JPH049622B2 - - Google Patents

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JPH049622B2
JPH049622B2 JP61010917A JP1091786A JPH049622B2 JP H049622 B2 JPH049622 B2 JP H049622B2 JP 61010917 A JP61010917 A JP 61010917A JP 1091786 A JP1091786 A JP 1091786A JP H049622 B2 JPH049622 B2 JP H049622B2
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metal
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D11/00Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
    • B22D11/06Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into moulds with travelling walls, e.g. with rolls, plates, belts, caterpillars
    • B22D11/0637Accessories therefor
    • B22D11/064Accessories therefor for supplying molten metal
    • B22D11/0642Nozzles

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Continuous Casting (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】[Detailed description of the invention]

[産業上の利用分野] 本発明は金属製薄帯又は線材の製造方法に係
り、特に高融点金属又は高活性金属、あるいはこ
れらの金属を多く含有する合金の薄帯又は線材を
製造するのに好適な方法に関する。 [従来の技術] 近年、磁性材料、接合用ろう材、強化線材、耐
食性薄板の研究開発が盛んになり、それに伴い、
金属又は合金の急冷薄板や線材の用途が拡大され
つつあり、特に最近においては、活性金属を多く
含む合金の薄帯や線材の実用化が進められ、その
需要が高まつてきている。 金属又は合金(以下、本明細書においては、金
属及び合金を「金属」と総称する。)の薄板や線
材は、一般にスリツト状又は点状の溶湯噴出口を
有するノズルを用い、ノズルの噴出口から溶湯を
噴出させてロール上又は油中、水中で急冷するこ
とにより製造されている。従来、この溶湯噴出用
ノズルの材質としては、SiO2、Al2O3、ZrO2、あ
るいはSi3N4、SiC、BN、BC等の非酸化物セラ
ミツクスなどが採用されている。 例えば、特開昭56−163093号には、セラミツク
と金属との接合に用いるろう材の薄状シートを製
造する方法として、スリツト状開口部を有する石
英管(SiO2ノズル)を用いて、溶湯を回転する
銅シリンダ表面上に噴出させて冷却する方法が開
示されている。 [発明が解決しようとする問題点] しかしながら、金属製薄帯又は線材の製造にあ
たり、SiO2系、Al2O3系あるいはZrO2系耐火材製
ノズルを用いた場合には、金属が高活性な金属あ
るいはそれを多く含む合金であると、ノズルを通
過する溶湯とノズルの耐火材との反応という問題
があり、酸素のコンタミネーシヨンがおこり、溶
湯が汚染され、高品質の製品を得ることができな
い。また、溶湯との反応によりノズルが浸食され
て溶湯流出口の形状が変化するなどの損傷によ
り、連続的製造を継続できなくなることがある。 また、Si3N4、SiC、BN、BC等の非酸化物セ
ラミツクス製ノズルでは、高価な上に熱衝撃によ
る割れが発生し易く、しかも溶湯汚染、ノズルの
損傷の問題は避けられない。 [問題点を解決するための手段] 本発明は、上記従来の問題を解決すべくなされ
たものであつて、金属製薄帯又は線材を製造する
にあたり、金属溶湯を、組成がCaO 98%以上、
SiO20.1%以下、Fe2O30.2%以下、その他の金属
酸化物0.5%以下である高純度CaO質耐火材で形
成されたノズルから不活性ガス圧により噴出させ
て、不活性雰囲気中にて急冷させるものである。 以下に本発明につき詳細に説明する。 なお、本明細書において「%」は「重量%」を
表す。 本発明においては、まず母合金溶湯を作成す
る。母合金の好ましい溶製方法としては、 CaO質坩堝中に各成分元素を投入して坩堝溶
解する。 水冷Cu坩堝中で各成分元素をアーク溶解等
により溶解する。 方法が挙げられるが、特に均質な合金が得られる
ことからの方法を採用するのが好ましい。 次いで、得られた溶湯をCaO質ノズルに注湯す
るか、又は、母合金塊をノズル中に装入し加熱溶
解させる。そして、不活性ガス(例えば、窒素、
アルゴン、ヘリウム等)の圧力を溶湯面に加え、
溶湯をノズルから噴出させる。 本発明においては、この溶湯の噴出にあたり、
特定組成の高純度CaO質耐火材製のノズルを用い
る。 ノズルを構成するCaO質耐火材は、そのCaO含
有率が98%以上と非常に高いものである。このよ
うなCaO含有量の高いカルシア質炉材は熱力学的
に安定であり、高活性金属等に対する安定性が高
く、高温溶解が可能である。また、酸化物、硫化
物を吸収し易く、溶湯中の酸化物、硫化物を吸収
し、酸化物、硫化物系の非金属介在物量を大幅に
減少させることができる。 特に、本発明においては、CaO 98%以上、
SiO20.1%以下、Fe2O30.2%以下、その他の金属
酸化物(例えばAl2O3、MgO、TiO2等)0.5%以
下の高純度CaO耐火材で構成されたノズルを用い
るため、Ti,Zr等の高活性金属を多く含む溶湯
の射出にも好適である。 CaO質耐火材のCaO原料としては、CaOを主体
とする耐火材、例えばカルシア(CaO)等が挙げ
られるが、CaOとしては特に電融カルシアが緻密
で、高活性な金属又は合金溶湯に接触した場合に
おいても、溶湯へのコンタミが少なく好適であ
る。 本発明で用いるCaO質耐火材製ノズルはこのよ
うなCaO質耐火材で構成されること以外は、その
形状、大きさ、孔径等には何ら制限はなく、使用
目的に応じて選択される。 本発明に係るノズルを製造するには、例えば電
融カルシアなどのカルシア質原料を所定の粒径の
紛末とし、必要に応じてZrO2、MgO、Y2O3等の
高融点の金属酸化物や、その他の特性向上のため
の添加剤等を適宜の割合で混合して主たる原料と
する。そして、この主たる原料に、必要に応じて
適宜のバインダを添加し、ノズルの形状に成形
し、焼成してノズルとなす。なおノズル孔部の加
工仕上はレーザーによるもの又は非水系の液体を
用いた放電加工、超音波加工、ダイヤモンドによ
る孔あけ等が用いられる。 また、このバインダとしては、非水系のものを
用いる。 非水系のバインダとしては、液体系のもの、固
体系のものいずれでも良い。液体系のものとして
は、無水塩化カルシウムやアラビアゴムなどを溶
かし込んだアルコール(一価又は多価のアルコー
ル)、トルエンにオレイン酸を溶解させたもの、
アルコールにオレイン酸を溶解させたもの、油に
オレイン酸を溶解させたもの、四塩化炭素に密ろ
うを溶解させたもの、あるいは酢酸イソブチル等
が好適であるが、タール、ピツチなどの鉱油、動
物油、植物油など、カルシアを消化させるること
のない非水系の液体であれば用いることが可能で
ある。 固体系のバインダとしては、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、酢酸セルロース、アクリル系樹
脂、ポリビニルアルコール等の熱可塑性樹脂、ノ
ボラツク等の熱硬化性樹脂、パラフイン等が好適
に用いることができるが、成形性を付与する他の
物質をも用い得る。 成形法としては、各種の方法、例えば金型成
形、スリツプキヤステイング、ラバープレス、射
出成形、温間プレス、スタンプなどが用いられ
る。 その他、n−ヘキサン等の非水溶媒と混合して
スラリ状とし、型に流し込み成形して、成形体を
作製しても良い。 成形体もしくはスタンプされたノズルは、必要
に応じ乾燥し、次いで好ましくは本焼成温度より
も低い温度で仮焼した後、本焼成して焼結させ
る。この焼成温度は1100℃以上、とりわけ1300〜
1800℃程度が好適である。 もちろん、本発明に係るノズルはホツトプレス
などの方法によつても製造できる。また、カルシ
アの焼成体を所望の形状に削り出しすることによ
つても製造することができる。 このようなノズルから噴出させた溶湯は常法に
従つて、単ロール、双ロールの表面、あるいは、
油中、非水系の液体中に供給し、不活性雰囲気下
で急冷する。 本発明においては、ノズル又はノズルの溶湯噴
出口の形状又は大きさ、急冷手段の種類や急冷の
程度を適宜選択設定することにより、あらゆる種
類の金属薄帯又は線材を製造するることができ
る。 このような本発明の方法は、高融点金属、高活
性金属、例えば、Ti、Zr、Hf、Sc、Y、La、原
子番号58〜71のCe、Pr等のランタノイド元素、
アルカリ金属、Mg等のアルカリ土類金属、V、
Nb、Ta、Cr、Mo、W、Mn、Al、Tc、Re、
Ru、Os、Co、Ni、Rh、Pd、Ir、Ptの元素の1
種又は2種以上を多く含む合金の薄帯又は線材の
製造に極めて好適である。 特に、本発明をAl、Si、Zr、Ti等の脱酸元素
を含有する溶湯に適用した場合には、優れた脱
酸、脱硫、脱窒、脱介在物等の精練効果も得ら
れ、極めて有利である。 [作用] CaO質耐火材は、真空又は不活性ガス中で極め
て安定であり、解離酸素圧が小さく、高温におい
ても使用することができる。しかも安価で熱衝撃
性にも優れる。 本発明においては、特にCaO含有率の高いCaO
耐火材を用いるため、高活性の金属又は合金溶湯
であつても、これを汚染することが殆どなく、ま
た、耐火材がこれらの溶湯により損傷することも
ない。さらに、溶湯に脱酸元素が含まれる場合に
は精練作用もなされる。 このため、本発明によれば、ノズルの損傷も防
止され、純度の高い金属薄帯又は線材を長期間連
続的に安定生産することができる。 [実施例] 以下に実施例及び比較例を挙げて、本発明を更
に具体的に説明するが、本発明はその要旨を超え
ない限り以下の実施例に限定されるものではな
い。 実施例 1 電融カルシア(CaO純度98%)を0.2mm以下に
破砕及び分級したものを主原料として、これに重
油ピツチを3重量部添加し、150℃に加熱して良
く混合した後、金型成形した。 この成形体を650℃で3時間仮焼した後、1350
℃×2時間の焼成を行ない焼結を行なわせた。こ
のようにして得られ焼結体は第1図に示す形状及
び寸法のものであつた。(なお、第1図において、
2はノズル1の溶湯噴出口である。) このノズルを用い、次の組成の合金溶湯を第2
表に示す温度でアルゴンガス圧(1.2atm)で、
単ロール(250mm径、Cu製)の表面に噴出させて
急冷し、幅13mm、厚さ40μmの合金薄帯を連続生
産した。 No.1 Co−60%Zr合金 No.2 Ag−30%Cu−40%Ti合金 No.3 Cu−50%Ti合金 No.4 Cu−40%Nb合金 その結果、いずれの合金についても長期間にわ
たる連続生産が可能であつた。また、得られた合
金薄帯の酸素の分析を行なつた結果は第2表に示
す通りである。 比較例 1 第1表に示す組成のSiO2系耐火物ノズル(形
状及び寸法は実施例1で用いたものと同じ。)を
用いたこと以外は実施例1と同様にして合金薄帯
の製造を行なつた。得られた合金の不純物分析結
果を第2表に示す。 なお、生産を継続したところ、No.1の合金に対
しては3秒、No.2の合金に対しては10秒、No.3の
合金に対しては4秒、No.4の合金に対しては溶解
保持中でノズルの流出口形状が変化又は破損した
ために、一定規格の薄帯の生産が不可能となつ
た。
[Industrial Application Field] The present invention relates to a method for manufacturing metal ribbons or wires, and in particular to manufacturing ribbons or wires of high melting point metals, highly active metals, or alloys containing a large amount of these metals. Regarding preferred methods. [Prior art] In recent years, research and development of magnetic materials, brazing filler metals, reinforcing wire rods, and corrosion-resistant thin plates has become active.
The applications of quenched thin sheets and wires of metals or alloys are expanding, and in recent years in particular, thin strips and wires of alloys containing a large amount of active metal have been put into practical use, and the demand for them has been increasing. A thin plate or wire of metal or alloy (hereinafter, metals and alloys are collectively referred to as "metal" in this specification) is generally produced using a nozzle having a slit-shaped or dot-shaped molten metal spout. It is manufactured by spouting molten metal from a molten metal and rapidly cooling it on rolls or in oil or water. Conventionally, the material for this molten metal spouting nozzle has been SiO 2 , Al 2 O 3 , ZrO 2 , or non-oxide ceramics such as Si 3 N 4 , SiC, BN, and BC. For example, JP-A No. 56-163093 describes a method for producing thin sheets of brazing filler metal used for joining ceramics and metals, using a quartz tube (SiO 2 nozzle) with a slit-shaped opening to inject molten metal. A method for cooling a rotating copper cylinder by jetting it onto the surface of a rotating copper cylinder is disclosed. [Problems to be solved by the invention] However, when a nozzle made of SiO 2 -based, Al 2 O 3 -based, or ZrO 2 -based refractory material is used in the production of metal ribbons or wires, the metal is highly active. If the metal is a metal or an alloy containing a large amount of the metal, there is a problem that the molten metal passing through the nozzle reacts with the refractory material of the nozzle, resulting in oxygen contamination, contaminating the molten metal, and making it difficult to obtain a high-quality product. I can't. Further, continuous production may not be possible due to damage such as erosion of the nozzle due to reaction with the molten metal and change in the shape of the molten metal outlet. In addition, nozzles made of non-oxide ceramics such as Si 3 N 4 , SiC, BN, BC, etc. are expensive and prone to cracking due to thermal shock, and problems of molten metal contamination and nozzle damage are unavoidable. [Means for Solving the Problems] The present invention has been made to solve the above-mentioned conventional problems, and in manufacturing a metal ribbon or wire, a molten metal having a composition of 98% or more CaO is used. ,
It is ejected into an inert atmosphere by inert gas pressure from a nozzle made of high-purity CaO refractory material containing 0.1% or less of SiO 2 , 0.2% or less of Fe 2 O 3 , and 0.5% or less of other metal oxides. It is used to rapidly cool the liquid. The present invention will be explained in detail below. In addition, in this specification, "%" represents "weight %". In the present invention, first, a molten master alloy is created. A preferred method for producing the master alloy is to put each component element into a CaO crucible and melt it in the crucible. Each component element is melted in a water-cooled Cu crucible by arc melting or the like. Although several methods can be mentioned, it is particularly preferable to employ a method because a homogeneous alloy can be obtained. Next, the obtained molten metal is poured into a CaO nozzle, or the master alloy ingot is charged into the nozzle and heated and melted. and an inert gas (e.g. nitrogen,
Applying pressure (argon, helium, etc.) to the molten metal surface,
Spray molten metal from a nozzle. In the present invention, when spouting this molten metal,
A nozzle made of high-purity CaO refractory material with a specific composition is used. The CaO refractory material that makes up the nozzle has a very high CaO content of 98% or more. Such calcia furnace materials with a high CaO content are thermodynamically stable, have high stability against highly active metals, and can be melted at high temperatures. In addition, it easily absorbs oxides and sulfides, absorbs oxides and sulfides in the molten metal, and can significantly reduce the amount of oxide and sulfide-based nonmetallic inclusions. In particular, in the present invention, CaO 98% or more,
Because we use a nozzle made of high-purity CaO refractory material containing 0.1% or less of SiO 2 , 0.2% or less of Fe 2 O 3 , and 0.5% or less of other metal oxides (e.g., Al 2 O 3 , MgO, TiO 2 , etc.), It is also suitable for injection of molten metal containing a large amount of highly active metals such as Ti and Zr. CaO raw materials for CaO-based refractories include refractories containing CaO as their main component, such as calcia (CaO), but among CaO, fused calcia is particularly dense and has a high activity when it comes into contact with molten metals or alloys. Even in this case, it is preferable because there is little contamination to the molten metal. The CaO-based refractory material nozzle used in the present invention is not limited in shape, size, hole diameter, etc., except that it is made of such a CaO-based refractory material, and is selected depending on the purpose of use. In order to manufacture the nozzle according to the present invention, a calcia raw material such as fused calcia is powdered with a predetermined particle size, and if necessary, high melting point metal oxide such as ZrO 2 , MgO, Y 2 O 3 etc. and other additives for improving properties are mixed in appropriate proportions to form the main raw material. Then, an appropriate binder is added to this main raw material as necessary, the material is molded into the shape of a nozzle, and the material is fired to form a nozzle. The nozzle hole may be finished by laser, electric discharge machining using a non-aqueous liquid, ultrasonic machining, drilling with diamond, or the like. Moreover, as this binder, a non-aqueous one is used. The non-aqueous binder may be either liquid or solid. Liquid types include alcohol (monohydric or polyhydric alcohol) in which anhydrous calcium chloride or gum arabic are dissolved, oleic acid dissolved in toluene,
Preferably, oleic acid dissolved in alcohol, oleic acid dissolved in oil, beeswax dissolved in carbon tetrachloride, or isobutyl acetate, mineral oil such as tar or pitch, or animal oil. Any non-aqueous liquid that does not cause calcia to be digested can be used, such as vegetable oil. As the solid binder, thermoplastic resins such as polyethylene, polypropylene, cellulose acetate, acrylic resins, polyvinyl alcohol, thermosetting resins such as novolac, paraffin, etc. can be suitably used, but they can impart moldability. Other materials may also be used. As the molding method, various methods such as mold molding, slip casting, rubber pressing, injection molding, warm pressing, stamping, etc. are used. Alternatively, a molded body may be produced by mixing with a nonaqueous solvent such as n-hexane to form a slurry, and pouring the slurry into a mold. The molded body or stamped nozzle is dried if necessary, then preferably calcined at a temperature lower than the main firing temperature, and then main fired and sintered. This firing temperature is over 1100℃, especially 1300~
A temperature of about 1800°C is suitable. Of course, the nozzle according to the present invention can also be manufactured by a method such as hot pressing. It can also be manufactured by carving a fired calcia body into a desired shape. The molten metal spouted from such a nozzle is sprayed onto the surface of a single roll, twin rolls, or
Supplied in oil or non-aqueous liquids and rapidly cooled under an inert atmosphere. In the present invention, all kinds of metal ribbons or wires can be manufactured by appropriately selecting and setting the shape or size of the nozzle or the molten metal spout, the type of quenching means, and the degree of quenching. Such a method of the present invention can be carried out using high melting point metals, highly active metals, such as Ti, Zr, Hf, Sc, Y, La, lanthanoid elements such as Ce and Pr having atomic numbers of 58 to 71,
Alkali metals, alkaline earth metals such as Mg, V,
Nb, Ta, Cr, Mo, W, Mn, Al, Tc, Re,
1 of the elements Ru, Os, Co, Ni, Rh, Pd, Ir, Pt
It is extremely suitable for manufacturing ribbons or wires of alloys containing a large number of species or two or more species. In particular, when the present invention is applied to molten metal containing deoxidizing elements such as Al, Si, Zr, and Ti, excellent scouring effects such as deoxidation, desulfurization, denitrification, and removal of inclusions can be obtained, and extremely It's advantageous. [Function] CaO refractory materials are extremely stable in vacuum or inert gas, have a low dissociated oxygen pressure, and can be used even at high temperatures. Furthermore, it is inexpensive and has excellent thermal shock resistance. In the present invention, CaO with a particularly high CaO content is used.
Since refractory materials are used, even highly active metals or alloy molten metals are hardly contaminated, and the refractory materials are not damaged by these molten metals. Furthermore, when the molten metal contains a deoxidizing element, a scouring action is also performed. Therefore, according to the present invention, damage to the nozzle is also prevented, and highly pure metal ribbon or wire can be stably produced continuously for a long period of time. [Examples] The present invention will be described in more detail with reference to Examples and Comparative Examples below, but the present invention is not limited to the following Examples unless the gist thereof is exceeded. Example 1 The main raw material was fused calcia (CaO purity 98%) crushed and classified to 0.2 mm or less, to which 3 parts by weight of heavy oil pitch was added, heated to 150°C and mixed well, and then mixed with gold. Mold molded. After calcining this molded body at 650℃ for 3 hours,
Sintering was performed at ℃ for 2 hours. The sintered body thus obtained had the shape and dimensions shown in FIG. (In addition, in Figure 1,
2 is a molten metal spouting port of the nozzle 1. ) Using this nozzle, pour a molten alloy with the following composition into the second
At the temperature shown in the table and argon gas pressure (1.2 atm),
The mixture was jetted onto the surface of a single roll (250 mm diameter, made of Cu) and rapidly cooled to continuously produce alloy ribbons with a width of 13 mm and a thickness of 40 μm. No.1 Co-60%Zr alloy No.2 Ag-30%Cu-40%Ti alloy No.3 Cu-50%Ti alloy No.4 Cu-40%Nb alloy As a result, the long-term Continuous production over many years was possible. Further, the results of oxygen analysis of the obtained alloy ribbon are shown in Table 2. Comparative Example 1 An alloy ribbon was produced in the same manner as in Example 1, except that a SiO 2 -based refractory nozzle having the composition shown in Table 1 (the shape and dimensions are the same as those used in Example 1) was used. I did this. The results of impurity analysis of the obtained alloy are shown in Table 2. As production continued, it took 3 seconds for No. 1 alloy, 10 seconds for No. 2 alloy, 4 seconds for No. 3 alloy, and 4 seconds for No. 4 alloy. On the other hand, because the shape of the nozzle outlet changed or was damaged during melting and holding, it became impossible to produce a ribbon of a certain standard.

【表】【table】

【表】 比較例 2〜4 第3表に示す組成のCaO系ノズルを用いたこと
以外は実施例1と同様にして合金薄帯の製造を行
なつた。得られた合金の不純物分析結果を実施例
1の結果と共に第4表に示す。 第4表より、CaO含有量が98%以上であつて
も、Fe2O3、SiO2、Al2O3含有量が本発明の範囲
を超えると、高清浄合金薄帯が得られないことが
明らかである。
[Table] Comparative Examples 2 to 4 An alloy ribbon was produced in the same manner as in Example 1 except that a CaO-based nozzle having the composition shown in Table 3 was used. The impurity analysis results of the obtained alloy are shown in Table 4 together with the results of Example 1. From Table 4, even if the CaO content is 98% or more, if the Fe 2 O 3 , SiO 2 , Al 2 O 3 content exceeds the range of the present invention, a highly clean alloy ribbon cannot be obtained. is clear.

【表】【table】

〔発明の効果〕〔Effect of the invention〕

以上の実施例からも明らかな通り、本発明で用
いるノズルは、 極めて安定であり、高温下で良好に使用でき
る。 高融点、高活性の金属又は合金の溶湯の流出
に用いた場合でも、ノズルからら溶湯へのコン
タミが少ない。 このためノズルが溶湯により侵食され損傷す
ることも殆どない。 熱衝撃性にも優れる。 等の利点を有する。 従つて、このようなノズルを用いる本発明の金
属製薄帯又は線材の製造方法によれば、溶湯汚染
の殆どない高純度な金属製薄帯又は線材を長期間
安定して連続生産することが可能となる。
As is clear from the above examples, the nozzle used in the present invention is extremely stable and can be used satisfactorily at high temperatures. Even when used for discharging molten metal or alloy with a high melting point and high activity, there is little contamination from the nozzle to the molten metal. Therefore, the nozzle is hardly eroded and damaged by the molten metal. It also has excellent thermal shock resistance. It has the following advantages. Therefore, according to the method for manufacturing a metal ribbon or wire of the present invention using such a nozzle, it is possible to stably and continuously produce a high-purity metal ribbon or wire with almost no molten metal contamination over a long period of time. It becomes possible.

【図面の簡単な説明】[Brief explanation of drawings]

第1図a,,bは実施例1及び比較例1で用い
たノズルを示す図であつて、aは断面図、bは底
面図である。 1…ノズル、2…流出口。
FIGS. 1a and 1b are views showing the nozzles used in Example 1 and Comparative Example 1, in which a is a sectional view and b is a bottom view. 1... Nozzle, 2... Outlet.

Claims (1)

【特許請求の範囲】[Claims] 1 金属溶湯を、組成がCaO 98%以上、SiO20.1
%以下、Fe2O30.2%以下、その他の金属酸化物
0.5%以下である高純度CaO質耐火材で形成され
たノズルから不活性ガス圧により噴出させて、不
活性雰囲気中にて急冷させることを特徴とする金
属製薄帯又は線材の製造方法。
1 Molten metal with a composition of 98% or more CaO and 0.1% SiO 2
% or less, Fe 2 O 3 0.2% or less, other metal oxides
A method for manufacturing a metal ribbon or wire, characterized by ejecting it with inert gas pressure from a nozzle made of a high-purity CaO refractory material having a content of 0.5% or less and rapidly cooling it in an inert atmosphere.
JP1091786A 1986-01-21 1986-01-21 Production of metallic thin hoop or wire Granted JPS62168648A (en)

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JPS62168648A JPS62168648A (en) 1987-07-24
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