JPH05100077A - 原子炉炉心中性子束測定方法および装置 - Google Patents

原子炉炉心中性子束測定方法および装置

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JPH05100077A
JPH05100077A JP4074712A JP7471292A JPH05100077A JP H05100077 A JPH05100077 A JP H05100077A JP 4074712 A JP4074712 A JP 4074712A JP 7471292 A JP7471292 A JP 7471292A JP H05100077 A JPH05100077 A JP H05100077A
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core
neutron flux
measuring
container
probe
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JP4074712A
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Jean Damezin
ジヤン・デイムジン
Guy Desfontaines
デエスフオンテン・ガイ
Jean-Paul Millot
ジヤン−ポール・ミロー
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Fragema
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    • G21CNUCLEAR REACTORS
    • G21C17/00Monitoring; Testing ; Maintaining
    • G21C17/10Structural combination of fuel element, control rod, reactor core, or moderator structure with sensitive instruments, e.g. for measuring radioactivity, strain
    • G21C17/108Measuring reactor flux
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • High Energy & Nuclear Physics (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】リークの危険性を少くし、燃料充填操作前後に
おける作業員の労働時間と被爆量の低減を計った炉心内
中性子測定装置と方法を提供する。 【構成】本装置の容器蓋に配置されたフィード・スルー
・スリーブ21は、2つの部材21b,21Cをカラー
23で軸方向に沿って集合し、金属製密封接合部24を
環状固定部材23で締め付ける。シンブル25をスリー
ブ21、カラム22およびガイドダクトを通し軸方向に
導入する。シンブル25は、連結部26、中間部34、
ねじ込み連結部35によって可動プローブのためのガイ
ドチューブ36、反応容器外側および蓋に結合される。
また、スリーブ21の閉じた部分の上側に形成されたコ
ンポーネント27に固定される。そして、測定装置の可
動プローブがシンブル25内を動くように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原子炉の炉心における
中性子束を測定するための装置と方法とに関するもので
ある。
【0002】
【従来技術】原子炉、とくに加圧水冷却型原子炉は、容
器と、炉心と、一次回路と、前記容器の蓋とを有する。
容器は、炉心が閉じ込められた概略円筒状のものであ
る。炉心は、角柱状の複数の燃料集合体が前記容器の軸
線と平行に規則正しく配置されている。一次回路は、原
子炉の一次冷却材を形成する加圧水の循環と冷却とを保
証する。一次回路は、少なくとも一本のループ、通常は
3〜4本のループを有する。これらのループの端部は、
容器内側空間に連通している。炉心の燃料集合体は、容
器内の炉心周囲を取り囲む隔壁に配置され、かつ支持さ
れる。また、容器の上部に開閉自在な蓋が設けられてお
り、これによって燃料集合体とともに炉心を再充填する
ことが可能である。
【0003】原子炉、とくに加圧水冷却型原子炉は、原
子炉運転中において炉心内での中性子束の値を得るこ
と、中性子束の空間分布とを得ることを可能とするため
の手段を有するものである。
【0004】このような測定手段は、種々の型の検出器
からなるもので、これらの検出器は炉心の内在計器装備
として構成される。例えば、検出器は、核分裂プロー
ブ、ガンマサーモメーター、エアロボール、またはハイ
ドロボールからなる。これらの検出器は、ある数からな
る燃料集合体に導入され、炉心全体への中性子束の空間
分布決定を許す。
【0005】検出器は、半永久的に炉心内に固定された
固定計器装備か、あるいは測定に際して炉心内に導入さ
れる移動可能な計器装備とされる。第一の場合、中性子
束測定は炉心の保守点検に直接利用される。第二の場
合、炉心の保守点検は他のセンサーから供給されるデー
タを利用しておこなわれる。例えば、炉心の外側に配置
されたマルチステージ核分裂チェンバーと、炉心内の制
御棒位置出し装置とがそのようなセンサーとしてあげら
れる。後者の場合、炉心内の可動計器装備は、外部計器
装備によって供給されるデータの周期的再調節実行と、
原子炉運転開始前における燃料ローデイング操作中に生
ずるミスの検出とを行なう。
【0006】炉心内に装備される計器装備は、計器装備
調節室から燃料集合体への移動の際に、測定検出器の保
護および誘導に利用されるチューブまたは「シンブル」
を含む。シンブルは、原子炉容器の下部または蓋の上に
配置されたフイード・スルー・スリーブによって、原子
炉壁面を貫通して設けれている。シンブルは、燃料集合
体を有する炉心への燃料出し入れ前にシンブルを引き出
さなければならない。
【0007】計器装備調節室には、検出器によって提供
された測定値をプロセッシングするための設備が備え付
けられている。そして、可動式の検出器である場合、シ
ンブルの内側を検出器が炉心に導入される方向もしくは
炉心から導出される方向へ動くための装置が必要であ
る。
【0008】
【本発明が解決しようとする課題】原子炉の計器設備
は、固定もしくは可動自在どちらの場合でも欠点を有し
ている。第一に、原子炉建屋に計器装備のための測定器
具および調節装置と、建屋内から原子炉容器への通路と
を確保するための一定の空間を確保する必要がある。ま
た、炉心の燃料充填操作前に炉心の高さよりも長くシン
ブルを引き出すために空間を広くとって調節室における
十分なクリアランスの確保を行なう必要がある。
【0009】シンブルの導入を可能とする容器壁部にあ
るフィード・スルー・スリーブは、容器底部に固定され
ており、容器に含まれる一次燃料がひとつ以上のフイー
ド・スルー・スリーブの欠損によってリーク(漏れ)の
危険性がある。炉心内部計器装備が蓋によって形成され
た容器の上部壁を貫通している場合、原子炉設備の上側
内部アイテムは相対的に複雑な形状をなすので、シンブ
ルの引き出しおよび交換のための炉心の燃料充填操作前
後における作業員の労働時間および放射線被爆量が増加
するだろう。
【0010】したがって本発明の目的は、原子炉の炉心
内における中性子束を測定するための装置および方法を
提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、炉心が格納された垂直方向に延びる軸を
有する円筒状の容器と、冷却材の循環を担い、かつ前記
容器内側に連通する少なくとも一本のループからなる一
次回路と、前記容器内において前記炉心を取り囲む隔壁
と、前記容器の上側に形成された開口部を開閉自在にし
て覆う蓋とからなる原子炉において、前記炉心内の中性
子束を測定するために、少なくともひとつのシンブル内
を動くことが可能な少なくともひとつのプローブからな
る中性子束測定装置の構成を、炉心の前記隔壁内に配備
されてシンブルの通過およびその支持を実施するため
に、前記炉心の軸方向に沿って、かつ前記炉心の高さよ
りも実質的に高くして、前記炉心の周方向に分布するダ
クトと、前記容器の前記蓋に形成され、かつシンブルの
通過のための前記ダクトの軸線延長方向に沿って配備さ
れた複数のフィード・スルー・スリーブと、
【0012】前記ダクトの軸線延長方向に沿って配備さ
れ、かつ対応する前記ダクトと前記フィード・スルー・
スリーブとに嵌合してシンブルの受け入れのためのチャ
ンネルを形成するガイドカラムと、前記容器の外側に配
備され、かつ前記容器に設けられた前記蓋に固定され、
さらに一端を前記可動プローブの誘導、移動および交換
のための手段と連結し、他端をシンブルと結合させた前
記可動プローブの誘導、移動、交換、そして停止および
保持を担う手段とからなるものとした。
【0013】また、本発明は、上記課題を解決するため
に、炉心が格納された垂直方向に延びる軸を有する円筒
状の容器と、該容器の上端開口部を開閉自在にして覆う
蓋と、前記容器内の炉心を囲む隔壁と、前記容器から前
記蓋へ通る管状のスリーブと、前記炉心の再活性を調節
するために、前記炉心内における吸着調節クラスターの
移動を確実にするために、また前記スリーブにおいて誘
導されるために、前記スリーブの少なくとも一部に設け
られた調節ロッドと、冷却材の循環を担い、かつ前記容
器内側に連通する少なくとも一本のループからなる一次
回路とからなる原子炉において前記炉心内における中性
子束を測定するための方法に含まれる各工程を、まず、
炉心の上に位置し、かつ炉心の断面を横切るようにして
分配された一次冷却材の温度をを用いて測定する工程
と、炉心内の調節クラスターの位置を測定する工程と、
容器に連通した各一次ループの端部における一次冷却材
の温度を測定する工程と、一次冷却材の圧力を測定する
工程と、各一次ループを循環する一次冷却材の流速を測
定する工程と、そして、各測定が終了した後、それらの
結果をもとにして炉心における中性子束の空間分布を計
算する工程とした。
【0014】
【実施例】図1は、概略円筒状をなした加圧水型原子炉
の容器1を示すものである。この容器の下部端は球面状
に形成された底部2からなり、また上部端は開口してお
り、その開口部を球面状の蓋3が開閉自在にして覆って
いる。
【0015】原子炉の炉心4は、複数の燃料棒からなる
燃料集合体から概略構成される。この燃料集合体は、そ
の軸線を前記円筒の軸線と平行となるようにして設けら
ており、またその下部は炉心4の下部に設けられた炉心
支持体5によって支持される。さらに燃料集合体は、炉
心外側の形状に合うようにして集合され、かつ垂直方向
に立設された複数のフラットプレート6aからなる炉心
支持アセンブリー(隔壁)6によって隔離される。ま
た、これらのフラットプレート6aは、水平方向に配設
された補強プレート6bによってそれらの集合状態を補
強されている。すなわち、炉心を覆うシュラウド9の内
壁と、そのシュラウド9内側方向に配置されたフラット
プレート6aの外壁との間に前記補強プレート6bが介
在する。さらにシュラウド9は、容器1内側に同軸的に
固定されている。
【0016】また、図に示すように、容器1の炉心4よ
りも上側に位置するようにしてパイプ10および11が
対向して容器1周面に接続し、かつそれらのパイプ1
0、11は容器1内側に連通している。さらに、これら
のパイプ10、11は、冷却材を循環させるための一次
回路からなるループの端と接続される。
【0017】上記炉心4の上端にあるプレート13に原
子炉の設備12の上部アイテムが接続されている。ま
た、このプレート13と平行となるようにして、その上
側方向に支持プレート14が配設されている。これらの
プレート13、14間には、複数のカラムスペーサー1
6が介在し、さらに、プレート13、14からプレート
14の上側方向へ延びる複数の制御棒ガイドチューブ1
7が配設されている。これらのチューブ17は、原子炉
の吸着材調節クラスターの誘導のためにあり、またチュ
ーブ17は延長部材18に固定されて炉心内の燃料集合
体へ誘導される。
【0018】中性子束測定のための可動プローブのため
の本発明にもとづく装置は、垂直誘導ダクト(ガイドダ
クト)、例えばダクト20を有するもので、ダクトは隔
壁6の連設する補強プレート6bを貫通する整列された
複数の開口部に導かれる。
【0019】ガイドダクト20は、その軸線を垂直方向
に延びるようにして配置されている。すなわち、容器お
よび炉心4の軸線と平行な関係にある。そしてこのダク
トは炉心よりも長く、可動プローブからなるシンブル2
5を炉心の軸方向に沿うようにして誘導する。この誘導
は、実質的にはダクト全長に匹敵する移動距離を有す
る。図2に示された8本のガイドダクト20は、燃料集
合体4aからなる炉心4の周囲に設けられており、それ
ぞれのダクトは、炉心4の中心軸を中心として45度ず
つ互いに炉心の周方向に離間されている。炉心4の高さ
全体に沿った、それぞれのガイドダクト20によって誘
導されるシンブル25内における連続的な可動プローブ
の移動は、炉心4によって放出された中性子束の空間分
布を決定することを可能とする。
【0020】吸着材延長部材18は、吸着材のクラスタ
ーが固定されており、図1に示すように、蓋3を貫通し
て設けられたアダプターまたはスリーブ19によってガ
イドされる。これらのアダプターのいくつかは(例えば
アダプター21)は、蓋3に対して垂直方向に延びてお
り、容器1内の中性子束の測定のための可動プローブの
通過を許すフイード・スルー・スリーブを形成する。
【0021】図1のフイード・スルー・スリーブ21
は、隔壁6に配置されたガイドダクト20の軸線延長方
向に沿って置かれている。スリーブ21の一端(下端)
は、切頭円錐形状に広がっており、蓋3を閉じる際にこ
のスリーブ21と中空ガイドカラム22との嵌合を容易
とする。また、中空ガイドカラム22は、スリーブ21
の外側部分と、ガイドダクト20の上端部との間におけ
る可動プローブからなるシンブルの連続的通過を可能と
する。そしてこのカラム22は、ダクト20の軸線延長
方向に沿って置かれており、またスリーブ21にその上
側部分が嵌合されている。
【0022】スリーブ21と同様の、蓋3に配置された
8本のフイード・スルー・スリーブは、隔壁6に配置さ
れた8本のガイドダクト20の軸線延長方向に置かれて
いる。図3から明らかなように、フイード・スルー・ス
リーブ21の上側部分は、2つの部材21bと21cと
からなり、カラー23によって互いにの軸方向に沿って
集合されている。金属製密封接合部24は、部材21b
と21cとの間に介在されており、この接合部24の締
め付けは環状固定部材(カラー)23によってなされて
いる。シンブル25は、スリーブ21、カラム22およ
びガイドダクト22に対してそれらの全体の長さに沿っ
て軸方向に導入され、スリーブ21の上側に固定され
る。
【0023】本発明にもとづく測定装置の可動プローブ
は、スリーブ21、カラム22およびガイドダクト20
内の軸方向の移動を確実にするシンブル25内を動く。
シンブル25は、コネクター26によってスリーブ21
上端を閉じるコンポーネント27上に固定され、またそ
れはシンブル25の通過のためのセントラルチャンネル
を含む。コネクター26は、コンポーネント27上には
んだ付けされている。また、このコンポーネント27は
下端部の周面に沿って半径方向に延びる凸部27aが形
成され、この凸部27aはスリーブ21の部材21bの
開口部内側面に形成された凹部に嵌められる。前記凸部
27aの上部と部材21bの前記凹部との間に金属製密
封接合部28が介在する。
【0024】コンポーネント27は、その外周面に凹部
が形成され、この凹部にO型リング29が嵌められてい
る。このO型リング29は、2つの部分からなり、前記
O型リング29の半径方向平面上に位置した接合面によ
って分離されている。ネジ31が貫通したクランプリン
グ30は、リング29が置かれるための凹部が形成され
ている。
【0025】スリーブ21に係合されたカラム22は、
その上端をコンパートメントの上側部分に強固に結合し
ている。これによって、スリーブ21の上側部分は閉じ
られた状態となる。
【0026】シンブル25は、連結部26、中間部34
およびねじ込み連結部35によって、可動プローブのた
めのガイドチューブ36、反応容器外側および蓋3に結
合されている。また、スリーブ21の閉じた部分の上側
に形成されたコンポーネント27に固定されたシンブル
25は、コンポーネントの内孔によって形成された垂直
チャンネルの内側、カラム22の内孔、そして隔壁に配
置されたガイドダクト20とに配置されている。中性子
束測定のための可動プローブを誘導するための手段を形
成するシンブル25は、垂直通過チャンネル全体の高さ
に沿って配置されており、それによってプローブは隔壁
内へ誘導され、炉心4の全高さに沿って置換される。
【0027】シンブルは容易に除去される。例えば、原
子炉を停止させた際に排除することができる。中間部3
4は、連結部35を取り除くことによってガイドチュー
ブ36から取り外して、連結部26とコンポーネント2
7とを固定させるハンダ付けを除去する。シンブル25
は、スリーブ21の外側に配置された中間部34を引っ
張ることによってそれを垂直方向に受けているチャンネ
ルから引き出すことができる。
【0028】容器の蓋を除去する過程では、例えば炉心
に、容器内にこのシンブル25を誘導および支持するた
めのすべての手段、燃料集合体およびシンブル25を再
び取り付ける場合、コンポーネント27、カラム22お
よびダクト20の構成は、それらの操作位置で容器内に
保持されたままにすることができる。このことは、シン
ブルの引き出し操作を排除することを可能とするものな
ので、シンブルの引き出しに伴う機械的圧力などによる
破損などを防ぐことが可能となる。容器の蓋3を取り外
す前に、シンブル25の軸線方向に沿った中間部34
は、連結部34のねじ込みを解除することによって取り
外される。
【0029】スリーブ21を閉じているコンポーネント
27は、スリーブ21の部材21bの上面に保持される
ねじ31によってクランプ位置に維持され、またリング
30およびリング29によってコンポーネント27が持
ち上がるのが抑えられ、密閉接合部28がスリーブ21
の内側に嵌合される。容器のカバーを除去するのに先立
って、ねじ31をゆるめて、リング29を取り除く。そ
れによって、スリーブ21を、コンポーネント27とカ
ラム22とから取り除くことが可能となる。カラー23
を除去し、そしてスリーブ21の部材21bおよび21
cを分離する。
【0030】これらの取り外し操作がそれぞれのスリー
ブ21において実施される場合、カラム22、コンポー
ネント27、そしてシンブル25をそのままにして容器
の蓋3を起こすことが可能である。容器の蓋を取り外す
過程において、コンポーネント27およびカラム22
は、対応するスリーブ21に係合される。また、スリー
ブ21の下端部側にある広がった部分21aは、コンポ
ーネント27に容易に嵌合される。コンポーネント27
を締め付けおよび密閉するための部材が交換され、そし
てネジ31によってスリーブ21の閉じられた状態が保
証される。
【0031】図2に示すように、中性子束測定のための
外側チェンバー40は、容器1の周りに配置される。測
定チェンバー40は、炉心の軸に沿った方向に炉心から
放出される中性子束の分布を決定することを可能とする
マルチステージ核分裂チェンバーである。
【0032】この実施例では、8個のマルチステージチ
ェンバー40が用いられており、それらは原子炉容器1
および炉心の軸線を中心軸として互いに45度ずつ離間
して周方向に配置れている。可動束測定プローブをガイ
ドするためのシンブル25を運ぶ8個のダクト20は、
マルチステージチェンバー40の位置に対して半径方向
に配列されている。
【0033】図4および5に示されるように、可動プロ
ーブをガイドするためのフレッシブルチューブ36は、
その一端で、置換のための手段、ガイド手段および可動
プローブの交換手段を含むコントロールボックス41に
結合している。後述するが、2つの可動プローブが用い
られ、そのうちひとつは、それぞれのシンブル25内に
おける測定に利用されるプローブが欠落の場合に置換プ
ローブとなる。測定プローブを置いておくケース42
は、ボックス41の延長部分にある。このケース42
は、放射線を吸収する壁を有しているので、プローブの
操作中に作業員を保護する。コンポーネント27を締め
付けるための手段を含むスリーブ21の上部、中間部3
4、そして連結部26、35は、保護ケース45のなか
に置かれている。
【0034】ボックス41およびガイドチューブ36
は、容器の蓋3へ固定構造物44によって運ばれる。こ
の構造物44は、容器の蓋3を持ち上げるための複数の
支柱46と、これらの支柱に連結された横断支持部材4
7とからなる。蓋を貫通するアダプター28は、原子炉
を調整するための吸着材からなるクラスターに固定され
た端部へ拡張部材の通過と誘導とを保証する。クラスタ
ーの置換のための装置49は、容器蓋の上にあるアダプ
ター48に固定されている。アダプター48と同様に、
スリーブ21は8個のアダプターからなり、コントロー
ルクラスターの延長部分の通過のために利用される。構
造物44およびボックス41は、副連節連結ロッド50
によって支持されている。この副連節連結ロッド50
は、その一端を原子炉構造物に固定している。連結ロッ
ド50は、取り外し自在にして固定されており、蓋3の
除去前に、原子炉構造から容器の蓋の分離を行なえるよ
うになっている。したがって本発明にもとづく測定装置
のすべての構成部品は、容器蓋上に固定されている。
【0035】図6および7に示すように、ボックス41
は縦ボックス41aと、可動プローブの置換に利用され
る上部部材41b、41cとを有している。可動プロー
ブん調節および置換のためのユニット51は、ボックス
41の上部部材41bおよび41cのそれぞれに配置さ
れている。可動プローブ52は、ケーブル53の一端に
固定され、このケーブル53によってプローブが動かさ
れ、またプローブからの測定シグナルが伝達される。コ
ントロールユニット51は、巻き上げ機54と、電動滑
車55とを有する。ボックス41の縦ボックス部分41
aにおいて、ケーブル53に固定されたプローブ52の
それぞれの通過線上に、第一の3チャンネル回転セレク
ター56と、第二の4チャンネル回転セレクター57と
がある。
【0036】回転セレクター56および57は、炉心の
隔壁へ導入された8個のシンブル25のうちのひとつに
結合された8個のガイドチューブ36のうちのひとつと
同一方向へ、またはケース42の方向へ、プローブ52
が通過することを保証するために調節される。コントロ
ールユニット51とセレクター56、57とを利用する
ことによって、同一プローブによる各シンブル25内の
中性子束を炉心の全高さに沿って連続的に測定を実施す
ることが可能となる。また、ケース42内で欠損プロー
ブを置換することが可能であり、またシンブル25方向
への置換プローブの回収も可能である。
【0037】本発明にもとづく可動プローブ装置は、原
子炉の固定計器装備を用いることによってなされる中性
子束測定の点検および再調整を実施するのに用いられ
る。この固定計器装備は、8個の外部マルチステージ核
分裂チェンバー40を有している。これらのチェンバー
40は、容器1の周辺に分配されており、炉心4内での
軸方向の中性子束分布を得ることを可能とする。
【0038】固定計器装備は、さらに60個のサーモカ
ップルを有している。これらのサーモカップルは、炉心
の上方にインストールされている。また、サーモカップ
ルは、炉心の横断面に分布されて炉心の出口付近での冷
却材の温度を測定を可能とし、また炉心4内での半径方
向の出力分布を決定するのに用いられる。また、固定計
器装備には、炉心4内の吸着材調節クラスターの位置測
定装置も含まれる。この装置は、吸着材が結合された拡
張部材に連結したステップカウンターからなるものであ
る。実際、拡張部材は装置49のツメと噛合う歯車から
なるもので、吸着材クラスターの置換に利用される。ま
た、その位置は拡張部材にってなされる炉心への挿入方
向および回収方向におけるステップ数のカウントによっ
て決定される。計器装備は、それぞれの一次ループの導
入および導出部、すなわち容器内と連通された一次ルー
プの端部における温度測定のためのプローブを含むもの
である。
【0039】計器設備はまた、一次冷却材の圧力を測定
するための圧力センサーと、一次循環回ループを循環す
る冷却材の流速を測定するためのフローメーターを含む
ものである。炉心内での中性子束または力の瞬時的分布
を決定するために、下記の操作が実施される。炉心の上
に位置し、かつ炉心の断面を横切るようにして分配され
たた一次冷却材の温度を、複数のサーモカップルを用い
て測定する。炉心内の調節クラスターの位置をステップ
カンターを用いて測定する。容器に連通した各一次ルー
プの端部における一次冷却材の温度を測定する。一次冷
却材の圧力を測定する。各一次ループを循環する一次冷
却材の流速を測定する。そして、各測定が終了した後、
それらの結果をもとにして炉心における中性子束の空間
分布を計算する。
【0040】前記測定にもとづいて炉心内の中性子束ま
たは力の空間分布を計算するために、コンピューターは
デジタルのかたちで測定シグナルを受取ってそれを利用
し、また計算のための三次元プログラムを利用する。す
べての固定計器装備は、炉心の外側に設けられており、
これらは炉心のメインテナンス操作(特に燃料の取り替
え操作)の簡素化に貢献している。しかし、固定計器装
備を用いた計算によって再構成された炉心における中性
子束の分布に関しては、高い正確さが要求されるものな
ので、種々のセンサーが時間変化のなかで決して変化し
ないような指標を提供することが確実でなければならな
い。
【0041】したがって、固定計器装備から得られた中
性子束値の定期的な点検調整は、すでに述べた可動プロ
ーブ装置を用いてなされる。直接的な中性子束測定は、
炉心近傍に位置(隔壁の内側)した可動プローブによっ
てなされるので、固定計器装備によってなされた測定の
訂正および調整が実施可能となる。
【0042】本発明にもとづく中性子束測定装置は、測
定のために燃料集合体に導入されるような部材を必要と
しないという利点がある。周期的な再調整を可能とする
可動プローブ測定装置は、炉心の隔壁に配置された誘導
および位置決め用部材と、また容器外側に配置され、か
つ容器の蓋に載せられた設備とを含むものである。この
装置は、除去前に単純な解体を必要とするものであり、
また容器の蓋の持ち上げは燃料の再充填前になされる。
原子炉建屋の容積は、本発明に用いられる測定方法と装
置とに必要な計器装備が設置可能となるように、けっし
て大きくとる必要ない。本発明にもとづく装置および方
法の利点は、特に可動プローブ装置および固定計器装備
からなる測定手段が燃料集合体かなる炉心の外側に配置
されることによって達成される。
【0043】本発明は、上記実施例に限定されるもので
はない。例えば、下記に示すような測定手段も考えられ
る。この装置は、単一可動プローブを有するものであっ
て、このプローブは交換可能なものである必要はない。
プローブ以外の手段として、ガンマサーモメーター、ア
エロバールまたはハイドロボールのような、中性子束を
測定するための可動計器装備が使用可能である。また、
可動プローブの誘導のために、炉心の軸周辺に配備され
たいくつかのシンブを用いることも可能である。交換手
段として、可動プローブの誘導および交換が上記手段と
は異なる。
【0044】炉心の固定計器装備は、すでに述べたもの
とは異なり、例えば8個ではなく複数のマルチステージ
核分裂チェンバーを含む。従来から用いられている固定
計器装備において、互いに分離されて用いられる測定手
段は、他のものであってもよい。
【0045】最後に、本発明にもとづく装置と方法は、
蓋によって閉じられた容器に配備され、かつ隔壁に類似
の支持構造によって囲まれた炉心を有するいろいろな型
の原子炉に利用可能であろう。
【0046】
【発明の効果】本発明にもとづく原子炉炉心中性子束測
定方法および装置装置は上記のように構成されることに
よっって、、第一に、原子炉建屋に計器装備のための測
定器具および調節装置と、建屋内から原子炉容器への通
路とを確保するための一定の空間を確保する必要性が少
ない。また、炉心の燃料充填操作前に炉心の高さよりも
長くシンブルを引き出すために空間を広くとって調節室
における十分なクリアランスの確保を行なう必要性が少
ない。容器に含まれる一次燃料がひとつ以上のフイード
・スルー・スリーブの欠損によってリーク(漏れ)する
危険性が少ない。シンブルの引き出しおよび交換のため
の炉心の燃料充填操作前後における作業員の労働時間お
よび放射線被爆量が従来のものと比較して少ない等の利
点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にもとづく測定部材を有する加圧水型原
子炉の概略的構造を示すための垂直方向断面図である。
【図2】図1の2−2線に沿う断面図である。
【図3】図1に示された原子炉の容器上に設けられた蓋
に具備されるフイード・スルー・スリーブの上端部の垂
直方向断面図である。
【図4】原子炉の部分拡大図であって、測定装置の一部
と蓋上部とを示す図である。
【図5】図4の矢印5方向より見た側面図である。
【図6】容器の上に設けられた測定装置の一部を示す垂
直方向断面図である。
【図7】図6の矢印6方向から見た測定装置の一部を示
す平面図である。
【符号の説明】
1 容器 3 蓋 4 炉心
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジヤン−ポール・ミロー フランス・78990・エランクール・リユ・ デ・ルワトレ・1

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炉心が格納された垂直方向に延びる軸を
    有する円筒状の容器と、冷却材の循環を担い、かつ前記
    容器内側に連通する少なくとも一本のループからなる一
    次回路と、前記容器内において前記炉心を取り囲む隔壁
    と、前記容器の上側に形成された開口部を開閉自在にし
    て覆う蓋とからなる原子炉において、前記炉心内の中性
    子束を測定するために、少なくともひとつのシンブル内
    を動くことが可能な少なくともひとつのプローブからな
    る中性子束測定装置であって、該装置は、 前記炉心の前記隔壁内に配備されてシンブルの通過およ
    びその支持を実施するために、前記炉心の軸方向に沿っ
    て、かつ前記炉心の高さよりも実質的に高くして、前記
    炉心の周方向に分布するダクトと、 前記容器の前記蓋に形成され、かつシンブルの通過のた
    めの前記ダクトの軸線延長方向に沿って配備された複数
    のフィード・スルー・スリーブと、 前記ダクトの軸線延長方向に沿って配備され、かつ対応
    する前記ダクトと前記フィード・スルー・スリーブとに
    嵌合してシンブルの受け入れのためのチャンネルを形成
    するガイドカラムと、 前記容器の外側に配備され、かつ前記容器に設けられた
    前記蓋に固定され、さらに一端を前記可動プローブの誘
    導、移動および交換のための手段と連結し、他端をシン
    ブルと結合させた前記可動プローブの誘導、移動、交
    換、そして停止および保持を担う手段とから構成される
    ことを特徴とする原子炉炉心中性子束測定装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載にもとづく装置であって、
    該装置は、前記可動プローブの誘導、移動および交換の
    ための手段を前記容器の前記蓋上に固定されたボックス
    内に配備していることを特徴とする原子炉炉心中性子束
    測定装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載にもとづく装置であって、
    該装置は、前記可動プローブを停止および保持するため
    の手段を有しており、前記手段は、前記ボックスに強固
    に結合したケースからなり、また生物学的防御のための
    壁を有することを特徴とする原子炉炉心中性子束測定装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか一項記載に
    もとづく装置であって、該装置は2種類の可動プローブ
    を有し、第一の可動プローブは測定用プローブであり、
    また第二のプローブは第一のプローブが欠損した際の交
    換用プローブであることを特徴とする原子炉炉心中性子
    束測定装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載にもとづく装置であって、
    該装置は、前記シンブルのうちのひとつの方向もしくは
    前記可動プローブ停止および保持手段の方向のいずれか
    一方向に前記可動プローブを向けさせることが可能な回
    転式セレクターからなる可動プローブ交換手段を有する
    ことを特徴とする原子炉炉心中性子束測定装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれか一項記載に
    もとづく装置であって、各シンブルは、前記スリーブを
    閉じるコンポーネント上に固定され、かつ中間部位およ
    びねじ込み連結部によってガイドチューブに連結されて
    いることを特徴とする原子炉炉心中性子束測定装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載にもとづく装置であって、
    前記フィード・スルー・スリーブに嵌合された前記カラ
    ムは、コンポーネントに強固に結合され、かた前記コン
    ポーネントは、前記フィード・スルー・スリーブの外側
    端部と漏れのないようにして、かつ脱着自在にして固定
    されていることを特徴とする原子炉炉心中性子束測定装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載にもとづく装置であって、
    前記フィード・スルー・スリーブは、前記容器の外側お
    よび前記蓋の上に、脱着自在のカラーと密閉接合部とに
    よって漏れがないように互いに軸方向に連結された2つ
    の連続する部材を含むことを特徴とする原子炉炉心中性
    子束測定装置。
  9. 【請求項9】 炉心が格納された垂直方向に延びる軸を
    有する円筒状の容器と、該容器の上端開口部を開閉自在
    にして覆う蓋と、前記容器内の炉心を囲む隔壁と、前記
    容器から前記蓋へ通る管状のスリーブと、前記炉心の再
    活性を調節するために、前記炉心内における吸着調節ク
    ラスターの移動を確実にするために、また前記スリーブ
    において誘導されるために、前記スリーブの少なくとも
    一部に設けられた調節ロッドと、冷却材の循環を担い、
    かつ前記容器内側に連通する少なくとも一本のループか
    らなる一次回路とからなる原子炉において前記炉心内に
    おける中性子束を測定するための方法であって、該方法
    は、 炉心の上に位置し、かつ炉心の断面を横切るようにして
    分配された一次冷却材の温度をを用いて測定する工程
    と、 炉心内の調節クラスターの位置を測定する工程と、 容器に連通した各一次ループの端部における一次冷却材
    の温度を測定する工程と、 一次冷却材の圧力を測定する工程と、 各一次ループを循環する一次冷却材の流速を測定する工
    程と、 そして、各測定が終了した後、それらの結果をもとにし
    て炉心における中性子束の空間分布を計算する工程とか
    らなることを特徴とする原子炉炉心中性子束測定方法。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の方法であって、前記炉
    心内における前記中性子束の空間分布の値の調整は、請
    求項1ないし8のいずれか一項記載の可動プローブによ
    る測定装置によってなされることを特徴とする原子炉炉
    心中性子束測定方法。
  11. 【請求項11】 請求項9または10記載の方法を実行
    するための装置であって、該装置は、 前記炉心の垂直軸周囲に分布する少なくとも4つの外部
    マルチステージ核分裂チェンバーと、 前記炉心の前記軸周囲に分布して前記炉心の上にある内
    在構造上側に配備された複数のサーモカップルと、 前記炉心内における前記調節クラスターの位置を決定す
    るためのステップカンターと、 前記ループの出口と入口とにおいて前記一次冷却材の温
    度を測定するために、前記一次ループのそれぞれに結合
    された少なくとも2つの温度プローブと、 前記一次冷却材の圧力決定のための少なくともひとつの
    圧力センサーと、 そして、前記一次冷却材の流速を測定するために、前記
    一次ループのそれぞれにある少なくとも一つフローメー
    ターとからなることを特徴とする原子炉炉心中性子束測
    定装置。
  12. 【請求項12】 請求項12記載にもとづく装置であっ
    て、該装置は請求項1ないし8のいずれか一項記載の可
    動プローブをゆうする装置に組み込まれるとおを特徴と
    する原子炉炉心中性子束測定装置。
JP4074712A 1991-03-29 1992-03-30 原子炉炉心中性子束測定方法および装置 Withdrawn JPH05100077A (ja)

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