JPH046747Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH046747Y2 JPH046747Y2 JP1984169267U JP16926784U JPH046747Y2 JP H046747 Y2 JPH046747 Y2 JP H046747Y2 JP 1984169267 U JP1984169267 U JP 1984169267U JP 16926784 U JP16926784 U JP 16926784U JP H046747 Y2 JPH046747 Y2 JP H046747Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bandage
- tape
- metal fittings
- hooking
- hook
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 27
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 16
- 239000002313 adhesive film Substances 0.000 claims description 4
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 11
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 11
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 11
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 11
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- 239000002390 adhesive tape Substances 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000009977 dual effect Effects 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 1
- 239000012209 synthetic fiber Substances 0.000 description 1
- 229920002994 synthetic fiber Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Supports Or Holders For Household Use (AREA)
- Slide Fasteners, Snap Fasteners, And Hook Fasteners (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は包帯止めの改良に関する。
医療用の包帯の終端を止めるための用品として
第3図に示すような包帯止めが用いられている。
この包帯止めは、ゴムひも6の両端に引掛爪8を
有する金具7を取付けたもので、一方の金具の引
掛爪8を包帯終端に引掛け、他方の金具の引掛爪
8を包帯の他の部分に引掛け、ゴムひも6の弾性
力を利用して両引掛爪8が包帯から外れないよう
にしている。
第3図に示すような包帯止めが用いられている。
この包帯止めは、ゴムひも6の両端に引掛爪8を
有する金具7を取付けたもので、一方の金具の引
掛爪8を包帯終端に引掛け、他方の金具の引掛爪
8を包帯の他の部分に引掛け、ゴムひも6の弾性
力を利用して両引掛爪8が包帯から外れないよう
にしている。
しかし、このような従来の包帯止めでは、包帯
の織目がゴムひも6の引張によつて次第に伸びて
きたり或いは金具7やゴムひも6が何かに引掛る
などして、包帯が緩んだり、包帯止めが包帯から
外れてしまうことがしばしば起る。
の織目がゴムひも6の引張によつて次第に伸びて
きたり或いは金具7やゴムひも6が何かに引掛る
などして、包帯が緩んだり、包帯止めが包帯から
外れてしまうことがしばしば起る。
本考案はこのような従来の難点に鑑み工夫され
たもので、包帯の緩みや包帯からの外れが適切に
防止される包帯止めを提供せんとするものであ
る。
たもので、包帯の緩みや包帯からの外れが適切に
防止される包帯止めを提供せんとするものであ
る。
〔問題を解決するための手段〕
このため本考案は、伸縮性のテープの両端に、
テープ幅より小幅で且つ引掛爪を有する金具を、
テープ外縁の内側に位置するよう固着し、金具固
着側のテープ面に粘着被膜を形成したものであ
る。
テープ幅より小幅で且つ引掛爪を有する金具を、
テープ外縁の内側に位置するよう固着し、金具固
着側のテープ面に粘着被膜を形成したものであ
る。
本考案では、引掛爪及びテープの弾性力による
係止作用に加え、粘着被膜による係止作用も得ら
れるが、この粘着被膜はこのような貼着による係
止作用とは別に、引掛爪が引掛かる部分の周りの
包帯織目部を拘束して引掛爪が引掛けられた部分
の糸がほつれないようにし、引掛爪による係止状
態を適切に維持させる作用をする。特に、金具は
テープ外縁の内側に位置し、このため粘着被膜に
囲まれた構造であるため、装着した状態では、引
掛爪の引掛部は粘着被膜でその周りを完全に拘束
されることになり、これにより引掛爪による糸の
ほつれが確実に防止される。
係止作用に加え、粘着被膜による係止作用も得ら
れるが、この粘着被膜はこのような貼着による係
止作用とは別に、引掛爪が引掛かる部分の周りの
包帯織目部を拘束して引掛爪が引掛けられた部分
の糸がほつれないようにし、引掛爪による係止状
態を適切に維持させる作用をする。特に、金具は
テープ外縁の内側に位置し、このため粘着被膜に
囲まれた構造であるため、装着した状態では、引
掛爪の引掛部は粘着被膜でその周りを完全に拘束
されることになり、これにより引掛爪による糸の
ほつれが確実に防止される。
また、装着した場合、金具がテープに覆われる
状態となり、且つテープ全体が包帯に貼着するた
め、金具やテープが何かに引掛つて包帯止めが外
れるというようなことも適切に防止される。
状態となり、且つテープ全体が包帯に貼着するた
め、金具やテープが何かに引掛つて包帯止めが外
れるというようなことも適切に防止される。
このように、本考案の包帯止めは、
引掛爪及びテープ弾性力と粘着被膜とにより
二重の係止作用が得られる。
二重の係止作用が得られる。
粘着被膜によつて、引掛爪の包帯引掛部の周
りが拘束されて糸のほつれが防止されることに
なり、引掛爪の係止状態を適切に維持させる作
用が得られる。
りが拘束されて糸のほつれが防止されることに
なり、引掛爪の係止状態を適切に維持させる作
用が得られる。
金具がテープに覆われ、且つテープ全体が包
帯に貼着される状態となるため、金具やテープ
が何かに引掛り、包帯から外れるというような
ことがない。
帯に貼着される状態となるため、金具やテープ
が何かに引掛り、包帯から外れるというような
ことがない。
という3つの作用により、緩みを生じさせること
なく包帯を確実に係止し、且つそれ自体の包帯か
らの外れも確実に防止できる。
なく包帯を確実に係止し、且つそれ自体の包帯か
らの外れも確実に防止できる。
以下本考案の一実施例を第1図に基づき説明す
る。
る。
1は伸縮性のテープであり、該テープ1には、
ゴムひもや伸縮性のある合成繊維を織り込んだ弾
性テープ等の弾性伸縮体が用いられる。
ゴムひもや伸縮性のある合成繊維を織り込んだ弾
性テープ等の弾性伸縮体が用いられる。
テープ1の両端には引掛爪3を有する金具2が
取付けられている。この各金具2はテープ幅より
も小幅に構成されるとともに、テープ端部より内
側寄りに固定され、包帯への使用時に金具全体が
テープ1により覆われるようになつている。また
金具2はその一部をテープを貫通させ折り曲げる
ことによりテープ1に固着されている。
取付けられている。この各金具2はテープ幅より
も小幅に構成されるとともに、テープ端部より内
側寄りに固定され、包帯への使用時に金具全体が
テープ1により覆われるようになつている。また
金具2はその一部をテープを貫通させ折り曲げる
ことによりテープ1に固着されている。
金具取付側のテープ面、すなわち引掛爪3が突
出した側のテープ面には粘着被膜4が形成されて
いる。
出した側のテープ面には粘着被膜4が形成されて
いる。
このような本考案の包帯止めイは、第2図に示
すようにその一方の金具2の引掛爪3を包帯5の
終端に引掛け、テープ1を伸長させつつ他方の金
具2の引掛爪3を包帯5の他の部分に引掛け、且
つそのテープ面を粘着被膜4により包帯5に貼着
させるものである。これにより、テープ1自体の
弾性力によつて包帯5の終端が引張られ、ゆるみ
を生ずることなく係止される。
すようにその一方の金具2の引掛爪3を包帯5の
終端に引掛け、テープ1を伸長させつつ他方の金
具2の引掛爪3を包帯5の他の部分に引掛け、且
つそのテープ面を粘着被膜4により包帯5に貼着
させるものである。これにより、テープ1自体の
弾性力によつて包帯5の終端が引張られ、ゆるみ
を生ずることなく係止される。
このような本考案の包帯止めでは、引掛爪3及
びテープ1の弾性力による係止作用に加え粘着被
膜4による係止作用も得られるが、この粘着被膜
4はこのような貼着による係止作用とは別に、引
掛爪3が引掛る部分の周りの包帯織目部を拘束し
て引掛爪3が引掛けられた部分の糸がほつれない
ようにし、引掛爪3による係止状態を適切に維持
させる作用をする。特に、金具2はテープ外縁の
内側に位置し、このため粘着被膜4に囲まれた構
造であるため、装着した状態では、引掛爪3の引
掛部は粘着被膜4でその周りを完全に拘束される
ことになり、これにより引掛爪3による糸のほつ
れが確実に防止される。
びテープ1の弾性力による係止作用に加え粘着被
膜4による係止作用も得られるが、この粘着被膜
4はこのような貼着による係止作用とは別に、引
掛爪3が引掛る部分の周りの包帯織目部を拘束し
て引掛爪3が引掛けられた部分の糸がほつれない
ようにし、引掛爪3による係止状態を適切に維持
させる作用をする。特に、金具2はテープ外縁の
内側に位置し、このため粘着被膜4に囲まれた構
造であるため、装着した状態では、引掛爪3の引
掛部は粘着被膜4でその周りを完全に拘束される
ことになり、これにより引掛爪3による糸のほつ
れが確実に防止される。
また装着した場合、金具2がテープに覆われる
状態となり、且つテープ全体が包帯に貼着される
ため、例えば作業や着替え等の最中に金具2やテ
ープが何かに引掛つて外れるようなことも適切に
防止され、包帯止めを包帯5に確実に係止させて
おくことができる。
状態となり、且つテープ全体が包帯に貼着される
ため、例えば作業や着替え等の最中に金具2やテ
ープが何かに引掛つて外れるようなことも適切に
防止され、包帯止めを包帯5に確実に係止させて
おくことができる。
なお、本考案の包帯止めは、未使用時にはその
粘着テープ面にプラスチツク等のシートを貼着さ
せ、使用時にこのシートを剥すような使用態様を
とることが好ましい。
粘着テープ面にプラスチツク等のシートを貼着さ
せ、使用時にこのシートを剥すような使用態様を
とることが好ましい。
以上述べた本考案によれば、引掛爪及びテープ
弾性力と粘着被膜とによる二重の係止作用が得ら
れるだけでなく、粘着被膜によつて引掛爪の包帯
引掛部の周りを拘束して糸のほつれを防止するこ
とにより、引掛爪の係止状態を適切に維持させる
ことができ、加えて、金具がテープで覆われ、且
つテープ全体が包帯に貼着される形となるため、
金具が何かに引掛つて外れるということも防止で
き、以上の作用により、緩みを生じさせることな
く包帯を確実に係止し、且つそれ自身の包帯から
の外れも確実に防止できる。
弾性力と粘着被膜とによる二重の係止作用が得ら
れるだけでなく、粘着被膜によつて引掛爪の包帯
引掛部の周りを拘束して糸のほつれを防止するこ
とにより、引掛爪の係止状態を適切に維持させる
ことができ、加えて、金具がテープで覆われ、且
つテープ全体が包帯に貼着される形となるため、
金具が何かに引掛つて外れるということも防止で
き、以上の作用により、緩みを生じさせることな
く包帯を確実に係止し、且つそれ自身の包帯から
の外れも確実に防止できる。
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2
図は本考案の包帯止めの使用状態を示す説明図で
ある。第3図は従来の包帯止めを示す斜視図であ
る。 図において、1はテープ、2は金具、3は引掛
爪、4は粘着被膜を各示す。
図は本考案の包帯止めの使用状態を示す説明図で
ある。第3図は従来の包帯止めを示す斜視図であ
る。 図において、1はテープ、2は金具、3は引掛
爪、4は粘着被膜を各示す。
Claims (1)
- 伸縮性のテープの両端に、テープ幅より小幅で
且つ引掛爪を有する金具を、テープ外縁の内側に
位置するよう固着し、金具固着側のテープ面に粘
着被膜を形成させてなる包帯止め。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984169267U JPH046747Y2 (ja) | 1984-11-09 | 1984-11-09 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984169267U JPH046747Y2 (ja) | 1984-11-09 | 1984-11-09 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6185218U JPS6185218U (ja) | 1986-06-04 |
JPH046747Y2 true JPH046747Y2 (ja) | 1992-02-24 |
Family
ID=30727014
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984169267U Expired JPH046747Y2 (ja) | 1984-11-09 | 1984-11-09 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH046747Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS551613U (ja) * | 1978-06-15 | 1980-01-08 | ||
JPS5721U (ja) * | 1980-05-30 | 1982-01-05 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54136794U (ja) * | 1978-03-14 | 1979-09-21 |
-
1984
- 1984-11-09 JP JP1984169267U patent/JPH046747Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS551613U (ja) * | 1978-06-15 | 1980-01-08 | ||
JPS5721U (ja) * | 1980-05-30 | 1982-01-05 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6185218U (ja) | 1986-06-04 |
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