JPH046358A - ヒートポンプ装置 - Google Patents

ヒートポンプ装置

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JPH046358A
JPH046358A JP10850290A JP10850290A JPH046358A JP H046358 A JPH046358 A JP H046358A JP 10850290 A JP10850290 A JP 10850290A JP 10850290 A JP10850290 A JP 10850290A JP H046358 A JPH046358 A JP H046358A
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JP
Japan
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hydrogen
powder
alloy
filled
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JP10850290A
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Takahiro Yonezaki
米崎 孝広
Kenji Nasako
名迫 賢二
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は水素吸蔵合金を用いたヒートポンプシステムに
関するものである。
(ロ)従来の技術 水素吸蔵合金を用いたヒートポンプ装置では例えば特公
昭58−19955号に開示されているように、2種類
の水素吸蔵合金を充填した容器を水素配管で連結したも
のを用いて、水素ガスの吸収・解離によって温熱あるい
は冷熱発生(熱発生過程)させていた。この反応は水素
吸蔵合金の平衡圧力差を利用したものであるため、一方
から他方へ水素ガスが移動し両者が平衡に達したところ
で反応は停止する。
これを再利用するためには初期状態に戻す必要があるが
、従来は合金槽内にヒーターを設置したり、熱媒を循環
させる等の方法で、吸収した水素を再び放出(再生過程
)させていた。しかしながら、これらの方法では容器内
部に比較的大きな熱供給用の構造体を内蔵させる必要が
あり、熱容量の増大や容器が複雑になり大型化するなど
の欠点があった。
(ハ)発明が解決しようとする課題 本発明は水素吸蔵合金を用いたヒートポンプ装置におい
て、熱容量の増大や容器を大型化させずに水素再生を行
おうとするものである。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明では、水素吸蔵合金を用いたヒートポンプ装置に
おいて、水素吸蔵合金容器内に通電のための電極を設け
、水素吸蔵合金粉体自体の抵抗加熱現象を利用し温度上
昇させて水素を再生する。
(ホ)作用 水素吸蔵合金粉本の抵抗加熱現象を利用し、温度上昇さ
せて水素再生するために、水素吸蔵合金容器内には電極
を設置するだけでよく、熱媒管などの構造体を含ず、容
器の小型化が図れ熱容量の増加も防げる。
(へ)実施例 水素吸蔵合金を用いたヒートポンプ装置は、第3図に示
すように2組の水素吸蔵合金容器1,2を水素配%’6
で連結した構成から成っており、第4図に示すような水
素吸蔵合金の水素ガスの吸収・解離反応時の熱が利用さ
れる。
一例として冷凍熱発生について説明する。使用合金とし
て容器1内に希土類−Nl系の水素吸蔵合金3および容
器2内にZr−Mn系の水素吸蔵合金4を充填した。容
器形状は長円筒状で、100メツシユアンダーの合金粉
体を充填率50%で充填した。また、加熱用の電極は円
盤状のものを容器の両端に設置する構造とした。初期状
態として右の容器に水素ガスが充填されており、左の容
器は水素ガスが入っていないとする。バルブ5を開ける
と圧力差により水素ガスは右の容器1から左の容S2へ
水素配管6を通して移動し、それにともない右の容S1
では冷却が起こり、左の容器2では発熱が起こる。この
反応は水素圧力が平衡に達した時点で停止するため、再
び冷凍熱を取り出すためには水素ガスを右の容器1に戻
してやる必要がある。
そこで、左側の容器2内に設置した電極の両端に電気を
流すと、粉体の接触抵抗により合金粉体が加熱され、電
圧・電流を制御することで水素圧力を一定に保ちながら
水素ガスは左側の容器2から右側の容器1へ移動し再生
が行えた。なおこの時、反応を促進するため右側の容器
1はファンによって空冷した。
この方法によれば、従来法である容器内にヒーターや熱
媒管を設けた加熱方法と比べて、合金全体が均一に加熱
されるため、これまで温度分布によって生じていた合金
の未反応部分が減少するというメリットがある。
第1図及び第2図に本発明にに用いられる容器2の実施
例を示す。これらの図において、容器2は円節形になっ
ていてZr−Mn系合金4が充填される。また、容器2
両側端にはに電極7,7が設けられていてスイッチ8の
の操作により電源9から電圧が印加されるようになって
いる。
また、第1図では容器2内部にt掻だけしか設置してい
ないが、この場合電流の一部が容器を流れるため、加熱
効率が低下する。そこで、合金容器2内面を第5図に示
すようにテフロン被膜10などの絶縁体で被服し、電気
が合金粉体間のみを流れるようにすることによって効率
を上昇させることができる。
さらに、粉体の粒度や充填率によっては、電極7.7間
の抵抗が加熱するには小さすぎる場合が生じるが、この
ときには、粉体の接触抵抗を上げるためにアルミナなど
の絶縁性の粉末を合金粉末に混合することで調整できる
。逆に接触抵抗が大きすぎる場合には、第6図及び第7
図に示すように円筒状及び棒状の電極7,7などを組合
せた構造とし、電極面積を増加すると共に、電極間距離
を短くして抵抗を減少させればよい。
(ト)発明の効果 以上述べた如く、発明によれば、熱容量の増大や容器が
複雑化することのない水素吸蔵合金容器とすることがで
き、均一な合金反応が可能となるため、効率の高いコン
パクトな熱駆動ヒートポンプ装置が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明に用いられる合金充填容器の
縦断面図及び横断面図、第3図はヒートポンプ装置の構
成を示す断面模式図、第4図は冷熱発生過程、再生過程
を示す説明図、第5図は本発明に用いられる合金充填容
器の他の実施例を示す縦断面図、第6図及び第7図は本
発明に用いられる合金充填容器の他の実施例を示す縦断
面図及びMI断面図である。 1.2・・・水素吸蔵合金容器、3,4・・・水素吸蔵
合金、5・・・バルブ、6・・・水素配管、7,7・・
・電極、8・・・スイッチ、9・・・電源、10・・・
テフロン被膜。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)水素吸蔵合金を用いたヒートポンプ装置において
    、水素吸蔵合金粉体を充填した容器内へ電極を設け、こ
    の電極を介して容器内の水素吸蔵合金粉体に通電を行い
    水素吸蔵合金自体を抵抗加熱することを特徴としたヒー
    トポンプ装置。
  2. (2)上記容器の内側に絶縁体を設けたことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載のヒートポンプ装置。
  3. (3)水素吸蔵合金粉体に酸化物等の電気不良導体粉体
    を混合したことを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至
    第2項記載のヒートポンプ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107642847A (zh) * 2016-07-21 2018-01-30 青岛海尔空调器有限总公司 电化学空调系统及其控制方法
CN110030659A (zh) * 2019-03-26 2019-07-19 青岛海尔空调器有限总公司 一种电化学空调及其控制方法

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CN107642846A (zh) * 2016-07-21 2018-01-30 青岛海尔空调器有限总公司 电化学空调系统及其控制方法
CN110030659A (zh) * 2019-03-26 2019-07-19 青岛海尔空调器有限总公司 一种电化学空调及其控制方法

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