JPH0466033B2 - - Google Patents
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- JPH0466033B2 JPH0466033B2 JP56146970A JP14697081A JPH0466033B2 JP H0466033 B2 JPH0466033 B2 JP H0466033B2 JP 56146970 A JP56146970 A JP 56146970A JP 14697081 A JP14697081 A JP 14697081A JP H0466033 B2 JPH0466033 B2 JP H0466033B2
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- photoreceptor
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B27/00—Photographic printing apparatus
- G03B27/32—Projection printing apparatus, e.g. enlarger, copying camera
- G03B27/52—Details
- G03B27/522—Projection optics
- G03B27/525—Projection optics for slit exposure
- G03B27/526—Projection optics for slit exposure in which the projection optics move
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)
- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
- Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
Description
本発明は電子写真複写装置に係り、さらに詳し
くは、平坦な物体面上に置かれた原稿を走査し
て、この走査像を移動する平坦な感光体上に感光
体の移動速度より速く且つその移動方向と逆方向
に投映する走査装置に関する。 像を感光体の移動速度より速い速度て感光体上
に露光する前進走査装置(プリセツシヨン・スキ
ヤン・システム)は、当技術分野において知られ
ている。本発明と同一の譲受人の譲渡された米国
特許第3454335号(カルドウエル)は、静止レン
ズおよび鏡装置を越えて移動するマイクロフイル
ムカードの像をドラム筒ないしドラム形状の感光
体上に投映する方法を記載している。感光体、お
よびマイクロフイルムは同一速度で移動され、像
は感光体の面上に感光体と反対方向へ移動する細
長開口手段を通して前進(すなわち感光体の運動
方向と逆方向に移動)される。この細長開口手段
および感光体の回転は、感光体が感光体の表面速
度より速い速度にて露光する。この走査装置は像
を前進させることで得られる2つの利点を実証し
ている。すなわち、同等の複写速度(1分間当り
の複写数)に対して装置による像形成速度あるい
は感光体の表面速度を遅く設定できること、およ
び(走査光学系の戻りの時間に起因して)像と像
の間に通常生ずる間隔が減小できあるいは望まれ
るならば無くせることである。与えられた複写速
度に対する走査戻り速度もまた、与えられた複写
速度に関して最小限にすることができ、これによ
り走査加速、焦点不良および振動を減小できる。
しかしながら、このような装置における問題は、
ある種の装置にとつて許容出来ない焦点不良が現
象した像に生ずることである。この不良は、鼓形
の鏡から細長開口手段へ反射された像がドラム形
状の感光体面における正接線に対して垂直に維持
されないことに原因する。 この焦点不良問題は、本発明と同一の譲受人に
譲渡された米国特許第013098号(グラブ)に記載
されている。この米国特許は、特別な走査装置に
生ずる上記視野傾斜の問題を、感光体面に接近し
て配置した光学部材の直線的および回転的な運動
を用いて、プラテンからの像の反射角に等しい角
度にて像を感光体上に走査することで解決してい
る。 ドラム感光体上への前進走査を用いる他の従来
技術の装置は、本発明と同一の譲受人に譲渡され
た米国特許第3650621号(レウイス)に記載され
ている。この米国特許は、像形成装置が弧状と通
路に沿つて感光体の回転と反対方向へ移動されて
湾曲プラテン上の文章を感光体へ走査する装置を
開示している。 平坦な感光体面上に前進走査することは、他の
解決策を必要とする問題を生じる。本発明と同一
の譲受人に譲渡された米国特許第3754822号(メ
ルロース)は、プラテンおよび平坦な感光体が同
期して同一方向へ移動する一方で、走査光学部材
が反対方向へ適当な速度で移動する走査装置を開
示している。その説明および特許請求の範囲はこ
の米国特許に記載された特定の装置に限定されて
おり、例えば静止せる物体を有する装置での問
題、或は走査ランプの運動とは別にレンズが運動
する装置での問題を考慮していない。多量の複写
を行う場合、好ましい走査方法は移動の間に適正
な物体−レンズ間の距離を維持する、全速および
半速鏡装置を使用することである。しかしなが
ら、このような走査装置は比較的重量が大きく、
走査光学部材の戻り慣性の問題が装置の速度に対
する重大な制限となる。 従つて、本願の第1の発明の目的は、静止物体
の像を平坦な感光体上へ前進走査しそれによつて
走査部材を走査終了位置から開始位置へ戻す際の
損失時間を減少ないし無くす走査装置の提供にあ
る。 本願の第2の発明の目的は、上記の同様な時間
短縮が可能な、全速および半速鏡装置を使用せる
複写機に用いるための前進走査装置を提供するこ
とである。 上記目的達成のために、第1の発明によれば、
固定プラテン上にある文書の如き静止物体の光像
を平坦な感光体上に投映するための走査装置であ
つて、第1の速度V1で移動して前記静止物体を
走査するようにされた照射走査手段と、前記感光
体を前記第1の速度V1より遅い第3の速度V3で
移動させるための手段と、前記照射走査手段と前
記感光体の間の光路に沿つて配置され、前記第3
の速度V3より遅い第2の速度V2で前記照射走査
手段の動きと同じ方向へ移動しつつ走査像を前記
感光体へ投映する投映レンズ手段とを有し、前記
感光体が前記投映レンズ手段からの前記走査像の
動きと反対方向へ動かされ、これにより前記走査
像が前記投映レンズ手段を通して投映され、移動
する前記感光体上に前記感光体の動きと反対の方
向へ向けて前進する形態で投映されることを特徴
とする。 また、第2の発明によれば、固定ブラテン上に
ある文書の如き静止物体の光像を平坦な感光体ベ
ルト上に投映するための走査装置であつて、前記
静止物体を走査するための照射走査手段と、前記
照射走査手段からの光路に沿つて配置され、走査
像を前記感光体ベルト上へ向けて投映する投映レ
ンズ手段とを有し、前記照射走査手段が、走査開
始位置から走査終了位置へ第1の速度VAで移動
する照射源および走査鏡と、前記第1の速度VA
の半分の速度で前記走査鏡とほぼ同じ方向へ移動
しつつ前記走査鏡からの前記走査像を前記投映レ
ンズ手段へ向けて反射して一定の静止物体一投映
レンズ手段間距離を維持する第2の鏡とを含み、
前記走査鏡は移動するにしたがつて前記静止物体
と前記走査鏡の映る部分の間の垂直距離を異なら
せるようにしたものであり、さらに、前記投映レ
ンズ手段と前記感光体ベルトの間に配置され、前
記投映レンズ手段からの前記走査像をほぼ垂直な
向きで前記感光体ベルト上へ向けるようにされた
反射手段と、前記第1の速度VAよりも遅い第3
の速度VBで前記反射手段からの前記走査像の動
きと反対の方向へ前記感光体ベルトを駆動する手
段とを有し、これにより前記走査像が前記感光体
ベルト上に前記感光体ベルトの動きと反対の方向
に沿つて前進する形態で投映されることを特徴と
する。 さらに、第3の発明によれば、固定プラテン上
にある文章の如き静止物体を光像を平坦な感光体
ベルト上に投映するための走査装置であつて、前
記静止物体を走査する照射走査手段と、前記照射
走査手段からの光路に沿つて配置され、走査像を
前記感光体ベルト上へ向けて投映する投映レンズ
手段とを有し、前記照射走査手段が、組立体とし
て連結されて走査開始位置から走査終了位置へ第
1の速度VAで移動する照射源および走査鏡と、
前記第1の速度VAを半分の速度で前記組立体と
ほぼ同じ方向へ移動しつつ前記走査鏡からの前記
走査像を前記投映レンズ手段へ向けて反射して一
定の静止物体一投映レンズ間距離を維持する第2
の鏡とを含み、さらに、前記投映レンズ手段と前
記感光体ベルトの間に配置され、前記投映レンズ
手段からの前記走査像をほぼ垂直な向きで前記感
光体ベルト上へ向けるようにされた反射手段と、
前記第1の速度VAよりも遅い第3の速度VBで前
記反射手段からの前記走査像の動きと反対の方向
へ前記感光体ベルトを駆動する手段とを有し、前
記反射手段が、走査中に前記感光体ベルトの動き
と反対の方向へ移動するようになつている一対の
鏡を含み、これにより前記走査像が前記感光体ベ
ルト上に前記感光体ベルトの動きと反対の方向に
沿つて前進する形態で投映されることを特徴とす
る。 上記いずれの構成でも、照射走査手段が移動し
つつ静止物体を走査し、その光像を投映レンズ手
段を介して、平坦な感光体上へ結像させる。この
際に、第1の発明では照射走査手段から感光体へ
の光路上にある投映レンズ手段がこれら両者より
遅く照射走査手段の動きと動じ方向へ動かされ、
投映レンズ手段を通つた走査像は照射走査手段に
よる走査方向とは反対の方向へ移動する。また、
感光体は走査像の動きと反対の方向へ照射走査手
段より遅く移動し、この結果、走査像は感光体上
にこの感光体の動きと反対方向へ前進しつつ投映
される。一方、第2および第3の発明でも、第1
の発明の場合と同様に照射走査手段と感光体ベル
トを動かすが、投映レンズ手段は走査中に移動す
ることがなく、その代わりに、照射走査手段の走
査鏡と第2の鏡が異なる速度で動いて互いに位置
を変えている。この際に、第2の発明の装置で
は、移動するに従つて静止物体からの垂直距離が
異なる走査鏡の像の映る部分で物止物体の走査が
行われ、走査に伴う光像はこれら鏡の間の異なる
反射経路を通つて静止状態の投映レンズ手段に対
して動かされ、その後、反射手段による反射を介
して第1の発明の場合と同様な態様で感光体ベル
ト上に投映される。また、第3の発明の装置で
は、走査に伴う光像は投映レンズ手段に対して動
かされないものの、投映レンズ手段を通つた後
に、移動している反射手段での反射を介して、感
光体ベルトに対して動かされる。 その結果、第1、第2および第3の発明の走査
装置では、走査終了時点で、感光体の動きに比べ
て、走査像が前進する分だけ、像の形成が早く終
了する。従つて、感光体が走査像の前進分の距離
を移動する時間に相当する分、照射走査手段が走
査開始位置へ戻るために要する時間に余裕が生じ
る。この余裕によつて、余裕時間内に照射走査手
段を走査開始位置へ戻すようにすれば、戻し作動
による損失時間が低減し、一方、余裕分を含めて
戻り時間を長くすれば、照射走査手段の加速・減
速を暖やかにして振動を小さくする。 かくして、本願発明によれば、平坦な感光体を
用いて焦点不良の少ない鮮明な像形成が出来るこ
とに加えて、走査部材を戻す上で生じる損失時間
を低減して像形成効率の向上を計り、また、走査
部材の加速・減速を小さくして振動の少ない確実
な走査・像形成が可能となり、しかも、この様な
顕著な効果が極めて簡単な構造で得られる。ま
た、第2および第3の発明は、比較的重量のある
レンズ装置に代えて軽量な鏡装置を移動させる構
成であり、走査部材を比較的少ないエネルギーで
速く正確に動かし得るので、上記に加えて、より
良好な走査・像形成効率を達成する効果がある。
ことに、第2の発明は可動部分をより少なくし得
る利点があり、一方、第3の発明は投映レンズ手
段として構成のより簡単な反射屈折レンズ等を利
用し得る利点がある。 次に、添付図面を参照して、実施例に基づいて
本願発明を詳細に説明する。 第1図および第2図は、第1発明の実施例を示
す。 第1図の参照すれば、静止した原稿および平面
状のプラテンから平坦な感光体へ走査する走査装
置8が示されている。この装置はプラテン10、
照射走査手段となる走査ランプ/反射器組立体1
2、投映レンズ手段となる投映レンズ14、およ
び感光体ベルト16を含む。複写する原稿18は
プラテン10上に置かれる。作動において、ラン
プ/反射器組立体12は、第1の速度V1にて図
中の左から右へ移動して原稿18を走査する。原
稿からの反射光像は、第2の速度にて図中の左か
ら右へ移動する投映レンズ14を通して送られ、
第3の速度V3にて移動する感光体ベルト16の
表面へ投映される。走査の終了時、組立体12は
第4の速度V4にて走査開始位置へ戻される。以
下に詳しく説明する様に、速度V1、V2およびV3
の関係は、像がベルト移動速度速くより且つベル
ト移動と反対方向へ投映、すなわちベルト上を像
が前進するように設定することができる。走査部
材の走査開始位置への戻り時間が、走査開始位置
へ戻る際の走査部材の振動を許容レベルに保持す
るのに充分な長さにできるのである。走査および
戻り時間が等しい時に、特に興味ある状態が生じ
る。この場合、ランプ/反射器組立体は感光体の
移動速度の2倍の速度で移動する。これらの関係
をさらに第2図に関連して説明する。第2図は、
説明を簡単にするために第1図のプラテンを省略
して、点P1P2により走査長さに平行な原稿の寸
法を簡単に示している。走査開始の際、組立体1
2および投映レンズ14は実線位置にある。原稿
の長さP1P2に等しい感光体ベルト16の部分は
点ACで示した長さを占め、点Cは原稿の点P1の
像位置である。走査の終了位置では、組立体12
が点P2を照射する点線位置に移動し、投映レン
ズ14は第1の位置L1から第2の位置L2に移動
し、また感光体ベルト16の部分は位置BDに移
動しており、原稿の点P2は感光体ベルト上の点
Bに結像される。ランプ/反射器組立体12は感
光体ベルトより速い速度で移動し、照射された像
の部分が逆行(前進)するようにする。前進距離
は長さBCであり、BCは像形成が行われる光学
(窓)を見做すことができる。実際の像速度は投
映レンズを速度と装置における複写倍率で決ま
り、像が不鮮明となるのを避けるために感光体ベ
ルトの速度と適合させなくてはならない。 組立体12が走査開始位置へ戻る際に、感光体
ベルトの点Bは移動を継続し、次の原稿の像形成
のために結像点Cに来る。これを達成するための
状態を以下に、特に式(1)から(5)を用いて説明す
る。点P1P2間の距離を走査するために組立体1
2が要する時間は、次式により与えられる走査時
間Tである。 T=P1P2/V1 ……(1) 投映レンズ14が移動する位置L1L2間の距離
は次式で与えられる。 L1L2=TV2 ……(2) 感光体ベルト16は次式で与えられる点AB
(すなわちCD)間の距離を移動する。 AB=TV3 ……(3) 感光体ベルトの点AC間の距離は、装置におけ
る複写倍率(M)に原稿の寸法を乗じた値と等し
い。すなわち AC=MP1P2 第2図からBC=AC−ABであり、従つて BC=MP1P2−TV3 ……(4) 原稿と次の原稿の間隔が無い(すなわち第2図
の点Bが新たに原稿の走査開始点Cなるように前
進する)場合、次の走査開始の状態は次式で与え
られる。 TFB(戻り時間)=BC/V3=MP1P2−TV3/V3 ……(5) ある種の装置に関しは、例えば、感光体上の像
に複写用紙を適正に同期させるために、原稿と次
の原稿との間にある程度の間隔が必要でありまた
望まれる。前進速度は、像と像の間に望ましい
「無像」間隔を与えるために、より長い戻り時間
を可能とするように設定できる。この長い戻り時
間はまた、装置における加速および振動を減小す
る望ましい効果を有している。例えば式(5)は式(6)
で示すように12.7cm(5in)の原稿間隔を与える
ように変形できる。 TFB=MP1P2−TV3+12.7cm(5in)/V3 ……(6) 後に示す表の最下段はこの場合のパラメータ
を示している。特に興味のある状態が、戻り時間
と走査時間とが等しい場合、すなわちランプ/反
射器立体の移動速度V1=22.86cm/秒(9in/秒)
の時に生じる。 表は特定の装置に関しての例を示しており、
その例では感光体ベルトの速度V3=17.78cm/秒
(7in/秒)、投映レンズの速度V2は速度V3の1/2
すなわち8.89cm/秒(3.5in/秒)、複写の拡大倍
率M=1および点P1P2間の距離=22.86cm
(9.0in)である。ランプ/反射器組立体の速度V1
を変化する効果が与えられている。 前述の説明は、像形成レンズから照明源を切り
離すことで得られる利点を実証するのに役立つ。 これらの利点を再び述べれば、 (1) 与えられた原稿間隔に対して戻り時間を長く
できる; (2) 与えられた複写速度に対して感光対の速度、
すなわち像形成速度を遅くできる; (3) 照射走査の加速度を小さくすることで装置に
おける振動を小さくできる。
くは、平坦な物体面上に置かれた原稿を走査し
て、この走査像を移動する平坦な感光体上に感光
体の移動速度より速く且つその移動方向と逆方向
に投映する走査装置に関する。 像を感光体の移動速度より速い速度て感光体上
に露光する前進走査装置(プリセツシヨン・スキ
ヤン・システム)は、当技術分野において知られ
ている。本発明と同一の譲受人の譲渡された米国
特許第3454335号(カルドウエル)は、静止レン
ズおよび鏡装置を越えて移動するマイクロフイル
ムカードの像をドラム筒ないしドラム形状の感光
体上に投映する方法を記載している。感光体、お
よびマイクロフイルムは同一速度で移動され、像
は感光体の面上に感光体と反対方向へ移動する細
長開口手段を通して前進(すなわち感光体の運動
方向と逆方向に移動)される。この細長開口手段
および感光体の回転は、感光体が感光体の表面速
度より速い速度にて露光する。この走査装置は像
を前進させることで得られる2つの利点を実証し
ている。すなわち、同等の複写速度(1分間当り
の複写数)に対して装置による像形成速度あるい
は感光体の表面速度を遅く設定できること、およ
び(走査光学系の戻りの時間に起因して)像と像
の間に通常生ずる間隔が減小できあるいは望まれ
るならば無くせることである。与えられた複写速
度に対する走査戻り速度もまた、与えられた複写
速度に関して最小限にすることができ、これによ
り走査加速、焦点不良および振動を減小できる。
しかしながら、このような装置における問題は、
ある種の装置にとつて許容出来ない焦点不良が現
象した像に生ずることである。この不良は、鼓形
の鏡から細長開口手段へ反射された像がドラム形
状の感光体面における正接線に対して垂直に維持
されないことに原因する。 この焦点不良問題は、本発明と同一の譲受人に
譲渡された米国特許第013098号(グラブ)に記載
されている。この米国特許は、特別な走査装置に
生ずる上記視野傾斜の問題を、感光体面に接近し
て配置した光学部材の直線的および回転的な運動
を用いて、プラテンからの像の反射角に等しい角
度にて像を感光体上に走査することで解決してい
る。 ドラム感光体上への前進走査を用いる他の従来
技術の装置は、本発明と同一の譲受人に譲渡され
た米国特許第3650621号(レウイス)に記載され
ている。この米国特許は、像形成装置が弧状と通
路に沿つて感光体の回転と反対方向へ移動されて
湾曲プラテン上の文章を感光体へ走査する装置を
開示している。 平坦な感光体面上に前進走査することは、他の
解決策を必要とする問題を生じる。本発明と同一
の譲受人に譲渡された米国特許第3754822号(メ
ルロース)は、プラテンおよび平坦な感光体が同
期して同一方向へ移動する一方で、走査光学部材
が反対方向へ適当な速度で移動する走査装置を開
示している。その説明および特許請求の範囲はこ
の米国特許に記載された特定の装置に限定されて
おり、例えば静止せる物体を有する装置での問
題、或は走査ランプの運動とは別にレンズが運動
する装置での問題を考慮していない。多量の複写
を行う場合、好ましい走査方法は移動の間に適正
な物体−レンズ間の距離を維持する、全速および
半速鏡装置を使用することである。しかしなが
ら、このような走査装置は比較的重量が大きく、
走査光学部材の戻り慣性の問題が装置の速度に対
する重大な制限となる。 従つて、本願の第1の発明の目的は、静止物体
の像を平坦な感光体上へ前進走査しそれによつて
走査部材を走査終了位置から開始位置へ戻す際の
損失時間を減少ないし無くす走査装置の提供にあ
る。 本願の第2の発明の目的は、上記の同様な時間
短縮が可能な、全速および半速鏡装置を使用せる
複写機に用いるための前進走査装置を提供するこ
とである。 上記目的達成のために、第1の発明によれば、
固定プラテン上にある文書の如き静止物体の光像
を平坦な感光体上に投映するための走査装置であ
つて、第1の速度V1で移動して前記静止物体を
走査するようにされた照射走査手段と、前記感光
体を前記第1の速度V1より遅い第3の速度V3で
移動させるための手段と、前記照射走査手段と前
記感光体の間の光路に沿つて配置され、前記第3
の速度V3より遅い第2の速度V2で前記照射走査
手段の動きと同じ方向へ移動しつつ走査像を前記
感光体へ投映する投映レンズ手段とを有し、前記
感光体が前記投映レンズ手段からの前記走査像の
動きと反対方向へ動かされ、これにより前記走査
像が前記投映レンズ手段を通して投映され、移動
する前記感光体上に前記感光体の動きと反対の方
向へ向けて前進する形態で投映されることを特徴
とする。 また、第2の発明によれば、固定ブラテン上に
ある文書の如き静止物体の光像を平坦な感光体ベ
ルト上に投映するための走査装置であつて、前記
静止物体を走査するための照射走査手段と、前記
照射走査手段からの光路に沿つて配置され、走査
像を前記感光体ベルト上へ向けて投映する投映レ
ンズ手段とを有し、前記照射走査手段が、走査開
始位置から走査終了位置へ第1の速度VAで移動
する照射源および走査鏡と、前記第1の速度VA
の半分の速度で前記走査鏡とほぼ同じ方向へ移動
しつつ前記走査鏡からの前記走査像を前記投映レ
ンズ手段へ向けて反射して一定の静止物体一投映
レンズ手段間距離を維持する第2の鏡とを含み、
前記走査鏡は移動するにしたがつて前記静止物体
と前記走査鏡の映る部分の間の垂直距離を異なら
せるようにしたものであり、さらに、前記投映レ
ンズ手段と前記感光体ベルトの間に配置され、前
記投映レンズ手段からの前記走査像をほぼ垂直な
向きで前記感光体ベルト上へ向けるようにされた
反射手段と、前記第1の速度VAよりも遅い第3
の速度VBで前記反射手段からの前記走査像の動
きと反対の方向へ前記感光体ベルトを駆動する手
段とを有し、これにより前記走査像が前記感光体
ベルト上に前記感光体ベルトの動きと反対の方向
に沿つて前進する形態で投映されることを特徴と
する。 さらに、第3の発明によれば、固定プラテン上
にある文章の如き静止物体を光像を平坦な感光体
ベルト上に投映するための走査装置であつて、前
記静止物体を走査する照射走査手段と、前記照射
走査手段からの光路に沿つて配置され、走査像を
前記感光体ベルト上へ向けて投映する投映レンズ
手段とを有し、前記照射走査手段が、組立体とし
て連結されて走査開始位置から走査終了位置へ第
1の速度VAで移動する照射源および走査鏡と、
前記第1の速度VAを半分の速度で前記組立体と
ほぼ同じ方向へ移動しつつ前記走査鏡からの前記
走査像を前記投映レンズ手段へ向けて反射して一
定の静止物体一投映レンズ間距離を維持する第2
の鏡とを含み、さらに、前記投映レンズ手段と前
記感光体ベルトの間に配置され、前記投映レンズ
手段からの前記走査像をほぼ垂直な向きで前記感
光体ベルト上へ向けるようにされた反射手段と、
前記第1の速度VAよりも遅い第3の速度VBで前
記反射手段からの前記走査像の動きと反対の方向
へ前記感光体ベルトを駆動する手段とを有し、前
記反射手段が、走査中に前記感光体ベルトの動き
と反対の方向へ移動するようになつている一対の
鏡を含み、これにより前記走査像が前記感光体ベ
ルト上に前記感光体ベルトの動きと反対の方向に
沿つて前進する形態で投映されることを特徴とす
る。 上記いずれの構成でも、照射走査手段が移動し
つつ静止物体を走査し、その光像を投映レンズ手
段を介して、平坦な感光体上へ結像させる。この
際に、第1の発明では照射走査手段から感光体へ
の光路上にある投映レンズ手段がこれら両者より
遅く照射走査手段の動きと動じ方向へ動かされ、
投映レンズ手段を通つた走査像は照射走査手段に
よる走査方向とは反対の方向へ移動する。また、
感光体は走査像の動きと反対の方向へ照射走査手
段より遅く移動し、この結果、走査像は感光体上
にこの感光体の動きと反対方向へ前進しつつ投映
される。一方、第2および第3の発明でも、第1
の発明の場合と同様に照射走査手段と感光体ベル
トを動かすが、投映レンズ手段は走査中に移動す
ることがなく、その代わりに、照射走査手段の走
査鏡と第2の鏡が異なる速度で動いて互いに位置
を変えている。この際に、第2の発明の装置で
は、移動するに従つて静止物体からの垂直距離が
異なる走査鏡の像の映る部分で物止物体の走査が
行われ、走査に伴う光像はこれら鏡の間の異なる
反射経路を通つて静止状態の投映レンズ手段に対
して動かされ、その後、反射手段による反射を介
して第1の発明の場合と同様な態様で感光体ベル
ト上に投映される。また、第3の発明の装置で
は、走査に伴う光像は投映レンズ手段に対して動
かされないものの、投映レンズ手段を通つた後
に、移動している反射手段での反射を介して、感
光体ベルトに対して動かされる。 その結果、第1、第2および第3の発明の走査
装置では、走査終了時点で、感光体の動きに比べ
て、走査像が前進する分だけ、像の形成が早く終
了する。従つて、感光体が走査像の前進分の距離
を移動する時間に相当する分、照射走査手段が走
査開始位置へ戻るために要する時間に余裕が生じ
る。この余裕によつて、余裕時間内に照射走査手
段を走査開始位置へ戻すようにすれば、戻し作動
による損失時間が低減し、一方、余裕分を含めて
戻り時間を長くすれば、照射走査手段の加速・減
速を暖やかにして振動を小さくする。 かくして、本願発明によれば、平坦な感光体を
用いて焦点不良の少ない鮮明な像形成が出来るこ
とに加えて、走査部材を戻す上で生じる損失時間
を低減して像形成効率の向上を計り、また、走査
部材の加速・減速を小さくして振動の少ない確実
な走査・像形成が可能となり、しかも、この様な
顕著な効果が極めて簡単な構造で得られる。ま
た、第2および第3の発明は、比較的重量のある
レンズ装置に代えて軽量な鏡装置を移動させる構
成であり、走査部材を比較的少ないエネルギーで
速く正確に動かし得るので、上記に加えて、より
良好な走査・像形成効率を達成する効果がある。
ことに、第2の発明は可動部分をより少なくし得
る利点があり、一方、第3の発明は投映レンズ手
段として構成のより簡単な反射屈折レンズ等を利
用し得る利点がある。 次に、添付図面を参照して、実施例に基づいて
本願発明を詳細に説明する。 第1図および第2図は、第1発明の実施例を示
す。 第1図の参照すれば、静止した原稿および平面
状のプラテンから平坦な感光体へ走査する走査装
置8が示されている。この装置はプラテン10、
照射走査手段となる走査ランプ/反射器組立体1
2、投映レンズ手段となる投映レンズ14、およ
び感光体ベルト16を含む。複写する原稿18は
プラテン10上に置かれる。作動において、ラン
プ/反射器組立体12は、第1の速度V1にて図
中の左から右へ移動して原稿18を走査する。原
稿からの反射光像は、第2の速度にて図中の左か
ら右へ移動する投映レンズ14を通して送られ、
第3の速度V3にて移動する感光体ベルト16の
表面へ投映される。走査の終了時、組立体12は
第4の速度V4にて走査開始位置へ戻される。以
下に詳しく説明する様に、速度V1、V2およびV3
の関係は、像がベルト移動速度速くより且つベル
ト移動と反対方向へ投映、すなわちベルト上を像
が前進するように設定することができる。走査部
材の走査開始位置への戻り時間が、走査開始位置
へ戻る際の走査部材の振動を許容レベルに保持す
るのに充分な長さにできるのである。走査および
戻り時間が等しい時に、特に興味ある状態が生じ
る。この場合、ランプ/反射器組立体は感光体の
移動速度の2倍の速度で移動する。これらの関係
をさらに第2図に関連して説明する。第2図は、
説明を簡単にするために第1図のプラテンを省略
して、点P1P2により走査長さに平行な原稿の寸
法を簡単に示している。走査開始の際、組立体1
2および投映レンズ14は実線位置にある。原稿
の長さP1P2に等しい感光体ベルト16の部分は
点ACで示した長さを占め、点Cは原稿の点P1の
像位置である。走査の終了位置では、組立体12
が点P2を照射する点線位置に移動し、投映レン
ズ14は第1の位置L1から第2の位置L2に移動
し、また感光体ベルト16の部分は位置BDに移
動しており、原稿の点P2は感光体ベルト上の点
Bに結像される。ランプ/反射器組立体12は感
光体ベルトより速い速度で移動し、照射された像
の部分が逆行(前進)するようにする。前進距離
は長さBCであり、BCは像形成が行われる光学
(窓)を見做すことができる。実際の像速度は投
映レンズを速度と装置における複写倍率で決ま
り、像が不鮮明となるのを避けるために感光体ベ
ルトの速度と適合させなくてはならない。 組立体12が走査開始位置へ戻る際に、感光体
ベルトの点Bは移動を継続し、次の原稿の像形成
のために結像点Cに来る。これを達成するための
状態を以下に、特に式(1)から(5)を用いて説明す
る。点P1P2間の距離を走査するために組立体1
2が要する時間は、次式により与えられる走査時
間Tである。 T=P1P2/V1 ……(1) 投映レンズ14が移動する位置L1L2間の距離
は次式で与えられる。 L1L2=TV2 ……(2) 感光体ベルト16は次式で与えられる点AB
(すなわちCD)間の距離を移動する。 AB=TV3 ……(3) 感光体ベルトの点AC間の距離は、装置におけ
る複写倍率(M)に原稿の寸法を乗じた値と等し
い。すなわち AC=MP1P2 第2図からBC=AC−ABであり、従つて BC=MP1P2−TV3 ……(4) 原稿と次の原稿の間隔が無い(すなわち第2図
の点Bが新たに原稿の走査開始点Cなるように前
進する)場合、次の走査開始の状態は次式で与え
られる。 TFB(戻り時間)=BC/V3=MP1P2−TV3/V3 ……(5) ある種の装置に関しは、例えば、感光体上の像
に複写用紙を適正に同期させるために、原稿と次
の原稿との間にある程度の間隔が必要でありまた
望まれる。前進速度は、像と像の間に望ましい
「無像」間隔を与えるために、より長い戻り時間
を可能とするように設定できる。この長い戻り時
間はまた、装置における加速および振動を減小す
る望ましい効果を有している。例えば式(5)は式(6)
で示すように12.7cm(5in)の原稿間隔を与える
ように変形できる。 TFB=MP1P2−TV3+12.7cm(5in)/V3 ……(6) 後に示す表の最下段はこの場合のパラメータ
を示している。特に興味のある状態が、戻り時間
と走査時間とが等しい場合、すなわちランプ/反
射器立体の移動速度V1=22.86cm/秒(9in/秒)
の時に生じる。 表は特定の装置に関しての例を示しており、
その例では感光体ベルトの速度V3=17.78cm/秒
(7in/秒)、投映レンズの速度V2は速度V3の1/2
すなわち8.89cm/秒(3.5in/秒)、複写の拡大倍
率M=1および点P1P2間の距離=22.86cm
(9.0in)である。ランプ/反射器組立体の速度V1
を変化する効果が与えられている。 前述の説明は、像形成レンズから照明源を切り
離すことで得られる利点を実証するのに役立つ。 これらの利点を再び述べれば、 (1) 与えられた原稿間隔に対して戻り時間を長く
できる; (2) 与えられた複写速度に対して感光対の速度、
すなわち像形成速度を遅くできる; (3) 照射走査の加速度を小さくすることで装置に
おける振動を小さくできる。
【表】
【表】
第3図を参照すれば、複写機の固定レンズおよ
び移動ミラー装置を移用した、第22発明の実施例
による複写拡大倍率1の走査装置が示されてい
る。原稿30は点P1P2で示した走査長さを有し
ており、プラテン(図示せず)上に支持されてい
る。原稿は、全体を符号32で示した全速/半速
走査組立体により走査される。照射走査手段とな
る組立体32は、第1の速度VAで移動する走査
鏡34およびランプ36と、速度VA/2で移動
する第2の鏡38とを有する。原稿の走査軸に沿
つて移動する基本光源により与えられた走査像
は、投映レンズ手段である固定レンズ40を通
り、反射手段となる屋根型鏡41を介して感光体
ベルト42上に像形成される。感光体ベルト42
は速度VBで移動している。 作動において、走査開始時には、上述の各構成
要素が実線位置にある。点ACで示した感光体ベ
ルト42の部分は点P1P2間の長さに等しく、点
Cは原稿の点P1の像点を示す。走査組立体32
は図中の左から右へ速度VAで移動し、この速度
VAは速度VBより大きく設定されている。速度VA
として実際し設定すべき値は、式(1)、(3)、および
(4)から導き出される。さらに、複写速度CRおよ
び無像間隔は次式で与えられる。 CR=1/T+TFB=V3/P1P2+DP……(7) この結果、像は感光体ベルト42上に与えられ
て点Cから点Bへ向けて進められる。走査終了位
置では、組立体32が点線位置となり、また感光
体ベルト42が点BDの位置に移動して原稿の点
P2が点Bに結像される。 (5)式から、そして戻り時間を無像間隔が0cmで
ある状態に設定すると、感光体ベルト上の点B
は、走査組立体32が走査開始位置へ戻るに要す
る時間の間に、点BC間の距離を移動することに
なる。次いで、新たな走査サイクルが点Cから開
始され、新しい像は先に露光した像の後端縁にす
ぐ接して置かれる(すなわち原稿間隔が無くな
る)。 走査鏡34の垂直位置が走査の間に変化して該
鏡の中央部分に光束を維持していることに注目さ
れたい。この垂直位置は、もし大きな寸法の鏡を
使用する場合には、一定に保持することができ
る。第3図に示していないが、感光体ベルト42
上に形成された潜像は現像されて複写用紙に転写
され、感光体ベルトは当業者によく知られている
ような方法で清掃されて再帯電される。 第3発明の実施例による走査装置が、第4図に
示されている。第4図において、原稿30はプラ
テ(図示せず)上に支持されている。照射走査手
段となる走査組立体50は第1の速度VAで移動
するランプ52および全速の走査鏡54、および
第2の速度VA/2で移動して一定の原稿−レン
ズ間距離を維持する屋根型の第2の鏡56を含
む。基本光線によつて与えられる原稿の反射像
は、投映レンズ手段である反射屈折型レンズ58
を通り、鏡組立体62を介して感光体ベルト60
上に像形成される。組立体62は鏡64と66を
含み、投映レンズ手段からの像を感光体へほぼ垂
直な向きで送るための反射手段として作用する。
鏡64は感光体ベルト60の移動方向と反対方向
へある速度で動かされ、この速度は点BC間の距
離に沿つた移動を可能にするものである。鏡66
は鏡64の動きに連動して、一定のレンズ−像間
距離を維持し且つ電子写真転写の作動のために正
しい像の向きを維持する。 作動において、走査作動は前述の構成要素が実
線位置にある状態で始まる。点ACで示した感光
体ベルト60の部分は点P1P2間の原稿長さに等
しく、この部分が1図の走査サイクルの間に露光
され、点Cは原稿の点P1の像点を形成する。走
査組立体50は、感光体ベルト60の速度VBよ
り速い速度VAで図中の左から右へ移動する。な
お、この実施例では、走査組立体の垂直位置は、
屋根型鏡56が反射光束の位置変化に適応するの
で、変化しない。同時に、鏡64と66は投映像
を屈折させて感光体ベルト上に反射し、走査の間
に像は点BCに等しい距離を前進する。感光体ベ
ルトの点Aは走査終了位置にて点Bに到達し、点
Aから点Cへ到るに要する時間は走査組立体の戻
り時間に等しく設定することが出来、新たな走査
が始まる。 要約すれば、感光体上での像の前進は感光体の
移動速度より速い照射走査によつて得られる。前
進距離を感光体の移動速度で除した値が、追加の
「自由な」戻り時間を与える。照射走査速度と感
光体の速度の比率は任意に設定でき、これにより
種々の前進量が達成できる。像の速度は感光体の
速度に常に等しくなければならならず、言い換え
ると、像を形成するための構成要素の速度の代数
和が前進速度と等しくされねばならない。このこ
とが照射走査速度を感光体の速度に関係なく選定
できるようにしており、先に述べた利点を伴うの
である。 第3図および第4図の実施例は2つの速度の鏡
による走査組立体を用いる場合として説明した
が、本発明の概念は他の型式の走査組立体を用い
る場合にも適用できる。例えば、単一の鏡が関連
した走査ランプ組立体と共に、充分な内部空間の
有る装置に使用できる。また、この2つの速度の
鏡による走査装置は同倍率モードにて示された
が、他の倍率での作動も可能である。例えば、縮
小モードの作動が第4図の実施例で望まれるなら
ば、レンズ58を光軸に沿つて移動できるように
して必要量だけレンズ−像間距離を縮めることが
出来る。この場合、鏡66は像を適正な焦点に維
持するために他の運動成分に適応するように改修
される要がある。走査鏡54もまた、適正なレン
ズ−原稿間距離を確立するように配置されるべき
である。
び移動ミラー装置を移用した、第22発明の実施例
による複写拡大倍率1の走査装置が示されてい
る。原稿30は点P1P2で示した走査長さを有し
ており、プラテン(図示せず)上に支持されてい
る。原稿は、全体を符号32で示した全速/半速
走査組立体により走査される。照射走査手段とな
る組立体32は、第1の速度VAで移動する走査
鏡34およびランプ36と、速度VA/2で移動
する第2の鏡38とを有する。原稿の走査軸に沿
つて移動する基本光源により与えられた走査像
は、投映レンズ手段である固定レンズ40を通
り、反射手段となる屋根型鏡41を介して感光体
ベルト42上に像形成される。感光体ベルト42
は速度VBで移動している。 作動において、走査開始時には、上述の各構成
要素が実線位置にある。点ACで示した感光体ベ
ルト42の部分は点P1P2間の長さに等しく、点
Cは原稿の点P1の像点を示す。走査組立体32
は図中の左から右へ速度VAで移動し、この速度
VAは速度VBより大きく設定されている。速度VA
として実際し設定すべき値は、式(1)、(3)、および
(4)から導き出される。さらに、複写速度CRおよ
び無像間隔は次式で与えられる。 CR=1/T+TFB=V3/P1P2+DP……(7) この結果、像は感光体ベルト42上に与えられ
て点Cから点Bへ向けて進められる。走査終了位
置では、組立体32が点線位置となり、また感光
体ベルト42が点BDの位置に移動して原稿の点
P2が点Bに結像される。 (5)式から、そして戻り時間を無像間隔が0cmで
ある状態に設定すると、感光体ベルト上の点B
は、走査組立体32が走査開始位置へ戻るに要す
る時間の間に、点BC間の距離を移動することに
なる。次いで、新たな走査サイクルが点Cから開
始され、新しい像は先に露光した像の後端縁にす
ぐ接して置かれる(すなわち原稿間隔が無くな
る)。 走査鏡34の垂直位置が走査の間に変化して該
鏡の中央部分に光束を維持していることに注目さ
れたい。この垂直位置は、もし大きな寸法の鏡を
使用する場合には、一定に保持することができ
る。第3図に示していないが、感光体ベルト42
上に形成された潜像は現像されて複写用紙に転写
され、感光体ベルトは当業者によく知られている
ような方法で清掃されて再帯電される。 第3発明の実施例による走査装置が、第4図に
示されている。第4図において、原稿30はプラ
テ(図示せず)上に支持されている。照射走査手
段となる走査組立体50は第1の速度VAで移動
するランプ52および全速の走査鏡54、および
第2の速度VA/2で移動して一定の原稿−レン
ズ間距離を維持する屋根型の第2の鏡56を含
む。基本光線によつて与えられる原稿の反射像
は、投映レンズ手段である反射屈折型レンズ58
を通り、鏡組立体62を介して感光体ベルト60
上に像形成される。組立体62は鏡64と66を
含み、投映レンズ手段からの像を感光体へほぼ垂
直な向きで送るための反射手段として作用する。
鏡64は感光体ベルト60の移動方向と反対方向
へある速度で動かされ、この速度は点BC間の距
離に沿つた移動を可能にするものである。鏡66
は鏡64の動きに連動して、一定のレンズ−像間
距離を維持し且つ電子写真転写の作動のために正
しい像の向きを維持する。 作動において、走査作動は前述の構成要素が実
線位置にある状態で始まる。点ACで示した感光
体ベルト60の部分は点P1P2間の原稿長さに等
しく、この部分が1図の走査サイクルの間に露光
され、点Cは原稿の点P1の像点を形成する。走
査組立体50は、感光体ベルト60の速度VBよ
り速い速度VAで図中の左から右へ移動する。な
お、この実施例では、走査組立体の垂直位置は、
屋根型鏡56が反射光束の位置変化に適応するの
で、変化しない。同時に、鏡64と66は投映像
を屈折させて感光体ベルト上に反射し、走査の間
に像は点BCに等しい距離を前進する。感光体ベ
ルトの点Aは走査終了位置にて点Bに到達し、点
Aから点Cへ到るに要する時間は走査組立体の戻
り時間に等しく設定することが出来、新たな走査
が始まる。 要約すれば、感光体上での像の前進は感光体の
移動速度より速い照射走査によつて得られる。前
進距離を感光体の移動速度で除した値が、追加の
「自由な」戻り時間を与える。照射走査速度と感
光体の速度の比率は任意に設定でき、これにより
種々の前進量が達成できる。像の速度は感光体の
速度に常に等しくなければならならず、言い換え
ると、像を形成するための構成要素の速度の代数
和が前進速度と等しくされねばならない。このこ
とが照射走査速度を感光体の速度に関係なく選定
できるようにしており、先に述べた利点を伴うの
である。 第3図および第4図の実施例は2つの速度の鏡
による走査組立体を用いる場合として説明した
が、本発明の概念は他の型式の走査組立体を用い
る場合にも適用できる。例えば、単一の鏡が関連
した走査ランプ組立体と共に、充分な内部空間の
有る装置に使用できる。また、この2つの速度の
鏡による走査装置は同倍率モードにて示された
が、他の倍率での作動も可能である。例えば、縮
小モードの作動が第4図の実施例で望まれるなら
ば、レンズ58を光軸に沿つて移動できるように
して必要量だけレンズ−像間距離を縮めることが
出来る。この場合、鏡66は像を適正な焦点に維
持するために他の運動成分に適応するように改修
される要がある。走査鏡54もまた、適正なレン
ズ−原稿間距離を確立するように配置されるべき
である。
第1図は、それぞれ独立の移動速度を有する投
映レンズと感光体を用いた第1発明の前進走査装
置の実施例を示す概略図。第2図は、第1図の実
施例の感光体上における像の前進を示す概略図。
第3図は全速/半速走査組立体を用いた第2発明
の前進走査装置の実施例を示す概略図。第4図は
全速/半速走査組立体を用いた第3発明の前進走
査装置の実施例を示す概略図。 8……走査装置、10……プラテン、12……
走査ランプ/反射器組立体(照射走査手段)、1
4……投映レンズ、16,42,60……感光体
ベルト、18,30……原稿、32,50……走
査組立体(照射走査手段)、34,54……走査
鏡、36,52……ランプ、40,58……レン
ズ(投映レンズ手段)、41……屋根型鏡(反射
手段)、38,56……第2の鏡、62……鏡組
立体(反射手段)。
映レンズと感光体を用いた第1発明の前進走査装
置の実施例を示す概略図。第2図は、第1図の実
施例の感光体上における像の前進を示す概略図。
第3図は全速/半速走査組立体を用いた第2発明
の前進走査装置の実施例を示す概略図。第4図は
全速/半速走査組立体を用いた第3発明の前進走
査装置の実施例を示す概略図。 8……走査装置、10……プラテン、12……
走査ランプ/反射器組立体(照射走査手段)、1
4……投映レンズ、16,42,60……感光体
ベルト、18,30……原稿、32,50……走
査組立体(照射走査手段)、34,54……走査
鏡、36,52……ランプ、40,58……レン
ズ(投映レンズ手段)、41……屋根型鏡(反射
手段)、38,56……第2の鏡、62……鏡組
立体(反射手段)。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 固定プラテン上にある文書の如き静止物体の
光像を平坦な感光体上に投映するための走査装置
であつて、第1の速度V1で移動して前記静止物
体を走査するようにされた照射走査手段と、前記
感光体を前記第1の速度V1より遅い第3の速度
V3で移動させるための手段と、前記照射走査手
段と前記感光体の間の光路に沿つて配置され、前
記第3の速度V3より遅い第2の速度V2で前記照
射走査手段の動きと同じ方向へ移動しつつ走査像
を前記感光体へ投映する投映レンズ手段とを有
し、前記感光体が前記投映レンズ手段からの前記
走査像の動きと反対方向へ動かされ、これにより
前記走査像が前記投映レンズ手段を通して投映さ
れ、移動する前記感光体上に前記感光体の動きと
反対の方向へ向けて前進する形態で投映されるこ
とを特徴とする走査装置。 2 固定プラテン上にある文書の如き静止物体の
光像を平坦な感光体ベルト上に投映するための走
査装置であつて、前記静止物体を走査する照射走
査手段と、前記照射走査手段からの光路に沿つて
配置され、走査像を前記感光体ベルト上へ向けて
投映する投映レンズ手段とを有し、前記照射走査
手段が、走査開始位置から走査終了位置へ第1の
速度VAで移動する照射源および走査鏡と、前記
第1の速度VAの半分の速度で前記走査鏡とほぼ
同じ方向へ移動しつつ前記走査鏡からの前記走査
像を前記投映レンズ手段へ向けて反射して一定の
静止物体一投映レンズ手段間距離を維持する第2
の鏡とを含み、前記走査鏡は移動するにしたがつ
て前記静止物体と前記走査鏡の像の映る部分の間
の垂直距離を異ならせるようにしたものであり、
さらに、前記投映レンズ手段と前記感光体ベルト
の間に配置され、前記投映レンズ手段からの前記
走査像をほぼ垂直な向きで前記感光体ベルト上へ
向けるようにされた反射手段と、前記第1の速度
VAよりも遅い第3の速度VBで前記反射手段から
の前記走査像の動きと反対の方向へ前記感光体ベ
ルトを駆動する手段とを有し、これにより前記走
査像が前記感光体ベルト上に前記感光体ベルトの
動きと反対の方向に沿つて前進する形態で投映さ
れることを特徴とする走査装置。 3 固定プラテン上にある文書の如き静止物体の
光像を平坦な感光体ベルト上に投映するための走
査装置であつて、前記静止物体を走査する照射走
査手段と、前記照射走査手段からの光路に沿つて
配置され、走査像を前記感光体ベルト上へ向けて
投映する投映レンズ手段とを有し、前記照射走査
手段が、組立体として連結されて走査開始位置か
ら走査終了位置へ第1の速度VAで移動する照射
源および走査鏡と、前記第1の速度VAの半分の
速度で前記組立体とほぼ同じ方向へ移動しつつ前
記走査鏡からの前記走査像を前記投映レンズ手段
へ向けて反射して一定の静止物体一投映レンズ手
段間距離を維持する第2の鏡とを含み、さらに、
前記投映レンズ手段と前記感光体ベルトの間に配
置され、前記投映レンズ手段からの前記走査像を
ほぼ垂直な向きで前記感光体ベルト上へ向けるよ
うにされた反射手段と、前記第1の速度VAより
も遅い第3の速度VBで前記反射手段からの前記
走査像の動きと反対の方向へ前記感光体ベルトを
駆動する手段とを有し、前記反射手段が、走査中
に前記感光体ベルトの動きと反対の方向へ移動す
るようになつている一対の鏡を含み、これにより
前記走査像が前記感光体ベルト上に前記感光体ベ
ルトの動きと反対の方向に沿つて前進する形態で
投映されることを特徴とする走査装置。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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