JPH046651B2 - - Google Patents

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JPH046651B2
JPH046651B2 JP62077373A JP7737387A JPH046651B2 JP H046651 B2 JPH046651 B2 JP H046651B2 JP 62077373 A JP62077373 A JP 62077373A JP 7737387 A JP7737387 A JP 7737387A JP H046651 B2 JPH046651 B2 JP H046651B2
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JP
Japan
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forehearth
roof
cooling
channel
glass
Prior art date
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JP62077373A
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English (en)
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JPS62292622A (ja
Inventor
Jon Furankurin Burumenfuerudo
Furanku Bubon
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Emhart Industries Inc
Original Assignee
Emhart Industries Inc
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Publication date
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First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=24232506&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPH046651(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Emhart Industries Inc filed Critical Emhart Industries Inc
Publication of JPS62292622A publication Critical patent/JPS62292622A/ja
Publication of JPH046651B2 publication Critical patent/JPH046651B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B7/00Distributors for the molten glass; Means for taking-off charges of molten glass; Producing the gob, e.g. controlling the gob shape, weight or delivery tact
    • C03B7/02Forehearths, i.e. feeder channels
    • C03B7/06Means for thermal conditioning or controlling the temperature of the glass

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
  • Furnace Details (AREA)
  • Glass Compositions (AREA)
  • Glass Melting And Manufacturing (AREA)
  • Surface Treatment Of Glass (AREA)
  • External Artificial Organs (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)
  • Details Of Aerials (AREA)
  • Magnetic Heads (AREA)
  • Tunnel Furnaces (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ガラス融解タンク即ち炉と供給ボウ
ルとの間に使用される形式の融解ガラスの前炉に
関し、特に改善された加熱および冷却特性を有す
る前炉に関する。
従来の技術及びその解決すべき問題点 ガラスの製造においては、融解ガラスはガラス
融解炉内で形成され、次いで前炉に沿つて連続す
る流れの状態で供給ボウルに対して流過し、この
ボウルから融解ガラスが型の装填物即ちゴブ内で
ガラス製品形成機械に向けて送られる。典型的な
前炉は、融解ガラスがこれに沿つて流れる断熱性
の屋根部を設けた耐火性の樋部を有する。
ガラスの温度はその断面全体にわたり均質では
ないことは周知である。ガラスは、チヤネルの側
壁面の冷却効果のため外縁部において低温とな
り、また中心部において高温である傾向を有す
る。この理由のため、ガス・バーナ、浸漬可能な
電極等の如き加熱手段がガラスの加熱のため前炉
の側面に設けられている。冷却用空気もまたガス
流の方向を横切るかその長手方向に前炉内に吹込
むことができる、適正な加熱および冷却速度によ
れば、ガラスの流れの横断方向のガラスの温度の
均一度は改善することができる。
このような1つの構成については、1976年12月
28日発行の米国特許第3999972号に記載されてい
る。この米国特許によれば、前炉は中心部の長手
方向の中心部チヤネル及びその側方の側部チヤネ
ルを画成するこれから下垂する複数の長手方向の
突起部を有する屋根部を含んでいる。流れの長手
方向縁部におけるガラス流の各部を加熱するため
前記屋根構造部の側壁面にはバーナが設けられ、
冷却用空気はガラス流の上面と接触状態にガラス
流の中心部上方を前記屋根部の流入流出ポート間
に流れる。
しかしながら、この従来例によれば、各突起部
の長さは小さく加熱バーナの中心軸線の所定距離
分上方部までしか延在しておらず、中心部チヤネ
ル及び側部チヤネル間は相当程度の通風状態にあ
る。従つて、本来ガラス流れの中心部のみ冷却し
かつ側部のみ加熱したいという中心部チヤネル及
び側部チヤネルの独立温度制御が困難であり、従
つて各部の冷却、加熱効率は良好でなくガラス流
横断方向の温度均一化に時間がかかるという欠点
がある。
問題点の解決手段 本発明は、上記問題点を解決したものであり、
その構成は、少なくとも1つの冷却区域を有する
融解ガラスの搬送のための前炉であつて、前記冷
却区域が、樋部と、該樋部上の屋根部と、前記屋
根部から下方に延在して屋根部の下方の空間を、
融解ガラスの流れの中心部分上方の中心部チヤネ
ルと前記ガラスの流れの各側部上方の側部チヤネ
ルとに画成する一対の離間する突起部とを設けら
れ、前記中心部チヤネルから熱を取出すための上
部冷却手段が、該中心部チヤネル上方の屋根部に
配され、ガラスの流れ部分を加熱する複数の加熱
手段が前炉の側部にその長手方向に離間して配さ
れてなるような前記前炉において、前記離間され
た各突起部は前記加熱手段の中心線より下方にガ
ラス流の方向へ延在しており、該各突起部の外側
表面は熱を前記ガラスの流れの外側端へ逆に輻射
するよう配置されているものである。
次に、その実施例を図面と共に説明する。
実施例 図面特に第1図、第2図および第3図によれ
ば、本発明により構成された前炉は、金属の支持
構造部4に支持された耐火性材料の略々U字形の
チヤネル即ち樋部2を含み、断熱煉瓦6が樋部2
と支持構造部4との間に配置されている。樋部2
と支持構造部4との間には樋部2の地ならしを許
容するため酸化アルミニウム粉の層8を置くこと
ができる。
典型的には、前炉は各々が略々同じものである
複数の冷却区域10,12から構成することがで
きる。第2図に示されるように、例示された実施
態様においては、2つのこのような冷却区域が存
在する。供給ボウル16が取付けられた冷却区域
12の前端部には均熱区域14が設けられてい
る。融解ガラスは「金属線(ML)」で示す線に
よつて示される水準において樋部2内を流れる。
各冷却区域10,12の屋根部17は、ガラス
を加熱するためのバーナ20が取付けられたバー
ナ・ブロツク18により形成される対向位置の側
面を有する。周知の如く、これらのバーナ20
は、前炉の両側において冷却区域10,12の全
長に沿つて隔てて配置されている。第1図、第2
図および第3図に示される実施態様によれば、屋
根部17はまたバーナ・ブロツク18の頂部にお
いて冷却区域10,12の全長に沿つて並列状に
配置され支持構造部により所定位置に固定された
複数の屋根ブロツク22を有する。各屋根ブロツ
ク22は、樋部2の略々垂直方向の中心面におけ
る分割面を有する2つの部分24,26で形成さ
れる。屋根ブロツク22は、バーナの中心線の下
方でガラスに向つて下方向にまた前炉の長手方向
に延在する2つの離間された突起部28,30を
有する。各突起部28,30は、バーナ・ブロツ
ク18と対面する略々円弧状の傾斜面32と、他
方の突起部の直線状面34と対面する直線状面3
4とを有する。この形態のため、3つの横方向に
離間された屋根構造部の下側の長手方向に延在す
るチヤネルが溶解ガラスの流れの中心部上方の中
心部チヤネル36と、ガラスの流れの両側の部分
にわたる中心部チヤネル36の各側面における側
部チヤネル38,40とからなる結果となる。
特に第1図に認められるように、屋根ブロツク
22はこの屋根ブロツク22の両方の部分24,
26の内端部から両隅部を切離すことにより形成
される両側の縁部にV字形の切込み部42を有す
る。屋根ブロツク22が並列に配置されると、係
合するV字形切込み部42はブロツク22を貫通
して延在する略々四角の開口44を形成する。屋
根ブロツク22の突起部28の内端部は、他方の
突起部30の内端部における係合溝48と係合し
て屋根構造部の構成を助けるための高い部分46
を含んでいる。
中心部チヤネル36と連通する屋根ブロツクを
貫通する長手方向に隔てられた開口44は、優れ
た熱伝導率を有する耐火性材料製の閉鎖ブロツク
50によりそれぞれ覆われている。断熱ブロツク
52が屋根ブロツク22の頂部に設けられ、冷却
用空気の流入のための入口部56と冷却用空気の
出口の下流側の出口部58とを備えた各冷却区域
10,12に閉鎖された長手方向の冷却チヤネル
54を形成するために用いられる。このため、冷
却用空気は融解ガラスの流れ方向に流れる。しか
し、ある場合には、この冷却用空気を反対方向に
流れさせることが必要となるが、この場合には入
口部56と出口部58は逆となる。閉鎖ブロツク
50は第9図に示されるようにその上面が波状を
なし、波状部59は長手方向に延長し熱伝達のた
めの大きな表面積を提供する。
各冷却区域10,12は、一方は片側のチヤネ
ル38と連通し他方は他の側のチヤネル40と連
通する2つ煙道口60を有する。各煙道口は従来
周知のダンパー・ブロツク62と嵌合している。
このダンパー・ブロツク62は各々、ガス・バー
ナ20の作動のための所要量の通気を提供しかつ
燃焼生成物の適正な排気を行なうために独立的に
調整可能である。
前述の如く、屋根ブロツク22からの突起部2
8,30は、バーナの中心線の下方に延在してい
る。このため、突起部28,30の外表面32
は、ガラスの外縁部に対して熱を輻射して温度勾
配を低減することを助けるように作用する。ま
た、屋根ブロツク22における覆われた開口44
を提供した結果、その中心部の屋根部分17の長
手方向に隔てられた領域における屋根部分17の
厚さを減少させて、冷却用空気がガラスの流れと
接触状態となることを許容することなく中心部チ
ヤネル36から冷却チヤネル54内の冷却用空気
に対する熱の伝達率を向上させる。
必要に応じて、前炉の長手方向に延在する樋部
2の下方の断熱ブロツク6に分割された底部冷却
チヤネル64を形成することにより、底部の冷却
もまた提供することができる。冷却用空気を底部
の冷却チヤネル64に対して導入するための2つ
の流れの経路を提供するため内部に仕切り68を
有する横断方向のチヤネル66が設けられる。こ
の導入チヤネル64の下流側には、冷却用空気を
流出させるため導入チヤネル64と連通する第2
横断チヤネル70がある。ある場合には、冷却用
空気を反対方向に流れさせることが望ましいこと
を理解すべきであるが、この場合流入チヤネル6
4と流出チヤネル70は逆になる。分割された底
部の冷却用チヤネル64の2つの部分に対する冷
却用空気の量を制御するため、運動可能な邪魔板
72を流入チヤネル66内に設けることもでき
る。
均熱化区域14は融解ガラスを冷却する何等の
手段も持たないが、この区域はガラスが冷却区域
12から出た後温度が低過ぎる場合に表面を再び
加熱するためガラスを加熱する手段を有する。こ
の目的のため、第2図および第4図に示されるよ
うに、均熱化区域14は、冷却区域の場合と同様
な方法で支持構造部4と樋部74との間に断熱ブ
ロツク76を有する支持構造部4に支持された耐
火材料製の略々U字形のチヤネル即ち樋部74を
有する。同様に、バーナ・ブロツク78は、適当
なバーナが取付けられる樋部の両側の頂部に並列
位置関係に置かれている。並列に置かれた一連の
屋根ブロツク80はバーナ・ブロツク78の頂部
においてチヤネルを横切つて延在している。各屋
根ブロツク80は、バーナの中心線を下方に突出
する中心部分82を有する一体の部材を含んでい
る。この突起部82は、断面が略々三角形状であ
り、このため各組のバーナ・ブロツク78に面す
る傾斜面84を提供することにより熱が樋部74
のガスの外側部分に対し下方向に輻射される。突
起部82は、屋根ブロツク80の下方で2つの外
側チヤネル86,88を形成する。
断熱材85が屋根ブロツク80の頂部および側
面を囲繞しているが、この断熱部には冷却用チヤ
ネルは形成されない。この屋根ブロツクおよび断
熱材は、2つの外側チヤネル86,88と連通し
て2つの煙道口90,92が設けられてそれぞれ
燃焼生成物の出口を提供する。煙道口90,92
は、従来通り、各々所要の量の通気を生じるよう
に調整することができるこれと関連した調整自在
なダンパー・ブロツク94を独立的に有する。
各冷却区域10,12および上下の冷却チヤネ
ル54,64に対する冷却空気量は完全に独立的
に制御される。この目的のため、上部の冷却チヤ
ネル54に対して空気を供給するため空気フアン
96を設けることができ、このチヤネルからは内
部に制御弁100を有する管路98が第1の冷却
区域10の入口部56まで延在し、制御弁104
を内部に有する別の管路102が第2の冷却区域
12の入口部56まで延在している。各冷却区域
における上部の冷却用チヤネルに対する各制御弁
100,104は、その各々の出口部に隣接する
ガラスの流れの表面に浸された熱伝対(簡潔化の
ため図示せず)によつて制御することができる。
底部チヤネル64における冷却用空気は、制御
弁110を含み第1の冷却区域10の入口部66
まで延在する一方の管路108と、制御弁114
を含み第2の冷却区域12の底部における冷却チ
ヤネルの入口部66まで延在する第2の管路11
2とを有する空気フアン106を有する同様に構
成によつて制御される。弁110,114は、そ
の各々の区域の出口部においてその底面に隣接す
るガラスの流れに浸される熱伝対によつて制御す
ることができる。
各区域の両側におけるバーナの温度は第10図
に示される手段によつて個々に制御することがで
きるが、各区域が別個の装置を有することを理解
すべきである。前炉の両側は各区域と同様に個々
に制御される。燃焼用空気は、フアン116から
前炉の両側と関連する温度制御弁118を介して
供給される。温度制御弁118からは、この空気
はアスピレータ120に対して送られる。ガスは
圧力調整器122と安全弁124を介し、前炉の
両側と関連するガス・コツク126を経て送られ
る。このガス・コツク126は、ガバナー128
を介して前記区域の両側と関連するアスピレータ
120に対して結合されている。この混合気は、
次にアスピレータ120から適当な配管を経てバ
ーナが結合される前炉の両側のバーナ・マニフオ
ールド130内に流入する。管路129および管
路131は、燃焼空気の供給源およびガスの供給
源をそれぞれ他の区域の制御装置に対して結合す
る。温度制御弁118を制御することにより、各
区域の各側に対する燃焼空気の比率はアスピレー
タ120により制御される混合器の比率によつて
制御され、このため、ある区域の前炉のある側に
おける温度を制御することもできる。
第5図および第6図は、冷却区域において使用
することができる屋根ブロツクの別の形状を示し
ている。この実施態様によれば、屋根ブロツク1
32は各々が下方に延在する突起部138,14
0を有する2つの部分134,136からなつて
いる。外側即ちバーナ・ブロツクに対面する各突
起部138,140の部分142は略々傾斜しか
つ円弧状を呈しており、中心部チヤネル144を
画成する各突起部の部分もまた中心部のチヤネル
がガラスの流れに向つて開口する略々倒置したV
字形を呈するように傾斜面146を有する。ブロ
ツク132の側壁面は、バーナ・ブロツク132
が前炉の全長に沿つて並列位置関係に置かれるよ
うにその中心部にV字形の切欠き148を有し、
前記の実施態様と関連して述べたように閉鎖ブロ
ツク50によつて覆われる屋根ブロツクに開口が
形成される。
第7図および第8図は、ある屋根ブロツクの別
の実施態様を示している。この場合、屋根ブロツ
ク150はチヤネルを横切つて延在する一体の部
材であり、バーナの中心線の下方に延在する2つ
の隔てられて下方に延在する突起部152,15
4を有する。外側即ちバーナ・ブロツクに対面す
る突起部の表面156は斜め下方にテーパ状を呈
するが、中心部チヤネル160を形成する表面1
58は斜め上方にテーパ状を呈する。屋根ブロツ
ク150にはその中心部に円い開口162が設け
られる。この開口162は、前炉において屋根ブ
ロツクがバーナ・ブロツク上に配置される時、前
述の如く閉鎖ブロツク50によつて閉鎖される。
上記の構造によれば、ガラスの流れの中心部が
ガラスに触れない冷却用空気を長手方向に流すこ
とによつて冷却される前炉が構成される。各区域
に冷却空気は独立的に制御される。ガラスの流れ
の外側部分を加熱するため、前炉の両側には加熱
装置が設けられている。この各区域における両側
の加熱装置は独立的に制御される。加熱装置は、
特に前に述べた如きガス・バーナを含み、あるい
は電流がガラスの縁部に沿つて望ましい加熱作用
を生じるようにガラスの流れに対して延在しかつ
前炉の全長に沿つて適正な間隔を隔てられた電極
を設けることもできる。独立的に制御されるガラ
スの流れの中心部の底部における冷却もまた提供
される。
従つて、本発明によれば、上記一対の突起部が
加熱手段の中心線より下方へガラスの近傍まで延
在しており、従つてこれに基付き加熱手段からの
熱はこの突起部に当てられ突起部の加熱によりそ
の輻射熱がガラス流れの外側端に輻射されてこれ
を加熱するようにしているので、以下に示す効果
がある。
一対の突起部が下方へ十分に延在しているの
で、中心部チヤネル及び側部チヤネルは互いに
独立構成となつて殆ど分離されるので、加熱装
置による熱は側部チヤネルに限定されて中心部
チヤネルに至り難くかつ上部冷却手段による冷
却は中心部チヤネルのみに限定される。従つ
て、各部チヤネルは他のチヤネルとは殆ど無関
係に加熱又は冷却の制御を行なえて各部の制御
効率を向上しその結果としてきわめて迅速にガ
ラス流の横断方向の温度分布の均一度を得るこ
とができる。
ガラス流れの外側端を輻射熱により加熱して
いるので、加熱方向が直接燃焼ガスを吹付ける
ものに比して間接的であるためガラス流れの比
較的巾広い部分を安定して加熱でき、又燃焼ガ
ス及び燃焼生成物等は例えば側部チヤネルに設
けた孔(煙道孔)から流出させるようにすれ
ば、上記間接加熱方式に基付き加熱に伴う燃焼
生成物がガラス流れ表面に接触し堆積して加熱
又は冷却効率を低下させるおそれも全くなくな
り、一層加熱、冷却効率を向上しうる。
本文においては本発明の種々の実施態様につい
て触れたが、当業者には種々の変更例および代替
例が容易に示唆されるであろう。従つて、本発明
の範囲は特許請求の範囲の照合によつて確定され
ねばならない。
【図面の簡単な説明】
第1図は第2図の線2−2に関する横断面図、
第2図は第1図の線2−2に関する縦断面図、第
3図は第2図の線3−3線に関する横断面図、第
4図は第1図の線4−4に関する前炉の均熱区域
を示す部分横断面図、第5図は屋根部ブロツクの
別の実施態様を示す平面図、第6図は第5図の屋
根部ブロツクを示す側面図、第7図は屋根部ブロ
ツクの別の実施態様を示す平面図、第8図は第7
図に示された屋根部ブロツクを示す側面図、第9
図は屋根部ブロツクの開口上に設けられた閉鎖ブ
ロツクを示す拡大端面図、および第10図はバー
ナに対して燃料を供給するための配管図である。 2,74……樋部、10,12……冷却区域、
14……均熱区域、17……屋根部、18……バ
ーナ・ブロツク、22,80,132,150…
…屋根ブロツク、28,30,138,140,
152,154……突起部、36,144,16
0……中心部チヤネル、38,40……側部チヤ
ネル、44,162……開口、50……閉鎖ブロ
ツク、54……冷却チヤネル、60,90,92
……煙道口、62,94……ダンパー・ブロツ
ク、64……底部冷却チヤネル、148……切欠
き。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 少なくとも1つの冷却区域を有する融解ガラ
    スの搬送のための前炉であつて、 前記冷却区域が、樋部と、該樋部上の屋根部
    と、前記屋根部から下方に延在して屋根部の下方
    の空間を、融解ガラスの流れの中心部分上方の中
    心部チヤネルと前記ガラスの流れの各側部上方の
    側部チヤネルとに画成する一対の離間する突起部
    とを設けられ、 前記中心部チヤネルから熱を取出すための上部
    冷却手段が、該中心部チヤネル上方の屋根部に配
    され、 ガラスの流れ部分を加熱する複数の加熱手段が
    前炉の側部にその長手方向に離間して配されてな
    るような前記前炉において、 前記離間された各突起部は前記加熱手段の中心
    線より下方にガラス流の方向へ延在しており、該
    各突起部の外側表面は熱を前記ガラスの流れの外
    側端へ逆に輻射するよう配置されていることを特
    徴とする前炉。 2 前記上部冷却手段は、前記屋根部における少
    なくとも1つの肉厚の薄い領域と、前記肉厚の薄
    い領域にわたり前炉の長手方向に延在し、かつ入
    口部と該入口部から長手方向に離間した出口部と
    を有する閉鎖された上部冷却チヤネルとからなる
    ことを特徴とする第1項記載の前炉。 3 前記少なくとも1つの冷却区域が、入口部と
    該入口部から長手方向に離間された出口部とを有
    する樋部の下方において長手方向に延在する底部
    冷却チヤネルを含むことを特徴とする第1項記載
    の前炉。 4 複数の冷却区域が存在し、前記の各上部冷却
    チヤネル内の冷却用空気が独立的に制御され、前
    記の各底部チヤネルにおける冷却用空気が前記上
    部チヤネル内の前記冷却用空気の制御とは独立し
    て独立的に制御されることを特徴とする第3項記
    載の前炉。 5 前記の少なくとも1つの冷却区域が、前記各
    側部チヤネル内に開口する煙道口と、該各煙道口
    に対する調整可能なダンパー装置とを有すること
    を特徴とする第1項記載の前炉。 6 前記ガラスの各側部に対する前記加熱装置が
    独立的に調整可能であることを特徴とする請求の
    範囲第1項記載の前炉。 7 前記屋根部が前記樋部上に並列に置かれた複
    数の屋根ブロツクを有し、前記の薄い領域は前記
    屋根ブロツクの開口および該開口を覆う閉鎖ブロ
    ツクによつて形成され、前記突起部が前記屋根ブ
    ロツクから下方に延在することを特徴とする第2
    項記載の前炉。 8 前記上部冷却用チヤネルが前記屋根ブロツク
    の頂部の断熱材料により画成されることを特徴と
    する第7項記載の前炉。 9 前記各屋根ブロツクが側壁面において隣接す
    るブロツクにおけるV字形の溝と係合して開口を
    形成する側壁面のV字形溝を有することを特徴と
    する第7項記載の前炉。 10 前記各屋根ブロツクが2つの部材に形成さ
    れることを特徴とする第7項記載の前炉。 11 前記各屋根ブロツクがその中心部に開口を
    有する一体の構造であることを特徴とする第7項
    記載の前炉。 12 前記上部冷却手段は、前記中心部チヤネル
    から作業者の調節割合に応じて熱を取出すことを
    特徴とする第1項記載の前炉。 13 前記複数の加熱手段は加熱ガスの流れを前
    記下方へ突出する離間する突起部の方へ指向さ
    せ、該突起部からの熱がガラス流れの外側端へ輻
    射されることを特徴とする第1項記載の前炉。 14 前記少なくとも1つの冷却区域は夫々前記
    各側部チヤネル内に開口する煙道口を有し、該各
    煙道口には調節可能なダンパー装置が設けられて
    いることを特徴とする第13項記載の前炉。
JP62077373A 1983-12-07 1987-03-30 ガラス製造炉の前炉 Granted JPS62292622A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US06/559,160 US4552579A (en) 1983-12-07 1983-12-07 Glass forehearth
US559160 1983-12-07

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