JPH045070Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH045070Y2 JPH045070Y2 JP14498183U JP14498183U JPH045070Y2 JP H045070 Y2 JPH045070 Y2 JP H045070Y2 JP 14498183 U JP14498183 U JP 14498183U JP 14498183 U JP14498183 U JP 14498183U JP H045070 Y2 JPH045070 Y2 JP H045070Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- solenoid
- gear
- head
- arm
- reverse
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002441 reversible effect Effects 0.000 claims description 23
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の利用分野〕
本考案は両面演奏用テープレコーダに係り、特
に省電力化するのに好適なヘツド反転装置に関す
るものである。
に省電力化するのに好適なヘツド反転装置に関す
るものである。
〔考案の背景〕
従来のヘツド反転機構を図を用いて説明する。
第1図と第2図はカセツトテープレコーダの概観
を示す図、第3図は従来の内部構造を示す平面図
である。フオアドプレイ時には、第1ソレノイド
7を引くと、ヘツド上下専用のPAギヤ9を動作、
停止させるためのプレイトリガーアーム14がは
ずれ、PAギヤ14が回動し、ヘツド台2をのせ
ているヘツド板1を押し上げ、フオアプレイ状態
となる。又リバースプレイ時には、第2ソレノイ
ド8を引くとヘツド切換専用のリバースギヤ10
を動作停止させるためのリバーストリガーアーム
12がはずれ、リバースギヤ10が回動し、リバ
ースギヤ10のカムと連動した切換板3がスライ
ドギヤ5を押し、スライドギヤ5が反転ギヤ4と
一体化されたヘツドブロツク6を回転させる。そ
の後第1ソレノイドを引くと、ヘツドが上がり、
リバースプレイ状態となる。
第1図と第2図はカセツトテープレコーダの概観
を示す図、第3図は従来の内部構造を示す平面図
である。フオアドプレイ時には、第1ソレノイド
7を引くと、ヘツド上下専用のPAギヤ9を動作、
停止させるためのプレイトリガーアーム14がは
ずれ、PAギヤ14が回動し、ヘツド台2をのせ
ているヘツド板1を押し上げ、フオアプレイ状態
となる。又リバースプレイ時には、第2ソレノイ
ド8を引くとヘツド切換専用のリバースギヤ10
を動作停止させるためのリバーストリガーアーム
12がはずれ、リバースギヤ10が回動し、リバ
ースギヤ10のカムと連動した切換板3がスライ
ドギヤ5を押し、スライドギヤ5が反転ギヤ4と
一体化されたヘツドブロツク6を回転させる。そ
の後第1ソレノイドを引くと、ヘツドが上がり、
リバースプレイ状態となる。
しかしながらこの機構においては、先ず第1に
リバース時に、第2ソレノイドを引いた後、第1
ソレノイドを引かねばならず、第1ソレノイドを
引くタイミング(遅いと反転時間が長くなり、又
早すぎると反転する前にカセツトに入つてしま
う)の設定が難しい。また第2に第1ソレノイド
及び第2ソレノイドを同時に引かねばならないと
いう欠点がある。
リバース時に、第2ソレノイドを引いた後、第1
ソレノイドを引かねばならず、第1ソレノイドを
引くタイミング(遅いと反転時間が長くなり、又
早すぎると反転する前にカセツトに入つてしま
う)の設定が難しい。また第2に第1ソレノイド
及び第2ソレノイドを同時に引かねばならないと
いう欠点がある。
本考案の目的は、正方向の演奏状態(フオワプ
レイ)のときも、逆方向演奏(リバースプレイ)
のときも、ソレノイド1本のみが働くことによつ
て実現出来る省電力の両面演奏用カセツトテープ
レコーダを提供することにある。
レイ)のときも、逆方向演奏(リバースプレイ)
のときも、ソレノイド1本のみが働くことによつ
て実現出来る省電力の両面演奏用カセツトテープ
レコーダを提供することにある。
このため本考案は、正方向演奏の時はヘツド板
の上下だけとし、逆方向演奏の時はヘツドを回転
させるためのヘツド切換板の作動範囲の一部を利
用し、ヘツド板を上下させている歯車(PAギヤ)
をとめている爪をはずし、正方向専用のソレノイ
ドを引いた状態と同等な状態を実現したことにあ
る。
の上下だけとし、逆方向演奏の時はヘツドを回転
させるためのヘツド切換板の作動範囲の一部を利
用し、ヘツド板を上下させている歯車(PAギヤ)
をとめている爪をはずし、正方向専用のソレノイ
ドを引いた状態と同等な状態を実現したことにあ
る。
以下本考案の実施例を第4図により説明する。
フオアドプレイ状態は従来と同じであるので、リ
バースプレイ状態のみ説明する。第2ソレノイド
8を引くとリバーストリガーアーム12がはず
れ、リバースギヤ10が回動し、リバースギヤ1
0のカムに従つて切換板3が左方向に移動する。
フオアドプレイ状態は従来と同じであるので、リ
バースプレイ状態のみ説明する。第2ソレノイド
8を引くとリバーストリガーアーム12がはず
れ、リバースギヤ10が回動し、リバースギヤ1
0のカムに従つて切換板3が左方向に移動する。
まず切換板3の左移動によりヘツドブロツク6
を回転させヘツドの向きをリバース演奏対応にす
る。そこでリバースギヤ10の切換板3の左移動
のストロークを特にヘツドブロツク回転後の部分
を長くし、切換板3の一部を長くし、第1ソレノ
イド7とブレイトリガーアーム11を連絡してい
るソレノイドレバー13に固定ピン14を設け、
切換板3が左移動の動作の最後に該ピンを左方に
押すことでソレノイドレバー13を押すように設
定すると第2ソレノイド8を引いただけでヘツド
が回転した後、破線で示すように第1ソレノイド
7を引いたのと同じ状態となり、PAギヤ9が回
転しヘツド板1が上昇しリバースプレイ状態が実
現出来る。よつてリバースプレイ時、第1ソレノ
イド7を引く電力が削減出来、ヘツドの向きを変
える切換板3の移動範囲のヘツド反転後のストロ
ークを使用してソレノイドレバー13を動かすた
めヘツドが回転してから上に上がるタイミングに
することが出来る。
を回転させヘツドの向きをリバース演奏対応にす
る。そこでリバースギヤ10の切換板3の左移動
のストロークを特にヘツドブロツク回転後の部分
を長くし、切換板3の一部を長くし、第1ソレノ
イド7とブレイトリガーアーム11を連絡してい
るソレノイドレバー13に固定ピン14を設け、
切換板3が左移動の動作の最後に該ピンを左方に
押すことでソレノイドレバー13を押すように設
定すると第2ソレノイド8を引いただけでヘツド
が回転した後、破線で示すように第1ソレノイド
7を引いたのと同じ状態となり、PAギヤ9が回
転しヘツド板1が上昇しリバースプレイ状態が実
現出来る。よつてリバースプレイ時、第1ソレノ
イド7を引く電力が削減出来、ヘツドの向きを変
える切換板3の移動範囲のヘツド反転後のストロ
ークを使用してソレノイドレバー13を動かすた
めヘツドが回転してから上に上がるタイミングに
することが出来る。
本考案によれば、フオワード演奏時はフオワド
ソレノイド、リバース演奏時はリバースソレノイ
ドというように、専用のソレノイド1本が働くこ
とにより、それぞれの演奏状態が実現出来、リバ
ース演奏をするために、2本のソレノイドを作動
させていた従来と比較すると、ソレノイド1本分
の省電力が実現されたもので、実用に供して便利
である。
ソレノイド、リバース演奏時はリバースソレノイ
ドというように、専用のソレノイド1本が働くこ
とにより、それぞれの演奏状態が実現出来、リバ
ース演奏をするために、2本のソレノイドを作動
させていた従来と比較すると、ソレノイド1本分
の省電力が実現されたもので、実用に供して便利
である。
第1図はテープレコーダの概観を示す平面図、
第2図は第1図の正面図、第3図は従来の内部構
造を示す平面図、第4図は本考案の実施例の内部
構造を示す平面図である。 1……ヘツド板、2……ヘツド台、3……切換
え板、4……反転ギヤ、5……スライドギヤ、6
……ヘツドブロツク、7……第1ソレノイド、8
……第2ソレノイド、9……PAギヤ、10……
リバースギヤ、11……プレイトリガーアーム、
12……リバーストリガーアーム、13……ソレ
ノイドレバー。
第2図は第1図の正面図、第3図は従来の内部構
造を示す平面図、第4図は本考案の実施例の内部
構造を示す平面図である。 1……ヘツド板、2……ヘツド台、3……切換
え板、4……反転ギヤ、5……スライドギヤ、6
……ヘツドブロツク、7……第1ソレノイド、8
……第2ソレノイド、9……PAギヤ、10……
リバースギヤ、11……プレイトリガーアーム、
12……リバーストリガーアーム、13……ソレ
ノイドレバー。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ヘツド6を上下させる第1ギヤ9と該第1のギ
ヤ9を回動又は停止させるアーム11と該アーム
を動作させるピン14を備えたソレノイドレバー
13と、表面演奏時、該ソレノイドレバー13を
動作させる第1のソレノイド7とヘツド6を反転
させるのに用いる板状の部材3と該部材を揺動さ
せる第2のギヤ10と該第2のギヤ10を回動又
は停止させるアーム12と該アーム12を動作さ
せる第2のソレノイド8とを備えてなり、 裏面演奏時、第2のソレノイド8がアーム1
2、第2のギア10を介して、板状の部材3を移
動させ、まず、該板状の部材3がスライドギヤ5
を押し、スライドギヤ5がヘツド6を回転させ、
更に、該板状の部材3は、その移動の最後にソレ
ノイドレバー13を回転させることでアーム1
1、ギア9を介し、ヘツド6をプレイ位置に移動
させることを特徴とする両面演奏用カセツトテー
プレコーダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14498183U JPS6054218U (ja) | 1983-09-21 | 1983-09-21 | 両面演奏用カセットテープレコーダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14498183U JPS6054218U (ja) | 1983-09-21 | 1983-09-21 | 両面演奏用カセットテープレコーダ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6054218U JPS6054218U (ja) | 1985-04-16 |
JPH045070Y2 true JPH045070Y2 (ja) | 1992-02-13 |
Family
ID=30323156
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14498183U Granted JPS6054218U (ja) | 1983-09-21 | 1983-09-21 | 両面演奏用カセットテープレコーダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6054218U (ja) |
-
1983
- 1983-09-21 JP JP14498183U patent/JPS6054218U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6054218U (ja) | 1985-04-16 |
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