JPH0492994A - 文字認識装置 - Google Patents

文字認識装置

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JPH0492994A
JPH0492994A JP2207843A JP20784390A JPH0492994A JP H0492994 A JPH0492994 A JP H0492994A JP 2207843 A JP2207843 A JP 2207843A JP 20784390 A JP20784390 A JP 20784390A JP H0492994 A JPH0492994 A JP H0492994A
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Application number
JP2207843A
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English (en)
Inventor
Koshi Sakurada
桜田 孔司
Koji Ito
伊東 晃治
Yoshiyuki Yamashita
山下 義征
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、用紙等の媒体上に記録された文字行画像から
文字パタンを切出して文字を認識する文字認識装置に関
するものである。
(従来の技術) 従来、この種の文字認識装置に関する技術としては、例
えば、特開昭63−311492号公報に記載されるも
のがあった。
一般に、文字枠を備えない活字や、手書きの文書を対象
とした文字認識装置においては、例えば、1行分の文字
列画像を1文字毎の文字パタンに切出して認識を行う。
文字の切出しは、例えば、文字列画像を文字列方向(行
方向)と垂直な方向に投影して得られる周辺分布に基づ
いて行われる。
ところが、このような方法で文字の切出しを行うと、複
数の分離した部分図形から構成される文字(分離文字)
や、隣り合った文字と接触した文字(接触文字)に対し
て誤った切り出しを行うことがあり、それによって認識
率の低下を招く。
そこで、この問題を解決するため、前記文献に記載され
た文字認識装置では、文字列画像から、認識対象文字の
構成要素であるサブ文字パタンを切出す。そして、該サ
ブ文字パタンを組合せて一種類以上の文字パタン並びを
抽出して該文字パタン並びを認識し、その結果得られた
認識候補文字並びを単語照合することにより、一種類以
上の認識候補文字並びを−意に決定するようにしていた
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記構成の装置では、文字枠を備えない
文書からの文字切出し及び文字認識の際に、文字パタン
並びの各々に対して文字認識処理と単語照合処理とを行
うので、該文字パタン並びの組合せ数が増大する場合(
例えば、文字列画像に含まれる文字数が多い場合や、分
離文字の割合が多い場合)には、処理時間が増大すると
いう問題があり、文字認識精度を低下させることなくそ
れを解決することが困難であった。
本発明は、前記従来技術が持っていた課題として、文字
枠を備えない文書からの文字切出し及び文字認識を精度
良く高速度に実行することが困難である点について解決
した文字認識装置を提供するものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は、前記課題を解決するなめに、入力媒体上の文
字列より得られる文字列画像データから、文字パタンを
切出して文字を認識する文字認識装置において、前記文
字列画像データ中の所定の画素領域を部分パタンとして
抽出する部分パタン抽出部と、評価値検出部と、候補検
出部と、文字決定部とを、設けた′ものである。
ここで、評価値検出部は、前記部分パタン及びその部分
パタンの組合せによる統合パタンの各々を文字候補パタ
ンとして、該各文字候補パタン毎にその近傍領域に存在
する部分パタンの配置関係に基づき、該文字候補パタン
の幾何学的な特gi量を表す文字評価値を検出する機能
を有している。
候補検出部は、文字決定部から出力される部分パタン識
別番号P、文字数M及び優先順位りを入力し、前記文字
評価値に基づき該部分パタン識別番号PよりM文字分の
文字候補パタンの組の全ての場合の中からL番目に確か
らしい文字候補パタンの組を検出してパタンデータを認
識し、その認識結果により得られたM文字分の文字候補
コードを単語照合する機能を有している。さらに、文字
決定部は、候補検出部へ与える部分パタン識別番号Pを
設定し、該優先順位りを初期値1より順次+1加算しな
がら前記候補検出部に動作指示を与え、前記候補検出部
において単語照合が成功したときにはそれに応じた文字
コード列を最終出力として検出する機能を有している。
また、前記文字決定部は、前記優先順位りが所定値に至
っても前記候補検出部において照合する単語が得られな
いときには前記文字数Mを所定値だけ加算して処理を繰
り返す構成にしてもよい。
(作用) 本発明によれば、以上のように文字認識装置を構成した
ので、文字列画像データが部分パタン抽出部に入力され
ると、該部分パタン抽出部は、該文字列画像データから
部分パタンを抽出し、その抽出結果を評価値検出部及び
候補検出部へ与える。
評価値検出部は、部分パタンの配置関係に基づき文字評
価値を検出し、その検出結果を候補検出部へ送る。する
と、候補検出部は、文字決定部の動作指示に従い、文字
認識及び単語照合を行い、その単語照合が成功したとき
には、それに対応する文字コード列を文字決定部から出
力させる。これにより、処理速度が速く、精度の高い文
字認識が行える。従って、前記課題を解決できるのであ
る。
(実施例) 第1図は、本発明の実施例を示す文字認識装置の機能ブ
ロック図である。第1図に示すように、文字列画像デー
タを出力する文字列画像入力部1の出力側には、文字列
画像データから1文字ずつ文字パタンを切出して文字を
認識する文字認識装置10が接続されている。
文字列画像入力部1は、例えば、1個または複数個の文
字列が記載された情報媒体上を光学的に走査し、その走
査結果を光電変換して2値化された電気信号(画像パタ
ン〉を記憶し、さらにその画像パタンに含まれる文字列
画像を切出して該文字列画像データを文字認識装置1へ
出力する機能を有している。画像パタンから文字列画像
を切出すには、周辺分布ヒストグラム法等といった種々
の文字列切出し方法を用いることができる。
文字認識装置10は、文字列画像入力部1より入力され
た文字列画像データ中の所定の画素領域、例えば、個々
の黒画素の塊(部分パタン)を抽出する部分パタン抽出
部11を有し、その出力側には、評価値検出部12、候
補検出部13、及び文字決定部14が接続されている。
評価値検出部12は、部分パタン及び部分パタンの組合
せによる統合パタンの各々を文字候補パタンとして、各
文字候補パタン毎に近傍領域の部分パタンの配置関係に
基づき、該文字候補パタンの幾何学的な特徴量(即ち、
文字らしさ)を表す文字評価値を検出する機能を有して
いる。候補検出部13は、文字決定部14から出力され
る部分パタン識別番号Ps、文字数M、及び優先順位り
を入力し、前記文字評価値に基づき、部分パタン識別番
号PsよりM文字分の文字候補パタンの組の全ての場合
の中からL番目に確からしい文字候補パタンの組を検出
してパタンデータを認識し、得られたM文字分の文字候
補コードを単語照合する機能を有している。さらに、文
字決定部14は、部分パタン識別番号Psを設定し、優
先順位りを初期値1より順次+1加算しながら候補検出
部13に動作指示を与え、該候補検出部13において単
語照合が成功した場合、対応する文字コード列0UTt
最終出力として検出する機能を有している。
次に、第1図の文字認識装置10内の各機能ブロックの
構成(1)〜(4)を詳細に説明する。
(1)部分パタン抽出部11 第2図は、第1図の文字列画像パタン等の例を示す図で
ある。この図では、文字列画像入力部1より得られた住
所を表す文字列画像パタンの左端より8文字分「神奈川
県横浜市緑」の領域パタン20が示されている。文字列
方向(行方向)はX、行方向に垂直な方向がyで示され
ている。部分パタン抽出部11は、第1図の文字列画像
パタン20を入力すると、該文字列画像パタン20より
部分パタンの位置及びパタンデータを検出する。部分パ
タンの抽出は、従来公知の輪部追跡法等を用いてもよい
が、本実施例では文字列画像パタン20をy方向に投影
して得た周辺分布値の大きさに基づいて部分パタンを抽
出し、該部分パタンのX方向の位置(左端座標と右端座
標)とパタンデータとを検出し、その検出結果を保存す
る。
第2図においては、「ネJ(Pi)、「申」(P2)、
「奈J(P3)、’+」(P4)、rlJ(P5)、M
J(P6)、「県J(P7)「木J(P8)、「黄J(
P9)、「i」(Plo)、「兵J (Pll)、[市
、 (PI3)、「糸」(Pi3)、[染J  (PI
3)の各々が部分パタンとして得られる。
(2)評価値検出部12 評価値検出部12は、部分パタン抽出部11より得られ
る部分パタンの位置及びパタンデータに基づき、その部
分パタン及び部分パタンの組合せによる統合パタンの各
々を、文字候補パタンとして順次設定しながら、該文字
候補パタンに対応する文字評価値を検出する。本実施例
では、文字候補パタンの横幅が所定の値(例えば、文字
列画像パタンの高さの1.5倍の値)より小さくなる範
囲で、文字評価値の検出を行う。
文字評価値の検出に当っては、例えば文字候補パタンの
横幅、隣接する部分パタンとの空白幅、文字候補パタン
内の空白幅等、文字候補パタンの近傍領域の部分パタン
の配置に基づいた検出を行う。本実施例では、例えば、
文字候補パタンの横幅C1が文字列画像パタンの高さC
2に近く、また隣接する部分パタンとの最小空白幅C3
が大きく、文字候補パタン内の最大空白幅C4が小さい
程、該文字候補パタンか文字らしいという一般的な傾向
に基づき、 但し、K1、K2、K3;適当な正の実定数を文字評価
値とする。
第3図は、第2図に対応する文字候補パタンと文字評価
値の例を示す図である。図中、Ps、及びPsは、文字
候補パタンを構成する部分パタン群の左端部分パタン及
び右端部分パタンを表す識別番号である。P1〜P11
は、文字列画像パタン20の部分パタンの識別番号であ
る。また、図中ハツチングを付した領域Aは、対応する
Ps、PE″′C′構成される文字候補パタンの横幅が
所定の値以上となるため、文字評価値の検出を行わない
領域(無効領域)であり、またその他の領域に付した数
値は、対応するPs 、PRで構成される文字候補パタ
ンに対応する文字評価値を表す。なお、第3図には、P
sとしてP1〜P9の場合についてのみ、文字候補パタ
ンの無効領域及び文字評価値が示されている。
(3)候補検出部13 候補検出部13は、候補パタン抽出部13a、文字認識
部13b、及び単語照合部13cより構成されている。
候補パタン検出部13aは、文字決定部14より2部分
パタン識別番号Ps、文字数Mは、及び優先順位りを入
力し、評価値検出部12より得られる文字評価値に基づ
き、部分パタン識別番号PsよりM文字分の文字候補パ
タンの組の全ての場合の中からL番目に確からしい文字
候補パタンの組を検出する。さらに、部分パタン抽出部
11に保存された部分パタンの位置、及びパタンデータ
に基づき、文字候補パタンの組に対応したM文字分のパ
タンデータを抽出する機能を有している。この候補パタ
ン抽出部13aの出力側には、M文字分のパタンデータ
を認識してM文字分の文字認識コードを検出する文字認
識部13bが接続され、さらにその出力側に、M文字分
の文字認識コードを単語照合する単語照合部13cが接
続されている。
(3)(i>候補パタン抽出部13a 候補パターン抽出部13aは、文字決定部14よりPs
 、M、Lの各パラメータ値を入力すると、評価値検出
部12より得られる文字評価値に基づき、部分パタン識
別番号PsよりM文字分の文字候補パタンの組の全ての
場合のうち、文字評価値の総和がL番目に小さい文字候
補パタンの組を検出する。。この検出に当っては、例え
ば、部分パタン識別番号P8よりM文字分の文字候補パ
タンの組全てについて文字評価値の総和を計算した後、
該総和がI一番目に小さい文字候補パタンの組を検出す
ればよい。あるいは、他の適当な手法を用いて、文字候
補パタンの組をより効率良く検出することも可能である
第2図には、第3図に示した文字評価に基づき、Ps”
PL、M=4の場合のL番目に確からしい文字候補パタ
ンの組K  (L=1.2、・・・、10)が示されて
いるが、これらのうち、K2が唯−正しい4文字分の文
字パタン「神奈川系」に対応している。−例として、該
に2の組に対する文字評価値の総和は、第3図より、8
(P1→P2)十5(P3→P3)+5 (P4→P6
)+2 (P7→P7)=20である。
さらにこの候補パタン抽出部13aでは、検出した文字
候補パタンの組に対応したM文字分のパタンデータを検
出するため、部分パタン抽出部11に保存された部分パ
タンの位置及びパタンデータに基づき、文字候補パタン
毎のパタンデータを作成する機能を有している。
(3)  (ii)文字認識部13b 文字認識部13bは、候補パタン抽出部13aよりM文
字分のパタンデータを入力し、特徴量のパターンマツチ
ング(パターン照合)等の方法により、文字認識を行い
、対応するM文字分の文字認識コードを検出する。なお
、該文字認識コードは1文字当り複数個の候補コードを
含んでもよい。
(3)  (iii>単語照合部13c単語照合部13
cは、住所用知識辞書を有し、文字認識部13bよりM
文字分の文字認識コードを入力し、該住所用知識辞書内
の所定の単語照合レベルに属する単語群との照合を行い
、照合する単語の有無を検出する機能を有している。
第4図は、単語照合に用いる住所用知識辞書の構成例を
示す図である。この図に示すように、住所用知識辞書は
、単語照合レベルにより階層的に構成され、例えば、「
神奈用県」はレベル1、「横浜型」はレベル2、「中区
」はレベル3、「山下町」はレベル4、のように対応付
けられている。図中、括弧内に示される数値は、次レベ
ルにおける単語構成文字数の最大値を表している。
0は次レベルが存在しないことを表す。住所用知識辞書
には、各単語に対応する文字コード列、該文字コード列
の文字数、該単語の次レベルにおける単語構成文字数の
最大値、及び各単語間の階層的接続関係が格納されてい
る。
単語照合部13cは、照合する単語が存在することを検
知すると、該単語に対応する文字コード列、該文字コー
ド列の文字数、及び該単語の次レベルにおける単語構成
文字数の最大値とを出力すると共に、次の単語照合レベ
ルを現レベルの次レベルに設定する。一方、単語照合部
13cは、照合する単語が存在しないことを検知すると
、例えば文字コード列の文字数としてOを出力する。な
お、単語照合レベルは、本文字認識装置10が動作を開
始する際に所定レベル、例えばレベル1に設定される。
第2図のに2の組を例にとると、予めレベル1に設定さ
れた単語照合部13cは、照合単語を検出して文字コー
ド列「神奈用県」、文字数4、及び次レベルの単語構成
文字数の最大値4を出力し、さらに単語照合レベルをレ
ベル2に設定する機能を有している。
(4)文字決定部14 文字決定部14は、部分パタン識別番号Psを設定し、
優先順位りを初期値1より順次+1加算しながら候補パ
タン検出部13aに動作指示を与え、単語照合部13c
において単語照合が成功した場合、対応する文字コード
列を最終出力として検出し、さらに次レベルの単語構成
文字数の最大値を単語照合部13cより入力し、その値
を文字数Mとして更新する機能を有している。
次に、以上のように構成される文字認識装置10の動作
を、第5図を参照しつつ説明する。なお、第5図は、第
1図の動作を示すフローチャートである。
まず、ステップS1において、文字列画像入力部1より
、第2図の文字列画像データ20を入力すると、単語照
合部1.3 cが単語照合レベルをレベル1に設定する
と共に、部分パタン抽出部11が部分パタンの位置及び
パタンデータを検出し、保存してステップS2へ進む。
これにより、部分パタンP1、P2、・・・が得られる
。ステップs2では、文字決定部14が部分パタン番号
Psを初期値P1に設定し、文字数Mを初期値4に設定
する。この文字数Mの初期値は、予め単語照合部13c
に保存しておき、該単語照合部13cより初期値を読み
出すようにしてもよい。
ステップS3では、部分パタン抽出部11より部分パタ
ンの位置データを読み出し、評価値検出部12が部分パ
タン及び部分パタンの組合せによる統合パタンの各々を
文字候補パタンとして順次設定しながら、該文字候補パ
タンに対応する文字評価値を検出する。その結果、第3
図に示すような文字評価値が得られる。ステップS4で
は、文字決定部14が優先順位りを初期値1に設定し、
ステップS5へ進む。ステップS5では、候補パタン抽
出部13aが文字決定部14よりPs 、M、Lを入力
し、文字評価値に基づいてL番目に確からしい文字候補
パタンの組を検出し、さらに部分パタン抽出部11に保
存された部分パタンのパタンデータに基づき、対応する
M文字分のパタンデータを抽出する。その結果、第2図
のに1の組が選択される。
ステップS6において、文字認識部13bが、候補パタ
ン抽出部13aよりM文字分のパタンデータを入力して
文字認識を行い、M文字分の文字認識コード列を検出す
る。すると、ステップS7において、単語照合部13c
が、文字認識部13bよりM文字分の文字認識コード列
を入力し、住所用知識辞書内のレベル1の単語群との照
合を行う。K1の組に対しては照合単語に対応する文字
コード列の文字数として0が出力され、照合する単語が
存在しないので、ステップS8からステップSllへ進
む。
ステップSllでは、文字決定部14が優先順位りを+
1加算してL=2とする。そして、ステップS12おい
て、文字決定部14で、Lが閾値Lmax以下であるか
どうかを調べる。LがLmax以下であれば、ステップ
S5へ戻り、文字候補パタンの組について処理を行う。
これに対して、LがLmaxを越える場合、本文字認識
装置10による処理を中止し、リジェクト判定(却下判
定)して処理を終了するか、あるいは、他の方法による
文字切出し・認識処理に切換える。本実施例では、Lm
axの値をM文字分の文字候補パタンの組の全ての場合
の数とする。L=2の場合には、L<Lmaxであるか
ら、ステップS5へ戻る。
ステップS5でに2の組が選択され、ステップS6及び
S7により、照合単語「神奈川基」が存在することが検
知されると、ステップS8からステップS9へ進む。ス
テップS9では、文字決定部14が、単語照合部13c
より得られた単語[神奈川基Jに対応する文字コード列
を最終出力0tJTとして検出し、さらに「神奈川基」
の次レベル(即ち、レベル2)の単語構成文字数の最大
値4を検出し、ステップSIOへ進む。この時、単語照
合部L3cは、単語照合レベルをレベル2に更新する。
ステップSIOでは、本文字認識装置10の処理を終了
するか否かを判定する。判定に当っては、単語照合部1
3cより得られる次レベルの単語構成文字数の最大値が
Oであるか、あるいは、次に認識すべき領域に部分パタ
ンか存在しなくなった場合に、処理終了と判定する。第
2図においては、次レベルの単語構成文字数の最大値が
4であり、かつ次にM2M’jAすべき領域には、部分
パタンP8、P9が存在するので、処理を終了せず、ス
テップS2へ戻る。ステップS2では、文字決定部14
が文字数Mを、次レベルの単語構成文字数の最大値か(
第2図では4)に設定し、さらに部分パタン識別番号P
sを、次に認識すべき領域に含まれる左端の部分パタン
識別番号(第2図ではP8)に設定し、以下ステップS
3以降を繰り返す。
以上のように、本実施例では、文字候補パタン毎に近傍
領域の部分パタンの配置関係により検出した文字評価値
に基づき、文字列画像パタン20の先端側から順次所定
文字数分の文字認識コードを決定する。この決定に当っ
ては、文字評価値に基づいた優先順位の高い文字候補パ
タンの組から、順に文字認識及び単語照合による検証を
行い、妥当性が得られた時点で、対応するコード列を最
終出力0tJTとして決定する。従って、−度に決定す
る文字認識コードの文字数が限定され、文字候補パタン
の組合せ数が全体として減少し、それによって処理速度
が向上する。しかも、優先順位の高い文字候補パタンの
組から順に最終出力コードを見つけるので、高精度な文
字認識が行えると共に1.処理速度の向上が図れるとい
う利点がある。
なお、本発明は、上記実施例に限定されず、種々の変形
が可能である。その変形例としては、例えば、次のよう
なものがある。
(a)  評価値検出部12は、文字列画像パタンに含
まれる全ての文字候補パタンを対象にして文字評価値を
検出する構成にしたが、これに限定されない。例えば、
評価値検出部12は、文字決定部14より部分パタン識
別番号Psと文字数Mとを入力し、該部分パタン識別番
号PsよりM文字分の文字候補パタンについてのみ文字
評価値を検出する構成にしても、上記実施例と同様の効
果が得られる。
(b)  文字決定部14は、第Lmax番目に確から
しい文字候補パタンの組に対しても照合する単語が得ら
れない場合、リジェクト判定して処理を中止するか、あ
るいは池の文字切出し・認識方法に切換える構成にした
が、これに限定されない。
文字決定部14は、他の構成例として、前述のように照
合する単語が得られない場合、文字数Mを所定値だけ加
算して候補検出部13を再動作させる構成にしてもよい
。この場合、文字数Mの初期値を予め小さく設定してお
くことにより、発生頻度の少なくかつ文字数の大きい単
語を含む文字列画像データからの文字切出し・認識を、
実質的に高速処理することが可能となる。
(C>  単語照合部13cは、住所用の知識辞書を用
いて照合する場合について説明したが、認識対象となる
文字行の性質に合わせて該単語照合部13cの構成を適
宜変更することができる。また、これに対応して上記本
実施例で述べた各機能ブロック間の制御方法を変更して
もよい。例えば、上記実施例では、単語照合部13cが
次レベルの単語構成文字数の最大値を検出し、文字決定
部14が該最大値を文字数Mとして候補パタン抽出部1
3aに設定しているが、該文字数Mを予め定数として与
えるよう、文字認識装置10を構成してもよい。
(d)  第1図の文字認識装置10内の各機能ブロッ
クは、半導体集積回路等を用いた個別回路で構成する以
外に、マイクロコンピュータ等を用いてプログラム制御
により実行する構成にしてもよい。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明によれば、文字候補
パタン毎に近傍領域の部分パタンの配置関係により検出
した文字評価値に基づき、文字列画像データの、例えば
先頭側から順次所定文字数分の文字認識コードを決定す
る。そして、この決定に当っては、文字評価値に基づき
、優先順位りの高い文字候補パタンの組がら順に文字認
識及び単語照合による検証を行い、妥当性が得られた時
点で、対応する文字コード列を最終出力として決定する
構成にしている。そのため、−度に決定する文字認識コ
ードの文字数Mが限定され、文字候補パタンの組合せ数
が減少して処理速度が向上する。しかも、優先順位の高
い文字候補パタンの組から順に、最終出力コードを見つ
けるので、高精度な文字認識が行えると共に、処理速度
が著しく向上する。
また、文字決定部は、優先順位りが所定値に至っても、
照合する単語が得られないときには、増分して処理を繰
り返す構成にすれば、簡単かつ的確に、最終出力コード
を検出できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す文字認識装置の機能ブロ
ック図、第2図は第1図における文字列画像パタン等の
例を示す図、第3図は第2図に対応する文字候補パタン
と文字評価値の例を示す図、第4図は第1図中の単語照
合部13cにおける住所用知識辞書の構成例を示す図、
第5図は第1図の動作フローチャートである。 1・・・文字列画像入力部、10・・・文字認識装置、
11・・・部分パタン抽出部、12・・・評価値検出部
、13・・・候補検出部、13a・・・候補パタン抽出
部、13b・・・文字認識部、13c・・・単語照合部
、1−4・・・文字決定部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、入力媒体上の文字列より得られる文字列画像データ
    を入力し、該文字列画像データ中の所定の画素領域を部
    分パタンとして抽出する部分パタン抽出部と、 前記部分パタン及びその部分パタンの組合せによる統合
    パタンの各々を文字候補パタンとして、該各文字候補パ
    タン毎にその近傍領域に存在する部分パタンの配置関係
    に基づき、該文字候補パタンの幾何学的な特徴量を表す
    文字評価値を検出する評価値検出部と、 部分パタン識別番号P、文字数M及び優先順位Lを入力
    し、前記文字評価値に基づき該部分パタン識別番号Pよ
    りM文字分の文字候補パタンの組の全ての場合の中から
    L番目に確からしい文字候補パタンの組を検出してパタ
    ンデータを認識し、その認識結果により得られたM文字
    分の文字候補コードを単語照合する候補検出部と、 前記候補検出部へ与える前記部分パタン識別番号P、文
    字数M及び優先順位Lのうち、該部分パタン識別番号P
    を設定し、該優先順位Lを初期値1より順次+1加算し
    ながら前記候補検出部に動作指示を与え、前記候補検出
    部において単語照合が成功したときにはそれに応じた文
    字コード列を最終出力として検出する文字決定部とを、 備えたことを特徴とする文字認識装置。 2、請求項1記載の文字認識装置において、前記文字決
    定部は、 前記優先順位Lが所定値に至っても前記候補検出部にお
    いて照合する単語が得られないときには前記文字数Mを
    所定値だけ加算して処理を繰り返す構成にしたことを特
    徴とする文字認識装置。
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