。
【図5】本発明実施例装置に用いられるディスクホイー
ルが単輪の場合の圧力センサ組立体とその配線を取付け
るブラケットとの位置関係を示す図4のA矢視図。
ルが単輪の場合の圧力センサ組立体とその配線を取付け
るブラケットとの位置関係を示す図4のA矢視図。
【図6】本発明実施例装置に用いられるディスクホイー
ルが単輪の場合の圧力センサ組立体の結線状態を示す
図。
ルが単輪の場合の圧力センサ組立体の結線状態を示す
図。
【図7】本発明実施例装置のディスクホイールに取付け
られるエアバルブの構成を示す図。
られるエアバルブの構成を示す図。
【図8】本発明実施例装置に用いられるディスクホイー
ルが複輪の場合の圧力センサ組立体の構成および取付状
態を示す図。
ルが複輪の場合の圧力センサ組立体の構成および取付状
態を示す図。
【図9】本発明実施例装置に用いられるディスクホイー
ルが複輪の場合の圧力センサ組立体とその配線を取付け
るブラケットとの位置関係を示す図8のA矢視図。
ルが複輪の場合の圧力センサ組立体とその配線を取付け
るブラケットとの位置関係を示す図8のA矢視図。
【図10】本発明実施例装置に用いられるディスクホイ
ールが複輪の場合の圧力センサ組立体の結線状態を示す
図。
ールが複輪の場合の圧力センサ組立体の結線状態を示す
図。
1 圧力センサ 1a 第一の圧力センサ 1b 第二の圧力センサ 2 トランスミッタ 3 アンテナ 4 制御回路 5 表示器(ランプ) 6 エアバルブ 6a 雄ねじ 6b Oリング 6c ナット 6′ 空気圧供給用エアバルブ 7 接点 8 タイヤリム 9 ディスクホイール 10 端子 11 発振器 12、13 増幅器 14 周波数弁別回路 15 プログラム制御回路 19 表示端子 21、22、23 ブラケット 24、25 配線 26 締付手段
Claims (5)
- 【請求項1】 圧力センサと、この圧力センサの出力に
応じて共振周波数が変化するトランスミッタとがタイヤ
側に取付けられ、 このトランスミッタに対向するアンテナと、このアンテ
ナに信号を送受信する制御回路と、この制御回路の警報
出力を表示する表示器とが車体側に取付けられ、 前記制御回路は、前記アンテナに短いパルス信号を送信
する送信回路と、そのパルス信号の送信に応答して前記
トランスミッタが発信する共振信号を受信する受信回路
と、その共振信号の周波数を弁別する周波数弁別回路
と、この周波数弁別回路の出力により前記警報出力を送
出するプログラム制御回路とを含むタイヤ空気圧警報装
置において、 ディスクホイールには空気圧供給用のエアバルブの他に
前記圧力センサを取付けるための専用のエアバルブが設
けられ、 車軸と平行にそのディスクホイールに沿って設けられた
一本の配線を備え、前記トランスミッタがこの配線の一
端に接続され、前記圧力センサがこの配線から直角方向
に引き出された短い配線により接続され、 前記トランスミッタの位置および前記短い配線の引出し
位置近傍で前記一本の配線が前記ディスクホイールに取
付けられたことを特徴とするタイヤ空気圧警報装置。 - 【請求項2】 前記配線は、前記空気圧供給用のエアバ
ルブの位置からディスクホイールの円周上ほぼ180度
ずれた位置に設けられ、 前記専用のエアバルブは、前記空気圧供給用のエアバル
ブの位置からディスクホイールの円周上ほぼ180度の
位置からさらに前記円周上をα度(ただし6°≦α≦1
5°)ずれた位置に設けられ、 この専用のエアバルブに前記圧力センサが取付けられた
状態では、前記短い配線がこの専用のエアバルブの軸方
向に対して直角方向に位置するように配置された請求項
1記載のタイヤ空気圧警報装置。 - 【請求項3】 ディスクホイールが複輪用に2個連接さ
れた構造であり、 前記一本の配線から前記短い配線が二箇所で引き出され
た請求項1または2記載のタイヤ空気圧警報装置。 - 【請求項4】 一本の配線と、この配線の一端に取付け
られたトランスミッタと、この配線の他端から直角に引
き出された短い配線により接続された圧力センサと、前
記トランスミッタの位置および前記短い配線の引出し位
置近傍にそれぞれ設けられた締付手段とを備えたことを
特徴とするタイヤ空気圧警報装置用の圧力センサ組立
体。 - 【請求項5】 一本の配線と、この配線の一端に取付け
られたトランスミッタと、この配線の他端から直角に引
き出された短い配線により接続された第一の圧力センサ
と、この配線の中間位置から第二の短い配線により接続
された第二の圧力センサと、前記トランスミッタの位置
および前記短い配線の引出し位置近傍にそれぞれ設けら
れた締付手段とを備え、 前記第一の圧力センサおよび前記第二の圧力センサはそ
の接点が電気的に直列に接続されたことを特徴とするタ
イヤ空気圧警報装置用の圧力センサ組立体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3271521A JPH05104918A (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | タイヤ空気圧警報装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3271521A JPH05104918A (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | タイヤ空気圧警報装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05104918A true JPH05104918A (ja) | 1993-04-27 |
Family
ID=17501230
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3271521A Pending JPH05104918A (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | タイヤ空気圧警報装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05104918A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS495384A (ja) * | 1972-04-03 | 1974-01-18 | ||
JPS5592999A (en) * | 1978-12-29 | 1980-07-14 | Yazaki Corp | Tire pressure alarm device |
-
1991
- 1991-10-18 JP JP3271521A patent/JPH05104918A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS495384A (ja) * | 1972-04-03 | 1974-01-18 | ||
JPS5592999A (en) * | 1978-12-29 | 1980-07-14 | Yazaki Corp | Tire pressure alarm device |
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