JPH0453576Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0453576Y2 JPH0453576Y2 JP1985148274U JP14827485U JPH0453576Y2 JP H0453576 Y2 JPH0453576 Y2 JP H0453576Y2 JP 1985148274 U JP1985148274 U JP 1985148274U JP 14827485 U JP14827485 U JP 14827485U JP H0453576 Y2 JPH0453576 Y2 JP H0453576Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mass spectrometer
- columns
- gas chromatograph
- sample
- column
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000007789 gas Substances 0.000 claims description 15
- 238000004458 analytical method Methods 0.000 claims description 6
- 239000012159 carrier gas Substances 0.000 claims description 4
- 239000000523 sample Substances 0.000 description 11
- 150000002500 ions Chemical class 0.000 description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 239000012468 concentrated sample Substances 0.000 description 2
- 239000012141 concentrate Substances 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
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- 230000002123 temporal effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Electron Tubes For Measurement (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
イ 産業上の利用分野
本考案はガスクロマトグラフ質量分析計におけ
る微量試料導入装置に関する。
る微量試料導入装置に関する。
ロ 従来の技術
ガスクロマトグラフイ・マススペクトロメトリ
の分野では例えばマスフラグメントグラフイで
は、予め幾つかの検出すべきイオン質量を決めて
おいて、それらの質量のイオンの検出強度の時間
的変化を記録するが、この手法を微量試料の分析
に適用する場合、予め高濃度の試料を用いて、検
出すべき質量のイオンに対応する質量分析計の磁
場の設定を行つている。このとき特にガスクロマ
トグラフの側で磁場設定に用いた高濃度試料の成
分が残留して、後の微量試料分析の際ゴーストを
与えると云うメモリ現像があつた。
の分野では例えばマスフラグメントグラフイで
は、予め幾つかの検出すべきイオン質量を決めて
おいて、それらの質量のイオンの検出強度の時間
的変化を記録するが、この手法を微量試料の分析
に適用する場合、予め高濃度の試料を用いて、検
出すべき質量のイオンに対応する質量分析計の磁
場の設定を行つている。このとき特にガスクロマ
トグラフの側で磁場設定に用いた高濃度試料の成
分が残留して、後の微量試料分析の際ゴーストを
与えると云うメモリ現像があつた。
ハ 考案が解決しようとする問題点
本考案はガスクロマトグラフ質量分析計で微量
試料の分析を行う場合に、上述したような予め磁
場設定等のために導入した高濃度試料の影響が現
れる問題点を解消しようとするものである。
試料の分析を行う場合に、上述したような予め磁
場設定等のために導入した高濃度試料の影響が現
れる問題点を解消しようとするものである。
ニ 問題点解決のための手段
ガスクロマトグラフの試料導入系、カラム及び
或はガスクロマトグラフと質量分析計との間のイ
ンターフエースを二組並列に設けた。
或はガスクロマトグラフと質量分析計との間のイ
ンターフエースを二組並列に設けた。
ホ 作用
同一動作条件のガスクロマトグラフ及びインタ
ーフエースを二組並列に設け、一方のガスクロマ
トグラフ・インターフエース系に高濃度の試料を
適用し、他方の系に微量試料を導入することで高
濃度試料の影響を完全になくすことができる。
ーフエースを二組並列に設け、一方のガスクロマ
トグラフ・インターフエース系に高濃度の試料を
適用し、他方の系に微量試料を導入することで高
濃度試料の影響を完全になくすことができる。
ヘ 実施例
図は質量分析部に二重収束型質量分析計を用い
たガスクロマトグラフ質量分析計における本考案
の一実施例を示す。図においてGCはガスクロマ
トグラフ、IFはガスクロマトグラフと質量分析
計とを接続するインターフエースで、鎖線MSの
左側が質量分析計である。質量分析計において、
ISはイオン源でガスクロマトグラフのカラムから
流出した試料成分がインターフエースIFを介し
て導入される。Ｂは磁場、Ｅは電場で、Ｄがイオ
ン検出器である。インターフエースIFは通常、
クロマトグラフのカラム流出ガスからキヤリヤガ
スを除いて試料成分を濃縮するための分子セパレ
ータであるが、キヤピラリカラム等を用いてキヤ
リヤガスの流量が少い場合は分子セパレータは不
要であるから、この場合インターフエースはカラ
ム出口とイオン源ISとを接続する単なる管系であ
る。
たガスクロマトグラフ質量分析計における本考案
の一実施例を示す。図においてGCはガスクロマ
トグラフ、IFはガスクロマトグラフと質量分析
計とを接続するインターフエースで、鎖線MSの
左側が質量分析計である。質量分析計において、
ISはイオン源でガスクロマトグラフのカラムから
流出した試料成分がインターフエースIFを介し
て導入される。Ｂは磁場、Ｅは電場で、Ｄがイオ
ン検出器である。インターフエースIFは通常、
クロマトグラフのカラム流出ガスからキヤリヤガ
スを除いて試料成分を濃縮するための分子セパレ
ータであるが、キヤピラリカラム等を用いてキヤ
リヤガスの流量が少い場合は分子セパレータは不
要であるから、この場合インターフエースはカラ
ム出口とイオン源ISとを接続する単なる管系であ
る。
ガスクロマトグラフGCにおいて、Ｃ１，Ｃ２
は同じ仕様で作られたカラムで同じ恒温槽Ｔ内に
配置されて同一温度条件に置かれている。両カラ
ムは切換えバルブＶを介してキヤリヤガス源Ｈに
接続されている。Ｊ１，Ｊ２は夫々のカラムの試
料導入部である。インターフエース１Ｆは夫々の
カラムに接続され、両インターフエースはイオン
源ISの異る位置に開口させてある。
は同じ仕様で作られたカラムで同じ恒温槽Ｔ内に
配置されて同一温度条件に置かれている。両カラ
ムは切換えバルブＶを介してキヤリヤガス源Ｈに
接続されている。Ｊ１，Ｊ２は夫々のカラムの試
料導入部である。インターフエース１Ｆは夫々の
カラムに接続され、両インターフエースはイオン
源ISの異る位置に開口させてある。
上述実施例ではインターフエースは各カラムＣ
１，Ｃ２各々に接続されているが、分子セパレー
タとしてジエツト型分子セパレートを用いる場
合、比較的メモリ作用が少いのえ、分析対象によ
つてはインターフエースを両カラム共通にするこ
とができる。カラムとイオン源とを直結する場合
でも分析対象によつては接続管系を共通にしてよ
い。
１，Ｃ２各々に接続されているが、分子セパレー
タとしてジエツト型分子セパレートを用いる場
合、比較的メモリ作用が少いのえ、分析対象によ
つてはインターフエースを両カラム共通にするこ
とができる。カラムとイオン源とを直結する場合
でも分析対象によつては接続管系を共通にしてよ
い。
ト 効果
本考案ガスクロマトグラフ質量分析計は上述し
たような構成で、分析条件設定のため使用した高
濃度成分のメモリ現象が解消されるので、メモリ
を消すため長時間パージ用のガスを流してガスク
ロマトグラフを洗条すると云うような必要がなく
なり、微量試料の分析が迅速に行われ、高濃度試
料の影響が確実に解消されているので、分析精
度、分析の信頼性が向上する。
たような構成で、分析条件設定のため使用した高
濃度成分のメモリ現象が解消されるので、メモリ
を消すため長時間パージ用のガスを流してガスク
ロマトグラフを洗条すると云うような必要がなく
なり、微量試料の分析が迅速に行われ、高濃度試
料の影響が確実に解消されているので、分析精
度、分析の信頼性が向上する。
図面は本考案の一実施例の平面図である。
Claims (1)
- 恒温槽内に同一仕様のカラム及びカラムへの試
料導入部を二系統並列に設け、両カラムを夫々同
一仕様のインターフエースを介して質量分析計に
接続すると共に、キヤリヤガス源を切換えバルブ
を介して両カラムに接続して成る微量試料分析用
ガスクロマトグラフ質量分析計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985148274U JPH0453576Y2 (ja) | 1985-09-27 | 1985-09-27 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985148274U JPH0453576Y2 (ja) | 1985-09-27 | 1985-09-27 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6257159U JPS6257159U (ja) | 1987-04-09 |
| JPH0453576Y2 true JPH0453576Y2 (ja) | 1992-12-16 |
Family
ID=31062385
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985148274U Expired JPH0453576Y2 (ja) | 1985-09-27 | 1985-09-27 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0453576Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CA2725537C (en) * | 2008-05-27 | 2016-07-19 | Perkinelmer Health Sciences, Inc. | Chromatography systems and methods using them |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6227873Y2 (ja) * | 1980-09-30 | 1987-07-17 |
-
1985
- 1985-09-27 JP JP1985148274U patent/JPH0453576Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6257159U (ja) | 1987-04-09 |
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