JPH0474548A - 液体供給用ノズル - Google Patents

液体供給用ノズル

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JPH0474548A
JPH0474548A JP2185325A JP18532590A JPH0474548A JP H0474548 A JPH0474548 A JP H0474548A JP 2185325 A JP2185325 A JP 2185325A JP 18532590 A JP18532590 A JP 18532590A JP H0474548 A JPH0474548 A JP H0474548A
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JP
Japan
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liquid
nozzle body
liq
swirling flow
liquid supply
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JP2185325A
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Hisashi Yano
久 矢野
Mitsuru Fujioka
満 藤岡
Meiji Kitada
北田 明治
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Eneos Corp
Original Assignee
Mitsubishi Oil Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B1/00Nozzles, spray heads or other outlets, with or without auxiliary devices such as valves, heating means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B67OPENING, CLOSING OR CLEANING BOTTLES, JARS OR SIMILAR CONTAINERS; LIQUID HANDLING
    • B67DDISPENSING, DELIVERING OR TRANSFERRING LIQUIDS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B67D7/00Apparatus or devices for transferring liquids from bulk storage containers or reservoirs into vehicles or into portable containers, e.g. for retail sale purposes
    • B67D7/06Details or accessories
    • B67D7/42Filling nozzles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B67OPENING, CLOSING OR CLEANING BOTTLES, JARS OR SIMILAR CONTAINERS; LIQUID HANDLING
    • B67DDISPENSING, DELIVERING OR TRANSFERRING LIQUIDS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B67D7/00Apparatus or devices for transferring liquids from bulk storage containers or reservoirs into vehicles or into portable containers, e.g. for retail sale purposes
    • B67D7/06Details or accessories
    • B67D7/76Arrangements of devices for purifying liquids to be transferred, e.g. of filters, of air or water separators
    • B67D7/763Arrangements of devices for purifying liquids to be transferred, e.g. of filters, of air or water separators of air separators

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Nozzles (AREA)
  • Cyclones (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、液体を容器に注入する際に用いられる液体供
給用ノズルに関し、とりわけ、液体を注入した際に液面
での泡立ちを抑制するようにした液体供給用ノズルに関
する。
(従来の技術およびその課題) 一般に、自動車の燃料タンクへの燃料充填は、これの汀
人口に燃料11(絵絹ノズルを差し込んで行われ、差し
込まれたノズルからタンク内に燃料が噴出されるように
なっている。
また、このようにノズルを用いて液体の注入が行われる
ものとしては、工業液体原料とか液体製品をタンクロー
リ−等の運搬容器に充填する場合等がある。
ところで、このようにノズルを用いて燃料、」二業液体
原料、液体製品等の液体を容器に注入する際、ノズルか
ら噴出される流速を大きくすることにより、その充填時
間の短縮を図ることができるが、このように噴出速度を
大きくすると容器の液面に泡立ち現象が発生する。また
、注入する液体に既に気泡が混入している場合には液面
の泡立ち現象は更に加速される。
このように、液面に泡立ち現象が発生すると、液面検知
器を用いて一定量又は一定高さまで液体を充填しようと
する場合に、この液面検知器が泡立ちによる気泡を液面
として誤認してしまう場合があり、正確な液面位置を検
出できなくなってしまう。
そこで、容器内に邪魔板を配置してノズルから噴出され
る液体を一旦これに当てることにより、液面での泡立ち
を抑制することが考えられるが、この場合は容器内の有
効な容積が縮小して、液体の充填量が減少する。
また、コンピュータで液面の泡立ち状態を検知して、泡
立ちの消滅を待ってノズルから間欠的に液体を噴出する
というプログラム制御により注入する方法が考えられる
が、この場合にはコンピュタ−の導入等により大幅にコ
ストアップしてしまうと共に、間欠的な注入であるため
充填時間が長くかかってしまうという各種課題があった
そこで、本発明はかかる従来の課題に鑑みて、容器内の
容積を減少すること無く、かつ、簡単な構造をもって液
面の泡立ちを抑制することができる液体供給用ノズルを
提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) かかる目的を達成するために本発明は、先端が閉端面と
なった筒状のノズル本体を白゛シ、このノズル本体の先
端部外周の上側となる半円周以内に、このノズル本体内
外を連通ずる複数の液体流出口を形成することにより構
成する。
前記ノズル本体の内部には、このノズル本体を通過する
液体に旋回流を発生させる旋回流室と、基端部がこの旋
回流室の中心部に配置されると共に、先端部がノズル本
体の外方に開放される気泡除去管とを設けることが望ま
しい。
前記旋回流室は、側壁に略接線方向を指向する液体流入
口が形成された円筒部分と、この円筒部分の後流側に連
なり、ノズル本体先端方向に縮径される円錐筒部分とに
より構成することができる。
前記旋回流室内部に配置される前記気泡除去管の側壁に
は、多数の気泡除去用小孔を形成することが望ましい。
また、前記円錐筒部分の側壁には、多数の液体流出用小
孔を形成することが望ましい。
更に、前記旋回流室外側と前記ノズル本体内側との間に
形成される空間部を、円筒部分と円錐筒部分との間で隔
成する構成とする。
ところで、前記気泡除去管の先端部はノズル本体の閉端
面を貫通し、かつ、貫通した端部を前記液体流出口が形
成された側に折曲することが望ましい。
また、前記気泡除去管の先端部をノズル本体の内側で前
記液体流出口が形成された側に折曲し、かつ、折曲した
端部を液体流出口の1つに挿入してもよい。
更に、前記ノズル本体先端部の前記液体流出口が形成さ
れた側とは反対側に、このノズル本体の内外を連通ずる
残留液体排除用小孔を形成することが望ましい。
(作用) 以上の構成により本発明の液体供給用ノズルにあっては
、ノズル本体の先端部外周の上側となる半円周以内に、
1々数の液体流出口を形成したので、液体はこれら液体
流出口から上方に向かって噴出されることになる。
従って、上方に噴出された液体を分散して液面に落下さ
せることにより液体の速度を低減させることができ、噴
出液体か液面に着下する際の運動エネルギーを著しく低
減することができる。
また、前記ノズル本体の内部に、このノズル本体を通過
する液体に旋回流を発生させる旋回流室と、基端部がこ
の旋回流室の中心部に配置されると共に、先端部がノズ
ル本体の外方に開放される気泡除去管とを設けることに
より、ノズル本体内を流れる液体は前記旋回流室で旋回
流を生じ、この旋回流で液体と気泡とが分離され、この
旋回流の中心部に集結される空気は気泡除去管を介して
外方に逃がされ、前記液体流出口から噴出される液体中
に混入される気泡を著しく減少することができる。
更に、前記旋回流室は、側壁に略接線方向を指向する液
体流入口が形成された円筒部分と、この円筒部分の後流
側に連なり、ノズル本体先端方向に縮径される円錐筒部
分とにより構成することにより、液体流入口から流入さ
れた液体が円筒部分内側に沿って旋回され、これが円錐
筒部分によって加速された渦流を発生するため、気液の
分離をより確実に行なわしめることができる。
更にまた、前記旋回流室内部に配置される前記気泡除去
管の側壁には、多数の気泡除去用小孔を形成することに
より、旋回流室で発生された旋回流で分離された空環は
、この気泡除去用小孔から気泡除去管内に取り入れられ
る。
また、前記円錐筒部分の側壁には、多数の液体流出用小
孔を形成したので、旋回流により気泡が除去された液体
は、遠心力によりこの液体流出用小孔を通過してノズル
本体内に流出される。
更に、前記旋回流室外側と前記ノズル本体内側との間に
形成される空間部を、円筒部分と円錐筒部分との間で隔
成することにより、ノズル本体の先端部つまり液体流出
口方向に供給される液体は、全て前記旋回流室を通過さ
れることになる。
更にまた、前記気泡除去管の先端部はノズル本体の閉端
面を貫通し、かつ、貫通した端部を前記液体流出口が形
成された側に折曲することにより、気泡を上方に向かっ
て放出することができる。
また、前記気泡除去管の先端部をノズル本体の内側で前
記液体流出口が形成された側に折曲し、かつ、折曲した
端部を液体流出口の1つに挿入することにより、この液
体流出口から噴出される液体の流速で発生された負圧で
気泡除去管内の気泡を吸い出すことができる。
更に、前記ノズル本体先端部の前記液体流出口が形成さ
れた側とは反対側に、このノズル本体の内外を連通ずる
残留液体排除用小孔を形成することにより、液体の供給
を終了した後にノズル本体内に残留される液体は、この
残留液体排除用小孔から排除される。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に説明する。
即ち、第1図(a)、(b)は本発明の第1実施例を示
す液体供給用ノズル(以下、単にノズルと称す)10で
、同図(a)は要部の断面側面図。
同図(b)は同図(a)中の1−1線断面図である。
前記ノズル10は、第1図(a)に示したように先端1
2aが閉端面14となった有底筒状のノズル本体12を
有し、このノズル本体12の基端部12b(図中右端部
)には図外の液体供給ポースが液密に接続される。
また、前記ノズル本体12は前記基端部12bを水平に
配置した場合、先端12a方向は若干下方となるように
大きな曲率をもって湾曲されている。
前記ノズル本体12は第1図(b)に示したように断面
円形状に形成され、その先端部12aの外周の上側半円
周内には、ノズル本体12の長さ方向に延びる長穴状の
液体流出口16が周方向に3つ略等間隔をもって形成さ
れ、これら液体流出口16.16・・・により、ノズル
本体12の内外が連通されている。
また、前記ノズル本体12の先端部12aには、前記液
体流出口16が形成された側とは反対側、つまり下側の
先端角部には、ノズル本体12内を通過するように閉端
面14とノズル本体12の側壁を斜めに貫通する残留液
体排除用小孔としての端切り孔18が形成される。
以上の構成によりこの第1実施例のノズル10にあって
は、図外の容器にノズル本体12の先端部12aを差し
込んだ状態で、この容器に注入しようとする液体を図外
の液体供給ホースからノズル本体12の基端部12bに
圧送すると、この液体はノズル本体12の内側を通過し
て3個の液体流出口16.16・・・から噴出される。
このとき、前記液体流出口16,1.6・・・はノズル
本体12の上側となる半円周以内に形成されているため
、液体はこれら液体流出口16.46・・・から上方に
向かって噴出される。
従って、前記液体流出口16.16・・・がら噴出され
た液体が液面りに落下されるときの速度を小さくするこ
とができるとともに3個の前記液体流出口16.16・
・・から分岐されて液体が噴出されるため、それぞれ−
塊となって流出される液体の質量を小さくすることがで
きることにより、この液体の運動量を小さくすることが
できる。
このため、液体が液面りに落下された時の泡立ちを著し
く低減することができる。
更に、本実施例にあっては前記ノズル本体12の先端部
下側に端切り孔18が形成されているので、液体の供給
を終了した際に、ノズル本体12内の液体をこの端(至
)り孔18から外方に排出することができるため、ノズ
ル本体12内に液体が残留されるのを防11−すること
ができる。
尚、本実施例では前記ノズル本体12を円筒状としたも
のを開示したが、これに限ることなく非円形断面となっ
た筒状の場合にあっても本発明を適用することができる
第2図(a)、(b)は本発明の第2実施例を示すノズ
ル1.0 aで、前記第1実施例のノズル10と同一構
成部分に同一符号を付して重複する説明を省略して述べ
る。
尚、同図(a)は要部の断面側面図、同図(b)は同図
(a)中の■−■線断面図である。
即ち、この実施例ではノズル本体12の他端部12b近
傍に膨出部12cを形成し、この膨出部12c内に、こ
のノズル本体12を通過する液体に旋回流を発生させる
旋回流室20を配置しである。
また、前記ノズル本体12の中心部には、基端部22a
が前記旋回流室20の中心部に配置されると共に、先端
部22bがノズル本体12の外方に開放される気泡除去
管22が設けられる。
前記旋回流室20は、側壁24aに略接線方向を指向す
る複数の液体流入口2626・・・が形成された円筒部
分24と、この円筒部分24の後流側に連なり、ノズル
本体12の先端12a方向に縮径される円錐筒部分28
とにより構成される。
尚、前記円筒部分24の図中右側、つまりノズル本体1
2の基端部12b側は閉止され、前記液体流入口26.
26・・・のみを介してこの円筒部分24内に液体が流
入されるようになっており、かつ、前記円錐筒部分28
の先端部を前記気泡除去管22が貫通して、両者が固設
されるようになっている。
前記気泡除去管22の一端は閉止され、この気泡除去管
22が前記旋回流室20内部に配置される部分の側壁に
は、多数の気泡除去用小孔30゜30・・・が形成され
ている。
また、前記円錐筒部分28の側壁28aに多数の液体流
出用小孔32.32・・・が形成されている。
ところで、前記旋回流室20の外側と、これが配置され
た前記膨出部12cの内側との間には、環状の空間部3
4が形成されるが、この空間部34は、前記円筒部分2
4と前記円錐筒部分28との間において、取付ブラケッ
トを兼ねた閉止板36により隔成される。
また、前記気泡除去管22の先端部22bは、ノズル本
体12先端12aの閉端面14の中心部を液密に貫通し
、かつ、貫通した端部を前記液体流出口16.16・・
・か形成された側、つまり上方に向かって略直角に折曲
されている。
以上の構成によりこの第2実施例のノズル1゜aにあっ
ては、ノズル本体12の内部に円筒部分24と円錐筒部
分28とからなる旋回流室2oを配置したので、図外の
液体供給ホースを介してノズル本体12の基端部]、 
2 bに圧送された液体は、液体流入口26.26・・
・から円筒部分24内に流入して旋回流を発生し、次い
で、円錐筒部分28で加速された渦流を生ずる。
従って、このように旋回流室20内部で液体が旋回され
ることにより、液体は遠心力により外周部、液体に混入
された空気は中心部へとそれぞれ分離される。
そして、中心部の空気は気泡除去用小孔30゜30・・
・を通過して気泡除去管22内に導入され、この気泡除
去管22を介して外方に放出されると共に、遠心力が作
用している外周部の液体は、円錐筒部分28の液体流出
用小孔32.32・・・から排出されてノズル本体12
内へと流出される。
従って、ノズル本体12の液体流出口16,16・・・
から噴出される液体中に気泡が混入されるのを著しく減
少できるため、液体が液面りに落下された時の泡立ちを
更に抑制することができる。
また、前記旋回流室20の外側と前記ノズル本体12の
内側との間に形成される空間部34が、円筒部分24と
円錐筒部分28との間で隔成されていることにより、ノ
ズル本体12の先端部12a方向、つまり液体流出口1
6.16・・・方向に供給される液体は、全て前記旋回
流室20を通過させることができる。
更に、前記気泡険去管22の先端部22bはノズル本体
12の閉端面14を貫通し、がっ、貫通した端部を前記
液体流出口16.16・・・が形成された側に折曲する
ことにより、気泡を上方に向かって放出することができ
る。
第3図(a)、(b)は本発明の第3実施例を示すノズ
ル10bで、前記第1.第2実施例のノズル10. 1
. Oaと同一(1−1成部分13同一符号を付して重
複する説明を省略して述べる。
尚、同図(a)は要部の断面側面図、同図(b)は同図
(a)中の■−■線断面図である。
即ち、この第3実施例では気泡除去管22の先端部22
bを、ノズル本体12の内側の閉端面14近傍て液体流
出口16.16・・・が形成された側、つまり上側に略
直角方向に折曲し、かつ、この折曲した端部をこれら液
体流出口16.16・・・のうち中央のものに挿入しで
ある。
尚、前記気泡除去管22の折曲端を液体流出口16に挿
入した際、この折曲端はノズル本体12の外周から突出
しないように、このノズル本体12の肉厚内に収納され
ている。
従って、この実施例では液体流出口16から液体が噴出
される際、この液体内では流速で負圧が発生されるが、
この液体流出口16内で前記気泡除去管22の先端が液
体の流出方向を指向して開口しているので、前記負圧を
気泡除去管22内に作用させて、この気泡除去管22内
の空気を強制的に吸い出すことができる。
このため、旋回流室20で分離された気泡を効果的に排
出することができ、この旋回流室2o内で気泡が再度液
体中に混入されてしまうのを防止することができる。
(発明の効果) 以上説明したように本発明の液体供給用ノズルにあって
は、請求項1では、ノズル本体の先端部外周の上側とな
る半円周以内に、複数の液体流出口を形成したので、液
体をこれら液体流出口がら上方に向かって噴出でき、従
って、液体が液面に落下される時の速度を低減すること
ができると共に、複数の液体流出口がら液体が分散され
ることにより噴出液体の運動エネルギーを低減すること
ができるため、液面の泡立ちを抑制もしくは防止するこ
とができる。
また、請求項2では、前記ノズル本体の内部に、このノ
ズル本体を通過する液体に旋回流を発生させる旋回流室
と、基端部がこの旋回流室の中心部に配置されると共に
、先端部がノズル本体の外方に開放される気泡除去管と
を設けたので、前記旋回流室で発生される旋回流により
液体と気泡とを分離し、中心部に集結される気泡を気泡
除去管を介して外方に逃がすことにより、液体流出口か
ら噴出される液体中に混入される気泡を著しく減少して
、液面の泡立ちを更に抑制することができる。
更に、請求項3では、前記旋回流室は、側壁に略接線方
向を指向する液体流入口が形成された円筒部分と、この
円筒部分の後流側に連なり、ノズル本体先端方向に縮径
される円錐筒部分とにより構成したので、加速された旋
回流をより確実に発生させて液体と気泡との分離効果を
著しく向上することができる。
更にまた、請求項4では、前記旋回流室内部に配置され
る前記気泡除去管の側壁に、多数の気泡除去用小孔を形
成したので、旋回流で分離された気泡は、この気泡除去
用小孔から気泡除去管内に取り入れることができるため
、液体中の気泡分離効果が更に向上する。
また、請求項5では、前記円錐筒部分の側壁に多数の液
体流出用小孔を形成したので、旋回流室で発生された旋
回流により気泡が除去された液体は、遠心力によりこの
液体流出用小孔を通過してノズル本体内に流れるため、
旋回流室での液体と気泡との分離効果を更に向上するこ
とができる。
更に、請求項6では、前記旋回流室外側と前記ノズル本
体内側との間に形成される空間部を、円筒部分と円錐筒
部分との間で隔成したので、液体流出口方向に供給され
る液体を全て前記旋回流室に通過させることができるた
め、噴出される液体中の気泡をより減少させることがで
きる。
更にまた、請求項7では、前記気泡除去管の先端部をノ
ズル本体の閉端面に貫通し、かつ、貫通した端部を前記
液体流出口が形成された側に折曲したので、気泡を上方
に向かって放出することができるため、液面の泡立ぢを
減少させることができる。
また、請求項8では、前記気泡除去管の先端部をノズル
本体の内側で前記液体流出口が形成された側に折曲し、
かつ、折曲した端部を液体流出口の1つに挿入したので
、この液体流出口から噴出される液体の流速で発生され
た負圧で気泡除去管内の気泡を吸い出すことができるた
め、旋回流室での液体と気泡との分離効果を更に向上す
ることができる。
更に、請求項9では、前記ノズル本体先端部の前記液体
流出口が形成された側とは反対側に、このノズル本体の
内外を連通ずる残留液体排除用小孔を形成したので、液
体の供給を終了した後にノズル本体内に残留される液体
を、この残留液体排除用小孔から速やかに排除すること
ができるという各種優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示し、同図Ca>は要部
の断面側面図、同図(b)は同図(a)中のI−I線断
面図、第2図は本発明の第2実施例を示し、同図(a)
は要部の断面側面図、同図(b)は同図(a)中のn−
n線断面図、第3図は本発明の第3実施例を示し、同図
(a)は要部の断面側面図、同図(b)は同図(a)中
の酊■線断面図である。 10、 10 a、  10 b・・・液体供給用ノズ
ル12・・・ノズル本体 14・・・閉端面 16・・・液体流出口 18・・・端切り孔(残留液体排除用小孔)20・・・
旋回流室 22・・・気泡除去管 24・・・円筒部分 26・・・液体流入口 28・・・円錐筒部分 30・・・気泡除去用小孔 32・・・液体流出用小孔 34・・・空間部 つり 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)先端が閉端面となった筒状のノズル本体を有し、
    このノズル本体の先端部外周の上側となる半円周以内に
    、このノズル本体内外を連通する複数の液体流出口が形
    成されたことを特徴とする液体供給用ノズル。 (2)ノズル本体の内部に、このノズル本体を通過する
    液体に旋回流を発生させる旋回流室と、基端部がこの旋
    回流室の中心部に配置されると共に、先端部がノズル本
    体の外方に開放される気泡除去管とを設けたことを特徴
    とする請求項1に記載の液体供給用ノズル。(3)旋回
    流室は、側壁に略接線方向を指向する液体流入口が形成
    された円筒部分と、この円筒部分の後流側に連なり、ノ
    ズル本体先端方向に縮径される円錐筒部分とにより構成
    されることを特徴とする請求項2に記載の液体供給用ノ
    ズル。 (4)旋回流室内部に配置される前記気泡除去管の側壁
    に、多数の気泡除去用小孔が形成されたことを特徴とす
    る請求項2又は3に記載の液体供給用ノズル。 (5)円錐筒部分の側壁に多数の液体流出用小孔が形成
    されたことを特徴とする請求項3又は4に記載の液体供
    給用ノズル。 (6)旋回流室外側とノズル本体内側との間に形成され
    る空間部を、円筒部分と円錐筒部分との間で隔成したこ
    とを特徴とする請求項5に記載の液体供給用ノズル。 (7)気泡除去管の先端部はノズル本体の閉端面を貫通
    し、かつ、貫通した端部を前記液体流出口が形成された
    側に折曲したことを特徴とする請求項2から6のいずれ
    かに記載の液体供給用ノズル。 (8)気泡除去管の先端部をノズル本体の内側で前記液
    体流出口が形成された側に折曲し、かつ、折曲した端部
    を液体流出口の1つに挿入したことを特徴とする請求項
    2から6のいずれかに記載の液体供給用ノズル。 (9)ノズル本体先端部の前記液体流出口が形成された
    側とは反対側に、このノズル本体の内外を連通する残留
    液体排除用小孔を形成したことを特徴とする請求項1か
    ら8のいずれかに記載の液体供給用ノズル。
JP2185325A 1990-07-16 1990-07-16 液体供給用ノズル Pending JPH0474548A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
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