JPH0467893A

JPH0467893A - 洗濯機

Info

Publication number: JPH0467893A
Application number: JP2179552A
Authority: JP
Inventors: Norihito Mochida; 則仁持田; Hideki Omori; 英樹大森; Hideyuki Kominami; 秀之小南; Kazuhiko Asada; 和彦麻田
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1990-07-09
Filing date: 1990-07-09
Publication date: 1992-03-03

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、可変速の撹拌式洗濯機に関するものである。

（従来の技術）従米の洗濯機は、第３図に示すように、トライアック等
のトリガ素子３１．３２と進相用コンデンサ３３を用い
て、トライアック３１または３２を駆動して、単相の交
流源３４で駆動するコンデンサモータと呼ばれる駆動方
式が主に行われていた。また、別な駆動方式として、電
動機回転数を連続的に変える手段として、第４図に示す
ような３アームで６個のスイッチング素子３５．３６．
３７．３８．３９．４０を用いて、３相誘導電動機のし
相、■相２ｗ相の各相に３相３線交流電力をＰＷＭ（パ
ルス幅変調）方式で印加する方式であった。

（発明が解決しようとする課題）従来の洗濯機コンデンサモータによる単相駆動方式では
、その回転数は、電源の商用周波数で決まる回転数しか
得られず、その駆動パターンも、オンオフといった単一
なものとなってしまうため、そのパターンの切り替わり
ぬに、衣類に非常に大きな負荷がかかるため布傷みが大
きくなる上、衣類の量が少ない場合など、不必要でも高
回転で洗濯、脱水をせねばならず、電力が無駄に消費さ
れていた。また、この課題を解決せんがために、従来、
洗濯機用の誘導電動機駆動装置として、第４図に示す３
相式の利用等が考案されたが、これによると、電源効率
という点で十分な性能を得るためには、３相電源が必要
となる上、構成も複雑になり、原価的にも高いものとな
り、家庭用として、あまり使われないというのが常であ
った。

本発明の目的は、従来の欠点を解消し、家庭用洗濯機駆
動用として、単相電源が利用でき、かつ、できる限りス
イッチング素子を少なくして、簡素かつ経済的な２相誘
導電動機駆動方式による洗濯機を提供することである。

（課題を解決するための手段）本発明の洗濯機は正電圧出力端子を有する直流電圧源と
、２個または複数個のスイッチング素子を直列接続した
アームを２つと、各スイッチング素子の開閉を制御する
制御回路と、アームは、その両端を直流電圧源の正負両
出力端子に共に接続し、制御回路からの開閉信号により
各スイッチング素子を適宜開閉することによって、２つ
のアームの各中間接続点と、直流電圧源の基準電圧出力
端子間に２相誘導電動機の各ステータ巻線が接続され、
２相誘導電動機で洗濯機を駆動するものである。

（作　用）上記した構成により、２相誘導電動機は、直流電源の基
準電圧に対して、アーム中間接続点を各々、スイッチン
グ素子の適宜な開閉動作により正負電圧に振ることによ
って、電動機に２相３線交流電力を供給して駆動する。

この駆動出力が撹拌翼または洗濯槽に伝達され、これに
より、洗濯機の水流または脱水の回転を得る。

（実施例）以下、本発明の洗濯機の一実施例について、第１図およ
び第２図に基づいて説明する。

第１図は、本発明の洗濯機の一実施例である。

同図においてｌは、商用交流をダイオード２，３と平滑
用コンデンサ４，５で半波毎に整流平滑して正負両型源
を発生する直流電圧源で、基準電圧出力端子６、正電圧
出力端子７と負電圧出力端子８が設けられている。９は
直列接続され両端を直流電圧源１の正負電圧出力端子７
，８に接続されたスイッチング素子１０．１１よりなる
アーム、１２は同様にスイッチング素子１３．１４より
なるアームである。、１５はスイッチング素子１０．１
１．１３．１４の開閉を制御する制御回路部、１６はア
ームの各中間接続点１７．１８と、直流電圧源の基準電
圧出力端子６間に接続された２相誘導電動機であり、基
準Ｎ。

■相、Ｗ相の３端子がある。

以上の構成で、以下に本実施例の動作について説明する
。商用交流電圧を１００Ｖ（実刻値）とすると、直流電
圧源１の正電圧出力端子７と負電圧出力端子８には、そ
れぞれ基準電圧出力端子６の基準電圧に対して、直流で
約＋１４０Ｖと一１４０Ｖが出力されている。したがっ
て、各アームの上側のスイッチング素子１０．１３がオ
ンすると、インバータの出力、すなわち各アームの中間
接続点１７．１８は正の電圧で＋＋４０Ｖに振られ、逆
に下側のスイッチング素子１１．１４がオンすると各ア
ームの中間接続点１７．１８は負の電圧で一１４０■に
振られる。二のことを利用して次に示すようにして２相
誘導電動機を駆動する。

制御回路部１５で三角波形の変調波と正弦波形の信号波
を比較し、その論理積をとることによってＰＷＭの制御
信号を得る。そして、このＰＷＭ制御信号により各スイ
ッチング素子１０．　ＩＩ、　１３．１４をそれぞれ第
２図（ａ）〜（ｄ）に示すようなタイミングでオンオフ
させる。すると、アームの中間接続点１７．１８は、そ
れぞれ基準電圧出力端子６の基準に対して同図（ｅ）、
　（ｆ）の実線で示すような電圧パターン（この等価電
圧は近似的には破線で示すような２相交流電圧になる）
を描く。したがって、基４Ｉ電圧出力端子６、アームの
各中間接続点１７゜１８に接続されているステータ巻線
間Ｎ−Ｖ。

Ｎ−Ｗに擬似２相交流電圧が印加、すなわち２相３　Ｐ
Ａ交流電力が供給される。そのようにして各ステータに
供給された２相３線交流電力で、２相誘導電動機１６は
駆動される。そして、この駆動力を洗濯機の伝達部１９
で撹拌翼２０または洗濯槽２１に伝達され洗濯機は回転
駆動する。

このようにして、ＰＷＭ制御信号による疑似正弦波の基
本周波数により、洗濯機の撹拌翼の回転、また脱水槽の
回転速度を自由に制御できるため、無限なパターンによ
るきめ細かな水流、または脱水回転が得られるものであ
る。

なお、本実施例では、洗濯機の一例を示したのであるが
、２相式の誘導電動機で駆動されるたとえば乾燥機等で
も、本実施例と同様の効果が得られることは、言うまで
もない。

（発明の効果）以上のように、本発明の洗濯機によれば、さまざまなパ
ターンの水流が実現でき、オンオフ制御では避けられな
かった布傷みが低減され、また、本構成では、単相電源
で十分実現できる上、制御用スイッチング素子も従来の
半分で構成できるため、従来の３相式に比べ、非常に簡
単な構成となる可変速洗濯機を提供することができ、そ
の実用上の効果は犬である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の洗濯機の一実施例を示す構成図、第２
図は本発明の電動機駆動装置の一実施例で制御信号パタ
ーンとその時の出力を示す図、第３図は従来の洗濯機等
の誘導電動機駆動装置のブロック図、第４図は３相式の
誘導電動機駆動装置のブロック図である。ｌ・・・直流電圧源、　　２，３・・・ダイオード、４
．５・・・平滑用コンデンサ、　　６・・・基準電圧出
力端子、　７・・・正電圧出力端子、８・・・負電圧８
力端子、　　９．Ｊ２・・・アーム、＋０．１１．１３
．１４・・・スイッチング素子、１５・・制御回路部、
　１６・・・２相誘導電動機、１７、１８・・・中間接
続点、　１９・・・伝達部、２０・・撹拌翼、　２１・
・・洗濯槽。特許出願人　松下電器産業株式会社 π）代　　理　　人　　　星　　野　　恒　　司５・−一−
ｖ滑用］しテ゛レサ第１図基準１ｕ工υ矯干 ′ｉ４２図１−７．１８−、、甲間檜沈９、第図第図

Claims

【特許請求の範囲】

正負両出力端子を有する直流電圧源と、２個または複数
個のスイッチング素子を直列接続したアームを２つと、
前記各スイッチング素子の開閉を制御する制御回路と、
前記アームは、その両端を、前記直流電圧源の正負出力
端子に共に接続し、前記制御回路からの開閉信号により
、前記各スイッチング素子を適宜開閉することによって
、前記２つのアームの各中間接続点と、前記直流電圧源
の基準電圧出力端子間に２相誘導電動機の各ステータ巻
線が接続され、前記２相誘導電動機で駆動されることを
特徴とする洗濯機。