JPH0476076A - 耐汚染性が良好なエマルション塗料組成物 - Google Patents

耐汚染性が良好なエマルション塗料組成物

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JPH0476076A
JPH0476076A JP18964890A JP18964890A JPH0476076A JP H0476076 A JPH0476076 A JP H0476076A JP 18964890 A JP18964890 A JP 18964890A JP 18964890 A JP18964890 A JP 18964890A JP H0476076 A JPH0476076 A JP H0476076A
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JP
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emulsion
resin
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coating composition
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JP18964890A
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Hatsuo Inagaki
稲垣 波津生
Hironobu Kawasaki
川崎 博信
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Nippon Steel Chemical and Materials Co Ltd
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Nippon Steel Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はエマルション塗料組成物に係り、更に詳しくは
空気中の塵埃等が塗膜に付着し難く、また付着しても簡
単に洗い流すことができるエマルション塗料組成物に関
するものである。
〔従来の技術〕
エマルション樹脂塗料は、有機溶剤を含有しないので、
火災や中毒の心配もな(大気を汚染することがな(、溶
剤型塗料と比較し粘度が低(高濃度で使用できるという
大きな利点を有し、日本では1989年度20数万tか
生産され全塗料生産量の約10%もの量を占めるに至っ
ている。また塗装作業性がよ(後始末が容易で、速乾性
であるので、特に建物、建築物用として多(使用されて
いる。このようにエマルション樹脂塗料は多くの利点を
有しているものの、塗膜には汚れが付着し易(また−旦
付着した汚れは落ち難いという大きな欠点を有している
のが実情である。これらの欠点を解決する手段として顔
料容積濃度を小さ(したり、また、ビヒクルとして使用
するエマルション樹脂のカラス転移点(Tg)を高くし
たりすることが考えられる。また内装用としては自己架
橋型アクリル共重合体エマルションをバインダーとして
使用することが特開平2−18465号公報にて既に提
案されている。しかし、これらの塗料は、通常市販の塗
料よりはかなり良好なものの、その改善の程度には限度
があり、本質的な解決とはならないのか実情であり、特
に屋外で使用される場合対策か立てられないことか多い
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の目的は、その塗膜に汚れか付着し難くまた一旦
付着しても簡単にこれを洗い流すことかでき、従来溶剤
型塗料で塗装されていた分野をも代替し得る耐久性が良
好なエマルション樹脂塗料組成物を提供することにある
〔課題を解決するための手段〕 本発明者らは上記のような問題点を解決するために種々
研究を重ねた結果、本発明をなしたものである。
すなわち、本発明は3級アミノ基含有アクリルモノマー
が1〜10重量%とその他の成分としてこれと共重合か
可能なアクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸エステル
、メタクリル酸エステル又はスチレンの1種以上を成分
とする重合性ビニルモノマーを重合開始剤の存在下で共
重合して得られるエマルション樹脂100重量部に対し
て1分子中に2個以上のグリシジル基を有するエポギシ
当量が500未満の液状エポギシ樹脂を5〜20重量部
配合して得られる樹脂を塗料用ビヒクルとして顔料と共
に用いることを特徴とする耐汚染性か良好なエマルショ
ン塗料組成物、および使用される顔料の顔料容積濃度(
PVC)か10〜60%であることを特徴とする耐汚染
性が良好なエマルション塗料組成物である。
以下、本発明の詳細な説明する。
先ず、本発明は、3級アミノ基含有アクリルモノマーを
一定量含有するアクリル系エマルション樹脂とエポギシ
エマルション樹脂とを塗料用ビヒクルとして用いること
を必須とするものである。
アクリル系エマルションは、その組成をなすモノマーを
選択することによってガラス転移点(以下Tg点)を変
えて設計することができ、一般にTg点の高いエマルシ
ョン樹脂を塗料用ビヒクルとして用いると塗膜硬度は高
く、耐汚染性が良(なる反面、最低造膜温度(以下MF
T)が高(なり、造膜温度を低下させるための助剤を多
(用いて塗料処方を設計せざるを得な(なる。これらの
助剤としてはエチレングリコールエステル系やジエチレ
ングリコールエステル系の溶剤等か一般に用いられてお
り、高沸点であり、塗膜中から完全に抜は出すには常温
で数十口を必要とする。一方、Tg点の低いエマルショ
ン樹脂を塗料用ビヒクルとして用いるMFTは低(なり
、助剤は少な(てすむので、塗膜に残留する量は少ない
が塗膜硬度か低(なる傾向がある。いずれにしても相反
する性質があり、常温乾燥の造膜機構の点からエマルシ
ョン樹脂塗料用のエマルション樹脂には自ら制限がある
。そこで本発明においては、非水エマルション(NAD
)塗料ではなく、水系アクリルエマルション樹脂中に3
級アミノ基を含有させた樹脂を塗料用ビヒクルとして使
用し、更に使用時に液状エボギシ樹脂をエマルション化
した樹脂をこれに加えて塗膜を形成させることによって
この相反する性質を解決するものである。すなわち、ア
クリルエマルション樹脂中に含有する3級アミノ基とエ
ポキシエマルション樹脂中のグリシジル基とが常温で架
橋し、ポリマーの橋かけ密度か増大することで塗膜の耐
汚染性が著しく改善される。3級アミノ基含有アクリル
モノマー量はアクリルエマルション樹脂中に1〜10重
量%必要であり、1%未満では架橋点か少ないので、耐
汚染性の性質は発揮されず10%超では黄変等の着色が
問題となる。好ましくは3〜5%が適当である。このよ
うな3級アミノ基含有アクリルモノマーとしてはジメチ
ルアミノエチルメタクリレート、ジエチルアミノエチル
メタクリレート、ジメチルアミノメチルメタクリレート
、ジエチルアミノメチルメタクリレート等がある。
またアクリルエマルションのこれら以外のモノマーとし
ては、これらと共重合が可能なアクリル酸やメタクリル
酸またアクリル酸エステル例えばアクリル酸メチル、ア
クリル酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸2−エ
チルヘキシル、アクリロニトリル等かあり、またメタク
リル酸エステル例えばメチルメタクリレート、エチルメ
タクリレート、n−ブチルメタクリレート、i−ブチル
メタクリレート、t−ブチルメタクリレート、2エチル
へキシルメタクリレート、ラウリルメタクリレート、2
−ヒドロギシエチルメタクリレート、メタクリルアミド
等があり、その化スチレン等エチレン性不飽和基を有す
るモノマーの中からTg点等を考慮し選択することかで
きる。
本発明においては、耐汚染性の点からTg点は40°C
以上が好ましい。
次にこれらのモノマーを用いてエマルションを合成する
方法であるが、重合開始剤としては、通常の乳化重合で
用いられているものが使用でき、これらとしては過硫酸
ナトリウム、過硫酸アンモニウム、アゾビスイソブチロ
ニトリルおよびその塩酸塩があげられ、またt−プチル
ハイドロパーオキザイド、クメンハイドロパーオキサイ
ド等の有機過酸化物も必要に応じて使用でき、更にこれ
ら過硫酸塩または過酸化物と鉄イオンなどの金属イオン
及びすトリウムスルホオキシレートホルムアルデヒド、
ピロ亜硫酸ナトリウj2、アスコルビン酸などの還元剤
を組合せて用いる公知のレドックス系開始剤も用いるこ
とができる。
また製造時に用いる乳化剤としては、アルギルベンゼン
スルホン酸ナトリウム、アルギルフェニルポリオキシエ
チレンサルフェートナトリウムなどのアニオン性界面活
性剤、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンブロ
ック共重合体などのノニオン性界面活性剤など通常の乳
化重合に用いられているものをあげることができる。こ
れらの界面活性剤は、重合性ビニルモノマーに対して0
゜5〜3重量%(固形分)で使用することか好ましい。
界面活性剤の量が0.5重量%よりも少ないと安定性に
欠ける結果となり、3重量%超では耐水性の低下をもた
らす。乳化重合時の濃度は最終エマルションの濃度か3
0〜60重量%になるようにするのか好ましく、重合性
ビニルモノマー及びラジカル生成開始剤は一括仕込み、
連続滴下法、分割添加法など公知のいずれの方法も用い
ることができるがモノマー中に界面活性剤を加えてモノ
マーエマルションを開始剤の存在下に水中に滴下する方
法がより好ましい。乳化重合の温度も、公知の乳化重合
が行われる範囲でよ(常圧下で行うことかできる。
次にエポキシ樹脂であるが、1分子中に2個以上のグリ
シジル基を有するエポキシ当量が500未満の液状エポ
キシ樹脂であることが必要であり、このような樹脂とし
てはビスフェノールAジグリシジルエーテル、ビスフェ
ノールFジグリシジルエーテル、ビスフェノールADジ
グリシジルエーテル、水添ビスフェノールAジグリシジ
ルエーテル等があるか、長期耐久性及び耐チヨーキング
性等を特に要求される場合には水添ビスフェノールAジ
グリシジルエーテル等脂肪族ジグリシジルエーテルかよ
り好ましい。
また1分子中に2個以上のグリシジル基を有さないと架
橋点か1つしかな(、反応か続かず性能か得られない。
そしてエポキシ当量か500よりも大きくなると分子量
が太き(なり、エマルション化することが困難となった
り、またエマルション化するときに多量の界面活性剤を
必要とし、結果として耐水性の低下をもたらすので好ま
しくない。これらのエポキシ樹脂をエマルション化する
には、ポリオギシオクチルフェニルエーテル等ノニオン
系界面活性剤HLB 13〜18のものを選択し、樹脂
に対して0.5〜2.5重量%加え、公知のコーレスミ
ギサー等を用い高速で撹拌しながら水を徐々に加えるこ
とで容易に得ることかできるし、既にノニオン系乳化剤
を添加して市販されているビスフェノールA型エポキシ
樹脂(エポキシ当量195〜210)例えばエピクロン
EM−85(大日本インキ化学工業@)製)等を使用し
てもよい。
次に3級アミノ基含有アクリルエマルション樹脂に対し
て添加するエポキシエマルションの量であるが固形分比
でアクリルエマルション100重置部に対し、エポギシ
エマルションは5〜20重量部が必要であり、好ましく
は7〜15重量部かよい。5重量部より少ないと架橋点
が少なく耐汚染性の点で劣り、また20重量部よりも多
い塗膜が逆に柔らか(なり、耐汚染性の点で劣る結果と
なる。
本発明の塗料組成物は、通常のエマルション塗料の製造
方法と全く同様にして製造することができる。即ち、二
酸化チタンやカーボンブラック等の着色顔料、炭酸カル
シウム、マグネシウムシリケート、アルミニウムシリケ
ート等の体質顔料、顔料分散剤、湿潤剤、消泡剤、増粘
剤及び/又はレオロジーコントロール剤、可塑剤、造膜
助剤、防腐剤、防カビ剤、pH調節剤、防錆剤、等それ
ぞれの目的に応じて選択、組合せて使用される。
またエポギシエマルションは、使用時に、混合して使用
すればよい。また本発明の組成物は、刷毛、ローラー、
スプレー等により通常のエマルション塗料と同様の方法
にて塗装することができる。
以下、実施例及び比較例に基づいて本発明の詳細な説明
する。
〔実施例〕
エマルション樹脂合成例1 撹拌機、温度計、冷却器及び窒素ガス導入装置付き反応
器に水488重量部、アルキルジフェニルエーテルジ硫
酸ナトリウム塩(日本乳化剤@)裂開品名:ニューコー
ル271A)8重量部、ポリオキシエチレンオクチルフ
ェニルエーテル乳化剤■裂開品名:ニューコール806
)3重量部を仕込んで後、窒素気流中、78°Cに加熱
した。
その後過硫酸すトリウム2重量部を添加後、これにメチ
ルメタクリレート206重量部、ブチルアクリレート1
11重量部、メタクリル酸20重量部からなる重合性ビ
ニルモノマーを3時間にわたってこの中に均一に滴下し
た。この間温度は78〜80°Cに保った。滴下終了後
15分間更に78〜80°Cに温度を保った後、メチル
メタクリレート65重量部、ブチルアクリレート35重
量部、ジメチルアミノエチルメタクリレ・− 1− 1
 4重量部からなる重合性モノマーを45分間にわたっ
てこの中に均一に滴下した。滴下終了後、水10重量部
、過硫酸ナトリウム0.3重量部、ポリオキシエチレン
オクチルフェニルエーテル(前記)を加え、更に80°
Cで1時間保持させた。冷却後固形分45重量%、粘度
5 0 0cps /2 5℃ p H = 8. 3
のエマルション樹脂を得た。
エマルション樹脂合成例2 撹拌機、温度計、冷却器及び窒素ガス導入装置付き反応
器に水300重量部を仕込んだ後、窒素気流中、80°
Cに加熱した。その後、過硫酸ナトリウム5重量部を添
加後、水220重量部にポリオキシエチレン・ノニルフ
ェニルエーテルサルフェートのNa塩(日本乳化剤@)
裂開品名:ニューコール560SN)を7.5重量部加
え、更にメチルメタクリレート185重量部、ブチルア
クリレート125重量部、ジメチルアミノエチルメタク
リレ−1・40重量部、スチレン90重量部、アクリル
酸10重量部を加えて撹拌して作成したモノマーエマル
ションを内温を80〜85°Cに保ちながら3時間にわ
たってこの中に均一に滴下した。
滴下終了後、更に80°Cに1時間保持させた。冷却後
、アンモニア水(28%)を2重量部加えて中和した。
固形分45重量%、粘度300cps/25°C,pH
=8.2のエマルション樹脂を得た。
エマルション樹脂合成例3 撹拌機、温度計、冷却器及び窒素ガス導入装置付き反応
器に水550重量部、アルキルジフェニルエーテルジ硫
酸ナトリウム塩(B本乳化剤@)股間品名;ニューコー
ル271A)7重量部、メチルメタクリレート100重
量部、ブチルアクリレート35重量部、アクリル酸19
重量部、過硫酸アンモニウム2重量部を加えて窒素気流
中で75°Cに加温し、この中に更にメチルメタクリレ
ート227重量部、ブチルアクリレート60重量部、ジ
エチルアミノエチルメタクリレート9重量部からなる重
合性ビニルモノマーを3時間にわたってこの中に均一に
滴下した。この間温度は75°Cに保った。更に2時間
温度を保った後に30°C以下にまて冷却し、アンモニ
ア水(28%)を4重量部に加えて中和した。固形分4
5重量%粘度200cps/25°C,pH=8.9の
エマルション樹脂を得た。
比較合成例1 合成例1において用いた重合性ビニルモノマーのうち、
ジメチルアミノエチルメタクリレートの全量をメチルメ
タクリレートに代替し、合成例1と同じ操作にてエマル
ション樹脂を得た。
比較合成例2 合成例2において用いた重合性ビニルモノマーのうち、
ジメチルアミノエチルメタクリレートの全量をスチレン
に代替し、合成例2と同じ操作にてエマルション樹脂を
得た。
比較合成例3 合成例3において用いた重合性ビニルモノマーのうち、
ジエチルアミノエチルメタクリレ−1・の全量をメチル
メタクリレートに代替し、合成例3と同じ操作にてエマ
ルション樹脂を得た。
エポキシエマルションの作成 ビスフェノールA型エポキシ樹脂に、ノニオン系乳化剤
を添加した自己乳化型エポキシ樹脂(大日本インキ化学
工業■製商品名エピクロンEM85)100重量部をホ
モミキサーの付いた装置に仕込み高速撹拌を行いながら
水15重量部を30分かけてこれに仕込んだ。更に高速
撹拌を続けながら水67重量部を60分かけて加え、固
形分55%のエマルションを得た。
塗料の調製 第1表に基づき、溶剤、二酸化チタン、顔料分散剤、湿
潤剤、消泡剤を公知の撹拌機にて充分に撹拌した後、バ
ッチ式卓上サンドミル(■カンペハピオ製)を用いて分
散処理した。更にこれに水、エマルション樹脂、造膜助
剤、防錆剤、防腐剤、増粘剤、pH調製剤、凍結防止剤
を加えて塗料を作成した。
第1表中の(1)〜(10)の成分は以下の通りである
(1)溶剤・・・・・・・・・エチレングリコールメチ
ルエーテル、 (2)顔料分散剤・・・・・・ポリカルボン酸ナトリウ
ム塩 商品名タモ−ルア31SD(ローム・アンドハー
ス社製) (3)湿潤剤・・・・・・アルギルラウリルポリエーテ
ル 商品名ニドラインCF−10(ローム・アンドハー
ス社製) (4)消泡剤・・・・・・特殊ノニオン界面活性剤 商
品名:SNデフォ−マー154 (サンノプコ■製)(
5)造膜助剤・・・・・・2,2.4トリメチルベンタ
ンジオールモノイソブチレート 商品名:テギサノール
(イーストマンケミカル社製)(6)防錆剤・・・・・
弓5%亜硝酸ナトリウム水溶液 (7)防腐剤・・・・・・1,2ベンゾイソチアゾロン
商品名ベストサイドFX(大日本インキ化学工業■製) (8)増粘剤・・・・・・特殊ポリエーテル変性ウレタ
ン 商品名QR−708(ローム・アンドハース社製) (9)pH調製剤・・・・・・28%アンモニア水(1
0)凍結防止剤・・・・・・ジエチレングリコールブチ
ルエーテル 試験片の作成 JISK5410 3.6で規定されているフレキシブ
ルボード板に上記で作成した塗料を1.0±0、1 c
nr/ 1 dm2になるように塗布し、常温で2時間
乾燥後、同様に更に1回塗って5日間乾燥した。
試験方法 ■耐汚染性・・・・・・6か月間自然曝露試験を行い目
視にて評価した全く汚れないものを◎、はとんど汚れな
いものを○、わずかに汚れるものを△、汚れるものを×
、汚れが著しいものを××と判定した。
■汚染除去性能・・・・・・塗膜に油性マーカー、水性
マーカー、手あか、クレヨン、カーボンペーストを付着
させ、16時間後に、エタノール、中性洗剤、ミネラル
ターペン、ベンジン、水を用いて拭き取り、目視にて評
価した。
完全に取れるものを◎、はぼ完全に取れるものを○、わ
ずかに跡が残るものを△、跡が残るものを×、全く取れ
ないものを××と判定した。
■容器の中での状態・・・・・・J I S  K 5
6604.3に基づいて試験を行ない評価した。
■低温安定性・・・・・・JIS  K2SO34,4
に基づいて試験を行ない評価した。
■作業性・・・・・・JIS  K2SO34,5に基
づいて試験を行ない評価した。
■乾燥時間・・・・・・J I S  K 5660 
4.6に基づいて試験を行ない評価した。
■塗膜の外観・・・・・・JIS  K2SO34,7
に基づいて試験を行ない評価した。
■隠ぺい率・・・・・・JIS  K2SO34,8に
基づいて試験を行ない評価した。
■60度鏡面光沢度・・・・・・JIS  K5660
4.9に基づいて試験を行ない評価した。
[相]耐水性・・・・・・JIS  K2SO34,1
0に基づいて試験を行ない評価した。
■耐アルカリ性・・・・・・JIS  K2SO34,
11に基づいて試験を行ない評価した。
■耐洗浄性・・・・・・JIS  K2SO34,12
に基づいて試験を行ない評価した。
0温冷繰り返し・・・・・・JIS  K2SO34,
13に基づいて試験を行ない評価した。
[有]促進耐候性・・・・・・JIS  K2SO34
,14に基づいて試験を行ない評価した。
尚、■〜0については合格するものを○、不合格のもの
を×と判定した。
以上の試験結果を第2表に示す。
(以下余白) 〔発明の効果〕 本発明によれば耐汚染性に優れた水性塗料組成を提供す
ることが可能となり、またその地塗膜物性においても優
れており、従来エマルション塗料において使用できなか
った分野にも使用か可能であり実用上の効果は極めて顕
著である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、3級アミノ基含有アクリルモノマーが1〜10
    重量%と、その他の成分としてこれと共重合が可能なア
    クリル酸、メタクリル酸、アクリル酸エステル、メタク
    リル酸エステル又はスチレンの1種以上を成分とする重
    合性ビニルモノマーを重合開始剤の存在下で共重合して
    得られるエマルション樹脂100重量部に対して1分子
    中に2個以上のグリシジル基を有するエポキシ当量が5
    00未満の液状エポキシ樹脂を5〜20重量部配合して
    架橋して得られる樹脂を塗料用ビヒクルとして顔料と共
    に用いることを特徴とする耐汚染性が良好なエマルショ
    ン塗料組成物。
  2. (2)、顔料容積濃度(PVC)が10〜60%である
    ことを特徴とする請求項1に記載の耐汚染性が良好なエ
    マルション塗料組成物。
JP18964890A 1990-07-18 1990-07-18 耐汚染性が良好なエマルション塗料組成物 Pending JPH0476076A (ja)

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