JPH0453282A - レーザー装置 - Google Patents

レーザー装置

Info

Publication number
JPH0453282A
JPH0453282A JP16173090A JP16173090A JPH0453282A JP H0453282 A JPH0453282 A JP H0453282A JP 16173090 A JP16173090 A JP 16173090A JP 16173090 A JP16173090 A JP 16173090A JP H0453282 A JPH0453282 A JP H0453282A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
quartz glass
wavelength
laser
light
doped
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16173090A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Miyashita
悟 宮下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP16173090A priority Critical patent/JPH0453282A/ja
Publication of JPH0453282A publication Critical patent/JPH0453282A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lasers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、エネルギー効率の高いレーザー装置に関する
[従来の技術] Nc3:  YAGレーザーの励起光源としては、殻に
キセノンやりTノブトンの希ガス入り直管形フラッシュ
ランプが用いられる。集光反射鏡でレーザー媒質である
YAGロッドに励起光を照射し、ミラー系からなる共振
器でレーザー発振をさせている。
希ガスの封入管には、石英ガラスが使用されている。
[発明が解決しようとする課題] しかし、Nd:  YAGは720〜830nmの励起
光に対してのみレーザー遷移を行うが、フラッシュラン
プの発光スペクトルは、全波長域でほぼフラットである
。720nmより短波長の光はY A、 Gロッドの劣
化原因に、830nmより長波長の光は発熱源となり、
エネルギーの大きな損失となっている。
本発明は励起光源の発光スペクトルを変化させることに
より、エネルギー効率を上げ、レーザー媒質の劣化を防
ぐことを目的としている。また、エネルギー効率の向上
は、励起光源の寿命を延ばすことにもなる。
[課題を解決するための手段] 本発明は、励起光源、レーザー媒質、共振器から構成さ
れるレーザー装置において、ドープト石英ガラス管で希
ガスを1・1人したフラッシュランプを励起光源に用い
ることを特徴とする。
以下、実施例により本発明の詳細を示す。
[実施例コ 実施例1 キセノンフラッシュランプの断面構造の概念を表す図を
、第1図に示す。キセノンガス1を1.〜5気圧になる
J:うクロムを1・−プした石英ガラス管2(例えば特
開昭6O−76933)で封入した。電極3に電圧を印
加し、アノード4とカソード5の間に2000アンペア
/平方センチメートルの電流密度となるよう放電させた
この励起光源の発光スペクトルを表す図を、第2図に示
す。クロムをl・−ブした石英ガラスは400〜600
nmの波長の光を吸収し、600〜850nmの波長域
で発光する。比較として従来の石英ガラスの封入管を使
用した、キセノンフラッシュランプの発光スペクトルを
表す図を、第3図に示す。
クロムをトープした石英ガラス管でキセノンを封入した
フラッシュランプを励起光源に用いることにより、60
0 n、 mより短波長の光がカットされ、600〜8
50nmの波長域の輝度が倍増した。このように波長変
換した光を、集光反射鏡てNd:  YAGロッドに照
射し、共振器でレーザー光を取り出したところ、レーザ
ーの出射強度は従来のほぼ2倍となった。また長時間使
用しても、Y A、 Gロッドおよびクロムをドープし
た石英ガラス管には、ソーラリゼーションによる劣化が
発生せず、レーザー特性に変化は認められなかった。
放電の電流密度を1000アンペア/平方センチメート
ルに低下させたところ、レーザーの出射強度は従来とほ
ぼ同等で、フラッシュランプの寿命が10倍近くに延び
た。
実施例2 クリプトンガスを1〜5気圧になるよう、セリウムをド
ープした石英ガラス管で封入した。電極に電圧を印加し
、アノードとカソードの間に3000アンペア/平方セ
ンチメートルの電流密度となるよう放電させた。
セリウムをドープした石英ガラスは、200〜300n
mの紫外線を吸収し、350〜550nmの波長域で発
光する。この励起光源の発光スベク1ヘルば、従来の石
英ガラスの封入管を使用したりTノブトンフラッシュラ
ンプと比較して、300nmより短波長の光がカットさ
れ、350〜500r+mの波長域の輝度が倍増した。
アレキサントライt・(Cr:  BeA]−20a)
レーザーは、400〜650nmの励起光を吸収し、7
00〜81.8 n mの波長可変レーザー発振を起こ
す。この励起光をアレキサンドライトロッドに照射し、
共振器でレーザーを取り出したところ、レーザーの出射
強度は従来のほぼ2倍となった。
実施例3 セ1ノウムとクロムを共ドープした石英ガラス管でキセ
ノンを封入しフラッシュランプとした。従来の石英ガラ
ス管を使用したキセノンフラッシュランプと比較し、発
光スペクトルは600nmより短波長の光がカットされ
、600〜850nmの波長の光が約3倍の強度になっ
た。
このように波長変換した励起光をNd:  YAGロッ
ドに照射し、共振器でレーザーを取り出したところ、レ
ーザーの出射強度は従来の3倍近くに増加した。
実施例4 代表的な色素レーザーであるクマリン誘導体は、400
 n、 m付近の波長を励起光として吸収し、450〜
600nmの波長可変1/−ザーとなる。色素レーザー
をフラッシュランプで励起する場合、ランプの発光の立
ち上がり時間が100ナノ秒以下でないと発振しない。
セリウムをドープした石英ガラスは、200〜300n
mの紫外線を吸収し、350〜550nmの波長域で発
光する。また、蛍光時間は約10ナノ秒と非常に短い。
セリウムをドープした石英ガラス管でキセノンを封入し
フラッシュランプとしたところ、従来の石英ガラス管を
使用したキセノンフラッシュランプと比較し、発光スペ
クトルは300nmより短波長の光がカットされ、35
0〜550nmの波長の光が約2倍の強度になった。ま
た、時間的な遅れもほとんど認められなかった。
この励起光をクマリン誘導体の循環溶液に照射すると、
レーザーの出射強度は従来のほぼ2倍となった。色素レ
ーザー奴体は、紫外線に弱く、化学分解を起こし易いが
、このレーザー装置は、非常に高い安定性を示した。
以上数種類のり−ザー装置について実施例を述べてきた
が、封入するガスやレーザー媒質の種類に何ら限定され
ることばない。また、石英ガラスへのドーピング物質も
種々考えられる。
[発明の効果] 以−L述べたように本発明によれば、励起光源、レーザ
ー媒質、共振器から構成されるレーザー装置において、
ドープト石英ガラス管で希ガスを封入したフラッシュラ
ンプを励起光源に用いることにより、エネルギー効率を
」二げ、レーザー媒質の劣化を防ぐことができた。また
、エネルギー効率の向」−により、励起光源の寿命を延
ばすことができた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例1における、キセノンフラッシ
ュランプの断面構造の概念を表す図である。第2図は本
発明の実施例1における、クロムをドープした石英ガラ
ス管でキセノンを封入したフラッシュランプの発光スペ
クトルを表す図である。第3図は従来のキセノンフラッ
シュランプの発光スペクトルを表す図である。 キセノンガス クロムをドープした石英ガラス管 電極 アノード カソード 以  上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 励起光源、レーザー媒質、共振器から構成されるレーザ
    ー装置において、ドープト石英ガラス管で希ガスを封入
    したフラッシュランプを励起光源に用いることを特徴と
    するレーザー装置。
JP16173090A 1990-06-20 1990-06-20 レーザー装置 Pending JPH0453282A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16173090A JPH0453282A (ja) 1990-06-20 1990-06-20 レーザー装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16173090A JPH0453282A (ja) 1990-06-20 1990-06-20 レーザー装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0453282A true JPH0453282A (ja) 1992-02-20

Family

ID=15740795

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16173090A Pending JPH0453282A (ja) 1990-06-20 1990-06-20 レーザー装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0453282A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0948105A2 (de) * 1998-04-03 1999-10-06 TRUMPF LASERTECHNIK GmbH HF-angeregter Gaslaser sowie Laserrohr für einen Gaslaser
WO2017204358A1 (ja) * 2016-05-27 2017-11-30 富士フイルム株式会社 固体レーザ装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0948105A2 (de) * 1998-04-03 1999-10-06 TRUMPF LASERTECHNIK GmbH HF-angeregter Gaslaser sowie Laserrohr für einen Gaslaser
EP0948105A3 (de) * 1998-04-03 2001-05-09 TRUMPF LASERTECHNIK GmbH HF-angeregter Gaslaser sowie Laserrohr für einen Gaslaser
US6466600B1 (en) 1998-04-03 2002-10-15 Trumpf Lasertechnik Gmbh Laser tube for high-frequency laser and laser incorporating same
WO2017204358A1 (ja) * 2016-05-27 2017-11-30 富士フイルム株式会社 固体レーザ装置
US20190097379A1 (en) * 2016-05-27 2019-03-28 Fujifilm Corporation Solid-state laser device
US10587088B2 (en) 2016-05-27 2020-03-10 Fujifilm Corporation Solid-state laser device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1126844A (en) Broadly tunable chromium-doped beryllium aluminate lasers and operation thereof
Leone et al. A tunable visible and ultraviolet laser on S2 (B3Σu−–X3Σg−)
US4490822A (en) Cr-Doped yttrium gallium garnet laser
US3909736A (en) RF Excited electrodeless gas arc lamp for pumping lasers
US3576500A (en) Low level laser with cyclic excitation and relaxation
Semashko et al. Photodynamic nonlinear processes in UV solid-state active media and approaches to improving material laser performance
JPH031436A (ja) 高効率エキシマ放電ランプ
JPH0453282A (ja) レーザー装置
US4736381A (en) Optically pumped divalent metal halide lasers
US3753146A (en) Novel visible spectrum dye lasers
Liberman et al. Efficient Nd: YAG CW lasers using alkali additive lamps
JPH0475393A (ja) レーザー装置
Kato 3547-Å pumped high-power dye laser in the blue and violet
Chu et al. A reliable thyratron-switched flashlamp-pumped dye laser
US4035691A (en) Pulsed laser excitation source
CA1214251A (en) Cr-doped gadolinium gallium garnet laser
Erickson Flashlamp-pumped titanium: sapphire laser
JP4326172B2 (ja) 低圧軸方向励起方式f2レーザ装置
JP2782893B2 (ja) エキシマレーザ装置
JPH0423479A (ja) レーザー装置
JP2001223423A (ja) レーザー装置
Berenberg et al. Solid-state microlasers pumped by miniature flashlamps
Boquillon et al. Flashlamp-pumped Ti: sapphire laser with different rods grown by Czochralski and Verneuil methods
EP0097242B1 (en) Emerald laser
US3566177A (en) Mercury-alkali metal discharge devices