JPH0475543A - 給餌器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ペットなどの給餌器に関し、乾電池などを蓋
閉止のエネルギーとして用いると共に、電池の寿命終結
を蓋開放の時期とするようにタイマーとて機能させるタ
イマー付きの給餌器に関する。

〔従来の技術〕

ペットなどの給餌は、給餌時期にベットフードなどの餌
を単に給餌器などの容器に入れてペットなどに餌を与え
ているに過ぎなかった。

従来、ペットなどの給餌器は、皿状容器、椀状容器、ま
た、上部の固数容部から下部の給餌部分に餌が落下する
自動給餌器などがある。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、従来の給餌器では、所定時間後にペット
に給餌するタイマー機能はなく、べ、トの飼い主が旅行
などして家を留守する場合、所定に時刻にペットに餌を
与えることができなかった。

従って、飼い主が留守する場合、多めの餌を与。

えてお（か、他の人にペットを預けておくしかなかった
。

これに対して、給餌器に通常のタイマーを付けたりする
ことも考えられるが、給餌器が非常に高価になると共に
、その構造が複雑になって、必ずしも商業的経済的実用
的ではない。

この発明は、上述の背景に基づきなされたものであり、
その目的とするところは、所定時間後にペットに給餌す
るタイマー機能を備え、構成がシンプルで、簡便かつ経
済的な給餌器を提供することである。

〔課題を解決するための手段〕

上記の課題を解決するこの発明による給餌器は、ペット
などのための餌を収容する収容部、この収容部の開口部
および、その開口部に配置された蓋を備えた餌容器と、 電流が流れる能動状態で開口部を蓋により閉止し、能動
状態が解除されたとき開口部を蓋から開放する開閉手段
と、 開閉手段に電流を供給する電池とを有し、電池のエネル
ギーの消耗により所定時間経過後に能動状態を解除する
ことを特徴とする。

この発明による好ましい態様においては、電池に蓄えら
れたエネルギー量により、開放されるまでの時間を設定
することができる。

この発明のよる一態様によれば、電流が流れることによ
り能動状態になる開閉手段を、電磁石からなる様に構成
することができる。

この発明による上記の態様において、開閉手段の電磁石
に並列および／若しくは直列に接続された抵抗器の抵抗
の大きさにより、開放されるまでの時間を設定するよう
にすることができる。

更に、この発明による別の好ましい態様では、蓋の開放
支点９となる支点部分で、開放時に開口部から蓋が容易
に離脱できるように、蓋を配置することができる。

この発明による上述の態様において、蓋上面と、収容部
の外側面とに弾性体を張設して、蓋を広角度に開放させ
るようにすることができる。

この発明による好ましい態様において、蓋の少。

なくとも上面に、ペット忌避剤を塗布することができる
。

この発明による給餌器の別の態様において、開口部を、
収容部の下部に配置し、蓋の開放時に開口部から餌が落
下するようにすることができる。

〔作　用〕

上記構成からなるこの発明では、以下のように作用機能
する。

餌容器の収容器には、餌が収容される。電池から開閉手
段に電流を供給すると、開閉手段が能動状態となって開
口部を蓋により閉止する。

電流を供給する電池は、この放電によりエネルギーを消
費し、所定時間経過後に電池の寿命が尽きると、能動状
態が解除されて開口部を蓋から開放する。

この開放により、ペットが給餌器から餌を得ることがで
きる。

電流が流れることにより能動状態になる開閉手段を、強
磁性体コアおよびコイルからなる電磁石からなる様に構
成した場合、コイル内に電流が存。

在する限り磁力を発生し、この磁力で蓋を開口部に固定
する。

また、開閉手段の電磁石に並列および／若しくは直列に
抵抗器を接続したとき、その抵抗器の抵抗の大きさによ
り、電池のエネルギー消費速度が変動して蓋が開放され
るまでの時間を調整することができる。

更に、蓋の開放支点となる支点部分で、開放時に開口部
から蓋が容易に離脱できるように、蓋を配置し、しかも
、蓋上面と、収容部の外側面とに弾性体を張設すると、
蓋の開放時に、蓋が広角度に開き開口部の開口程度を広
くすることができるか、若しくは、蓋が開口部から外れ
て開口部の開口の度合いを最大にすることができる。

蓋の少なくとも上面にベット忌避剤を塗布すると、蓋の
閉止時にベットが餌を盗み取りすることを防止すること
ができる。

開口部を収容部の下部に配置する場合、蓋の開放時に開
口部から餌が落下して、ベットが給餌器の受は皿から餌
を得ることができる。

〔実施例〕

この発明を、以下の実施例により、より具体的に説明す
る。

第１図に、この発明による給餌器の一実施例の斜視図を
示し、第２図に、この例の給餌器の一部概略断面図を示
す。なお、電気回路部分は、記号化して図示する。

この例の給餌器は、餌を収容する収容部１、収容部１上
部の開口部２および、開口部２に配置された蓋３を備え
た餌容器４と、電流が流れる能動状態で開口部２を蓋３
により閉止し、能動状態が解除されたとき開口部２を蓋
３から開放する開閉手段（１磁石）５と、開閉手段（電
磁石）５に電流を供給する乾電池６、例えば、マンガン
乾電池、好ましくはアルカリ乾電池など市販の乾電池と
を備える。

この例では、乾電池６に蓄えられたエネルギー量により
、開放されるまでの時間を大まかに設定する。

この例では、電磁石に直列に２個の抵抗器Ｒ１゜（７）
および（８）が接続されている。また、Ｒ１およびＲ２
の間および抵抗器Ｒ２に並列に、それぞれスイッチ５Ｌ
（９）および５２（１０）が設けられている。これらの
抵抗器の抵抗の大きさにより、開放されるまでの時間（
設定時間）を正確に設定すると共に、抵抗器Ｒ２に並列
に接続されたスイッチ１０をＯＮ１０　Ｆ　Ｆすること
により、全体の抵抗値を調節して設定時間を変えること
ができる。

この実施例では、蓋３の開放支点となる支点部分１１ａ
およびｌｌｂで、開放時に開口部２から蓋３が容易に離
脱できるように構成されている。

更に、蓋３の上面と、収容部１の外側面とに弾性ゴム紐
１２が張設され、蓋の少なくとも上面に、ベット忌避剤
が塗布されている。

次いで、この例の給餌器の動作・使用方法を説明する。

餌容器の収容部に、先ず、餌を人、スイッチＳ１をオン
する。

強磁性体コアおよびコイルからなる電磁石では。

コイル内に電流が存在する限り磁力を発生する。

この磁力で蓋３、ここでは、蓋３に設けられた鉄片に開
口部の電磁石が引き合って両者を固定する。

この際、長時間にわたって蓋を閉止したい場合、スイ・
ノチＳ２をオフにして全体の抵抗値を上げ回路の消費電
力を低く押さえて電池エネルギーの消耗による寿命を長
くする。他方、短時間で蓋を開放したい場合、スイッチ
Ｓ２をオンにして全体の抵抗値を小さくし回路の消費電
力を多くして電池エネルギーの消耗による寿命を早める
。

電流を供給する電池は、この放電によりエネルギーを消
費し、所定時間経過後に電池の寿命が尽きると、電磁石
が作動しなくなり開口部２を蓋３から開放する。

この開放により、ベットなどが給餌器から餌を得ること
ができる。

この例では、蓋の開放支点となる支点部分１１ａおよび
ｌｌｂで、開放時に開口部から蓋が容易に離脱できるよ
うに構成されている。しかも、蓋３上面と、収容部の外
側面とに弾性ゴム紐１２を。

張設しているので、第２図の点線で示す蓋３′および３
”のように、蓋の開放時には、蓋３′が広角度に開き開
口部の開口を広くすることができ、さらには、蓋３”が
開口部２から外れて開口部の開口の度合いを最大にする
ことができる。

蓋３の少なくとも上面にベット忌避剤を塗布すると、蓋
の閉止時にベットが餌を盗み取りすることを防止するこ
とができる。

この発明は上記の例に限定されず、種々の変形例が可能
である。

例えば、第３図に示すように、開口部２が、収容部１の
下部に配置され、蓋３の開放時に開口部から餌１４が受
は皿１３に落下するようにすることもできる。

この変形例では、複数、すなわち２個の餌容器４．４″
が連設されており、各々の餌容器には、異なる時刻で餌
が落下するように、蓋３の開放時間を各々異なるように
設定されている。

開放時間が来たとき、各々の容器の開口部から、餌が落
下して、ベットが給餌器の受は皿から餌を得ることがで
きる。

また、抵抗器、電磁石などの電気素子の種類およびこれ
らの電気回路構成を、目的に応じて適宜変更することが
できる。

〔発明の効果〕

この発明により以下のような効果を得ることができる。

所定時間後にベットに給餌するタイマー機能を備えるの
で、ベットの飼い主が旅行などして家を留守する場合、
所定に時刻にベットに餌を与えることができ、飼い主の
ベットの管理が非常に便利になる。

例えば、市販の乾電池を用い、これをタイマーとして機
能させるので、構成がシンプルで、簡便かつ経済的な給
餌器を製作することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明による一実施例の給餌器の斜視図、
第２図は、実施例の給餌器の一部概略断面図、第３図は
、この発明による給餌器の変形例の一部断面斜視図であ
る。 １・・・収容部、２・・・開口部、３・・・蓋、４・・
・餌容器、５・・・開閉手段（電磁石）、６・・・乾電
池、７．８・・・抵抗器ＲＬＲ２，９，１０−７，イッ
チＳｌ、Ｓ２．１１、ｌｌａ、１ｌｂ−支点部分、１２
−・・ゴム紐、１３・・・受は皿 １＄ｇＢ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、餌を収容する収容部、該収容部の開口部および、該
   開口部に配置された蓋を備えた餌容器と、 電流が流れる能動状態で前記開口部を蓋により閉止し、
   該能動状態が解除されたとき前記開口部を蓋から開放す
   る開閉手段と、 前記開閉手段に電流を供給する電池とを有し、前記電池
   のエネルギーの消耗により所定時間経過後に前記能動状
   態を解除することを特徴とする給餌器。 ２、電池に蓄えられたエネルギー量により、開放される
   までの時間を設定する、請求項１記載の給餌器。 ３、電流が流れることにより能動状態になる開閉手段が
   、電磁石からなる、請求項１または２記載の給餌器。 ４、開閉手段の電磁石に、並列および／若しくは直列に
   接続された抵抗器の抵抗の大きさにより、開放されるま
   での時間を設定する、請求項１乃至３記載の給餌器。 ５、蓋の開放支点となる支点部分で、開放時に開口部か
   ら蓋が容易に離脱できるように、蓋が配置されている、
   請求項１乃至４記載の給餌器。 ６、蓋上面と、収容部の外側面とに弾性体を張設して、
   蓋を広角度に開放させる請求項１乃至５記載の給餌器。 ７、蓋の少なくとも上面に、ペット忌避剤を塗布した、
   請求項１乃至６記載の給餌器。 ８、開口部が、収容部の下部に配置され、蓋の開放時に
   開口部から餌が落下するようにした、請求項１乃至７記
   載の給餌器。