JPH0454429A - 光パルス試験器 - Google Patents

光パルス試験器

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JPH0454429A
JPH0454429A JP16593090A JP16593090A JPH0454429A JP H0454429 A JPH0454429 A JP H0454429A JP 16593090 A JP16593090 A JP 16593090A JP 16593090 A JP16593090 A JP 16593090A JP H0454429 A JPH0454429 A JP H0454429A
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JP
Japan
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light
optical
optical coupler
output
pulse
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JP16593090A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Nakamoto
博司 中本
Yahei Oyamada
弥平 小山田
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、光源からの光パルスを被測定ファイバに入射
し、この被測定ファイバからの戻り光を検出することに
より、被測定ファイバの状態を観測する光パルス試験器
における特性の改良に関するものである。
「従来の技術」 近年、ダイナミックレンジを改良するため、符号列の自
己相関に基づいて符号圧縮を行う光パルス試験器が検討
されている。この光パルス試験器において用いられる符
号列としては、現在、以下に示す式■を満たす唯一の符
号であるゴーレー符号が知られている。
尚、ゴーレー符号の詳細については、M、Nazara
thyその他が表し1コ”Real−time lon
g range cowplementary car
relation optical  time do
mainreflectoseter   (IEEE
  Journal  of  LightvaveT
echnology vol、7.pp、24−38.
1989)を参照されたい。
ここで、第1図(a)および(b)に8ビツトのゴーレ
ー符号列A = (2Ld= (1,1,1,−1,−
1,−1,1,−1)および符号列B = (b +)
= H,1,1,−1,1,1,−1,1)の自己相関
の一例を示す。以下、これらのパターンを一例として説
明を進める。尚、第1図(c)は、符号列Aと符号列B
とを式■に代入した場合の演算結果である。
次に、第2図に従来例として第1図に示した8ビツトの
ゴーレー符号を用いた光パルス試験器の構成ブロック図
を示す。第2図において、1は光源であり、この光源l
からはパルスパターン発生器8の発生するパルスパター
ンの符号rOJ、rlJに従って光の振幅0.A、にA
 S K (AIIlplitude 5hiHKey
ing)変調された光パルス列が送信される。
そして、送信パルスは、光ファイバlOおよび先カップ
ラ2を介して被測定ファイバ7に入射される。尚、パル
スパターン発生器8からは、上述したゴーレー符号列A
およびBに基づいて、以下に示す式■〜■に従って生成
される四つの符号列U^、υ2.U″、UBが出力され
る。
UA= (u Ai)=(+ + it +)/ 2=
 (1,1,1,0,0,0,1,0)       
   ■UA= (u A1)= (1−a 1)/ 
2= (00,0,1,1,1゜0.1)      
    ■υ”” (u ”I)= (1+ b +)
/ 2= (1,1,1,0,1,1,0,1)   
       ■U B= [u !l+)= (1b
 +)/ 2= (0,0,0,1,0,0,1,0)
          0次に、被測定光ファイバ7から
戻ってき1こフレネル反射光や後方散乱光(受信光)は
、光カップラ2および光ファイバ11を介して受光器3
によって受光される。その結果、受光器3によって受光
されに後方散乱光は、光/電気変換されて電気信号とな
り、サンプリング装置4に導かれる。
尚、サンプリング装置4およびパルスパターン発生器8
の動作タイミングは、タイミノグ発生器9により制御さ
れる。
ここで、パルス幅τの単発パルスを被測定ファイバ7に
入射した時に、受光器3が受光する後方散乱光をP 、
(t)とし、受光器3の受光感度をRとすると、受光器
3の出力する後方散乱信号の強度h (t)は以下に示
す式■で表される。
h (t)= R−P 、(t)          
■このとき、符号列UAに基づいた光パルス列に対する
後方散乱信号の強度x A(t)は、第3図および式■
に示すように、最初のパルスによる後方散乱光および最
初のパルスからτ秒後、2丁秒後、6丁秒後のそれぞれ
の時間経過後に被測定ファイバ7に入射したパルスによ
る後方散乱光の和で表される。また、符号列UA、UB
、U”に対する後方散乱信号の強度x A(t)、 x
 ll(t)、 x ’(t)も同様に表され、式で表
現すると以下に示す式■〜■となる。
x A(t)= h (t)+ h (t−:)十 h
(t−2丁)+ )]  (]t−6丁       
     ■x  A(t)=  h  (t−3:)
+  h  (t−4+)+ h (t−5り+ h 
(t−7τ)     ■x B(t)= h (t)
+ h (t−r)十h (t−2丁)十h(t−4τ
) + h (t−5τ)十h (t−7τ)@lx ”(
t)= h (t−3r)+ h (t−6t)   
      0次に、サンプリング装置4においてサン
プリングされた受信信号は、信号処理装置5において平
均化され、以下に示す式@〜■に従って相関処理が行わ
れる。
=  −h  (t+7r)−h  (t+5t)−3
h  (t+3r)+  h  (を十τ)+  8 
 h  (V)十 h  (t−τ)−3h (t−3
r) −h (t−5t) −h (t−7+)  @
=  h  (t+7+)+  h  (t+5r)+
  3  h (t+3r)h (t+r)+ 8 h
 (t)−h (t−τ)+3 h (t−3τ)+ 
h (L−54)+ h (t−7丁)y (t)= 
y A(t)+ y B(t)=I6h(t) ■ ■ そして、最終的に、信号処理装置5の出力y (t)に
基づいて被測定ファイバ7の特性や破断点がどの位置に
あ・るか等をモニタ6等を用いて判断する。
このように、光パルス試験器においてNビットのゴーレ
ー符号に基づく符号圧縮を適用することにより、単発の
パルスを用いた場合に比べて受信後の後方散乱信号の強
度が2N倍に拡大されることがわかる。
「発明が解決しようとする課題」 ところで、従来のゴーレー符号を用いた光パルス試験器
においては、後方散乱波形を観測するためには、4回パ
ルスパターンを送信する必要があるという欠点があった
本発明は上述した事情に鑑みてなされたもので、符号圧
縮を適用した従来の光パルス試験器に対して、1回の後
方散乱波形を観測するのに必要な送信パルスパターンの
数を1/2に減らし、より効率的に後方散乱波形の観測
を行うことができる光パルス試験器を提供することを目
的としている。
「課題全解決するたぬの手段」 請求項1記載の発明は、光源からの光パルスを被測定フ
ァイバに入射し、前記被測定ファイバからの戻り光を検
出することにより前記被測定ファイバの状態を観測する
光パルス試験器において、狭スペクトル幅の出力光を発
生する光源と、該光源の出力光を2方向へ分岐する第1
の光カップラと、電気信号のrlJ、rOJに従ってオ
ン、オフされ、前記第1の光カップラの第1のポートか
ら出力される光を入射してパルス化する光スイッチと、
該光スイッチから出力されるパルス光を電気信号のr+
 I J、r−1jに従って位相0°と位相180°と
に位相変調する位相変調器と、該位相変調器から出力さ
れるパルス光を入射して前記被測定ファイバに導く第2
の光カップラと、該第2の光カップラを介して出力され
る前記被測定光ファイバからの戻り光を前記第1の光カ
ップラの第2のポートから出力される光と混合する第3
の光カップラと、該第3の光カップラから出力される混
合光を受光する受光器と、通常は「0」を出力し、測定
時刻に合わせて連続したN個の「1」を前記光スイッチ
に出力する第1のパルスパターン発生器と、「+1」ま
たは「−1」のいずれかの値をとるN個の符号からなり
、式(1)の条件を満足する2種の符号列A=(al)
およびB=(bl)(i=1.2.・・・、N)によっ
て表されるゴーレー符号列AおよびBを別々の測定時刻
に合わせて前記位相変調器に出力する第2のパルス・パ
ターン発生器と、前記受光器から出力される後方散乱波
形信号のうち、前記符号列Aに基づく後方散乱信号をv
A(t)とし、前記符号列Bに基づく後方散乱信号をv
 ”(t)としたとき、式(2)で表される信号処理を
施す信号処理手段とを具備することを特徴としている。
また、請求項2記載の発明は、光源からの光パルスを被
測定ファイバに入射し、前記被測定ファイバからの戻り
光を検出することにより前記被測定ファイバの状態を観
測する先パルス試験器において、狭スペクトル幅の出力
光を発生する光源と、該光源の出力光を2方向へ分岐す
る第1の光カップラと、電気信号のr I J、rOJ
J−I Jに従って「位相0°でオン」汀オフ」、「位
相180°でオン」され、前記第】の光カップラの第1
のポートから出力される光を入射してパルス化する位相
変調光スイッチと、該位相変調光スイッチから出力され
るパルス光を入射して前記被測定ファイバに導く第2の
光カップラと、該第2の光カップラを介して出力される
前記被測定光ファイバからの戻り光を前記第1の光カッ
プラの第2のポートから出力される光と混合する第3の
光カップラと、該第3の光カップラから出力される混合
光を受光する受光器と、通常は「0」を出力し、別々の
測定時刻に合わせて「+1」まj岨dr−1jのいずれ
かの値をとるN個の符号からなり、式(1)の条件を満
足する2種の符号列A ’= (a l!およびB=(
bI)(i = I 、2.− ・−N)によって表さ
れるゴーレー符号列AおよびBを前記位相変調光スイッ
チに出力するパルスパターン発生器と、前記受光器から
出力される後方散乱波形信号のうち、前記符号列Aに基
づく後方散乱信号をvA(t)とし、前記符号列Bに基
づく後方散乱信号をv ”(t)としたとき、式(2)
で表される信号処理を施す信号処理手段とを具備するこ
とを特徴としている。
「作用」 請求項1記載の発明によれば、まず、光源の出力光は、
第1の光カップラにおいて2方向に分岐される。
そして、第1の光カップラの第1のポートから出力され
る光は、第1のパルスパターン発生器によってオン、オ
フされる光スイッチにおいてパルス化される。
次に、光スイッチから出力されるパルス光は、第2のパ
ルスパルス発生器から出力される符号列に従って位相変
調器において位相0°と位相180°とに位相変調され
た後、第2の光カップラを介して被測定ファイバに導か
れる。
そして、第2の光カップラを介して出力される被測定光
ファイバからの戻り光は、第3の光カップラにおいて第
1の光カップラめ第2のポートから出力される光と混合
される。
次に、第3の光カップラから出力される混合光は、受光
器において受光される。そして、受光器から出力される
後方散乱波形信号は、信号処理手段において所定の信号
処理が施される。
また、請求項2記載の発明によれば、まず、光源の出力
光は、第1の光カップラにおいて2方向に分岐される。
そして、第1の光カップラの第1のポートから出力され
る光は、パルス7くルス発生器から出力される符号列に
従って位相O゛でオン、オフおよび位相180°でオン
される位相変調光スイッチにおいてパルス化された後、
第2の光カップラを介して被測定ファイバに導かれる。
そして、第2の光カップラを介して出力される被測定光
ファイバからの戻り光は、第3の光カップラにおいて第
1の光カップラの第2のポートから出力される光と混合
される。
次に、第3の光カップラから出力される混合光は、受光
器において受光される。そして、受光器から出力される
後方散乱波形信号は、信号処理手段において所定の信号
処理が施される。
「実施例」 以下、図面を参照して本発明の一実施例について説明す
る。第4図は本発明に係わる先パルス試験器の第1の実
施例を示す構成ブロック図であり、この図において、第
2図の各部に対応する部分には同一の符号を付け、その
説明を省略する。
第4図において、12は狭スペクトル幅を持つコヒーレ
ント光を出射する半導体レーザ等の光源である。この光
源12からの光は、先ファイバ20を介して光カップラ
13により2方向に分岐され、送信パルスとすべき一方
の光か光ファイバ21を介して先スイッチ14に入射し
、局部発振光とすべき他方の光が光ファイバ24を介し
て光カップラ16に入射する。
次に、光スイッチ14は、パルスパターン発生器19よ
り出力されるパターン幅τのrlJ、rOJの符号列に
従って、オン、オフされる。尚、ノくルスパターン発生
器19からは、8ビツトの符号列(1,1,1,1,1
,1,1,1)が出力される。
そして、光スイッチ14のおいてパターン化された送信
パルス列は、光ファイバ22を介して位相変調器15に
入射する。位相変調器15においては、パルスパターン
発生器18より出力されるパターン幅τのr+1 j、
r−I Jの符号列に従って各入力パルスが位相0゜と
位相180°とに位相変調を受ける。尚、パルスパター
ン発生器18からは、8ビツトのゴーレー符号列A =
 (a +)= (1,1゜1−1.−1.−1.1.
−1)および符号列B = (b I)= (+、+。
11.1.1.−1.1)が別々に出力される。
次に、位相変調器15二おいて位相変調された送信パル
ス列は、光フーイバ23および光カップラ2を介して被
測定ファイバ7に入射する。そして、被測定ファイバ7
から戻ってきた後方散乱光は、光カップラ2および光フ
ァイバ】1を介して光カップラ16に入射し、先に光カ
ップラ13において分岐した局部発振光と混合され、光
ファイバ25および25を介して受光器17に受光され
る。
その結果、受光器17は、受信光と局部発振光のビート
信号を受光し、そのビート信号に応じ1こ電気信号がサ
ンプリング装置4に導かれる。尚、サンプリング装置4
とパルスパターン発生器】8および】9の動作タイミン
グは、タイミング発生器28により制御される。
ここで、パターン幅τの単発パルスを被測定ファイバ7
に入射し1こ時に、受光器17が受光する後方散乱光パ
ワーをp 、(t)とし、受光器17の受光感度をRと
し、局部発振光パワーをPLとすると、受光器17の出
力する後方散乱信号の強度h c(t)は次式で表され
る。
h c(t)= R・(P 5(t)・P L)”’ 
      ■また、符号列Aに基づいに光パルス列に
対する後方散乱光において、最初のパルスによる後方散
乱光および最初のパルスからτ秒後、2r秒後、6r秒
後のそれぞれの時間経過後のパルスによる後方散乱光は
位相0°で戻り、3r秒後、4r秒後、5r秒後、7r
秒後のそれぞれの時間経過後のパルスによる後方散乱光
は、位相180°で戻ってくる。そして、位相O°の後
方散乱光と位相180°の後方散乱光とは逆相のため、
光の状態で干渉を起こし、互いの強度が打ち消される。
この状態は、第5図に示すように、光が十と−の強度を
示したものと言える。これを式で表すと、符号列Aに対
する後方散乱信号vA(t)は、以下に示す式[相]と
なり、符号列Bに対する後方散乱信号VB(t)は、以
下に示す式Oとなる。
v A(t)= h c(t)十h c(t−:)+ 
h c(t−2τ)h c(t−:b)  h c(t
−4+)−h c(t−5+)+ h c(t−6τ)
−h c(t−7+)       ■V ’(t)=
 h c(t)+ h c(t−:)十h c(t−2
r)h c(t−3+)+ h c(t−4丁)+ h
 c(t−5+)−h c(t−6r)+ l+ c(
t−7り       @次に、サンプリング装置4に
おいてサップリングされた受信光は、信号処理装置27
において、以下に示す式[株]〜Φに従って相関処理が
行われた後、平均化される。
WA(t)=Σ(a +、+V A(twit))= 
−h  c(tl7τ)   h c(tl5τ)−3
h c(t÷3丁)+ h c(t+τ)+ 8 h 
c(t)+ h c(t−τ)3 h c(t−3τ)
−h c(t−5r)−h c(t−7τ)     
            @W ”(t) =Σ(b 
+、+・VB(twit))= h c(tl7τ)+
 h c(tl51)+3h c(tl3丁)h c(
tlI)+ 8 h c(t)  h c(t−τ)+
 3 h c(t−3丁)+ h C(t−5τ)+ 
h e(t−7:)                
  @W (t)=W A(t)+ W tl(t)=
 1 6 h c(t)              
     Φそして、最終的に、信号処理装置27の出
力に基づいて被測定ファイバ7の特性や破断点かどの位
置にあるか等をモニタ6等によって判定する。
このように、光パルス試験器においてNビットのゴーレ
ー符号に基づく符号圧縮を適用することにより、単発の
パルスを用いた場合に比べて受信する後方散乱光の強度
が2N倍に拡大されることがわかる。
また、後方散乱波形を観測するために2回のパルスパタ
ーンを用いており、従来のゴーレー符号を用いた光パル
ス試験器に比べて、1回の後方散乱波形を観測するのに
必要な送信パルスパターンの数を1/2に減らし、より
効率的に後方散乱波形の観測を行うことができる。
次に、本発明の第2の実施例について説明する。
第6図は本発明に係わる光パルス試験器の第2の実施例
を示す構成ブロック図であり、第4図の各部に対応する
部分には同一の符号を付け、その説明を省略する。
第6図に示す光パルス試験器が第4図のものと異なる点
は、パルスパターン発生器18および19、タイミング
発生器28、光スイッチ14並びに位相変調器15に代
えて、タイミング発生器33、パターンパターン発生器
29およびパルス化と位相変調とを同時に実施可能な音
響光学変調による位相変調光スイッチ32を設けた点で
ある。
第6図において、光源12からの光は、光ファイバ20
を介して光カップラ13により2方向に分岐され、送信
パルスとすべき一方の光が、光ファイバ30を介して位
相変調光スイッチ32に入射する。位相変調光スイッチ
32においては、パルスパターン発生器29より出力さ
れるパルス輻τのrl J、rOJ、r−I Jの符号
列に従って「位相0°でオン」、「オフ(消光状懸)」
汀位相180°でオン」される。尚、パターンパルス発
生器29からは、通常は「0」が出力され、タイミング
発生器33からのタイミング信号により、8ビツトのゴ
ーレー符号列A=(λr:= fl、1.]、−]1.
−1.−1.1.利)および符号列B−(b +:= 
(1,1,l、−1,1,1,−1,1)が別々に出力
される。
次に、位相変調光スイッチ32においてパルス化され、
位相変調されf二送信パルス列は、光ファイバ3Iおよ
び光カップラ2を介して被測定ファイバ7に入射する。
尚、パルス化および位相変調以外の構成およびその動作
は、第1の実施例と同様であるので、その説明を省略す
る。
以上説明した第2の実施例の構成の光パルス試験器にお
いては、第1の実施例と同様に、後方散乱波形を観測す
るために2回のパルスパターンを用いるため、従来のゴ
ーレー符号を用いて光パルス試験器に比べて、1回の後
方散乱波形を観測するために必要な送信パルスパターン
の数を1/2に減らし、より効率的に後方散乱波形の観
測を行うことができる。
また、第2の実施例によれば、光パルス試験器を第1の
実施例より簡単に構成することができる。
尚、上述しfコ実施例においては、ゴーレー符号のある
特定のパターンについて説明したが、ゴーレー符号の他
のパターンであって、上述した式■を満たすパターンで
あれば同一の効果を得ることができる。
「発明の効果」 以上説明したように、本発明によれば、符号圧縮を適用
した従来の光パルス試験器に対して、1回の後方散乱波
形を観測するのに必要な送信パルスパターンの数を1/
2に減らし、より効率的に後方散乱波形の観測を行うこ
とができる。
従って、測定時間が半分に短縮できる。例えば、従来、
1波形とるのに20分かかっていたものであれば、10
分で測定が完了できる。
また、請求項2記戦の発明によれば、光パルス試験器を
簡単に構成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)および(b)は本発明において用いられる
ゴーレー符号列の自己相関の一例を示す図、第1図(c
)は第1図(a)に示すゴーレー符号列(aI)と第1
図(b)に示すゴーレー符号列(b 1)とを上述した
式■に代入した場合の演算結果を示す図、第2図は従来
の光パルス試験器を示す構成ブロック図、第3図はゴー
レー符号を用いl−従来の光パルス試験器において戻っ
てくる後方散乱光を示す説明図、第4図は本発明に係わ
る光パルス試験器の第1の実施例を示す構成ブロック図
、第5図は本発明の光パルス試験器の第1の実施例にお
いて戻ってくる後方散乱光を示す説明図、第6図は本発
明に係わる光パルス試験器の第2の実施例を示す構成ブ
ロック図である。 1.12・・・・・・光源、2,13.16・・・・・
・光カップラ、3.17・・・・・受光器、4・・・・
・・サンプリング装置、5.27・・・・・・信号処理
装置、6・・・・・・モニタ、7・・・・・・被測定フ
ァイバ、8.18,19.29・・・・パルスパターン
発生器、9.28.33・・・・・・タイミング発生器
、10,11,20〜26,30.31・・・・・・光
ファイバ、14・・・・光スイッチ、15・・・・・・
位相変調器、32・・・・・・位相変調光スイッチ。 5τ 10τ 5r 符号列UA = (uA 1 = 11,1,1,0,0,0,1,01入射時の
後方散乱光X^(O第3図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)光源からの光パルスを被測定ファイバに入射し、
    前記被測定ファイバからの戻り光を検出することにより
    前記被測定ファイバの状態を観測する光パルス試験器に
    おいて、 狭スペクトル幅の出力光を発生する光源と、該光源の出
    力光を2方向へ分岐する第1の光カップラと、 電気信号の「1」、「0」に従ってオン、オフされ、前
    記第1の光カップラの第1のポートから出力される光を
    入射してパルス化する光スイッチと、該光スイッチから
    出力されるパルス光を電気信号の「+1」、「−1」に
    従って位相0゜と位相180゜とに位相変調する位相変
    調器と、 該位相変調器から出力されるパルス光を入射して前記被
    測定ファイバに導く第2の光カップラと、該第2の光カ
    ップラを介して出力される前記被測定光ファイバからの
    戻り光を前記第1の光カップラの第2のポートから出力
    される光と混合する第3の光カップラと、 該第3の光カップラから出力される混合光を受光する受
    光器と、 通常は「0」を出力し、測定時刻に合わせて連続したN
    個の「1」を前記光スイッチに出力する第1のパルスパ
    ターン発生器と、 「+1」または「−1」のいずれかの値をとるN個の符
    号からなり、式(1)の条件を満足する2種の符号列A
    ={a_i}およびB={b_i}(i=1、2、・・
    ・、N)によって表されるゴーレー符号列AおよびBを
    別々の測定時刻に合わせて前記位相変調器に出力する第
    2のパルスパターン発生器と、 前記受光器から出力される後方散乱波形信号のうち、前
    記符号列Aに基づく後方散乱信号をV^A(t)とし、
    前記符号列Bに基づく後方散乱信号をV^B(t)とし
    たとき、式(2)で表される信号処理を施す信号処理手
    段と を具備することを特徴とする光パルス試験器。 ▲数式、化学式、表等があります▼(1≦j≦N)(1
    ) ▲数式、化学式、表等があります▼(2)
  2. (2)光源からの光パルスを被測定ファイバに入射し、
    前記被測定ファイバからの戻り光を検出することにより
    前記被測定ファイバの状態を観測する光パルス試験器に
    おいて、 狭スペクトル幅の出力光を発生する光源と、該光源の出
    力光を2方向へ分岐する第1の光カップラと、 電気信号の「1」、「0」、「−1」に従って「位相0
    ゜でオン」、「オフ」、「位相180゜でオン」され、
    前記第1の光カップラの第1のポートから出力される光
    を入射してパルス化する位相変調光スイッチと、該位相
    変調光スイッチから出力されるパルス光を入射して前記
    被測定ファイバに導く第2の光カップラと、 該第2の光カップラを介して出力される前記被測定光フ
    ァイバからの戻り光を前記第1の光カップラの第2のポ
    ートから出力される光と混合する第3の光カップラと、 該第3の光カップラから出力される混合光を受光する受
    光器と、 通常は「0」を出力し、別々の測定時刻に合わせて「+
    1」または「−1」のいずれかの値をとるN個の符号か
    らなり、式(1)の条件を満足する2種の符号列A={
    a_i}およびB={b_i}(i=1、2、・・・、
    N)によって表されるゴーレー符号列AおよびBを前記
    位相変調光スイッチに出力するパルスパターン発生器と
    、 前記受光器から出力される後方散乱波形信号のうち、前
    記符号列Aに基づく後方散乱信号をV^A(t)とし、
    前記符号列Bに基づく後方散乱信号をV^B(t)とし
    たとき、式(2)で表される信号処理を施す信号処理手
    段と を具備することを特徴とする光パルス試験器。 ▲数式、化学式、表等があります▼(1≦j≦N)(1
    ) ▲数式、化学式、表等があります▼(2)
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009047455A (ja) * 2007-08-14 2009-03-05 Yokogawa Electric Corp 光ファイバ特性測定装置
CN113167677A (zh) * 2019-03-01 2021-07-23 华为技术有限公司 光学信号的多层编码

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