JPH0470238B2 - - Google Patents

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JPH0470238B2
JPH0470238B2 JP26703888A JP26703888A JPH0470238B2 JP H0470238 B2 JPH0470238 B2 JP H0470238B2 JP 26703888 A JP26703888 A JP 26703888A JP 26703888 A JP26703888 A JP 26703888A JP H0470238 B2 JPH0470238 B2 JP H0470238B2
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Japan
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rope
drum
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winch
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JP26703888A
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Masayoshi Takayama
Hiroyuki Endo
Hideaki Kataoka
Takeshi Saito
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Sato Kensetsu Kogyo Co Ltd
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Sato Kensetsu Kogyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は鉄塔等の高所に取付けて使用するのに
適したワイヤ繰出及び尻手取装置付小型油圧ウイ
ンチに関する。
<従来の技術> 従来の野外用ウインチは基台上に原動機、ウイ
ンチ、巻掛けドラム(キヤプスタン)等を取付け
るのが一般で、当然、地上又は床上に据えてオペ
レータが操作するものであつた。
近年まで、けん引または吊上げ吊下しの際、ウ
インチの後方へ出たワイヤロープ(尻手)をオペ
レータが引いていなければならなかつたが、本出
願人の一部が特開昭62−4196号公報で提案した尻
手取り装置を付けることにより、危険な尻手取り
作業が不要になつた。基台上に新たに尻手取り装
置が加わると、全体としてやゝ大きくなるが、地
上に置いて作業するので支障はなかつた。
電力送電線工事のため、鉄塔上で送電線をけん
引したり、器材を吊上げ吊下ろしする場合は、鉄
塔上にワイヤロープ用滑車を付け、地上のウイン
チでワイヤロープを引いたり戻したりしている。
<発明が解決しようとする課題> 例えば80mの高さの鉄塔に電力送電線を張設す
る場合、鉄塔の張設位置へ送電線を引きよせるた
め、送電線にワイヤロープの先端を取付け、この
ワイヤロープを滑車経由で、地上のウインチによ
りけん引している。従つてウインチのオペレータ
は、はるか高所の作業者と有線電話又は、手の合
図で連絡をとりながらウインチ操作をしている
が、連絡の不徹底等のため高所作業者の生命に
かゝわる事もある危険を伴つていた。
このような危険と非能率を無くすため、本発明
者は、従来の常識である、ウインチは地上に据え
るもの、という固定概念を破り、ウインチそのも
のを鉄塔などの高所の足場に取付ける発想を得
た。
しかし、これには難問があつた。それはワイヤ
ロープを巻掛けドラムに巻込む場合はよいが、無
負荷で巻戻すと巻掛けドラムに巻かれたワイヤロ
ープがゆるんでふくらみ、繰出せなくなるだけで
なく、ドラム上のワイヤロープが乱巻きになり、
次に巻込む際、一々ドラムに巻直さねばならなか
つた。そのため地上ではロープ繰出しのつど、人
手でもつてロープを引き出してやつているが、鉄
塔上の狭い足場にウインチを上げた場合、それが
難しいのである。
本発明はウインチを鉄塔等の高所に据えて使う
ため、ロープを無負荷で繰出す時、ロープを引き
出してやる人手を必要とせず、必要に応じて、巻
込み、停止、巻戻しを遠隔制御できるウインチの
開発を課題として取上げた。
<課題を解決するための手段> 請求項第1項のワイヤ繰出及び尻手取装置付小
型油圧ウインチは、中央にロープを巻掛ける巻掛
けドラムを軸支すると共に、このドラムのけん引
ロープ受入側にロープ繰出し用V形溝車、上記ド
ラムの尻手ロープ繰出側に尻手用V形溝車をそれ
ぞれ軸支した本体と、 上記本体に取付けられ、上記ドラムと各溝車を
それぞれ駆動する油圧モータと、 上記本体とは分離した原動機つき油圧ユニツト
とを備え、 前記各溝車の油圧モータの回転駆動方向は、常
にドラムからロープを引出す方向で、回転駆動速
度はドラム、溝車間のロープの緊張を保ち得る速
度にしたことを特徴とする。
請求項第2項のウインチは請求項第1項に記載
のウインチにおいて、油圧ユニツトから油圧ホー
スにより上記本体へ向う圧油が、方向切換弁を経
てドラムを停止、または巻込み、巻戻し回転させ
た後、各溝車の油圧モータへ順次回り、各溝車を
常時、ドラムからロープを引出す方向へ回転付勢
て油圧ユニツトへ戻る油圧回路を有することを特
徴とする。
請求項第3項に記載のウインチは、請求項第2
項に記載のウインチにおいて、方向切換弁は電磁
弁であり、この電磁弁を遠隔制御することによ
り、巻掛けドラムを停止、または巻込み、または
巻戻し駆動するようにした事を特徴とする。
請求項第4項に記載のウインチは、請求項第1
項に記載のウインチにおいて、各溝車にはそれぞ
れロープ抑えレバーを付属し、各レバーは各溝車
側面に平行で、一端を上記本体に軸支され、押付
け用バネにより、押し車を介してロープを溝車に
押付け、レバーの他端は手又は足による操作端と
し、 上記押付け用バネの力に抗して上記操作端を開
いて押し車を浮かすことにより、ロープの途中を
当該溝車に掛けはずしできるようにした事を特徴
とする。
<作用> 従来のウインチは通常、キヤプスタンとその駆
動部、原動機、尻手取り装置の三者を同一基台に
取付けていた。これに対し請求項第1項に記載の
ウインチは可搬型の本体の中央に巻掛けドラム、
その左右に尻手用、繰出し用の各溝車を設け、そ
れぞれの油圧モータの動力源である原動機つき油
圧ユニツトは、本体とは別個の可搬型にまとめて
いる。従来、同一基台上で別個になつていたドラ
ム駆動部と尻手取り装置を一体化し、新たに繰出
し装置を加えて小さく可搬型にまとめ上げた。こ
のウインチ本体を任意の高所に運び上げればそれ
だけで、尻手用溝車により尻手取り作業員が不要
になり、繰出し用溝車によりロープを引出してや
る作業員が不要になる。そして動力源である油圧
ユニツトを本体から離し、運搬に適した形にまと
めたから、ウインチ本体も油圧ユニツトも高所へ
運び上げるのが容易で、別の場所に取付けられる
から、それぞれの足場が狭くても足りる。
上記各溝車を回す各油圧モータの回転駆動方向
は常に、巻掛けドラムからロープを引出す方向
で、回転駆動速度はドラム、溝車間のロープの緊
張を保てる速度にしているから、ロープは、従
来、人出で引いていたと同様に、適度の緊張を続
け、尻手取りも、繰出しも安定して行われる。
請求項第2項に記載のウインチは、上記基本発
明のウインチ本体の巻掛けドラム及び各溝車用の
3個の油圧モータへの圧油を直列回路、つまりま
ず巻掛けドラムを目指して進め、その戻り油を各
溝車へ順次回す回路にし、常に各溝車を、巻掛け
ドラムからロープを引出す方向に回すよう付勢し
たから、両溝車に掛けたロープは常に尻手張力、
繰出し張力を保つ。
上述の回路では基本的に二本の油圧ホース、一
個の方向切換弁で1台のウインチを制御できるの
で、請求項第3項ではこの方向切換弁を電磁弁と
するだけで、ドラムの停止、巻込み、巻戻し(繰
出し)を遠隔制御できるようにした。遠隔制御ボ
ツクスに切換スイツチをウインチの数だけ並べれ
ば、座つたまゝウインチを何台でも操作すること
ができる。
尻手用、繰出し用、いずれの溝車もロープを掛
けただけでは一般に摩擦力が不足するため、通
常、ロープを溝内へ押込む押し車を付属させる。
この押し車の存在により、ロープの途中をドラム
及び溝車に掛けるのが難しくなつたが、前述の特
開昭62−4196号公報の尻手用溝車の場合は、押し
車をレバー操作で浮かすことが出来るようにして
これを解決した。請求項第4項に記載のウインチ
では、同様に繰出し用溝車の押し車もロープ抑え
レバーに設け、これを押付け用バネの力に抗して
開けば押し車が浮いて、ロープの途中を溝車の溝
に入れられるようにした。例えばロープの途中を
巻掛けドラムに巻付けた後、左右の繰出し用、尻
手用の各ロープ抑えレバーを開いて、ロープを両
溝車に掛ければよく、危険な高所でも容易であ
る。
<実施例> 第1,2図は本発明の一実施例のウインチ本
体、第3図はその油圧ユニツトと油圧配管、第4
図は送電用鉄塔での使用状況を示す。図中、1は
巻掛けドラム(キヤプスタン)、2はロープ繰出
し用V形溝車、3は尻手用V形溝車、1a,2
a,3aはドラム1、両溝車2,3それぞれを駆
動する油圧モータ、4は可搬型の本体、5は可搬
型の原動機つき油圧ユニツト、Rはワイヤロープ
である。
まず第1,2図によつて本体4の詳細を述べる
と、本体4は下面に取付架台6を取外し可能に取
付けている。この架台6は使用場所により適当な
形のものに換えられるが、この例ではソリ一式の
二本からなり、その各左右端部の上面には孔を有
する取付け部材7を有し、鉄塔上の足場に載せ、
上記部材の孔7′にワイヤなどを通して鉄塔構造
材に縛り付けつなぎ止める。
本体4の中央には巻掛けドラム1の軸支部8が
立ち、その右、左にブラケツト9,10を外せる
ように固定し、繰出し用溝車2はブラケツト9
に、尻手用溝車3はブラケツト10にそれぞれ軸
支してある。ドラム1、両溝車2,3それぞれの
油圧モータ1a,2a,3aは各軸支部の裏側に
設けてある。本体を鉄塔上に据付ける際は取付架
台6と、繰出し用溝車を備えたブラケツト9と、
尻手用溝車を備えたブラケツト10を本体から外
して上げ、鉄塔の足場などの上でボルト、ナツト
により本体に固定する。
繰出し用溝車2は巻掛けドラム1のけん引ロー
プ受入側にあり、けん引をやめて逆にロープを繰
出す際、従来の人手に代つてドラム1からロープ
を引き出す役割をする。
すなわち溝車2は、常時、ロープを必要な速さ
で繰出し側へ引出すように、油圧モータ2aによ
り回転付勢されている。もつとも実際には、巻付
けドラム1と溝車2とは稼働時、ワイヤロープで
つながれているから、溝車2は強力に回るドラム
1に従動して回つたり停まつたりして、両者の間
のワイヤの緊張を保つ。
同様に尻手用溝車3は、巻掛けドラム1から出
た尻手ロープを、尻手張力を生ぜしめつゝ引き出
すよう、油圧モータ3aにより回転付勢されてい
る。実際の尻手用溝車3の動きは、ワイヤロープ
を介して巻掛けドラム1に従動しつゝ尻手張力を
保つのである。
両溝車2,3は共に、ワイヤロープを介して巻
掛けドラム1の回転、停止に従動するため、ワイ
ヤロープがスリツプすることは無い。
ロープRは溝車2,3の外周の1/4〜1/3程度に
しか掛からないので、溝壁との摩擦を確実にする
ため押し車11を設ける。この実施例ではロープ
抑えレバー12,13の先端をブラケツト9,1
0に軸支し、第2図に繰出し溝車2側だけ示した
押付け用バネ14を両側に付けて、それぞれの押
し車11でもつてロープを両溝車2,3へ押つけ
ている。各レバー12,13の自由端は操作端1
5として、足踏みペダルを設ける。
このペダルを踏めば容易に押し車11が浮上
り、空いている手でロープの途中を、両溝車2,
3に掛けはずしできる。繰り出し用溝車2にロー
プの途中を掛ける際は案内車16にも掛ける。
尻手用溝車3にロープの途中を掛ける際は尻手
ロープを確実にとらえるため前述の従来例と同じ
ロープ取り出し口17とロープ屈曲管18とに通
す。
第5図は平常時のロープ取り出し口17を拡大
して示し、第6図はロープRの途中をこれに通す
ため、取出し口の上部水平ローラ17aの片側を
持上げ、屈曲管18は取付板18aと共に引離し
た状態を示している。
第7図は油圧回路で、19はカウンターバラン
ス弁、20は方向切換弁(電磁制御弁)、21は
リリーフ弁、22はチエツク弁、23は安全弁、
24は短絡弁、25は油圧ポンプ、26はサクシ
ヨンフイルタ、27は油槽である。なおウインチ
を手動操作で使う場合には、方向切換弁20を手
動用にする。
この油圧回路による作動を簡単に説明すると次
の通りである。
中立の方向切換弁20を巻込み方向に切換える
と、油圧ポンプ25から吐出された圧油は方向切
換弁20を経てカウンターバランス弁19の逆止
弁19′を押し開いて巻掛けドラムの油圧モータ
1aを巻込み方向に回転させる。そして油圧モー
タ1aからの戻り油は切換弁20を経て繰出し用
溝車2の油圧モータ2aを繰出し方向に回転させ
る。このとき、繰出し用溝車2にワイヤロープが
かゝつていれば、巻込まれるワイヤロープによつ
て溝車2と、その油圧モータ2aは無理矢理逆転
させられ、油圧モータ2aがポンプの作用をして
圧油をリリーフ弁21から尻手用溝車3の油圧モ
ータ3aへ送り、滑車3が繰出し用溝車2と逆の
巻込み方向に回転するよう油圧モータ3aを駆動
する。
この油圧モータ3aの回転によるけん引速度は
巻掛けドラム1の油圧モータ1aによるけん引速
度よりも早いので、ワイヤロープが巻込まれる際
は尻手用溝車3と巻掛けドラム1の間でワイヤロ
ープは一定の緊張状態を保つ。
又、方向切換弁20を繰出し方向に切換える
と、方向切換弁を経た圧油は油圧モータ1aを繰
出し方向に回転させ、該油圧モータ1aからの戻
り油は繰出し用溝車の油圧モータ2aを繰出し方
向に回転させ、油圧モータ2aを出た圧油は油圧
モータ3aに向かつて流れ、該モータ3aを巻込
み方向に回転付勢する。油圧モータ2aは1aよ
り早く繰出すよう回転するため巻掛けドラム1と
繰出し用溝車との間でワイヤロープは一定の緊張
状態を保ちながら繰出される。
こうして、ワイヤロープは巻掛けドラム1上で
乱巻きになることなく、スムースに巻込まれた
り、繰出されたりする。
尚、油圧ポンプ25は電源が無くても駆動でき
るよう後述のガソリンエンジンで駆動し、エンジ
ンの運転中に巻掛けドラム1、溝車2,3の回転
を中断する際は短絡弁24を開き、油圧ポンプ2
5が吐出する圧力油を短絡弁24を通じ油槽27
に戻す。
次にウインチ本体と別の足場上に置いた可搬型
原動機つき油圧ユニツト5の実施例を第3,4図
によつて説明する。
第4図は鉄塔の各段の足場に、一個の手元コン
トローラ28、四個(片側二個)のウインチ本体
1、一個の原動機つき油圧ユニツト5と一個のバ
ルブユニツト30を置いた所を示す。ウインチ本
体1はけん引反力で、動かないよう鉄塔構造材に
前述したようにつないで置く。
ウインチ本体1が巻込み、けん引するワイヤロ
ープRは、数個の滑車29を経由して、図示しな
い送電線を引寄せたり、機材を上げ下ろしする。
バルブユニツト30は各ウインチ本体1を制御
する第7図の方向切換弁20を、この例では四個
ひとまとめにしたもので、第3図に示すように油
圧ユニツト5からホースH二本で送られた圧油を
内部で各方向切換弁に分配し、それから各個に二
本ずつのホースHでもつて各ウインチ本体1へ送
つている。なお油圧ユニツト5とバルブユニツト
30の間を結ぶホースhは第7図の安全弁23の
戻り油路である。その両ユニツト5,30間の油
圧ホースHの寸法は3/4B、ホースhは1/4B、そ
して各ウインチ本体1につながるホースHは1/2
Bである。
なお、このバルブユニツト30の正面に、各ウ
インチ本体1への送油圧を測り、これをけん引さ
れたロープの張力に換算して表示する張力計31
が設けてある。
手元コントローラ28は切換スイツチ32を四
個まとめ、各スイツチ32のつまみを中立位置に
立てれば、第7図の方向切換弁20が巻掛けドラ
ム1を停止させ、片側へ倒せば巻込み回転、他側
へ倒せば巻戻し(繰出し)回転させるようになつ
ている。
制御電流は油圧ユニツト5のバツテリ33に充
電され、これが手元コントローラ28の各スイツ
チとバルブユニツト30内の各方向切換弁のソレ
ノイドとをつないだケーブル34に通じている。
第3図の油圧ユニツト5は上記バツテリ33の
ほか、原動機(ガソリンエンジン)35、その燃
料タンク36、油圧ポンプ25、油圧作動油タン
ク37等を組込み、パイプ枠38により手持運搬
もクレーン吊りも容易な可搬型にまとめている。
バルブユニツト30は吊手39にワイヤを通し
て吊る。
以上、本発明の実施例について説明したが、そ
の実施態様は各発明の要旨の範囲内でも機械技術
者の公知技術により多様に変化、応用し得ること
はいうまでもない。特に油圧回路は第7図のもの
に限らない。
<発明の効果> 本発明は、ウインチを地上又は強固な床上に据
えて使用するものとする従来の固定概念を破り、
鉄塔等の高所の作業用足場に載せて使用する道を
開いた。
本発明のウインチは可搬型の本体と可搬型の原
動機つき油圧ユニツトとに分けて高所への運搬を
容易にし、それぞれの足場の所要面積を小にし、
その狭い、足場の上に人が居なくても完全な遠隔
制御ができるようにした。又、巻掛けドラムを遠
隔制御で正逆回転させても、巻込みけん引時の尻
手取りや、ロープの無負荷繰出し時のロープ引出
しに人手を要しては何もならない。
本発明はドラムの左右に尻手用、繰出し用の両
溝車を付け、リリーフ弁を含めた油圧回路により
両者を常にドラムからロープを引出す方向に回転
付勢することにより、ロープを緊張させ、人手に
よると同様な尻手張力、ロープ繰出し時の引出し
力を生ぜしめたから、完全に無人の遠隔制御に成
功した。
そして請求項第2項では上記発明に有効な油圧
回路を提示し、請求項第3項はその方向切換弁を
電磁制御弁とするだけで、切換スイツチを集めた
手元コントローラにより数台のウインチ本体を一
箇所で自由に操作できるようにした。
また請求項第4項は狭く危険な高所で、上記両
溝車にロープの途中を掛ける作業を簡単に行なえ
るよう独特の押車つきロープ抑えレバーを提示し
た。
本発明により、従来の鉄塔上部の作業員と地上
ウインチのオペレータとの間の連絡不十分という
問題がほゞ解消したばかりでなく、ウインチ一台
に少なくとも一人は必要であつた作業員を不要に
し、高所の狭い足場の上でも安全にウインチ作業
をできるようにしたのであつて、高所作業におけ
る本発明の産業安全上、作業能率上の効果は極め
て大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のウインチ本体の一実施例の
平面図、第2図は第1図の立面図、第3図は可搬
型の原動機つき油圧ユニツトと、上記本体との連
絡状態の説明図、第4図は本発明を鉄塔上の電力
送電線工事に使用している状態の説明図、第5,
6図はロープの途中を第1,2図の尻手側部材に
入れる前と後との拡大説明図、第7図は油圧回路
図で、 図中、1a,2a,3aは油圧モータ、4はウ
インチの本体、5は可搬型の原動機つき油圧ユニ
ツト、12,13はロープ抑えレバー、15はそ
の操作端、20は方向切換弁を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 中央にロープを巻掛ける巻掛けドラムを軸支
    すると共に、このドラムのけん引ロープ受入側に
    ロープ繰出し用V形溝車、上記ドラムの尻手ロー
    プ繰出側に尻手用V形溝車をそれぞれ軸支した本
    体と、 上記本体に取付けられ、上記ドラムと各溝車を
    それぞれ駆動する油圧モータと、 上記本体とは分離した原動機つき油圧ユニツト
    とを備え、 前記各溝車の油圧モータの回転駆動方向は、常
    にドラムからロープを引出す方向で、回転駆動速
    度はドラム、溝車間のロープの緊張を保ち得る速
    度にしたことを特徴とするワイヤ繰出及び尻手取
    装置付小型油圧ウインチ。 2 請求項第1に記載のウインチにおいて、 油圧ユニツトから油圧ホースにより上記本体へ
    向う圧油が、方向切換弁を経てドラムを停止、ま
    たは巻込み、巻戻し回転させた後、各溝車の油圧
    モータへ順次回り、各溝車を常時、ドラムからロ
    ープを引出す方向へ回転付勢して油圧ユニツトへ
    戻る油圧回路を有することを特徴とするワイヤ繰
    出及び尻手取装置付小型油圧ウインチ。 3 請求項2に記載のウインチにおいて、 方向切換弁は電磁弁であり、この電磁弁を遠隔
    制御することにより、巻掛けドラムを停止、また
    は巻込み、または巻戻し駆動するようにした事を
    特徴とするワイヤ繰出及び尻手取装置付小型油圧
    ウインチ。 4 請求項1に記載の小型ウインチにおいて、各
    溝車にはそれぞれロープ抑えレバーを付属し、各
    レバーは各溝車側面に平行で、一端を上記本体に
    軸支され、押付け用バネにより、押し車を介して
    ロープを溝車に押付け、レバーの他端は手又は足
    による操作端とし、 上記押付け用バネの力に抗して上記操作端を開
    いて押し車を浮かすことにより、ロープの途中を
    当該溝車に掛けはずしできるようにした事を特徴
    とするワイヤ繰出及び尻手取装置付小型油圧ウイ
    ンチ。
JP26703888A 1988-10-25 1988-10-25 ワイヤ繰出及び尻手取装置付小型油圧ウインチ Granted JPH02117597A (ja)

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