JPH04507215A - 液体組成物および担持過フツ素化イオン交換重合体 - Google Patents

液体組成物および担持過フツ素化イオン交換重合体

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JPH04507215A JP2510395A JP51039590A JPH04507215A JP H04507215 A JPH04507215 A JP H04507215A JP 2510395 A JP2510395 A JP 2510395A JP 51039590 A JP51039590 A JP 51039590A JP H04507215 A JPH04507215 A JP H04507215A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 液体組成物および担持過フッ素化イオン交換重合体発明の分野 本発明は過フッ素化イオン交換重合体の混合物よりなる液体組成物に、また、こ の液体組成物の製造方法に関するものである。本発明はまた、これらの液体組成 物の担持過フッ素化イオン交換重合体の製造における使用に、また、この担持重 合体の酸触媒反応における使用に関するものペンダントスルホン酸基を有する過 フッ素化イオン交換重合体は、広範な酸触媒反応において使用されている周知の 不均一触媒である。評論に関してはワラ−(taller)ら、化学技術(Ch emtech) 、1987年7月、438−441ページ、およびその引用文 献を参照されたい。ペンダントカルボン酸基を有する過フッ素化イオン交換重合 体も公知物質である。たとえば米国特許3.506.635を参照されたい。ス ルホニル官能基を有する過フッ素化重合体とカルボン酸官能基を有する重合体と の混合物およびラミネートは米国特許4,176.215に示唆されている。
スルホン酸基を含有する過フッ素化重合体の酸触媒反応における使用には多(の 利点(たとえば高い酸活性、熱安定性、反応混合物からの分離の容易さ、再生の 容易さ)があるが、この触媒の比較的高いコストが多くの応用面においてその使 用を妨げている。触媒効率(触媒単位量あたりの生成物単位量)を増加させてこ のコストを減少させる試みは、粉末形状または不活性担体上に被覆させた形状の 重合体を用いて反応混合物に暴露される触媒の表面積を増加させることに集中し ている。米国特許4,661,411.; 4,038.213;4.303. 551 ;および4.470,859を参照されたい。しかし、熱的に安定な、 低コストの、かつ/または高触媒効率の不均一触媒に対する要求は残存している 。
水と低級アルコールとの三元混合物が、スルホン酸基を含有する過フッ素化イオ ン交換重合体とカルボン酸基を含有する過フッ素化イオン交換重合体との混合物 を溶解させて新規な液体組成物を形成させ得ることがここに見いだされた。 − 8O3H含有パ一フルオロカーボン重合体、または−CO2H含有パーフルオロ カーボンのいずれかを溶解させる方法は当該技術において公知であるが、双方を 同時に溶解させる方法は公知ではない。たとえばマーチン(Martin)ら、 分析化学(Anal、 Cheffl。
)、54巻、1639−1641ページ(1982);アルデパート(^Ide bert)ら、?に’A”F (Macromolecules) 、19巻、 2651−2653ページ(1986);ならびに米国特許4.661.411 および4,038,213を参照されたい。
米国特許4.433.082は、スルホン酸基またはスルホン酸塩基を有する過 フッ素化重合体を水とアルコール類、エーテル類およびアセトニトリルよりなる グループから選択した少なくとも1種の他の液体成分との混合物と、密閉系中で 180℃ないし300’Cの温度で接触させることによる、この重合体を液体媒 体に入れた液体組成物の製造方法を開示している。実施例7(カラム12.45 行ないしカラム13.3行)においては、−8O3H形状の共重合体の一層、− COOCH3形状の共重合体の一層、およびその中に埋め込まれたポリテトラフ ルオロエチレン繊維の強化用織物を有するスクラップ膜を水、n−プロパツール およびメタノールの三元混合物を用いて210℃で18時間処理した。スルホン 酸基を有する共重合体を含有する液体組成物が得られたが、カルボン酸基を有す る共重合体は溶解せずに残留し、凝集した共重合体と繊維との共凝集物として回 収された。カルボン酸基のみを有する重合体を溶解させる方法、またはスクラッ プ膜の重合体成分の双方を同時に溶解させる方法は与えられても示唆されてもい ない。
米国特許4.470. s 59は、網状電極または分散パーフルオロカーボン 共重合体製のフィルターのような多孔性基村上に親水性被覆を形成させる方法を 開示している。N−ブチルアセタミドが、coo−z+官能基または5O8−Z +官能基(Zはアルカリ金属もしくはアルカリ土類金属のイオン、または第4級 アンモニウムイオンである)を含有するパーフルオロカーボン共重合体を溶解さ せるための適当な溶媒として開示されている。双方の型の共重合体を溶解させる 他の溶媒または溶媒混合物は特定されていないし、−COOH基を含有するパー フルオロカーボン共重合体と一303H基を含有するパーフルオロカーボン共重 合体との双方(すなわちZ=H)を溶解させるいかなる溶媒系も特定されていな い。 米国特許4.303.551は、スルホン酸基を第4級アンモニウム塩ま たはホスホニウム塩に転化させて重合体の溶解性に影響を与え、この第4級アン モニウム塩またはホスホニウム塩を含有する重合体を担体上に沈積させ、ついで アンモニウム塩またはホスホニウム塩をスルホン酸に転化させることよりなる、 担持パーフルオロスルホン酸触媒の改良された製造方法を開示している。このア ンモニウム塩またはホスホニウム塩はジメチルホルムアミドおよびジメチルスル ホキシドのような双極性の非プロトン性溶媒に可溶である。まず担体を酸基に転 化させるペンダント基を含有する触媒前駆体の薄いフィルムで被覆し、ついで、 上記のペンダント基の表面層のみを酸基に転化させることによる、ペンダント酸 基を含有する担持パーフルオロカーボン重合体の製造方法も開示されている。
米国特許4,176.215は、イオン化可能な形状のスルホニル基を含有する 第1のフッ素化重合体とカルボン酸官能基を含有する第2のフッ素化重合体との 混合物の層を組み入れたイオン交換フィルム、膜および薄層構造体を開示してい るが、これらの重合体混合物を溶解させる方法は、与えられても示唆されてもい ない。これらの重合体を溶融加工可能な形状に混合し、ついでフィルムまたは膜 に成形する。続いて、この構造体を処理して官能基を所望の遊離酸またはそのア ルカリ金属塩に加水分解する。
本発明においては、スルホン酸基を含有する重合体とカルボン酸基を含有する重 合体との混合物の液体組成物を水と低級アルコールとの三元混合物中で製造する 。これらの液体組成物は、不活性担体をこの種の重合体混合物で被覆するために 使用することができる。加水分解が担体の被覆に先立って行われているので、引 き続く加水分解段階を必要とすることな(、担体上の極めて均一な被覆を得るこ とができる。
混合物の触媒活性が混合物のはるかに強い酸である!EO3N(の含有量と緊密 に相関するであろうことが期待されていたので、スルホン酸基を含有する重合体 とカルボン酸基を含有する重合体との担持混合物を製造する動機付けは従前は存 在しなかった。カルボン酸成分はより活性な成分を希釈することが予期されてい たのである。
全く予期しなかったことであるが、この種の重合体の担持混合物は、選択した酸 触媒炭化水素転化反応において、スルホン酸基を有する過フッ素化重合体のみを 含有する同等のイオン交換能力を有する担持触媒より有意に高い触媒活性を示し ている。
発明の概要 本発明は、スルホン酸基を含有する過フッ素化イオン交換重合体とカルボン酸基 を含有する過フッ素化イオン交換重合体との混合物を、水と少なくとも2種の低 級アルコールとの三元混合物中で加熱することによる、上記の混合物の液体組成 物の製造方法を提供する。本発明はまた、この方法により製造した液体組成物を も提供する。
本発明はまた、スルホン酸基を含有する過フッ素化イオン交換重合体とカルボン 酸基を含有する過フッ素化イオン交換重合体との混合物の液体組成物を製造し、 不活性担体をこの液体組成物と接触させて被覆担体を形成させ、この被覆担体を 乾燥して担持触媒混合物を形成させ、この担持触媒混合物を希酸で活性化して5 OsH基およびCO,H基を再構成することよりなる、この種の重合体の混合物 の担持触媒の製造方法をも提供する。
本発明はまた、不活性担体とスルホン酸塩基またはスルホン酸基を含有する第1 の過フッ素化イオン交換重合体およびカルボン酸塩基またはカルボン酸基を含有 する第2の過フッ素化イオン交換重合体の固体混合物とよりなる、上記の混合物 が上記の不活性担体を被覆している触媒組成物をも提供する。
本発明はまた、3個または4個以上の炭素原子を含有するモノオレフインよりな るグループから選択した1種または2種以上のオレフィンを約135℃ないし約 185℃の反応温度で、不活性担体とスルホン酸基を含有する第1の過フッ素化 イオン交換重合体およびカルボン酸基を含有する第2の過フッ素化イオン交換重 合体の固体混合物とよりなる、上記の混合物が上記の不活性担体を被覆している 担持触媒組成物と接触させることよりなる、オレフィンの改良されたオリゴマー 化方法をも提供する。
発明の詳細な記述 本件重合体混合物は、スルホニル官能基を有する溶融加工可能な第1の重合体と カルボキシル官能基を有する溶融加工可能な第2の重合体とを混合し、上記の各 官能基をジメチルスルホキシド、水および塩基の混合物で加水分解してイオン化 可能な官能基とし、この官能基を酸性化して対応するスルホン酸基およびカルボ ン酸基とし、この混合物を水と少なくとも2種の低級アルコールとの混合物中で 加熱することにより形成される。
スルホニル官能基を有する溶融加工可能な第1の重合体は、典型的には官能基が 、またはそれ自体官能基を有するペンダント側鎖が結合しているフッ素化炭化水 素骨格鎖を有する重合体である。このペンダント側鎖はたとえば、そのR1がF 、C1またはCIないしC4゜のパーフルオロアルキル基である 端 R。
基に存在するであろう。この種の本発明における使用に適したフッ素化重合体の 例は、本件明細書に引用文献として組み入れた米国特許3.282.875 ;  3.560.568 : 3.718.627 ; 4.417.969;お よび4,610.762に開示されている。
カルボキシル官能基を有する溶融加工可能な第2の重合体は、典型的には官能基 が、または官能基を有するペンダント側鎖が結合しているフッ素化炭化水素骨格 鎖を有する重合体である。このペンダント側鎖は、たとえばそのZがFまたはC F3であり、nが1ないし10であり、Wが−000R、CF x COORま たは−CNであり、Rが低級アルキ基を含有することができる。通常は、重合体 の側鎖の官能基は末端基に存在するであろう。本発明における使用に適したこの 種のフッ素化重合体の例は、本件明細書に引用文献として組み入れた英国特許1 .145.445;ならびに米国特許3,506.635 ;4.385.15 0および4,327,010に開示されている。
ついで上記の第1の、および第2の重合体を当該技術で公知の技術により混合す る。個々の重合体の粉末、顆粒またはベレットを最初に混合することができる。
ついで、この種の混合物を種々の手段、たとえばプレス、スクリュー押出し機で の押出し、またはロールミルもしくはゴムミルでの作業により熱および圧力に暴 露する。緊密な均一混合物の形成を保証するために、この段階を2回または3回 以上繰り返すこともできる。たとえば、プレス成形したフィルムをフレークにし 、または小片に切断し、再度フィルムにプレス成形することもできる。押出しし た重合体を押出し時にベレットに切断し、ついで再度押出しすることもできる。
混合用の粉末はミル中で磨砕して、または冷凍ミル中で冷却磨砕して製造するこ とができる。
ついで、得られる混合物をフィルムまたはベレットの形状に押出し成形し、塩基 で加水分解し、ついで酸性化してSO,H基を含有する重合体とC02H基を含 有する重合体との混合物を与える。加水分解の技術および引き続きこれらの重合 体のイオン化可能な官能基を酸性化する技術は公知である。たとえば米国特許4 ,176.215を参照されたい。
通常は、アルカリ金属水酸化物を用いる加水分解により官能基を遊離酸またはそ のアルカリ金属塩に転化させる。溶液の沸点に近いような熱溶液の使用が迅速な 加水分解のために好ましい。加水分解塔に水混和性有機溶媒、たとえばジメチル ホルムアミドを含有させるのが有利である。
−5o3−z”基(Z’はH、アルカリ金属もしくはアルカリ土類金属のイオン 、または第4級アンモニウムイオンである)を含有する過フッ素化重合体を溶解 させるのに有用であると報告されている多くの溶媒または溶媒混合物が存在する が、−co2−z”基を含有する過フッ素化重合体を溶解させるために使用し得 る溶媒に関しては比較的少数の報告があるに過ぎない。−3O3−Z”基を含有 する重合体と−CO2−Z”(Z’はアルカリ金属もしくはアルカリ土類金属の 塩またはアンモニウム塩である)を含有する重合体との双方を溶解させると報告 されている唯一の溶媒はN−ブチルアセタミドである。Z’=Hである場合のこ れらの重合体の双方を溶解させ得る溶媒または溶媒混合物は開示されているもの がない。
一5o3Hを含有するフッ素化重合体と一〇〇2Hを含有するフッ素化重合体と の混合物を、水と2種または3種以上の低級アルコールとの混合物に、密閉容器 中で、高温で溶解させ得ることがここに見いだされた。
適当な溶媒の三元混合物はn−プロパツール/メタノール/水、およびエタノー ル/メタノール/水である。三元混合物中の各溶媒の相対的比率は高度に厳密な ものではないが、[n−プロパツール(10−30%)、メタノール(25−4 0%)、水(20−65%)]または[エタノール(50−70%)、メタノー ル(10−30%)、水(10−30%)]を含有する混合物が好ましい。最も 好ましいものは、[n−プロパツール(10%)、メタノール(30%)、水( 60%)];[]n−プロパツール30%)、メタノール(30%)、水(40 %)コ ;または[エタノール(60%)、メタノール(20%)、水(20% )]を含有する混合物である。重合体混合物を溶解させるのに適した温度は18 0−300℃、好ましくは200−250℃である。重合体混合物と溶媒混合物 とを含有する密閉圧力容器を撹拌して溶解速度を増加させることができる。
この方法は500ないし1800の範囲の、好ましくは800−1400の範囲 の当量を有する重合体に有用である。
通常は、本件方法に使用する重合体の1重量部あたり約4または5重量部という 少量から約100重量部までの、好ましくは20−50重量部の溶媒混合物を使 用する。
本件液体組成物の製造方法においては、使用する重合体混合物の当量、工程の温 度、ならびに使用する溶媒混合物の量および性質の間に相関関係が存在する。当 量がより高い重合体混合物に対しては、通常は使用する温度がより高く、使用す る液体混合物の量は通常はより多い。
本発明の方法は約5%ないし約95%の一8o、H基を有する過フッ素化重合体 と約95%ないし約5%の一〇〇、H基を有する過フッ素化重合体とを含有する 重合体混合物に適用可能である。この方法はまた、−3O3H官能基および−C O2H官能基に加えて他の官能基をも、所望の液体組成物の形成を妨害しない量 含有する重合体混合物にも適用可能である。この種の他の官能基には、たとえば 、前駆体重合体混合物の転化中に加水分解されずに残留するであろう−502F 基が可能である。
本件方法により製造される液体組成物は環境条件(約25℃、1気圧)で液体で ある。本発明記載の方法で形成される液体組成物は、基本的には約1重量%ない し約20重量%の重合体混合物と約80重量%ないし約99重量%の液体媒体と よりなるものである。この液体媒体は水と使用するアルコールとを含有し、また 、アルコールから誘導された副生成物をも含有することがあり得る。特に重合体 混合物が一5o3H基を含有する場合には、アルコールは異性化またはエーテル 形成のような副反応を受ける可能性がある。若干のアルコールWi<たとえばn −プロパツールおよびエタノール)は、完全には水と混和しないゴーチル(たと えばエチルプロピルエーテル)を与える可能性がある。この種の場合には、本件 方法により、液体媒体中の重合体混合物の液体組成物のみでなく、主としてエー テルとアルコールとよりなる第2の、より密度の小さい相も得られる。存在する この種の密度の小さい担はいずれも、所望の液体組成物から分離して廃棄するか 、または工程に再循環させることができる。
本件方法により形成された液体組成物の正確な性質は理解されていない。これら は真の溶液の若干の特徴を有し、同時に分散液または水性ゾルの若干の特徴をも 有する。これらは曇っていることもあるが、これは分散液の特徴である。
本件方法により得られる液体組成物は、水、アルコールおよび揮発性の有機副生 成物の一部を蒸留により除去して改質することができる。本件液体組成物はまた 、−8o、H基を含有する過フッ素化重合体をエタノール(または他の適当な溶 媒)に溶解させた溶液を添加して、液体組成物中の−303H基の−CO,H基 に対する比率を変えて改質することもできる。[−3O,H基を含有する過フッ 素化イオン交換粉末を低級脂肪族アルコールと10%の水との混合物に溶解させ た5重量%の溶液が市販されている(アルドリッチ化学社(Aldrich C hemfcal Co、 )のカタログ番号27,470−4)]。
本件重合体混合物は、本件重合体混合物を含有する液体組成物に担体を浸漬させ 、ついで全ての過剰の溶媒を全て除去して担体上に沈積させることができる。典 型的には、この被覆担体を溶媒の沸点以上の温度で、少なくとも1時間乾燥する 。これに替えて、被覆剤溶液を空気中で、音速ノズルで噴霧味ついで高度に擾乱 性の混合帯域中で、たとえば米国特許4,430.001に開示されている装置 および方法で被覆剤を粒状の担体に沈着させることにより担持重合体混合物を製 造することもできる。
被覆の厚さは液体組成物中の重合体もしくは重合体混合物の濃度を調節して、ま たは2層もしくは3層以上の重合体もしくは重合体混合物の層を担体上に適用し て変えることができる。重合体または重合体混合物の担体に対する適当な重量比 は、約0.05%から約30.0%まで変化する。親水性表面と高い表面積対重 量比とを有する担体は、同一の触媒活性を与えるために、より高い重量パーセン ト負荷を必要とする。
担体の組成が重要であることが見いだされているが、担体に最も望ましいと考え られる諸性質は応用面が異なれば変化する。ある場合に重要であり得る諸性質に は高い表面積、高い押し潰し強度、高い多孔性、化学的抵抗性、熱安定性および 低いコストが含まれる。全ての場合に、この担体は重合体混合物の液体組成物に 、また、触媒の乾燥中に使用する温度に抵抗しなければならない。担体として利 用し得る若干の代表的な材料にはアルミナ、シリカ、ゼオライト、炭化ケイ素、 シリカ−アルミナ、多孔性ガラス、セラミックス、スピネル、粘土、過フッ素化 重合体、炭化水素重合体たとえばポリエチレンおよびポリプロピレン、ならびに 無定形炭素、グラファイトまたはコークの形状の炭素が含まれる。好ましい担体 は疎水性表面を有するもの、たとえばポリテトラフルオロエチレン、テトラフル オロエチレンとへキサフルオロプロピレンとの共重合体、ポリエチレン、ポリプ ロピレンおよびコークの形状の炭素である。
親水性表面を有する担体、たとえばアルミナ、シリカ、セラミックス、粘土、ゼ オライトおよび多孔性ガラスは、疎水性担体上の重合体混合物の高い触媒活性を 得るためには、重合体混合物のより厚い被覆を必要とする。
好ましい担体はコークである。“コーク”は本件明細書中では石油精製または石 炭乾留操作の不揮発性残留物を意味するものとして使用する。
その組成は供給源および使用した工程方法により異なる。コークは一般には高い C:H比を有し、縮合した多核芳香族化合物、ならびに有機および無機の硫黄、 窒素および金属、たとえばバナジウム、ニッケル、鉄および銅の化合物を含有す る。コークはクールピッチコーク、コーク炉コーク、針状コーク、通常規格のコ ークまたはアノードコーク、燃料規格のコーク、ショットコーク、特殊炭素コー クたとえばギルツナイトコーク等を含む極めて広い範囲の疎水性物質を含有する 。このコークは生地の未か焼の形状で使用することもできるが、コークをか焼す るのが好ましい。 特に好ましい担体はか焼ショットコークである。か焼ショッ トコークは単独では炭化水素転化反応の触媒ではない。通常の触媒担体材料の微 孔サイズ範囲は50ないし600Aである。対照的に、か焼ショットコークの平 均微孔直径は100OAを超え、その平均表面積は0.1−10m”/gである 。このように大きな微孔を有する材料が触媒用の有効な担体媒体となり得ること は通常のことではない。か焼ショットコークはまた、極めて高い押し潰し強度を も有する。か焼ショットコークに対する好ましい負荷は約0.1ないし約2.0 %であり、より高い負荷も可能ではあるが費用効率が低下する。
本発明記載の担持過フッ素化イオン交換重合体は連続法にだける、またはバッチ 反応における炭化水素転化反応に使用することができる。部分的に脱活した触媒 の触媒活性は希酸、好ましくは硝酸を用いる処理によりかなり復活させることが できる。
オレフィンのオリゴマー化にはオレフィンのより高分子量の化合物への縮合が含 まれる。二量体、三量体、四量体およびより高い分子量の生成物の間のオリゴマ ーの分布は反応条件およびオレフィン出発物質の双方に応じて変化する。一般に は、陽子付加により比較的安定なカルボニウムイオンを形成し得るオレフィンが 、最も容易にオリゴマー化する。
縮合した生成物の再配列も、特に高度に置換されたオレフィンに関して頻繁に起 きる。オレフィンのオリゴマー化は低分子量の、しばしば気体状の炭化水素のよ り高分子量の液体または固体の生成物への転化に有用である。特に、低分子量物 質をガソリン用の混合成分に転化させることができる。
本発明記載の担持触媒の一つの応用面はオレフィンのオリゴマー化にある。この 方法においては、3個または4個以上の炭素原子を含有するモノオレフィンより なるグループから選択した1種または2種以上のオレフィンを、約135℃ない し約185℃の反応温度において、不活性担体と、この不活性担体に担持された スルホン酸基を含有する第1の過フッ素化イオン交換重合体およびカルボン酸基 を含有する第2の過フッ素化イオン交換重合体の固体混合物とよりなる担持触媒 組成物と接触させる。
本発明記載の触媒はまた、ノルマルアルカンの異性化、オレフィンの水和、イソ パラフィンのアルキル化およびアルコールのオレフィンへの付加を含む他の炭化 水素転化反応において使用することもできる。
実施例 以下の実施例は説明の目的のために提出されるものであって、本件明細書に記載 された本発明の範囲を限定するものとは決して考えてはならない。
実施例1 スルホン酸基を含有する過フッ素化イオン交換重合体とカルボン酸基を含有する 過フッ素化イオン交換重合体との混合物の液体重合体組成物の製造が記載されて いる。60CCの石英製フィッシャー−ポーター(F−P)管ニエタノール(3 0ml、23.5gLメタノール(10ml、8.0gL蒸留水(10ml)お よびSO,H基を含有する過フッ素化イオン交換重合体(70−80%)とCO ,H基を含有する過フッ素化イオン交換重合体(20−30%)との混合物(1 ,8g、1〇−35メツシユ)を負荷した。この容器を密封し、撹拌し、熱空気 で230℃に5時間加熱した。このF−P管を冷却し、溶液を傾瀉し、F−P管 をメタノール(2ml)で洗浄した。集めた溶液は41gと秤量され、4.4重 量パーセントの重合体混合物を含有する液体組成物が得られた。
実施例2 実施例1に記載したものと同様にして、スルホン酸基を含有する過フッ素化イオ ン交換重合体とカルボン酸基を含有する過フッ素化イオン交換重合体との混合物 1.0gを用いてF−P管に負荷した。30分かけて温度を231℃に上昇させ 、この温度に5.5時間維持した。圧力は840ps iに達した。液体組成物 はエタノール(11,5g)、メタノール(6,7g)、ジエチルエーテル(8 ,6gLエチルメチルエーテル(2,0g)および水(12,7g)よりなるも のであった。これを、85℃以下の揮発性物質の蒸留と添加した内部標準として ヘキサンを用いる毛細管ガスクロマトグラフィーでの分析とにより測定した。水 中に8.3gの混合物を含有する重量12.1gの水溶液が蒸留後に残留した。
実施例3 1リツトルのオートクレーブにエタノール(300ml、235 g)、メタノ ール(100mL 80g) 、水(100ml)および実施例1の重合体混合 物(10,O,g、10−35メツシユ)を負荷した。この反応混合物を60O rpmで撹拌し、3時間かけて231℃に加熱した。
この温度をさらに2時間維持した。自然発生的な圧力は1100psiであった 。オートクレーブを室温に冷却し、脱気した。3.1%の重合体混合物を含有す る曇った溶液(300mL 0192g/ml)を回収した。溶液の一部(50 ml)を蒸発させる加熱により、1.42 gの重合体が得られた。
回収した溶液の一部、25.0mlをメタノール(13ml)で希釈し、ついで 、浅い皿の中で加熱して揮発性物質を蒸発させた。フィルムが生成し、これを約 130℃に1/2時間加熱し、ついで、メタノールと水との混合物を用いて蒸発 皿から取り出した。このフィルムのIRスペクトルは水和したーSO,H基およ び−COtH基の特性(シ=1770cm−〇を有していた。しかし、希HNO 3を用いるフィルムの処理はこの赤外領域における吸収の強度を増加させる原因 となり、酸基の若干が溶解またはフィルム形成の間にエステル型に転化していた ことを暗示している。硝酸処理ののちに、フィルムを炭酸カリウム水溶液を用い て80℃で処理した。得られたフィルムのIRスペクトルは1680cm−1の 強いカルボン酸基吸収帯を示し、−CO28基が溶解工程の間に破壊されていな いことを意味している。
実施例4−9 実施例1に記載した一般的方法を繰り返し、表■に概括した諸条件を使用して混 合重合体の液体組成物を製造した。
3 A” 1.0 2 60 2020 溶解、曇り4 A 2.0 2 60  2020 5 A 1.0 1 60 2020 不完全溶解6 A 2.2 28 −  3240 7 A 2.2 10 − 3260 8 A 2.2 10 − 3260 不完全溶解9 Bbl、0 − 60  4020 a、 重合体Aは一8O3H基を含有する過フッ素化重合体(70−80%)と −〇〇、Hを含有する過フッ素化重合体(20−30%)との混合物である。
b、 重合体Bは一8O,H基を含有する過フッ素化重合体(50%)と−〇〇 !Hを含有する過フッ素化重合体(50%)との混合物である。
実施例10 担持触媒混合物の製造を以下のようにして完成した。実施例1と同様にして製造 した70−80重量%のスルホン酸基を有する過フッ素化イオン交換重合体と2 0−30重量%のカルボン酸基を有する過フッ素化イオン交換重合体とを含有す る重合体との混合物(2,4重量パーセント、82g)のエタノール/メタノー ル/水中の液体組成物を、か焼ショットコーク(190ml、10−20メツシ ユ)に添加した。40分後、35m1の過剰の溶液を傾瀉により除去した。この 被覆触媒を真空炉中、110℃で2.5時間乾燥して185gの重量とした。こ の被覆触媒を希硝酸(300ml 、約0.5M)で、80℃で1時間処理し、 蒸留水(200ml)で洗浄し、真空炉中、110℃で4時間乾燥した。
乾燥し、活性化した触媒の一部、5.0gを1.0gのNaC1と5滴のメタノ ール中1%フェノールフタレインとを含有する10m1の水に添加して、この触 媒をNaOHで滴定した。指示薬のピンク色は12.2mlのio−”N Na OHを添加したのちに5分間持続し、イオン交換容量(IEC)が2.44X1 0−”ミリ当量/gであることを示した。同様に、未被覆か焼シ3ットコークの  IECを測定して0.24X10−”ミリ当量/gの測定値を得た。これは、 被覆担体の補正 IECが2゜20X10−”ミリ当量/gであり、0.32% の負荷に相当することを示す(IEC=重合体混合物1gあたり0.695ミリ 当量を基準にした)。被覆触媒の表面積は0.12m’/gである。
実施例11−15 実施例11−15においては、表2に概括した化学剤量を使用して、実施例10 で定義した重合体混合物Aで被覆したか焼ショットコークを実施例10と同様に して製造した。
10 190 ml 82 g 2.20 0.3210−20メツシユ 2. 4重量% 11 185 n+1 105 ml 2.41 0J44−35メツシユ 2 .3重量% 12 38m1 20m1 3.92 0.5610−20メツシユ 2.3重 量% 13 40g 10■1.3.9重量% 3.66 0.5220−40メツシ ユ+ MeOH15a+114 110 ml 32 m113.9重量% 2 .17 0.3110−20メツシユ+MeO810m115 100 g 4 3 ml 5.71 0.8210−20メツシユ 2.6重量% 実施例16 活性アルミナ球(カイザー(Kaiser) A−305(R)、162 g。
7×12メツシユ)を硝酸(〜2M、230m1)で、室温で2時間処理した。
この酸溶液を傾瀉したのち、アルミナ球を蒸留水(200ml)で洗浄し、真空 中、110℃で3時間乾燥して153gの酸処理アルミナを得た。
実施例10で定義した、実施例1と同様にして製造した重合体Aの液体組成 物(2,2重量%、90g)を上記の酸処理アルミナ(110g)に添加した。
18時間後、非吸着溶液(35ml)を傾瀉し、重合体Aで処理したアルミナを 真空中、110℃で5時間乾燥して111gの被覆アルミナを得た。この被覆ア ルミナを硝酸(IM、160m1)で、室温で2時間処理した。酸溶液を除去し たのち、活性化被覆アルミナを蒸留水(200ml)で洗浄し、真空中、110 ℃で3時間乾燥して111.3gの触媒を得た。重合体混合物負荷(0,42% )の計算は、酸処理アルミナに吸着された重合体混合物溶液(65ml)の量を 基準にしイソブチレンのオリゴマー化を以下のようにして実施した。石英管にイ ソブチレン(15,0g)、トルエン(15ml)、クロロベンゼン(1,0g 、内部標準)および触媒を負荷し、110℃に35分間加熱した。生成物を火炎 検出器、架橋メチルシリコーンを充填した0、31mm(内径)X25mmのカ ラム、および20m1/分のHeガスを用いてガスクロマトグラフィーで分析し た。温度は40℃に2分間維持し、16℃/分の速度で180℃に上昇させ、1 80℃に5分間維持した。
オリゴマー化反応の結果は、実施例10−13.15−16の触媒および比較例 の触媒A−Fに関して表3に概括しである。
イソブチレンのオリゴマー化 17 実施例l01esc’ o、32−0.99 482.48618 実施 例11、csc o、56 1.78 610 34219 実施例12、CS  C0,521,6657034320実施例13、CS CO,310,99 29629821実施例15、CS CO,822,5936814822実施 例16、アルミナ 0.42−−−14 −−−比較例 A アンバーリスト15−−−2130 1510 0.71B 重合体A − −−32014484,5310−35メツシユ CPFIEP−SO3H” −−−3606691,8610−35メツシユ D か焼ショットコーク −−−−−−N、R,−−10−20メツシユ E XU−40036,01” 14 63.6 1252 19.69F X U−40036,02’ 22 99.9 900 9.01a、 生産性=( 反応したC4のモル数)(触媒のボンド数)−5時間)−1゜ b、 活性=(反応したC4のモル数)(IEC)” (時間)−10c、XU −40036,01およびXU−40036,021;t、それツレα−アルミ ナおよび炭化ケイ素上のフルオロカーボンスルホン酸重合体(ダウケミカル社) である。
d、 C3C=か焼ショットコーク e、 PFIEP−8O3H=スルホン酸基を含有する過フッ素化イオン交換重 合体。
国際調査報告 US 9003813 SA 38724

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.a)スルホニル官能基を含有する熔融加工可能な過フッ素化イオン交換重合 体とカルボキシル官能基を含有する熔融加工可能な過フッ素化イオン交換重合体 とを混合し;b)上記の各官能基を加水分解してイオン化可能な官能基とし;c )上記のイオン化可能な官能基を酸性化して対応するスルホン酸基およびカルボ ン酸基とし; d)上記の混合物を水と少なくとも2種の低級アルコールとの三元混合物中で加 熱して所望の液体組成物を得ることを特徴とする、ペンダントスルホン酸基およ びカルボン酸基を含有する過フッ素化イオン交換重合体の液体組成物の製造方法 。
  2. 2.上記の三元混合物が約10%ないし約30%のn−プロパノール、約25% ないし約40%のメタノールおよび約20%ないし約65%の水であることを特 徴とする請求の範囲1記載の方法。
  3. 3.上記の三元混合物が約50%ないし約70%のエタノール、約10%ないし 約30%のメタノールおよび約10%ないし約30重量%の水であることを特徴 とする請求の範囲1記載の方法。
  4. 4.上記の三元混合物が約10重量%のn−プロパノール、約30重量%のメタ ノールおよび約60重量%の水であることを特徴とする請求の範囲2記載の方法 。
  5. 5.上記の三元混合物が約30重量%のn−プロパノール、約30重量%のメタ ノールおよび約40重量%の水であることを特徴とする請求の範囲2記載の方法 。
  6. 6.上記の三元混合物が約60重量%のエタノール、約20重量%のメタノール および約20重量%の水であることを特徴とする請求の範囲3記載の方法。
  7. 7.上記の三元混合物中の重合体混合物を約180℃ないし約300℃の温度に 加熱することを特徴とする請求の範囲1記載の方法。
  8. 8.上記の温度が約200℃ないし約250℃であることを特徴とする請求の範 囲7記載の方法。
  9. 9.段階b)における加熱を密閉圧力容器中で実施することを特徴とする請求の 範囲1記載の方法。
  10. 10.上記の重合体が約500ないし約1800の当量を有することを特徴とす る請求の範囲1記載の方法。
  11. 11.使用する重合体の1重量部あたり4ないし100重量部の三元混合物を使 用することを特徴とする請求の範囲1記載の方法。
  12. 12.使用する重合体の1重量部あたり20ないし50重量部の三元混合物を使 用することを特徴とする請求の範囲11記載の方法。
  13. 13.段階a)の混合物が約5%ないし約95%のスルホエル官能基を含有する 重合体と約95%ないし約5%のカルボキシル官能基を含有する重合体とよりな るものであることを特徴とする請求の範囲1記載の方法。
  14. 14.上記の液体組成物が約1重量%ないし約20重量%の重合体混合物と約8 0重量%ないし約99重量%の三元混合物とよりなるものであることを特徴とす る請求の範囲1記載の方法。
  15. 15.請求の範囲1記載の方法により製造した液体組成物。
  16. 16.ペンダントスルホン酸基を含有する第1の過フッ素化イオン交換重合体; ペンダントカルボン酸基を含有する第2の過フッ素化イオン交換重合体; 少なくとも2種の低級アルコール;および水 を含んでなる液体状態の組成物。
  17. 17.約1重量%ないし約20重量%の重合体と約80重量%ないし約99重量 %のアルコールと水との組合わせとよりなる請求の範囲16記載の組成物。
  18. 18.上記の重合体が約500ないし約1800の当量を有することを特徴とす る請求の範囲17記載の組成物。
  19. 19.上記のアルコールがメタノール、エタノールおよびn−プロパノールから 選択されたものであることを特徴とする請求の範囲17記載の組成物。
  20. 20.上記のアルコールと水との組合わせが約10ないし約30%のn−プロパ ノール、約25ないし約40%のメタノールおよび約20ないし約65%の水よ りなるものであることを特徴とする請求の範囲17記載の組成物。
  21. 21.上記のアルコールと水との組合わせが約10重量%のn−プロパノール、 約30重量%のメタノールおよび約60重量%の水よりなるものであることを特 徴とする請求の範囲20記載の組成物。
  22. 22.上記のアルコールと水との組合わせが約30重量%のn−プロパノール、 約30重量%のメタノールおよび約40重量%の水よりなるものであることを特 徴とする請求の範囲20記載の組成物。
  23. 23.上記のアルコールと水との組合わせが約50ないし約70重量%のエタノ ール、約10ないし約30重量%のメタノールおよび約10ないし約30重量% の水よりなるものであることを特徴とする請求の範囲17記載の組成物。
  24. 24.上記のアルコールと水との組合わせが約60重量%のエタノール、約20 重量%のメタノールおよび約20重量%の水よりなるものであることを特徴とす る請求の範囲23記載の組成物。
  25. 25.か焼ショットコークの担体上に担持させたスルホン酸塩基またはスルホン 酸基を含有する第1の過フッ素化イオン交換重合体とカルボン酸塩基またはカル ボン酸基を含有する第2の過フッ素化イオン交換重合体との混合物を含んでなる 触媒組成物。
  26. 26.上記の重合体混合物の担体に対する重量比が約0.05%ないし約30% であることを特徴とする請求の範囲25記載の組成物。
  27. 27.上記の混合物中の重合体が約500ないし約1800の当量を有するもの であることを特徴とする請求の範囲26記載の組成物。
  28. 28.上記の重合体混合物が約5%ないし約95%のスルホン酸塩基またはスル ホン酸基を含有する過フッ素化イオン交換重合体と約95%ないし約5%のカル ボン酸塩基またはカルボン酸基を含有する過フッ素化イオン交換重合体とよりな るものであることを特徴とする請求の範囲25記載の組成物。
  29. 29.改良がオレフィンを請求の範囲25記載の触媒と接触させることを特徴と する改良されたオレフィンのオリゴマー化方法。
  30. 30.上記の接触を約135℃ないし約185℃の温度で実施することを特徴と する請求の範囲29記載の方法。
  31. 31.上記のオレフィンが3個または3個以上の炭素原子を有するモノオレフィ ンよりなるグループから選択したものであることを特徴とする請求の範囲29記 載の方法。
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