JPH0462670B2 - - Google Patents

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JPH0462670B2
JPH0462670B2 JP61172876A JP17287686A JPH0462670B2 JP H0462670 B2 JPH0462670 B2 JP H0462670B2 JP 61172876 A JP61172876 A JP 61172876A JP 17287686 A JP17287686 A JP 17287686A JP H0462670 B2 JPH0462670 B2 JP H0462670B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laser beam
celestial
projection device
voltage generator
observer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61172876A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6329783A (ja
Inventor
Kenzo Oohashi
Hirofumi Kimura
Hiroyuki Kodama
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
RANDAMU EREKUTORONIKUSU DEZAIN JUGEN
Original Assignee
RANDAMU EREKUTORONIKUSU DEZAIN JUGEN
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Publication date
Application filed by RANDAMU EREKUTORONIKUSU DEZAIN JUGEN filed Critical RANDAMU EREKUTORONIKUSU DEZAIN JUGEN
Priority to JP17287686A priority Critical patent/JPS6329783A/ja
Publication of JPS6329783A publication Critical patent/JPS6329783A/ja
Publication of JPH0462670B2 publication Critical patent/JPH0462670B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 レーザビームを指示すべき天体の方向に投射す
ることにより、所要の天体あるいはこれら天体に
より構成される星座を観察者に説明するのを容易
にした。
〔産業上の利用分野〕
野外において、天体あるいはこれらの天体によ
り構成される星座などを観察者に説明するための
天体の位置指示方法に関する。
〔従来の技術とその問題点〕
従来、特定の天体を指示するためには望遠鏡の
視野にこの天体を据えてから他の観察者にこの望
遠鏡を覗かせることが行われていたが、多数の観
察者に同時にこの天体を指示することができない
ばかりでなく、他の天体との位置関係が把握でき
ないために複数の天体の位置関係により定められ
ている星座などを指示することは困難であつた。
また、他の方法として棒などの長い道具を用い
て指示を行うことも実行されたが、その長さが充
分でないために観察者ごとの視差が大きく多数の
観察者に対して正確な指示を行うことができなか
つた。
さらに、懐中電灯を用いて天体の指示を行うこ
とも試みられたが、懐中電灯では鋭いビームを得
ることが困難で到達距離も短いので多数の観察者
の場合には上記の棒を用いるのと同様に視差が大
きいばかりでなく、集光レンズによる反射あるい
は拡散などにより指示すべき星の光より明るい光
が観察者の目に光が入つて指示すべき天体を見失
うことがあつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、レーザビーム投射装置からのレーザ
ビームを指示すべき天体に指向して投射すること
によつて天体の位置を指示するものである。
本発明の方法を実施するために用いられるレー
ザビーム投射装置は、レーザ光線により建物の外
壁などの壁面にデイスプレイを行つたり、あるい
は舞台効果を高めるためにレーザビームによる走
査などを行う公知のレーザビーム投射装置を使用
することができる。
そして、このようなレーザビーム投射装置は高
速でその投射方向を変えることができるので、目
の残像時間内に複数の天体に向けてレーザビーム
を投射するようにすることにより、実質上同時に
複数の天体を指示することができる。
このようなレーザビーム投射装置を経緯台ある
いは赤道儀などの天体望遠鏡、電波望遠鏡などに
用いられる日周運動追尾装置を用いると、長時間
にわたつて天体を自動的に追尾しながら指示を続
けることができる。
〔作用〕
レーザビームはコーヒレント光であるために、
光学系による集束が良好であり、したがつて高い
位置までこのレーザビームが到達するのでレーザ
ビーム投射装置から比較的離れた位置にある観察
者にとつても天体に近い位置までレーザビームが
到達するように視認され、レーザビーム投射装置
から比較的離れた位置にある観察者にとつて充分
に天体の位置を指示することができる。
レーザビーム投射装置から複数の天体に対して
投射されたレーザビームは本体レーザビーム投射
装置を頂点として円錐状に拡散しているにも係わ
らず、このレーザビームが観察者から遠ざかるこ
とによる見掛け上の収束と打ち消し合つて実質上
平行ビームとして視認される。
レーザビームは空気による吸収および観察者か
ら遠ざかることとによつてある高さで消滅するよ
うに観察されるが、この高さは複数の天体を指示
した場合に実質上同一の高さで消滅するように見
えるので、例えば星座の骨格となる複数の恒星を
時分割してレーザビームで指示する場合にはその
消失点を結ぶ線がこの星座の骨格と同一の形状と
して視認され、レーザビーム投射装置から離れた
位置にある観察者に対しても星座の指示を行うこ
とができる。
また、このレーザビームの消失点までの長さが
略一定であることから、このレーザビームによつ
て天空上に赤緯線および赤径線を描かせたり、走
査を行わせたりするとプラネタリウムあるいは天
球儀におけるように天がこのレーザビームの消失
点により構成される球面として感じられるので、
一層観察者の興味を増加させることができる。
〔実施例〕
第1図は本発明の方法を実施するために用いら
れるレーザビーム投射装置の例を概念的に示すも
ので、レーザ光源R、このレーザ光源からのレー
ザビームを例えば水平方向および垂直方向に偏向
するためのガルバノメータX,Yと、これらレー
ザ光源およびガルバノメータを載置する基体Bと
からなり、このガルバノメータX,Yは電気的に
制御されてレーザビームを所要の方向に指向させ
る。なお、上記の水平方向および垂直方向は理解
の便宜上水平および垂直としたが、これらの方向
が水平および垂直である必要はなく、互いに異な
る方向であれば足りることは明らかであろう。
このレーザビーム投射装置としては、レーザ光
線により建物の外壁などの壁面にデイスプレイを
行つたり、あるいは舞台効果を高めるためにレー
ザビームによる走査などを行う公知のレーザビー
ム投射装置を使用することができる。
上記のようなレーザビーム投射装置は、ガルバ
ノメータが高速応答性を有しているため、このガ
ルバノメータに印加する電圧を高速で切換えるこ
とによつて複数の天体を残像時間内に切換えて指
示することができる。
第2図は上記のガルバノメータX,Yによるレ
ーザビームの偏向方向を制御するために、これら
ガルバノメータに偏向制御電圧を供給するための
偏向制御装置の実施例を示すものである。
第2図において、水平方向偏向電圧発生器11
および垂直方向偏向電圧発生器12はそれぞれ接
地端子0と電圧出力端子1〜6を備えており、後
に第3図よつて説明するようにこれら端子の電圧
は独立して調整し得るように構成されている。
回転切換スイツチ21,22は制御プロセツサ
40の制御の下に連動して回転し、上記の電圧出
力端子の電圧を順次切換えてそれぞれ出力するも
のであり、その回転接触子21′,22′の電圧は
加算器31,32を経て水平方向偏向用のガルバ
ノメータXおよび垂直方向偏向用のガルバノメー
タY(第1図参照)にそれぞれ送られる。
したがつて、水平方向偏向電圧発生器11の選
択された端子の電圧と垂直方向偏向電圧発生器1
2の選択された端子の電圧とによつてレーザビー
ムの投射方向が定められるから、これら電圧を所
要の天体の方向にレーザビームが投射されるよう
に設定しておくことによりその天体を指示するこ
とができ、これらの電圧を切換える回転切換スイ
ツチ21,22の回転接触子が視覚の残像期間内
(例えば16分の1秒以内)に1回転するようにし
ておけば、観察者は複数の天体が同時に指示され
たように感じるものである。
上記の加算器31,32は天体の日周運動にレ
ーザビームを追尾させるための電圧を加算するも
のであり、この加算される電圧は上記制御プロセ
ツサ40によりそのときの時刻に基づいて演算さ
れ、このデイジタル出力をA/D変換器41,4
2でアナログ電圧に変換してから加算器31,3
2に供給することにより上記回転切換スイツチ2
1,22から電圧に加算される。
なお、第2図図示の実施例においては、説明の
便宜上回転切換スイツチ21,22として機械的
に連動して回転するものを示したが、このスイツ
チとしてはその切換速度などの点から電子的なス
イツチ回路を使用することが望ましく、また水平
方向偏向電圧発生器11および垂直方向偏向電圧
発生器12の出力電圧の数を増加させるとともに
上記切換スイツチの固定接点の数を増加させるな
どにより、時分割的に表示する天体の数を増やす
ことができる。
第3図はガルバノメータXあるいはYに印加す
る偏向電圧を発生させるために、第2図の水平方
向偏向電圧発生器11あるいは垂直方向偏向電圧
発生器12として用いられる偏向電圧発生器の例
を具体的に示すもので、電池として示した2つの
直流電源E1,E2が直列接続されており、この両
端間にはそれぞれタツプを有する抵抗VR1
VR2,VR3……VRn−1,VRnが並列に接続され
ている。
上記2つの電源E1,E2の接続点の電位を0と
すると、電源E1の+側の電位は+e、電源E2
−側の電位は−eとなり、上記の抵抗VRのそれ
ぞれの中点の電位は0である。したがつて、上記
抵抗VRのタツプの位置を移動させるとこのタツ
プの電位は+eから−eの間で変化するので、こ
の電位を走査器S順次切換えるとこの電圧が供給
されるガルバノメータも順次方向を変化させるこ
とになる。
このような偏向電圧発生器は第2図に示したよ
うな水平方向偏向電圧発生器21および垂直方向
偏向電圧発生器22として2組が設けられ、それ
ぞれの出力の組合わせによつてレーザビームの投
射方向が定められるものであるから、一つの天体
を指示するための水平方向偏向電圧発生器21に
おける抵抗VRのタツプ位置調整撮みと垂直方向
偏向電圧発生器22における抵抗VRのタツプ位
置調整撮みとを並べて操作盤上に配置し、このよ
うな撮みを組をこの並べた方向と直角に複数組配
列しておけばその操作性が向上することは明らか
であろう。
また、第2図に示した偏向制御装置においては
天体の日周運動の追尾を電気的に制御するように
したが、レーザビーム投射装置を天体望遠鏡ある
いは電波望遠鏡などを天体の日周運動に追尾させ
るために用いられる経緯台あるいは赤道儀などの
追尾用の架台に設置しておけば、機械的に天体の
追尾を行うことができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、口頭では明示できない野外に
おける天体の観察が容易になり、多数の観察者に
対して同時に天体を指示することができるので、
天文学に対する学童などの興味を育てるのに極め
て好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に用いられるレーザビーム投射
装置の概念図、第2図はレーザビームを偏向する
ための偏向制御装置の実施例を示す図、第3図は
偏向電圧発生器の例を示す図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 単一のレーザビームを複数の指示すべき天体
    の方向に時間的に高速で切換えて投射することに
    より、複数の天体をレーザビームで指示するよう
    にしたことを特徴とする天体の位置指示方法。
JP17287686A 1986-07-24 1986-07-24 天体の位置指示方法 Granted JPS6329783A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17287686A JPS6329783A (ja) 1986-07-24 1986-07-24 天体の位置指示方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17287686A JPS6329783A (ja) 1986-07-24 1986-07-24 天体の位置指示方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6329783A JPS6329783A (ja) 1988-02-08
JPH0462670B2 true JPH0462670B2 (ja) 1992-10-07

Family

ID=15949944

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JP17287686A Granted JPS6329783A (ja) 1986-07-24 1986-07-24 天体の位置指示方法

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5923512A (ja) * 1982-07-30 1984-02-07 Toshiba Corp 半導体ウエハ−のレ−ザマ−キング方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5751374Y2 (ja) * 1978-03-14 1982-11-09

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5923512A (ja) * 1982-07-30 1984-02-07 Toshiba Corp 半導体ウエハ−のレ−ザマ−キング方法

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JPS6329783A (ja) 1988-02-08

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