JPH05103330A - カラー固体撮像装置 - Google Patents

カラー固体撮像装置

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Publication number
JPH05103330A
JPH05103330A JP3258066A JP25806691A JPH05103330A JP H05103330 A JPH05103330 A JP H05103330A JP 3258066 A JP3258066 A JP 3258066A JP 25806691 A JP25806691 A JP 25806691A JP H05103330 A JPH05103330 A JP H05103330A
Authority
JP
Japan
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color
row
line
solid
filter
Prior art date
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Pending
Application number
JP3258066A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Hashimoto
進 橋本
Masao Hiramoto
政夫 平本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP3258066A priority Critical patent/JPH05103330A/ja
Publication of JPH05103330A publication Critical patent/JPH05103330A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Color Television Image Signal Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 昼間には正常なカラー映像が得られ、夜間に
は白黒映像が得られるカラー固体撮像装置を提供する。 【構成】 カラー固体撮像素子32は、2次元状に構成
された光感知セル10群の前面に色分離フィルタを付け
ている。色分離フィルタの基本構成Aは、1行1列目と
3行2列目のマゼンタ要素11,1行2列目と3行1列
目の緑要素12,2行1列目と4行1列目のシアン要素
13および2行2列目と4行2列目の黄要素14の4行
2列の色フィルタ要素群からなり、色分離フイルタの各
色フィルタ要素(11〜14)が各光感知セル10に1
対1で対応して配設されている。この色分離フイルタで
は、分光透過特性として赤外光領域で全色要素の光透過
率がほぼ等しくなっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、1つの固体撮像素子
に2次元状に構成された色分離フイルタを1枚配設した
いわゆる単板式カラー固体撮像装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、カラー固体撮像装置として、画像
歪や焼き付きが無く、耐環境性、信頼性の高い個体カメ
ラが各分野で広く利用されている。個体カメラは撮像素
子の超小型化に伴い、大幅に小型化を図ることができ、
その代表的利用例の1つとして、家庭の玄関扉に実装さ
れる扉カメラがある。
【0003】従来より、扉カメラでは白黒カメラが主流
であったが、最近ではカラー化の要望とともに、扉カメ
ラの性能として、単純に映像をとらえるだけでなく、昼
夜を監視できることが望まれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の固
体撮像装置の代表例としてのカラー扉カメラでは、赤外
カットフイルタを用いているため、通常夜間監視で用い
られる赤外光には対応できず、また、赤外カットフイル
タを取り除き赤外光による映像を得ても、昼間では正常
なカラー画像を得ることができないという問題があっ
た。
【0005】この発明の目的は、昼間には正常なカラー
映像が得られ、夜間には白黒映像が得られるカラー固体
撮像装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明のカラー固体撮
像装置は、色分離フィルタが4行2列を基本構成とし隣
り合う列要素の赤外光領域における分光透過特性のほぼ
等しい色フイルタ要素群からなり、色フィルタ要素群の
各色フィルタ要素を光感知セル群の各光感知セルに対応
して配設したことを特徴とする。
【0007】
【作用】この発明の構成によれば、色分離フィルタが4
行2列を基本構成とし隣り合う列要素の赤外光領域にお
ける分光透過特性のほぼ等しい色フイルタ要素群からな
り、色フィルタ要素群の各色フィルタ要素を光感知セル
群の各光感知セルに対応して配設したことにより、昼間
は正常なカラー画像が得られ、夜間には赤外光による白
黒映像を得ることができる。
【0008】
【実施例】以下この発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。図4はこの発明の一実施例におけ
る信号処理を示すブロック図である。図4において、3
1はレンズ、32はカラー固体撮像素子、33はローパ
スフイルタ、34は色分離回路、35はカラーエンコー
ダ、36は昼夜切替器である。
【0009】レンズ31を通過した光は、カラー固体撮
像素子32により電気信号に変換され、ローパスフィル
タ33と色分離回路34に伝送される。ローパスフィル
タ33から出力された輝度信号Yはカラーエンコーダ3
5に入力される。また、色分離回路34では同期検波が
行われ、色差信号C1,C2が出力され、昼夜切替器3
6を通りカラーエンコーダ35に入力される。カラーエ
ンコーダ35は入力された輝度信号Yと色差信号C1,
C2を複合映像信号に合成する。なお、昼夜切替器36
は、昼夜切替信号により昼間は入力された色差信号C
1,C2をそのまま出力するが、夜間は色差信号C1,
C2を基底レベルまで下げて出力するようになってい
る。
【0010】図1は同実施例におけるカラー固体撮像素
子32の部分平面図、図2は同カラー固体撮像素子32
の色分離フィルタの分光透過特性図、図3は同カラー固
体撮像素子32の分光感度図である。このカラー固体撮
像素子32は、2次元状に構成された光感知セル10群
の前面に色分離フィルタを付けている。色分離フィルタ
の基本構成Aは、1行1列目と3行2列目のマゼンタ要
素11,1行2列目と3行1列目の緑要素12,2行1
列目と4行1列目のシアン要素13および2行2列目と
4行2列目の黄要素14の4行2列の色フィルタ要素群
からなり、色分離フイルタの各色フィルタ要素(11〜
14)が各光感知セル10に1対1で対応して配設され
ている。この色分離フイルタでは、緑要素12はシアン
要素13と黄要素14の重ね合せにより構成され、分光
透過特性として図2に示すように、700nm以上の赤
外光領域で全色要素の光透過率がほぼ等しくなってい
る。
【0011】以上のように構成されるカラー固体撮像装
置について、まず昼間に作動させた場合を説明する。カ
ラー固体撮像素子32の各画素が受光し、光電変換した
信号量は次のようになる。 マゼンタ信号 : Smg+SIR 緑 信号 : Sg +SIR シアン 信号 : Scy+SIR 黄 信号 : Sye+SIR ここで、各色信号の700nm以上の赤外光による信号
量は、ほぼ一定でSIRと表し、700nm以下の光によ
る信号は、マゼンタ,緑,シアン,黄でそれぞれ、Sm
g,Sg ,Scy,Syeと表している。
【0012】さらに、ローパスフィルタ33および色分
離回路34から出力される信号量は次のようになる。 輝度信号Y : (Smg+Sg +Scy+Sye)/4+
SIR 色差信号C1 : Smg+Scy−Sg −Sye 色差信号C2 : Smg+Sye−Sg −Scy この結果より、色差信号C1,C2は赤外光(信号量S
IR)の影響を受けず、色相異常等は発生しないことがわ
かる。
【0013】次に夜間に作動させた場合について説明す
る。この場合は、昼夜切替器36によりカラーエンコー
ダ35に入力される色差信号C1,C2を零とし、カラ
ー映像は得られないが、輝度信号Yのみによる白黒映像
が得られる。以上のようにこの実施例によると、色分離
フィルタの基本構成Aが、1行1列目と3行2列目がマ
ゼンタ要素11,1行2列目と3行1列目が緑要素1
2,2行1列目と4行1列目がシアン要素13,2行2
列目と4行2列目が黄要素14である4行2列の色フィ
ルタ要素群からなり、その各色フィルタ要素(11〜1
4)が各光感知セル10に1対1で対応して配設され、
色フイルタ要素群で隣り合う列要素の赤外光領域におけ
る分光透過特性がほぼ等しいことにより、赤外カットフ
イルタ無しで昼間は正常なカラー映像を得ることができ
るうえ、夜間では赤外光照射による白黒映像を得ること
ができ、昼夜ともにすぐれた映像をえることができる。
このためカラー扉カメラ等に用いれば昼夜監視上すぐれ
た性能を提供でき、その実用的効果は大なるものがあ
る。
【0014】なお、この実施例では、色分離フイルタの
色素をマゼンタ,緑,シアン,黄としたが、色ベクトル
上で直交関係にある2つの色差信号が得られる4行2列
を基本構成としたもので、かつ隣合う列要素の赤外光領
域における分光透過率がほぼ等しいものであれば、特に
限定されるものではない。
【0015】
【発明の効果】この発明のカラー固体撮像装置は、色分
離フィルタが4行2列を基本構成とし隣り合う列要素の
赤外光領域における分光透過特性のほぼ等しい色フイル
タ要素群からなり、色フィルタ要素群の各色フィルタ要
素を光感知セル群の各光感知セルに対応して配設したこ
とにより、昼間は正常なカラー画像が得られ、夜間には
赤外光による映像を得ることができるため、カラー扉カ
メラ等に用いれば昼夜監視上すぐれた性能を提供でき、
その実用的効果は大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例におけるカラー固体撮像素
子の部分平面図である。
【図2】同実施例におけるカラー固体撮像素子の色分離
フィルタの分光透過特性図である。
【図3】同実施例におけるカラー固体撮像素子の分光感
度図である。
【図4】同実施例における信号処理を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
10 光感知セル 11 マゼンタ要素 12 緑要素 13 シアン要素 14 黄要素 32 カラー固体撮像素子 A 基本構成

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2次元状に構成された光感知セル群の前
    面に色分離フィルタを付けたカラー固体撮像素子の出力
    信号から輝度信号と色差信号を生成し、前記輝度信号と
    色差信号から複合映像信号を得るカラー固体撮像装置で
    あって、 前記色分離フィルタは4行2列を基本構成とし隣り合う
    列要素の赤外光領域における分光透過特性のほぼ等しい
    色フイルタ要素群からなり、前記色フィルタ要素群の各
    色フィルタ要素を前記光感知セル群の各光感知セルに対
    応して配設したことを特徴とするカラー固体撮像装置。
JP3258066A 1991-10-04 1991-10-04 カラー固体撮像装置 Pending JPH05103330A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3258066A JPH05103330A (ja) 1991-10-04 1991-10-04 カラー固体撮像装置

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JP3258066A JPH05103330A (ja) 1991-10-04 1991-10-04 カラー固体撮像装置

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Publication Number Publication Date
JPH05103330A true JPH05103330A (ja) 1993-04-23

Family

ID=17315058

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3258066A Pending JPH05103330A (ja) 1991-10-04 1991-10-04 カラー固体撮像装置

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JP (1) JPH05103330A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007194892A (ja) * 2006-01-19 2007-08-02 Mitsubishi Electric Corp 撮像装置
JP2007208932A (ja) * 2006-02-06 2007-08-16 Canon Inc 可視成分割合算出方法、およびそれを用いた光学機器

Cited By (2)

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JP2007194892A (ja) * 2006-01-19 2007-08-02 Mitsubishi Electric Corp 撮像装置
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