JPH04506910A - 先端充填超音波カテーテル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 先端充填超音波カテーテル （１）発明の分野 本発明は超音波で体の部分を診断する装置、特に波長を伝える流体媒質を超音波 カテーテルの遠位端部における封止しうるプラグを介して注入することのできる 超音波カテーテルに関する。

（２）従来技術 超音波発生カテーテルにおいて、超音波はカテーテル壁を介して伝送され、かつ 受信されている。カテーテルは体の種々の管（ｖｅｓｅｌｓ）において作用する ようにしている。

トランスデユーサは、体に導入する前にカテーテル内に回転するように配置する ようにしている。一般に、かがる装置を使用する場合には、充填管（ｆｉｌｌｅ ｒ　ｔｕｂｅ）を操作する医師によって空のカテーテルに引き伸ばす。充填管を 用いてカテーテルに超音波を伝える流体、例えば水、油または生理食塩水などを 充填している。

カテーテルはこの流体であふれるようにし、望ましくはカテーテルの遠位端部に おいて気泡の発生を避けるようにしている。

充填管を取除き、そこにトランスデユーサおよび接続ケーブルを挿入する。しか しながら、気泡がカテーテルの閉鎖遠位端部に留まり通路が狭くなる場合には、 映像カテーテルによって生ずる画像を全く悪くする。また、この手段は時間を消 費し、滅菌が難しく、かつ超音波カテーテルを医療調定（ｍｅｄｉｃａｌｓｅｔ ｔｉｎｇｓ）するのに極めて扱いにくい配置である。

２−明ｍ斐 本発明は回転でき、摺動できるように配置した超音波発生−受信手段を有する超 音波映像カテーテル装置を含んでいる。装置は、ここに引例として加える係属す る米国特許出願第１７１０３９号明細書に示されている装置に関係する。本発明 のカテーテル装置は閉鎖遠位端部および開放近位端部を有する細長い使い捨てカ テーテルさやを含んでいる。使い捨てカテーテルはポリエチレンなどのような任 意の音波透過性で、弾力的な可撓性材料から作ることができ、この材料は超音波 発生−受信手段のまわりに滅菌バリヤーを維持しながら音波を透過することがで きる。

超音波発生−受信手段は適当なデータを操作する人に表示するだめの信号発生器 および受信装置に電気的に連通させる。

カテーテルさや（ｃａｔｈｅｔｅｒ　５ｈｅａｔｈ）の遠位端部は受け入れられ るように配置し、カテーテルの１例においては、そこに隔壁を配置して規定する ことができる。隔壁はシリコーンエラストマーまたは他の適当な生物学的適合性 の高弾性材料から作られた円筒形状のプラグである。この例において、カテーテ ルさやはその両端部、すなわち、近位端部および遠位端部を開放する。

隔壁をカテーテルさやの遠位端部に直接に挿入し、ここに摩擦掛合により維持す る。カテーテルさやの遠位端部のわづがな環状部分を、隔壁の遠位端部を超えて 延長させて配置する。次いで、加熱凹状金属成形用具をカテーテルの遠位端部の 末端におよびこの末端に対して合わせて隔壁を閉じ込める。これにより、カテー テルさやを加熱金型の形状に適合させ、カテーテルさやの遠位端部の末端を型の 凹みに適合させることにより、および隔壁をカテーテルさやの内面と摩擦掛合す ることにより隔壁を固定させる。次いで、カテーテルさやの形成された遠位端部 の末端に小さい環状凹みまたは位置（ｓｔｔｕｓ）を画定し、これを通して隔壁 をわずかに露出させる。医師が超音波映像カテーテル装置を組立てようとする場 合には、医師は流体で満たされた針を取付けた注入器を挿入し、隔壁に突き通し てカテーテルさや内のチャンバーにおよび隔壁の近位端部に達するようにする。

医師は十分な量の流体を注入した後、針を引き抜くことができ、隔壁はその弾性 によって封止され、漏れを防止し、滅菌に維持し、次いで超音波発生−受信装置 をさやにその近位端部を介して挿入でき、これによって従来の技術におけるより 敏速に患者に適用することができるようになる。針が中空カテーテルにそれ自体 の容積に相当程度に充填できない場合には、使用者の必要に応じて、トランスデ ユーサを設けることができる。

カテーテル装置の他の例において、カテーテルさやの遠位端部から突出する封止 操作先端を有するように前もって形成する。

この例において、隔壁をマンドレル上に配置し、隔壁をカテーテルさやの近位端 部を介して、さやの閉鎖遠位端部に留まるまで挿入して比較的に薄い壁のあるカ テーテルさやについてのバックアップを設けるようにする。開口をカテーテルさ やの突出先端に隣接して設け、前もって形成した突出先端カテーテル装置に注入 器を作用させる位置を形成した。

上述するカテーテル装置の例において、隔壁に近位のチャンバーに充填する際に 、注入器をチャンバーに空気または気泡を生じないように除去することができる ０次いで、超音波発生−受信装置を、検査を受けるのに待ちうけている患者のた めに、カテーテルさやに容易に挿入することができる。

図面の簡単な説明 本発明の目的および利点は、以下の添付図面と関連させて考察した場合に、−１ 明らかになる： 図ＩＡは本発明の原理に基づいて構成したカテーテルさやと軸方向に整列させた 回転可能な超音波発生−受信装置の一部の分解図； 図ＩＢは完成状態の超音波映像カテーテル組立体の１部を切欠にした断面図； 図２Ａはカテーテルさやに隔壁を挿入する過程を示す１部の断面図； 図２Ｂはカテーテルさやに隔壁を挿入した状態を示す１部の断面図； 図２０は隔壁を挿入した状態のカテーテルさやの１部の断面図； 図３Ａは隔壁に突き刺した注入器で充填した隔壁に隣接するチャンバーを有する カテーテル装置の１部の断面図；図３８は流体で満たし、注入器を取り外した隔 壁に隣接するチャンバーを有するカテーテル装置の１部の断面図；図３０は図Ｉ Ｂに示すカテーテル装置組立体の遠位端部の１部の拡大断面図；および 図４は前もって形成した操作先端を有するカテーテル装置の変形構造の一部を切 欠にし、一部を断面とした側面図である。

好適■及２公工支脱皿 図ＩＡは分解した状態の超音波映像カテーテル装置１０を示しており、このカテ ーテル装置１０は再使用でき、回転可能で、摺動して挿入できる超音波発生−受 信手段１２および遠位端部１６および近位端部１８を有する一回使用の使い捨て の細長い可撓性カテーテルさや１４からなる。

超音波映像カテーテル装置１０は図ＩＢにその組立てた状態を示しており、その 遠位端部１６を閉鎖し、その近位端部１８はカテーテル装置１６に返送する画像 を表示する回路（図に示していない）に連通ずるケーブル連通手段２０の通路の ために開放する。

カテーテルさや１４および隔壁２２の構造を図２Ａ、ＢおよびＣに示しており、 これらの図において隔壁２２、すなわち、シリコーンエラストマー、例えば生物 学的適合性の商標登録「ビジロックス（ＶＩＳＩＬＯＸ）　Ｊ　１０１０のよう な弾性材料の円筒状プラグをカテーテルさや１４の遠位端部１６に挿入し、その 間に摩擦掛合により維持する。遠位端部の末端の短い環状リム２４は、図２Ｂに 示すように約３００”Ｆに加熱する凹形金型２８を有する金属工具で加熱して変 形し、図２０に示すようにカテーテル装置１０の遠位端部１６を閉鎖端３０に形 成する。この形成した遠位端部の末端１６には、注入器の針の先端を挿入する位 置として作用する環状形状の小さい凹み３２を含む。

図３Ａは上述する注入器３４を示しており、その針の先端を弾性隔壁２２を貫通 して隔壁に隣接するチャンバー３６に挿入する。

他のカテーテル充填配置により、しばしば発生する気泡を除去しながら、流体を 注入器３４からチャンバー３６に送る。

図３Ｂは超音波伝達流体３８、通常、滅菌した水または生理食塩水で充填したチ ャンバー３６を示しており、注入器３４の先端によって生ずる開口は隔壁２２を 形成する材料の弾性により気密に封止され、流体と気密滅菌封止を確立する。

超音波映像カテーテル装置１０の組立てにおける他の段階を図３Ｃに拡大して示 しており、超音波映像発生−受信手段１２をカテーテルさや１４に摺動的に挿入 して配置し、この場合患者の体の管に挿入するために、発生した画像の品質を害 するいかなる気泡を存在させないようにして、超音波映像発生−受信手段１２を チャンバー３６に流体３８と共に装填する。

超音波映像カテーテル装置５０の他の構造例を図４に示しており、この図に示す ように装置５０はさや６０の部分として形成した前もって形成した閉鎖した突出 操作先端５４を有する遠位端部５２を有している。この例において、隔壁５６を 図に示していないマンドレルのような突出軸に配置し、カテーテルさや６０の近 位端部５８を通して挿入し、この場、隔壁はその閉鎖遠位端部５２内で留まるま で挿入し、比較的に薄い壁のカテーテルさや６０についてのバックアップを与え る。

開口６２を突出先端部５４の中心から離れ、かつ隣接させて設け、超音波伝達流 体６６を露出した隔壁５６を介して、これに隣接するカテーテル装置５０のチャ ンバー６８に注入する。それ故、チャンバー６８が適当に充填された場合に、気 泡を発生させることなく、注入器６４の針を隔壁から引き抜くことができる。次 いで、図ＩＡに類似する再使用可能な超音波発生−受信装置を、検査を待ってい る患者にただちに適用するために、カテーテルさや６ｏに挿入することができる 。

国際調査報告

Claims (15)

【特許請求の範囲】
1. １．遠位端部および近位端部を有する超音波伝達性材料から形成した細長いカテ ーテルさや；チャンバーを前記カテーテルさやおよび隔壁の遠位端部に関して画 成する前記細長いカテーテルさやの前記遠位端部内に配置した弾性隔壁；および 流体を前記チャンバーに注入し、流体を前記チャンバーに、患者についての適当 な超音波検査を妨げる気泡形成を除去しながら導入するために、注入器針を挿入 することのできる前記さやの遠位端部に設けた位置から構成したことを特徴とす る発生した超音波の伝達−受信を利用する体内の診断装置。
2. ２．前記隔壁が弾性材料の円筒形状のプラグからなる請求の範囲１記載の装置。
3. ３．前記位置が注入器針を向ける標的を与える前記カテーテルさやにおける開口 を含む請求の範囲１記載の装置。
4. ４．前記隔壁および前記位置を互いに隣接するようにした請求の範囲１記載の装 置。
5. ５．前記さやの前記遠位端部が前記さやの部分として形成した前もって形成した 突出操作先端を含む請求の範囲１記載の装置。
6. ６．前記位置を、前記突出先端に隣接する、前記さやの遠位端部の中心から離れ て位置した請求の範囲５記載の装置。
7. ７．前記位置が前記さやを通し、前記隔壁を露出する開口を含む請求の範囲６記 載の装置。
8. ８．遠位端部および近位端部を有する細長い可撓性さやを設け；弾性材料のプラ グを前記細長いさやの遠位端部に挿入し；および前記さやの遠位端部に注入器針 を挿入するための位置を設けることを特徴とする発生した超音波の伝達・受信を 利用する体内を診断する装置の製造方法。
9. ９．前記プラグのまわりの前記カテーテルさやの遠位端部の末端部分を熱および ／圧力を用いて成形して前記位置を形成する段階を含む請求の範囲８記載の方法 。
10. １０．前記位置が前記カテーテルさやを貫通して前記隔壁を露出させる階段を含 む請求の範囲８記載の方法。
11. １１．前もって形成した突出操作先端に隣接する前記カテーテルさやの遠位端部 に、前記位置を設ける階段を含む請求の範囲１０記載の方法。
12. １２．弾性材料の前記プラグを前記カテーテルさやの前記遠位端部に前記カテー テルさやの近位端部を介して挿入する段階を含む請求の範囲８記載の方法。
13. １３．前記プラグを、前記カテーテルの遠位端部に挿入するためのマンドレルの 端部に配置する段階を含む請求の範囲１２記載の方法。
14. １４．近位端部および閉鎖遠位端部を有する細長い可撓性カテーテルさやを設け 、前記閉鎖遠位端部に弾性プラグを配置し、前記プラグおよび前記カテーテルさ やがチャンネルを画成し；前記カテーテルさやの遠位端部に位置を設け；注入器 針を前記位置に挿入し、隔壁を介して前記チャンバーを貫通させて流体を前記注 入器からチャンバーに注入し、充填する段階を含むことを特徴とする発生した超 音波の伝達−受信を利用する体内を診断する装置の組立方法。
15. １５．注入器針を隔壁および位置から引き抜いてカテーテルさやの遠位端部をそ れ自体封止して閉鎖する段階を含む請求の範囲１４記載の方法。