JPH0453903A - プラスチックフィルム反射鏡 - Google Patents

プラスチックフィルム反射鏡

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JPH0453903A
JPH0453903A JP16352590A JP16352590A JPH0453903A JP H0453903 A JPH0453903 A JP H0453903A JP 16352590 A JP16352590 A JP 16352590A JP 16352590 A JP16352590 A JP 16352590A JP H0453903 A JPH0453903 A JP H0453903A
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JP
Japan
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plastic film
flat plate
gas
metal
film reflector
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Application number
JP16352590A
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Inventor
Michiharu Nakayama
中山 道治
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 安い費用で簡単に反射鏡を作るのが目的である。
〔産業上の利用分野〕
1、 宇宙通信時代に必要なアンテナ用。
2、 太陽熱の集熱用、 3、 天体望遠鏡の反射鏡など。
〔従来の技術〕
宇宙通信用のアンテナ、または太陽熱の集熱用反射鏡は
、プレス加工やしぼり加工で造られてきた。しかし天体
望遠銀用の放物面反射鏡の場合はガラスと磨いて造られ
、それには高度の技術と多くの日数とが必要とされてき
た。
〔課題と解決するための手段〕
球形のゴム風船をふくらませると球になる。
このときゴムの面のどの点をとっても同じ力が加わって
いるので、ゴム球は一様に伸びて球になる。
次に平板に、同質で同じ厚さのゴム膜を、円形の周囲を
密着させ1両者の間に気体を入れてゴム膜をふくらませ
た場合を考えてみると、ふくらんだゴム膜の面は球面に
はならず、放物面になる。なぜかというと、ゴム膜の周
囲が固定されているからである。これは円筒の一端に気
密なふたをし、他端にゴム膜を密着固定させ。
両者の間に気体を送りこんでもゴム膜は同様に放物面に
なる。
〔実施例〕
実施例と図について説明しよう。
(第1例) 第1図は平面図、第2図は第1図のA−A線断面図。第
3図は第2図の変化図。1は平板。
例えばポリスチロール樹脂の平らな板、2及び2′はプ
ラスチック(例、塩化ビニール)のフィルム。3はプラ
スチックフィルムの内面に反射率の大きい銀などの金属
を蒸着または鍍銀したメツキ層。4は平板1にプラスチ
ックフィルム2を気密に固着させるためのリング状の押
さえ。
固着法には接着、溶着などもある。5は気体の通路で、
外部から適当な気体、例えばメツキ層と反応しない窒素
を、この5から平板1とプラスチックフィルム2との間
に送りこむのである。
第4図は通路5の部分を説明するための部分拡大図。通
路5は気体送人後、適当な方法で密閉する。この通路5
からの送気によって、第2図に示したプラスチックフィ
ルム2は、封入圧にしたがって第3図の2′のように放
物面状にふくれ上がる。
(第2例) 第5図は平面図、第6図は第5図のA−A線断面図。6
は円筒。7はふたで、円筒6の一端に気密に固着したも
の。8はリングで、円筒6の他端に気密に固着したもの
。このリング8の上にプラスチックフィルム2を重ね、
そのフィルム2の上に押さえのリング4を重ね1円筒6
とプラスチックフィルム2とを気密に固着させる。第6
図には送気用の通路5を省略しであるが、第2.3.4
図に示したものと同様の通路5が設けてあって、そこか
ら送気し、第6図のプラスチックフィルム/を図のよう
に放物面状にふくらませるのである。
第6図の9は通常、常温で硬化する樹脂。例えば、エポ
キシ、ポリエステル、ポリメチルメタクリシート(アク
リル樹脂)などであって、ふくらんだフィルム2′の上
に接着剤を塗り、その上にこれらの樹脂分とりつけ、常
温で硬化させてプラスチックフィルム2と樹脂9とを一
体化させて、取り扱いやすい反射鏡にするのである。
〔作用〕
以上説明したように、 ■、平板1にプラスチ2クフイルム2の円周面と密着さ
せ1両者の間に気体を圧入する。
■1円筒6の一端にふた7に気密に設け、他端にプラス
チックフィルム2の円周面を密着させ1円筒6とフィル
ム2との間に気体を圧入する、 ことによって、プラスチックフィルム2は、その展性と
気圧とによって適当な放物面となる。
〔効果〕
以上のような作用をもっているので、平板1や円筒6.
およびプラスチックフィルム2との間に気体を圧入する
だけで、いろいろな焦点をもった放物面鏡を簡単に作る
ことができる、という効果をもつものである。
また平板lや円筒6.プラスチックフィルム2と大きく
すれば1通常では製作困難な直径20m、59mといっ
た反射鏡も製作可能である。
パロマー天文台の5mの反射鏡製作に初年を要したこと
を考えれば、この発明は反射鏡製作に大きな効果ともつ
ものと考えられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は反射鏡製作器の平面図。 、第2図、第3図は第1図のA−A線断面図。 4図は通路5の部分拡大図。 5図は筒形の反射鏡製作器の平面図。 6図は第5図のA−A線断面図。 ・・・・・・平板。 、2′・・・・・・プラスチックフィルム・・・・・・
メツキ層、 ・・・・・・リング状の押さえ。 ・・・・・・気体の通路。 ・・・・・・円筒、 ・・・・・・ふた。 ・・・・・・リング。 ・・・・・・樹脂。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、平板に、金属を蒸着または鍍銀したプラスチックフ
    ィルムの周囲を気密に固着し、両者の間に気体を封入す
    ることを特徴とするプラスチックフィルム反射鏡の製造
    法。 2、請求項1に記載の製造法で作つたプラスチックフィ
    ルム反射鏡。 3、円筒の一端に平板を気密に固着し、他端に金属を蒸
    着または鍍銀したプラスチックフィルムを気密に固着し
    、円筒内に気体を封入することを特徴とするプラスチッ
    クフィルム反射鏡の製造法。 4、請求項3に記載のプラスチックフィルム反射鏡製造
    法で作ったプラスチックフィルム反射鏡。 5、請求項2、請求項4に記載のプラスチックフィルム
    反射鏡に硬化プラスチックを被覆させることを特徴とす
    るプラスチックフィルム反射鏡の製造法。 6、請求項5に記載のプラスチックフィルム反射鏡の製
    造法で作ったプラスチックフィルム反射鏡。
JP16352590A 1990-06-21 1990-06-21 プラスチックフィルム反射鏡 Pending JPH0453903A (ja)

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