JPH0480340B2 - - Google Patents

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JPH0480340B2
JPH0480340B2 JP57224393A JP22439382A JPH0480340B2 JP H0480340 B2 JPH0480340 B2 JP H0480340B2 JP 57224393 A JP57224393 A JP 57224393A JP 22439382 A JP22439382 A JP 22439382A JP H0480340 B2 JPH0480340 B2 JP H0480340B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
resistor
capacitor
amplifier
input terminal
Prior art date
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Expired
Application number
JP57224393A
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English (en)
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JPS59114467A (ja
Inventor
Noboru Okamoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AATO DENSHI KOGYO KK
Original Assignee
AATO DENSHI KOGYO KK
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Publication date
Application filed by AATO DENSHI KOGYO KK filed Critical AATO DENSHI KOGYO KK
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は真空装置等に用いられる電離真空計の
微弱イオン電流を測定する回路等に適した直流微
弱電流測定用増幅回路に関する。
従来、微弱な1μA以下の電流は演算増幅器等に
より増幅して測定しており、その測定回路には演
算増幅器を1個または2〜3個組合せたインスツ
ルメンテーシヨンアンプを使用している。これ
等、増幅回路は入力が平衡回路の場合、同相除去
比が非常に高く、入力に混入する交流電力線より
誘導により混入するハムおよび高周波ノイズを充
分に除去できる特長を持つている。
しかし、測定回路として、入力が不平衡の場合
も多くあり、この場合には誘導ハム、ノイズによ
りマスキングされた測定が不能となるので前置増
幅器等を被測定物に直結し、かつ充分に入力回路
をシールドして、あるレベルまで増幅してからの
ち主増幅器に入力して測定する方法が取られる。
この方法を用い多量の被測定物を短時間内にシ
ーケンシヤルに測定する場合、前置増幅器を被測
定物の数量だけ用意し、かつ高いレベルの処で切
換え順次測定することになる。しかしこの方法で
は、前置増幅器の数が多く、装置全体も大きくな
り、さらにコストの面でも高いものになる。ま
た、精度の点では前置増幅器の誤差が測定値にラ
ンダムに入つてくるなどの欠点もある。
本発明の目的は上述の欠点を改善し、被測定物
に直結する前置増幅器なしに、1台の測定増幅器
で微弱電流を測定できるようにした直流微弱電流
測定用増幅回路を提供することにある。
前記目的を達成するために本発明による直流微
弱電流測定用増幅回路は被測定回路接続用端子間
に、一方の経路は第1の抵抗と第2の抵抗(測定
回路グランド側の抵抗)で、他方の経路は第1の
コンデンサと第2のコンデンサ(測定回路グラン
ド側のコンデンサ)で構成された交流ブリツジ回
路を接続し、一方の経路の中点および他方の経路
の中点をそれぞれ演算増幅器の反転入力端子およ
び非反転入力端子に接続し、さらに前記第2のコ
ンデンサに並列に第3の抵抗を接続し、交流的に
前記交流ブリツジ回路を平衡化し、かつ、測定回
路グランド側の被測定回路接続用端子から演算増
幅器の反転入力端子までの直流抵抗と非反転入力
端子までの直流抵抗を一致させた入力回路を付加
して第2の抵抗の両端に生じた微弱電流による電
位降下を演算増幅器の直流電圧入力となるように
構成してある。
前記構成によれば従来の測定回路に比べ、経済
的で、装置が小形、かつ扱いが容易となり本発明
の目的は完全に達成される。
以下、図面を参照して本発明をさらに詳しく説
明する。第1図は本発明による直流微弱電流測定
用増幅回路の実施例を示す測定回路図である。A
の部分は被測定回路、Bの部分は入力回路部、C
の部分は通常の増幅回路をそれぞれ示している。
本発明は入力回路部に特徴があるので、その部分
を中心に説明する。図において、T1−T3、T2
T4は被測定回路の入力端子を示している。交流
ブリツジ回路は可変抵抗VR1および抵抗R1より
なる第1の抵抗と、第2の抵抗R2と第1のコン
デンサC1と、第2のコンデンサC2とから構成さ
れている。さらにコンデンサC2に並列に第3の
抵抗R3が接続されている。a−b点間に誘起し
た電圧の内交流分は可変抵抗VR1を調整してブリ
ツジのバランスを取るとc−d点間は略0とな
り、塩算増幅OP1の入力も略0となる。直流分に
ついては演算増幅器OP1の非反転入力端子側
(+)には抵抗R3を通してb点の電位が印加さ
れ、反転入力端子側(−)にはb点に対するc点
の電位すなわち抵抗R2に流れた電流によつて生
じた電圧が印加されるのと等しくなるので直流電
流を測定することができる。
第1図の回路は、入力1nAとすると、出力を
100mVの電圧に変換増幅する回路の例であり、
最大1.999VのデイジタルボルトメータDVMを接
続することにより0.01〜19.99nAまで測定できる。
前記回路で直流電流の入力を確保するためコン
デンサC2に抵抗R3が並列接続されるので、交流
ブリツジのバランスをとるためにコンデンサC2
のリアクタンスXc2と抵抗R3の抵抗値をXc2≪R3
なる関係にし、交流電力周波数50Hzまたは60Hzに
おけるコンデンサC2のリアリタンズをR3の1/10
以下とする必要がある。全体のシステムの応答速
度が許すならばコンデンサC2は抵抗R3に対し充
分大きい容量を選べばそれだけ、交流分の抑圧比
が良好となる。
上記回路において演算増幅器OP1の入力側のバ
ランス用抵抗は、抵抗R2と交流ブリツジ回路の
中点cと演算増幅器OP1の反転入力端子の間に挿
入されている抵抗R5の和および抵抗R3となるの
でR2+R5=R3になるように選ぶ。
演算増幅器の入力バランス抵抗は10KΩ前後ま
たはそれ以上の抵抗を選ぶことが普通であるが、
第1図のnAの測定の場合では、R2=R3=1MΩと
しR5は省略して直結としている。また演算増幅
器OP1としてはバイアス電流が1pAクラスの演算
増幅器を選定する必要がある。
もし、測定電流が1μAオーダであれば前記回路
でR2=1KΩとすることができるので R2+R5=R3=10KΩ とするのが良い。この場合当然VR1、R1も1KΩ
前後としてコンデンサC1、C2も3.3μF以上に選ぶ
ことになる。その場合の例を第2図に示してあ
る。なお、T3−a間の抵抗R4はコンデンサC1
C2が被測定回路に対し直接負荷となるのを防ぐ
ために挿入したものである。
演算増幅器OP1以下後段の回路では所定の増幅
動作を行い演算増幅器OP2よりデイジタルメータ
DVMに入力微弱電流に対応した出力が供給され
る。各演算増幅器におけるVDD、Vssは電源、
AUTO OFF SETは自動オフセツト零回路をそ
れぞれ示している。
本図において被測定回路は被測定物1にその被
測定物の条件に応じた電流を直流電源DC PSよ
り供給するように構成されている。このような被
測定回路において回路のグランドをe点に取るよ
うな場合、b点は測定回路のみの擬似的なグラン
ドとなるが、この場合はVDD、VSSの電源を含
めてフローテイングすればよく本考案の回路に影
響を与えることはない。
本発明に基づく回路を使用した場合、測定入力
端子側のT1−T3、T2−T4間は一般の絶縁電線を
数m〜数10m伸ばしても全く問題なく測定が可能
である。ただしこの場合、浮遊容量が問題とな
る。すなわち、今被測定回路の直流電源DC PS
の出力を10Vとし、回路電流1nAとすると回路抵
抗は10の10乗Ωとなり、仮に200pFの浮遊容量が
あるとすると時定数は2secとなる。この浮遊容量
の変動が過渡現象を起こして測定値に影響を与え
る。したがつて浮遊容量を安定化させるためにシ
ールド線を使用した方が良い。微弱電流を測定す
る目的で通常の増幅器の不平衡入力回路にシール
ド線を使用してもその長さが長い場合不要交流分
を充分除去することはできない。
以上、詳しく説明したように本発明によれば不
平衡入力の直流微弱電流測定増幅回路において、
入力側に交流を抑圧するブリツジ回路を設けるこ
とにより、不要交流分を充分に(400db以上)抑
圧できるので、入力端子側のリード線を延長する
ことが可能になる。そのため被測定部を第1図回
路のように例えば50〜100個接続し、スイツチ
SW1〜SWnにより順次切換えることにより短時
間に多数の被測定物を測定することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による直流微弱電流測定用増幅
回路の実施例を示す図、第2図は入力回路を示す
回路図である。 11〜1n……被測定物、SW1〜SWn……スイ
ツチ、R1〜R10……抵抗、VR1〜VR5……可変抵
抗、C1〜C4……コンデンサ、C1′,C2′……コンデ
ンサ(無極性)、DC PS……直流電源、DVM…
…デイジタルボルトメータ、OP1,OP2……演算
増幅器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 被測定回路接続用端子間に、一方の経路は第
    1の抵抗と第2の抵抗で、他方の経路は第1のコ
    ンデンサと第2のコンデンサで構成された交流ブ
    リツジ回路を接続し、一方の経路の中点および他
    方の経路の中点をそれぞれ演算増幅器の反転入力
    端子および非反転入力端子に接続し、さらに前記
    第2のコンデンサに並列に第3の抵抗を接続し、
    交流的に前記交流ブリツジ回路を平衡化し、か
    つ、測定回路グランド側の被測定回路接続用端子
    から演算増幅器の反転入力端子までの直流抵抗と
    非反転入力端子までの直流抵抗を一致させた入力
    回路を有し、第2の抵抗の両端に生じた直流電圧
    を直流電圧入力とすることを特徴とする直流微弱
    電流測定用増幅回路。
JP57224393A 1982-12-21 1982-12-21 直流微弱電流測定用増幅回路 Granted JPS59114467A (ja)

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JP57224393A JPS59114467A (ja) 1982-12-21 1982-12-21 直流微弱電流測定用増幅回路

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JP57224393A JPS59114467A (ja) 1982-12-21 1982-12-21 直流微弱電流測定用増幅回路

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Publication Number Publication Date
JPS59114467A JPS59114467A (ja) 1984-07-02
JPH0480340B2 true JPH0480340B2 (ja) 1992-12-18

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ID=16813041

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