JPH0480236B2 - - Google Patents
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- JPH0480236B2 JPH0480236B2 JP60042378A JP4237885A JPH0480236B2 JP H0480236 B2 JPH0480236 B2 JP H0480236B2 JP 60042378 A JP60042378 A JP 60042378A JP 4237885 A JP4237885 A JP 4237885A JP H0480236 B2 JPH0480236 B2 JP H0480236B2
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- sealed casing
- inlet pipe
- pipe
- impeller
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 128
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 11
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000002262 irrigation Effects 0.000 description 2
- 238000003973 irrigation Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F03—MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS; WIND, SPRING, OR WEIGHT MOTORS; PRODUCING MECHANICAL POWER OR A REACTIVE PROPULSIVE THRUST, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F03B—MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS
- F03B13/00—Adaptations of machines or engines for special use; Combinations of machines or engines with driving or driven apparatus; Power stations or aggregates
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F05—INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
- F05B—INDEXING SCHEME RELATING TO WIND, SPRING, WEIGHT, INERTIA OR LIKE MOTORS, TO MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS COVERED BY SUBCLASSES F03B, F03D AND F03G
- F05B2220/00—Application
- F05B2220/60—Application making use of surplus or waste energy
- F05B2220/602—Application making use of surplus or waste energy with energy recovery turbines
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B10/00—Integration of renewable energy sources in buildings
- Y02B10/50—Hydropower in dwellings
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/20—Hydro energy
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Hydraulic Turbines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は、例えば簡易水道、潅漑用水路等の圧
力タンクに空気を加圧供給するコンプレツサまた
は発電機等を駆動する水車装置に関するものであ
る。
力タンクに空気を加圧供給するコンプレツサまた
は発電機等を駆動する水車装置に関するものであ
る。
(従来の技術)
実公昭26−10811号会報、特開昭50−127035号
公報に示されるように、密閉ケーシングの内部
に、多数の羽根を設けて成る羽根車を回動自在に
軸支し、この羽根車の支軸を出力軸として外部に
引出した水車装置がある。
公報に示されるように、密閉ケーシングの内部
に、多数の羽根を設けて成る羽根車を回動自在に
軸支し、この羽根車の支軸を出力軸として外部に
引出した水車装置がある。
このような水車装置では、水を羽根車まで導入
する流路が水を羽根の一側に案内するようにして
いる。また、羽根車の羽根の先端が入水口と出水
口との間においてできるだけケーシングと密接す
るように設置される。そうしないと、水が羽根に
対して仕事をすることなく入水口から出水口に漏
れることにより、エネルギー損失が生ずる。
する流路が水を羽根の一側に案内するようにして
いる。また、羽根車の羽根の先端が入水口と出水
口との間においてできるだけケーシングと密接す
るように設置される。そうしないと、水が羽根に
対して仕事をすることなく入水口から出水口に漏
れることにより、エネルギー損失が生ずる。
(発明が解決しようとする問題点)
しかし、この従来の水車装置では、水を羽根車
の先端部のみに円滑に導いて集中させることがで
きず、この点で改良する余地があつた。
の先端部のみに円滑に導いて集中させることがで
きず、この点で改良する余地があつた。
また、入水口と出水口との間において羽根の先
端が常にケーシングと密接状態にあるわけではな
く、いずれの羽根もケーシングと密接しない非密
接状態にあることの方が多い。このような非密接
状態が生ずるのは、羽根の先端の移動軌跡が円で
あるのに対して、ケーシングの入水口と出水口と
の間が凸形または平面であるためである。そし
て、この非密接状態では、その羽根・ケーシング
間の間〓を通して羽根に作用しない水が漏れるこ
とにより、エネルギー損失が生ずることになる。
前記羽根・ケーシング間の間〓は、寸法的には僅
かなものに見えるが、水車の羽根には軸方向の幅
がかなりあるので、漏水面積としては無視できな
いものになる。
端が常にケーシングと密接状態にあるわけではな
く、いずれの羽根もケーシングと密接しない非密
接状態にあることの方が多い。このような非密接
状態が生ずるのは、羽根の先端の移動軌跡が円で
あるのに対して、ケーシングの入水口と出水口と
の間が凸形または平面であるためである。そし
て、この非密接状態では、その羽根・ケーシング
間の間〓を通して羽根に作用しない水が漏れるこ
とにより、エネルギー損失が生ずることになる。
前記羽根・ケーシング間の間〓は、寸法的には僅
かなものに見えるが、水車の羽根には軸方向の幅
がかなりあるので、漏水面積としては無視できな
いものになる。
本発明は、水の持つエネルギーを最大限に利用
できる仕事効率の高い水車装置を提供することを
目的とする。
できる仕事効率の高い水車装置を提供することを
目的とする。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、密閉ケーシング1の内部に、多数の
羽根板20を設けて成る羽根車2を回動自在に軸
支し、この羽根車2の支軸3を出力軸として外部
に引出した水車装置において、密閉ケーシング1
を円筒状に形成し、この密閉ケーシング1の外周
面のほぼ接線方向に管路9中に介在される一側の
入水管5と他側の出水管6とを接続し、上記羽根
車2は、円筒状の周板19の外周面から放射方向
に多数の羽根板20を突設してなり、上記入水管
5は、管路9側から密閉ケーシング1側に向つて
徐々に、内空部の厚み寸法を縮小するとともに、
幅寸法を拡大することにより、この入水管5の密
閉ケーシング1側の端部の横断面を、上記羽根板
20とほぼ同一の形状に形成し、上記入水管5お
よび出水管6を上記円筒状の密閉ケーシング1の
外周面の接線よりやや内側に接続することによ
り、入水管5と出水管6との間に上記円筒状の密
閉ケーシング1の一部を膨出させた膨出部24を
設けた水車装置である。
羽根板20を設けて成る羽根車2を回動自在に軸
支し、この羽根車2の支軸3を出力軸として外部
に引出した水車装置において、密閉ケーシング1
を円筒状に形成し、この密閉ケーシング1の外周
面のほぼ接線方向に管路9中に介在される一側の
入水管5と他側の出水管6とを接続し、上記羽根
車2は、円筒状の周板19の外周面から放射方向
に多数の羽根板20を突設してなり、上記入水管
5は、管路9側から密閉ケーシング1側に向つて
徐々に、内空部の厚み寸法を縮小するとともに、
幅寸法を拡大することにより、この入水管5の密
閉ケーシング1側の端部の横断面を、上記羽根板
20とほぼ同一の形状に形成し、上記入水管5お
よび出水管6を上記円筒状の密閉ケーシング1の
外周面の接線よりやや内側に接続することによ
り、入水管5と出水管6との間に上記円筒状の密
閉ケーシング1の一部を膨出させた膨出部24を
設けた水車装置である。
(作用)
本発明は、管路9から入水管5に入つた水が、
この入水管5の内部で密閉ケーシング1側に移動
するにしたがつて、円形断面から長方形断面に
徐々に変形し、最終的に羽根板20と同一の横断
面形状にされた状態の水が、そのまま羽根車2の
先端に設けられた羽根板20に対し円滑に導か
れ、集中的に作用される。このようにして、入水
管5を経て密閉ケーシング1の外周部内に集中さ
れた水のエネルギーを有効に利用して羽根車2を
効率よく回動し、その支軸3から動力を得るよう
にする。そのとき、少なくとも1枚の羽根板20
が常に膨出部24と密接状態にあり、いずれかの
羽根板20が入水口25から出水口26に流れる
水の全エネルギーを有効に受ける。
この入水管5の内部で密閉ケーシング1側に移動
するにしたがつて、円形断面から長方形断面に
徐々に変形し、最終的に羽根板20と同一の横断
面形状にされた状態の水が、そのまま羽根車2の
先端に設けられた羽根板20に対し円滑に導か
れ、集中的に作用される。このようにして、入水
管5を経て密閉ケーシング1の外周部内に集中さ
れた水のエネルギーを有効に利用して羽根車2を
効率よく回動し、その支軸3から動力を得るよう
にする。そのとき、少なくとも1枚の羽根板20
が常に膨出部24と密接状態にあり、いずれかの
羽根板20が入水口25から出水口26に流れる
水の全エネルギーを有効に受ける。
(実施例)
以下、本発明を図面に示す実施例を参照して説
明する。
明する。
第1図および第2図に示すように、円筒状の密
閉ケーシング1の内部に羽根車2を支軸3により
回動自在に軸支する。この羽根車2の支軸3は、
上記ケーシング1の両側面の軸受部4により支
え、そしてケーシング1の一側より出力軸として
外部に引出す。
閉ケーシング1の内部に羽根車2を支軸3により
回動自在に軸支する。この羽根車2の支軸3は、
上記ケーシング1の両側面の軸受部4により支
え、そしてケーシング1の一側より出力軸として
外部に引出す。
さらに、上記密閉ケーシング1の外周面のほぼ
接線方向に一側の入水管5と、他側の出水管6と
を接続し、この入水管5のフランジ7および出水
管6のフランジ8を管路9のフランジ10間に介
在させるようにする。
接線方向に一側の入水管5と、他側の出水管6と
を接続し、この入水管5のフランジ7および出水
管6のフランジ8を管路9のフランジ10間に介
在させるようにする。
上記密閉ケーシング1は、円筒部材からなる外
周板13の両端開口面を円板部材からなる側板1
4により閉じて形成する。上記外周板13の両端
開口の外周部にはフランジ部15が溶接付けされ
ているので、このフランジ部15の上記側板14
の外周部をボルト・ナツト16により固定する。
周板13の両端開口面を円板部材からなる側板1
4により閉じて形成する。上記外周板13の両端
開口の外周部にはフランジ部15が溶接付けされ
ているので、このフランジ部15の上記側板14
の外周部をボルト・ナツト16により固定する。
また、上記羽根車2は、円筒状の周板19の外
周面から放射方向に多数の羽根板20を突設し、
さらに、上記周板19の両側部に設けた側板21
中心に、前記支軸3を一体的に嵌着してなる。
周面から放射方向に多数の羽根板20を突設し、
さらに、上記周板19の両側部に設けた側板21
中心に、前記支軸3を一体的に嵌着してなる。
さらに、前記入水管5および出水管6は、前記
密閉ケーシング1の外周面の接線より、やや内側
に接続くることにより、上記入水管5と出水管6
との間に上記密閉ケーシング1の一部を膨出させ
る。24が、膨出部である。
密閉ケーシング1の外周面の接線より、やや内側
に接続くることにより、上記入水管5と出水管6
との間に上記密閉ケーシング1の一部を膨出させ
る。24が、膨出部である。
この膨出部24を設けた理由は、前記入水管5
が接続される前記ケーシング1の入水管25と、
前記出水管6が接続されるケーシング1の出水口
26との間で、少なくとも1枚の羽根板20が常
にこの膨出部24と密接状態となるようにし、い
ずれかの羽根板20が、入水口25から出水口2
6に流れる水の全エネルギーを有効に受けるよう
にするためである。
が接続される前記ケーシング1の入水管25と、
前記出水管6が接続されるケーシング1の出水口
26との間で、少なくとも1枚の羽根板20が常
にこの膨出部24と密接状態となるようにし、い
ずれかの羽根板20が、入水口25から出水口2
6に流れる水の全エネルギーを有効に受けるよう
にするためである。
さらに、前記入水管5は、前記管路側から密閉
ケーシング側に向かつて徐々に、管内空部の厚み
寸法を縮小するとともに、幅寸法を拡大すること
により、この入水管5のケーシング側の端部の横
断面27を、羽根板20とほぼ同一の形状に形成
する。
ケーシング側に向かつて徐々に、管内空部の厚み
寸法を縮小するとともに、幅寸法を拡大すること
により、この入水管5のケーシング側の端部の横
断面27を、羽根板20とほぼ同一の形状に形成
する。
このようにすることにより、管路9内の水を上
記羽根板20に対応する形に変形でき、上記入水
口25からケーシング1内に注入された水を、上
記羽根板20のほぼ全面にそのまま衝突させるこ
とができ、水のエネルギーを有効に利用できる。
記羽根板20に対応する形に変形でき、上記入水
口25からケーシング1内に注入された水を、上
記羽根板20のほぼ全面にそのまま衝突させるこ
とができ、水のエネルギーを有効に利用できる。
また、上記入水管5のケーシング側の端部断面
27の断面積と反対側の端部断面の断面積とが等
しくなるようにすることにより、水のエネルギー
損失をより一層押えることができる。
27の断面積と反対側の端部断面の断面積とが等
しくなるようにすることにより、水のエネルギー
損失をより一層押えることができる。
そうして、前記管路9中の丸形断面の水流は、
入水管5を経て羽根板20とほぼ同様の角形断面
に変形し、入水口25より密閉ケーシング1内に
スムーズに入り、この水流は、羽根車2の羽根板
20を押圧しながら、周板19とケーシング1と
により形成される円弧状通路を移動し、出水口2
6より出水管6を経て管路9に戻る。
入水管5を経て羽根板20とほぼ同様の角形断面
に変形し、入水口25より密閉ケーシング1内に
スムーズに入り、この水流は、羽根車2の羽根板
20を押圧しながら、周板19とケーシング1と
により形成される円弧状通路を移動し、出水口2
6より出水管6を経て管路9に戻る。
このようにして、各羽根板20が水流により順
次押圧され、羽根車2が回転し、その回転力が支
軸3から取出される。
次押圧され、羽根車2が回転し、その回転力が支
軸3から取出される。
次に、この水車装置の一応用例を、第3図に示
す給水制御装置について説明する。
す給水制御装置について説明する。
畑地潅漑、簡易水道等において、モータ30に
より駆動されるポンプ31によつて、メインのパ
イプライン32から末端の配水管路33に供給す
る場合、上記パイプライン32の水圧を検出し
て、この水圧が高い場合は上記ポンプモータ30
を停止し、上記水圧が低い場合は、上記ポンプモ
ータを駆動する必要がある。
より駆動されるポンプ31によつて、メインのパ
イプライン32から末端の配水管路33に供給す
る場合、上記パイプライン32の水圧を検出し
て、この水圧が高い場合は上記ポンプモータ30
を停止し、上記水圧が低い場合は、上記ポンプモ
ータを駆動する必要がある。
そのパイプライン32の水圧を検出する手段と
して、上記ライン32上に圧力タンク34を設
け、このタンクから管路35および逆止弁36を
介してタンク34内の水をパイプライン32中に
排出するようにし、また上記逆止弁36のバイパ
スとして前記管路9を設け、この管路9中に本発
明に係る水車装置Aを設ける。
して、上記ライン32上に圧力タンク34を設
け、このタンクから管路35および逆止弁36を
介してタンク34内の水をパイプライン32中に
排出するようにし、また上記逆止弁36のバイパ
スとして前記管路9を設け、この管路9中に本発
明に係る水車装置Aを設ける。
そして、この水車装置Aによりコンプレツサ3
8を駆動し、このコンプレツサ38からエアライ
ン39を介して前記圧力タンク34の内部に空気
を供給するようにする。
8を駆動し、このコンプレツサ38からエアライ
ン39を介して前記圧力タンク34の内部に空気
を供給するようにする。
このようにタンク34の内部に空気を圧入する
理由は、このタンク内の水面の僅かな変動による
タンク内圧の急激な変化を、タンク内の圧縮性空
気により吸収することにより、このタンク内圧の
変化を検出して前記ポンプモータ30を制御する
圧力スイツチ40が頻繁にオン、オフ作動するの
を防止するためである。したがつて、上記タンク
34内の空気が少ない場合は、上記圧力スイツチ
40がタンク内の圧力変化に過敏に反応して、故
障が生じやすい。
理由は、このタンク内の水面の僅かな変動による
タンク内圧の急激な変化を、タンク内の圧縮性空
気により吸収することにより、このタンク内圧の
変化を検出して前記ポンプモータ30を制御する
圧力スイツチ40が頻繁にオン、オフ作動するの
を防止するためである。したがつて、上記タンク
34内の空気が少ない場合は、上記圧力スイツチ
40がタンク内の圧力変化に過敏に反応して、故
障が生じやすい。
そこで、上記のように、タンク34に水を供給
するバイパス管路9の水車装置Aにより、タンク
34への給水と同時に、上記コンプレツサ38を
駆動してタンク34中に空気を供給するようにす
れば、自動的にタンク34の内部に十分な空気を
供給することができる。
するバイパス管路9の水車装置Aにより、タンク
34への給水と同時に、上記コンプレツサ38を
駆動してタンク34中に空気を供給するようにす
れば、自動的にタンク34の内部に十分な空気を
供給することができる。
また、前記管路35は、比較的大径に形成する
などして、その管路抵抗がバイパスの管路9の管
路抵抗よりも小さくなるようにする。
などして、その管路抵抗がバイパスの管路9の管
路抵抗よりも小さくなるようにする。
このようにすることにより、末端の配水管路3
3の水圧が下がると、それに応じてタンク34内
の水が管路抵抗小の管路35を経てパイプライン
32に迅速に排出されるため、前記圧力スイツチ
40により末端管路33の水圧低下を直ちに感知
して、ポンプモータ30を応答良く始動すること
ができる。
3の水圧が下がると、それに応じてタンク34内
の水が管路抵抗小の管路35を経てパイプライン
32に迅速に排出されるため、前記圧力スイツチ
40により末端管路33の水圧低下を直ちに感知
して、ポンプモータ30を応答良く始動すること
ができる。
さらに、前記ポンプモータ31が作動している
時は、管路抵抗大の管路9を経てタンク34に水
が補給されるので、その補給にある程度の時間を
要し、末端管路33まで十分に水がいきわたつて
その水圧が十分に上昇した後に、タンク34の内
圧が上つて、圧力スイツチ40がポンプモータ3
0を停止させる。
時は、管路抵抗大の管路9を経てタンク34に水
が補給されるので、その補給にある程度の時間を
要し、末端管路33まで十分に水がいきわたつて
その水圧が十分に上昇した後に、タンク34の内
圧が上つて、圧力スイツチ40がポンプモータ3
0を停止させる。
なお、この水車装置は、上下方向の管路中に挿
入して使用してもよい。
入して使用してもよい。
すなわち、この水車装置は、密閉形であるか
ら、上向き水流中にも挿入することができる。
ら、上向き水流中にも挿入することができる。
本発明によれば、密閉ケーシングを円筒状に形
成し、この密閉ケーシングの外周面のほぼ接線方
向に管路中に介在される一側の入水管と他側の出
水管とを接続し、密閉ケーシングの内部に設けら
れた羽根車は、円筒状の周板の外周面から放射方
向に多数の羽根板を突設してなり、上記入水管
は、管路側から密閉ケーシング側に向つて徐々
に、内空部の厚み寸法を縮小するとともに、幅寸
法を拡大することにより、この入水管の密閉ケー
シング側の端部の横断面を、上記羽根板とほほ同
一の形状に形成したから、管路から入水管に入つ
た水が、この入水管の内部で密閉ケーシング側に
移動するにしたがつて、円形断面から長方形断面
に徐々に変形し、最終的に羽根板と同一の横断面
形状に変形された状態の水を、羽根車の先端に設
けられた羽根板に対し円滑に導いて集中させ、そ
の水が有するエネルギーを効率良く羽根車に作用
させることができる。また、入水管と出水管との
間に円筒状の密閉ケーシングの一部である膨出部
を設けたので、少なくとも1枚の羽根板が常にこ
の膨出部と密接状態にあり、この膨出部と密接状
態にある羽根板が入水口から出水口に流れる水の
エネルギーを有効に受けることができる。特に、
羽根板に作用する水量が減少したときに、この膨
出部の存在によつて、少なくとも1枚の羽根板が
その少ない水流を確実に受止めて仕事をすること
ができる。このように、本発明によれば、水のエ
ネルギー損失を少して羽根車を効率よく回動でき
る仕事効率の高い水車装置を提供できる。
成し、この密閉ケーシングの外周面のほぼ接線方
向に管路中に介在される一側の入水管と他側の出
水管とを接続し、密閉ケーシングの内部に設けら
れた羽根車は、円筒状の周板の外周面から放射方
向に多数の羽根板を突設してなり、上記入水管
は、管路側から密閉ケーシング側に向つて徐々
に、内空部の厚み寸法を縮小するとともに、幅寸
法を拡大することにより、この入水管の密閉ケー
シング側の端部の横断面を、上記羽根板とほほ同
一の形状に形成したから、管路から入水管に入つ
た水が、この入水管の内部で密閉ケーシング側に
移動するにしたがつて、円形断面から長方形断面
に徐々に変形し、最終的に羽根板と同一の横断面
形状に変形された状態の水を、羽根車の先端に設
けられた羽根板に対し円滑に導いて集中させ、そ
の水が有するエネルギーを効率良く羽根車に作用
させることができる。また、入水管と出水管との
間に円筒状の密閉ケーシングの一部である膨出部
を設けたので、少なくとも1枚の羽根板が常にこ
の膨出部と密接状態にあり、この膨出部と密接状
態にある羽根板が入水口から出水口に流れる水の
エネルギーを有効に受けることができる。特に、
羽根板に作用する水量が減少したときに、この膨
出部の存在によつて、少なくとも1枚の羽根板が
その少ない水流を確実に受止めて仕事をすること
ができる。このように、本発明によれば、水のエ
ネルギー損失を少して羽根車を効率よく回動でき
る仕事効率の高い水車装置を提供できる。
第1図は本発明の水車装置の断面図、第2図は
その密閉ケーシングのみを破断した平面図、第3
図はその水車装置の応用例を示す配管図である。 1……密閉ケーシング、2……羽根車、3……
支軸、5……入水管、6……出水管、9……管
路、19……周板、20……羽根板、24……膨
出部。
その密閉ケーシングのみを破断した平面図、第3
図はその水車装置の応用例を示す配管図である。 1……密閉ケーシング、2……羽根車、3……
支軸、5……入水管、6……出水管、9……管
路、19……周板、20……羽根板、24……膨
出部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 密閉ケーシングの内部に、多数の羽根板を設
けて成る羽根車を回動自在に軸支し、この羽根車
の支軸を出力軸として外部に引出した水車装置に
おいて、 上記密閉ケーシングを円筒状に形成し、 この密閉ケーシングの外周面のほぼ接線方向に
管路中に介在される一側の入水管と他側の出水管
とを接続し、 上記羽根車は、円筒状の周板の外周面から放射
方向に多数の羽根板を突設してなり、 上記入水管は、管路側から密閉ケーシング側に
向つて徐々に、内空部の厚み寸法を縮小するとと
もに、幅寸法を拡大することにより、この入水管
の密閉ケーシング側の端部の横断面を、上記羽根
板とほぼ同一の形状に形成し、 上記入水管および出水管を上記円筒状の密閉ケ
ーシングの外周面の接線よりやや内側に接続する
ことにより、入水管と出水管との間に上記円筒状
の密閉ケーシングの一部を膨出させた膨出部を設
けたことを特徴とする水車装置。 2 密閉ケーシングは、円筒部材からなる外周板
の両端開口面を円板部材からなる側板により閉じ
て形成したことを特徴とする特許請求の範囲第1
項記載の水車装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60042378A JPS61201885A (ja) | 1985-03-04 | 1985-03-04 | 水車装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60042378A JPS61201885A (ja) | 1985-03-04 | 1985-03-04 | 水車装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61201885A JPS61201885A (ja) | 1986-09-06 |
JPH0480236B2 true JPH0480236B2 (ja) | 1992-12-18 |
Family
ID=12634387
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60042378A Granted JPS61201885A (ja) | 1985-03-04 | 1985-03-04 | 水車装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61201885A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50127035A (ja) * | 1974-03-26 | 1975-10-06 |
-
1985
- 1985-03-04 JP JP60042378A patent/JPS61201885A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50127035A (ja) * | 1974-03-26 | 1975-10-06 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61201885A (ja) | 1986-09-06 |
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