JPH0471341B2 - - Google Patents

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JPH0471341B2
JPH0471341B2 JP58115008A JP11500883A JPH0471341B2 JP H0471341 B2 JPH0471341 B2 JP H0471341B2 JP 58115008 A JP58115008 A JP 58115008A JP 11500883 A JP11500883 A JP 11500883A JP H0471341 B2 JPH0471341 B2 JP H0471341B2
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L27/00Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
    • H01L27/14Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation
    • H01L27/144Devices controlled by radiation
    • H01L27/146Imager structures
    • H01L27/148Charge coupled imagers
    • H01L27/14875Infrared CCD or CID imagers
    • H01L27/14881Infrared CCD or CID imagers of the hybrid type
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
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    • H01L27/14Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はアンチブルーミング効果を有する光電
装置に関する。更に詳細には、本発明は半導体基
板に集積された光電装置の技術に関する。
〔従来技術〕
これらの光電装置の欠点の1つはブルーミング
に対する抵抗力が小さいことにある。光電装置の
1点が余りに強く照射されると、この点に注入さ
れた電荷が光電装置中に分散することがあり、従
つてこれらの分散した電荷のために画像の欠損が
生ずる。
この欠点を解消するため、過剰な電荷を吸収す
るアンチブルーミング素子を用いることが知られ
ている。こうした素子では過剰照射された点の読
取信号はクリツピングされ、残りの部分を妨害す
ることがなくなる。しかしながら先行技術では光
電装置にアンチブルーミング素子を付加するのは
光電装置を著しく複雑な構造にする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、光電装置の基本設計を若干変更する
だけでアンチブルーミング効果を与える光電装置
に関する。
本発明によるならば、少なくとも1つの光電検
出素子を含む第1の基板部分と、 電荷蓄積期間の間、前記光電検出素子で発生し
た電荷を受けるために、各光電検出素子ごとに電
荷蓄積セルを有しており、該電荷蓄積セルが、前
記光電検出素子から供給される電荷の蓄積により
電位が低下するように前記光電検出素子に接続さ
れている、前記第1の基板部分から分離されてい
る第2の基板部分と、 前記第1の基板部分を第1のバイアス電位にバ
イアスするための第1バイアス手段と、 前記第2の基板部分を第2のバイアス電位にバ
イアスするための第2バイアス手段と、 各電荷蓄積セルを他の電荷蓄積セルから分離す
るために当該電荷蓄積セルを囲んでおり、前記電
荷蓄積期間の間、前記第1の基板部分の第1バイ
アス電位と当該電荷蓄積セルの表面電位との差が
前記光電検出素子の開回路電圧の値より大きくな
るような値の所定の表面電位を与える手段と を具備しており、過剰照射のときには、前記電荷
蓄積セルの電位低下は、前記光電検出素子の両端
間の電圧が前記開回路電圧に等しくなるレベルで
止まり、前記光電検出素子から電荷が更に供給さ
れることを禁止して、前記電荷蓄積セルの電位が
更に低下することを防止するように構成されたこ
とを特徴とするアンチブルーミング効果を有する
光電装置が提供される。
本発明を実施するには、光電検出素子を設けた
半導体基板と電荷蓄積セルを設けた半導体基板と
を、別々にバイアスできることが必要である。こ
れは、光電検出素子と電荷蓄積セルが2つの相違
する基板上に集積されている赤外線検出用の光電
装置の場合に特に肝要である。例えば、HgCdTe
が赤外線検出用の光電検出素子に使用され、又は
GaAs又はシリコン電荷蓄積セル及び電荷読取手
段に使用されている。
以下、本発明を2つの相違する基板を用いる赤
外線検出用の光電装置について説明するが、本発
明は任意の波長の照射線の検出用の光電装置にも
適用できることは勿論である。光電装置は単一の
半導体基板に集積した場合、例えば分離ボツクス
等を使用して基板の光電検出素子を保持する部分
及び電荷蓄積セルを保持する部分を別々にバイア
スできることが必要である。
本発明により信号の蓄積に際して完全なアンチ
ブルーミング効果が保証された。1つの電荷蓄積
セルから隣りの電荷蓄積セルへの電荷のオーバー
フローはない。本発明の他の態様では電荷読取手
段に対して完全なアンチブルーミング効果が保証
される。電荷読取手段の寸法を最大電荷量の関数
として決定することが可能である。この最大電荷
量は各電荷蓄積セルから転送しうる量である。
〔実施例〕
以下、本発明を添付の図面を参照して実施例に
より説明するが、これらの実施例は本発明を何ら
制限するものではない。
各図では説明を明確にするため、各要素の寸
法、形状を無視し、同一の要素は同一の参照番号
で示す。
第1a図は本発明の光電装置の1実施例の概略
図である。図中の光電検出素子1はフオトダイオ
ードである。本発明は如何なるタイプの赤外線検
出素子にも適用され、例えばゲート−絶縁体−半
導体の形式の光電検出素子にも適用可能である。
フオトダイオード1のアノードAはバイアス電
圧Vp2を受ける。カソードKは、波形の矢印で示
す検出すべき放射線によつてフオトダイオード1
内に生ずる電荷の蓄積用セルに接続線2によつて
接続される。
本発明の光電装置の1実施例の平面図である第
5図に示す如く、フオトダイオード1は半導体基
板3上に集積され、基板3と別個の基板4上に電
荷蓄積セル及び光電装置の残りの要素が集積され
る。半導体基板4はバイアス電圧Vp1を受ける。
本発明は少なくとも1つの光電検出素子1を含
む光電装置に関する。本発明の光電装置が複数の
光電検出素子1を含みうることは明らかである。
これらの光電検出素子は、第5図に示す如く、一
列に配列してもよく、或いはマトリツクス状に配
置してもよい。
各々の電荷蓄積セルは、第1a図に示す例で
は、半導体基板4、すなわちP形シリコン内に形
成されたN形領域(入力拡散層)で構成される。
このダイオード(入力拡散層)Dは、第1a図で
は、接続線2によつてフオトダイオード1のカソ
ードKに接続している。ゲートG1は、ゲートGc、
絶縁層及び基板からなる電荷蓄積コンデンサCか
らダイオード(入力拡散層)Dを分離している。
説明を簡単にするため第1a図では半導体基板4
の表面から各ゲートを分離する絶縁層は示されて
いない。ゲートG2は電荷読取手段から各コンデ
ンサCを分離している。電荷読取手段は、電荷蓄
積セルに接続されたパラレル入力と図示しない増
幅器に接続されたシリアル出力とを有する電荷転
送シフトレジスタRから構成することができる。
第5図に示すように、基板と同一のタイプであ
るが高濃度にドープされた分離拡散層5が各々縦
方向に電荷蓄積セルを形成している。これらの電
荷蓄積セルは、ダイオード(入力拡散層)Dに近
傍に位置し、ダイオード(入力拡散層)Dによつ
てゲートG1から分離されたゲートG0とゲートG2
とによつて横断方向に画成される。
レジスタRはマルチプレクサとして機能する。
従つて出力部の接続は単一であり、単一の増幅器
部のみが必要である。しかしながら、電荷移動シ
フトレジスタとは別のマルチプレクサを用いるこ
とも可能である。同様に、光電検出素子の数と同
一の増幅器部を有する電荷読取手段を用いること
も可能である。
本発明の光電装置を更に説明する。
第1b図及び第1c図は本発明の光電装置を組
込まれた基板3及び4の時刻t1及びt2における表
面電位を示す。第3図及び第4図は時刻t1及びt2
における光電装置の等価回路を示す。
第1b図では通常の照射時の状況、或いは過剰
照射があつたとしても蓄積時間の初期時刻におけ
る状況を示す。各電荷蓄積セルのダイオードD、
ゲートG1及びコンデンサCはMOSトランジスタ
Tを構成し、そのダイオードDはソースでコンデ
ンサCは誘導ドレインである。
ゲートGcに印加される直流電圧VcはゲートG1
に印加される直流電圧VG1より大きいで、MOS
トランジスタは飽和モードにバイアスされる。ダ
イオードD上の電荷のレベルはゲートG1下の一
定電位にされる。フオトダイオードのカソードK
は実質的に一定なバイアスを受け、照射により光
電検出素子内に発生する電荷は第1b図で略示す
るようにコンデンサC内に蓄積される。図中、斜
線部は基板4にくらべて少数のキヤリヤが存在す
ることを示す。
縦方向に電荷蓄積セルを形成する分離拡散層5
は基板4のバイアス電圧Vp1と実質的に等しい表
面電位を与える。
ゲートG0及びG2にバイアス電圧VG及びVG2
印加されるので、例えば、ゲート下の表面電位は
基板4のバイアス電圧VP1と実質的に等しくな
る。バイアス電圧は、電荷がダイオードDからコ
ンデンサCの方向にのみ転送するように決定され
る。
第1b図の左方から、フオトダイオード1のア
ノード及びカソードの電位が示される。アノード
はゼロボルトに近い一定の電位Vp2であり、カソ
ードはゲートG1で決められる正電位にある。
第3図は第1a図に示す光電装置の時刻t1にお
ける等価回路である。飽和状態のMOSトランジ
スタTを横断するフオトダイオード1の電流がコ
ンデンサCを充電する。
第2図は、アノードからカソードへの電流IAK
及びアノードとカソード間の電位差VK−VAの関
数としてフオトダイオードの特性a及びMOSト
ランジスタTの特性bを示すものである。これら
の1つの特性曲線の交叉点が光電装置の動作点
P0を与える。この動作点は、コンデンサが飽村
するまでP0に保持される。
第1c図は時刻t2における表面電位を示す。時
刻t2では電荷蓄積コンデンサCは飽和している。
このとき電荷は、電荷蓄積コンデンサばかりでな
く、ゲートG1の下、入力拡散層D、及びフオト
ダイオード1及び拡散層Dの接続線2上に蓄積さ
れる。電荷蓄積セルは飽和モードでトランジスタ
としては作動せず、コンデンサCsとして作動す
る。コンデンサCsは電荷蓄積コンデンサCのキ
ヤパシタンス、ゲートG1下のキヤパシタンス、
入力拡散層Dのキヤパシタンス、及びフオトダイ
オードと入力拡散層との間の接続線2のキヤパシ
タンスの総和である。第4図は、第1a図の光電
装置の時刻t2での等価回路である。フオトダイオ
ード1がコンデンサCsを充電している。
電荷蓄積コンデンサCが飽和し、電荷蓄積セル
がMOSトランジスタとして動作しなくなる時刻
から、動作点はフオトダイオードの特性aに移行
する。カソードのバイアス電圧VKがアノードの
バイアス電圧VAに等しいときはP1に位置してい
る。もし過剰照射が継続すると、動作点はP2
達し、動作点は固定され、電荷蓄積セル内の電荷
のレベルは不変となる。P2点において、フオト
ダイオードはその開回路電圧にバイアスされ、電
流を出力しない(IAK=0)。たとえフオトダイオ
ードが過剰照射され続けても電荷のレベルは電荷
蓄積セル内で固定されたままである。
従つて、信号蓄積時間中では完全なアンチブル
ーミング効果が得られる。過剰照射点の出力信号
のクリツピング(clipping)が起こるが、1つの
電荷蓄積セルから隣接するセルへの電荷のオーバ
ーフローが生じない。
第1c図の左方から示すように、時刻t2におい
て、カソードのバイアス電圧は、固定されている
アノードのバイアス電圧よりも低くなる。
アンチブルーミングが効果的であるためには、
例えばゲート又は分離拡散層の如く、少なくとも
電荷蓄積時間の間所定の表面電位を与える手段に
よつて各電荷蓄積セルが包囲されていることが必
要である。更に、過剰照射の場合は、各々の光電
検出素子がその開回路電圧にバイアスされて、電
荷蓄積セルの表面電位が所定の表面電位に到達す
るまで電流を供給しないようにバイアス電圧Vp1
とVp2が相違することも必要である。
第1図の実施例の如く、一般的に、所定の表面
電位は、電荷蓄積セルが集積されている基板4の
バイアス電圧Vp1に実質的に等しいように決定さ
れる。例えば第1図の例では、Vp2はゼロVに
Vp1はマイナス、例えば−3Vに選択される。従
つて、電荷蓄積セルは−3Vの電位の範囲に限定
され、このセル内の電荷のレベルは、フオトダイ
オードの開回路電圧、−10から−50mVにほぼ近
似できる−Vc0を越えることはない。
この場合、G0及びG2に、これらのゲートが例
えば−2V又は−1Vの表面電位を与えるようなバ
イアス電圧、且つすべての場合に−50mVより若
干低い電圧を印加することが可能である。所定の
表面電位は必ずしもVp1と等しくなくてもよい。
半導体基板では得られる表面電位はバイアス電
圧及び基板のタイプに従う。従つて、−3Vにバイ
アスされたP形基板の場合は−3V以下の表面電
位を得ることは不可能である。従つて、基板のバ
イアス電圧Vp1は基板3のバイアス電圧Vp2及び
光電検出素子の開回路電圧を考慮して決定しなけ
ればならない。所定の表面電位を基板4のバイア
ス電圧Vp1と実質的に等しいように決定すると、
電圧Vp1とVp2の差がVc0の絶対値より少なくと
も若干大きいことが必要である。
従つて、電荷蓄積期間の終わりに入力段階に存
在する電荷の量は完全に既知のものであり、電荷
蓄積セルに限定される。光電装置のバイアス電圧
とは独立して、この電荷量はフオトダイオードの
開回路電圧にのみ依存している。しかしながら、
この開回路電圧はフオトダイオードの照射に若干
依存し、問題なく増大することができる。
次に問題となるのは、電荷読取手段に対して完
全なアンチブルーミング効果を保証することであ
る。
第8a図に示すように、電荷蓄積期間の終わり
に電荷蓄積セルからレジスタRに、蓄積された電
荷を転送すると、ゲートG2の印加電圧VG2が増
大する。
電荷蓄積セル内の電荷のレベルは減少し、動作
点がP2からP0に移行し、フオトダイオードは給
電を再開する。供給される電子は電荷蓄積セルを
横断し、レジスタRに蓄積される。次いで、レジ
スタへの電荷転送中にフオトダイオードによつて
供給される電荷の量に従い、レジスタは飽和し、
その動作が妨害される。しかしながら、電荷蓄積
時間に比較すると電荷転送時間は短いことに留意
すべきである。
これを阻止するために、第8b図に示すように
ゲートG1の印加電圧を低くする。この減少は、
時刻t4でVG2が増大する前の時刻t3で行う。
第6d図及び第6e図は時刻t3及びt4における
基板内の表面電位をそれぞれ示す。時刻t3におい
ては入力拡散層DはゲートG1によつて電荷蓄積
コンデンサCから分離される。時刻t4において
は、ゲートG2によつてコンデンサCに蓄積され
た電荷がレジスタRに転送させられる。第6f図
の時刻t5において電圧VG2が低レベルとなる。第
6b図の時刻t6では電圧VG1が高レベルに戻り、
新たな電荷蓄積期間が開始する。
ゲートG1の印加電圧VG1は時刻t3からt5で、ゲ
ートG1が一定表面電位を与えてダイオードDか
ら電荷蓄積コンデンサCへの電荷の転送を阻止す
るように調節される。この表面電位は実施的に
Vp1と等しいように選択される。
シフトレジスタの寸法は、各電荷蓄積コンデン
サからの最大電荷量を受けることのできるよう決
定される。第6a図の実施例では、この電荷量は
光電検出素子がその開回路電圧にバイアスされる
前に各々の電荷蓄積コンデンサによつて蓄積でき
る最大電荷量と等しい。
第7a図〜第7e図は本発明の別の実施例に従
う光電装置の概略図と各時刻における基板の表面
電位の変化を示すダイヤグラムである。
第1a図及び第6a図に示す実施例と相違し
て、第7a図の実施例では入力拡散層Dとゲート
G1との間に補助ゲートG3を備えている。ゲート
G3は一定の表面電位を与え、フオトダイオード
1のカソードのバイアスを行う。
ゲートG1は、電荷蓄積期間中にゲートG3によ
る一定な表面電位よりも高い一定な値の表面電位
を与え、ゲートG3はそのゲートG1に続く。従つ
て、ゲートG1はフオトダイオードカソードKの
バイアスには関与しない。時刻t3〜t5までは、ゲ
ートG1の印加電圧VG1は減少し、G1は電荷転送
期間の間、入力拡散層Dを電荷蓄積コンデンサか
ら分離する。
ゲートG3によつて、過剰照射されないフオト
ダイオードの動作点P1を正確に固定することが
可能となる。従つて、フオトダイオードのカソー
ドをバイアスするゲートG3は常に一定電圧に保
持される。ゲートG3の電圧は、ゲートG1の印加
電圧であるパルス電圧よりも正確に保持するのが
容易である。更に、ゲートG3は、入力拡散層D
をゲートG1に印加されるパルスによつて生ずる
干渉から保護するシールドとしても機能する。
従つて、電荷読取手段で完全なアンチブルーミ
ング効果を得るには、電荷蓄積セルの各々が、一
方でフオトダイオードのバイアスに関与し、他方
で各電荷蓄積期間の終わりに電荷のダイオードD
からの転送を阻止する手段を備えていることが必
要である。
第6a図及び第7a図は、上記手段がゲート
G1またはゲートG3とG1によつてそれぞれ構成さ
れている本発明の実施例を示す。
以上の実施例はフオトダイオードが共通アノー
ドを有する場合についてのものであるが、本発明
は共通カソードを有するフオトダイオードにも適
用可能である。同様に、電荷蓄積セルを形成する
基板4、更には場合によつて電荷読取手段はP形
又はN形のいずれでもよい。フオトダイオードが
共通アノードを有する場合には基板はP形であ
り、フオトダイオードが共通カソードを有する場
合には基板はN形である。ゲートG0は分離拡散
層と置換えてもよく、分離拡散層5はゲートと置
換えてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1a図は本発明の光電装置の1実施例の概略
図であり、第1b図及び第1c図はそれぞれ時間
t1及びt2における本発明の光電装置の集積した基
板の表面電位を示すダイヤグラムである。第2図
は電荷蓄積セルの一部を形成するフオトダイオー
ドとMOSトランジスタの特性を示す。第3図及
び第4図はそれぞれ第1a図の光電装置の等価回
路である。第5図は本発明の光電装置の別の実施
例の平面図である。第6a〜第6f図及び第7a
〜第7e図はそれぞれ本発明の光電装置の別の2
つの実施例の概略図と、基板の表面電位の時間経
過後の変化を示すダイヤグラムである。第8a及
び第8b図は第6a図及び第7a図に示す光電装
置に印加するクロツク信号をそれぞれ示す。 (主な参照番号)、1……光電検出素子(フオ
トダイオード)、2……接続線、3,4……半導
体基板、5……分離拡散層、A……フオトダイオ
ードのアノード、K……フオトダイオードのカソ
ード、D……ダイオード、C……コンデンサ、
G0,G1,G2,Gc……ゲート。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 少なくとも1つの光電検出素子1を含む第1
    の基板部分3と、 電荷蓄積期間の間、前記光電検出素子で発生し
    た電荷を受けるために、各光電検出素子ごとに電
    荷蓄積セルを有しており、該電荷蓄積セルが、前
    記光電検出素子から供給される電荷の蓄積により
    電位が低下するように前記光電検出素子に接続さ
    れている、前記第1の基板部分から分離されてい
    る第2の基板部分4と、 前記第1の基板部分を第1バイアス電位Vp2
    バイアスするための第1バイアス手段と、 前記第2の基板部分を第2のバイアス電位Vp1
    にバイアスするための第2バイアス手段と、 各電荷蓄積セルを他の電荷蓄積セルから分離す
    るために当該電荷蓄積セルを囲んでおり、前記電
    荷蓄積期間の間に、前記第1の基板部分の第1バ
    イアス電位Vp2と当該電荷蓄積セルの表面電位と
    の差が前記光電検出素子の開回路電圧Vc0の値よ
    り大きくなるような値の所定の表面電位を与える
    手段5,G0,G2と を具備しており、過剰照射のときには、前記電荷
    蓄積セルの電位低下は、前記光電検出素子の両端
    間の電圧が前記開回路電圧に等しくなるレベルで
    止まり、前記光電検出素子から電荷が更に供給さ
    れることを禁止して、前記電荷蓄積セルの電位が
    更に低下することを防止するように構成されたこ
    とを特徴とするアンチブルーミング効果を有する
    光電装置。 2 上記所定の表面電位は、各電荷蓄積セルが集
    積されている前記第2の基板部分の第2のバイア
    ス電位Vp1に実質的に等しいことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項に記載の光電装置。 3 上記電荷蓄積セルの各々は、上記光電検出素
    子に接続されたダイオードDと、電荷蓄積コンデ
    ンサCと、上記光電検出素子のバイアスに寄与す
    る第1手段G1,G3とを有しており、上記表面電
    位を与える手段は、上記電荷蓄積コンデンサと電
    荷読取手段との間に配置され、上記電荷蓄積時間
    中は上記所定の表面電位に等しい表面電位を与
    え、且つ上記電荷集積時間の終わりに電荷を上記
    電荷読取手段に転送するような表面電位を与える
    第2手段G2を有していることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項に記載の光電装置。 4 上記電荷読取手段は、上記電荷蓄積コンデン
    サからの最大電荷量を受けることができる寸法で
    あることを特徴とする特許請求の範囲第3項に記
    載の光電装置。 5 上記ダイオードDと上記第1手段のゲート
    G1,G3と上記電荷蓄積コンデンサCとで構成さ
    れるMOSトランジスタが、過剰照射のときに飽
    和状態を解消する前に飽和状態にバイアスされる
    ような表面電位を与える少なくとも1つのゲート
    を、上記表面電位を与える手段が有することを特
    徴とする特許請求の範囲第3項または第4項に記
    載の光電装置。 6 上記第1手段は、上記ダイオードDと上記電
    荷蓄積コンデンサCとの間に配置された第1ゲー
    トG1から構成され、上記第1ゲートは一定な表
    面電位を常時与えることを特徴とする特許請求の
    範囲第3項に記載の光電装置。 7 上記第1手段は、上記ダイオードDと上記電
    荷蓄積コンデンサCとの間に配置された第1ゲー
    トG1から構成され、上記第1ゲートは、電荷蓄
    積期間中は上記光電検出素子のバイアスに寄与す
    る第1の一定な表面電位を与え、電荷蓄積期間の
    終わりには上記ダイオードDから上記電荷蓄積コ
    ンデンサCへの電荷の転送を阻止する第2の一定
    な表面電位を与えることを特徴とする特許請求の
    範囲第4項に記載の光電装置。 8 上記第1手段は、上記ダイオードDと上記電
    荷蓄積コンデンサCとの間に配置された第1ゲー
    トG1を有し、該第1ゲートは、電荷蓄積期間中
    は上記光電検出素子のバイアスに寄与する第1の
    一定な表面電位を与え、電荷蓄積期間の終わりに
    は上記ダイオードDから上記電荷蓄積コンデンサ
    Cへの電荷の転送を阻止する第2の一定な表面電
    位を与え、更に、上記第1手段は、上記ダイオー
    ドDと上記電荷蓄積コンデンサCとの間におい
    て、上記第1ゲートに続いて配置された第3ゲー
    トG3を備え、上記第3ゲートは、一定の表面電
    位を与えて上記光電検出素子のバイアスに寄与し
    ていることを特徴とする特許請求の範囲第4項に
    記載の光電装置。 9 上記第1ゲートG1によつて与えられる上記
    第2の一定表面電位は、上記第2のバイアス電位
    Vp1と実質的に等しいことを特徴とする特許請求
    の範囲第7項または第8項に記載の光電装置。 10 上記第2手段は第2ゲートG2によつて構
    成されていることを特徴とする特許請求の範囲第
    3項に記載の光電装置。 11 上記表面電位を与える手段は、第2ゲート
    G2と、ゲートG0及び/又は上記基板と同一の導
    電型の分離拡散層5とで形成されていることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項に記載の光電装
    置。 12 上記電荷読取手段は、上記電荷蓄積セルに
    接続されたパラレル入力と、増幅器に接続された
    シリアル出力とを有する電荷転送シフトレジスタ
    から構成されることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項から第11項までいずれか1項に記載の光
    電装置。 13 上記光電検出素子は、ゲート−絶縁層−半
    導体形式の光電検出素子であることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項から第12項までのいずれ
    か1項に記載の光電装置。 14 上記光電装置全体が同一の半導体基板上に
    集積されていることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項から第12項までのいずれか1項に記載の
    光電装置。 15 上記光電検出素子は赤外線検出素子であ
    り、上記電荷蓄積セルが集積されている基板とは
    別個の基板上に集積されていることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項から第13項までのいずれ
    か1項に記載の光電装置。 16 上記光電検出素子はフオトダイオードであ
    り、各光電検出素子ルは、過剰照射の場合、その
    開回路電圧にバイアスされることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項から第15項までのいずれか
    1項に記載の光電装置。
JP58115008A 1982-06-25 1983-06-25 アンチブルーミング効果を有する光電装置 Granted JPS5910269A (ja)

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FR8211205A FR2529388B1 (fr) 1982-06-25 1982-06-25 Dispositif photosensible assurant un effet anti-eblouissement
FR8211205 1982-06-25

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JPS5910269A JPS5910269A (ja) 1984-01-19
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EP0098191B1 (fr) 1986-07-30
FR2529388A1 (fr) 1983-12-30
JPS5910269A (ja) 1984-01-19
US4758741A (en) 1988-07-19
FR2529388B1 (fr) 1985-06-07
DE3364935D1 (en) 1986-09-04
EP0098191A1 (fr) 1984-01-11

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