JPH047543Y2 - - Google Patents

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JPH047543Y2
JPH047543Y2 JP1984114686U JP11468684U JPH047543Y2 JP H047543 Y2 JPH047543 Y2 JP H047543Y2 JP 1984114686 U JP1984114686 U JP 1984114686U JP 11468684 U JP11468684 U JP 11468684U JP H047543 Y2 JPH047543 Y2 JP H047543Y2
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JP
Japan
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cdp
group
switch
seismic
input terminals
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JP1984114686U
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JPS6129438U (ja
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  • Switches That Are Operated By Magnetic Or Electric Fields (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この考案は、地震探査法の一種であるCDPス
タツク法に用いるCDPスイツチに関するもので
ある。
<従来の技術> CDPスタツク法(Common Depth Point
Stack)は、所定の間隔で地表に設けた多数の受
震点にそれぞれ置いたジオフオン等の地震波検出
器を用いて受震点と同一地点において順次起震さ
せた際の地震探査記録行ない、これらの地震探査
記録のうちから起震点と受震点の中心が地表の同
一地点(以下「中点」という)となるもの(以下
「CDPグループ」という)の記録波形を集め、次
に起震点から受震点までの距離の違いに起因する
これら記録波形相互の受震時間のずれを地下の速
度情報によつてそれぞれ補正して、中点位置で起
震して中点に戻る波形にそれぞれ変更した後にこ
れらをスタツクし、スタツクの結果得た波形を中
点位置における記録波形とする方法である。以上
のようなCDPスタツク法においては、所謂CDP
スイツチを地震波検出器とデータ収録装置等との
間に接続し、CDPスイツチのスイツチ切換によ
つて所望のCDPグループに属する受震点上の地
震波検出器の出力のみをデータ収録装置等に入力
させる構成としている。
上記のようなCDPスイツチとしては、CDPグ
ループが同じである受震点に設けられた地震波検
出器の出力をそれぞれ外部出力するための機械接
点を同一半径上に並べておき、中心部に回動自在
に保持したロータを手で回して所望のCDPグル
ープの機械接点のみをONにするロータリースイ
ツチ式のものや、ONにすべき接点の選択及び切
換を電磁リレーにより行なう電気式のもの、ある
いは半導体を使用した電子スイツチを用いたもの
等が知られている。
<考案が解決しようとする問題点> しかしながら上記した従来のCDPスイツチに
は次のような欠点がある。まず、ロータリースイ
ツチ式のものでは、機械接点やロータを含む多く
の部分を金属製としなければならないことから重
くなりがちであるばかりか、CDPグループ内の
受震点の数を増加した時にはその分機械接点の数
も増加させなければならないので、装置が直ちに
大型化して持ち運びに支障をきたすようになる。
そればかりでなく、装置の大型化によつてロータ
も大径化して重くなり、また接点数の増加により
ロータ回転時の抵抗も大きくなるので、ロータを
手で回すことが困難となる。
一方、電気式のものあるいは電子スイツチを用
いたものは、電磁リレーあるいは電子スイツチの
駆動部分を必要とするので構成が複雑となり、ま
た高価になるだけでなく、電源を必要とするため
に電力供給不可能な状態及び可燃性の雰囲気中で
は防爆を必要とするため使用できない。また、ラ
インノイズ等の外乱によつて誤動作しやすいとい
う不都合がある。
<問題点を解決するための手段> 以上の問題点に鑑みなされたこの考案のCDP
スイツチは、地表に設けた多数の受震点に置かれ
た地震波検出器に接続される入力端子群と、デー
タ収録装置等に接続される出力端子群とを備えて
おり、入力端子群のうちからCDPグループ毎に
入力端子を選ぶと共に、選ばれた入力端子を所定
強度の磁界中でのみONとなるリードスイツチ等
の磁気感知スイツチを介してそれぞれ出力端子に
接続し、且つ、該磁気感知スイツチはCDPグル
ープ毎に併列せる所定形状のパターンの内側に配
置し、その上方にそれぞれ細長溝を併列して形成
し、更に該細長溝に係合可能であつて該所定形状
のパターンの内側のみを該所定強度の磁界にする
ための磁性部材を具備していることを要旨とす
る。
<作用> 上記のように、リードスイツチ等の磁気感知ス
イツチをCDPグループ毎に所定形状のパターン
内に収めると共に、このパターンと略同一形状の
マグネツト等の磁性部材を所望のCDPグループ
に属する磁気感知スイツチが収められたパターン
上に位置させるなどして、選択すべきCDPグル
ープに従つて入力端子群と出力端子群との結線状
態を変える訳である。
<実施例> 添付図面に示すCDPスイツチ1において、2
a,2bはソケツト21,22内に収められた入
力端子群、3はソケツト31内に収められた出力
端子群であり、入力端子群2a,2bは地表受震
点に設けたジオフオン等の地震波検出器に、また
出力端子群3はデータ収録装置等にそれぞれ接続
されることは前述の通りである。また、4はプラ
スチツク等でできた上板であつて、その上面には
何本もの細長溝41がそれぞれ平行に穿設されて
いる。そして、5は切換棒であつて、その下部は
細長溝41とほぼ嵌合する形状となつていると共
に下面部分にマグネツト6を具備している。
一方、第1図B以降に示すように、CDPスイ
ツチ1の内部で上板4の下側に位置する個所に
は、多数のリードスイツチ7を備えたプリント基
板8が設けられている。これらのリードスイツチ
7はそれぞれ所定強度の磁界中でのみ動作して
ONとなるものであり、その一方の端子はそれぞ
れ入力端子群2a,2bの入力端子に、また他方
の端子はそれぞれ出力端子群の出力端子に接続さ
れる。ここで重要なことは次の2点である。まず
第1は、入力端子群2a,2bのうちからCDP
グループ毎に入力端子を選び、選ばれた入力端子
をそれぞれリードスイツチ7を介して出力端子群
3を構成する出力端子にそれぞれ接続することで
ある。第2は、CDPグループ毎に選ばれた入力
端子のそれぞれに接続されたリードスイツチを、
CDPグループ毎にそれぞれ切換棒7により選択
可能な所定形状のパターンの内側に配置すること
である。つまり、具体的には例えば第2図A,B
に示すように、CDPグループ毎にリードスイツ
チ7を細長溝41に沿つて一列に並べ、且つ、細
長溝41内に図示するように切換棒5を嵌入させ
た時、切換棒5に取付けたマグネツトの磁力によ
り細長溝41の真下にあるリードスイツチ7が動
作してONとなるようにマグネツト6の磁力を設
定するということである。
CDPスイツチの使用時における動作を以下に
説明する。まず、地震波検出器であるジオフオン
等の出力ケーブルを入力端子群2a,2bに、ま
たデータ収録装置等の出力側装置の入力ケーブル
を出力端子群3にそれぞれ接続する。次に、切換
棒5を、例えば第1図Aにおいて最も左にある細
長溝41内に入れ、その細長溝41の下側にある
リードスイツチ7をONにして入力端子2a,2
bのうちの所望の入力端子と出力端子群3の出力
端子とを導通させた後、第1回目の地震探査記録
を行なう。同様にして切換棒5を順次右側の細長
溝41に差し換えていき第2回目以降の地震探査
記録を行なつていく。
<考案の効果> 以上のような構成であるこの考案のCDPスイ
ツチは次のような特有の効果を奏する。まず入力
端子群と出力端子群との断続をマグネツトの如き
磁性部材とリードスイツチのような磁気感知スイ
ツチとの組合せによつて行なう構成としたので、
従来の電気式や電子スイツチを用いたもののよう
に電源を必要としたりラインノイズによつて誤動
作するということはなくなる。また、磁気感知ス
イツチのON、OFFは磁性部材を近づけたり遠ざ
けたりすることにより行なうので、電気式等のよ
うに電磁リレーや電子スイツチに直接接続しなけ
ればならない駆動部分は不用であり、構造が非常
に簡素化される。また、リードスイツチ等の磁気
感知スイツチやマグネツト等の重さはロータリー
スイツチ式のCDPスイツチにおける機械接点や
ロータの重さに較べれば微々たるものにすぎず、
その数が多くなつたとしてもその総重量はたかが
知れた程度のものであるから、入出力端子数など
を増やして大容量化した場合でも差程重くなるこ
とはない。また、磁気感知スイツチと磁性部材と
の組合せで構成されているので、非常にフレキシ
ブルな設計が可能となり、大容量化した場合でも
ロータリースイツチ式のもののように直ちに大型
化するといつた不都合はない。また、スイツチの
切換は僅かな重さのマグネツトを移動させるのみ
でよいので、ロータリースイツチ式のようなスイ
ツチ切換時の不都合もなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図Aは実施例を示した斜視図、第1図Bは
第1図AにおけるA部の拡大図、第2図A,Bは
マグネツトを具備した切換棒とリードスイツチと
の位置関係を示した説明図である。 1……CDPスイツチ、2a,2b……入力端
子群、3……出力端子群、5……切換棒、6……
マグネツト、7……リードスイツチ、41……細
長溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 地表に設けた多数の受震点に置かれた地震波検
    出器に接続される入力端子群と、データ収録装置
    等に接続される出力端子群とを備えており、該入
    力端子群のうちからCDPグループ毎に入力端子
    を選ぶと共に、選ばれた入力端子を所定強度の磁
    界中でのみONとなる磁気感知スイツチを介して
    それぞれ出力端子に接続し、且つ、該磁気感知ス
    イツチはCDPグループ毎に併列せる所定形状の
    パターンの内側に配置し、その上方にそれぞれ細
    長溝を併列して形成し、更に該細長溝に係合可能
    であつて該所定形状のパターンの内側のみを該所
    定強度の磁界にするための磁性部材を具備してい
    ることを特徴とするCDPスイツチ。
JP11468684U 1984-07-27 1984-07-27 Cdpスイツチ Granted JPS6129438U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11468684U JPS6129438U (ja) 1984-07-27 1984-07-27 Cdpスイツチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11468684U JPS6129438U (ja) 1984-07-27 1984-07-27 Cdpスイツチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6129438U JPS6129438U (ja) 1986-02-21
JPH047543Y2 true JPH047543Y2 (ja) 1992-02-27

Family

ID=30673696

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11468684U Granted JPS6129438U (ja) 1984-07-27 1984-07-27 Cdpスイツチ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6129438U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5231859U (ja) * 1975-08-29 1977-03-05

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6129438U (ja) 1986-02-21

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