JPH0452869A - ポータブル検索表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、指示された任意の検索対象物の三次元的位置
を画面上に表示する検索表示装置において、 ポータブルに形成した検索表示装置の三次元位置と方位
を検出し、利用者から任意に指示された検索対象物に関
し予め記憶してある三次元位置情報に基つき、上記で検
出した位置と方位の検出情報に従って、その検索対象物
の位置を三次元的に画面上に表現してその利用者に示す
ことにより、オフィスや倉庫などの三次元空間の中で書
類や物品等を個人的に容易に検索できるようにしたもの
である。

［従来の技術］ 従来より、コンピュータ技術を使用し、目的地へ到達す
るのを補佐するシステムとしてナビケーションシステム
が知られている。現在、実用に供されているシステムと
して、宇宙船や航空機、船舶等があるが、次第に車など
小さいものまでにその応用が試みられている。これらの
ナビゲーショ１従来の技術］ 従来より、コンピュータ技術を使用し、目的地へ到達す
るのを補佐するシステムとしてナビケーションンステム
か知られている。現在、実用に供されているシステムと
して、宇宙船や航空機、船舶等かあるか、次第に車など
小さいものまでにその応用が試みられている。これらの
ナビゲーション／ステムては、ＧＰＳ（グローバル　ボ
シンヨニング　システム）等で現在位置を人工衛星の発
信電波等により常に把握して、平面的な地図上の目的地
までナビゲートする。

一方、図書や文書等を検索する技術として、第３図に示
すマグニファイア１００を備えた情報検索装置が提案さ
れている。このマグニファイア１００は、フラットデイ
スプレィ１０１と、内部に例えば加速度センサなどを用
いた三次元空間位置方位センサとを有し、ハンディで携
帯性を備えて、別ｉｔきのコンビュータンステム１０２
に接続されている。この従来例は、電子化された情報を
身のまわりのものと同様に検索できるようにする技術で
ある。この従来例では、実体を実際の空間に持たず、コ
ンピュータシステム１０２の内部の仮想空間に持ち、マ
ダニファイア１００自体の三次元空間位置と方位に対応
して、その仮想空間の部分をシミュートして表示する。

即ち、マグニファイア１００を机の方向に向けると、実
際に机には何もないか、フラットティスプレィ１０１に
は本が何冊もあるように表示され、その本に向かって近
づくとその本のタイトル等か見え、さらに近つくとその
本の内容が見られるという具合である。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、上記従来の技術における情報検索装置で
は、仮想空間を作り出すために、あらゆる位置と方位か
ら見た実体をビデオカメラやイメーンスキャナなどでテ
ジタル信号に変換し、電子的にコンビュータンステム１
０２内に格納することが必要であるため、それらの実体
の画像入力の手間は美大なものとなり、その記憶データ
量も膨大なものになる問題点があった。従って、マグニ
ファイア１００かハンディであるといっても、コンピュ
ータ／ステム１０２は小形なものに置き代えることは難
しく、例えば目的物を探し出すためのナビゲーションに
応用することは、持ち運びの点て困難であることからも
、考えられなかった。

また、上記情報検索装置は、文書などイメージ化できる
ものか検索対象であり、倉庫や商品棚の物品のようなイ
メージ化できない実体を扱うことはできなかった。

本発明は、上記課題を解決するために創案されたもので
、個人か図書館、倉庫、オフィスといった環境において
、目的物を容易に探し出せるようにナビゲートする「パ
ーソナル　ナビケーンヨンシステム」とも呼べるポータ
ブル検索表示装置を提供することを目的とする。

［課題を解決するための手段］ 上記の目的を達成するための本発明のポータブル検索表
示装置の構成は、現在の位置および方位を検出する三次
元位置・方位センサと、全ての検索対象物の三次元位置
情報を予め記憶しておく手段と、 任意の検索対象物を指示する手段と、 上記任意の検索対象物の三次元位置を示すための指示体
を表示する手段と、 上記三次元位置・方位センサによって得られた現在位置
および方位の情報と上記指示された検索対象物の上記記
憶してある三次元位置情報に基づいて上記表示する手段
に対し表示画面上に該検索対象物の三次元的位置を示す
上記指示体の表示を指示する手段とを具備することを特
徴とする。

［作用］ 本発明は、予め記憶する情報を検索対象物の三次元位置
情報とすることにより、記憶するデータ量を大幅に削減
して、装置全体をポータブルに形成できるようにする。

ここで、利用者から検索対象物が指示されると、装置の
位置と方位の検出情報により、その位置と方位から見え
る空間を窓としてシミュレートし、その指示された検索
対象物の三次元位置情報に基づいて、シミュレートした
窓にその検索対象物の位置を表わす指示体を三次元的に
表現し、利用者に示すことにより、三次元的なナビゲー
ンヨンを実現する。

［実施例］ 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。

第１図は本発明の一実施例の構成を透視的に示した斜視
図である。本実施例の検索表示装置は、グリップ部１ａ
を有するハンディな筐体１に、フラットデイスプレィ２
と、三次元位置・方位センサ３と、バーコード読取部４
と、テンキー５と、制御部６とが一体に実装されて成る
。

フラットデイスプレィ２は、透明な液晶表示パネルが用
いられ、現実の世界とコンピュータによる検索目的物の
位置表示か重ね合わされて表示できるように、前面側（
利用者に対向する側）を表示面とし、後面側（検索対象
物側）を開口して取り付けられる。

三次元位置・方位センサ３としては、例えば、加速度セ
ンサを用いたもの、電磁気を用いたもの、超音波を用い
たものなとか知られており、小形なものである限りそれ
らのいずれかまたは他のものを用いることができる。例
えば、電磁気を用いたものであれば、部屋などの空間に
発信源を１つ以上置き、装置側のセンサとして三方向に
指向性を有するコイルを設け、それらのコイルの発生電
流によって発信源までの距離と方向を知ることができる
。また、超音波を用いるものであれば、３以上の超音波
源を部屋などの空間の隅に配置し、それぞれの超音波源
からの距離差や指向特性を求めることにより、三次元位
置と方位を知ることができる。

バーコード読取部４は、筐体１のグリップ部１ａの反対
側の側面などに配置され、検索の対象となる図書やバイ
ンダあるいは物品などを三次元位置情報とともに予め登
録する際に、それらの図書や物品等に付された識別番号
を示すバーコードを読み取り、制御部６へ送出する。テ
ンキー５は、検索時に利用者か検索目的物（任意の検索
対象物）の識別番号を指定する際に用いられ、筺体１の
前面側に配置される。制御部６は、識別番号に対応して
図書や物品等のすべての検索対象物の三次元位置情報を
格納しておくメモリを有し、検索時にテンキー５から入
力される識別番号に対応する検索目的物の現在位置を、
三次元位置・方位センサ３て検出される現在の三次元位
置・方位に基づいて、例えばカーソルなとの表示体によ
りフラットデイスプレィ２を透過して見える現実の世界
に重畳して表示する。

第２図は制御部６の構成を示すブロック図である。制御
部６の構成において、６１はすべての検索対象物の三次
元位置情報を識別番号に対応させて記憶しておくメモリ
、６２はバーコード読取部４の読み取り出力とともに三
次元位置・方位センサの検出位置・方位情報を受けてメ
モリ６１に予め検索対象物の三次元位置情報を登録する
登録部、６３は検索時にテンキー５の識別番号の入力を
受けてメモリ６１上の該当アドレスを指定するアドレス
指定部、６４は上記のアドレス指定によりメモリ６１か
ら読み出された検索目的物の三次元位置を三次元位置・
方位センサ３から入力された現在の三次元位置・方位を
基準とする現実の世界の三次元位置に変換する座標変換
部、６５は上記で変換された検索目的物の三次元位置か
らフラットデイスプレィ２の画面上における検索目的物
の位置を指定する画面上位置指定部、６６は上記画面上
の目的物の位置に検索目的物を指し示す指示体（ここで
はカーソル）の表示出力を作成するカーソル表示部、６
７はその表示出力を受けてフラットデイスプレィ２にカ
ーソルを表示する液晶ドライブ部である。カーソルは、
その表示位置で検索目的物の横方向と高さを示し、例え
ば大きさで奥行方向の距離を示す。

以上のように構成した実施例の動作および作用を述べる
。

まず、検索対象物の三次元位置情報を検索表示装置に登
録する。それに先立って、全ての検索対象物には、予め
識別番号を示すバーフードを付けておく。始めに、検索
表示装置を、テンキー５からの指示などにより登録の動
作モートにする。この状態で、検索の対象となる本やハ
インタ、物品などのバーコードをバーコード読取部４を
当てて読み取り、同時にそのときの三次元の位置（座標
）を三次元位置・方位センサ３によって読み取り、登録
部６２によりバーフートで示された識別番号と三次元位
置とを対応させてメモリ６１に格納する。

次に、検索表示装置を、テンキー５からの指示などによ
り検索の動作モートにする。この動作においては、現在
の三次元位置・方位を検出して、倍率か等倍の虫めがね
を覗いたような窓をシミュレートし、フラットティスプ
レィ２のガラス窓を透過して見える実在の世界に、メモ
リ６１に登録した三次元位置に基づいて、検索目的物の
位置をカーソル等の指示体を重畳して表示する。検索目
的物は、利用者かテンキー５から識別番号等を入力して
行う。これにより、上記のカーソルか表示され、そのカ
ーソルは、検索表示装置の動きに応して動き、常にその
視点からの検索目的物の位置または位置に加えて奥行方
向の距離を指し示す。

利用者は、この検索表示装置を覗きなから、そのカーソ
ルの表示に従って歩いて行けば、目的物に辿り着くこと
かできる。

なお、上記実施例において、検索対象物の登録には、必
ずしもバーコードによる入力をしなくとも、テンキー５
なとで入力しても良い。この場合、検索対象物の三次元
位置を三次元位置・方位センサ３でセットしてから、テ
ンキー５でその対象物の識別番号をマニュアルで入力す
る。さらに、検索対象物の登録および検索の指示には、
識別番号に代えて名称を用いることもできる。また、検
索時の識別番号の入力では、他の分類検索装置なとのコ
ンビュータンステムに一次的に接続し、そこから入力し
ても良い。もちろんその分類の検索結果として出力され
るものであっても良い。画面上に表示される指示体に関
しては、点や丸や四角以外に本の形など対象物を象徴す
る形としても良い。

また、フラットデイスプレィ２としては、透明なものて
なく、現実の世界の通路や棚を直線等で表わして制御部
６内に持ち、その仮想の世界を現在の位置・方位に従っ
て見える窓のように表示するようにしても、情報量とし
ては少なく、実現可能である。さらに、制御部６は、筐
体１に内蔵せす携体可能な別体としても良い。このよう
に、本発明はその主旨に沿って種々に応用され、種々の
実施態様を取り得るものである。

す斜視図、第２図は上記実施例の制御部の構成を示すブ
ロック図、第３図は従来例を示す情報検索装置の説明図
である。

ｌ・・筐体、２・・フラットデイスプレィ、３・・・三
次元位置・方位センサ、４・・・バーコード読取部、５
・・・テンキー、６・・制御部、６１・・メモリ、６２
・・登録部、６４・座標変換部、６５・・画面上位置指
定部、６６・・・カーソル表示部。

［発明の効果コ 以上の説明で明らかなように、本発明のポータブル検索
表示装置によれば、窓をシミュレートするという考え方
によって、従来の航空機や車のナビゲー７ヨンにはなか
った直観的でわかりやすい三次元のパーソナルなナビゲ
ーンヨンを実現することかでき、また、現物（検索対象
物）をそのままにして、電子的に管理することができる
ようになる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の構成を透視的に示−大麦色
イタＩＩｌニア）ノー１万！ 第１図 Ａ乏来１列の；光明図 第３図 手続補正書（。え。 平成　３年　８月２１日 平成２年特許願第１５７１０９号 発明の名称 ポータブル検索表示装置 ６、補正の内容 （１）明細書中第２頁第１行目の「　本発明は、指示さ
れた任意の検索対象物の三次」とあるのを、「　本発明
は、任意の検索対象物を指示することにより、現実空間
内に対応付けてその検索対象物の三次元的位置を画面上
に表示し、物品や図書等の検索をパーソナルに行えるポ
ータブル検索表示装置に関するものである。 補正をする者 事件との関係　　出願人 （２１８）　　ソニ ー株式会社 埋入〒１０４ 東京都中央区明石町１番２９号 液済会ビル ５、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 ［発明の概要］ 本発明は、指示された任意の検索対象物の三次」と訂正
する。 （２）明細書中筒２頁第１３行目から１９行目の「　［
従来の技術Ｊ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）現在の位置および方位を検出する三次元位置・方
   位センサと、 全ての検索対象物の三次元位置情報を予め記憶しておく
   手段と、 任意の検索対象物を指示する手段と、 上記任意の検索対象物の三次元位置を示すための指示体
   を表示する手段と、 上記三次元位置・方位センサによって得られた現在位置
   および方位の情報と上記指示された検索対象物の上記記
   憶してある三次元位置情報に基づいて上記表示する手段
   に対し表示画面上に該検索対象物の三次元的位置を示す
   上記指示体の表示を指示する手段とを具備することを特
   徴とするポータブル検索表示装置。