JPH04502573A - 空調方法および装置 - Google Patents
空調方法および装置Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
空調方法および装置
発明の分野
本発明は、吸収液体による2吸収段階に於いて空気から湿気が除去され且つ空気
が冷却される空調方法および装置に関する。
発明の背景および概要
本発明によれば、水分吸収液体との直接的な接触によって空気が除湿される。例
えば酢酸カリウム、酢酸ナトリウム、炭酸カリウム、塩化カルシウム、塩化リチ
ウム臭化リチウムおよび同等成分、或いはそれらの混合物、のような塩を容易に
溶解できる水溶液が吸収液体として適当に使用される。これらの濃縮された塩溶
液は水に対する著しい親和力を示す。従って溶液上方の水蒸気圧は相応に低くな
る。
成る温度および成る相対湿度の空気がこのような濃縮された塩溶液に接触される
ならば、平衡状態の間に存在するよりも低い水蒸気圧が塩濃度によって生じられ
る限り、空気中から水蒸気がその溶液によって吸収される。
水蒸気の吸収によって空気か除湿される場合、吸収液体は吸収した水によって次
第に希釈される。吸収液体の唯一の揮発成分が水であるならば、蒸発させること
で再生ずることができる。これは、水蒸気圧が大気圧もしくはその周囲の圧力を
超えるような温度にまで吸収液体を加熱して水を蒸発させることにより、一般に
達成される。
吸収目的に適当とされる濃縮された塩水溶液は高い沸点上昇を示す。一般に、水
蒸気の吸収によって生じる吸収液体の希釈は比較的僅かである。逆に、多段階で
行なわれる蒸発すなわち機能は一般にうま(行かず、希釈された吸収液体は一般
に1段の蒸発器による蒸発によって再生される。
蒸発器で吸収液体を再生するためには蒸発熱に相当するエネルギー量が必要であ
る。その液体を沸騰温度にまで加熱し、また熱損失などを補償するために付加的
なエネルギーが必要である。
本発明は、濃縮された水−塩溶液の上方の低い蒸気圧を使用して、より高い温度
に於いてその塩溶液中に飽和水蒸気を吸収させるようにする。
本発明によれば、空調装置に於ける1つまたはそれ以上の段すなわち領域を備え
たアブソーバ−に使用される吸収液体は、熱交換器に於いて循環水流によって冷
却される。熱交換器から熱を奪って運び去る水流は、例えばフラッシュタンクに
於けるように減圧された圧力の下で膨張される。これにより、温度低下に相当す
る、すなわち絶対圧力に相当する量の水蒸気が解放される。フラッシュタンク内
での膨張によって解放された水蒸気は凝縮器へ導かれる。この凝縮器は、水−吸
収塩溶液によって絶えず湿らされている表面を備えている。凝縮器に使用される
塩溶液は何れかの適当な供給源から供給され得るが、アブソーバ−内の吸収液体
として使用される塩溶液とされるのが好ましい。この溶液は熱交換器を通して循
環されて、その熱交換器で冷却される。水蒸気は、その塩溶液より上方の水蒸気
圧がフラッシュタンクからの膨張によって解放された蒸気圧よりも低い間は、塩
溶液によって吸収される、すなわち凝縮される。従って、約20°Cもしくは水
蒸気の飽和温度より高い温度の塩溶液内に水蒸気を凝縮させることが可能となる
のである。
従って本発明の目的は、空調装置に於いて低い空気温度および低い絶対湿度を生
み出す方法を提供することである。
本発明の他の目的は、吸収技術を使用した空調装置の効率を改善し、エネルギー
消費量を低減することである。
本発明のこれらのおよびその他の目的および利点は以下の詳細な説明および添付
図面から明白となろう。
図面の簡単な説明
第1図は、水を吸収する塩溶液が2段階の吸収段に於いて空気の除湿および冷却
に使用された空調装置を示す概略的なフローチャート。
第2図は、第1図の凝縮器105の垂直横断面図。
第3図は、第2図に示した凝縮器の線3−3に沿う横断面図。
現在好ましいとされている実施例の説明第1図に示されるように、この空調装置
は2つの吸収領域すなわち段101および102を有するアブソーバ−100と
、熱交換器103と、フラッシュタンク104と、第1凝縮器105と、第2凝
縮器106と、蒸発器107と、クーラー108と、第2熱交換器134とを含
んでいる。第1図は吸収領域101および102を別々のユニットとして示して
いるが、両方の吸収領域が1つの装置に組み付けられることができることは理解
されよう。また、1つのアブソーバ−よりも多数のアブソーバ−が使用できるの
である。
導管109を通る空気流は、導管120を通して吸収領域101へ供給される濃
縮された吸収液体の少なくとも1部と直接に接触されるようになされる。吸収段
102へ給送された濃縮された吸収液体の第2の部分はまず熱交換器103にて
循環水流との直接的な接触によって冷却される。この水流か吸収液体から熱を奪
って持ち去るのである。第1図に示したように、吸収液体は吸収段102および
熱交換器103を通して循環され、一定した比較的低い湿度で吸収を行うように
なす。水は導管l]2を通して熱交換器】03に導かれ、導管113を通してそ
の熱交換器から流出される。熱交換器103から排出された加熱された水は抑制
バルブ155のような圧力制御装置を経てフラッシュタンク104へ送られ、こ
のタンクにて圧力が十分に低下されて水蒸気を解放するようになされる。水の蒸
発には熱が必要であり、この熱は水から奪われて水温を低下させる。水の温度低
下に相当する量の水蒸気が解放される。この水蒸気はしかる後にフラッシュタン
ク104から排出され、導管114を通して第1凝縮器105へ送られる。残り
の水は、導管116を通して好ましくはポンプ115によって熱交換器103に
再循環される。水は蒸発によって連続的に消費され、追加水が必要に応じて導管
117を通して供給される。
第2図および第3図に示されるように、第1凝縮器lO5は複数の垂直に配向さ
れるのが好ましいチューブ状の熱交換部材118を好ましく含んでおり、各熱交
換部材は第1の内面118aおよび第2の外面118bを存している。熱交換部
材はケーシング119内に収容されている。このケーシングは凝縮されるべき蒸
気の入口120と、吸収液体が流入するための入口121と、凝縮される水蒸気
が凝縮することによって希釈された吸収液体のための出口122とを備えている
。凝縮器105は更に空気の入口123および空気の出口124を備えている。
出口125が凝縮されなかったガスすなわち水蒸気を取り出すために備えられて
いる。真空ポンプ(図示せず)が出口125に接続できる。
各熱交換部材の上端部および下端部が取り付けられる上部チューブシートすなわ
ちプレート126および下部チューブシート127は、ケーシングの垂直壁のそ
れぞれの部分とともに包囲空間128を形成している。プレート129が上部チ
ューブプレートの下側に位置されており、熱交換部材の外面118bの周囲に空
隙を形成して、入口121を通して供給される吸収液体が薄い液体フィルムとし
て各熱交換部材の外面に沿って好ましくは均一に流下するようになされている。
ケーシング119の上端部のインペラー130が熱交換器手段を通して上方へ空
気を吸引する。
膨張によってフラッシュタンク104内で解放された水蒸気は導管114を通し
て凝縮器105の入口120へ送られる。この凝縮器105はケーシング119
の上部および下部のプレート126および127と垂直壁とによって形成された
熱交換部材118の外面の回りの空間に連通されている。水蒸気は導管131を
通して吸収領域102から排出された吸収液体と接触され、入口I21に送られ
、そして熱交換部材の外面118bに沿って好ましくは均一に流下される。
入口120を通して凝縮器105に供給された水蒸気は熱交換部材の外面上に凝
縮し、適当なポンプ(図示せず)によって出口122を通して吸収液体とともに
取り出されるのが好ましい。液体上方の水蒸気圧が水蒸気のそれよりも低い状態
となるような吸収液体の温度およびその濃度である限りに於いて、水蒸気は吸収
液体によって吸収される。希釈された吸収液体は導管132および133を通り
、熱交換器134を経て蒸発器107へ送られる。水蒸気の凝縮によって解放さ
れる熱は、入口123を通って凝縮器105の熱交換部材の内面118a上を流
れる空気によって奪われ、出口124を通して流出する空気とともに取り出され
る。
吸収段101にて空気から湿気を取り去った吸収液体の少なくとも1部は導管1
35を通して排出され、分岐管136を通して第2凝縮器106へ送られる。第
2凝縮器106は垂直に配置されるのが好ましい複数の間隔を隔てた熱交換部材
137を好ましく含んでいる。これらの熱交換部材は対をなす平行プレートで構
成され、これらのプレートは縁部にて連結されて複数の閉じた空間をケーシング
すなわちハウジング119の内部に形成している。他の従来のチューブ形式の熱
交換器のような熱交換部材も使用できる。開かれたチャンネルが熱交換部材の間
に形成されている。各熱交換部材の内部は上端部にて水蒸気のための入口138
に接続され、下端部にて凝縮液のための出口139に接続されている。複数の開
口すなわちスプレーノズルを備えた分配器が長手方向に延在されて各熱交換部材
の上方でハウジングを槙断しており、熱交換部材の外面上に実質的に均一とされ
るのが好ましい吸収液体の分配を行うための手段を形成するようになされている
。
従って、蒸発によって濃縮されるようになされる希釈された吸収液体の1部はア
ブソーバ−101から分岐管136を通して第2凝縮器106へ給送され、凝縮
器106の各熱交換部材137の上方に配置されている分配手段140に導かれ
て、熱交換部材137の外面上に好ましくは均一な薄いフィルムとして吸収液体
を流下されるようになされる。1つもしくはそれ以上の熱交換部材143を包囲
している蒸発器107のハウジング142の頂部に接続されるのが好ましい導管
141を通して供給された水蒸気は、入口138を通して熱交換部材137に導
かれる。水蒸気は蒸発器107から取り出されるのが好ましいが、他の供給源か
らの蒸気も使用することができる。しかしながら蒸発器107から流出した蒸気
の使用は、付加的な蒸発器の機能を必要とすることになる。従って使用された蒸
発器1070個数が文字(n)で示されるならば、本発明の好ましい実施例の方
法は(n+1)の蒸発機能すなわち段を必要とすることになる。熱交換部材13
7の外面に沿って流下する吸収液体は蒸発器107から流出する高温水蒸気と間
接的に接触して加熱される。入口123を通して供給され、第2凝縮器106の
熱交換部材の外側にてケーシング119を通して流れる空気は、吸収液体との間
接的な接触によって吸収液体の蒸気圧を低下させ、水の蒸発を引き起こす。
この水蒸気は出口124を通して凝縮器から流出される空気とともに取り出され
る。蒸発による冷却を行わないで吸収液体を冷却させるのに必要とされる掃気量
は、説明したような蒸発冷却による場合の約10倍となる。入口123を通して
、ハウジング119を通して流される掃気は従って注意深く釣り合わされる。一
般に、入口123に導入された空気の約90%はその空気が凝縮器105および
/または凝縮器106と接触されるようになされる前に引き出される。この引き
出された空気流は図面に示されていない。
吸収液体からの水の蒸発には熱エネルギーが必要であり、この熱エネルギーは熱
交換部材137の内部の水蒸気から取り出されて、その水蒸気を凝縮させるよう
になす。吸収液体に水蒸気が間接的に接触されて熱交換部材137の内部に形成
される凝縮液の少なくとも1部は出口139を通して取り出され、以下に更に完
全に説明されるように、導管144を通してハウジング119の下部に配置され
るのが好ましいクーラー108へ送られる。
凝縮器106にて集められた凝縮液の他の部分は分岐管158を通して分配器1
56へ給送され、冷却液として使用されるようになされて、凝縮器JO5の各熱
交換部材118の内面118a上を均一とされるのが好ましい薄い液体フィルム
として流下されるようになされる。付加的な冷却水が必要に応じて入口160を
通して装置に追加されることかできる。
水の蒸発によって予め濃縮されている吸収液体は熱交換部材137の下端部の下
側に配置されるのが好ましい容器すなわちバット145の中に滴下される。予め
濃縮されているこの吸収液体は次に導管133を通して、好ましくは熱交換器1
34を経て蒸発器107に給送され、蒸発器から先に引き出された濃縮された吸
収液体と間接的に接触されることによって、蒸発器に流入する前に温度を上昇さ
れるようになされる。
この蒸発器は複数の熱交換部材143を含んで構成されるのが好ましい。これら
の熱交換部材は凝縮器106の熱交換部材と同様とされることができ、燃料ガス
、高温水或いは蒸気のような加熱流体のための入口146および出口147を備
えている。熱交換部材143の上端部の上方に配置された分配手段148は熱交
換部材の外面上に好ましくは均一に吸収液体を供給する。この吸収液体は沸点ま
で加熱され、これにより熱交換部材の表面上を流下する吸収液体から水が蒸発さ
れる。ハウジング142の底部に集められた濃縮された吸収液体は排出導管14
9を通して蒸発器から引き出される。この濃縮された吸収液体の少なくとも1部
が導管150を通して分配手段】48へ再循環される。濃縮された液体の残りは
導管151を通り、熱交換器134を経て、分岐管152を通してクーラー10
8を経て吸収段101へ送られ、また、分岐管153を通して熱交換部材103
を経て吸収段102へ送られる。
熱交換部材143の表面上での吸収液体の蒸発によって蒸発器107のケーシン
グ142内に発生した水蒸気は、蒸発器から引き出されて導管141を通して凝
縮器106へ送られ、そこで凝縮されるようになされるとともに、吸収液体を予
め濃縮するための加熱媒体として作用するようになされる。
クーラー108へ給送された吸収液体は熱交換部材】54に導かれる。この熱交
換部材は第2凝縮器106の熱交換部材と同様に設計されることかできる。クー
ラーの熱交換部材は第1凝縮器105の熱交換部材よりも下方に配置されるのが
好ましい。この吸収液体は熱交換部材154の上方に配置された分配手段155
によって供給された冷却液と間接的に接触されるようになされる。
そして、熱交換部材154の外面上を均一とされるのか好ましい薄い液体フィル
ムとして流下されるようになされる。この冷却液は主として凝縮器106からの
凝縮液で構成される。本発明の付加的な利点は、凝縮器106からの凝縮液かク
ーラー108および凝縮器105の熱交換部材上での冷却液として使用できるこ
とである。この凝縮液の使用は特に有利である。何故ならば、それが実質的に蒸
留水で構成され、従ってクーラー108の熱交換部材154や凝縮器105の熱
交換部材118の熱交換面に皮殻を形成して付着するのが避けられるからである
。
凝縮器105.106およびクーラー108の熱交換部材、およびケーシング1
19は冷却タワーを好ましく形成し、このタワーを通してインペラー130によ
って空気か引き出されるようになされる。ケーシングすなわちハウジング11.
9を通して、冷却液によって湿らされた外面に直接接触してクーラー+08の熱
交換部材154の外面上を流れる空気は、冷却液の蒸発を引き起こす。
この蒸発水は空気流から除去される。水の蒸発は熱奪取を生じ、この熱は熱交換
部材154の内部の吸収液体から取り出される。冷却された吸収液体は次に導管
110を通して第1吸収段101へ送られる。
指摘したように、凝縮器106を伝達凝縮液の少なくとも1部は第1凝縮器10
5の上部のチューブプレート126の上方空間へ給送され、熱交換部材118の
内面上を液体フィルムとして流下され、これにより蒸発冷却を引き起こして、特
に入口123を通してハウジング119に流入する空気流との組み合わせに於い
て、いっそう有効な冷却方法を生み出すのである。更に、導管109内の空気流
の湿度および温度は空気流内にて蒸発されるようになされる水のスプレーによっ
て制御することができる。
例
処理すべき8,100kg/hの空気が次の条件、すなわちt=30/27℃、
x=0.021.1=83kJ/kg、の下で導管109を通してアブソーバ−
101および102へ給送された。
約140kg/hの水が吸収段101および102にて除去された。吸収段10
1に於ける温度は、37,300 kg/ hの吸収液体を循環させることで維
持された(等温吸収)。この吸収液体はクーラー108で約50,000kg/
hの空気によって冷却された。クーラー108の冷却段の間に、掃気状態が次の
ように変化された。すなわち、第1凝縮器105に流入する前に、t=30/2
9°C,x=0.026からt=31.5/30.5℃モしてx=0.031へ
変化された。
凝縮器105に於いては、15℃で0.017バールの水蒸気が約41°Cの温
度の吸収液体に吸収された。これは水蒸気圧に相当する。水の吸収により吸収液
体は約70kgの水が追加された。この吸収液体は掃気によって空気が吸収液体
の上方以外に熱交換面の反対側を流される間には空気中の水含有量は変化されな
かった。
第2の凝縮器106に於ける条件は次の通りとされることができる。蒸気は1バ
ールで145°Cに過熱された状態で蒸発器107を出る。凝縮器106に於い
て凝縮は1バール且つ+00°Cで生じた。蒸発冷却は、分配器140を通して
熱交換部材137の外面上に吸収液体を給送することで行われた。吸収液体は熱
交換(図面に示していない)によって約83°Cまで予熱され、熱交換面上の液
体フィルムは約88°Cの温度に達した。吸収液体のフィルムより上方の実際の
水蒸気圧は約150mmHgとなり、50. 000kg/hの掃気の中の13
,700kg/hが凝縮器106の上を通過され、これにより蒸発が行われて、
約90kg/hの水が蒸気として除去された。
掃気の残りは凝縮器106に到達する前に、バイパスされ引き出された(図面に
示されていない)。約120kg/hの水の残りが蒸発器107にて蒸発され、
凝縮器106へ給送された。本発明によれば、約120kg/hの水を蒸発させ
るのに必要とされるエネルギー要求によって約210kg/hの水を蒸発させる
ことが可能となる。
上述した好ましい実施例および例は図解の目的だけのためのものであり、本発明
の範囲を制限するように構成されたものではないことが理解されよう。本発明の
範囲は請求の範囲の欄に適正に記述されている。本発明は現在のところ最も現実
的で好ましいとされる実施例を示し説明したが、当業者には多くの変更が本発明
の範囲内でなし得るということが明白となろう。
Fl[3,2
FIG、 3
補正書の翻訳文提出書 (特許法11!184条)8)平成4年1月9日
劇
Claims (11)
- 1.空調のための方法であって、 第1および第2の吸収領域を有するアブソーバーに於いて空気を、前記第1およ び第2の吸収領域を通して循環されている塩水溶液を含んで構成された吸収液体 と接触させ、 熱交換器に於いて循環された冷却水と間接的に接触させることで前記第2の吸収 領域を通して循環される吸収液体を冷却し、 前記熱交換器から前記冷却水を排出し、前記熱交換器から排出された前記冷却水 を減少された圧力の下で膨張させて、前記冷却水の少なくとも1部を冷却水蒸気 に変換し、残りの冷却水は前記熱交換器へ再循環させるようになし、 前記冷却水蒸気を凝縮し且つまた前記冷却水蒸気を吸収液体に吸収させて前記吸 収液体を希釈し、前記吸収液体が前記冷却水蒸気よりも低い水蒸気圧を有するよ うになし、 蒸発器に於いて蒸発させることで前記希釈された吸収液体を濃縮し、 前記濃縮された吸収液体を前記アブソーバーへ再循環させる、 ことを特徴とする空調方法。
- 2.請求の範囲第1項に記載された方法であって、前記冷却水蒸気が熱交換部材 の第1の冷却面上で吸収液体に吸収され、第2の面を前記第2の面に沿って流れ る空気流によって第1の面との熱交換関係において冷却する、ことを特徴とする 空調方法。
- 3.請求の範囲第1項に記載された方法であって、更に、 前記第1の吸収領域から排出される前記吸収液体の少なくとも1部を、蒸発器の 加熱流体と間接的に熱交換することによって沸点まで加熱して水蒸気を形成させ 、凝縮器に於いて冷却液体により前記水蒸気を濃縮し、前記蒸発器に於いて濃縮 された前記凝縮吸収液体を冷却液体として使用し、 前記吸収液体と接触させて前記凝縮器を通して空気を循環させて蒸気圧を低下さ せ、 前記蒸発器から前記アブソーバーへと前記濃縮された吸収液体を再循環させる、 ことを特徴とする空調方法。
- 4.請求の範囲第3項に記載された方法であって、前記吸収液体が前記凝縮器で 冷却液体として使用される前に前記蒸発器で濃縮されることを特徴とする空調方 法。
- 5.請求の範囲第3項に記載された方法であって、吸収液体が凝縮器で冷却液体 として使用された後に前記蒸発器で濃縮されることを特徴とする空調方法。
- 6.請求の範囲第3項に記載された方法であって、更に、 前記吸収液体の少なくとも1部を、冷却面上の冷却液体との間接的な熱交換関係 に前記液体をもちこむことにより冷却し、 前記蒸発器から前記水蒸気を凝縮させて形成した凝縮液を前記冷却面上の冷却液 体として使用し、前記凝縮液から水蒸気を空気流に蒸発させ、前記冷却された吸 収液体を前記アブソーバーへ再循環させる、 ことを特徴とする空調方法。
- 7.請求の範囲第1項に記載された方法であって、前記吸収液体が酢酸カリウム 、酢酸ナトリウム、炭酸カリウム、塩化カルシウム、塩化リチウム、臭化リチウ ム或いはそれらの混合物、を含む水溶液であることを特徴とする空調方法。
- 8.空調装置であって、 空気流を循環される吸収液体と接触させるための2つの吸収領域を有するアブソ ーバーと、 前記アブソーバーと連通し、前記第2の吸収領域を通して循環される前記吸収液 体から冷却水の循環流に対して熱を伝えるための熱交換器と、 冷却水の前記循環流から水蒸気を解放させるフラッシュタンクと、 前記第2の吸収領域および前記フラッシュタンクと連通され、前記冷却水から解 放された水蒸気を凝縮させるために、前記水蒸気を凝縮させて前記吸収液体に吸 収させるための冷却面を有する第1の熱交換部材を含んでいる第1の手段と、 前記タンク内部および前記第1の凝縮手段の前記冷却面上に減少された圧力を維 持するための手段と、前記熱交換器および前記フラッシュタンクを通して水を循 環させる手段と、 吸収液体および前記第1の凝縮手段からの凝縮液を蒸発器へ送って前記吸収液体 を濃縮させるようになすための第1の通路手段と、 を特徴とする空調装置。
- 9.請求の範囲第8項に記載された装置であって、更に、 前記第1の凝縮手段から流出した前記吸収液体を蒸発させて水蒸気を発生させる 第2の熱交換部材を含む前記吸収液体を蒸発させる手段と、 前記第2の熱交換部材が第1および第2の面を有していて、その前記第2の面に 熱を加えることで前記第1の面上の前記吸収液体を凝縮させるようになっている ことと、 第1および第2の面を有する第3の熱交換部材を含み、前記第3の熱交換部材の 前記第2の面上で予備的に濃縮させるために前記第1の吸収段から排出された前 記吸収液体に熱を伝えて、前記第3の熱交換部材の前記第1の面に蒸気を凝縮さ せることで凝縮液を形成するようになす吸収液体を凝縮させる第2の手段と、前 記第2の凝縮手段と連通されており、前記第3の熱交換部材の前記第2の面上の 水蒸気圧を同時に低下させることで前記吸収液体を蒸発させるように空気流を導 くための手段と、 前記第2の凝縮手段から前記蒸発手段へ予備濃縮された吸収液体を送る第2の通 路手段と、 前記蒸発手段から前記第2の凝縮手段へ前記水蒸気を送る第3の通路手段と、 前記蒸発手段から前記アブソーバーへ前記濃縮された吸収液体を送る第4の通路 手段と、 を特徴とする空調装置。
- 10.請求の範囲第9項に記載された装置であって、更に、 第1および第2の面を有する第4の熱交換部材を含み、前記第4の熱交換部材の 前記第2の面上の前記凝縮液に熱を伝えて、前記第4の熱交換部材の前記第1の 面上の前記液体を冷却する手段と、 前記冷却手段と連通し、前記凝縮液の水蒸気圧を同時に減少させるように空気流 を導く手段と、前記第2の凝縮手段から前記クーラー手段へ前記凝縮液を送る第 5の通路手段と、 前記クーラー手段からの冷却された吸収液体を前記第1の吸収領域へ送るための 第6の通路手段と、を特徴とする空調装置。
- 11.請求の範囲第10項に記載された装置であって、前記第1の凝縮手段の前 記第1の熱交換部材が前記クーラー手段の前記第4の熱交換部材の上方に配置さ れ、また、前記第2の凝縮手段の前記第3の熱交換部材が前記第1の熱交換部材 の上方に配置され、前記全ての熱交換部材が同じハウジング内部に配置されてい ることを特徴とする空調装置。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/FI1989/000109 WO1991000772A1 (en) | 1988-06-13 | 1989-07-10 | Air conditioning process and apparatus |
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JP50779589A Pending JPH04502573A (ja) | 1989-07-10 | 1989-07-10 | 空調方法および装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6179961A (ja) * | 1984-09-28 | 1986-04-23 | 株式会社日立製作所 | 吸収式冷凍サイクル |
JPS6223419A (ja) * | 1985-07-24 | 1987-01-31 | Takasago Thermal Eng Co Ltd | 湿式除湿機 |
-
1989
- 1989-07-10 JP JP50779589A patent/JPH04502573A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6179961A (ja) * | 1984-09-28 | 1986-04-23 | 株式会社日立製作所 | 吸収式冷凍サイクル |
JPS6223419A (ja) * | 1985-07-24 | 1987-01-31 | Takasago Thermal Eng Co Ltd | 湿式除湿機 |
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