JPH0490773A - ゴルフクラブのヘッド - Google Patents
ゴルフクラブのヘッドInfo
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- JPH0490773A JPH0490773A JP2207823A JP20782390A JPH0490773A JP H0490773 A JPH0490773 A JP H0490773A JP 2207823 A JP2207823 A JP 2207823A JP 20782390 A JP20782390 A JP 20782390A JP H0490773 A JPH0490773 A JP H0490773A
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B53/00—Golf clubs
- A63B53/04—Heads
- A63B53/0466—Heads wood-type
-
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-
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明はゴルフクラブのヘッドに関し、特にドライバー
やスプーン或いはバッフイー等と称されるゴルフクラブ
のヘッドに関する。
やスプーン或いはバッフイー等と称されるゴルフクラブ
のヘッドに関する。
(従来の技術)
一般に、ゴルフクラブとしては、ドライバーやスプーン
或いはバッフイー等のウッドクラブと、3番から9番ま
でのアイアンクラブと、ピッチングやサンド等のウェッ
ジクラブと、その他バターなどが良く知られている。
或いはバッフイー等のウッドクラブと、3番から9番ま
でのアイアンクラブと、ピッチングやサンド等のウェッ
ジクラブと、その他バターなどが良く知られている。
これらゴルフクラブは、近年のゴルフブームに乗って各
種の改良が行われている。特に、前記ドライバー等のウ
ッドクラブやアイアンクラブにおいては、スイングがし
易く且つ打球の飛距離や方向性のアップなどの為に、ク
ラブシャフトの改良と共に、ヘッド自体の形状・材質の
改良も各種盛んに行われて来ている。
種の改良が行われている。特に、前記ドライバー等のウ
ッドクラブやアイアンクラブにおいては、スイングがし
易く且つ打球の飛距離や方向性のアップなどの為に、ク
ラブシャフトの改良と共に、ヘッド自体の形状・材質の
改良も各種盛んに行われて来ている。
例えば、ドライバーやスプーン或いはバッフイー等のウ
ッドクラブでは、従来からの木製(バーシモン)ヘッド
を用いたちの以外に、カーボン製ヘッドを用いたものや
、ステンレス鋼等の金属製中空ヘッドを用いたもの(通
称メタルウッド)が多く見受けられる。これら木製ヘッ
ドやカーボンヘッドやメタルヘッドは、それぞれ使用す
る材料や製造仕方の相違により姫路が異なる。入手し難
いバーシモンのヘッドは高価であり、金属を溶解して型
に流し込んで作るメタルヘッドは大量生産がし易く手ご
ろな姫路である。またその材質の相違により性能も各種
異なり一長一短があり、ゴルファ−個人の好みや技量に
より選択使用されている。−膜内に、カーボンヘッドは
飛距離が多く出るが方向性に安定さを欠き、メタルヘッ
ドは方向性が安定するが飛距離が少ない。
ッドクラブでは、従来からの木製(バーシモン)ヘッド
を用いたちの以外に、カーボン製ヘッドを用いたものや
、ステンレス鋼等の金属製中空ヘッドを用いたもの(通
称メタルウッド)が多く見受けられる。これら木製ヘッ
ドやカーボンヘッドやメタルヘッドは、それぞれ使用す
る材料や製造仕方の相違により姫路が異なる。入手し難
いバーシモンのヘッドは高価であり、金属を溶解して型
に流し込んで作るメタルヘッドは大量生産がし易く手ご
ろな姫路である。またその材質の相違により性能も各種
異なり一長一短があり、ゴルファ−個人の好みや技量に
より選択使用されている。−膜内に、カーボンヘッドは
飛距離が多く出るが方向性に安定さを欠き、メタルヘッ
ドは方向性が安定するが飛距離が少ない。
ところが、最近、メタルウッドの常識を覆すメタルドラ
イバーが市販され、これを用いれば打球の方向性の安定
と共に大幅な飛距離アップが期待できると叫ばれている
。このメタルドライバーは、形状的には従来のメタルヘ
ッド(金属製中空ヘッド)と略同様であるが、そのヘッ
ド全体がチタン合金を素材にして成形されている。つま
り、チタン(チタニューム)90%、アルミニューム6
%、バナジウム4%の比率としたチタン合金を素材に用
い、特殊耐火材を使用した真空遠心精密鋳造法により2
000℃程度の高温度で中空なメタルへ・ンド全体を成
形したものである。
イバーが市販され、これを用いれば打球の方向性の安定
と共に大幅な飛距離アップが期待できると叫ばれている
。このメタルドライバーは、形状的には従来のメタルヘ
ッド(金属製中空ヘッド)と略同様であるが、そのヘッ
ド全体がチタン合金を素材にして成形されている。つま
り、チタン(チタニューム)90%、アルミニューム6
%、バナジウム4%の比率としたチタン合金を素材に用
い、特殊耐火材を使用した真空遠心精密鋳造法により2
000℃程度の高温度で中空なメタルへ・ンド全体を成
形したものである。
このチタン合金製メタルヘッドでは、チタンの持つ特性
即ち、既に航空機やロケットの機体或いはエンジン部品
やメガネのフレーム等に幅広く使用されている実績から
明らかなように、通常のステンレススチールなどに比べ
、強度が大で、硬く、しかも非常に軽く、錆びない等の
非常に優れた特性を生かしたことにより、 従来のメタ
ルヘッドよりも強度が大きい上に、大幅な軽量化が図れ
、ヘッドスピードのアップや打球の飛距離の伸びか期待
できることになる。
即ち、既に航空機やロケットの機体或いはエンジン部品
やメガネのフレーム等に幅広く使用されている実績から
明らかなように、通常のステンレススチールなどに比べ
、強度が大で、硬く、しかも非常に軽く、錆びない等の
非常に優れた特性を生かしたことにより、 従来のメタ
ルヘッドよりも強度が大きい上に、大幅な軽量化が図れ
、ヘッドスピードのアップや打球の飛距離の伸びか期待
できることになる。
(発明が解決しようとする課題)
ところで、前述したチタン合金製のメタルヘッドでは、
強度アップと軽量化により打球の飛距離アップが期待で
きるとしても、その製品価格がべらぼうに高く、現状で
は通常のステンレス製メタルヘッドと比べると約20倍
もの価格となってしまう。この理由は、高価なチタンを
多量に用いてヘッド全体を鋳造したこと、そのチタンが
2000℃の高温度で且つ真空の状態でなければ鋳造で
きず、その為に特殊耐火材を使用した真空遠心精密鋳造
設備が必要であることなど、材料費と設備費のコスト高
がそのまま価格に跳ね返って高価格となってしまい、経
済性に欠け、一般のゴルファ−にとてはとても購入でき
ない。
強度アップと軽量化により打球の飛距離アップが期待で
きるとしても、その製品価格がべらぼうに高く、現状で
は通常のステンレス製メタルヘッドと比べると約20倍
もの価格となってしまう。この理由は、高価なチタンを
多量に用いてヘッド全体を鋳造したこと、そのチタンが
2000℃の高温度で且つ真空の状態でなければ鋳造で
きず、その為に特殊耐火材を使用した真空遠心精密鋳造
設備が必要であることなど、材料費と設備費のコスト高
がそのまま価格に跳ね返って高価格となってしまい、経
済性に欠け、一般のゴルファ−にとてはとても購入でき
ない。
本発明は前記事情に鑑みなされ、その目的とするところ
は、ヘッド本体のフェース部の打球面部分の強化や軽量
化が図れ、全体をチタン合金で鋳造したメタルヘッドと
路間等の打球の飛距離アップが期待できると共に、高価
なチタンが少量で済み、しかも特殊な耐火性真空鋳造設
備が不要で、材料費並びに設備費ともに大幅にコストダ
ウンが図れ、経済的で非常に高性能なゴルフクラブのヘ
ッドを低価格で提供することにある。
は、ヘッド本体のフェース部の打球面部分の強化や軽量
化が図れ、全体をチタン合金で鋳造したメタルヘッドと
路間等の打球の飛距離アップが期待できると共に、高価
なチタンが少量で済み、しかも特殊な耐火性真空鋳造設
備が不要で、材料費並びに設備費ともに大幅にコストダ
ウンが図れ、経済的で非常に高性能なゴルフクラブのヘ
ッドを低価格で提供することにある。
(課題を解決するための手段)
本発明のゴルフクラブのヘッドは、前記目的を達成する
ために、ステンレス鋼等の中空金属製或いは木製又はカ
ーボン製のヘッド本体のフェース面部の少なくとも中央
打球面部分を含む適当範囲に凹部を形成し、この凹部内
にチタン製フェースプレートを嵌め込み固定して構成し
たことを特徴とする。
ために、ステンレス鋼等の中空金属製或いは木製又はカ
ーボン製のヘッド本体のフェース面部の少なくとも中央
打球面部分を含む適当範囲に凹部を形成し、この凹部内
にチタン製フェースプレートを嵌め込み固定して構成し
たことを特徴とする。
(作用)
前記構成のゴルフクラブのヘッドであれば、ステンレス
鋼等の中空金属製或いは木製又はカーボン製のヘッド本
体のフェース面部の少なくとも中央打球面部分を含む適
当範囲に形成した凹部内にチタン製フェースプレートを
嵌め込み固定したので、ヘッド本体のフェース面部の打
球面部分がチタン製フェースプレートにより強化される
と共に、そのチタン製フェースプレートを用いた分、従
来のスチール製メタルヘッドより軽くなり、全体をチタ
ン合金で鋳造したメタルヘッドと路間等の打球の大幅な
飛距離アップが期待できる。特にボールを打つヘッド本
体のフェース面部以外の上下面並びに背面は、重量バラ
ンスや風力抵抗などの要素を考慮すれば良く、そこを高
価なチタン材で鋳造する必要は無いことから、ヘッド本
体全体を高価なチタン合金で鋳造せずに、ヘッド本体の
フェース面部の少なくとも中央打球面部分を含む適当範
囲のみをチタン製としたので、打球の大幅な飛距離アッ
プが図れる上に、材料費が大幅に低減する。しかもその
チタン製フェースプレートは市販のチタン製帯板製品を
裁断・プレス加工する程度で済むので、特殊な耐火性真
空鋳造設備による鋳造が不要で、設備費も大幅に低減し
、大幅なコストダウンが図れるようになる。またチタン
を用いてヘッド全体を鋳造するには、チタンだけでは不
可能で、前述の如くアルミニュームやバナジウムを混合
したチタン合金を素材に用いなければならず、チタンの
優れた特性をフルに発揮させることができないが、チタ
ン製フェースプレートは鋳造しなくても作れるので、純
チタン板材をそのまま使用することもでき、チタンの優
れた特性をフルに活用して、ヘッド本体のフェース面部
のより一層の強度アップと打球の飛距離アップが可能と
なる。
鋼等の中空金属製或いは木製又はカーボン製のヘッド本
体のフェース面部の少なくとも中央打球面部分を含む適
当範囲に形成した凹部内にチタン製フェースプレートを
嵌め込み固定したので、ヘッド本体のフェース面部の打
球面部分がチタン製フェースプレートにより強化される
と共に、そのチタン製フェースプレートを用いた分、従
来のスチール製メタルヘッドより軽くなり、全体をチタ
ン合金で鋳造したメタルヘッドと路間等の打球の大幅な
飛距離アップが期待できる。特にボールを打つヘッド本
体のフェース面部以外の上下面並びに背面は、重量バラ
ンスや風力抵抗などの要素を考慮すれば良く、そこを高
価なチタン材で鋳造する必要は無いことから、ヘッド本
体全体を高価なチタン合金で鋳造せずに、ヘッド本体の
フェース面部の少なくとも中央打球面部分を含む適当範
囲のみをチタン製としたので、打球の大幅な飛距離アッ
プが図れる上に、材料費が大幅に低減する。しかもその
チタン製フェースプレートは市販のチタン製帯板製品を
裁断・プレス加工する程度で済むので、特殊な耐火性真
空鋳造設備による鋳造が不要で、設備費も大幅に低減し
、大幅なコストダウンが図れるようになる。またチタン
を用いてヘッド全体を鋳造するには、チタンだけでは不
可能で、前述の如くアルミニュームやバナジウムを混合
したチタン合金を素材に用いなければならず、チタンの
優れた特性をフルに発揮させることができないが、チタ
ン製フェースプレートは鋳造しなくても作れるので、純
チタン板材をそのまま使用することもでき、チタンの優
れた特性をフルに活用して、ヘッド本体のフェース面部
のより一層の強度アップと打球の飛距離アップが可能と
なる。
(実施例)
以下本発明の第1実施例を第1図乃至第3図により説明
する。なお第1図はドライバー等のメタルウッドクラブ
のヘッドの分解斜視図、第2図は同ヘッドの組立て状態
の正面図、第3図は同へラドの一部断面した平面図であ
る。
する。なお第1図はドライバー等のメタルウッドクラブ
のヘッドの分解斜視図、第2図は同ヘッドの組立て状態
の正面図、第3図は同へラドの一部断面した平面図であ
る。
図中1はヘッド本体、このヘッド本体1は略全体が一般
のメタルヘッドと同様にステンレス鋼を素材に精密鋳造
により薄肉中空構造に成形されている。このヘッド本体
1は、ソウル面部(図示せず)と、前面のフェース面部
2と、上面部3と、トウ部4と、ヒール部5を有すると
共に、そのヒール部5から所定のライ角でもって斜め上
方に一体に突出するネック部6を有している。
のメタルヘッドと同様にステンレス鋼を素材に精密鋳造
により薄肉中空構造に成形されている。このヘッド本体
1は、ソウル面部(図示せず)と、前面のフェース面部
2と、上面部3と、トウ部4と、ヒール部5を有すると
共に、そのヒール部5から所定のライ角でもって斜め上
方に一体に突出するネック部6を有している。
ここで、前記ヘッド本体1の前面のフェース面部2はソ
ウル面部に対し所定のロフト角で且つトウ部側からヒー
ル部側に亘って適度な凸面形状に形成されている。この
フェース面部2の少なくとも中央の打球面部分(スィー
トスポット)を令含む適当範囲に凹部7が形成されてい
る。この凹部7は該フェース面部2の肉厚(通常3,5
■l程度)を当該範囲のみ段状的に薄肉化(1關程度に
)することで正面から見て逆台形状に凹んだ状態とされ
ている。またこの凹部7内の上下左右4箇所にねし穴8
がそれぞれ形成されている。
ウル面部に対し所定のロフト角で且つトウ部側からヒー
ル部側に亘って適度な凸面形状に形成されている。この
フェース面部2の少なくとも中央の打球面部分(スィー
トスポット)を令含む適当範囲に凹部7が形成されてい
る。この凹部7は該フェース面部2の肉厚(通常3,5
■l程度)を当該範囲のみ段状的に薄肉化(1關程度に
)することで正面から見て逆台形状に凹んだ状態とされ
ている。またこの凹部7内の上下左右4箇所にねし穴8
がそれぞれ形成されている。
こうしたフェース面部2の凹部7内にチタン製フェース
プレート9が嵌め込まれている。このチタン製フェース
プレート9は、純チタン或いはチタン合金を素材とした
市販のチタン製帯板製品を裁断・プレス加工してなるも
ので、前記凹部7内に隙間無くぴったり嵌合する外形寸
法の逆台形板状で、表面がフェース面部2の表面と面一
となるように、2.5mm程度の厚さで且つ凸面形状に
彎曲されている。またこのチタン製フェースプレート9
には前記フェース面部2の凹部7内の各ねじ六8と対応
して上下左右4箇所に固定穴10が形成され、これら各
固定穴10にそれぞれ一本ずつの皿頭ねじ11を差し込
んでフェース面部2の凹部7内の各ねじ穴8にねじ込ん
で締め付けることで、該チタン製フェースプレート9と
フェース面部2の凹部7内に強固に固定されている。
プレート9が嵌め込まれている。このチタン製フェース
プレート9は、純チタン或いはチタン合金を素材とした
市販のチタン製帯板製品を裁断・プレス加工してなるも
ので、前記凹部7内に隙間無くぴったり嵌合する外形寸
法の逆台形板状で、表面がフェース面部2の表面と面一
となるように、2.5mm程度の厚さで且つ凸面形状に
彎曲されている。またこのチタン製フェースプレート9
には前記フェース面部2の凹部7内の各ねじ六8と対応
して上下左右4箇所に固定穴10が形成され、これら各
固定穴10にそれぞれ一本ずつの皿頭ねじ11を差し込
んでフェース面部2の凹部7内の各ねじ穴8にねじ込ん
で締め付けることで、該チタン製フェースプレート9と
フェース面部2の凹部7内に強固に固定されている。
なお、前記ヘッド本体1のフェース面部2と、この凹部
7内に嵌合したチタン製フェースプレート9との境界線
は、表面仕上げにより露出しない状態とされる。またそ
のフェース面部2とチタン製フェースプレート9との表
面には、一般のクラブヘッド同様に複数本の横長な溝1
2が刻設されていると共に、一般のクラブヘッドのフェ
ースプレートの存在イメージを出してゴルファ−の違和
感をなくすように、下端エツジ付近から上面部3の前側
端寄りに亘って見掛けのフェースプレート輪郭線13が
刻設されている。
7内に嵌合したチタン製フェースプレート9との境界線
は、表面仕上げにより露出しない状態とされる。またそ
のフェース面部2とチタン製フェースプレート9との表
面には、一般のクラブヘッド同様に複数本の横長な溝1
2が刻設されていると共に、一般のクラブヘッドのフェ
ースプレートの存在イメージを出してゴルファ−の違和
感をなくすように、下端エツジ付近から上面部3の前側
端寄りに亘って見掛けのフェースプレート輪郭線13が
刻設されている。
而して、前述した実施例のゴルフクラブのヘッドでは、
ステンレス鋼等の中空金属ヘッド本体1のフェース面部
2の中央打球面部分を含む適当範囲がチタン製フェース
プレート9により強化されると共に、そのチタン製フェ
ースプレート9を用いた分、従来のスチール製メタルヘ
ッドより軽くなり、全体をチタン合金で鋳造したメタル
ヘッドと路間等の打球の大幅な飛距離アップが期待でき
るようになる。特にボールを打つヘッド本体のフェース
面部以外の上下面並びに背面は、重量バランスや風力抵
抗などの要素を考慮すれば良く、そこを高価なチタン材
で鋳造する必要は無いことから、ヘッド本体全体を高価
なチタン合金で鋳造せスニ、ヘッド本体1のフェース面
部2の中央打球面部分を含む適当範囲をチタン製とする
だけで、十分な強度・硬さが得られて打球の大幅な飛距
離アップが期待できると同時に、材料費が大幅に低減す
る。しかも、チタン製フェースプレートは市販のチタン
製帯板製品を裁断・プレス加工する程度で済むので、特
殊な耐火性真空鋳造設備による鋳造が不要で、設備費も
大幅に低減し、大幅なコストダウンが図れるようになる
。
ステンレス鋼等の中空金属ヘッド本体1のフェース面部
2の中央打球面部分を含む適当範囲がチタン製フェース
プレート9により強化されると共に、そのチタン製フェ
ースプレート9を用いた分、従来のスチール製メタルヘ
ッドより軽くなり、全体をチタン合金で鋳造したメタル
ヘッドと路間等の打球の大幅な飛距離アップが期待でき
るようになる。特にボールを打つヘッド本体のフェース
面部以外の上下面並びに背面は、重量バランスや風力抵
抗などの要素を考慮すれば良く、そこを高価なチタン材
で鋳造する必要は無いことから、ヘッド本体全体を高価
なチタン合金で鋳造せスニ、ヘッド本体1のフェース面
部2の中央打球面部分を含む適当範囲をチタン製とする
だけで、十分な強度・硬さが得られて打球の大幅な飛距
離アップが期待できると同時に、材料費が大幅に低減す
る。しかも、チタン製フェースプレートは市販のチタン
製帯板製品を裁断・プレス加工する程度で済むので、特
殊な耐火性真空鋳造設備による鋳造が不要で、設備費も
大幅に低減し、大幅なコストダウンが図れるようになる
。
またチタンを用いてヘッド全体を鋳造するには、チタン
だけでは不可能で、前述の如くアルミニュームやバナジ
ウムを混合したチタン合金を素材に用いなければならず
、チタンの優れた特性をフルに発揮させることができな
いが、チタン製フェースプレートは鋳造しなくても作れ
るので、純チタン板材をそのまま使用することもでき、
チタンの優れた特性をフルに活用して、ヘッド本体のフ
ェース面部のより一層の強度アップと打球の飛距離アッ
゛ブが可能となる。勿論、チタン合金を素材としたチタ
ン製フェースプレートを用いても可である。
だけでは不可能で、前述の如くアルミニュームやバナジ
ウムを混合したチタン合金を素材に用いなければならず
、チタンの優れた特性をフルに発揮させることができな
いが、チタン製フェースプレートは鋳造しなくても作れ
るので、純チタン板材をそのまま使用することもでき、
チタンの優れた特性をフルに活用して、ヘッド本体のフ
ェース面部のより一層の強度アップと打球の飛距離アッ
゛ブが可能となる。勿論、チタン合金を素材としたチタ
ン製フェースプレートを用いても可である。
なお、前記実施例において、フェース面部2の凹部7内
に嵌合したチタン製フェースプレート9を4本のねじ1
1により固定したが、そのねし11を用いずに接着剤に
より固定しても可であり、また接着剤とねじ11を併用
して固定しても可である。
に嵌合したチタン製フェースプレート9を4本のねじ1
1により固定したが、そのねし11を用いずに接着剤に
より固定しても可であり、また接着剤とねじ11を併用
して固定しても可である。
次に、本発明の第2実施例を第4図乃至第6図により説
明する。なお図中前記第1図乃至第3図に示した第1実
施例のものと同一構成部分には同一符号を付して説明の
簡略化を図る。この実施例においても、前記同様に鋳造
したステンレス製の中空ヘッド本体1の前面のフェース
面部2に凹部7が形成されている。この凹部7は、フェ
ース面部2の少なくとも中央の打球面部分(スィートス
ポット)を含む適当範囲に亘る逆台形状で、しかも上端
が上面部3に開放されている。またこの凹部7内の左右
両立上り面に係合凹溝7aがそれぞれ上下端に亘り形成
されている。
明する。なお図中前記第1図乃至第3図に示した第1実
施例のものと同一構成部分には同一符号を付して説明の
簡略化を図る。この実施例においても、前記同様に鋳造
したステンレス製の中空ヘッド本体1の前面のフェース
面部2に凹部7が形成されている。この凹部7は、フェ
ース面部2の少なくとも中央の打球面部分(スィートス
ポット)を含む適当範囲に亘る逆台形状で、しかも上端
が上面部3に開放されている。またこの凹部7内の左右
両立上り面に係合凹溝7aがそれぞれ上下端に亘り形成
されている。
一方、チタン製フェースプレート9は、前記凹部7内に
上方から差し込むようにして隙間無くぴったり嵌合する
外形寸法の逆台形板状とされていると共に、左右両端面
部に係合突条9aがそれぞれ上下端に亘り形成され、こ
の両側の係合突条9aが前記凹部7内に上方から差し込
む際に左右側係合凹溝78に摺嵌して係合される構造と
なっている。なお、この場合もフェース面部2の凹部7
内に嵌合したチタン製フェースプレート9は接着剤で接
着固定する。勿論前記実施例と同様にねじ11を用いて
固定しても可である。
上方から差し込むようにして隙間無くぴったり嵌合する
外形寸法の逆台形板状とされていると共に、左右両端面
部に係合突条9aがそれぞれ上下端に亘り形成され、こ
の両側の係合突条9aが前記凹部7内に上方から差し込
む際に左右側係合凹溝78に摺嵌して係合される構造と
なっている。なお、この場合もフェース面部2の凹部7
内に嵌合したチタン製フェースプレート9は接着剤で接
着固定する。勿論前記実施例と同様にねじ11を用いて
固定しても可である。
この第2実施例の場合でも、前記第1実施例で述べたと
同様の作用効果が得られると共に、チタン製フェースプ
レート9が、凹部7内に上方から差し込み嵌合されて、
左右両端面部の係合突条9aが両側の係合突条9aが係
合する構造となるから、そのチタン製フェースプレート
9の凹部7内への固定がより一層確実なものとなる。
同様の作用効果が得られると共に、チタン製フェースプ
レート9が、凹部7内に上方から差し込み嵌合されて、
左右両端面部の係合突条9aが両側の係合突条9aが係
合する構造となるから、そのチタン製フェースプレート
9の凹部7内への固定がより一層確実なものとなる。
なお、本発明は前記実施例のみに限定されることなく、
例えばヘッド本体1はステンレス鋼等の中空金属製のも
の以外に、バーシモン等の木製又はカーボン製のものと
しても同様に適用できる。
例えばヘッド本体1はステンレス鋼等の中空金属製のも
の以外に、バーシモン等の木製又はカーボン製のものと
しても同様に適用できる。
またチタン製フェースプレート9はヘッド本体1のフェ
ース面部2の略全域に亘り設けるようにしても可である
。
ース面部2の略全域に亘り設けるようにしても可である
。
本発明は前述の如く構成したから、チタン製フェースプ
レートによりヘッド本体のフェース部の打球面部分の強
化や軽量化が図れ、全体をチタン合金で鋳造したメタル
ヘッドと路間等の打球の飛距離アップが期待できると共
に、高価なチタンが少量で済み、しかも特殊な耐火性真
空鋳造設備が不要で、材料費並びに設備費ともに大幅に
コストダウンが図れ、経済的で非常に高性能な優れたゴ
ルフクラブのヘッドを低価格で提供できる。
レートによりヘッド本体のフェース部の打球面部分の強
化や軽量化が図れ、全体をチタン合金で鋳造したメタル
ヘッドと路間等の打球の飛距離アップが期待できると共
に、高価なチタンが少量で済み、しかも特殊な耐火性真
空鋳造設備が不要で、材料費並びに設備費ともに大幅に
コストダウンが図れ、経済的で非常に高性能な優れたゴ
ルフクラブのヘッドを低価格で提供できる。
第1図乃至第3図は本発明の第1実施例を示すもので、
第1図はドライバー等のメタルウッドクラブのヘッドの
分解斜視図、第2図は同ヘッドの組立て状態の正面図、
第3図は同ヘッドの一部断面した平面図、第4図乃至第
6図は本発明の第2実施例を示すもので、第4図はドラ
イバー等のメタルウッドクラブのヘッドの分解斜視図、
第5図は同ヘッドの組立て状態の正面図、第6図は同ヘ
ッドの一部断面した平面図である。 1・・・ヘッド本体、2・・・フェース面部、7・・・
凹部、9・・・チタン製フェースプレート。
第1図はドライバー等のメタルウッドクラブのヘッドの
分解斜視図、第2図は同ヘッドの組立て状態の正面図、
第3図は同ヘッドの一部断面した平面図、第4図乃至第
6図は本発明の第2実施例を示すもので、第4図はドラ
イバー等のメタルウッドクラブのヘッドの分解斜視図、
第5図は同ヘッドの組立て状態の正面図、第6図は同ヘ
ッドの一部断面した平面図である。 1・・・ヘッド本体、2・・・フェース面部、7・・・
凹部、9・・・チタン製フェースプレート。
Claims (1)
- ステンレス鋼等の中空金属製或いは木製又はカーボン製
のヘッド本体のフェース面部の少なくとも中央打球面部
分を含む適当範囲に凹部を形成し、この凹部内にチタン
製フェースプレートを嵌め込み固定して構成したことを
特徴とするゴルフクラブのヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2207823A JPH0490773A (ja) | 1990-08-06 | 1990-08-06 | ゴルフクラブのヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2207823A JPH0490773A (ja) | 1990-08-06 | 1990-08-06 | ゴルフクラブのヘッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0490773A true JPH0490773A (ja) | 1992-03-24 |
Family
ID=16546102
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2207823A Pending JPH0490773A (ja) | 1990-08-06 | 1990-08-06 | ゴルフクラブのヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0490773A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08107952A (ja) * | 1994-10-07 | 1996-04-30 | Yamaha Corp | ゴルフ用クラブヘッド |
KR100380418B1 (ko) * | 2000-10-31 | 2003-04-16 | 임수근 | 중공형 골프 클럽 헤드 및 그 제작방법 |
WO2008108509A1 (en) * | 2007-03-08 | 2008-09-12 | Kyung Mann Jin | High reaction golf club head |
US7914396B2 (en) * | 2004-12-13 | 2011-03-29 | Bridgestone Sports Co., Ltd. | Golf club head |
-
1990
- 1990-08-06 JP JP2207823A patent/JPH0490773A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08107952A (ja) * | 1994-10-07 | 1996-04-30 | Yamaha Corp | ゴルフ用クラブヘッド |
KR100380418B1 (ko) * | 2000-10-31 | 2003-04-16 | 임수근 | 중공형 골프 클럽 헤드 및 그 제작방법 |
US7914396B2 (en) * | 2004-12-13 | 2011-03-29 | Bridgestone Sports Co., Ltd. | Golf club head |
WO2008108509A1 (en) * | 2007-03-08 | 2008-09-12 | Kyung Mann Jin | High reaction golf club head |
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