JPH04504807A - 蒸気発生装置 - Google Patents
蒸気発生装置Info
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- JPH04504807A JPH04504807A JP2505484A JP50548490A JPH04504807A JP H04504807 A JPH04504807 A JP H04504807A JP 2505484 A JP2505484 A JP 2505484A JP 50548490 A JP50548490 A JP 50548490A JP H04504807 A JPH04504807 A JP H04504807A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
蒸気発生装置
技術分野
この発明は、蒸気発生装置に関するもので、特に使用者の顔面に向けて水蒸気を
発生する蒸気発生装置に関するものである。
本発明の最も好適な実施例による蒸気発生装置は、使用者の鼻口部に向けて蒸気
を発生する軽量吸引ユニットを構成する。
従来の技術
従来技術において、種々の従来型の蒸気発生装置が知られており、これらの装置
の多くが、水蒸気で構成する蒸発気禄を使用者の顔面に向ける構成となってし・
る。
ヘニュイ等(HennuyetaL)に付与されたアメリカ特許第4,700,
050号には顔面サウナ、吸引器を含む種々の電気器具に使用する沸騰装置が開
示されている。この装置には、正の温度係数のサーミスタが加熱要素として用い
られている。この加熱要素は、液体収容カップの底壁に形成した溝部に収容され
ている。
このヘニュイの装置においては、溝部によってカップは二つの室に分割されてお
第2欄の第58行目より始まるバラグラフに記載された沸騰装置と加熱装置は、
水の活発な沸騰を発生し、使用者の顔面に流れる水蒸気の流量及び流速の制御を
困難にしている。
カッマン等(Katzman et al、)に付与されたアメリカ特許第3,
351,737号には、フードの基部に冷却空気入ロスロットを形成してフード
内における負圧の発生を防止するとともに、水蒸気の一部を冷却するようにした
フードを有する顔面トリートメント装置が開示されている。この装置は、使用者
の顔面に流れる水蒸気の流量及び流速を積極的に制御する機構を有していない。
さらに、カッマン等に開示されているフードに空気入ロスロット構成は、使用者
の顔面に向かう水蒸気を効果的に冷却することが出来ない。特に、使用者の顔面
によって、フードの上縁部がシールされた状態となっている場合には、水蒸気の
効果的な冷却が出来ないものとなる。
スコツト (シ眞)に付与されたアメリカ特許83,152,240号には、健
康管理及び顔面の手入れに使用する蒸気発生装置が開示されている。しかしなが
ら、この装置は、ヘニュイ等及びカッマン等と同様に、使用者の顔面に流れる水
蒸気の流量及び流速を積極的に制御する機構を備えていない。
開示され請求の範囲に記載された発明の発明者であるパーナート フランク(B
ernard Frank)は、メルビン ビイ、グリーンバーブ(Melvi
n B、 Greenberg)とともに、アメリカ特許第4,621,641
号の顔面サウナ形式の顔面トリートメント装置を発明した。フランク等の′ 6
41特許に開示された顔面サウナの改良は、1987年5月22日出願のアメリ
カ特許出願第053,285号の「蒸気発生器及び/又は顔面トリートメント装
置」の主題となっている。この後者の特許及び出願係属中の発明による装置にお
いて、水蒸気はケーシング部材内で発生され、折り畳み可能なフードを介して使
用者の顔面に向けて供給される。
後者の装置は、前者と同様に、使用者の顔面への水蒸気の流量及び流速を積極的
に制御する機構は採用していない。しかしながら、これらの装置は、特に折り畳
みツー ドが使用者の顔面により密閉状態で係合することを意図していないため
、それらの意図する目的で満足のいく動作を行っている。
さらに、上記したヘニュイ等の° 050特許の開示に加えて、ステイナー等(
Steineretal、)のアメリカ特許第4,324,974号及びクライ
ンシュミット等(Kleinschmid+ ct al、)のアメリカ特許第
4,223,208号には、PTC電気加熱要素を使用することが開示されてい
る。加熱要素を装置の溝部に収容する他の機構はメイオール(Mayall)の
アメリカ特許第1,381,322号、パーナート(Bemald)のアメリカ
特許第1,308,836号、フランス特許第88゜3862号及びイギリス特
許明細書第166.416号に開示されている。このバラグラフにおいて示した
いずれの装置も、使用者の顔面に向けて水蒸気を供給するために設計された、吸
引器等の装置は効果的に水蒸気の流れの流量及び流速を制御する装置を開示して
いない。
発明の目的
本発明の、概括的な目的は、水蒸気を使用者の顔面に向ける軽量器具の形式の蒸
気発生装置を提供することにある。
本発明のより特定した目的は、使用者の鼻口のみに水蒸気が向かうようにすると
ともに、排出される水蒸気から使用者の目を保護することの出来る吸引器として
使用する軽量器具形式の蒸気発生装置を提供することにある。
本発明のもう一つの目的は、使用者の顔面に流れる水蒸気の流量を積極的に制御
することの出来る軽量器具形式の蒸気発生装置を提供することにある。
本発明のさらにもう一つの目的は、使用者の顔面に向かう水蒸気の温度を、簡素
で、信頼性が高く、かつ経済的な方法で効果的に制御することの出来る軽量器具
形式の蒸気発生装置を提供することにある。
本発明のさらにもう一つの目的は、使用者の顔面に向かう水蒸気の流量、流速及
び温度を効果的に制御することが出来る軽量器具形式の蒸気発生装置を提供する
ことにことにある。
発明の要約
本発明の上記及びその他目的は、蒸気発生及び制御部と蒸気発生及び制御部に取
り付けられ蒸気を下流側の使用者の顔面に向けるためのフード部とを有する使用
者の顔面に蒸気を向ける蒸気発生装置によって達成される。蒸気発生及び制御部
は、上側本体部の上流側の下側本体部を有し、上側本体部は内部通路を規定する
外周壁を持っている。蒸発される液体を収容するカップ部材と前記液体を加熱す
る加熱手段は、下側本体部に収容される。上側本体部が内部通路と大気を連通ず
るスロット手段を有しており、冷却用大気は、フード部を介して使用者の顔面に
向かう間に、蒸気と効果的に混合されて蒸気を冷却する。
好適実施例においては、フード部は、蒸気発生及び制御部に取り付けられ、前記
上側本体部上方の下流側に上端部まで延び、前記上端部が使用者の顔面に隣接し
てこれを受け入れるとともに、蒸気流規制通路を規定して該規制通路に整列され
る使用者の頭面の領域に蒸気を向ける。
最も好適な実施例において、蒸気発生装置は吸引器であり、フード部の上端部は
使用者の顔面の鼻と口を包囲する形状に形成され、使用者の目を蒸気の流れより
遮蔽する。最も好ましくは、フード部の上端部は使用者の鼻及び頬の使用者の目
よりも下側の部分に密接する形状に形成される。
本発明の最も好適な実施例によれば、使用者の顔面の少なくとも一部が、フード
部の上端部に係合するように構成され、フード部は、下側部に前記蒸気発生及び
制御部の上側本体部の外周壁のスロット手段に整列される第一のスロット手段と
、前記フード部の外周壁を通って前記第一のスロット手段の下流側の領域に延び
る第二のスロット手段とを有している。この構成により、非常に効果的な蒸気の
冷却を行うことができ、使用者の顔面に不快感を与えることを防止する。これは
、使用者の顔面がフード部の上端部に実際に密接する形式の吸引器にとって非常
に重要である。
本発明の最も好適な実施例によれば、蒸発される液体(例えば、水)を収容する
カップ部材には、上向きの溝がカップ部材の底壁に形成され、ヒータ手段を収容
、保持し、カップ部材の下流側には蒸気発生及び制御部より流出する蒸気の流量
及び流速を調整する可変パルプ装置が位置される。
好ましくは、スロット手段が前記カップ部材の下流側に設ける空気入ロスロット
を有して大気が蒸気発生及び制御部内へ流入し、空気入ロスロットを通って下流
側に流れる蒸気と混ざり合うことをことを許容するとともに、前記空気入ロスロ
ットより下流側に離間した位置に蒸気と空気の混合体のための出口スロットとを
有し、前記出口スロットが前記パルプ装置の上流側に隣接し前記空気入ロスロッ
トに対して周方向に変位して位置している。この出口スロットは、使用者が装置
から蒸気の吸引を行っているときに、装置内で発生される蒸気の一部をそれ自体
又は空気入ロスロットより流入する空気との混合体が使用者の顔面に当たること
なく、装置外に流出することを許容する。
本発明のもう一つの構成によれば、カップ部材は外周壁と底壁を有して、蒸発さ
れる液体を収容する室を形成する。底壁には、上向きの溝が形成され室を部分的
に分断して蒸発される液体に接触する立ち上がり面を形成する。好ましくはPT
Cサーミスタで形成するヒータ手段は、溝内に収容され、立ち上がり面を、液体
と立ち上がり面の界面において液体の蒸発が生じるが、液体と外周壁の界面では
液体の蒸発が発生せず、従って液体に立ち上がり面からカップの外周壁に向かう
温度勾配を生じる温度に加熱する。この温度勾配を与える構成は、溝の立ち上が
り面に隣接する領域のみにおいて水の沸騰及び蒸発が発生して、使用者の顔面に
当たるために装置外側に向かう蒸気の温度の効果的な制御を補助する。
本発明の好適な実施例によれば、可変パルプ装置は、全ての調整設定範囲におい
て蒸気の下流側への流れのための開放通路を形成する。従って、装置が完全にシ
ールされることはなく、従って蒸気の過熱が生じないものとなる。
本発明の付加的な特徴によれば、可動パルプ装置は可動パルプ部材を有しており
、該パルプ部材は駆動レバーを有し、該レバーは蒸気発生及び制御部の側壁に挿
通して使用者により手動操作されるとともに前記空気入ロスロットが前記レバー
に対して周方向に変位して配置される。最も好ましくは、レバーは装置の前面に
設けられ、空気入ロスロットは装置の側部領域に設けられ、出口スロットは、装
置の後側領域に設けられる。
本発明の最も好適な実施例によれば、二つの空気人口スロットが、前記カップの
下流側でかつ前記出口スロットの上流側にに設けられている。これらの空気入ロ
スロットはいずれも装置の側部領域に設けられ、装置の後側領域に配設された出
口通路より周方向に変位して設けられる。
本発明の好適実施例によれば、蒸気発生及び制御部は下側本体部と上側本体部と
を有している。蒸発される液体を保持するカップ部材とカップ部材に配設された
ヒータ手段が下側本体部に配置され、前記空気入ロスロット、前記出口スロット
及び前記可変パルプ装置が前記上側本体部と関連している。前記上側本体部と下
側本体部の接合部に上向きに対向するショルダが形成され、前記フード部は、前
記上側本体部に挿入され、フード部の下側面を前記上向きショルダに係合させる
ことにより蒸気発生及び制御部に保持される。
本発明の最も好適な実施例によれば、フードの部分は、前記上側本体部に挿入さ
れ、前記本体部が壁部を通って前記空気入ロスロット及び出口スロットに整列さ
れる通路を設ける。
図面の簡単な説明
本発明の目的及び付随した利点は、添付の図面に関して以下の詳細な説明を参照
してより良く理解されることにより容易に認識されるものとなろう、図中、第1
図は、本発明による蒸気発生装置の側百図であり、使用者によって吸引器として
使用される要領を示している。
第2図は、第1BKIの蒸気発生装置の正面図である。
第3図は、蒸気発生装置の一部の詳細を示す一部を分解して示す図である。
第4図は、第1図の4−4線に沿った断面図である。
第5図は、第4図の5−5!に沿った断面図である。
第6図は、第1図の6−6線に沿った断面図である。
第7図は、蒸気発生装置のヒータ及びオン/オフ表示ランプの概略回路図である
、
第8図は、蒸気発生装置の底面図である。
第9図は、本発明の蒸気発生装置に使用することの出来るカップの斜視図である
。
第10図は、本発明のの蒸気発生装置に使用することの出来るカップの他の例を
示すの斜視図である。
発明を実施するための好適な態様
図面の各図にはより詳細な構成が示されており、これらにおいて、同一の参照符
号は同一の部材を示している。本発明の吸引器として使用される蒸気発生装置は
、第1図において概括的に10で示されている。この装置10は、基本的に水等
の液体が加熱されて蒸気を発生する蒸気発生及び制御部12と、使用者の鼻口の
部分への蒸気の流れの方向を制御するフード部14で構成されている。
第3図及び第5図に関して説明すれば、蒸気発生及び制御部12は、外側プラス
チックシェル又はハウジング16を有しており、このハウジング16は好ましく
はポリカーボネート等の適当なプラスチック材料によって成形される。このハウ
ジングは、液体が制御された要領で蒸発されて蒸気を発生する下側本体部18と
、以下に詳述する装置から流出する蒸気の流量、流速及び温度の制御を補助する
手段を含む環状のハブの形状とされた上側本体部20を有している。
第5図及び第8図に関して説明すれば、蒸気発生及び制御部12は、液体保持(
例えば水保持)容器又はカップ24の一部を包囲する内側ライナ22を有してい
る。この内側ライナは、ねじ部材26により離脱可能に所定の位置に取り付けら
れており、各ねじ部材は、ライナ22及びハウジング16の整列された通路28
.30にそれぞれ挿通される。
特に第5図に関して説明すれば、好ましくは適当なシリコン材料で形成される環
状プラスチック製ガスケット32は、ハウジング16の一部を構成する下向きの
環状フランジ34と内側ライナ22の一部を構成する上向きの環状フランジ36
の間にロック又はクランプされる。ガスケット32に形成する連結溝38.40
はそれぞれ環状フランジ34,36を収容する。
さらに第5図に関して説明すれば、ガスケット32は環状スロット44に設けら
れた内側壁42を有している。この環状スロット44は、外向きに延びるカップ
24の環状フランジ46を収容して、カップを蒸気発生装置10内の適当な位置
に固定する。
第5図、第6図及び第9図に関して説明すれば、容器又はカップ24は、好まし
くはアルミニウムで形成され、外周壁47と底壁48を有している。底壁には、
外周壁47より内向きに延びる上方に立ち上る段差部50が形成されている。段
差部は、カップの輻の一部のみに延びており、これにより蒸発される液体を収容
する単一の連続した室52を形成している。
さらに第5図、第6図及び第9図に関して説明すれば、上方に立ち上る段差部5
0は、カップの上縁部の内側に配設される頂壁54、実質的に平坦で、好ましく
は平行な側壁56及び58と、短い端部壁60を有している。好適実施例におい
て、端部壁60は、段付き形状に構成されており、その下側部61は球面状に形
成され、段差部50の部分に破損を生じるカップ24に発生する可能性のある過
剰な応力の発生を防止する。しかしながら、カップ24を形成する材料の硬度に
よっては、端部壁60の段付き形状なしでも応力による破損の問題を回避できる
ものである。好ましくは正の温度係数(PTC)を持つサーミスタで形成する加
熱要素62は、上方に立ち上る段差部50内に形成された溝64内に摩擦力によ
って固定される。必要であれば、PTCヒータが溝64の内面に熱伝導性の接着
剤によって接着することが可能である。しかしながら、接着剤の使用は不要であ
ると確信される。
第5図及び第7図に関して説明すれば、PTCヒータは、適当なリード先66に
よって公知の絶縁された一端にll0VAC又は220VACの家庭用電源ソケ
ットに接続するためのプラグ(図示せず)を持つ導電性ワイヤ68に接続すtl
。
ている。
第2図及び第7図に図示した通り、光源、好ましくはネオンランプ70の形状の
ものが電流制限抵抗71を介してPTCヒーターと並列に電源に接続され、この
ことにより、蒸発装置10の“オン”時(つまり電源投入の際)点灯する。また
必要あれば、点灯、消灯用のスイッチ(図示せず)を回路内に設けることも可能
である。
第5図及び第8図に関して説明すれば、導電性ワイヤ68は、内側ライナ22の
下側壁75の一部を構成する下向きに突出した突出部72に形成された通路を通
って延びている。さらに、ワイヤの多くは、下側壁74の下側の適当なりリップ
部材によって固定され、下側プレート部材76によって閉塞されている。ねじ7
8は、それぞれ下側プレート部材76及び内側ライナ22の下側壁74の整列さ
れた通路80.82に挿通されて、下側プレート部材を内側ライナ22に保合固
定している。特に第5図に示すように、プレート部材76の下側壁の、導電性ワ
イヤ68に隣接する部分には、上向きに延びるタブ84が形成されており、ワイ
ヤをプレート部材の底壁90の内側に向かう部分88に形成されたスロット86
に向かって押しつける。
本発明の好適実施例においては、調整可能なパルプ装置96は、ハブ20の外側
端縁98の近傍に位置しており、蒸気発生装置10から使用者の顔面に向かう蒸
気の流れの流量及び流速の制御を補助する。また、装置10によって発生される
蒸気の強度(即ち流速及び流量)を制御する可変ヒータを使用することも本発明
の範囲である。
第2図乃至第5図に関して説明すれば、可変パルプ装置96は、固定グリルlO
Oを有しており、このグリルのは多数の通孔102が開設されている。これらの
通孔は、第4図に最も良く示されているように円周方向に離間し、相互に等間隔
で配設されている。
可変パルプ板104は、中央ハブ106を有しており、この中央ハブは固定グリ
ル100の中央通路108に回転可能に挿通する。このパルプ板は、多数の透孔
110を有しており、この透孔は、固定グリル100の通孔102と同様に、円
周方向に相互に等間隔を存して配設される。駆動レバー112は、可変パルプ板
104の一部を構成しており、ハウジング16の上側本体部20に設けられた弓
形の水平通路116を通って外側に延びる水平アーム114を有している。
第2図及び第3図に最も良く示されているように、縦方向スロット118は、上
側本体部20の上側端縁98から弓形通路116に延びており、可変パルプ板1
04が固定グリル100に容易に装着、離脱出来るように構成されている。
第3図に最も良く示されているように、一方の可変パルプ板104の通孔110
と他方の固定グリル100の通孔102間の相対位置は、通孔102の完全な「
閉塞」位置又は「シール」位置を持たないように構成されている。第3図は、レ
バーが弓形通路116の終端部位置となっている時においても、通孔102の一
部が蒸気の通路として開放されていることを明瞭に示している。この構成は、蒸
気発生及び制御部12の領域内において蒸気の過剰な圧力が発生するのを防止す
ることを助け、これによって蒸気の過熱を防止している。蒸気が過熱された場合
、使用者が顔面にやけどをし、又は負傷する危険がある。
第21!!及び第3図に関して説明すれば、環状ハブ20に収容されるフード部
14の下端は、溝130を有しており、この溝は弓形通路116及びこれを通っ
て延びるレバー112と整列されている。この構成は、装置10より外側に向け
られる蒸気の流量及び流速を制御するレバー112の側方への動作をフードが妨
害することを防止する。なお、レバー112は、好ましくは装置の前端近傍に、
ネオンランプ70に沿って設けられる。
第1図、第3図、第5図、第6図に関して説明すれば、ハウジング16の上側の
環状部20は、装置の各側部に近接した細長い空気入ロスロット132と装置の
後端近傍の細長い出口スロット134とを有している。両方の空気入ロスロット
は、好ましくは、同一寸法に形成されるとともに、同一平面内に配置される。
出口スロットは、好ましくは、少なくとも空気入ロスロット132の下流側(蒸
気の流れ方向の)に位置し、可変パルプ装置96の固定グリル100の下側近傍
に位置する部分を有している。成形を容易とするために、空気入ロスロット13
2の上側又は下流側部分は、出口スロット134の下側又は上流側部分の側方に
整列させる。しかしながら、機能性の面で、重要な要素は、少なくとも出口スロ
ットの部分が、空気入ロスロットの下流側に位置することである。
環状ハブ20の上側に位置するフード部14の下側領域は、空気入ロスロット1
32と整列するスロット136と、出口スロット134(第6図)と整列するス
ロット138を有している。成形を容易とするために、第1図に最も良く示され
ているよ、うに、細長いスロット138は、細長いスロット136の下流側部分
に位置する部分と、細長いスロット136の一部と側方において整列される部分
とを有している。このハブ20とフード14のスロットを整列させる構成により
、空気入ロスロット136.132を通る大気がハブ20内へ流入する流入通路
を形成し、人がフード部14を通って蒸気を吸引するときに、装置からスロット
134.138を通って流出する蒸気の流通通路を形成する。
特に、第1図及び第2図に関して説明すれば、フード部14は、装置の前面近傍
に使用者の顎又は首を収容し及び/又は指示する溝形成領域142を有する上側
端部140を有している。上側端部の後側部分には、第1図に最も良く示されて
いるように、使用者の鼻の鼻柱に対して密接にシール係合する溝部144が設け
られている。溝部144に隣接する部分146は目の下側に伸び、使用者の頬骨
に密接する。このよう配置した結果、フード部114に向けられた蒸気は、彼又
は彼女の目に影響を与えること無く使用者の鼻、口に当てられる。使用者の顔面
に当たる蒸気の温度を制御するために、フードには周方向に離間して空気入ロス
ロット147が形成されている。この空気入ロスロット147は、第1図に示す
ように使用者が彼又は彼女の顔面をフードの上端部140に係合させて蒸気の吸
引を行うときに、装置の領域内への大気の流入を許容する。これは、装置の後側
近傍のスロワ)134が使用者の顔面に係合せずに、ハブ20 (第り図)から
蒸気(空気と混合された)が排出されるのと同一モードの動作である。このよう
な構成により、追加の冷却用空気が使用者の吸引に伴い頭面に蒸気が突きあたる
直前に蒸気との混合を可能とする。
ハブ20に設けたスロット132とフード14の通路147は装置の使用者の顔
面が図1のごとくフードの上端140に当接するような位置にあるとき、使用者
が吸引に伴い空気が装置の境界内への流入を可能ならしめるように機能すると理
解されるべきである。また同様の作用中、装置後部に隣接するスロット134が
蒸気(空気と混合)が使用者の顔面に当接することなくハブからの排出を可能と
している。人が彼又は彼女の顔面をフードの上側端部140近傍に位置させると
、前記した全てのスロット及び通路(即ち132.134及び147)が蒸気及
び空気の流出を許容して、顔面の当接によって生じる内部圧力を排出する。
特別に記載されない限り、本出願における入口スロット又は出口スロットとして
機能するスロット及び通路に関する記載は、人がフード14の上端部140を介
して吸引を行っている時に達成される機能を記述してしする。特に第6図に関し
て説明すれば、本発明の他の重要な要件は、カップ24内の液体を加熱し、蒸発
任せ、余分な蒸気の発生を防止するる為の独特な構成である。実際上、本発明に
よれば、蒸気発生機構は、別のサーモスタットを使用することを必要とせずに、
適量の蒸気を発生させることを可能にしている。
特に第6図に関して説明すれば、蒸発される液体は、単一の室52内に均−4二
分配されており、段差部50の対向する直立した平坦な側壁56.58に接触す
る。PTCヒータ62は、溝64内に保持され、室52内の液体を加熱して蒸気
を発生するために、熱を平坦な側壁56.58に伝達する。本発明によれば、P
TCヒータ62及びカップ24は、第6図に57で概略的に示すように、段差部
50の平坦な側壁56.58に近い位置の水のみが沸騰し、カップの外周壁を;
近い部分の温度が沸点よりも低い温度となるように、室内の温度を制御するよう
をこ選択される。本発明の最も好ましい実施例においては、水の沸騰は、水と段
差部50の細長い平坦な側壁56.58の界面のみで発生し、水保持容器の外周
壁の近傍における温度は約92℃(197°F)である。こうした温度勾配を与
えて、蒸発が段差部50の平坦側壁部56.58においてのみ生じるようにする
ことにより、蒸気の発生量を非常に効果的に制御することができ、これにより蒸
気の過熱の防止を助けることが出来る。
上述したように、上側本体部20は、装置の後側近傍で、可変/<)レプ装置9
6に近接した位置に出口スロットを有している。この出口スロットは、ユニット
内で発生した蒸気の一部が、使用者の顔面に触れずに装置から排出されることを
許容する。これは、使用者の顔面に当たる蒸気の過熱する悪影響をもたらすおそ
れのある過剰な蒸気圧の発生を防止することを助ける。
出願人は、スロット134からの蒸気の流出を許容するために、可変ノ(ルブ装
置96の固定グリル100の下側の圧力を均衡させることが必要であることを発
見した。本発明によれば、装置の側部で出口スロット134の上流側に空気入ロ
スロット132を設けることにより、グリル100の下側における圧力を均衡さ
せている。この空気入ロスロットと出口スロットの配置は空気/蒸気の通路を形
成して、入口スロットから大気が流入し、蒸気と混じりあい、この通路が蒸気と
流入空気の流れに対して最も抵抗の小さな通路となるので装置の後側の出口スロ
ットに向かって流れるものとなる。この構成により所望の量の蒸気をグリルの下
側を通って装置より流出させることができ、従って内部圧力を減少させ可変バル
ブ装置96下側の固定容量内における蒸気の過熱を防止することが可能となる。
最も好ましくは、少なくとも出口スロットの下側(上流側)に空気入ロスロット
を設けて、乱流の発生を防止する。さらに、大気は下側のスロットから流入する
傾向があり、−力発生された蒸気は可変パルプ装置96の下面近傍の上側出口ス
ロットから流出する傾向がある。
本発明の典型的な実施例においては、液体保持カップ24は、約80ミルの厚さ
のシート状アルミニウム材で形成される。カップは、高さ3/4インチ、外径2
.6フインチの形状に形成される。溝64は、約2インチの長さで、輻0. 2
7フインチ、高さ0.5フインチの細長い突堤状の段差部50によって形成され
ている。この配置により、単一の液体保持室52が形成され、その容量は段差部
の高さを越えない範囲で約40cc (1,35オンス)の水を収容できる。P
TCヒータは沸騰時における出力が100ワツトよりも小さく、好ましくは50
ワツト未満とする。最も好ましい実施例における沸騰時の電力は47ワツトであ
り、実質的に水と段差部の長手方向面の界面においてのみ沸騰を生じさせるよう
に機能する。外周壁47近傍における水の温度は200°F未満である。従って
、カップ24の外周壁近傍からは水蒸気は発生しない。
水が完全に蒸発すると(例えば約30分間)、PTCヒータは、カップを300
@F乃至350°Fの最高温度まで加熱し、その後ヒータはあたかもサーモスタ
ットで制御されているように(実際にサーモスタットを設けずに)自動的にこの
温度を維持する。
PTCヒータは、適用範囲において線形特性を有しており、220VACの動作
はll0VAcを負荷した場合と実質上同一となる。従って、本発明において使
用されるPTCヒータ、いずれの電圧においても自動加熱手段を構成する。
本発明の装置に使用することの出来るカップの変形例は、第10図に150で示
されている。このカップはカップ24と実質的に同一寸法に形成され、カップ2
4と同様にアルミニウム又は他の熱伝導性材料で形成される。カップ150とカ
ップ24の唯一の相違点は、加熱要素62の収容溝を形成する段差部の配置及び
寸法である。カップ24においては、上方に立ち上る段差部5oは外周壁47よ
り内向きに延びて、゛°突堤状”に形成されている。カップ150においては、
上向き段差部152は“島状”に形成されている。さらに、段差部152の長さ
は段差部50よりも短く形成されており、このため、前述したように応力による
破壊の問題を回避する為に端部壁155を段付き形状とすることは不要となる。
しかしながら、カップ24と同様に、カップ150は、連続した単一の蒸気を形
成する液体を収容する室154を有している。従って、蒸発される液体がカップ
150に収容されると、その量は室154内において均一となる。
上記したように、本発明による蒸気発生装置は、新規の要素を組み合わせて、発
生される蒸気の流量、流速及び温度を制御している。本発明の構成は、少量又は
多量の蒸気による長時間の吸引を可能にする利点を有している。必要であれば、
緩和性のある添加剤をカップ内の液体(例えば水)に添加して吸引効果を向上さ
せることも可能である。
上記は私の発明を十分に説明しているので、他の人々が、何等の工夫を要さずに
、現在及び将来の知識を適用するすることにより種々の使用状態に適合させるこ
とが可能である。
FIG、θ
補正書の翻訳文提出書
(特許法第184条の8)
平成 3年 9月t7日 」
Claims (34)
- 1.(a)上側本体部の上流側の下側本体部を有し、前記上側本体部は内部通路 を規定する外周壁持っており、前記下側本体部に収容される蒸発される液体を収 容するカップ部材と前記液体を加熱する加熱手段と、前記上側本体部が内部通路 と大気を連通するスロット手段を有している蒸気発生及び制御部と、(b)前記 蒸気発生及び制御部に取り付けられ、前記上側本体部上方の下流側に上端部まで 延び、前記上端部が使用者の顔面に隣接してこれを受け入れるとともに、蒸気流 規制通路を規定して該規制通路に整列される使用者の顔面の領域に蒸気を向ける フード部とを 有している下流側の使用者の顔面の領域に蒸気を向ける蒸気発生装置。
- 2.前記フード部の上端部は使用者の顔面の鼻と口を包囲する形状に形成され、 使用者の目を蒸気の流れより遮蔽するようにした請求項第1項に記載した蒸気発 生装置。
- 3.前記フード部の上端部は使用者の鼻及び頬の使用者の目よりも下側の部分に 密接する形状に形成される請求項第2項に記載した蒸気発生装置。
- 4.前記フード部は、蒸気発生及び制御部の上側本体部を包囲する下側部と前記 下側部より下流側方向に延びる上側部とを有し、前記上側部は前記上端部まで延 びており、前記下側部は前記蒸気発生及び制御部の上側本体部の外周壁のスロッ ト手段に整列される第一のスロット手段と、前記フード部の外周壁を通って前記 第一のスロット手段の下流側の領域に延びる第二のスロット手段とを有している 請求項第1項に記載した蒸気発生装置。
- 5.前記フード部は、蒸気発生及び制御部の上側本体部を包囲する下側部と前記 下側部より下流側方向に延びる上側部とを有し、前記上側部は前記上端部まで延 びており、前記下側部は前記蒸気発生及び制御部の上側本体部の外周壁のスロッ ト手段に整列される第一のスロット手段と、前記フード部の外周壁を通って前記 第一のスロット手段の下流側の領域に延びる第二のスロット手段とを有している 請求項第2項に記載した蒸気発生装置。
- 6.前記蒸気発生及び制御部はカップ部材及び上側本体部の周壁のストッロ手段 の下流側に前記蒸気発生及び制御部より流出する蒸気の流量及び流速を調整する 可変バルブ装置を有し、前記スロット手段が前記カップ部材の下流側に設ける空 気入口スロットを有して大気が蒸気発生及び制御部内への流入し、空気入口スロ ットを通って下流側に流れる蒸気と混ざり合うことを許容するとともに、前記空 気入口スロットより下流側に離間した位置に蒸気と空気の混合体のための出口ス ロットとを有し、前記出口スロットが前記バルブ装置の上流側に隣接し前記空気 入口スロットの対して周方向に変位して位置している請求項第1項に記載した蒸 気発生装置。
- 7.前記蒸気発生及び制御部はカップ部材及び上側本体部の周壁のストッロ手段 の下流側に前記蒸気発生及び制御部より流出する蒸気の流量及び流速を調整する 可変バルブ装置を有し、前記スロット手段が前記カップ部材の下流側に設ける空 気入口スロットを有して大気が蒸気発生及び制御部内へ流入し、空気入口スロッ トを通って下流側に流れる蒸気と混ざり合うことを許容するとともに、前記空気 入口スロットより下流側に離間した位置に蒸気と空気の混合体のための出口スロ ットとを有し、前記出口スロットが前記バルブ装置の上流側に隣接し前記空気入 口スロットに対して周方向に変位して位置している請求項第2項に記載した蒸気 発生装置。
- 8.(a)上側本体部の上流側の下側本体部を有し、前記上側本体部は内部通路 を規定する外周壁持っており、前記下側本体部に収容される蒸発される液体を収 容するカップ部材と前記液体を加熱する加熱手段とを有している蒸気発生及び制 御部と、 (b)前記蒸気発生及び制御部に取り付けられ、前記上側本体部上方の下流側に 上端部まで延び、前記上端部が使用者の顔面の鼻と口の部分を包囲する形状に形 成されるとともに使用者の目を蒸気の流れより遮蔽するフード部を有している下 流側の使用者の鼻と口の領域に蒸気を向ける蒸気吸引器。
- 9.前記のフード部の上端部は、使用者の目よりも下側の部分で使用者の鼻及び 頬に密接する形状に構成されている請求項8に記載した蒸気発生装置。
- 10.(a)蒸気発生及び制御部が、蒸発される液体を収容するカップ部材と、 前記カップ部材の底壁に設けられヒータ手段を収容する溝と、前記溝に収容され るヒータ手段と、前記カップ部材の下流側に設けられ前記蒸気発生及び制御部よ り流出する蒸気の流れの流量及び流速を調整する可変バルブ装置と、前記カップ 手段の下流側に空気入口スロットが設けられ、大気が蒸気発生及び制御部に流入 して、前記空気入口スロットを通って下流側に流れる蒸気と混じり合うことを許 容するとともに、空気入口スロットの下流側の蒸気と空気の混合体のための出口 スロットが前記バルブ装置の上流側に隣接しかつ前記空気入口スロットより周方 向に変位して設けられており、 (b)フード部が前記蒸気発生及び制御部に取り付けられ、前記可変バルブ装置 を通って下流側の使用者の顔面に向けられるように構成した下流側の使用者の顔 面領域に蒸気を向かわせる蒸気発生装置。
- 11.前記可変バルブ装置は、装置の全ての可変設定範囲において下流側に向か う蒸気の通路を形成する請求項10に記載の蒸気発生装置。
- 12.前記可動バルブ装置は可動バルブ部材を有しており、該バルブ部材は駆動 レバーを有し、該レバーは蒸気発生及び制御部の側壁に挿通して使用者により手 動操作されるとともに前記空気入口スロットが前記レバーに対して周方向に変位 して配置される請求項10に記載の蒸気発生装置。
- 13.一対の空気入口スロットが、前記カップの下流側でかつ前記出口スロット の上流側に設けられ、前記一対の空気入口スロットはいずれも前記出口通路より 周方向に変位して設けられる請求項第10項に記載の蒸気発生装置。
- 14.一対の空気入口スロットが、前記カップの下流側でかつ前記出口スロット の上流側に設けられ、前記可動バルブ装置は可動バルブ部材を有しており、該バ ルブ部材は駆動レバーを有し、該レバーは蒸気発生及び制御部の側壁に挿通して 使用者により手動操作されるとともに前記空気入口スロットが前記レバーに対し て周方向に変位して配置されるとともに前記一対の空気入口スロットはいずれも 前記出口通路より周方向に変位して設けられる請求項第10項に記載の蒸気発生 装置。
- 15.前記レバー手段は、装置の前面領域に位置し、前記空気入口スロットが装 置の側部に位置し、前記出口スロットは装置の後側領域に位置している請求項第 14項に記載した蒸気発生装置。
- 16.前記蒸気発生及び制御部が下側本体部と上側本体部とを有し、前記カップ 部材と前記ヒータ手段が前記下側本体部に配置され、前記空気入口スロット、前 記出口スロット及び前記可変バルブ装置が前記上側本体部と関連しており、前記 上側本体部と下側本体部の接合部に上向きに対向するショルダが形成され、前記 フード部は、前記上側本体部に挿入され、フード部の下側面を前記上向きショル ダに係合させることにより蒸気発生及び制御部に保持される請求項第10項に記 載した蒸気発生装置。
- 17.前記のフードの部分は、前記上側本体部に挿入され、前記本体部が壁部を 通って前記空気入口スロット及び出口スロットに整列される通路を設けている請 求項第10項に記載した蒸気発生装置。
- 18.(a)蒸気発生及び制御部が、蒸発される液体を収容するカップ部材を有 し、該カップ部材が側壁と底壁とによって蒸発される液体を収容する室を形成し 、前記カップの前記底壁には溝が形成され室の一部の連絡を阻止するとともに前 記液体に接する立ち上がり面が形成され、ヒータ手段が前記溝に収容されて前記 立ち上がり面を加熱して前記液体と前記立ち上がり面の界面に沸騰を発生し外周 壁に接触する部分には沸騰が発生しない温度に加熱して前記溝によって形成され た前記立ち上がり面から前記外周壁に向かう温度勾配を設けて、前記蒸気発生及 び制御部より流出方向に向かう蒸気の流量及び温度の効果的な保護を補助すると ともに、 (b)フード部が前記蒸気発生及び制御部に取り付けられ、前記可変バルブ装置 を通って下流側の使用者の顔面に向けられるように構成した下流側の使用者の顔 面領域に蒸気を向かわせる蒸気発生装置。
- 19.前記ヒータ手段は、正の温度係数(PTC)を有するサーミスタである請 求項第18項に記載した蒸気発生装置。
- 20.前記蒸気発生及び制御部の下流側に流出する蒸気の流量及び流速の調整を 補助する可変バルブ装置が設けられ、前記カップ部材の下流側で、前記可変バル ブ部材の上流側に空気入口スロットが設けられ、蒸気発生及び制御部への空気の 流入及び前記空気入口スロットを通って下流側に流れる蒸気と空気の混合を許容 し、一部の蒸気のための出口スロットを設け、該出口スロットが前記空気入口ス ロットより下流側に離間し、前記バルブ手段の上流側に隣接するとともに前記空 気入口スロットに対して周方向変位して設けられる請求項第18項に記載した蒸 気発生装置。
- 21.前記可変バルブ装置は、装置の全ての可変設定範囲において下流側に向か う蒸気の通路を形成する請求項第20項に記載の蒸気発生装置。
- 22.前記可動バルブ装置は可動バルブ部材を有しており、該バルブ部材は駆動 レバーを有し、該レバーは蒸気発生及び制御部の側壁に挿通して使用者により手 動操作されるとともに前記空気入口スロットが前記レバーに対して周方向に変位 して配置される請求項第20項に記載の蒸気発生装置。
- 23.一対の空気入口スロットが、前記カップの下流側でかつ前記出口スロット の上流側に設けられ、前記一対の空気入口スロットはいずれも前記出口通路より 周方向に変位して設けられる請求項第20項に記載の蒸気発生装置。
- 24.前記蒸気発生及び制御部が下側本体部と上側本体部とを有し、前記カップ 部材と前記ヒータ手段が前記下側本体部に配置され、前記空気入口スロット、前 記出口スロット及び前記可変バルブ装置が前記上側本体部と関連しており、前記 上側本体部と下側本体部の接合部に上向きに対向するショルダが形成され、前記 フード部は、前記上側本体部に挿入され、フード部の下側面を前記上向きショル ダに係合させることにより蒸気発生及び制御部に保持される請求項第20項に記 載した蒸気発生装置。
- 25.前記のフードの部分は、前記上側本体部に挿入され、前記本体部が壁部を 通って前記空気入口スロット及び出口スロットに整列される通路を設けている請 求項第20項に記載した蒸気発生装置。
- 26.一対の空気入口スロットが、前記カップの下流側でかつ前記出口スロット の上流側に設けられ、前記可動バルブ装置は可動バルブ部材を有しており、該バ ルブ部材は駆動レバーを有し、該レバーは蒸気発生及び制御部の側壁に挿通して 使用者により手動操作されるとともに前記空気入口スロットが前記レバーに対し て周方向に変位して配置されるとともに前記一対の空気入口スロットはいずれも 前記出口通路より周方向に変位して設けられる請求項第20項に記載の蒸気発生 装置。
- 27.前記レバー手段は、装置の前面領域に位置し、前記空気入口スロットが装 置の側部に位置し、前記出口スロットは装置の後側領域に位置している請求項第 20項に記載した蒸気発生装置。
- 28.蒸気発生及び制御部が、蒸発される液体を収容するカップ部材を有し、該 カップ部材が側壁と底壁とによって蒸発される液体を収容する室を形成し、前記 カップの前記底壁には溝が形成され室の一部の連絡を阻止するとともに前記液体 に接する立ち上がり面が形成され、ヒータ手段が前記溝に収容されいる蒸気発生 装置の蒸気発生量を制御するために、(a)蒸発させる液体をカップ部材の室内 に導入し、(b)前記ヒータ手段を駆動して前記立ち上がり面に隣接する領域の 水のみを沸騰させ、カップ部材の外周壁に隣接する領域の水を沸騰させないよう にしたことを特徴とする蒸気発生装置の蒸気発生量制御方法。
- 29.前記ヒータの駆動は、液体と前記立ち上がり面の界面のみに沸騰を発生す るようにして行い、前記立ち上がり面から前記カップ部材の外周壁に向かう温度 勾配を設ける請求項第28項に記載した方法。
- 30.前記ヒータ手段の駆動ステップは、カップ部材の外周壁に隣接する水の温 度を200°F未満とし、立ち上がり面に隣接する水の温度を実質的に212° Fとする請求項第28項に記載した方法。
- 31.前記ヒータ手段の液体沸騰中の電力を100ワット未満とするステップを 含む請求項第28項に記載の方法。
- 32.前記ヒータ手段の液体沸騰中の電力を50ワット未満とするステップを含 む請求項第28項に記載の方法。
- 33.前記ヒータ手段の液体沸騰中の電力を100ワット未満とするステップを 含む請求項第29項に記載の方法。
- 34.前記ヒータ手段の液体沸騰中の電力を50ワット未満とするステップを含 む請求項第29項に記載の方法。
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