JPH0463595B2 - - Google Patents

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JPH0463595B2
JPH0463595B2 JP62238763A JP23876387A JPH0463595B2 JP H0463595 B2 JPH0463595 B2 JP H0463595B2 JP 62238763 A JP62238763 A JP 62238763A JP 23876387 A JP23876387 A JP 23876387A JP H0463595 B2 JPH0463595 B2 JP H0463595B2
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signal
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oscillation
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video signal
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JP62238763A
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Masayoshi Hirashima
Yukihiko Isomura
Hideo Akyama
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KONDEISHONARU AKUSESU TEKUNOROJII KENKYUSHO KK
Original Assignee
KONDEISHONARU AKUSESU TEKUNOROJII KENKYUSHO KK
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、受信装置におけるアドレスコード混
入方法及び混入装置に関し、特に有料放送等の有
料情報のための端末用受信装置による不正複写を
防止することに寄与するアドレスコード混入方法
及び混入装置に関する。
[従来の技術] 現在、CATV等による有料放送やその他パソ
コン通信を利用した有料情報の提供等、有料な通
信システムによる情報提供が行われつつある。こ
れらの通信システムでは、所定の料金を支払つた
会員にのみ情報提供が可能となる当該通信システ
ムに固有な端末用受信装置が与えられ、会員以外
の者には情報が手に入らないようになつている。
ところが、上記の場合において正当な会員が得
た情報を会員自らが再生装置を利用して第三者に
対し提供することが実際に生ずることがあり、こ
のような事態を放置しておくことは、本来の情報
提供者にとつて大きな経済的損失となることは明
らかである。
そこで従来では、複製禁止コードを情報データ
の中に挿入したり、端末のアドレス番号を表示す
る画面を映像信号の中に含ませる等の手段を講じ
て、有料情報の複製の防止を図るようにしてい
た。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、前記の従来の複製防止のための
手段は、一般的に簡単に取り除くことができる。
すなわち、簡単に手に入れることのできるオツシ
ロスコープ等の装置を用いれば、複製禁止コード
信号や端末のアドレス番号の入つた画面を比較的
容易に除去することができるのである。
本発明の目的は、映像信号等の情報の中に当該
情報を受信した端末装置固有のアドレス情報を混
入すると共にこのアドレス情報の前記情報からの
分離をほとんど不可能にすることによつて、不正
な複写を行われた場合に複写を行つた端末装置を
迅速且つ容易に発見できるようにし、以つて不正
複写を防止することのできるアドレスコード混入
方法及び混入装置を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 本発明に係るアドレスコード混入方法は、1つ
又は複数の周波数の発振信号を発生させ、当該発
振信号を振幅変調等で変調することによつて端末
固有のアドレスコードを表わすアドレス信号を作
成し、このアドレス信号を複合映像信号の各水平
走査期間に対応させ重畳等によつて当該複合映像
信号に混入するように構成される。
また本発明に係るアドレスコード混入装置は、
複合映像信号から複合同期信号を分離する回路
と、ゲート入力によつて制御されて1つ又は複数
の所定周波数の発振信号を出力するゲート制御型
発振回路と、端末固有のアドレスコードを記憶す
るROMとを含んで成り、カウンタで前記複合同
期信号に基づき映像信号の水平走査期間に対応す
るパルス幅のパルス信号を作成しこのパルス信号
で前記ゲート制御型発振回路の動作を制御し、そ
して変調回路で当該発振回路の出力する発振信号
を前記ROMから与えられるアドレスコードに係
る信号で振幅変調等を行つてアドレス信号を作成
し、このアドレス信号を複合映像信号に混入する
ように構成される。
[実施例] 以下に本発明の好適一実施例を添付図面に基づ
いて説明する。
第1図は本発明に係るアドレスコード混入装置
を含む端末用受信装置を示し、この端末用受信装
置は有料放送を受信する端末装置のための受信装
置である。上記のアドレスコード混入装置では後
述するように本発明固有のアドレスコード混入方
法が行われ、またこの実施例においては特にアド
レスコードに係るアドレス信号を複合映像信号の
映像波形部分に重畳する混入方法が行われてい
る。
第1図において、1はTVチユーナ、2は受信
装置、3は映像信号増幅回路である。受信装置2
は、TVチユーナ1の出力信号が入力されるデス
クランブラ4と、当該端末装置に割り当てられた
アドレスコードを発生するアドレス信号発生回路
5と、デスクランブラ4及びアドレス信号発生回
路5の各出力信号φ21,φ13が入力されるアドレス
信号重畳回路6とから構成されている。アドレス
信号発生回路5にはデスクランブラ4内で取り出
された複合同期信号が与えられ、この同期信号に
基づく所定の同期関係のもとで受信装置2内の各
回路は作動する。アドレス信号重畳回路6の出力
端から受信装置2の出力信号φ22が取り出され、
この出力信号は映像信号増幅回路3に供給され
る。
送信側においてスクランブルされて送られた映
像及び音声の各信号は、TVチユーナ1で受信さ
れ、この中に含まれる検波回路によつて検波され
る。そして、その後受信装置2のデスクランブラ
4に供給され、ここで正常な映像及び音声の信号
が取り出される。従来では、デスクランブラ4か
ら出力される複合映像信号がそのまま映像信号増
幅回路3に供給されたが、本発明ではアドレス信
号発生回路5及びアドレス信号重畳回路6を含む
ことによりこれらの回路で上記映像信号に対して
当該受信装置2を含む端末装置に与えられた固有
のアドレスコードを混入させた後映像信号増幅回
路3に送出するように構成されている。構造上受
信装置2におけるデスクランブラ4とアドレス信
号発生回路5とアドレス信号重畳回路6は同一パ
ツケージ内に組み込むことにより又は同一チツプ
上に形成することにより分離できないように構成
され、デスクランブラ4の出力信号のみを外部に
取り出すことは不可能である。従つて、受信装置
2から映像信号増幅回路3に与えられる複合映像
信号φ22には必ず受信装置2に用意されたアドレ
スコードが重畳されていることになる。映像信号
増幅回路3から出力される信号はその後において
CRTにおける表示又はVTR等による記録に用い
られる。
前記受信装置2の詳細な構成を示すと第2図の
ようになる。第2図において、1,2,3は第1
図と同様にそれぞれTVチユーナ、受信装置、映
像信号増幅回路である。受信装置2において、1
0は検波回路で例えばCIによつて形成される。
この検波回路10は通常TVチユーナに含まれる
回路部分であるが、本発明では受信装置2の中に
組み込んで受信装置2を一つのユニツトとして形
成している。検波回路10から出力される信号は
映像信号と複合同期信号から成る複合映像信号で
あり、この信号はバツフア回路11と同期信号分
離回路12へ送出される。第1図で示されたデス
クランブラ4は第2図中において説明の便宜上省
略されている。デスクランブラ4を当該回路中に
配置するとすれば、構成しようとする受信システ
ムに応じてバツフア回路11の前又は後の箇所に
挿入されることになる。デスクランブラ4を必要
とする場合は特にTVチユーナ1がスクランブル
された信号を受信する場合であり、TVチユーナ
1が通常のテレビジヨン信号を受信する場合には
デスクランブラは必要ではない。この場合にはバ
ツフア回路11のみで足りる。TVチユーナ1で
受信する信号が衛星放送であるときには、信号の
中にエネルギデイスパーザル信号が重畳されてい
るが、上記バツフア回路11はこのエネルギデイ
スパーザル信号を除く作用を有する。また上記同
期信号分離回路12は、検波回路10より与えら
れる複合映像信号から同期信号を分離する。この
同期信号は、垂直同期パルス(Vパルス)と水平
同期パルス(Hパルス)から成る複合同期信号で
ある。この複合同期信号は次段のHパルスカウン
タ13へ送出される。Hパルスカウンタ13は垂
直同期パルスを基準にして水平同期パルス(Hパ
ルス)をカウントする。
14はゲート制御型発振器で、その発振周波数
はfXである。この発振周波数fXは秘密状態に保持
される。発振器の温度特性を良いものとするた
め、ゲート制御型発振器の代わりに水晶発振器を
用いることもでき、この場合にも水晶発振器は受
信装置2の中にパツケージ化され、その周波数が
容易に判らないようにされる。15は1回限りデ
ータを書き込むことのできるROMであり、例え
ばヒユーズROMや他の形式のROMが使用され
る。このROM15には、後述するような理由に
より例えば64ビツトのアドレスコードが書き込ま
れる。ROM15に書き込まれたアドレスコード
は当該受信装置2を含む端末装置に予め割り当て
られた固有なアドレス番号であり、このアドレス
番号は、受信装置2をなす1つのパツケージ製造
番号とは全く関係がなく、通常端末製造会社か又
は有料放送システムを運用する運用会社によつて
管理され、これらの会社によつてROM15に書
き込まれる。
16は振幅変調の作用を有する2入力ANDゲ
ートで、このANDゲート16には前記のゲート
制御型発振器14とROM15の各々から出力さ
れた信号が入力される。また6は前記アドレス信
号重畳回路で、バツフア回路11からの映像信号
φ21とANDゲート16からのアドレス信号φ13
を入力し、アドレス信号φ13を映像信号φ21に重畳
させる作用を有する。アドレス信号重畳回路6は
例えばクランプ回路と抵抗結合回路によつて構成
される。アドレス信号重畳回路6の出力信号は受
信装置2の外部に取り出され、その後映像信号増
幅回路3に与えられる。なお、第2図で明らかな
ように、第1図で示したアドレス信号発生回路5
はHパルスカウンタ13とROM15とゲート制
御型発振器14とANDゲート16によつて形成
される。
次に前記構成を有するアドレス信号混入装置の
作用を第3図のタイミングチヤートを参照して説
明する。第3図は第2図の回路の要部の波形を示
したものである。
TVチユーナ1で受信された放送電波から検波
回路10、バツフア回路11を介して複合映像信
号φ21が取り出され、複合映像信号φ21はアドレス
信号重畳回路6に供給される。ROM15には例
えば64ビツトの前記アドレスコードが記憶されて
いる。Hパルスカウンタ13は、同期信号分離回
路12から与えられる複合同期信号に基づき垂直
同期パルスを基準にして水平同期パルス(Hパル
ス)をカウントし、水平走査期間T1に対応した
期間T2の間Hレベルとなるパルスから成る水平
走査期間信号φ14をゲート制御型発振器14に与
えると共に、ROM15に対してそれにストアさ
れた上記アドレスコードを出力するように指令す
る信号を与える。アドレスコードはその各ビツト
が水平走査期間(H)の各々に対応して出力され
る。ゲート制御型発振器14において、上記水平
走査期間信号φ14は発振器のゲート端子に入力さ
れ、これによつて水平走査期間信号φ14がHレベ
ルにある期間T2の間周波数fXの発振出力が出力
され、ANDゲート16に供給される。一方、
ROM15はHパルスカウンタ13の出力でその
アドレスを変化させられ、順次にその内容をアド
レスコード信号φ12として出力し、これをANDゲ
ート16に供給する。ANDゲート16は、アド
レスコード信号φ12がHレベルである間発振信号
を通過させ、その結果発振信号を振幅変調してア
ドレス信号φ13を発生し、これをアドレス信号重
畳回路6に送出する。アドレス信号重畳回路6
は、バツフア回路11から与えられた複合映像信
号φ21の各映像部分にアドレス信号φ13を重畳し、
アドレス信号φ13が重畳された映像信号φ22を映像
信号増幅回路3へ供給する。映像信号φ21の映像
部分の振幅に対してアドレス信号φ13の振幅は1/1
00〜1/200以下にされる。このような比率関係に
しておけば、映像信号φ21のS/N劣化は実用上
問題とならない。
上記構成によれば受信装置2から出力される映
像信号φ22には必ず受信装置2に係るアドレスコ
ードが重畳されており、構造的にアドレス信号発
生回路5やアドレス信号重畳回路6を受信装置2
から分離することはできず、また重畳されるアド
レス信号φ13の周波数fXは秘密に保持されるので、
映像信号φ22からアドレス信号φ13を取り除くこと
は極めて困難である。従つて、映像信号増幅回路
3の出力をVTRで記録すると、映像信号を併せ
てアドレス信号φ13も記録されることになるので、
不正に複写されたテープを手に入れ後述する読取
り装置でアドレスコードを解読すれば不正な複写
が行われた端末装置のアドレスが判明し、この結
果不正複写を間接的に阻止することができる。有
料放送では、有料番組が不正に複写され販売され
ることは経営的に多大な損失となるが、本発明を
用いればかかる損失の発生を有効に防止すること
ができる。
次にアドレスコードのビツト数について実際上
の運用面から考える。現在の社会的状況及び産業
界の状況を考えれば、メーカの分類、機器の種
類、端末装置の製造密番を表わすために必要とさ
れるビツト数は、それぞれ20ビツト(約100万社
分)、10ビツト(約1000種類分)、34ビツト(約
160億台分)を割り当てれば十分である。従つて、
少なくとも合計64ビツトのアドレスコードで十分
である。64ビツトの各ビツトは複合映像信号にお
ける映像部分の各水平走査期間(以下Hで表わ
す)に対応させられる。NTSCのテレビジヨン信
号の1フイールド中の映像部分のH数は、22H〜
262(又は264)Hの241(又は242)Hである。この
241(又は242)Hの中に前記64ビツトのアドレス
コードが連続的に並べられる。また必要に応じて
誤り訂正符号を含んで間欠的に並べる場合もあ
る。前記第3図に示した例では、φ11に示す如く
22H〜85Hに64ビツトのアドレスコードを並べた
が、これに誤り訂正符号を加えればその配列は変
化する。かかる誤り訂正符号は適当に定めること
ができる。誤り訂正符号を含まない場合には、上
記241H中の192H(64H×3)にアドレスコード
を反復して重畳できる。一方、誤り訂正符号を含
む場合であつて、情報を26ビツトで、訂正符号を
6ビツトのハミングコードで形成し、それぞれ3
個組み合わせて情報を78ビツト、訂正符号を18ビ
ツトとして表わせば、64ビツトのアドレスコード
を十分に確保することができ、上記誤り訂正符号
を含まない場合と同様に241H中の192Hにアドレ
スコードを重畳することができる。このように1
フイールドの241Hのうち192Hに、すなわち1フ
イールド中のほぼ3/4の部分にアドレスコードを
重畳するようにすれば、アドレスコードの読取り
を免がれる目的で重畳された部分以外の箇所の映
像信号を複写したとしても映像としてはほとんど
実用にならない。
前記実施例では、アドレス信号を複合映像信号
の映像部分に重畳して混入するようにしたが、ア
ドレス信号の波形に変更を加え水平走査期間内の
映像部分以外の箇所にアドレス信号の各ビツト部
分を挿入することもできる。
次に第4図に基づいてテープに記録された映像
信号の中から端末装置のアドレスコードを読み取
る装置について説明する。VTRから出力された
映像信号をバツフア増幅回路20に与えバンドパ
スフイルタ(B.P.F)21で周波数fXの発振信号
のみを通過させる。発振信号は増幅回路22で増
幅され、アドレス信号φ13を得る。アドレスの信
号φ13は検波・振幅比較回路23でエンベロープ
検波されその検波信号の振幅が成る基準レベルよ
り大きい時には「1」、当該基準レベルより小さ
い時には「0」として、アドレスコードを表わす
デイジタル信号に変換される。検波・振幅比較回
路23はこの信号をRAM24に送出する。
RAM24の代わりにラツチメモリを用いること
もできる。一方、25は同期信号分離回路で、こ
れによつてバツフア増幅回路20から与えられる
複合映像信号から同期信号を分離し、サンプリン
グパルス発生回路26で水平同期パルスを遅延さ
せて得たサンプリングパルスφ15を発生させる。
このパルスφ15は、RAM24が検波・増幅比較
回路23からの前記アドレスコードを記憶する際
にRAM24における書込みパルスとして使用さ
れる。27はR/Wアドレス発生部で、前記のH
パルスカウンタ13と同様に22Hと285Hを「1」
として書込みアドレスを発生させる。読出しアド
レスに関しては、垂直帰線期間中にR/Wアドレ
ス発生部27の出力でRAM24を読出しモード
に設定し、RAM24における192ビツト(前記
説明の例の場合)の内容を読み出す。読み出され
たデータは変換ROM28で誤り訂正が行われ、
アドレスコード64ビツトがラツチメモリ付き表示
部29に供給されて表示される。表示部29では
アドレスコード64ビツトをそのまま「0」と
「1」で表示するか又は4ビツトずつ16進数で表
示する。このように表示部29で表示されたアド
レスコードを読み取り、これと予め用意された端
末に係るアドレスコードのリストと照合すれば、
再生に使用された端末を特定することができる。
次に第5図に基づいて本発明の第2実施例につ
いて説明する。この実施例では、アドレスコード
を映像信号に重畳させるためのアドレス信号φ13
を発生するにあたつて、2つの周波数fX1,fX2
発振信号でアドレス信号φ13を作成している。第
5図において、第2図と同一の要素には同一の符
号を付すものとする。
30は垂直同期パルス(Vパルス)検出分周回
路で、この回路には同期信号分離回路12から複
合同期信号が入力され、この複合同期信号から垂
直同期パルスを取り出し、1/2分周を行う。また
31は周波数fX1の発振を行うゲート制御型発振
器、32は周波数fX2の発振を行うゲート制御型
発振器、33は上記fX1X2を切り換えて出力す
るセレクタである。この実施例では、垂直同期パ
ルス検出分周回路30の出力パルスをセレクタ3
3に加えることにより1フイールドごとにセレク
タ33の出力がfX1とfX2の間で切り換えられる。
上記各ゲート制御型発振器31,32にはHパル
スカウンタ13の出力信号φ14が与えられる。ま
たセレクタ33の出力信号はANDゲート16の
一方の入力に与えられる。上記以外のその他の回
路構成は第2図に示した回路と全く同じである。
更に上記構成は次のように変更することもでき
る。すなわち、セレクタ33の切換動作を指示す
る回路としてVパルス検出分周回路30の代わり
に1/2分周回路を備えたHパルスカウンタ13を
用いるようにすれば、セレクタ33に対してHパ
ルスカウンタ13の出力を1/2分周した出力を加
えることによりセレクタ33の出力は1水平走査
期間ごとにfX1とfX2の間で切り換えられる。また、
ゲート制御型発振器の個数を増加し一般的にn個
としてfX1,fX2,……fXoのn種類の周波数を用意
すると共にセレクタ33の入力切換えをVパルス
又はHパルスの分周出力で行えば、映像信号に重
畳されるアドレスコードを表わす周波数は、fX1
fX2,……fXoの間で1フイールドごと又は1水平
走査期間ごとに変化させることができる。このよ
うにすることによつて、映像信号に重畳されたア
ドレスコードを除去することが一層困難となる。
一方、前記第2実施例のアドレスコード読取り
装置の構成は第6図のようになる。第6図におい
て第4図の同一要素には同一の符号を付してい
る。このアドレスコード読取り装置では、周波数
fX1に同調する狭帯域のバンドパスフイルタ40
及び周波数fX1に同調した帯域増幅回路41と、
周波数fX2に同調する狭帯域のバンドパスフイル
タ42及び周波数fX2に同調した帯域増幅回路4
3とを並列に配置して含み、増幅回路41,43
の各出力をORゲート44で取り出して検波・振
幅比較回路23に送出する。その他の回路構成は
第4図に示した回路と同じである。このような構
成によつて、fX1のアドレス信号が重畳されてい
る水平走査期間では増幅回路41の出力のみが存
在し、ORゲート44を介して当該出力が検波・
振幅比較回路23に与えられ、前述したように振
幅比較によつて「0」,「1」を判定する。また
fX2のアドレス信号が重畳されている水平走査期
間では増幅回路43の出力のみが存在し、ORゲ
ート44を介して当該出力が検波・振幅比較回路
23に与えられ、「0」,「1」を判定する。こう
して、後段の前述した作用に基づいて表示部29
にアドレスコードが表示されることになる。発振
周波数としてfX1,fX2,……,fXoが使用される場
合には、各発振周波数に対応するn個のローパス
フイルタと帯域増幅回路を用意し、各増幅回路の
出力端をn入力ORゲートの入力端に接続するよ
うに構成される。この場合には、テープからの再
生においてfXoがどの周波数かという情報がなく
ても重畳が開始される水平走査期間のH数が判明
していれば、同期信号分離回路25とサンプリン
グパルス発生回路26とR/Wアドレス発生部2
7の働きによつてRAM24にアドレスコードを
正しく書き込むことができる。
前記各実施例では、ゲート制御型発振器を複数
用いるこにより周波数の異なる複数の発振信号を
得るようにしたが、1つの発振器で発振条件を変
えることによつて発振周波数を変えることもでき
る。また、アドレス信号を得ることにおいて、振
幅変調を行つたが、他の変調方式を採用すること
も可能である。
[発明の効果] 以上の説明で明らかなように本発明によれば、
複合映像信号の各水平走査期間の映像信号部分に
端末に与えられたアドレスコードを表わすアドレ
ス信号の各ビツト部分を映像情報を損なうことな
く且つ分離不可能な状態で混入するようにしたた
め、端末装置を介して不正な複写が行われた場
合、複写された映像信号に基づいて不正複写を行
つた当該端末を迅速、確実、且つ容易に発見で
き、これによつて不正複写を抑制することができ
るので有料放送システムを支障なく円滑に運用で
きるという効果が生じる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用される端末用受信装置及
び周辺回路のブロツク図、第2図は本発明の第1
実施例に掛かる受信装置の詳細な構成を示すブロ
ツク図、第3図は受信装置の各部の信号波形を示
すタイミングチヤート、第4図は上記第1実施例
に掛かるアドレスコード読取り装置のブロツク
図、第5図は本発明の第2実施例に係る受信装置
の詳細な構成を示すブロツク図、第6図は上記第
2実施例に係るアドレスコード読取り装置のブロ
ツク図である。 符号の説明、1……TVチユーナ、2……受信
装置、3……映像信号増幅回路、5……アドレス
信号発生回路、6……アドレス信号重畳回路、1
2……同期信号分離回路、13……Hパルスカウ
ンタ、14,31,32……ゲート制御型発振
器、15……ROM、16……ANDゲート、30
……Vパルス検出分周回路、33……セレクタ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 所定の周波数の発振信号を発生させ、 前記発振信号を端末装置に与えられたアドレス
    コードで変調し、 変調された前記発振信号の前記アドレスコード
    の各ビツトに対応した各部分を、複合映像信号の
    各水平走査期間に対応させて前記複合映像信号に
    混入したことを特徴とするアドレスコード混入方
    法。 2 特許請求の範囲第1項において、 前記発振信号の周波数は一種類であることを特
    徴とするアドレスコード混入方法。 3 特許請求の範囲第1項において、 前記発振信号の周波数は複数種類であり、周波
    数が異なる複数の前記発振信号を選択的に切り換
    えて前記複合映像信号に混入したことを特徴とす
    るアドレスコード混入方法。 4 特許請求の範囲第3項において、 前記複数の発振信号は、1フイールドごとに周
    波数が切り換えられて混入されることを特徴とす
    るアドレスコード混入方法。 5 特許請求の範囲第3項において、 前記複数の発振信号は、1水平走査期間ごとに
    周波数が切り換えられて混入されることを特徴と
    するアドレス混入方法。 6 特許請求の範囲第1項乃至第5項において、 前記アドレスコードを表わす変調された前記発
    振信号は前記複合映像信号に連続的又は間欠的に
    混入されることを特徴とするアドレスコード混入
    方法。 7 特許請求の範囲第1項乃至第6項において、 変調された前記発振信号は、前記複合映像信号
    の映像部分に重畳されることを特徴とするアドレ
    スコード混入方法。 8 特許請求の範囲第7項において、 重畳される前記発振信号の振幅は映像信号の振
    幅に対して1/100〜1/200であることを特徴とする
    アドレスコード混入方法。 9 複合映像信号を検出する映像信号検出手段
    と、 前記複合映像信号から複合同期信号を分離する
    同期信号分離回路と、 ゲート入力によつて発振出力が制御され所定の
    周波数の発振信号を出力するゲート制御型発振手
    段と、 前記同期信号分離回路から出力される複合同期
    信号を入力し、前記複合映像信号の各水平走査期
    間に対応したパルス幅のパルスを発生して前記ゲ
    ート制御型発振手段のゲートに与えるカウンタ
    と、 端末装置に与えられたアドレスコードを記憶す
    る記憶手段と、 前記記憶手段から出力されるアドレスコードに
    係る信号で前記ゲート制御型発振手段から出力さ
    れる発振信号を変調しアドレス信号を発生する変
    調手段と、 前記変調手段から出力される前記アドレス信号
    を前記映像信号検出手段から出力される前記複合
    映像信号に混入する混入手段と、 から成ることを特徴とするアドレスコード混入
    装置。 10 特許請求の範囲第9項において、 前記ゲート制御型発振手段は、それぞれ周波数
    の異なる発振信号を出力する複数のゲート制御型
    発振器と、周波数の異なる複数の前記発振信号を
    選択的に取り出す選択手段と、この選択手段に対
    し選択基準を与える指示手段とを含んで成ること
    を特徴とするアドレスコード混入装置。 11 特許請求の範囲第9項乃至第10項におい
    て、 前記混入手段はアドレス信号重畳回路であるこ
    とを特徴とするアドレスコード混入装置。
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US6421145B1 (en) 1992-09-28 2002-07-16 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus and method using image information and additional information or an additional pattern added thereto or superposed thereon

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