JPH0471291B2 - - Google Patents
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- JPH0471291B2 JPH0471291B2 JP13091984A JP13091984A JPH0471291B2 JP H0471291 B2 JPH0471291 B2 JP H0471291B2 JP 13091984 A JP13091984 A JP 13091984A JP 13091984 A JP13091984 A JP 13091984A JP H0471291 B2 JPH0471291 B2 JP H0471291B2
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- lead rod
- coefficient
- glass plate
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J9/00—Apparatus or processes specially adapted for the manufacture, installation, removal, maintenance of electric discharge tubes, discharge lamps, or parts thereof; Recovery of material from discharge tubes or lamps
- H01J9/24—Manufacture or joining of vessels, leading-in conductors or bases
- H01J9/32—Sealing leading-in conductors
- H01J9/323—Sealing leading-in conductors into a discharge lamp or a gas-filled discharge device
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は水銀灯などの低圧放電灯特に放電電流
が1A以下で点灯される低圧放電灯の製造方法に
関するものである。
が1A以下で点灯される低圧放電灯の製造方法に
関するものである。
放電灯例えば水銀灯は、一般にこれにより放射
される紫外線を利用する分野、例えば光化学産業
分野、半導体製造分野、その他の分野で広く用い
られている。
される紫外線を利用する分野、例えば光化学産業
分野、半導体製造分野、その他の分野で広く用い
られている。
従来の水銀灯の一例においては第2図に示すよ
うに、石英ガラス管1の端部11に気密に接続さ
れた端部ステム2は、例えばタングステン製のリ
ード棒21A,21Bと、このリード棒21A,
21Bの各中央部が埋設固定されるように気密に
溶着された柱状の封着ガラス部22と、この封着
ガラス部22に順次気密に溶着して段継ぎされた
円管状の第1のガラス部23、円管状の第2のガ
ラス部24、円管状の第3のガラス部25、円管
の端部が鍔状に拡開された第4のガラス部26と
により構成され、この第4のガラス部26の鍔状
の端部外縁を石英ガラス管1の端部11に気密に
溶着することにより端部ステム2が石英ガラス管
1に接続されている。3A,3Bはそれぞれリー
ド棒21A,21Bの一端に溶接された内部リー
ドであり、この内部リード3A,3Bの先端部間
には電子放射用のフイラメント4が固設されてい
る。5A,5Bはそれぞれリード棒21A,21
Bの他端に溶接された外部リードである。
うに、石英ガラス管1の端部11に気密に接続さ
れた端部ステム2は、例えばタングステン製のリ
ード棒21A,21Bと、このリード棒21A,
21Bの各中央部が埋設固定されるように気密に
溶着された柱状の封着ガラス部22と、この封着
ガラス部22に順次気密に溶着して段継ぎされた
円管状の第1のガラス部23、円管状の第2のガ
ラス部24、円管状の第3のガラス部25、円管
の端部が鍔状に拡開された第4のガラス部26と
により構成され、この第4のガラス部26の鍔状
の端部外縁を石英ガラス管1の端部11に気密に
溶着することにより端部ステム2が石英ガラス管
1に接続されている。3A,3Bはそれぞれリー
ド棒21A,21Bの一端に溶接された内部リー
ドであり、この内部リード3A,3Bの先端部間
には電子放射用のフイラメント4が固設されてい
る。5A,5Bはそれぞれリード棒21A,21
Bの他端に溶接された外部リードである。
前記封着ガラス部22は、リード棒21A,2
1Bの熱膨張率にほぼ一致したガラス材料により
形成され、第1のガラス部23、第2のガラス部
24、第3のガラス部25、第4のガラス部26
は、各々の熱膨張率が順次石英ガラス管の熱膨張
率に近くなるよう各々の材質が選択される。
1Bの熱膨張率にほぼ一致したガラス材料により
形成され、第1のガラス部23、第2のガラス部
24、第3のガラス部25、第4のガラス部26
は、各々の熱膨張率が順次石英ガラス管の熱膨張
率に近くなるよう各々の材質が選択される。
このように端部ステム2においてガラス部を多
段に亘つて段継ぎするのは、互に接続された材質
間の熱膨張率の急激な変化を回避するためであ
り、このように熱膨張率の変化を緩やかなものと
することにより、点灯時の熱応力に起因するクラ
ツクの発生が防止される。
段に亘つて段継ぎするのは、互に接続された材質
間の熱膨張率の急激な変化を回避するためであ
り、このように熱膨張率の変化を緩やかなものと
することにより、点灯時の熱応力に起因するクラ
ツクの発生が防止される。
しかしながら、このような構成の端部ステム2
の製造においては、第1のガラス部23から第4
のガラス部26に至るまで数度に亘る接続工程を
必要とし、しかもこのような段継ぎは機械的に行
なうことが困難であることから、通常は手作業に
よつて行なわれており、このため接続工程におい
て相当に熟練された技能を必要とし、結局、放電
灯の製造に相当の手間を要し、製造コストが高く
なる問題点がある。そのうえ、段継ぎ構造の端部
ステムを用いる場合においては、石英ガラス管1
の端面から石英ガラス管1内に突出する部分の長
さLが不可避的に大きくなるため、放電灯全体の
長さを小さくして小型化を図ることに限界がある
問題点がある。
の製造においては、第1のガラス部23から第4
のガラス部26に至るまで数度に亘る接続工程を
必要とし、しかもこのような段継ぎは機械的に行
なうことが困難であることから、通常は手作業に
よつて行なわれており、このため接続工程におい
て相当に熟練された技能を必要とし、結局、放電
灯の製造に相当の手間を要し、製造コストが高く
なる問題点がある。そのうえ、段継ぎ構造の端部
ステムを用いる場合においては、石英ガラス管1
の端面から石英ガラス管1内に突出する部分の長
さLが不可避的に大きくなるため、放電灯全体の
長さを小さくして小型化を図ることに限界がある
問題点がある。
特に、放電電流が1A以下で点灯される低圧放
電灯においては、消費電力が小さいという特長を
有しているが、端部ステムを上記のような方法に
より製造する場合には、上述の問題点が著しく大
きなものとなり、結局製造コストが著しく高くな
り、しかも消費電力が小さい割に十分な小型化が
困難である。
電灯においては、消費電力が小さいという特長を
有しているが、端部ステムを上記のような方法に
より製造する場合には、上述の問題点が著しく大
きなものとなり、結局製造コストが著しく高くな
り、しかも消費電力が小さい割に十分な小型化が
困難である。
本発明は、以上の如き事情に基いてなされたも
のであつて、その目的は、製造が簡単であつて製
造コストの低減化を達成することができ、しかも
小型化を達成することができる新規な低圧放電灯
の製造方法を提供することにある。
のであつて、その目的は、製造が簡単であつて製
造コストの低減化を達成することができ、しかも
小型化を達成することができる新規な低圧放電灯
の製造方法を提供することにある。
以上の目的は、放電電流が1A以下で点灯され
る低圧放電灯の製造方法であつて、リード棒を保
持し、当該リード棒の方向に沿つて互に接近する
プレス成形具の押圧部間に配置されたガラス材料
を加熱しながら前記プレス成形具により加圧する
ことにより、板状に成形されたガラス板部及びこ
のガラス板部を気密に貫通して伸びるリード棒を
有する端部ステムを形成し、この端部ステムにお
けるガラス板部を石英ガラス管の端部に気密に溶
着して当該端部ステムを石英ガラス管に接続する
工程を含み、前記端部ステムにおけるガラス板部
はその熱膨張率が石英ガラスの熱膨張率と前記リ
ード棒の熱膨張率との中間の値であることを特徴
とする低圧放電灯の製造方法によつて達成され
る。
る低圧放電灯の製造方法であつて、リード棒を保
持し、当該リード棒の方向に沿つて互に接近する
プレス成形具の押圧部間に配置されたガラス材料
を加熱しながら前記プレス成形具により加圧する
ことにより、板状に成形されたガラス板部及びこ
のガラス板部を気密に貫通して伸びるリード棒を
有する端部ステムを形成し、この端部ステムにお
けるガラス板部を石英ガラス管の端部に気密に溶
着して当該端部ステムを石英ガラス管に接続する
工程を含み、前記端部ステムにおけるガラス板部
はその熱膨張率が石英ガラスの熱膨張率と前記リ
ード棒の熱膨張率との中間の値であることを特徴
とする低圧放電灯の製造方法によつて達成され
る。
以下図面を参照しながら本発明方法を詳細に説
明する。
明する。
本発明の一実施例においては、第1図に示すよ
うに、例えば外径が約0.5〜2.0mmのタングステン
製のリード棒61A,61Bの各々を、プレス成
形具7の下部押圧部71に設けた保持孔72A,
72B内に垂立せしめしかもほぼその中央から上
方部分が露出する状態で保持せしめる。
うに、例えば外径が約0.5〜2.0mmのタングステン
製のリード棒61A,61Bの各々を、プレス成
形具7の下部押圧部71に設けた保持孔72A,
72B内に垂立せしめしかもほぼその中央から上
方部分が露出する状態で保持せしめる。
前記下部押圧部71の上部に設け、内径が後述
する石英ガラス管9の管径に適合する円筒形のガ
ラス材料受容部73内に、石英ガラス管の熱膨張
率(約5×10-7〜6×10-7)と前記リード棒61
A,61この熱膨張率(約40×10-7)との中間の
熱膨張率を有するガラス材料8例えばGE社製ガ
ラスNo.1(熱膨張率:約13×10-7)を収容する。
する石英ガラス管9の管径に適合する円筒形のガ
ラス材料受容部73内に、石英ガラス管の熱膨張
率(約5×10-7〜6×10-7)と前記リード棒61
A,61この熱膨張率(約40×10-7)との中間の
熱膨張率を有するガラス材料8例えばGE社製ガ
ラスNo.1(熱膨張率:約13×10-7)を収容する。
そして、プレス成形具7の外匣74の外周に巻
回して設けた高周波加熱コイル75によりガラス
材料8を高周波加熱して溶融せしめると共に外匣
74の下方のガス導入口76から不活性ガスを外
匣74内に充填しながら、上部押圧部77の受容
孔78A,78B内にそれぞれリード棒61A,
61Bの露出部分が受容されながら下部押圧部7
1に接近するよう上部押圧部77を下方に移動せ
しめ、これら上部押圧部77と下部押圧部71と
の間で溶融状態のガラス材料8を加圧しその後冷
却することにより、第3図に示すように、円形板
状に成形されたガラス板部62と、このガラス板
部62を気密に貫通して伸びるリード棒61A,
61Bとを有する端部ステム6を形成する。
回して設けた高周波加熱コイル75によりガラス
材料8を高周波加熱して溶融せしめると共に外匣
74の下方のガス導入口76から不活性ガスを外
匣74内に充填しながら、上部押圧部77の受容
孔78A,78B内にそれぞれリード棒61A,
61Bの露出部分が受容されながら下部押圧部7
1に接近するよう上部押圧部77を下方に移動せ
しめ、これら上部押圧部77と下部押圧部71と
の間で溶融状態のガラス材料8を加圧しその後冷
却することにより、第3図に示すように、円形板
状に成形されたガラス板部62と、このガラス板
部62を気密に貫通して伸びるリード棒61A,
61Bとを有する端部ステム6を形成する。
この端部ステム6の形成において、上部押圧部
77の受容孔78A,78Bの下端及び下部押圧
部71の保持孔72A,72Bの上端に穴径が若
干大きくなる拡開部79を設けておくことによ
り、第3図に示したように、ガラス板部62にお
けるリード棒61A,61Bとの溶着部分が若干
膨出した形状となり、ガラス板部62とリード棒
61A,61Bとの接触面積が増大して溶着強度
が大きくなる。
77の受容孔78A,78Bの下端及び下部押圧
部71の保持孔72A,72Bの上端に穴径が若
干大きくなる拡開部79を設けておくことによ
り、第3図に示したように、ガラス板部62にお
けるリード棒61A,61Bとの溶着部分が若干
膨出した形状となり、ガラス板部62とリード棒
61A,61Bとの接触面積が増大して溶着強度
が大きくなる。
前記端部ステム6においては、例えばニツケル
製の内部リード63A,63Bをそれぞれリード
棒61A,61Bの一端側に接続すると共に、リ
ード棒61A,61Bの他端側にはそれぞれ例え
ばニツケル製の外部リード64A,64Bを接続
する。内部リード63A,63Bの先端部間には
フイラメント65を接続する。
製の内部リード63A,63Bをそれぞれリード
棒61A,61Bの一端側に接続すると共に、リ
ード棒61A,61Bの他端側にはそれぞれ例え
ばニツケル製の外部リード64A,64Bを接続
する。内部リード63A,63Bの先端部間には
フイラメント65を接続する。
このようにして得られる端部ステム6を、第4
図に示すように、フイラメント65が石英ガラス
管9内に位置されるよう石英ガラス管9の一方の
端部91Aに気密に接続する。即ち端部ステム6
のガラス板部62の例えば縁部621を石英ガラ
ス管9の一方の端部61Aの例えば開口縁部91
1Aに、加熱しながら気密に溶着する。石英ガラ
ス管9の他方の端部91Bにおいても既述と同様
にして製造した端部ステム6′を用い、上述と同
様にして端部ステム6′を端部91Bに接続して、
封体10を形成する。
図に示すように、フイラメント65が石英ガラス
管9内に位置されるよう石英ガラス管9の一方の
端部91Aに気密に接続する。即ち端部ステム6
のガラス板部62の例えば縁部621を石英ガラ
ス管9の一方の端部61Aの例えば開口縁部91
1Aに、加熱しながら気密に溶着する。石英ガラ
ス管9の他方の端部91Bにおいても既述と同様
にして製造した端部ステム6′を用い、上述と同
様にして端部ステム6′を端部91Bに接続して、
封体10を形成する。
封体10内には、例えば水銀、不活性ガスなど
を封入する。これらの封入量は、点灯時(温度約
40〜60℃)において封体10内の圧力が約20トー
ル以下となるような量とする。
を封入する。これらの封入量は、点灯時(温度約
40〜60℃)において封体10内の圧力が約20トー
ル以下となるような量とする。
以上の実施例の説明から理解されるように本発
明方法によれば、次のような作用効果が奏され
る。
明方法によれば、次のような作用効果が奏され
る。
(1) プレス成形具の押圧部間、即ち上部押圧部と
下部押圧部との間に、リード棒を保持すると共
にガラス材料を配置して、当該ガラス材料を加
熱しながら上部押圧部と下部押圧部とをリード
棒の方向に沿つて互に接近するよう移動せしめ
て加圧することにより、板状に成形されたガラ
ス板部とこのガラス板部を気密に貫通して伸び
るリード棒とを有する端部ステムを形成するた
め、換言すればリード棒及びガラス材料をプレ
ス成形具にセツトし、ガラス材料を加熱しなが
ら加圧するという極めて簡単な方法でありなが
ら端部ステムの形成を確実に行なうことができ
る。
下部押圧部との間に、リード棒を保持すると共
にガラス材料を配置して、当該ガラス材料を加
熱しながら上部押圧部と下部押圧部とをリード
棒の方向に沿つて互に接近するよう移動せしめ
て加圧することにより、板状に成形されたガラ
ス板部とこのガラス板部を気密に貫通して伸び
るリード棒とを有する端部ステムを形成するた
め、換言すればリード棒及びガラス材料をプレ
ス成形具にセツトし、ガラス材料を加熱しなが
ら加圧するという極めて簡単な方法でありなが
ら端部ステムの形成を確実に行なうことができ
る。
しかもプレス成形具という機械的手段により
自動的に作業を行なうことができるため、作業
者に特に熟練された技能が要求されず、そのう
え寸法精度の高い規格化された端部ステムを迅
速に形成することができ、この結果製造コスト
の低減化、生産ラインの高速化を容易に達成す
ることができる。
自動的に作業を行なうことができるため、作業
者に特に熟練された技能が要求されず、そのう
え寸法精度の高い規格化された端部ステムを迅
速に形成することができ、この結果製造コスト
の低減化、生産ラインの高速化を容易に達成す
ることができる。
(2) そして、端部ステムにおけるガラス板部の
材質として、その熱膨張率が石英ガラス管とリ
ード棒との中間の値となるガラス材料を用いる
こと、放電電流が1A以下で点灯される低圧
放電灯であるため、リード棒の外径を非常に小
さくすることができ、しかも点灯時において
は、リード棒、ガラス板部、石英ガラス管の温
度上昇が小さいこと、の理由から低圧放電灯の
点灯時においては、リード棒とガラス板部間及
びガラス板部と石英ガラス管間に発生する熱応
力が極めて小さく、このため、従来の段継ぎ構
造のものに比べればリード棒からガラス板部、
石英ガラス管に至るまでの熱膨張率の段差が大
きくはなるもののこのことに起因してクラツク
が発生することがなく、結局温度耐久性が何ら
減少することのない低圧放電灯を製造すること
ができる。
材質として、その熱膨張率が石英ガラス管とリ
ード棒との中間の値となるガラス材料を用いる
こと、放電電流が1A以下で点灯される低圧
放電灯であるため、リード棒の外径を非常に小
さくすることができ、しかも点灯時において
は、リード棒、ガラス板部、石英ガラス管の温
度上昇が小さいこと、の理由から低圧放電灯の
点灯時においては、リード棒とガラス板部間及
びガラス板部と石英ガラス管間に発生する熱応
力が極めて小さく、このため、従来の段継ぎ構
造のものに比べればリード棒からガラス板部、
石英ガラス管に至るまでの熱膨張率の段差が大
きくはなるもののこのことに起因してクラツク
が発生することがなく、結局温度耐久性が何ら
減少することのない低圧放電灯を製造すること
ができる。
(3) そして、端部ステムは平坦なガラス板部にリ
ード棒が気密に貫通した形状であり、しかもガ
ラス板部を石英ガラス管の端部開口を塞ぐよう
接続するので、端部ステムの石英ガラス管内に
突出する長さはガラス板部からフイラメントに
至る部分までの長さとなつて従来の段継ぎ構造
の場合に比して大幅に短くなり、この結果発光
長即ち1対のフイラメント間の距離を固定した
ときに、放電灯の全長を従来の段継ぎ構造を採
用した場合に比べて相当に短くすることがで
き、結局放電灯の小型化を十分に達成すること
が可能となる。
ード棒が気密に貫通した形状であり、しかもガ
ラス板部を石英ガラス管の端部開口を塞ぐよう
接続するので、端部ステムの石英ガラス管内に
突出する長さはガラス板部からフイラメントに
至る部分までの長さとなつて従来の段継ぎ構造
の場合に比して大幅に短くなり、この結果発光
長即ち1対のフイラメント間の距離を固定した
ときに、放電灯の全長を従来の段継ぎ構造を採
用した場合に比べて相当に短くすることがで
き、結局放電灯の小型化を十分に達成すること
が可能となる。
本発明においては、以上の実施例に限定され
ず、種々変更が可能である。即ち、 (イ) プレス成形具の具体的形状は、製造すべき端
部ステムの大きさに基いて適宜定めればよい。
ず、種々変更が可能である。即ち、 (イ) プレス成形具の具体的形状は、製造すべき端
部ステムの大きさに基いて適宜定めればよい。
(ロ) プレス成形具において加熱手段は高周波加熱
以外の他の手段を用いてもよい。
以外の他の手段を用いてもよい。
(ハ) 端部ステムのガラス板部の熱膨張率は石英ガ
ラス管の熱膨張率とリード棒の熱膨張率との中
間の値であればよく、この条件を満足するガラ
ス材料を適宜選択すればよい。
ラス管の熱膨張率とリード棒の熱膨張率との中
間の値であればよく、この条件を満足するガラ
ス材料を適宜選択すればよい。
(ニ) そして本発明は蛍光灯を製造する場合にも適
用することができ、この場合は石英ガラス管の
内面に蛍光膜を形成すればよい。
用することができ、この場合は石英ガラス管の
内面に蛍光膜を形成すればよい。
以上詳細に説明したように、本発明によれば、
製造が簡単であつて製造コストの低減化を達成す
ることができ、しかも小型化を達成することがで
きる新規な低圧放電灯の製造方法を提供すること
ができる。
製造が簡単であつて製造コストの低減化を達成す
ることができ、しかも小型化を達成することがで
きる新規な低圧放電灯の製造方法を提供すること
ができる。
第1図は本発明の一実施例の要部を説明するた
めの説明図、第2図は従来の方法により形成され
た水銀灯の端部ステムの一例を示す説明図、第3
図は本発明方法を用いて形成された端部ステムの
一例を示す説明図、第4図は本発明方法を用いて
製造された低圧放電灯の一例の概略を示す説明図
である。 1……石英ガラス管、11……端部、2……端
部ステム、21A,21B……リード棒、22…
…封着ガラス部、23,24,25,26……ガ
ラス部、3A,3B……内部リード、4……フイ
ラメント、5A,5B……外部リード、61A,
61B……リード棒、7……プレス成形具、71
……下部押圧部、72A,72B……保持孔、9
……石英ガラス管、73……受容部、8……ガラ
ス材料、74……外匣、75……高周波加熱コイ
ル、76……ガス導入口、77……上部押圧部、
78A,78B……受容孔、62……ガラス板
部、6……端部ステム、63A,63B……内部
リード、64A,64B……外部リード、65…
…フイラメント、91A……端部、621……縁
部、911A……開口縁部、91B……端部、
6′……端部ステム、10……封体。
めの説明図、第2図は従来の方法により形成され
た水銀灯の端部ステムの一例を示す説明図、第3
図は本発明方法を用いて形成された端部ステムの
一例を示す説明図、第4図は本発明方法を用いて
製造された低圧放電灯の一例の概略を示す説明図
である。 1……石英ガラス管、11……端部、2……端
部ステム、21A,21B……リード棒、22…
…封着ガラス部、23,24,25,26……ガ
ラス部、3A,3B……内部リード、4……フイ
ラメント、5A,5B……外部リード、61A,
61B……リード棒、7……プレス成形具、71
……下部押圧部、72A,72B……保持孔、9
……石英ガラス管、73……受容部、8……ガラ
ス材料、74……外匣、75……高周波加熱コイ
ル、76……ガス導入口、77……上部押圧部、
78A,78B……受容孔、62……ガラス板
部、6……端部ステム、63A,63B……内部
リード、64A,64B……外部リード、65…
…フイラメント、91A……端部、621……縁
部、911A……開口縁部、91B……端部、
6′……端部ステム、10……封体。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 放電電流が1A以下で点灯される低圧放電灯
の製造方法であつて、 リード棒を保持し、当該リード棒の方向に沿つ
て互に接近するプレス成形具の押圧部間に配置さ
れたガラス材料を加熱しながら前記プレス成形具
により加圧することにより、板状に成形されたガ
ラス板部及びこのガラス板部を気密に貫通して伸
びるリード棒を有する端部ステムを形成し、この
端部ステムにおけるガラス板部を石英ガラス管の
端部に気密に溶着して当該端部ステムを石英ガラ
ス管に接続する工程を含み、 前記端部ステムにおけるガラス板部はその熱膨
張率が石英ガラスの熱膨張率と前記リード棒の熱
膨張率との中間の値であることを特徴とする低圧
放電灯の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13091984A JPS6110830A (ja) | 1984-06-27 | 1984-06-27 | 低圧放電灯の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13091984A JPS6110830A (ja) | 1984-06-27 | 1984-06-27 | 低圧放電灯の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6110830A JPS6110830A (ja) | 1986-01-18 |
JPH0471291B2 true JPH0471291B2 (ja) | 1992-11-13 |
Family
ID=15045801
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13091984A Granted JPS6110830A (ja) | 1984-06-27 | 1984-06-27 | 低圧放電灯の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6110830A (ja) |
-
1984
- 1984-06-27 JP JP13091984A patent/JPS6110830A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6110830A (ja) | 1986-01-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |