JPH04504990A - シャックルを支持するための自転車用付属品 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 シャックルを支持するための自転車用付属品技術分野 本発明は、一般に、自転車又はこれと類似した乗り物の付属品に関し、特に、南 京錠の使用如何にかかわらず、コイル状シャックルを自転車に取付は保持するた めのキャリヤ付属品に関する。

従来技術 過去２０〜３０年の間、環境汚染を生じない輸送機関として、またレクリエーシ ョン及び運動に供せられる手段として、自転車に大きな関心が寄せられている。

この関心の高まりと共に自転車の工学的技術及び製造技術は長足の進歩を遂げた 。

その結果、現在では、高品質軽量で、多段変速式のレクリエーション用及びレー シング用の自転車、頑丈なトレールバイスクール等が非常な人気を博すと共に広 く所有されている。一方、上述のような形式の自転車の価格は高くなっている。

他方、多くの若者は、レクリエーション用及び移動用手段として、又、かれらに とって最も高価な所有物として、自転車を持っている。しかしながら、自転車所 有者は、もし自転車を放りっばなしにしたり、或いは、ロック又は施錠しておか なかったりした場合には自転車泥棒が盗んでなくなってしまう恐れがある。した がって、大抵の自転車は、放りっばなしにする場合、駐輪用スタンド、柱、木、 又はその他の定着物に、錠を用いて、又は、可撓性のシャックル、例えば、南京 錠の付いたチェーンや盗難防止用ケーブルを用いて、或いは、他の種々の施錠具 を用いて固定される。

軽量であること、コンパクトであること及び悪戯や切断がしずらいことにより、 南京錠と併用されるケーブル、特に螺旋コイル状のケーブルは、自転車の盗難防 止用として自転車愛好者に広い人気がある。しかしながら、一旦購入した後は、 自転車に乗っている間においてかかるチェーン又はケーブルをどのように携帯す れば最も良いかは、乗り手の考える課題である。多くの乗り手はチェーン又はケ ーブルの端を自転車のサドル（以下、「座部」又は「シート」ともいう）の下側 に取り付けたり、シャックルを自転車のシートの下の支柱又は自転車のフレーム の周りに巻いている。他の乗り手は、チェーン又はケーブルを自転車のハンドル に巻き付けたり、或いは、これらを別個にバッグに収納したり、又は、身体に携 帯している。これらシャックル及び南京錠の携帯方法は時間がかかるか、或いは 不便であり、しかも、乗り手にとって危険であったり自転車を傷つける場合があ る。

スミス氏に付与された米国特許第３．７５６，００８号及び３．　８８６．　７ ７０号では、自転車のシートの下側でこれに直接取り付けられているブラケット 部品が記載されており、かかるブラケット部品は、シャックルが自己コイル巻き 式ワイヤケーブルを支持する南京錠を保持するような設計になっている。南京錠 及び自己コイル巻き式ワイヤケーブルをブラケットに付けて自転車に乗った場合 、自己コイル巻き式ワイヤケーブルが自由に動く恐れがあり、それにより、自転 車の運転操作を邪魔したり、或いは、固定されているのは通常はシャックルの端 部だけであるということにより自転車を損傷させる恐れがある。その結果、シャ ックルの本体は自転車の運転操作を潜在的に妨害するように自由に移動する恐れ がある。また、時間の経過と共にワイヤケーブルがその復元力及び形状を段々と 失って妨害を引き起こす恐れのある態様で伸びる場合がある。

上述の米国特許又は他の公知の従来技術の中には、南京錠の使用の有無にかかわ らず、シャックルを移動しないよう実質的に固定し、それによりシャックルが自 転車の操作を妨害する恐れ又は自転車を損傷させる恐れを無くするようシャック ルを自転車に取り付けるキャリヤ付属品を開示しているものは無い。

発明の概略 上記のことに鑑みて、本発明の目的は、南京錠の使用の如何にかかわらず、コイ ル状シャックルを自転車に固定するためのキャリヤ付属品を提供することにある 。

本発明のもう一つの目的は、軽量であり、しかも、コイル状シャックルの脱着が 迅速且つ効率的なキャリヤ付属品を提供することにある。

本発明の更にもう一つの目的は、コイル状シャックル及び任意形式の南京状を移 動しないよう固定し、それにより、ケーブルが自転車の運転操作を邪魔したり、 或いは自転車を損傷させる恐れを無くするキャリヤ付属品を提供することにある 。

本発明の上記目的は、自転車等へのキャリヤ付属品の取付ける手段、例えばクラ ンプを備えたコイル状シャックルキャリヤ付属品に新規な特徴を盛り込むことに より達成される。

キャリヤ付属品の新規な構成上の特徴としては、上記取付は手段に連結されると 共にこれによって支持されていて、コイル状シャックルを支持し、且つ、コイル 状シャックルを受け入れた状態で支持する上面を備えた第１の細長いアームを有 する手段が設けられていることが挙げられる。また、別な構成上の特徴として、 上記取付は手段に連結されると共にこれによって支持されていて、コイル状シャ ックルを第１の細長いアームの上面に解除自在に固定する手段が設けられており 、該手段は、実質的に第１の細長いアームに沿って、これから間隔を置いた状態 で延びていて、第１の細長いアームと一緒になって、第１の細長いアームとの間 にコイル状シャックルを受け入れてこれを固定するクリップを形成する第２の細 長いいアームを有する。

更に、構成上の特徴として、第１及び第２の細長いアームを互いに接近させて解 除自在にクランプし又は締め付けてしてコイル状シャックルをこれらの間に固定 する手段が設けられていることが挙げられる。クランプ手段は、細長いアームの うち一方の末端部に取り付けられたヒンジ式の蓋である。ヒンジ式蓋の一部及び 他方の細長いアームの末端部の一部は、施錠装置を構成する。

ヒンジ式蓋を解錠して開放位置へ動かすと、コイル状シャックルをキャリヤ付属 品の細長いアームの間に差し込んだり、或いは、これから取り出すことができる 。コイル状シャックルをキャリヤ付属品の細長いアームの間に差し込むと、細長 いアームは蓋によって互いにロックさね、南京錠の有無とは関係なく、コイル状 シャックルのための閉鎖していて、通常は締め付けられたキャリヤ付属品を構成 する。ヒンジ式蓋を閉鎖位置に配してロックすると、寸法形状が適正に選択され ていれば、コイル状シャックル及びこれと関連した任意の種類南京錠は、細長い アームの間で締め付けられ、それにより、動かないよう固定される。

更に、第１の細長いアームと第２の細長いアームとの間からコイル状シャックル が不注意によって抜は出ないようにする手段が設けられている。コイル状シャッ クルが不注意によって抜は出ないようにする手段は、第１の細長いアームに設け られていて、コイル状シャックルが第１の細長いアームから不注意によっては実 質的に外れないようにするに充分な距離にわたり延びる突起である。

したがって、本発明は、シャックル、例えば、螺旋コイル状の盗難防止用ケーブ ルを、南京錠の使用の如何とは無関係に自転車に固定するキャリヤ付属品を開示 提供することにある。また、キャリヤ付属品は、軽量で、しかも、操作が迅速且 つ効率的であり、更に、コイル状シャックルを南京錠の有無にかかわらず支持固 定できる。

び南京錠を支持するための本発明のキャリヤ付属品を示す自転車の一部の側面図 である。

図２は、自転車のシート用支柱の一部に取り付けられたキャリヤ付属品の拡大側 面図であり、キャリヤ付属品のヒンジ式蓋を閉鎖施錠位置で示す図である。

図３は、キャリヤ付属品の展開部分正面斜視図であり、南京錠及びシャックルの コイル部分を除去して示す図である。

図４は、ヒンジ式蓋を係止位置で示すキャリヤ付属品の部分正面斜視図であり、 コイル状シャックルをキャリヤ付属品に固定した状態で示す図である。

図５は、ヒンジ式蓋を解除位置で、且つコイル状シャックルをキャリヤ付属品に よって緩く支持した状態で示すキャリヤ付属品の部分正面斜視図である。

図６は、ヒンジ式蓋を完全に開放し、且つ安定した隆起位置で示すと共にコイル 状シャックルをキャリヤ組立体上に配置し、或いはこれから取り外した状態で示 すキャリヤ組立体の部分側面図である。

図７は、キャリヤ付属品の平面図である。

図８は、図６の８−８線におけるヒンジ式蓋の側面図である。

シート１６をシート用支柱１４に取り付けた状態で自転車１１の一部が示されて いる。図１及び図２に示すように、本発明のケーブル・キャリヤ付属品２０は自 転車の後部に向かって延びるようシート用支柱１４に取り付けられている。

図３〜図５では、キャリヤ付属品２０は、コイル状シャックル２２及びシャツク ル２２で支持されたシャックル（掛は金）部分２６を含む南京錠２４を備えてい て、種々の使用モードで示されている。図示のシャックル２２は螺旋コイル状ケ ーブルであるが、コイルの状態にすることができる他型式シャックルを、本発明 のキャリヤ付属品２０によって良好な態様で支持することができる。シャックル ２２は図３に示すように、シャックル２２を用いて自転車のフレーム１２を定着 物、例えば自転車用スタンド、柱、木等に固定する場合、南京錠２４を挿通させ るアイレット２８を両端に有する。

図２及び図７を参照すると、キャリヤ付属品２０は、これを円筒形のシート用支 柱１４に取り付けるための一機構として支柱クランプ３ｏを有する。クランプ３ ０は、図７に示すように環状の実質的に円形の開口部３４を形成する２つの拡張 可能な半円形のアーム３２を有する。円形開口部３４は円筒形の支柱１４または 自転車のフレーム１２の成る他の円筒形部分を受け入れるような形状及び設計に なっている。半円形アーム３２の拡張部分３６はネジ山付きボルト４ｏを挿通さ せるための孔（図示せず）を有する。各ボルト４０は図７に示すようにナツト４ ２によって固定され、このナツト４２によりクランプ３ｏを締めたり弛めたりす ることができる。例えば、ナツト４２を弛めて外すと、ボルト４ｏを取り外すこ とができ、それにより半円形アーム３２を互いに離して拡張させれば、支柱１４ または自転車のフレーム１２の成る他の部分を開口部３４内に嵌めることができ る。次に、ボルト４０を半円形アーム３２の拡張部分３６の孔に差し込み、ナツ ト４０に連結して締め付ければ、キャリヤ付属品２ｏをシート用支柱１４または 自転車のフレーム１２の成る他の部分に固定することができる。キャリヤ付属品 ２０を取り外すには、上述の操作の逆を行えば良い。

図２及び図６に示すように、キャリヤ付属品２０はまた、クランプ３ｏの左側ま で延びるウェブ部分４４及びウェブ部分４４の右側に連結されていてこれから延 び、付属品２０をシート用支柱１４に取り付けたときに上方に傾斜するクリップ ５０を含む。クリップ５０は、上面上にコイル状シャックル２２を受け入れるよ うな設計の下部の細長いアーム５２及び全体的にアーム５２と平行に延びる上部 の細長いアーム５４を有する。上部のアーム５４は、クランプ３ｏの反対側で、 図３に示すように孔５８が貫通して設けられた外端部または末端部５６で終端し ている。下部の細長いアーム５２は上部の細長いアーム５４から間隔をおいた状 態でこれと平行に延びていてこれらの間に空間６４を形成しており、この空間は シャックル２２のコイル部を受け入れるような寸法形状になっている。クランプ ３０と一緒になってクリップ５０を形成するウェブ部分４４及び下部と上部の細 長いアーム５２．５４は一体連結形の一体構造の形態をなしている。

好ましくは、下部と上部の細長いアーム５２．５４はウェブ部分４４を介してク ランプ３０から片持ぢ状態で外方に延びている。上部の細長いアーム５４は撓ん で下部の細長いアーム５２に近付いたり或いはこれから遠ざかることができる。

かかる撓曲作用により、シャックル２２の着脱が容易になるようこれらの間の空 間６４の高さを増大させることができる。図３を参照すると、上部の細長いアー ム５４の外端部または末端部はノードまたは突起５９を有し、これに対し下部の 細長いアーム５２はその外端部または末端部に、肩またはキーパ６２を形成する 不連続部を有している。図示のようにクリップ５０が上方に傾斜しているのでシ ャックル２２のコイル部をキャリヤ付属品２０の空間６４内に重力の作用で容易 に送り込むことができることは明白である。

図１〜図８に示すように、施錠用蓋７０がヒンジピン７２の使用により上部アー ム５４の外端部５６にヒンジ留めされている。ピン７２は一対の取り付はブラケ ット７６に形成されている孔７４に差し込まれ、これらブラケット７６は蓋７０ の裏面７８に取り付けられている。下部の細長いアーム５２によって支持された 肩６２に解除自在に係止するのに用いられる留め金、フック又はフィンガ８０が 蓋７０の裏面７８で支持されている。肩６２及びフィンガ８０は、蓋７０を下方 に回転させて図２及び図４に示すように閉鎖施錠位置に配した時、互いにスナッ プ作用により施錠または係止するような寸法形状及び設計になっている。

図３を参照すると、ヒンジ式蓋７０の裏面７８は凹部８１を有していることが注 目されよう。図６に示すようにヒンジ式蓋７０がその完全上方位置にあるとき、 使用者が例えばキャリヤ付属品２０を閉じるために蓋７０を押し下げてその位置 から外すまで、ノード５９が凹部８１と解除自在なスナップ嵌合関係をなし、そ れによりヒンジ式蓋７０を安定状態の開放位置に位置させると共にその状態を保 持する。蓋７０が完全には開いていない場合、ノード５９は蓋７０の裏面７８に 延び（これはカムがカム従動節を案内するのと同様である）、それにより蓋７０ を押圧してその運動のアークに沿って幾分引っ張られているが安定した位置に配 する。

図２、図３及び図６を参照すると、トラップまたはストップ８２が下部の細長い アーム５２の外端部の付近の上面に一体に形成されると共にこれから上方に延び ている。もし万が一コイル状シャックル２２を図５及び図６に示すように空間６ ４内に収納した後で蓋７０を不注意にも開けたままにし、蓋７０を解錠した状態 で自転車に乗ると、トラップ８２はシャックル２２が不用意にキャリヤ付属品２ ０から抜は出て紛失するのを防止するのに役立つ。また、トラップ８２はシャッ クル２２と上部の細長いアーム５４を互いに離隔するのに役立ち、それによりシ ャックル２２がヒンジ式蓋７０の閉鎖を妨害しないようにする。さらに付は加え るべき点として、シャックル２２のコイルをクリップ５０の下部の細長いアーム ５２上に且つこの周りに嵌着すると、上部の細長いアーム５４は僅かに隆起する に十分な可撓性を有しているのでシャックル２２のコイルをトラップ８２の頂部 上を通って空間６４内に容易に収納できるようになる。

図２〜図７を参照すると、一対の外方に延びる耳部８６が下部の細長いアーム５ ２の両側に取り付けられている。図３に示すように、南京錠２４のシャックル部 分２６を下部の細長いアーム５２と上部の細長いアーム５４との間で空間６４の 下端部に収めると南京錠のシャックル部分２６の一部は耳部８６に当接する。

耳部８６は南京錠のシャックル部分２６の位置を固定し、かくしてキャリヤ付属 品２０上の南京錠２４の位置を固定し、したがって南京錠２４は自転車のフレー ム１２から離隔した状態を保つので南京錠２４とフレームの接触の恐れが無くな る。たとえ南京錠２４がなくても、例えば図１を参照すれば、設計上キャリヤ付 する恐れを実質的になくすことが理解されよう。

図３は、ヒンジ式蓋７０をクリップ５０の上部の細長いアーム５４の外端部また は末端部５６に取り付は状態でキャリヤ付属品２０を示している。蓋７０の取り 付は中、上部の細長いアーム５４の外端部５６に設けられた孔５８が蓋７０の裏 面７８に設けられた取り付はブラケット７６の間に入りヒンジピン７２を孔７４ 及び５８に差し込む。これにより、蓋７０は上部の細長いアーム５４の外端部５ ６に回転自在に連結されることになる。ピン７２は一端に拡大頭部８８、他端に スプリットを有し、このスプリットは一対の圧縮可能なリップ９０を構成してい る。リップ９０は、孔７４及び５８に差し込むと圧縮でき、次に挿入を完了する と外方へ拡張するようになる。このように、ピン７２は定位置に固定さね、蓋７ ０は上部の細長いアーム５４の外端部に枢動自在に固定される。

図４は、ヒンジ式蓋を肩６２に対するフィンガ８０の作用によって閉鎖するとと もに施錠された状態で、且つシャックル２２のコイルを下部の細長いアーム５２ と上部の細長いアーム５４との間に固定した状態でキャリヤ付属品２０を示して いる。細長いアーム５２．５４の間の空間６４は、標準直径のシャックルを空間 ６４内に納め、ヒンジ式蓋７０を図４に示すように閉鎖施錠した時、シャックル ２２は細長いアーム５２．５４によって事実上締め付けられ、それによりシャッ クル２２を動かなくすると共にこれを定位置に固定する。図示していないが、こ れにより通常は外端部５６に隣接した上部の細長いアーム５４の部分が僅かに幾 分弓状に曲がることになろう。

図５は、肩６２から丁度外した状態のヒンジ式蓋７０のフィンガ８０及び細長い アーム５２．５４の間で圧縮された状態から開放されたシャックル２２のコイル を示している。図６は、ヒンジ式蓋７０を完全に隆起し且つ開放した位置で示し 、シャックル２２のコイルの一部はクリップ５０の空間６４から取り出された状 態で、或いはこの中に収納された状態になっている。

図７は、ボルト４０及びナツト４２をポストクランプ３０に固定した状態でキャ リヤ付属品２０を示している。また、ヒンジ式蓋７０の前側９４において光反射 器９８を間に受け入れる複数のスタンド・オフ・フィンガ９６が支持されている 。蓋７０が図１、図２及び図４に示すように閉鎖位置にあるとき、反射器９８は 自転車１１の後部に差し向けられ且つこれに受け入れられる光を反射するための 実質的に垂直の位置にある。光反射器９８により、追加の安全性にかかる特徴が 夜間走行中、自転車１１の操縦者のためのキャリヤ付属品２０に与えられること になる。図８は取り付はブラケット７６の孔７４の構造及びこれら孔７４と凹部 ８１の関係を示している。

もし熱可塑性物質を材質として用いれば、キャリヤ付属品は大量生産のために例 は例示にすぎず、本発明の精神及び範囲から外れることなく形態及び細部につい て均等な設計変更を相当できることが理解されよう。

国際調査報告

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. １．コイル状シャックルを自転車に固定するためのキャリヤ付属品であって、キ ャリヤ付属品を自転車に取り付ける手段が設けられており、前記キャリヤ付属品 は、前記取付け手段に連結されると共にこれによって支持されていて、コイル状 シャックルを支持し、且つ、コイル状シャックルを受け入れた状態で支持する上 面を備えた第１の細長いアームを有する手段と、前記取付け手段に連結されると 共にこれによって支持されていて、コイル状シャックルを第１の細長いアームの 上面に解除自在に固定する手段とを有し、該手段は、実質的に第１の細長いアー ムに沿って、これから間隔を置いた状態で延びていて、第１の細長いアームと一 緒になって、第１の細長いアームとの間にコイル状シャックルを受け入れてこれ を固定するクリップを形成する第２の細長いアームを有することを特徴とするキ ャリヤ付属品。
2. ２．取付け手段はクランプであり、クリップはクランプから片持ち状態で外方へ 延び、クリップとクランプは一体連結形一体構造体であることを特徴とする請求 項１のキャリヤ付属品。
3. ３．第１及び第２の細長いアームは、これらの間にコイル状シャックルを受け入 れるに充分な間隔を置いて設けられ、第１の細長いアームはその上面にコイル伏 シャックルを取付け支持するようになっており、第２の細長いアームは第１の細 長いアームに近づいたり、或いはこれから遠ざかって、それぞれ、コイル伏シャ ックルを押してこれを第１の細長いアームの上面に押付け保持したり、第１と第 ２の細長いアーム間の空間の高さ増大してコイル状シャックルの差込みと取出し を容易にすることを特徴とする請求項１のキャリヤ付属品。
4. ４．前記キャリヤ付属品は、コイル状シャックルを第１の細長いアームに固定す るため、第２の細長いアームを第１の細長いアームに向かって解除自在に締め付 ける手段を更に有することを特徴とする請求項１のキャリヤ付属品。
5. ５．第２の細長いアームを第１の細長いアームに向かって解除自在に締め付ける 手段は、細長いアームのうち一方の外端部にヒンジ留めされると共に他方の細長 いアームに解除自在に係止できる施錠用蓋であり、該蓋は、他方の細長いアーム の外端部に係止されて細長いアーム間の空間への差込み及び取出しを妨げる閉鎖 位置と、他方の細長いアームの外端部から外されて細長いアーム間の空間への差 込み及び取出しを許容する開放位置との間で、揺動できることを特徴とする請求 項４のキャリヤ付属品。
6. ６．蓋は、蓋と他方の細長いアームのうち一方に設けられていて、蓋と他方の細 長いアームのうち他方に設けられて肩部に係合するフィンガによって他方の細長 いアームの外端部に係止することを特徴とする請求項５のキャリヤ付属品。
7. ７．蓋と他方の細長いアームは、コイル状シャックルを細長いアームの間に配置 したり、或いはこれらの間から取り外したりできるに充分な量、蓋を開くと、蓋 を安定位置に保持する相互に協働する手段を有することを特徴とする請求項６の キャリヤ付属品。
8. ８．相互協働手段は、一方の細長いアームの外端部に設けられたノードと、コイ ル状シャックルを細長いアームの間に配置したり、或いはこれらの間から取り外 したりできるに充分な量、蓋を開くと、ノードを受け入れ、それにより、蓋を保 持するような位置で蓋に設けられた凹部とから成ることを特徴とする請求項７の キャリヤ付属品。
9. ９．細長いアームのうち一方に設けられていて、コイル状シャックルが細長いア ームの間から不注意により抜け出ないようにするための手段を更に有することを 特徴とする請求項１のキャリヤ付属品。
10. １０．コイル状シャックルが細長いアームの間から不注意により抜け出ないよう にするための手段は、第１の細長いアームの外端部に形成されていて、コイル状 シャックルが実質的に第１の細長いアームから不注意により外れないようにする に充分な距離にわたり上方へ延びる突起であることを特徴とする請求項９のキャ リヤ付属品。