JPH045040Y2 - - Google Patents

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JPH045040Y2
JPH045040Y2 JP1985128116U JP12811685U JPH045040Y2 JP H045040 Y2 JPH045040 Y2 JP H045040Y2 JP 1985128116 U JP1985128116 U JP 1985128116U JP 12811685 U JP12811685 U JP 12811685U JP H045040 Y2 JPH045040 Y2 JP H045040Y2
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JP
Japan
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shielding
shield
pipe
radiation
wire
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JP1985128116U
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JPS6235299U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、放射性同位元素(RI)を含む溶液
や気体を可撓性のチユーブなどに充填し又は可撓
性のチユーブを通過させる場合に、その可撓性の
チユーブを遮蔽するために用いられる放射線遮蔽
体に関するものである。
(従来の技術) 可撓性のチユーブなどを遮蔽する場合に使用さ
れる放射線遮蔽体で、放射線遮蔽体自体が可撓性
をもつているものは知られていない。通常は、チ
ユーブの回りに鉛ブロツクを積んで遮蔽したり、
チユーブを大きな遮蔽箱の中に入れるというよう
なことが行なわれている。
(考案が解決しようとする問題点) 鉛ブロツクを積んだりチユーブを遮蔽箱中に収
納するという方法は、取扱いが不便であり、また
大型化する問題がある。
本考案は、可撓性のチユーブなどを遮蔽するた
めに使用される放射線遮蔽体であつて、放射線遮
蔽体自体の形状を任意に設定あるいは変更するこ
とができ、小型で取扱いに便利な放射線遮蔽体を
提供することを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案の放射線遮蔽体では、放射線遮蔽材料に
てなり球面の一部の凹状面とその凹状面に嵌まり
合う形状の凸状面とをもつ複数個の短い遮蔽パイ
プが、前記凸状面と凹状面とが互いに嵌まり合う
ように順次連結され、前記遮蔽パイプの連結体を
その両端から内側を通つて押さえつけることので
きる張力機構が備えられている。
以下、一実施例について具体的に説明する。
第1図は本考案の一実施例を表わし、第2図は
同実施例で使用される上部固定具を表わし、第3
図A及び同図Bは遮蔽パイプを表わし、第4図は
下部固定具を表わす。
2−1,2−2,2−3,……2−nは鉛又は
鉛合金にてなる遮蔽パイプであり、これらの遮蔽
パイプは全て同一形状であり、その形状は第3図
A及び同図Bに示されるように中空の短かいパイ
プ状であつて、一端は軸対称の凹状面4で、球面
の一部からなり、他端はその凹状面4に嵌まり合
う形状の凸状面6となつている。8は上部固定具
であり、鉛又は鉛合金の放射線遮蔽材料にて形成
され、その形状は第2図に示されるように短かい
パイプ状であり、その一端は遮蔽パイプ2−iの
凹状面と同じ凹状面4となり、他端は平面となつ
ている。10は下部固定具であり、これも鉛又は
鉛合金にて形成され、その形状は第4図に示され
るように短かいパイプ状であり、その一端は平面
であり、他端は遮蔽パイプ2−iの凸状面と同じ
凸状面6である。
第1図に示されるように、n個の遮蔽パイプ2
−1〜2−nは一方の遮蔽パイプの凸状面6が他
方の遮蔽パイプの凹状面4に嵌まり合うように順
次連結され、基端部の遮蔽パイプ2−1の下側に
は下部固定具10が嵌め込れ、先端部の遮蔽パイ
プ2−nの先端には上部固定具8が嵌め込まれ、
これらの連結されたパイプの中にワイヤ14が通
されている。ワイヤ14の先端は上部固定具8に
設けられたワイヤ固定具16に固定され、ワイヤ
14の基端部はプーリ18に設けられたワイヤ固
定具20に固定されている。
下部固定具10の下端は、基台12に固定され
ている。
プーリ18はプーリ軸22により基台12に回
転可能に支持され、プーリ18にはレバー24が
取りつけられている。レバー24は実線で示され
る固定位置と破線で示される24aの可動位置の
間で変位することができ、両位置で停止させるこ
とができる。ワイヤ14と、レバー24を備えた
プーリ18は張力機構を構成している。
下部固定具10、遮蔽パイプ2−1〜2−n及
び上部固定具8の連結されたチユーブの内部に
は、放射性同位元素を通すための可撓性のチユー
ブ26が通されている。
本実施例の放射線遮蔽体を所望の形態に設定す
るには、レバー24を24aで示される可動位置
に変位させる。これによりワイヤ14が緩み、各
遮蔽パイプ2−1〜2−n及び上部固定具8は変
位することができるようになり、放射線遮蔽体全
体としては可撓性をもつようになる。
放射線遮蔽体を所望の形状に設定した後、レバ
ー24を固定位置に戻すと、ワイヤ14に張力が
かかり、上部固定具8は下部固定具10との間に
遮蔽パイプ2−1〜2−nを挟んで下部固定具1
0の方向に押し付けられる。これにより下部固定
具10と遮蔽パイプ2−1の間、各遮蔽パイプ2
−1〜2−nの間、及び遮蔽パイプ2−nと上部
固定具8の間の間隙がなくなるとともに、放射線
遮蔽体の形状はその形状のままで固定される。
そして、再びレバー24を可動位置24aに変
位させると、放射線遮蔽体は再び可撓性をもつよ
うになる。
実施例では遮蔽パイプの連結体を両端から押え
つける張力機構として、ワイヤ14と、レバー2
4を備えたプーリ18を使用しているが、他の強
力機構としては例えばワイヤ14の一端を固定
し、他端をスプリングを介して固定するようにし
てもよく、またワイヤ14に代えてワイヤスプリ
ングを使用しその両端を固定するようにしてもよ
い。このようにワイヤとスプリングを用いた場合
又はワイヤスプリングを用いた場合には放射線遮
蔽体は常時可撓性のあるものとすることができ
る。
(考案の効果) 本考案によれば、短かい遮蔽パイプを連結しそ
の両側から押えつけるようにしたので、放射線同
位元素を通したり収納したりする可撓性のチユー
ブを、その内部に通すことができ、小型で取扱い
の便利な放射線遮蔽体を実現することができる。
そして、この放射線遮蔽体は短かい遮蔽パイプの
連結体であるので、その形状を自由に変形するこ
とができる。
また、放射線遮蔽体を、その内部に通すチユー
ブとは独立したものとして構成することができ
る。すなわち、遮蔽パイプの連結体を張力機構で
押さえつけることにより、内部に通すチユーブが
ない状態でも形状を保持することができる。その
ため、放射線遮蔽体を組み立てておいて、その中
に通すチユーブを交換することができるなど、取
扱いが便利である。
さらに、同一形状の遮蔽パイプを連結して放射
線遮蔽体の主要部を構成するので、遮蔽パイプの
構造が簡単で製作が容易であり、組み立ても容易
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す縦断面図、第
2図は同実施例における上部固定具を示す斜視
図、第3図Aは同実施例における遮蔽パイプを示
す斜視図、第3図Bは同遮蔽パイプの断面図、第
4図は同実施例における下部固定具を示す斜視図
である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 放射線遮蔽材料にてなり球面の一部の凹状面と
    その凹状面に嵌まり合う形状の凸状面とをもつ複
    数個の短い遮蔽パイプが、前記凸状面と凹状面と
    が互いに嵌まり合うように順次連結され、 前記遮蔽パイプの連結体をその両端から内側を
    通つて押さえつけることのできる張力機構が備え
    られていることを特徴とする可撓性をもつ放射線
    遮蔽体。
JP1985128116U 1985-08-21 1985-08-21 Expired JPH045040Y2 (ja)

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JP1985128116U JPH045040Y2 (ja) 1985-08-21 1985-08-21

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JP1985128116U JPH045040Y2 (ja) 1985-08-21 1985-08-21

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Publication Number Publication Date
JPS6235299U JPS6235299U (ja) 1987-03-02
JPH045040Y2 true JPH045040Y2 (ja) 1992-02-13

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JP2000041817A (ja) * 1998-05-26 2000-02-15 Niitaka Kagaku Kogyo Kk 料理用保冷器、保冷方法及びドライアイス

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JPS572959U (ja) * 1980-06-06 1982-01-08

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JPS6235299U (ja) 1987-03-02

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