JPH049657A - 測定装置 - Google Patents

測定装置

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JPH049657A
JPH049657A JP2109989A JP10998990A JPH049657A JP H049657 A JPH049657 A JP H049657A JP 2109989 A JP2109989 A JP 2109989A JP 10998990 A JP10998990 A JP 10998990A JP H049657 A JPH049657 A JP H049657A
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修三 和高
Koichiro Misu
幸一郎 三須
Tsutomu Nagatsuka
勉 永塚
Mitsuhiro Koike
光裕 小池
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
し産業1:、の利用分野1 この発明は、超音波、IE磁波その他の波動を用いた検
査装置に関するものである5 特に、パルス圧縮方式を用いノ、:超音波非破壊検査装
置などの検査装置に関するものである。 [従来の技術] 従来のこの種の検査装置については、例えば、次に掲げ
る文献A、B及びCに示されている。 文献A : E−、E−、リーとイー7エス、7.−ど
ソン [高速デジタル・ゴーレイコード探傷システム」
 ザ・アイトリプルイ超音波シシ≦シウムの議事録19
81年1第888頁〜第891頁。 (B、B、Lee and E、S、FurHason
、  l旧gトSpeedDigital にolay
 Code Flaw Detection Syst
llm、Jin Proeeeclings of L
he IEEE UltrasonicsSympos
ium、 1,981. pp、888−891)文献
r3:〔・5ト、リーとイー、ニス、ファーがソシ 「
超音波工賃チー、イー相関探傷システムの評価」 音波
及び超音波のγイトリブにイー会報 vol、s[l−
29,no、6.11月、  1982年。 第359頁・第369頁。 (B、B、Lee arid E、S、Furgas、
on、  ’^n Evaluationof tll
trasoundNDE Correlation F
law I)eteet、i。 n5ystellIs真tEEE Transacti
ons on 5onies anJυlti□aso
nies、 VOl、5U−29,no、6.Nove
mber、 1982゜pp、359−369) 文献c : E−、E−、リーとイー、ニス、ファー6
ソ;〆 [高速デジタル・ゴーレイコード探傷システム
] 超音波、7月、1983年、第153頁・−第16
1頁。 (B、B、Lee arid E、S、FurBaso
n、  r旧gh−5peedDi8ital Co1
1y Code Fiaw Del、eetion S
ystem、 JUit、rasonies、 Jul
y、 1983. pp、153−161)従来例の構
成を第25図を参照しながら説明する。 第25図は、文献Cに示された従来の超音波を用いた検
査装置を示すブロック図である。 第25図において、従来の検査装置は、信号源〈1)と
、この信号源(1)に接続されたデジタル遅延線(2)
と、信号源(1)及びデジタル遅延線(2)に接続され
たバイポーラ変換器(3)と、このバイポーラ変換器(
3)に接続された■・ランスミッタ(4)と、同じく信
号源(1)及びデジタル遅延線(2)に接続されたバイ
ポーラ変換器(5)と、超音波探触子(6)と、この超
音波探触子(6)、)ランスミッタ(4)及びバイポー
ラ変換器(5)に接続されたアナログ相関器(7)と、
このアナログ相関器(7)に接続された表示器(8)と
、システムコントロール(9)とから構成されている。 なお、超音波探触子(6)は、水槽の水中に設置され、
超音波探触子(6)の対向する位置に真ちゅうのターゲ
ットSが配置されている。また、アナログ相関器(7)
は、超音波探触子(6)及びバイポーラ変換器(5)に
接続された掛算器(7a)=この掛算器(7a)に接続
された積分器(7b)とから構成されている。さらに、
信号源く1)とデジタル遅延線(2)との間、信号源(
1)とバイポーラ変換器(3)及び(5)との間、デジ
タル遅延線(2)とバイポーラ変換器(3)及び(5)
との間にはANDゲート等の論理回路が挿入されている
。システムコントロール(9)は、制御するために上述
した各機器、回路に接続されている。 つぎに、上述した従来例の動作を第26図及び第27図
を参照しながら説明する。 第26図及び第27図は、文献Bに示された従来の検査
装置の送信信号及び圧縮パルスを示す波形図である。 第26図において、横軸はビット(BITS)の単位で
表されているが、単位のビットに単位の時間を対応させ
れば横軸の単位は時間として読み替えることができる0
文献Bでは、単位のビットに対応させる単位の時間を記
号δで表している。したがって、第26図に示す送信信
号のパルス幅は、63×δである。 この送信信号は、振幅が特殊な系列により符号化された
、周波数帯がベースバンドの信号である。 振幅の符号化については、後述することとし、まず、使
用されている系列について説明する。 使用されている系列は、長さが63ビツトの有限長系列
であり、周期長が63ビツトの周期系列であるm系列(
maximal length 5equence)を
、−周期で打ち切って作られている。 m系列については、例えば「符号理論」宮用洋、岩垂好
裕、今井英樹共著、昭和54年6月29日昭晃堂刊、第
474頁〜第499頁(以下、文献りと略称する。)に
詳しく述べられている。 m系列は、長さが無限長の周期系列であり、系列をなす
成分が2つの要素からなる2値系列である。2つの要素
には、符号子と符号−が割り当てられる場合もあるし、
数値+1と数値−1、あるいは、数値1と数値0とが割
り当てられる場合もある。第26図の例では、周期長が
63ビツトで、長さが無限長のm系列をもとにして、そ
の−周期を取り出して有限長系列を作っている。 次に、この有限長系列を用いた振幅の符号化について説
明する。 有限長系列をなす一方の要素に振幅+1を、他方の要素
に振幅−1を対応させて、系列の2つの要素の表れる順
番にしたがって、単位時間δ毎に振幅を相対値で±1に
変調している。このような信号は、振幅を符号化された
波形を有する信号と呼ばれる。 第27図において、第26図と同様に、横軸はビットの
単位で表示されているが、単位のビットに単位の時間δ
を対応させれば、横軸の単位は時間として読み替えるこ
とができる。 この圧縮パルスは、長さ64ビツトの有限長系列により
振幅符号化した送信信号を用いた場合の例である。この
系列は、第26図の送信信号を生成するときに用いた長
さ63ビツトの有限長系列に、1ビツトを付加して作ら
れたものである。したがって、この送信信号のパルス幅
は、64×δである。エコーのパルス幅もこれとほぼ同
等の長さである。 しかしながら、第27図で示すように、圧縮パルスのエ
ネルギーの大半は、図中、中央の時間幅内(数ビット×
δ)に集中している。この中央の振幅の大きい信号部分
は、圧縮パルスの主ローブと呼ばれる。主ローブのパル
ス幅は短い、これは、送信信号のパルス幅と同等に長い
時間にわたってほぼ一様に分布していたエコーのエネル
ギーが、時間軸上のほぼ一点に圧縮されたことを意味し
ている。主ローブの両側における振幅の小さい信号部分
は、圧縮パルスのレンジサイドローブと呼ばれる。 さて、信号源(1)及びデジタル遅延線(2)から、バ
イポーラ変換器(3)及びト・ランスミッタ(4)を介
し、て、第26図で示し、たJ、うな、送信信号が生成
される。この送信信号により超音波探触子(6)が駆動
される。 超音波探触子(6)から水中に放射された超音波は、タ
ーゲラi−Sにより反射され、再び超音波探触子(6)
により受信される。超音波探触子く6)により受信され
たエコーは、アナログ相関器(7)の掛算器(7a>に
伝達される。 上述[7たエコーのパルス幅は、送信信号と同等に長い
、すなわち、エコーのエネルギーは、送信信号のパルス
幅にほぼ相当する長い時間く第26図の場合では、はぼ
63×δ、第27図の場合では、はぼ64×δ)にわた
って、はぼ−様に分布している。 一方、前記送信信号と同じ信号が、デジタル遅延線(2
)及びバイポーラ変換器(5)を介して、アナログ相関
器(7〉の掛算器〈7a)に伝達される。 アナログ相関器(7)は、工:1−と送信信号との間の
相関演算を実そ〕する、この相関演算C::より、送信
信号と同等に長い時間にわたって、時間軸」にほぼ−様
に広がって分布しでいたユ”5.°7−のエネルギーは
、時間軸」“のほぼ−点に圧縮さtIる。11−縮され
て得られたパルスは、圧縮パルスと呼ば第1る。 アナログ相関器く7)により得られた圧縮パルスは、表
示器(8)Cご伝達され、最終結果とし、て表示される
。 上述した従来の検査装置の距離分解能は、圧縮パルスの
主ローブのパルス幅(以下、圧縮パルスのパルス幅と略
称する。)により決まる。送信信号のパルス幅が長いに
もかかわらず、圧縮パルスのパルス幅は上述したように
短い。したがつて、もともとパルス幅の短い送信信号を
用いたパルスエコー法による検査装置の場合と同等の分
解能が得られる。 一方、S/N比(信号対雑音比)は、送信信号の平均送
信エネルギーが大きいほど高くなる。平均送信エネルギ
ーは、送信信号のパルス幅が長いほど大きい3し、たが
って、従来の検査装置は、もともとパルス幅の短い送信
信号を用いたパルスエコー法に比べ、高いS/N比が得
られる。 以Fのように、従来の検査装置は、分解能も優れ、S/
N比も高くとれる。 ところで、エコーと送信信号との相関演算と(」、エコ
ー及び送信信号をr(t)及びs(t、)とすると、 (s  (t−τ)  r  (t)  at[積分範
囲ニーω・〜ω] ・・・ 式■で表わされる演算を、
τを変数としまた新たな関数を求める演算である。この
新たな関数は相関関数と呼ばれ、上記圧縮パルスに相当
する。もちろん、エコーr(t)又は送信信号5(t)
のどちらか一方が有限の時間範囲内でのみ零以外の値を
とり、その時間範囲以外では零となる関数ならば、上記
積分範囲は有限となる。 従来の検査装置では、上述したように、エコーと送信信
号との相関演算はアナログ相関器(7)を用いて行って
いる。し5かし、アナログ相関器(7)は、掛算器(7
a)と積分器(7b)とだけで構成されている。このた
め、式■にお(lる変数τを変える操作は外部から行う
必要がある。つまり、送信信号S(1;)をτだけ遅ら
せる操作は、デジタル遅延線(2)とシステムコントロ
ール(9)とにより行われ、掛算器(7a)にはs(t
。 τ)が入力される。これは、つぎのことを意味している
。 まず、アナログ相関器(7)のみては 式■における変
数τを変える操作は行われていないのて、アナログ相関
器(7)は正確には相関器ではない。 さらに、1回の送信だけでは圧縮パルス(相関関数)の
時間波形は求まらない。つまり、1回の送信から求まる
のは、変数τをある値に固定したどきの、その値におけ
る圧縮パルスの値のみである。 圧縮パルスの時間波形を求めるには、変数τを逐次変え
ながら何回か送信を繰り返す必要がある。 したがって、最終結果が得られるまでにかなりの時間を
必要とする。 式■で示される相関演算を行うための他の相関器につい
て第28図を参照しながら説明する。 第28図は、この発明と関連する特願平1−45316
号に示された他の相関器を示すブロック図である。 第28図において、相関器(10)は、タップ付遅延線
(10a>と、このタップ付遅延線(10a)の各出力
タップに接続された複数の掛算器(10b)と、これら
複数の掛算器(10b)に接続された加算器(10c)
とから構成されている。 この相関器(10)は、式■がつぎのように変形できる
ことを利用して、相関演算を実現している。すなわち、
式■はつぎのように変形できる。 55 (t−z−) r (t) dt[積分範囲ニー
ω〜ω] =ir(t+τ)s(t)dt [積分範囲ニーω〜ω〕 =<r(t+τ)s(t)dt [積分範囲:0〜T] ζΣr(kΔt+pΔt)s(kΔt)[k=1〜K]
 ・・・ 式■ ただし、送信信号5(t)は、0〜Tの時間範囲以外で
は零をとるものとしている。また、k、fは整数、Δt
はサンプリング間隔、Kは定数であり、t=にΔt、τ
=lΔt、T=にΔtである。 相関器(10)では、Δtはタップ付遅延線(10a)
の遅延時間、Kはタップ総数である。 エコーr(t)がタップ付遅延線(10a)に入力され
ると、例えば、k番目のタップの出力は、あらかじめ用
意された重みs(kΔt)が掛算器(10b)により掛
算される。その後、加算器(10c)は、すべてのタッ
プの出力を加算し、その結果は上述した式■に等しい。 この相関器(10)では、変数τを変える操作は、エコ
ーr(t)をタップ付遅延線(10a)に時間的に逐次
入力することに相当する。エコーr(t)は、当然のこ
とながら、超音波探触子(6)から時間的に逐次入力さ
れてくる。したがって、変数τを変える操作は自動的に
行われている。 すなわち、第28図に示す相関器(10)では、1回の
送信だけで圧縮パルスの時間波形を得ることができる。 しかし、送信信号の継続時間が長くなると、つまり、上
述のTが大きくなるにしたがって、タップ数にの多いタ
ップ付遅延線(10a)が要求される。これに伴い、掛
算器(10b)の個数も多く必要となる。さらに、加算
器(10c)も、入力端子数の多いものが要求される。 このように、掛算器(10b)の個数が多くなるほど、
また、加算器(10c)の入力端子数が多くなるほど、
実現できる相関器(10)の動作スピードは遅く゛なっ
てくる。また、装置の価格も高くなる。 さらに、従来の装置においては、第27図で示したよう
に、圧縮パルスのサイドローブレベルが大きい欠点もあ
る。 [発明が解決しようとする課題] 上述したような従来の検査装置では、最終結果である圧
縮パルスを得るのに時間がかかり、これを短くして実時
間性を実現しようとすると動作スピードが遅くなるとい
う問題点があった。 また、圧縮パルスのサイドローブレベルが大きいという
問題点があった。 この発明は、上述した問題点を解決するためになされた
もので、低価格で動作スピードを速くすることができ、
低サイドローブレベルの圧縮パルスを得ることができる
検査装置を得ることを目的とする。 [課題を解決するための手段] この発明に係る検査装置は、次に掲げる手段を備えたも
のである。 〔1〕 第1の系列に基づいて基本単位信号を生成し、
前記基本単位信号及び第2の系列に基づいて第1の送信
信号を発生するとともに、前記基本単位信号及び第3の
系列に基づいて第2の送信信号を発生する送信信号発生
手段。 〔2〕 前記第1並びに第2の送信信号により励振され
て波動を対象物に送信する送信手段。 〔3〕 前記第1並びに第2の送信信号にそれぞれ対応
する前記対象物に反射された第1並びに第2のエコーを
受イムす゛る受信手段。 〔4〕 前記第1の系列に基づいてぺ、成される第1の
参照信号を用いて、前記第1並びに第2のエコーを相関
処理′1′る第1の相関−1・段。 〔5] 前記第2の系列に基づいて生成される第2の参
照信号を用い”ζ、前記第1のユ′、ニーに対応する前
記w41゜の相Wj4段の出力を相関処理dるとともに
、前記第3の系列に基づいてり、成さtする第3の参照
信号を用いて、前記第2の工:y−に対応する前記第1
の相関手段の出力を相関器Jfする第2の相関手段。 〔6〕 前記第1並びに第2の工″1−に対応する前記
第2の相関手段のそれぞれの出力を加:i−する加算手
段。 [作用] この発明においては、送信信号発生手段によって、第1
の系列に基づいて基本単位信号が構成され、前記基本単
位信号及び第2の1系列に基づいて第1の送信信号が発
生されるとともに、前記基本単位信号及び第3の系列に
基づいて第2の送(:4信号が発生される。 また、送信手段によって、前記第1並びに第2の送信信
号により励振され′r波動が対象物C5−送信され、受
信手段によって、011記第1並びに第2の送信信号に
(れぞtl対応する前記対象物に反制された第1並びに
第2のエコーが受信される。 さらに、第1の相関手段(ごよ−)で、前記第1の系列
に基づいて生成、される第1の参照信号を用いて、前記
第1並び4:第2の工°で−が相関処理される。 さらに、第2の相関手段によ−ノで、前記第2の系列に
基づいて1成される第2の参照信号を用いて、前記第1
のエコーに対応する前記第1の相関手段の出力が相関処
理されるとともに、前記第3の系列に基づいて4成され
る第3の参照信号を用いて、前記第2のコ゛、::I−
に対応する前記第1の相関手段の出力が相関処理される
。 そし、て、加算手段によ−〕で、前記第1並びに第2の
エコーに対応する前記第2の相関手段のぞねぞれの出力
が加算される。 (一実施例] これから、この発明の6つの実施例を順次説明する。 まず、この発明の第1実施例の構成を第1図を参照しな
がら説明する。 第1図は、この発明の第1実施例を示ず11772図で
あり、超音波探触子(6)及び表示器(8)は第25図
で示した上記従来装置のものと全く同一である。 第1図において、この発明の第1実施例は、上述した従
来装置のものと全く同〜のものと、振幅符号化送信信号
発生器(IA)と、この振幅符号化送信信号発生器(I
A)及び超音波探触f(6)に接続された第1の相関器
(11)と、この第1の相関器(11)及び振幅符号化
送信信号発生器(IA)に接続された第2の相関器(1
2)と、この第2の相関器(12)に入力側が接続され
かつ表示器(8)に出力側が接続されたメモリ機能を含
む加算器(15)とから構成されている。 なお、超音波探触子(6)は振幅符号化送信信号発生器
(IA)にも接続され、試験体Sに接触している。 つぎに、F述し、た第1実施例の動作を第2図、第3図
及び第4図を参照しながら説明する。 第2図、第3図及び第4図は、この発明の第1実施例に
おける基本単位信号、第1の送信信号及び第2の送信信
号を示す波形図て′ある。 振幅符号化送信信号発生器(1,A )は、第1の系列
ia)を発生し5、この系列を用いて基本単位信号を発
生する。また、第2の系列(+))を発生し5、上記基
本単位信号と上記第2の系列(l))とから次に述べる
手順にしたがって第1の送信13号を発生する。さらに
、第3の系列(q)を発生し5、上記基本単位信号と上
記第3の系列(q)とから第1の送信信号発生手順と同
様の手順にしたが−)て第2の送信信号を発生する。そ
して、上記第1及び第2の送信信号をある一定の送信繰
り返し周期Trで超音波探触子(6〉に伝達する。 基本単位信号は、第2図に示すように、第1の系列(a
tとして、長さMが5である、(al  =  (a、
、 C2、aコ、 C4、asl=(+、+、士、−1
+) を採用し、従来と同様に、振幅を符号化した波形を有す
る信号である。第1の系列fa)と振幅符号化との間の
関係をわかりやすくするために、この系列の符号(±)
を図中にあわせて記入しである。また、図中、δは固定
時間である。以下、上記基本単位信号をg (t)で表
わす、ただし、tは時間である。 第1の送信信号は、第3図に示すように、第2の系列(
piとして、長さNが4である、(pl = (Pl、
 P2、pコ、p<’t=(+、土、土、−) を採用し、この系列と第2図に示した基本単位信号g(
t)とから、次に述べる手順にしたがって発生した信号
である。すなわち、第2の系列(p)の符号子には基本
単位信号g(t)を割り当て、符号−には基本単位信号
g(t)に−1を掛けて得られる信号−g(t)を割り
当てて、第2の系列fplの符号の現れる順序にしたが
って、±g(1)が時間軸上に配列されている。第2の
系列fplの符号(±)と、信号±g(t)との間の関
係をわかりやすくするため、図中、第2の系列fp)の
系列の符号をあわせて記入しである。 ’rpは固定時間である。 第2の送信信号は、第4図に示すように、第3の系列(
q)として、長さNが4である、1q)−1q皿、ql
、ql、q<> =(+、−1+、+) を採用し、この系列と第2図に示した基本単位信号g(
t)とから、次に述べる手順にしたがって発生した信号
である。すなわち、第3の系列(q)の符号子には基本
単位信号g(t)を割り当て、符号−には基本単位信号
g(t)に−1を掛けて得られる信号−g(t)を割り
当てて、第3の系列(qlの符号の現れる順序にしたが
って、±g(1)が時間軸上に配列されている。第3の
系列fqlの符号(±)と、信号±g(t)との間の関
係をわかりやすくするため、図中、第3の系列(q)の
系列の符号をあわせて記入しである。 第3図に示した第1の送信信号は、次の式で表わされる
。 5p(t)=Σp+g[t   (i   1)Tpコ
(和はiについて1〜Nまでとる。) =P+g ct> +P2g (t−Tp)+psg 
(t−27p) +p<g(t  3Tp)  ・・・ 式■ここで、p
 l(1= 1.2、・・・、N)の符号は±1(複合
量I’m)と同一とみなして掛算している(以下同様)
。 超音波探触子(6)は、前記第1の送信信号5p(t)
により駆動されて、超音波を試験体S内へ送信する。そ
して、超音波探触子(6)は、試験体S内の欠陥などの
反射体により反射されたエコーを受信する。 第1の送信信号に対応して受信されたエコーを第1のエ
コーと呼ぶこととし、この第1のエコーrp(t)は、
次の式で表わされる。 rp(t)ミC,X S 5p(tI) h (t−to−t、> dt[N
分範囲ニーω〜ωコ ・・・ 式■ここで、C0は定数
を表わす、また、h(Bは、振幅符号化送信信号発生器
(IA)の出力端から、超音波探触子(6)、試験体S
の反射体、再び超音波探触子(6)を経由して、第1の
相関器く11)の入力端に至るまでの信号伝搬経路にお
ける周波数応答特性の逆フーリエ変換を表わす。 すなわち、前記信号伝搬経路のインパルス応答を表わす
、また、七〇は試験体S内の反射体まで超音波が往復す
るのに要する時間である。 C0=1としても一般性を失わないので、以下C0=1
として説明する。 受信された第1のエコーrp(t)は、第1の相関器(
11)に伝達される。一方、第1のエコーの相関処理に
用いられる第1の参照信号が、振幅符号化送信信号発生
器(IA)により発生され、同じく第1の相関器(11
)に伝達される。第1の参照信号は第1の系列(alに
関連した信号である。この信号をua(t)で表わす。 第1の相関器(11)では、第1のエコーrp(1)と
第】の参照信号ua(t)との間で相関演算を実行舊る
。すなわち、相関演舞の結果をCap(t、)とすると
次の式で表わさtする。 Cap(t>=Sun(t、+  t)rp(tz) 
dt21積分範囲: −ω・・・ool ・・・ 式■
なお、この相関演舞の結果は、 A (t > = l S u a (t 2− t、
)g(tl)1’t (t、 2− t 、 ) d 
t−、d t 2[積分範囲ニーω−の] ・・ 式0 とおけば、式■〜・・式の)から次式に等し、い。 Cap(t )  ・Σp i A [t、  t o
−(i−1) T p ](和はiについて1〜Nまで
とる。) ””p+A(t  t6) + p 2 A (t  t o  T P )+pa
A (’ml;o−2Tp) +p4A(t  to  3Tp)  ”’弐〇この式
■において、A、(t、−1,)は、基本単位信号g(
t、)により超音波探触f(6)を駆動し、このとき得
らiするエコーを、参照信号として上記第1の参照信号
u a (t )を用いて相関処理して得られる圧縮パ
ルス(以下。基本単位圧縮パルスと呼ぶ。)に対応して
いる。 また、式■より、Cap(f)は、−1、記基本惟位圧
縮パルスA(t〜t、。)を4個、時間軸北にOlT 
I)、2 Tp、3Tpだけずらし、て配置し、それぞ
れ、第2の系列(1))の成分り1.4)2.1〕1、
F〕イ、を掛けて加算し、かものに等し、いことがわか
る。 第1の相関器(]1)の出力である0月】(t)は第2
の相関器(12)に伝達される。一方、第2の相関器(
12)にお!フる相関処理に用いられる第2の参照信号
が、振幅符号化送信信号発生器(IA)により発生され
、第2の相関器(12〉に伝達される。この第2の参照
信号は、第2の系列(piに関連した信号である。 第2の参照信号をup(t)で表わす。第2の相関器(
12)では、第1の相関器(11)の出力であるCap
(t)と第2の参照信号up(t)との間で相関演算を
実行する。すなわち、この相関演算の結果をC1pp(
t)とすれば、相関演算は次の式で表わされる。 Capp(t、)=Nup(ta−t)Cap(t、3
)dts[積分範囲ニー(1)〜ω] ・・・ 式■第
2の相関器(12)の出力Capp(t)は、加算器(
15)に伝達され、記憶される。 第1の送信信号を発生し第1のエコーについて上述した
信号処理を行った後、つぎの送信繰り返し周期において
、第2の送信信号が振幅符号化送信信号発生器(1A)
により発生され、超音波探触子(6)に伝達される。 第4図に示し、た第2の送信信号は、次■の右辺におい
て、ptt−qt(i=1.2.・・・、N)で置き換
えた式で表わされる。ただし、時間原点は、第2の送信
信号が発生された時間に取り直し”Cいる。 超音波探触子(6)は、前記第2の送信信号5q(t)
により駆動されて、超音波を試験体Sへ送信する。そし
て、超音波探触子(6)は、試験体S内の欠陥などの反
射体により反射されたエコーを受信する。 第2の送信信号に対応して受信されたエコーを第2の工
:1−と呼ぶこととする。この第2のエコーをrq(t
)で表わすと、第2のエコーrq(t、)は、式■の右
辺において5p(t+)をSq (t 1)で1き換え
た式で表せる。 受信された第2のエコーr q (t; )は、第1の
相関器(11)に伝達される。一方 第2のエコー r
 q (+、 )の相関処理に用いられる参照信号が、
振幅符号化送信信号発生器(IA)により発生され、第
]の相関器(11)に伝達される。上記参照信号は5上
述の第1のエコーの相関処理に用いられた第1の参照信
号ua(t)と同一である。 第1の相関器(1])では、第2のエコーrq(1)と
第1の参照信号ua(t)との間で相関処理を実行する
。すなわち、この相関演算の結果をCaq(t)で表せ
ば、Caq(t、)は、式■の右辺において、ra(t
z)をrq(tz)で置き換えた式で表せる。 なお、この相関演算の結果は、式0を利用すると、式■
の右辺において、p、をqt(i=1.2、・・・、N
)で1き換えた式で表わされる。 第1の相関器(11)の出力であるCaq(t)は第2
の相関器〈12〉に伝達される。一方、第2の相関器(
12)における相関処理に用いられる第3の参照信号が
、振幅符号化送信信号発生器(IA)により発生され、
第2の相関器(12)に伝達される。上記第3の参照信
号は、第3の系列(qlに関連した信号である。第3の
参照信号をuq(t)で表わす。 第2の相関器(12)では、第1の相関器(11)の出
力であるCaq(t)と第3の参照信号uq(t)との
間で相関演算を実行する。すなわち、この相関演算の結
果をCaqq(t)で表せば、Caqq(t)は、式■
の右辺において、up(1)をuq(t)で置き換え、
さらに、Cap(1)をCaq(t)で置き換えた式で
表せる。 第2の相関器(12)の出力Caqq(t)は、加算器
(15)に伝達され、すでに記憶されていたCapp(
t)と加算される。 上記加算結果(Capp (t ) +Caqq (t
 ) )は、加算器(15)から表示器(8)に伝達さ
れ、従来と同様に表示される。 ここで、上述したこの発明の第1実施例の動作原理及び
効果を第5図から第12図までを参照しながら説明する
。 第5図はこの発明の第1実施例の基本単位圧縮パルスを
示す波形図、第6図及び第7図はそれぞれ第1及び第2
の送信信号の送信繰り返し周期における第1の相関器(
11)の出力信号を示す波形図、第8図及び第9図はそ
れぞれ第2及び第3の参照信号を示す波形図、第10図
及び第11図はそれぞれ第1及び第2の送信信号の送信
繰り返し周期における第2の相関器(12)の出力信号
を示す波形図、第12図は第2の相関器(12)の出力
の加算結果を示す波形図である。 第5図に示す基本単位圧縮パルスA(tto)は、基本
単位信号g(t)として第2図に示した信号を用い、ま
た、第1の参照信号ua(t)として基本単位信号g(
t)自体を用い、さらに、h(t)はデルタ関数とした
場合の式■による計算結果である。 第5図に示すように、基本単位圧縮パルスA(tto)
は、t =t o近傍のみ大きな振幅(主ローブ)を有
し、t≠t0における振幅(サイドロープレベル)は小
さいことがわかる。 第6図に示す第1の相関器(11)の出力信号Cap(
t)は、第5図に示した基本単位圧縮パルスA(t−t
、)と式■とからの計算結果である。 なお、Tpは6δとしな、第6図に示すように、第1の
相関器(11)の出力信号Cap(t)では、エネルギ
ーが時間軸上に分散している。このように、エネルギー
が時間軸上に分散することは、Tpを6δから変化させ
ても変わらない。 しかし、第1の相関器(11)の出力信号Cap(t)
を第2の相関器(12)により相間処理することにより
、以下に示すように、第1の相関器(11)の出力信号
Cap(t)を圧縮することができる。 これについて、第2の参照信号として第2の系列(pl
を用いて発生した、第8図に示す信号について説明する
。 第8図に示す信号は、第2の系列(piを用いて振幅を
符号化した波形を有する信号である。この信号と第2の
系列(p)の符号との間の関係をわかりやすくするため
、図中、第2の系列(plの符号をあわせて記入しであ
る。 第8図に示す第2の参照信号up(t)を用いた場合、
Capp(t)は式■がらつぎのようになる。 Capp(t)= Σ p+cap[t  + (i−
1)Tp]〈和はiについて1〜Nまでとる。) −p ICap (t ) +pz(,1p(t+Tp) +pコC峠 (t  + 2Tp) +p<Cap(t+3Tp)  ・・・式■さらに、第
2の系列(P)の自己相関関数をρop (i )、(
i=0、±1、±2、−5±(N−1>)と表わすと、
Capp(t)は式■及び■からっぎのようになる。 Capp(t) =/)91)(0) A (t−to
)+Σ ρpp  (i  )  [A  (t−t。 −1Tp)  +A  (t−to+iTp>  ](
和はiについて1〜Nまでとる) −app(0)A  (t、−t、o)→ ρ pp 
 (1,)  [A  (i−i。−Tp)  4A 
(t、−to+Tp)  ]→−ρup (2)[A 
 (1−1o−27p)+A  (t−t、o+2Tg
)  ]+ ρ!1111  (3)  [A  (t
−to−3Tp)  +A (t−t、o”3Tp) 
 ]・・ 式[相] 第10図は、式[相]から計算により求めた汀縮パルス
Capp (t、)を示す。 第10図では、基本単位圧縮パルスA(i、to)とし
て第5図に示したものを用い、才な、第2の系列の自己
相関関数ρpp(i)において、ρ ap  (0) 
 ・″ 4 、  ρ pp(1,)=1  、  ρ
 up(2)=O5ρpp(3)=−1であることを用
いた。また、T p = 5δとした。 第10図において、信号のエネルギーの人生は、1=1
.近傍に集中している。すなわち、↑、−1゜近傍にの
み大きな振幅(主ローブ)を有し、t≠t0における振
幅(サイド口・−ブレベル)のある程度小さい几縮パル
スが得らねていることがわかる。し1かし5、まだかな
りレベルの大きいガイドローブが時間tがtoからかな
り離れたとごろりで残−・)でいる。 〜方、第2の送仁仏号の送信繰り返1、周期(、、−お
いては、第1の相関器(11)の出力信号(&q(t、
)は、第7図に°示1ものが得ら1+る。この信号は、
第5図に示し、た基本中<v、 r=6縮パルスA(+
ta)と式■の右辺(こおいてp 、をq t (1=
 1.2、・・・、N)で置き換オた式とからのJ算結
果である。なお、1“pは6δとし、な。第7図より、
第1の相関器(]1)の出力信号(ビaq (t、)で
も、エネルギーが時間軸、I−:、 1.ご分散してい
る。このようにエネルギーが時間軸+111.1.ご分
散することは、’1− pを6δから変化さゼても変わ
らない。 しかし、第1の相関器(11)の出力信号Caq(土1
)を第2の相関器(12)により相関処理することによ
り、息子に示すように、第1の相関器(11)の出力信
号Caq(t)を圧縮することができる。 これについて、第3の参照信号として第3の系列(く1
)を用いて発生l、5な、第9図に示す信号を用いた場
合について説明する。 第9図に示す信号は4第3の系列(9)を用いて振幅を
符号化した波形を有する信号である。図中、第3の系列
!qfの符号(±)をあわゼて記入1.である。 第9図に示す゛第3の参照信号u q (t、 )を用
いた場合、第3の系列(q)の自己相関関数をρqq 
(i )、(i=0、=1.±25..(N−1) )
と表わすと、上述と同様の計算手順により、Caqq(
t)はつぎのようになる。 Caqq(t>=ρqq(0)A (t−to)+Σρ
qq (i  )  [A  (t−to−iTp) 
 +A、  (t−to+iTc+)  ](和はiに
ついて1−Nまでとる) −ρ QQ  (0)  A  (t  −−t  a
 )+ ρ qq  (]、  >  [A  (t、
−to−Tp)  +A  (t−to +T p) 
 ]+ ρ QQ  (2)  [A  (tta−2
T p)  ÷A(t−to ÷2711>  ]+ 
ρQQ  (3)  [A  (t−to−3Tp )
 +A  (t−t、+ 3ip)  ]・・・ 式O 第11図は、弐〇から計算により求めた圧縮パルスCa
c+q(t)を示す。 第11図では、基本単位圧縮パルスA(+。 1、。)とL5て第5図(、=示し、たちのを用い、ま
た。 第3の系列の自己相関間数ρqq(i)において、ρq
q(O)=4、ρqq (1) −=−1、ρqq (
2)=0、ρqq(3)=1であることを用いた。また
、T’ p = 5δとした。 第11図においても、信号の1ネルギーの大半は、1、
”−t o近傍に葉中している。すなわぢ、1:=1゜
近傍にのみ大きな振幅(主ローブ)を有し1、t≠to
における振幅(サイドローブレベル)のある程度小さい
圧縮パルスが得られていることがわかる。しかし1、ま
だかなりレベルの大きいサイドローブが時間tが七〇か
らかなり離れたところまで残っている。 しかし、第12図に示すように、Capp(t、)とC
aaq(t)を加算すると、加算結果では、主ローブは
強めあい、サイドローブは弱めあって、サイドローブレ
ベルの小さい圧縮パルスが得られる。 すなわち、この発明の第1実施例において、を−1゜近
傍にのみ大きな振幅(主ローブ)を有し、t≠t0にお
ける振幅(サイドローブレベル)の小さい圧縮パルスが
得られる作用、効果があることがわかった。 なお、上記第1実施例で用いた第2及び第3の系列にお
いては、ρpp(0)=ρQq(0)−ρpp(i)=
−ρqq(i)、(1,2、・・・、N)が成り立つ、
このような関係は相補関係にあると呼ばれる。第2及び
第3の系列が相補関係にある系列の場合、上記加算結果
は、式[株]及び■から次式となる。 Capp (t ) +Caqq (t )=2ρpp
(0)A(t  to)  ・・・ 式0式@より表示
器(8)に表示される圧縮パルスの波形は基本単位圧縮
パルスA(t−t、)と同じ波形となることがわかる。 したがって、基本単位圧縮パルスのサイドローブレベル
が低ければ、上記圧縮パルスのサイドローブレベルも低
くなる。 つぎに、この発明の第1実施例の別の効果について説明
する。 基本単位圧縮パルスA(t−t、)のサイドローブレベ
ルを低くするには、基本単位信号の発生に用いた第1の
系列fa)の自己相関関数のサイドローブレベルが低い
ことが要求される。上記第1実施例で用いた第1の系列
(a)は、バーカ系列と呼ばれ、自己相関関数のサイド
ローブレベルが低い系列として知られている。なお、バ
ーカ系列は、長さMが13のものまでしか知られていな
い。 一方、S/N比の改善量は送信信号のパルス幅が長くな
るにしたがって大きくなる。送信信号のパルス幅を長く
するには、系列長の長い系列が必要である。 この発明の第1実施例においては、送信信号のパルス幅
は、第3図及び第4図かられかるように、第1の系列(
a)の長さMのみでなく、第2の系列(pl及び第3の
系列(q)の長さNにも依存している。すなわち、第2
及び第3の系列の長さNの長いものを用いれば、その長
さに比例して送信信号のパルス幅を長くできる。 したがって、この発明の第1実施例では、表示器(8)
に表示される圧縮パルス(Capp(t)十Caqq(
t))のサイドローブレベlしは、バーカ系列により決
まる低レベルにできるとともに、第2及び第3の系列の
長さNを長くすることによりS/N比改善量を大きくで
きる効果がある。 さらに、この発明の第1実施例の他の効果について第1
3図、第14図及び第15図を参照しながら説明する。 第13図はこの発明の第1実施例のTP=5δとした場
合の第1の送信信号を示す波形図、第14図は第1の相
関器(11)の構成を示すブロック図、第15図は第2
の相関器(12)の構成を示すブロック図である。 第1の送信信号は、第13図に示すように、系列として
、 (+、+、+、−1+、士、+、士、−1+、+、+、
+、−1+、−1−1−1土、−)を用いて振幅を符号
化した波形を有する信号に等しい。 なお、上記系列は、第1の系列(a)と第2の系列(p
iとから、次式にしたがって生成した長さ20の系列に
等しい。 (alpl、alpl、asp1、a4P+、asp+
、a 1 p 2・ aiPz、 a3Pz、 a4P
 2、 asp 2、a+P3、azp3、a3pi、
a4p3、asPzlここで、符号(±)は±1と同等
とみなして掛算している。 さて、S/N比を改善することを目的として、第13図
に示した第1の送信信号を、従来装置の送信信号として
用いた場合について考えてみる。 送信信号の継続時間Tは第13図より20δである。し
たがって、単位時間δ当りに、個のサンプリングを行い
、式■にしたがって第28図に示す相関器(10)を構
成すると、K=20XKとなるから、タップ数20xK
、個のタップ付遅延線(10a)と、このタップ付遅延
線(10a)の各出力タップに接続されな20XK1個
の掛算器(10b)と、入力端子数20xK+個の加算
器(10c)とが必要である。 一方、この発明の第1実施例に係る検査装置では、第1
す(照イ1−;号どし、て基卑!l−位信号g (+、
 )を用い゛こいる。基4W位イ、3づg(t、)の継
続時間は、第2図よりr)Xδ−こあζ、3し1、t・
が−)ζ、式■を式C″茅と同様に変形し、華イ立時間
δ当りに1個の→す〕・グリツク゛を1」うものとし゛
(、第1の相関器(11)を構成ずれは、第14図に小
づよ)になる。 第J4しG、、おいて、第1の相関器(+1)は、6・
ツブ数5x k 1個のタラ、r”イ・1遅廷線(il
、a)ど、この4ツ7”(1遅延線(ILa)の各出力
タップに接続さ!tプ、・5 x K 1個の掛η−z
:;(11,b )ど、入夕、1端F W: 口、)=
、E4個の加鳶、ンit (’1. ]・−・)とから
構成さノする。、 一1〕ぎ!l、−、、 L′の発明の茹1′*′釦4例
(、、□、係る検査装置の第2の相関器(12) 4:
”ついで名えズ、みる。 第2の相関器(12)は、第1の相関器(11)の出力
であえ・(’、、”、 ai、+ (t >から、式■
の右辺、の演算を行う機能をイJしていれば良い。式0
の右辺は、時間↑におけるCap(t>の値に
【)lを
掛け、時間+l t−+−ゴ丁、 ) 4:おけるCa
p(t)の値にp2を1ii、時間(+ + 2 Tp
 )におけるCap(t、)の値にP、を掛+す、時間
(t→3 T p >におけるCap(t、)の値に)
・)、を掛けで、これらを加3i1−することを意味し
ている。し6たかノで、単位時間δ当りに1個の→クン
ブリングを行)ものとすれば、”I”’ p = 5δ
であるので、第2の相関器(12)は第15図に示゛づ
よ】に構成”1tIば良い。 寸なわち 第15図におい’ij: 、第2の相関器(
12) i、i l、タップ数5 X kl(llIl
のタップ付遅延線(12a、 )と、このタップ付遅延
線<12a)の5:カタッ、rにおいて5\に7個(時
間’l’、” l)に相十−dる。)おきに接続されC
: 4 ffl+の掛算器(]2111)と、入力端イ
数Z!個の加馬δ(12c)とから構成されて、いる1
、。 さ′こ、J、の発明の第1実施例に係る検査装置の第1
の相関器(1])と第2の相関器(12)とにおい゛く
要求される掛算器(1]、、 t) >及び(12b)
の総個数を、従来の検査装置の相関器(10)において
要求される掛算器ciob)の個数と比較してみる。こ
の発明の第1実施例においては、総数(5X K + 
+ 4 >個、従来装置においては、20 X K、 
を個である。すなわち、この発明の第1実施例において
は、掛算器の個数が大幅に少なくて済む。このように、
掛算器の個数が少なくなることは、装置の動作スピード
の向−トや低価格化につながる効果がある。 さらに、第2の相関器(12)εこおいて要求される掛
算器(]、 2 b )への重み付けは、J、述の第1
実施例では、+1のいずれかである。重み付けが+1で
あることは、掛算器(12b)は不要であることを意味
している。また、重み付けが−1であることは、掛算器
< 1.2 b )をインバータで1き換えられること
を意味している。したがって、この発明の第1実施例は
、動作スピードや価格の面で益々有利である。 −・方、同様に、加算器について比較してみる。 この発明の第1実施例においては、入力端子数5XK、
個の加算器(llc)と、入力端子数4個の加算器(1
2c)とで済む。これに対し、従来装置においては、入
力端子数20XK1個の加鳶器(10c)が必要である
。削口4器は、ねずみ算式に加葺していくのて、入力端
子数か少なくなれば、これも動作スピードの向Fや低価
格化につながる効果がある。 なお、第2の送信信号の繰り返し周期においては、第1
の相関器(11)は、第14図に示したものと同一のも
のを使用できる。第2の相関器(12)は、第15図に
示したものにおい”ζ、掛算器(]、 2 b )への
重み付け■)1をqiに置き換えて用いればよい。ある
いは、第1及び第2の相関器とも、第2の送信信号繰り
返し周期用ど[1,て、別途・−・系統設けてもよい6 また、上記第1実施例では、基本単位信号g(t)にお
いて、第1の系列(a)の各要素(±)に対応する波形
が矩形の場合Cごついて説明したが、46記各要素に対
応する波形を矩形に近い波形とした場合についても、上
記第1実施例と同様の作用、効果がある。 この発明の第2実施例の構成を第16図を参照しながら
説明する。 第16図は、この発明の第2実施例を示すブロック図で
あり、振幅符号化送信信号発生器(IA)、第1の相関
器(11)、第2の相関器(12)、加算器(15)、
超音波探触子(6)及び表示器(8)は上記第1実施例
のものと全く同一である。 第16図において、この発明の第2実施例は、上述した
第1実施例のものと全く同一のものと、振幅符号化送信
信号発生器(IA)に入力側が接続されかつ第1の相関
器〈11)に出力側が接続された第1の参照信号発生器
(13)と、振幅符号化送信信号発生器(IA)に入力
側が接続されかつ第2の相関器(12)に出力側が接続
された第2の参照信号発生器(14A)及び第3の参照
信号発生器(14B)とから構成されている。 第1の参照信号発生器(13)は、上述した第1実施例
における基本単位信号g(t)により超音波探触子(6
)を駆動したときに得られるエコーの波形と類似あるい
は同一の波形を有する信号を発生し、これを第1の参照
信号として第1の相関器(11)に伝達する。 第2の参照信号発生器(14A)は、上記第1実施例に
おける第2の参照信号と類似あるいは同一の波形を有す
る信号を発生し、これを第2の参照信号として第2の相
関器(12〉に伝達する。 第3の参照信号発生器(14B)は、上記第1実施例に
おける第3の参照信号と類似あるいは同一の波形を有す
る信号を発生し、これを第3の参照信号として第2の相
関器(12)に伝達する。 上記第1の参照信号の波形は、式■の右辺において5p
(t+)をg(t、)て置き換えたときに得られる信号
の波形にほぼ等しいものである。したがって、第1の参
照信号発生器(13)は、超音波探触子(6)が送受総
合で有する周波数応答特性と、試験体Sの周波数応答特
性と、欠陥などの反射体の超音波反射に関する周波数応
答特性とをあわせもった周波数応答特性を有するフィル
タとして働く。 このように、エコーと同−又は類似の波形を有する信号
を参照信号として用いて、エコーを相関処理することは
、エコーを整合フィルタ又は近似的整合フィルタに通す
信号処理を行っていることに相当する。整合フィルタは
雑音に埋もれた信号を最大のS/N比で受信する効果を
もっている。 したがって、この発明の第2実施例は、第1の参照信号
として、基本単位信号自身を用いる第1実施例に比べS
/N比をさらに改善できる効果が、第1実施例の作用、
効果に相乗する。 なお、第2の参照信号発生器(14A)及び第3の参照
信号発生器(14B)は、時間Tpごとに振幅が±1か
ら少しづつずれた信号を第2及び第3の参照信号として
発生してもよい、圧縮パルスCap(t)及びCaq(
t)が高いS/N比で得られる波形を有する第2及び第
3の参照信号を発生させればよい、また、圧縮パルス(
Cap(t)+Caq(t))が高いS/N比で得られ
る波形を有する第2及び第3の参照信号を発生させても
よい。 また、この発明の第2実施例では、第1の参照信号の継
続時間内にに1個のサンプリング点があり、時間19間
にに2個のサンプリング点があるものとすると、第1の
相関器(11)は、式■を式■と同様に変形するばわか
るように、タップ数に3個のタップ付遅延線と、このタ
ップ付遅延線の各出力タップに接続されたに1個の掛算
器と、入力端子数に1個の加算器とから、第14図と同
様に構成すればよい。第2の相関器(12)は、タップ
数(N  1)XK2個のタップ付遅延線と、このタッ
プ付遅延線の各出力タップにおいて、K2個おきに接続
されたN個の掛算器と、入力端子数N個の加算器とから
、第15図と同様に構成すればよい。ただし、N個の掛
算器への重み付けp+及びq4、(i−1,2,3、・
・・、N)は、±1としてもよいし、上述のように圧縮
パルスCap(t) 、Caq(t) 、あるいは(C
ap(t)+Caq(t))が高いS/N比で得られる
ように、iごとに、それぞれ±1から値をずらしてもよ
い。 この発明の第3実施例の構成を第17図を参照しながら
説明する。 第17図は、この発明の第3実施例を示すブロック図で
あり、位相符号化送信信号発生器(IB)以外は、]:
記第1¥施例のものど全く同 て゛ある、−)ぎに、−
1−述1.た第3実施例の動作を第18目から第21.
 FjAまでを参照[、ながら説明する。 第18図(Jこの発明の第3実施例における基本中位信
号を示す波形図4第19図(El)及び(b)は基本即
位信号を精成する他の単位波形を示1波形図、第201
聞及び第21図国はそれぞハ第1及び第2.の送信fl
K号を示す波形図である。 第18図においで、基本中位信号は、上述[、t・第1
実施例(7)場合とh] の第1の系列(a )を用い
て発生さセl、:信号て“ある、図中、δ。は固定時間
である。第1σ)系列と基本単、015号との関係をわ
かりやすくするため、第1の系列!a)の符号(渉〉を
あわゼ′C記入[、ζある。 第18図では、第1の系列(alの各要素<1−)に対
応1′−る単位波形が■弦波形の場合を示[、”Cいる
が、」−1記、ψ0波形は、第19図〈31)又は(h
)に示すように、滑らかな曲線部を有する波形や、振幅
や零クロス点の間隔が一定でない振動波形であ〕“Cも
よい。 なお、第18図番、゛おいて、固定時間δが固定時間δ
。(、、゛−等゛しい場合には、基本単位信号は0相を
符4J化]、た波形をイ■する信号となる。位相符号化
の方法については、この発明と関連する特願平1453
16号に詳細に述へられζいる。 第20図においで、第1の送信イハ号は )、41か第
1実施例の場合と同一・の第2の系列<vJlと、第1
8図に示12k・基本準位信号とから、第1¥、施例の
場合と同一の1jIllにし、たか・)で発生j、、 
フz (71号ζ°あろ4、づなわち、第2の系列(「
J)の符号÷には基本嘔位f4イ号g (t )を割り
当て 符号−には基本φイ9信号g (t ) L:′
−]を掛けて得られるイ菖弓 g(t、)を割り当゛C
て、第2の系列(■))の符号の現れる順序i;’ し
たがって、十g(t、)が晴間軸31に配列されている
3第2の系列(r))の符号1ど、信号±g(t)との
関係をわかりゃずくするため、図中、第2の系列(l)
)の右号十をあわせて記入し2である。 第21図において、第2の送信信号は、に述し。 た第1実施例の場合と同一の第3の系列(q)と、第1
8図に示し、た基本中位信号とから、第1実施例の場合
と同一・の+、*にし、たがって発生し5た・信号であ
る。第3の系列((1)の符号士と、信号→二g(1,
)との関係をわかりやすくするため、図中、第3の系列
fqiの符号±をあわせて記入し、である。 この発明の第3実施例では、第3図及び第4図に示した
第1実施例の第1及び第2の送信f1−1号を、それぞ
れ、第20図及び第21図に示し、た第1及び第2の送
信信号で置き換えて超音波探触子(0)を駆動する。エ
コーの信号処理は、第1実施例と同様である。すなわち
、第1の参照信号とし7て、第18図に示し、た基本単
位信号を用い、第2及び第3の参照信号としては、第1
実施例のものと全く同〜のものを用いる3 この発明の第3実施例においても、式■〜@が基本単位
信号g(t)の波形の形状にかかわらず成立すること、
及び 第18図に示した基本単位信号を式0に代入し2
て求まる基本単位圧縮パルスA(1−t、。)が1、−
〜t0近傍にのみ大きな振幅を有(,7,1,≠七〇に
おける振幅が小さいことから、第1実施例と同様の作用
がある。基本単位圧縮パルスのI゛、述しまた特性は、
第19図(a )及び(b)に示した単位波形を用いた
場合にも成り立・、)ので、この場合も第1実施例と同
様の作用がある。 つづいて、上述し5た第3実施例の効果について説明す
る。 この発明の第3実施例では、第1実施例の場合と同様の
作用、効果が得られるとともに1.この発明と関連する
特願平1.4531.6号及び特願平1−86383号
かられかるように、信号の周波数特性を、超音波探触子
(6)の周波数特性ど、試験体Sの周波数特性と、試験
体Sの反射体の超音波探触子ご関する周波数特性とを合
成した周波数特性に近付けることができる。 したがって、信号エネルギーの利用効率を高くすること
が期待できる。逆に、第1の系列の要素(±)に対応す
る単位波形は、上記合成周波数特性に近い周波数特性を
有するように選定すれば、益々、信号エネルギーの利用
効率が高くなり、S/N比が向上することが期待できる
。 なお、第1の相関器(11)及び第2の相関器(12)
を、タップ付遅延線、掛算器及び加算器から構成する場
合は、その構成法は上述した第1実施例の場合と同様で
ある。 この発明の第4実施例の構成を第22図を参照しながら
説明する。 第22図は、この発明の第4実施例を示すブロック図で
あり、位相符号化送信信号発生器(IB)以外は、上述
した第2実施例のものと全く同一である。 第1の参照信号発生器(13)は、上述した第3実施例
における基本単位信号を用いて超音波探触子(6)を駆
動したときに得られるエコーの波形と同−又は類似の波
形を有する信号を発生し、これを第1の参照信号として
第1の相関器(11)に伝達する。 第2の参照信号発生器(14A)は、上述した第3実施
例における第2の参照信号の波形と同−又は類似の波形
を有する信号を発生し、これを第2の参照信号として第
2の相関器(12)に伝達する。 第3の参照信号発生器(14B)は、上述した第3実施
例における第3の参照信号の波形と同−又は類似の波形
を有する信号を発生し、これを第3の参照信号として第
2の相関器〈12)に伝達する。 つづいて、上述した第4実施例の効果について説明する
。 上記第4実施例においても、第1の参照信号は、式■の
右辺において5p(tl)を、第3実施例における基本
単位信号g(t+)で置き換えたときに得られる信号の
波形にほぼ等しいものである。 したがって、上述した第2実施例と同様の効果が、上述
した第3実施例の作用、効果に相乗することが期待でき
る。 なお、第4実施例においても、第2の参照信号発生器(
14A)及び第3の参照信号発生器(14B)は、時間
Tpごとに振幅が±1から少しずれた信号を第2及び第
3の参照信号として発生してもよい。圧縮パルスCap
(t ) 、 Caq (t )、あるいは(Cap(
t)+Caq(t))が高いSZN比で得られるような
波形を有する第2及び第3の参照信号を発生させればよ
い。 また、第1の相関器(11)及び第2の相関器(12)
を、タップ付遅延線、掛算器及び加算器から構成する場
合は、その構成法は上述した第2実施例の場合と同様で
ある。 この発明の第5実施例の構成を第23図を参照しながら
説明する。 第23図は、この発明の第5実施例を示すブロック図で
あり、送信用の超音波探触子(6A)及び受信用のく6
B)以外は、上述した第4実施例のものと全く同一であ
る。 この第5実施例は、第4実施例の場合と同様の作用、効
果を奏する。 もちろん、送信用の超音波探触子(6A)及び受信用の
超音波探触子(6B)を、この発明の第1、第2及び第
3実施例に適用してもよい。 この発明の第6実施例の構成を第24図を参照しながら
説明する。 第24図は、この発明の第6実施例を示すブロック図で
あり、第3の相関器(16)及び第4の参照信号発生器
(17)以外は、上述した第5実施例のものと全く同一
である。 第4の参照信号発生器(17)は位相符号化送信信号発
生器(IB)に接続され、第3の相関器(16)は第1
の相関器(11)及び第4の参照信号発生器(17)に
入力側が接続されかつ第2の相関器(12)に出力側が
接続されている。 この第6実施例では、位相符号化送信信号発生器(IB
)は、新たに第4の系列(Vlを発生し、一方、第5実
施例で発生させた基本単位信号が有する波形を新たに単
位波形とみなして、上記第4の系列(Vlと上記単位波
形とを用いて新たに基本単位信号g2(t)を発生させ
る。この基本単位信号gz (t )の発生手順は、上
述の第5実施例において、基本単位信号g(t)と第2
の系列?p)とを用いた送信信号発生手順と同じ手順に
したがう。 すなわち、第4の系列(v)の符号子には基本単位信号
g2(t)を割り当て、符号−には基本単位信号g2(
t)に−1を掛けて得られる信号gz(t)を割り当て
て、第4の系列(v)の符号子の現れる順序にしたがっ
て、信号±g2(t)を配列する。 第4の参照信号発生器(17)は、上記第4の系列によ
り位相符号化した波形と同−又は類似の波形を有する第
4の参照信号を発生する。 第3の相関器(]6)は、上記第4の参照信号を用いて
、第1の相関器(11)の出力を相関処理を実行する。 そして、この第3の相関器(16)の出力は第2の相関
器(12)に伝達され、上述した第5実施例と同じ処理
を実行される。 なお、第3の相関器(16)を、タップ付遅延線、掛算
器及び加算器から構成する場合、その構成法は上述した
第2の相関器(12)と同様である。 この第6実施例では、送信信号の継続時間を上述した第
5実施例に比べて長くすることができる。 このように、送信信号の継続時間が長くなればなるほど
、従来装置と比較して、掛算器の個数、及び加算器の入
力端子数の差が大きくなり、ますJす 動作スピードや
価格の面で有利になる。 さらに、第6実施例における基本単位信号発生手順を繰
り返し用いて、すなわち、基本単位信号が有する波形を
繰り返し新たに単位波形とみなして、これに対応して、
第5、第6、・の参照信号発生器と、第4、第5、・・
の相関器とを設ければ、送信信号の継続時間がますます
長くなるので、従来装置と比較I7て、掛算器の個数、
及び加算器の入力端子数の差がますます大きくなり、動
作スピードや価格の面でますます有利になる。 また、第6実施例と同様の構成を上述した第1から第4
実施例に適用してもよい。 さらに、第6実施例とは逆に、第4の系列により規定さ
れる単位波形を発生し、この単位波形と第1の系列を用
いて基本単位信号を発生させても、送信信号の継続時間
を長くできる。この場合には、上記第6実施例において
、第3の相関器(16)は、超音波探触子〈6B)と第
1の相関器(11)との間に設置すればよい。この基本
単位信号発生手順を繰り返し用いて、これに対応して、
第5、第6、・・の参照信号発生器と、第4、第5、・
・・の相間器とを設けても、送信信号の継続時間が長く
なるから、従来装置と比較して、掛算器の個数、及び加
算器の入力端子数の差が大きくなり、動作スピードや価
格の面でますます有利になる。 次に、各種の応用例等について説明する。 上述した各実施例においては、第1の系列(alとして
長さMが5のものを用い、第2の系列(p)及び第3の
系列(q)として長さNが4のものを用いた場合につい
て説明したが、長さM及びNについてはこれに限らない
。長さM及びNが任意の自然数の場合にも適用できる。 例えば、第1の参照信号として基本単位信号を用い、時
間δの間にに5個のサンプリング点がある場合について
、長さM及びNを任意の自然数として考えてみる。 ’rp=Mδとした場合には、第1の相関器(]1)は
、タップ数MXK1個のタップ付遅延線(lla)と、
タップ付遅延1i (11a )の各出力タップに接続
されたMXK1個の掛算器(]、 1 b )と、入力
端子数MXK、個の加算器(1,1c )とから第14
図と同様に構成すればよい また、第2の相関器(12)は、タップ数(N1)XM
XK+個のタップ付遅延線(12a)と、このタップ付
遅延線(12a)の出力タップにおいて、M X K、
 1個おきに接続されたN個の掛算器(1,2b )と
、入力端子数N個の加算器(]、 2 c )とから、
第15図と同様に構成すればよい。 この場合も、従来装置では、タップ数¥XNXK1個の
タップ付遅延線<10a)と、このタップ付遅延線(1
0a)の各出力タップに接続されたMXNXK1個の掛
算器(10b)と、入力端子数M X N X K +
個の加算器(10c)とが要求されるから、上述した実
施例の場合と同様の効果がある。 つぎに、Tp>Mδ又はTp<Mδの場合について考え
てみる。これらの場合には、時間Tpの間に、K2個の
サンプリングがあるものとすると5第1の相関器(11
)は、タップ数MXK、個のタップ付遅延線(lla)
と、タップ付遅延線(11,a )の各出力タップに接
続されたM X K、 2個の掛算器(llb)と、入
力端子数MXK2個の加算器(llc)とから第14図
と同様に構成し、また、第2の相関器(12)は、タッ
プ数(N−1)XK2個のタップ付遅延線(12a)と
5このタップ付遅延II (12a )の出力タップに
おいて、K2個おきに接続されたN個の掛算器(12b
)と、入力端子数N個の加算器(12c)とから、第1
5図と同様に構成すればよい、この場合も、上述した実
施例の場合と同様の作用、効果がある。 また、一般に、第1の参照信号の継続時間内にに5個の
サンプリング点があり、時間Tpの間に、K2個のサン
プリングがあるものとすると、第1の相関器(11)は
、タップ数に3個のタップ付遅延線(lla)と、タッ
プ付遅延線(11,a )の各出力タップに接続された
に1個の掛算器(1,1b )と、入力端子数に1個の
加算器(11C〉とから第14図と同様に構成し、また
、第2の相関器(12)は、タップ数(N−1)XK2
個のタップ付遅延線(12a>と、二のタップ付遅延線
(12a)の出力タップにおいて、K2個おきに接続さ
れたN個の掛算器<12b)と、入力端子数N個の加算
器(12c)とから、第15図と同様に構成すればよい
、この場合も、上述した実施例の場合と同様の作用、効
果がある。 さらに、上述した各実施例では、h(tlがデルタ関数
の場合について説明したが、h(t)か振動成分などを
含む任意の波形を有する関数の場合についても、上述し
た実施例の場合と同様の作用、効果がある。 さらに、上述した各実施例では、第1の系列がバーカ系
列の場合について説明したが、この系列はバーカ系列に
限らない、基本単位圧縮パルスのサイドローブレベルが
低くできる系列であればよい。 さらに、上述した各実施例では、第2及び第3の系列が
相補の関係にある系列の場合について説明したが、これ
らの系列は、2つの圧縮パルスCapp (t )とC
aqq(t)の加算結果において、サイドローブレベル
が低くなる系列であればよい。 さらに、上述した第1の参照信号は、基本単位信号によ
り超音波探触子を励振したときに、この超音波探触子に
より得られる試験体Sの表面若しくは底面からのエコー
の波形と同−若しくは類似の波形、又は別の対象物の表
面若しくは底面がらのエコーの波形と同−若しくは類似
の波形を有する信号であってもよい。 さらに、上述した第1の参照信号は、基本単位信号によ
り超音波探触子を励振したときに、振幅又は位相符号化
送信信号発生器の出力端から超音波探触子、試験体S、
超音波探触子を介して第1の相関器の入力端に至る信号
伝搬経路の周波数応答特性と、基本単位信号とに基づい
て算出された波形を有する信号であってもよい。なお、
上記信号伝搬経路の周波数応答特性には、試験体Sの反
射体の反射に関する周波数特性を含んでも構わない この発明の実施例は、上述したように、相関器の構成が
従来に比べて簡単になり、これにより動作スピードを向
上でき、また、低価格化が図れるという効果を奏すると
ともに、サイドローブレベルの低い圧縮パルスが得られ
、第1の系列の要素(±)に対応させる単位波形として
、超音波探触子、試験体及びその反射体の周波数応答特
性を考慮して選定した波形を用いれば、信号エネルギー
の利用効率を向上でき、より大きいS/N比で検査でき
るという効果を奏し、超音波探触子、試験体及びその反
射体がもっている総合周波数応答特性を有する参照信号
発生器に送信信号を通した場合には、より大きいS/N
比で検査できるという効果を奏する。 ところで、上記説明では、超音波探傷装置に利用する場
合について述べたが、その他の例えば超音波診断装置な
どにも利用できることはいうまでもない。 また、上記説明では、超音波探触子を試験体に接触させ
ている場合について述べたが、超音波探触子は接触させ
なくてもよい。この場合、超音波探触子と試験体との間
の超音波の送受信は、水などのカップリング媒体を介し
て行えばよい。 さらに、この発明は、超音波アレイ探触子を構成する個
別の素子の超音波の送受信回路系に適用してもよい。 さらに、上記説明では、波動として超音波を用いる場合
について述べたが、超音波以外の波動、例えば、電磁波
を用いるシステムの送受信回路系に適用しても構わない
。 [発明の効果] この発明は、以上説明したとおり、第1の系列に基づい
て基本単位信号を生成し、前記基本単位信号及び第2の
系列に基づいて第1の送信信号を発生するとともに、前
記基本単位信号及び第3の系列に基づいて第2の送信信
号を発生する送信信号発生手段と、前記第1並びに第2
の送信信号により励振されて波動を対象物に送信する送
信手段と、前記第1並びに第2の送信信号にそれぞれ対
応する前記対象物に反射された第1並びに第2のエコー
を受信する受信手段と、前記第1の系列に基づいて生成
される第1の参照信号を用いて、前記第1並びに第2の
エコーを相関処理する第1の相関手段と、前記第2の系
列に基づいて生成される第2の参照信号を用いて、前記
第1のエコーに対応する前記第1の相関手段の出力を相
関処理するとともに、前記第3の系列に基づいて生成さ
れる第3の参照信号を用いて、前記第2のエコーに対応
する前記第1の相関手段の出力を相関処理する第2の相
関手段と、前記第1並びに第2のエコーに対応する前記
第2の相関手段のそれぞれの出力を加算する加算手段と
を備えたので、動作スピードを向上でき、低価格化が図
れ、低いサイドローブレベルの圧縮パルスを得ることが
できるという効果を奏する6
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1実施例を示すブロック図、第2
図はこの発明の第1実施例の基本単位信号を示す波形図
、第3図及び第4図はこの発明の第1実施例の第1及び
第2の送信信号を示す波形図、第5図はこの発明の第1
実施例の基本単位圧縮パルスを示す波形図、第6図及び
第7図はこの発明の第1実施例の第1及び第2の送信信
号に対応する第1の相関器の出力信号を示す波形図、第
8図及び第9図はこの発明の第1実施例の第2及び第3
の参照信号を示す波形図、第10図及び第11図はこの
発明の第1実施例の第1及び第2の送信信号に対応する
第2の相関器の出力信号を示す波形図、第12図はこの
発明の第1実施例の第1及び第2の送信信号に対応する
第2の相関器の出力信号を加算した信号示す波形図、第
13図はこの発明の第1実施例の他の送信信号を示す波
形図、第14図はこの発明の第1実施例の第1の相関器
を示すブロック図、第15図はこの発明の第1実施例の
第2の相関器を示すブロック図、第16図はこの発明の
第2実施例を示すブロック図、第17図はこの発明の第
3実施例を示すブロック図、第18図はこの発明の第3
実施例の基本単位信号を示す波形図、第19図(a>及
び(b)はこの発明の第3実施例の単位波形を示す波形
図、第15図はこの発明の第3実施例の送信信号を示す
波形図、第20図及び第21図はこの発明の第3実施例
の第2及び第3の送信信号を示す波形図、第22図はこ
の発明の第4実施例を示すブロック図、第23図はこの
発明の第5実施例を示すブロック図、第24図はこの発
明の第6実施例を示すブロック図、第25図は従来の検
査装置を示すブロック図、第26図は従来の検査装置の
送信信号を示す波形図、第27図は従来の検査装置の圧
縮パルスを示す波形図、第28図は従来の検査装置の相
関器を示すブロック図である。 図において、 (IA) ・・・ 振幅符号化送信信号発生器、(IB
) ・・・ 位相符号化送信信号発生器、(6) ・・
・ 超音波探触子、 (6A) ・・・ 送信用の超音波探触子、(6B) 
・・・ 受信用の超音波探触子、表示器、 ・・・ 第1の相関器、 ・・・ 第2の相関器、 ・・・ 第1の参照信号発生器、 ・・・ 第2の参照信号発生器、 ・・・ 第3の参照信号発生器、 ・・・ 加算器、 ・・ 第3の相関器、 ・・・ 第4の参照信号発生器である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1の系列に基づいて基本単位信号を生成し、前
    記基本単位信号及び第2の系列に基づいて第1の送信信
    号を発生するとともに、前記基本単位信号及び第3の系
    列に基づいて第2の送信信号を発生する送信信号発生手
    段、 前記第1並びに第2の送信信号により励振されて波動を
    対象物に送信する送信手段、 前記第1並びに第2の送信信号にそれぞれ対応する前記
    対象物に反射された第1並びに第2のエコーを受信する
    受信手段、 前記第1の系列に基づいて生成される第1の参照信号を
    用いて、前記第1並びに第2のエコーを相関処理する第
    1の相関手段、 前記第2の系列に基づいて生成される第2の参照信号を
    用いて、前記第1のエコーに対応する前記第1の相関手
    段の出力を相関処理するとともに、前記第3の系列に基
    づいて生成される第3の参照信号を用いて、前記第2の
    エコーに対応する前記第1の相関手段の出力を相関処理
    する第2の相関手段、 並びに 前記第1並びに第2のエコーに対応する前記第2の相関
    手段のそれぞれの出力を加算する加算手段 を備えたことを特徴とする検査装置。
  2. (2)前記第1の系列はバーカ系列であり、前記第2及
    び第3の系列は相補関係にある系列であることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の検査装置。
  3. (3)前記基本単位信号は、前記第1の系列を用いて振
    幅若しくは位相符号化された波形を有している信号、 前記第1の系列の正符号若しくは負符号に単位波形若し
    くは前記単位波形に−1を掛算して得られる波形を割り
    当てた信号、 前記第1の系列の正符号若しくは負符号に矩形波形若し
    くは前記矩形波形に−1を掛算して得られる波形を割り
    当てた信号、 又は 前記第1の系列の正符号若しくは負符号に波動波形若し
    くは前記波動波形に−1を掛算して得られる波形を割り
    当てた信号 であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の検
    査装置。
  4. (4)前記第1の送信信号は、前記第2の系列の正符号
    若しくは負符号に前記基本単位信号が有する波形若しく
    は前記基本単位信号が有する波形に−1を掛算して得ら
    れる波形を割り当てた信号であり、 前記第2の送信信号は、前記第3の系列の正符号若しく
    は負符号に前記基本単位信号が有する波形若しくは前記
    基本単位信号が有する波形に−1を掛算して得られる波
    形を割り当てた信号 であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の検
    査装置。
  5. (5)前記第1の参照信号は、前記基本単位信号が有す
    る波形を有する信号 又は 前記基本単位信号により前記送信手段を励振したとき前
    記受信手段により得られる前記対象物からのエコーの波
    形と同一若しくは類似の波形を有する信号であり、 前記第2の参照信号は、前記第2の系列を用いて振幅符
    号化された波形と同一若しくは類似の波形を有する信号
    であり、 前記第3の参照信号は、前記第3の系列を用いて振幅符
    号化された波形と同一若しくは類似の波形を有する信号 であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の検
    査装置。
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