JPH0451727B2 - - Google Patents

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JPH0451727B2
JPH0451727B2 JP58058476A JP5847683A JPH0451727B2 JP H0451727 B2 JPH0451727 B2 JP H0451727B2 JP 58058476 A JP58058476 A JP 58058476A JP 5847683 A JP5847683 A JP 5847683A JP H0451727 B2 JPH0451727 B2 JP H0451727B2
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JP
Japan
Prior art keywords
gas
flare
waste gas
surge drum
heating furnace
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP58058476A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59183211A (ja
Inventor
Norikazu Oomya
Akinari Sato
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Cosmo Oil Co Ltd
Original Assignee
Cosmo Oil Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Cosmo Oil Co Ltd filed Critical Cosmo Oil Co Ltd
Priority to JP5847683A priority Critical patent/JPS59183211A/ja
Publication of JPS59183211A publication Critical patent/JPS59183211A/ja
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Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23GCREMATION FURNACES; CONSUMING WASTE PRODUCTS BY COMBUSTION
    • F23G7/00Incinerators or other apparatus for consuming industrial waste, e.g. chemicals
    • F23G7/06Incinerators or other apparatus for consuming industrial waste, e.g. chemicals of waste gases or noxious gases, e.g. exhaust gases
    • F23G7/08Incinerators or other apparatus for consuming industrial waste, e.g. chemicals of waste gases or noxious gases, e.g. exhaust gases using flares, e.g. in stacks

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、フレアーガスシステムの運転方法に
関し、更に詳しくはグランドフレアー或いはフレ
アースタツク等のフレアー装置で焼却処理される
可燃ガスを最小限に抑制し、これによつて回収さ
れる可燃ガスを加熱炉等の燃料として安全、有効
に利用するようにしたものである。
曾てエネルギー価格が低廉であつた時代には、
フレアー装置において大量の廃ガスが焼却処理さ
れ、特にフレアースタツクでは夜間廃ガスが赤々
と焼焼し、周辺地域の景観を害ねる等の問題があ
つた。その後、昭和48年の第一次石油シヨツクに
伴いエネルギー価格が高騰し、フレアー装置で焼
却処理される廃ガス量は、フレアーシステムに導
入させる廃ガスを発生する石油精製装置、石油化
学装置および化学プラント等における省資源、省
エネルギー技術と運転管理技術の向上により漸時
減少してきている。
しかし、従来技術によつて、フレアーシステム
に入る廃ガスの発生量をその廃ガス発生源となる
諸装置やプラントにおいて抑制する方法がとられ
ているものの、省資源、省エネルギーの観点から
依然として看過し得ない量の可燃性ガスが放出さ
れ、焼却処理されているが現状である。この理由
は、まず廃ガスの量的変動が大きいこと、廃ガス
組成が変化して発熱量が必ずしも安定していない
こと、フレアーシステムの運転操作ミスで逆火事
故が生ずる危険があること等のためである。
本発明は上記従来技術の有する問題点に鑑みて
なされたもので、常時放出されている量的および
質的変動の大きな廃ガスの全部ないし大部分を安
全に導き出して、これを加熱炉や焼却炉等の燃料
ガスとして回収し、有効に利用することができる
方法を提供することを目的とする。
すなわち本願発明の要旨は、フレアーシステム
内にガス圧縮機を設置し、該ガス圧縮機の吸入側
をサージドラムの入口側に接続させる一方、吐出
側を加熱炉に接続し、さらに前記サージドラムの
入口側へ廃ガス戻しラインを接続し、前記ガス圧
縮機と加熱炉の間に流量調節弁を、前記廃ガス戻
しラインに圧力調整弁を設け、吐出側のガス流量
を調節して前記ガス圧縮機の吸入圧を前記サージ
ドラムの水封が破れるが破れない程度に一定に保
ちつつフレアーへのガス量を最小限に抑えること
を特徴とするフレアーガスシステムの運転方法に
ある。
本発明によれば、フレアーシステムのサージド
ラム上流の廃ガスラインに分岐ラインを設け、そ
れから廃ガスをガス圧縮機の吸入側に導いてフレ
アー廃ガスの回収をするに際し、(1)ガス圧縮機の
吸入圧力が一定になるようにフレアー廃ガスの回
収流量を自動制御すると共に、(2)ガス圧縮機の吸
入圧力をサージドラムの水封が破れるか破れない
程度に一定に保つことによつて、フレアー装置へ
のガス量を最小限に抑制してフレアーガスシステ
ムの運転を行い、これによつて回収される可燃ガ
スを加熱炉等の燃料として安全、有効に利用する
ことができる。
水封が破れるか破れないかの程度は、水封の高
さによつて異なる。通常水封の高さは約100〜900
mm水柱であり、水封が破れるか破れないかの程度
の圧力は、その水封が高さの約60%、好ましくは
約70%値から水封の高さ未満の範囲であることが
好ましい。
ガス圧縮機の吸入圧が低過すぎると加熱炉等へ
の燃料の有効な供給が望めない。
以下、本発明を図面に基づいて説明する。
図は本発明方法を実施するための装置の一例を
示す。1はフレアースタツク、1′はグランドフ
レアー、3はプラントの加熱炉であつて、フレア
ー廃は廃ガスガスライン11を通つてサージドラ
ム2に入り、逆火防止のために一且水封された後
に、フレアースタツク1またはグランドフレアー
1′に送り込まれる。
本発明では、廃ガスライン11がサージドラム
2に入る手前で分岐ライン12を取出してガス圧
縮機4の吸入側に接続し、吐出側はライン13に
よつて加熱炉3に接続されており、また、分岐ラ
イン12には圧力計5が、ライン13には順次圧
力計6、緊急遮断弁8、流量計9、流量調節弁1
0が介装されている。
14はライン13と廃ガスライン11との間に
接続された廃ガス戻しラインで、このライン14
には圧力調節弁7が設けられている。15は加熱
炉3に対する本来の燃料ガスラインであつて、圧
力計16、流量計17及び燃料ガス調節弁18が
介装されている。
次に本発明の運転方法について説明する。
廃ガスはサージドラム2からフレアースタツク
1またはグランドフレアー1′に供給される。し
かし、本発明ではこの廃ガスの全部或いは大部分
を回収し、フレアースタツク1等への供給を最小
限に抑える。
即ち、上記フレアーガスシステムの運転に際し
ては、圧力計5の圧力がサージドラム2の水封が
破れるか破れない程度の圧力を上限とし、サージ
ドラム2の封水を吸込まない限りの圧力を下限と
する一定の値を保持するように、流量調節弁10
を自動制御することによつてフレアー廃ガスの全
部又は大部分を回収して、これを加熱炉3で焼焼
させる。
もし、廃ガスライン11で供給される廃ガス量
が少なくなつたときは、流量調節弁10によりガ
ス流量を減じ、圧力調節弁を7を開いて廃ガスラ
イン11へこのガスを戻しつつガス圧縮機4の運
転は継続して廃ガスの回収循環を行う。
更にフレアー廃ガス量が減少して、ガス圧縮機
4の吸入圧力が管理最小圧力以下に下つた場合に
は、自動的にガス圧縮機を停止し、逆火防止のた
めの緊急遮断弁8が閉止するようになつている。
また、加熱炉3には上記のように本来の燃料ガ
スライン15が設けられており、従つてライン1
3の回収ガス量に逆比例するように燃料ガス調節
弁18を作動させることにより、加熱炉3の操業
を安定に保つことができる。
以上は廃ガスを一定の出力が要求される加熱炉
に適用した例について説明したが、単なる焼却炉
等に適用する場合には燃料ガスライン15を省略
することができる。
本発明方法の別の実施態様としては、図示の様
にグランドフレアーおよびフレアースタツクを並
列的に使用し、グランドフレアー上流のサージド
ラムの水封圧力をフレアースタツク上流のサージ
ドラム水封圧力よりも低目に設定する様な運転方
法をとることもでき、また、グランドフレアー又
はフレアースタツクのどちらか一方のフレアーガ
スシステムによつて運転してもよい。更に、ガス
圧縮機4によるフレアー廃ガスの回収量を流量調
節弁10により自動制御するに当り、通常の計装
システムに代えていわゆるDDCシステム(直接
数値式制御システム)を採用するのが好ましい。
本発明は以上説明したようになるから、常時放
出されていたフレアーガスの全部又は大部分を、
加熱炉等の燃料用ガスとして安全に且つ連続的に
回収して有効に利用でき、これによつてフレアー
ガスシステム装置の運転費を削減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示す系統図である。 1……フレアースタツク、1′……グランドフ
レヤー、2……サージドラム、3……加熱炉、4
……ガス圧縮機、5,6……圧力計、7……圧力
調節弁、8……緊急遮断弁、9……流量計、10
……流量調節弁、11……廃ガスライン、12…
…分岐ライン、13……ライン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 フレアーシステム内にガス圧縮機を設置し、
    該ガス圧縮機の吸入側をサージドラムの入口側に
    接続させる一方、吐出側を加熱炉に接続し、さら
    に前記サージドラムの入口側へ廃ガス戻しライン
    を接続し、前記ガス圧縮機と加熱炉の間に流量調
    節弁を、前記廃ガス戻しラインに圧力調節弁を設
    け、吐出側のガス流量を調節して前記ガス圧縮機
    の吸入圧を前記サージドラムの水封が破れるか破
    れない程度に一定に保ちつつフレアーへのガス量
    を最小限に抑えることを特徴とするフレアーガス
    システムの運転方法。
JP5847683A 1983-04-01 1983-04-01 フレア−ガスシステムの運転方法 Granted JPS59183211A (ja)

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JP5847683A JPS59183211A (ja) 1983-04-01 1983-04-01 フレア−ガスシステムの運転方法

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JP5847683A JPS59183211A (ja) 1983-04-01 1983-04-01 フレア−ガスシステムの運転方法

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JPS59183211A JPS59183211A (ja) 1984-10-18
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ID=13085482

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CN102162645B (zh) * 2010-12-29 2012-08-29 中国石油化工股份有限公司 一种可以熄灭火炬并回收火炬气热量的方法
KR101444838B1 (ko) * 2012-09-27 2014-09-26 삼성중공업 주식회사 플레어 라인 시스템 및 플레어 라인 모니터링 시스템
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS553400A (en) * 1978-06-14 1980-01-11 Bfg Glassgroup Flame shielding glass panel and its manufacture

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