JPH04502289A - 剛性の細長い部材の製造に使用される材料圧縮装置 - Google Patents

剛性の細長い部材の製造に使用される材料圧縮装置

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JPH04502289A
JPH04502289A JP2510952A JP51095290A JPH04502289A JP H04502289 A JPH04502289 A JP H04502289A JP 2510952 A JP2510952 A JP 2510952A JP 51095290 A JP51095290 A JP 51095290A JP H04502289 A JPH04502289 A JP H04502289A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 剛性の細長い部材の製造に使用される材料圧縮装置に一亙−立−団 この発明は、材料圧縮装置に関するものであり、特に、剛性の細長い構造部材を 製造する機械に使用することができる材料圧縮装置に関するものであるが、それ に限定されるものではない。このような装置は切りくず、おがくず、またはそれ に対応する材料などのバインダを湿らせたルーズな繊維材料からなる最初の材料 の圧縮に使用され、その後、その材料が加熱セクションで乾燥され、これによっ て前記細長い部材が形成される。
この発明は、前述した目的の機械に使用され、バインダを湿らせたルーズな繊維 材料が圧縮される圧縮セクション、すなわち圧縮ユニットを有する簡単な材料圧 縮装置を提供するものである。この機械は圧縮された材料のバッチを乾燥させる 加熱セクションおよび圧縮ユニットで圧縮された材料を加熱セクションに送る搬 送手段を有する。
この発明を理解するため、ここに使用されている用語“材料のバッチ“は明確に 定義されるバッチを意味するものではなく、幾つかのこのようなバッチが細長い 部材、すなわちビームの形成に要求され、互いに隣接するバッチ間の中間面が明 確に形成されないということを理解すべきである。
用語“バッチ2は材料のバッチを充填することができる圧縮セクションおよび可 動壁部および底部からなる加熱部によってなされる連続製造プロセスの理解が容 易であるようにするためのものである。
背景技術 前述した種類の機械が国際特許出願PCT/5E84100303号から知られ ており、同特許出願は細長い部材(ビーム)を製造するための装置を開示し、圧 縮装置が圧縮セクションに取り付けられ、計量工程によって形成される個別のバ インダを湿らせた材料のバッチを変位させ、圧縮することができ、個別の圧縮さ れた材料のバッチを順次高周波加熱セクションに通すことができる。
前述した特許出願は加熱セクションを通った後、ピストンが前記加熱セクション の中心線と同方向で完成された材料、すなわちビームの送り出し方向に水平方向 に往復移動することができる圧縮セクションを開示する。
ピストンが第1位置、後退位置に配置されているとき、バインダが湿されたルー ズな材料のバッチが圧縮チャンバ内に落下するか、または他のピストンによって それが前記チャンバに押し込まれ、その後チャンtXIが閉じられ、水平のピス トンが加熱セクションに向かって移動し、前述した材料のバッチが前記圧縮チャ ンバ内でその前のバッチに向かって圧縮され、十分高い圧縮程度まで圧縮された 後、加熱セクションに配置されているすべての材料のバッチが最後に圧縮される バッチとともに圧縮されたバッチの軸方向長さと等しい加熱セクションの距離に 渡って変位し、ピストンをその後退位置に復帰させることができ、バインダが湿 されたルーズな材料の新しいバッチをピストンの前方に落下させることができる 。
スウェーデン特許明細書第415547号(スウェーデン特許出願第78097 08−4号)のものも周知の従来技術である。この刊行物は壁部が水平方向に往 復移動可能であり、圧縮された材料のバッチを案内し、送るための手段として作 用する加熱セクションを教示する。
前記各側には分離した材料のバッチから製造される細長い部材が要求され、異な る圧縮程度の中間面、すなわち境界領域によりバッチが互いに分離され、繊維の 方向は垂直面内に配置される。
前述技術を考慮したとき、技術的課題は、簡単な手段により、加熱セクションの 可動部分または要素が圧縮された材料を加熱セクションに送るための手段として 作用するだけではなく、力を材料に逆方向に伝達するための手段として作用し、 加熱セクションに配置された材料が圧縮セクションに配置された材料のバッチを 圧縮するための圧縮装置、すなわち圧縮ピストンとして作用するようにすること にあるのは明らかである。
他の技術的課題は、加熱セクションの圧縮された材料と加熱セクションの壁部お よび他の部分などの可動部分間に作用する摩擦力を選定し、制御し、これによっ て圧縮力を制御することができるということを認識することにある。
技術的課題は、後述するように、複数の制御パラメータ、少くとも9つのパラメ ータのうちの1つまたはそれ以上の制御パラメータを制御し、これによって圧縮 力を制御することができるということを認識することにあるのも明らかである。
他の技術的課題は、材料と可動部材間の相対移動がない場合、加熱セクショの圧 縮された材料とその可動部分間に作用する摩擦力が非常に大きく、相対移動が生 じるとき、その力が著しく減少するということを認識し、利用することにある。
他の技術的課題は、乾燥工程の初期段階において、高い水分含有率をもつ圧縮さ れた材料が膨張し易いため、摩擦力が予期された値よりも大きくなるということ を認識し、利用することにある。
他の技術的課題は、1つまたはそれ以上の前述した技術的課題を解決する圧縮装 置により、圧縮セクションの圧縮程度を増加させ、これによって製造率を増加し 、予圧手段として作用することもできるねじコンベヤまたは同様の周知のコンベ ヤによってこれを容易になすことができるということを認識することにある。
技術的課題は、ねじコンベヤにより、前記コンベヤ内に順次増加する圧力の領域 を得ることができ、ねじコンベヤの先端において、円形断面の予め定められた程 度まで予圧されたバインダが浸された材料の集合体または集塊体が得られ、これ が直角(矩形状)スペースに押し込まれ、前記材料の集合体の形状が定められた 程度の予圧状態で変化し、その後、最終程度の予圧状態が得られるということを 認識し、利用することにあるのも明らかである。
他の技術的課題は、完成した細長い部材の容量当たりの重量にルーズな材料の個 別のバッチの分配および計量装置を設け、バッチを隣接バッチから見分けること ができないようする必要があるにもかかわらず、材料のバッチを著しい境界層が 生じないよう進行させることができ、圧縮セクションに近接したピストン充填分 配装置を設けることができるようにすることにあるのは明らかである。
技術的課題は、前述した技術的課題を解決する圧縮セクションにより、結合剤が ニカワであり、ルーズな材料が切りくずまたはおがくずであるとき、ルーズな予 圧およびその直後の軸方向の局部的に作用する最後の圧縮によって最終程度の圧 縮を達成し、細長い部材が予め定められた機械強度特性をもつようにせねばなら ないということを認識することにあるのも明らかである。
技術的課題は、ねじコンベヤによって材料のバッチを企図された程度まで圧縮し 、壁部、底部および上部などの1つまたはそれ以上の部分を変位させ、これによ って最終圧縮状態を得ることができるようにし、これによって1つまたはそれ以 上の前述した技術的課題を解決することにあるのも明らかである。
加熱セクションの可動部を使用するとき、技術的課題は、前記加熱セクションの 壁部が圧縮セクションに向かって変位するとき、そして十分高い逆圧が生じると き(ねじコンベヤからの圧縮作用および力)、圧縮セクションの材料のバッチの 破断、すなわちバッチの材料の垂直方向の変位は生じないということを認識する ことにあるのは明らかである。
前述したスウェーデン特許出願に開示されている技術を考慮したとき、技術的課 題は、加熱セクションに配置される圧縮された材料によって生じる圧縮力のすべ てまたは少くとも一部を、材料コンベヤと加熱セクションへの入口間の比較的長 いセクションに生じさせることが可能であることを認識することにあるのは明ら かである。
技術的課題は、早期に定められる境界層が強度減少作用をもち、その両側の材料 のバッチが互いに異なる圧縮程度をもつが、その境界層を目立たないようにし、 減少させ、均質で強度の大きい細長い部材を形成することができ、必要な圧縮力 の大部分または生じる力のすべてを形成されたセクションに作用させることがで き、前記セクションに配置された収縮部によって圧縮程度を変化させることがで きるということを認識することにあるのも明らかである。
これに関連し、技術的課題は、収縮部の形状の重要性を認識し、それが加熱セク ションかられずかに収斂するようにし、前記収縮部の形状および長さおよび幅を 細長い部材の断面形状、使用される繊維材料、バッチからなる圧縮材料の長さお よび他のパラメータに適合させることの重要性を認識することにあるのは明らか である。
他の技術的課題は、収縮部の長さを前記収縮部の性質および形状、細長い部材の 断面形状、望ましい圧縮力などに適合させることの重要性を認識することにある 。
他の技術的課題は、前記長さは加熱セクションに入る圧縮された材料のバッチの 長さの少くとも半分であるべきであるということを認識することにある。
他の技術的課題は、収縮部を細長い部材の断面形状を決定する側面に係合させ、 たとえば狭い断面形状の場合、1つの側面に適合させ、広い断面形状の場合、2 つの側面に適合させ、断面形状が矩形状である場合、3つまたはそれ以上の側面 に適合させることの重要性を認識することにある。
技術的課題は、使用される収縮部を作用および非作用位置間に変位させることが でき、直角断面形状の細長い部材を製造し、それが矩形状断面(正方形を含む) であることが好ましいとき、収縮部に3つの側面をもつU字形状の横断面または 同様の断面をもたせるべきであり、これら3つの側面によって3つの互いに係合 する可動収縮部形成部を形成すべきであるということを認識することにあるのも 明らかである。
技術的課題は、材料のバッチが予め定められたガイド線に沿って圧縮され、加熱 セクションを通る前、最終的に圧縮された材料のバッチが望ましい断面形状に回 転するとき、それによって得られる利点を認識することにある。
他の技術的課題は、収縮部の断面形状が最終的断面(特定の断面)であり、加熱 セクションの壁部に前記特定の断面と対応する形状をもたせることにより、加熱 セクションに入る前、材料のバッチをわずかに回転させるだけでよいか、または 全く回転させる必要がなく、加熱セクションの下流で大きさを適合させる必要が なく、それによって得られる利点を認識することにある。
他の技術的課題は、収縮部形成部材の形状および角度を選定し、材料の集合体を 圧縮するとき、収縮部が必要な逆圧を生じさせるようにすることの重要性を認識 することにある。
他の技術的課題は、固定または可動収縮部を設け、圧縮セクションに容易にルー ズな繊維材料を充填することができるようにすることにある。
他の技術的課題は、収縮部の内部形状、普通はその角度を選定し、生じる圧縮熱 を十分大きい面領域に渡って分布させることができ、材料の局部的硬化が生じ易 い局部的熱集中を防止することができるようにすることにある。
他の技術的課題は、収縮部の長さを先に圧縮されている材料のバッチが進行する 距離に関連させて選定することの重要性を認識することにある。
他の技術的課題は、加熱セクションの選定された断面と比較し、収縮部の減少す る断面を配置する範囲を認識することにある。
重要な技術的課題は、簡単な密度制御を得ることができるようにすることにある 。
密度制御に関連し、技術的課題は、加熱セクションの可動側面と前記セクション に配置され、前記可動側面に追随する圧縮された材料のバッチ間に作用する静摩 擦によって生じる力を効果的に利用し、調整することにある。
他の技術的課題は、圧縮段階において、特に、静摩擦面が動摩擦面よりも大きい ことを保証し、前記静摩擦から得られる力は圧縮された材料のバッチと前記側面 間の相対移動によって生じる力よりも大きいことを保証することにある。
これに関連し、他の技術的課題は、ある表面を互いに補完することができ、それ は対向面であることが好ましく、可動面によって固定面を補完することができる ようにすることの重要性を認識することにある。
他の技術的課題は、収縮部を形成する1つまたはそれ以上の部分の特定の移動パ ターンを提供し、この移動を加熱セクションの壁の移動および他のファクタに関 連させ、互いに隣接する材料のバッチ間に生じる境界層の大きい圧縮深さまたは 圧縮距離を得ることができるようにすることの重要性を認識することにある。
解 決 この発明はバインダを湿したルーズな材料から剛性の細長い部材を製造する機械 に使用することができる材料圧縮装置に関するものであり、前記機械はバインダ を湿したルーズな材料を圧縮する圧縮セクション、圧縮された材料を乾燥し、硬 化させる加熱セクション、および圧縮セクシ5ンの圧縮された材料を加熱セクシ ョンに通すコンベヤ装置を有する。
の移動方向に往復移動可能であるということに基づくものである。
前述した技術的課題を解決するため、この発明によれば、1つまたはそれ以上の 前記加熱セクションの部分の移動により、加熱セクションに配置された先に圧縮 されている材料が圧縮セクションに向かって移動し、これによって圧縮セクショ ンに配置された材料のバッチが圧縮され、先に圧縮されている材料が細長い部材 の長さ方向に移動する圧縮ピストンまたはラムとして作用する。
この発明を展開したものでは、加熱セクションに配置された材料が圧縮セクショ ンに向かって変位し、先に圧縮されている材料と圧縮セクションに向かって移動 する加熱セクションの部分間に作用する摩擦力を越えることができない大きい力 を生じさせる。
圧縮された材料と圧縮セクションに向かって移動する加熱セクションの壁部およ び底部間に作用する摩擦力によって決定される力により、加熱セクションに配置 された圧縮された材料を圧縮セクションに向かって移動させることもできる。
したがって、圧縮セクションに配置される材料が受ける圧縮程度については、加 熱セクションに配置された材料を圧縮セクションに向かって押圧することができ る力によってそれが選定され、1つまたはそれ以上のパラメータによってその力 を制御し、減少させることができ、そのパラメータは、 a)壁、底部および上部などの加熱セクションの可動部の数の減少、b) 加熱 セクションの部分間の離れ角の増加、C)乾燥効果を保ち、材料が加熱セクショ ンを通る速度の減少、d)速度が維持される乾燥効果の増加、e)低い温度で乾 燥または硬化される切りくずまたはおがくずとニカワの混合物の選定、 f)異なる材料の混合物の製造、 g) 使用されるニカワの比率の増加、h)加熱セクションに沿った乾燥力の分 布の変化、i)ニカワの混合物の入力温度の増加 である。
圧縮セクションに配置された材料のバッチを大きい、または小さい程度をもって 予圧することができ、増加した予圧作用によって製造率を増加させることができ る。
材料のバッチを圧縮セクションに送るコンベヤによって圧縮セクションに配置さ れた材料のバッチを予圧することが好ましい。
単一のねじコンベヤによって圧縮セクションに配置された材料のバッチが予圧さ れる。
さらに、圧縮程度を最終の細長い部材の望ましい密度に従って変化させることが でき、バインダがニカワであり、ルーズな繊維材料が切りくずまたはおがくずか らなるものであるとき、最終圧縮程度はおよそ5:1である。
加熱セクションに配置された材料と加熱セクションの前記部分間に生じ、細長い 部材の長さ方向に作用する摩擦によって生じる力によって圧縮セクションに配置 された材料のバッチの最終圧縮程度が得られる。
プロセスの最終圧縮段階において、低い圧縮程度まで圧縮された材料のバッチを 円筒状および非円筒状で進行させることができる。
さらに、圧縮セクションに配置され、加熱セクションから離れた圧力吸収面は前 記圧縮セクションに近接した加熱セクションの断面積よりも小さい。
1つまたはそれ以上の前述した技術的課題を解決するため、この発明によれば、 前記コンベヤの影響がないか、またはわずかに影響があるだけである場合、前記 壁および前記材料が移動するとき、加熱セクションの圧縮された材料によって圧 縮セクションに生じる圧縮力が前記加熱セクションとルーズな繊維材料を送るコ ンベヤ間に配置された収斂セクションからなる収縮部に全体的にまたは顕著に作 用する。
特に効果的に展開したものでは、前記セクションまたは収縮部は最も小さい断面 積が加熱セクションの断面積よりも小さい装置からなる。
収縮部は加熱セクションから離れる方向にわずかに収斂することが好ましく、1 つまたはそれ以上の往復可動部からなるものであってもよい。
一方の部分にU字状の断面をもたせ、3つの同時に移動する壁部を形成してもよ い。
各可動部はくさび形状であり、くさびの薄いエツジが加熱セクションに対向し、 可動部は15°よりも小さい角度をもち、2°〜10’ であることが好ましく 、加熱セクションに配置された先に圧縮されている材料の50%を越える長さ方 向延長部を有する。
収縮部またはセクレチンの最も小さい断面が30%よりも小さい値まで減少し、 加熱セクションの高さは10〜20%であることが好ましい。
圧縮のとき、収縮装置の前記可動部が加熱セクションと対面する位置に配置され 、ルーズな材料の他のバッチが装置に充填され、圧縮材料のバッチが圧縮セクシ ョンから移動するとき、可動部が加熱セクションから移動する。
利 点 この発明の装置の利点は、壁、床および上部などの加熱セクションの部分が圧縮 セクション向かって移動するとき、加熱セクションの先に圧縮されている材料を 圧縮ピストンとして作用させ、これによって圧縮セクションの材料の最終圧縮作 用を得ることができるということである。
前記材料と前記加熱セクシ3ンの部分間の相対移動が生じず、材料が圧縮セクシ ョンまたは圧縮装置に向かって移動する加熱セクションの部分に追随する場合、 加熱セクションの圧縮された材料と前記セクションの可動部間に生じる摩擦力に よって加熱セクションの先に圧縮されている材料が圧縮セクションの材料を圧縮 する力が決定される。
1つまたはそれ以上のパラメータによってこの摩擦力を容易に制御することがで きる。
この発明の装置の主な利点は、加熱セクションの壁、床部および上部などの部分 が圧縮セクションに向かって移動し、ルーズな材料のコンベヤ手段を逆圧装置、 すなわちアンビル装置として作用させる必要がないとき、加熱セクションに配置 されている先に圧縮された材料を圧縮ピストン、すなわちプランジャとして作用 させることができ、これによって圧縮セクションのルーズに積め込まれた材料の バッチの最終圧縮作用を得ることができるということである。この場合、圧縮作 用が互いに隣接する圧縮材料のバッチ間の境界領域を形成するセクション内で増 加し、これによって短い境界セクションの両側の圧縮作用の望ましくない変化が 減少する。
この発明の装置の目的な特徴は、請求の範囲の請求項1の特徴部分に記載されて いる。
図面の簡単な説明 細長い部材またはビームを製造する機械に設けられ、この発明の重要な特徴を有 している材料圧縮装置の実施例が添付図面を参照して詳細に記載され、 図1は細長い部材を製造するための周知の機械の側面図であり、図2は図1の機 械に使用するに適したこの発明の材料圧縮装置の側面図であり、 図3は圧縮セクションと加熱セクションの部分または要素の関数と時間のダイヤ グラムであり、 図4はわずかに収斂性をもち、加熱セクションとルーズな材料のコンベヤ間に位 置する装置の斜視図であり、図5はルーズな材料の圧縮状態″C″およびコンベ ヤ加熱セクション間の材料の“バッチ”を示す。
好ましい実施例の説明 図1は圧縮部7および加熱部5によってバインダを湿したルーズ材料2から剛性 の細長い部材4を製造する機械1を示す。
したがって、図1は細長い部材4、すなわちビームを製造する機械1の側面部で ある。図1の機械はピストンおよびピストンロッド9を有する液圧ピストン−シ リンダ装置9aを有する。ピストンロッドは往復運動可能であり、ピストンから なる圧縮装置8と相互作用し、装置8は圧縮チャンバ7°内にわずかにのび、前 記圧縮部7の一部、すなわち前記部分の後壁部を形成する。
圧縮チャンバ7゛の上方に装置6が配置されており、その上側部分は繊維材料を 収容するスペースおよびバインダを収容するスペースを有する。繊維材料および バインダにカワ)が予め設定された比率をもって混合ステーション(図示せず) で混合され、下側のスペースに送られる。材料は分配および計量装置(図示せず )によって下側スペース6aから連続するバッチの状態で計量され、細長い部材 全体の製造に要求される量の繊維材料が圧縮チャンバ7°に順次充填される。
これに代えて、繊維材料およびバインダにカワ)を予め混合したものを装置6に 直接充填してもよい。
バインダと混合される繊維材料に代わるものとして、繊維材料にバインダをスプ レー塗布するか、または湿らせたものによって細長い部材を形成することができ 、この場合、材料を直接圧縮チャンバ7゛に送り、圧力を受させることができる 。
材料は切りくず、紙くず、織物、おがくず、木片など、またはそれをプラスチッ ク、樹皮などで混合したものなどの電気的に伝導性のない繊維材料である。
ピストンおよびピストンロッド9を存する液圧ピストン−シリンダ装置9aによ ってピストンからなる圧縮装置8が前後方向に移動する。図1には非圧縮位置に ある圧縮装置8が示されており、それは圧縮チャンバから露出している。
圧縮装置8がこの位置に配置されているとき、前記装置の前方のスペースに装置 6から排出された繊維材料の計量されたバッチが充填され、垂直方向にのびるプ ランジャ(図示せず)によってそれがなされることが好ましい。図1の位置に移 動するとき、圧縮装置8が開口を形成すると、それによって形成されるスペース 、すなわち、圧縮チャンバを充填することができる。圧縮装置8が図1の右側の 位置に移動すると、圧縮チャンバ内に配置された繊維材料または繊維バッチが先 の材料のバッチに向かって圧縮され、材料のバッチが順次組み合わされ、これに よって細長い部材が製造される。
したがって、互いに連続する材料のバッチが圧縮チャンバ7°で圧縮され、材料 のバッチが複合ユニットを加熱セクション5に移動する。バインダを含む圧縮さ れた繊維材料は加熱セクションの端部5aに導入され、周知の高周波機械(図示 せず)の熱処理を受け、その後、製造された細長い部材が前記加熱セクションの 端部5bから排出される。完成した細長い部材が符号4で示されている。
所望に応じて細長い部材4を直接処理機械3に送ることができ、細長い部材の外 面を含浸液、塗料、フェス、ラッカーなどでコーティングすることができる。
図1の符号1゛は圧縮装置8、材料とバインダの混合装置、容量ブロポーシぢン ニング装置、繊維材料を含む機械、プレス手段および装置1の他の要素を動作さ せる制御手段を示す。制御手段1″の回路構成については、後述するところから それを理解することができ、ここでは説明しない。
図2は圧縮セクションおよび加熱セクションの一部5a(前部)の構成を示す。
この発明の原理を予圧されたまたは予圧されていない圧縮セクション内の一つま たはそれ以上の材料のバッチに適用することができるが、ここではある程度予圧 された単一の材料バッチを説明する。
後述するように、加熱セクションに配置された圧縮材料のバッチを送るためのコ ンベア手段(変位壁部)は加熱セクションに配置された予め圧縮された材料のバ ッチからなる圧縮プランジャまたはピストンのための変位手段として作用するこ ともできる。
この技術分野に精通している者であれば、先に圧縮された材料のバッチと加熱セ クションの2つの壁部、底部および上部などのすべての部分間の相対移動がない 場合、圧縮セクションに向かって同期的に移動するとき、圧縮セクションの材料 のバッチに順次作用する力は前記材料のバッチと前記部分間に作用する摩擦力を 越えることができず、したがって、前記摩擦力によって前記力が制御されること は理解されるであろう。
同期移動に伴う摩擦力については、後述する方法によってこれを制御することが できる。
1つまたはそれ以上の部分(上側部)が移動せず、静止した状態に保たれるとき 、摩擦力の作用が急激に減少する。
後述する実施例の側壁部15および底部16は同期移動可能である。
変位する部分の数、前記部分と圧縮された材料のバッチ間の接触面の大きさによ って摩擦力が決定され、前記部分が同期して変位するか、同期しないで変位する かによってそれが決定されることは明らかである。
生じる摩擦力により、加熱セクションの圧縮された材料のバッチが圧縮セクショ ンへの前記可動部または要素の移動に追随し、圧縮材料のバッチと前記部分間の 相対移動が生じると同時に、摩擦力が急激に減少するということができる。
図2のこの発明の圧縮セクション7は予圧装置11を有する。前記加熱部の部分 が最も右側の位置に配置されるとき、前記装置が前記スペース11内に配置され た材料のバッチ2bを一定のまたは実質上一定の圧縮程度まで圧縮し、加熱セク ションに配置されたすべての先に圧縮されている材料のバッチ2 as 2 a  ’は最も右側の位置に配置される。
この実施例では、装置10はねじコンベヤ18.19からなる。ねじコンベヤの 先端のスペース11において、この装置10がバッチに1.2:1から3=1ま での程度の予圧を与え、それは2:1であることが好ましい。
この圧縮は複数の材料のバッチを互いに隣接するバッチ間の互いに異なる圧縮程 度をもつ際立った境界または中間層のない細長い形状に形成することができる程 度の予圧である。周知のねじコンベヤからなる装置1−0により、バッチが圧縮 される程度がねじコンベヤ内でスペース、すなわちセクション11に向かって減 少するが、一定の予圧程度がスペース11内で保たれるようにすることが好まし い。
最終圧縮段階において、圧縮セクションの材料のバッチの予圧の変化が均一化さ れる。
密度決定手段(図示せず)によってニカワが湿された繊維材料2の密度を評価す ることができ、密度が標準値よりも低いとき、図示されていない制御手段によっ てねじコンベヤの力またはその速度を増加させることができる。
セクション7はバインダが湿された予圧された材料のバッチ2bが最終的に軸方 向に圧縮され、バッチ2aと同様の圧縮された材料のノくツチが形成される最終 圧縮ステージを含む。
したがって、図2はバインダが湿されたルーズな材料2から剛性の細長い部材、 すなわちビーム4を製造する機械に使用されるこの発明の材料圧縮装置を示すも のであり、加熱セクション5は2つの壁部および1つの壁部などの3つの可動部 からなり、移動方向は前記材料の移動方向と対応する。
図2の実施例では、図示されていない手段により、電気的絶縁材料からなる2つ の垂直壁部を矢印15aの方向に往復移動させることができ、図示されていない 手段により、底部16を前記壁部と同期させて矢印16aの方向に移動させるこ とができる。
底部16は電気的伝導材料からなる。
壁部15および底部16は図2の最も右側の位置を占める。上120は固定であ る。
ねじコンベヤ10によって予め定められた圧縮程度の予圧がなされ、ねじコンベ ヤ10は円筒状管17およびそれに取り付けられたねじ山18を有し、シャフト 19および図示されていない駆動手段によってねじ山18を回転させることがで きる。ねじコンベヤ10は材料送りおよび予圧装置として作用する。
ねじ山に作用する力、ねじピッチおよび管17の直径によって材料が予圧される 程度を制御することができる。ねじ山の大きい力および小さいピッチによって大 きい圧縮作用が生じる。管17内に望ましい圧縮程度の圧縮作用が生じ、それは 前方に配置された圧縮された材料のバッチに作用する。
バッチ2aに対する最終圧縮程度は5:1を越えず、最終の細長い部材の望まし い密度によってそれが決定される。
円筒状の予圧された材料のバッチ2bが直接圧縮セクションに送られ、最終的に 圧縮され、低い程度をもって圧縮された各材料のバッチが円筒状のバッチの状態 で領域11を通るが、前記円筒状のバッチを最終圧縮段階の領域11a内で直角 の横断面のバッチに変化させることができる。
図面の実施例では、加熱セクション5の壁部、すなわち側面部15と底部16を 同期移動させることができ、材料のバッチ2bが圧縮セクションに配置されてい るとき、前記部分15.16は同時に左方向に移動する。壁部15および底部1 6が図面の最も左側の位置に配置されているとき、材料のバッチ2bの最終圧縮 が生じ、前記部分は実際に材料のバッチ2bの圧縮に必要である距離よりも大き い距離をもって左側に移動しており、前記部分がその最初の位置に復帰するとき 、それらが圧縮されたバッチ2bをバッチ2aの位置に移動させる。
図2の装置の場合、加熱セフシラン5内に配置されている先に圧縮された材料の バッチ2a、2a’の前記圧縮セクションへの移動によって圧縮セクション内の ルーズな材料のバッチ2bが圧縮され、先に圧縮された材料のバッチが圧縮ピス トンまたはラムとして作用し、材料のバッチ2bをストップ面(ねじコンベヤ) に押し付ける。
圧縮セクションの材料のバッチ2bが受ける圧縮程度については、加熱セクショ ンの材料のバッチが圧縮セクションの材料のバッチ2bt−圧縮する力によって それが決定されるのは明らかである。加熱セクションの圧縮材料のバッチと加熱 セクションの前述した部分、すなわち壁、底部および上部間に作用する摩擦作用 および摩擦力によってこの力が決定される。
前記摩擦力を増加または減少させ、この力を圧縮パッチ2bが予め定められた特 性をもつよう調整することが望ましい。
1つまたはそれ以上の下記のパラメータの調節によってこの摩擦力を制御し、減 少させることができる。
A、加熱セクションの可動部または要素の数の減少多数の要因、特に、材料のバ ッチ2a、2a’と一方の部分間の接触面の大きさによって加熱セクションの部 分15.16.20と圧縮された材料のバッチ2a、2a’間に作用する摩擦力 が決定される。移動する部分が小さい接触面をもつ場合、摩擦力は大きい接触面 をもつ部分が移動する場合よりも小さい。
この場合、細長い部材の横断面を制御することができ、部分のそれが往復移動す る。
したがって、2つの垂直壁部15が後方および前方に移動し、加熱セクションの 圧縮材料のバッチ2a、2a’を前記セクションに送り、圧縮セクションに配置 されている材料のバッチ2aを圧縮するとき、圧縮位相で作用する力は前記2つ の壁部15と底部16が圧縮セクシJンに向かって同期移動するときの力よりも 小さい。
上部20もこの同期移動をなすとき、大きい力が予期される。
さらに、壁部、底部および上部が同期移動するとき、バッチが受ける圧縮程度お よび前記圧縮力も変化する。
図2の左方向において、壁部15および底部16の往復移動により、材料のバッ チ2bが最終圧縮状態まで圧縮され、その後、さらに左側に移動し、最後の圧縮 されたバッチが次の最後の圧縮されたバッチに代わり、その後、右側への前記部 分の移動により、圧縮された材料のバッチが右側に送られ、これによってこれら 2つの要件が満たされる。小さい離れ角は圧縮力を増加させるが、圧縮された材 料のバッチは加熱セクションに送られにくい。
B、増加された離れ角 ある部分、特に、壁部に圧縮セクションから搬送方向に分岐する形状をもたせ、 前記部分間の離れ角を増加させると、加熱セクションの前記部分の小さい内面が 加熱セクションの前部5aに配置された圧縮材料のバッチと相互作用するため、 圧縮力を減少させることができるということは知られている。
互いに対向する壁部間の離れ角は底部と上部間の離れ角とおおむね等しいが、細 長い部材の断面形状によって種々の角度を選定することができる。
場合によっては、互いに対向する部分が平行であってもよい。
C0速度の減少 加熱セクションの移動部の作用ストロークの長さを減少させ、予圧程度を増加さ せることにより、材料のバッチが加熱セクションに送られる速度を減少させ、乾 燥効果を保つこともできる。
この方法によれば、乾燥、すなわち硬化作用によって加熱セクションの断面の大 きさよりも小さい大きさの固形材料のバッチを形成することができる領域が圧縮 セクシ3ンに近接して変位する。硬化されていない材料のバッチが相対移動を伴 わない高い摩擦力を生じさせるとき、この領域の前記セクシ茸ンへの変位によっ て圧縮材料のバッチと前記加熱セクションの部分、壁部または底部間の小さい摩 擦が生じ、硬化された固形の細長い部材によって小さい摩擦が生じる。この場合 、乾燥、すなわち硬化位相の開始点において、硬化していない乾燥および圧縮さ れた材料のバッチが膨張する領域は短い。
D、乾燥効果の増加 速度を保ち、乾燥効果を増加させることにより、乾燥または硬化作用が生じる圧 縮セフシタへの前記領域の同様の変位を得ることもでき、圧縮力は減少される。
E、ニカワの混合物の選定 低い温度で乾燥または硬化する切りくずまたはおがくずの混合物の適当な選定に よって前記CおよびDと同様の前記領域の変位が生じる。しかしながら、この方 法は過度の大きい変化を生じさせることはできない。混合物にサルミアック(s almiac)などの硬化剤を含ませることも可能である。
アンモニアを添加し、硬化作用を一定の温度まで遅らせることができ、添加する アンモニアの量を減少させると、領域が圧縮セクションに向かって変位する。
これら2つの方法によって前記Cで記載した領域が変位し、摩擦力が変化する。
F、材料の選定 切りくずの材料および切りくずとニカワの混合物の適当な選定によって壁、底部 および上部などの加熱セクションの部分に対する異なった摩擦係数が生じる。小 さい摩擦係数の材料によって小さい圧縮力が生じるのはもちろんである。
G、ニカワの比率の増加 使用するニカワの量を増加させると、硬い最終製品が得られるだけではなく、圧 縮された材料のバッチと加熱セクションの部分間の摩擦が減少する。
H1乾燥力の分布状態の変化 高周波数機械の電極をバンドまたはストラップなどのインダクタンスに接続する か、または分離したコンデンサを接続することにより、乾燥力の分配状態を加熱 セクシ9ンの延長部に沿って変化させることができ、これによって加熱セクショ ンの圧縮された材料のバッチと加熱セクションの壁、底部および上部などの部分 間に生じる摩擦力を変化させることも可能である。 このようなバンドまたはス トラップの構成およびコンデンサを含むものが国際特許出願WO/890235 3号に記載されている。
■、ニカワの混合物の温度の増加 ニカワの混合物の入力温度または圧縮セクションの温度を増加させることによっ て前記Cで記載した圧縮セクションへの領域の変位を得ることができる。
図2を参照すると、搬送装置10は円錐状のねじコンベヤからなり、その壁部が 17.17’で示され、その円錐状のつる巻線が18で示されている。
円錐状のねじコンベヤを使用するとき、最初の小さい予圧作用が領域30内で生 じ、最終予圧作用が領域31内で生じ、一定の程度まで予圧されたバッチ2bが 圧縮セクションに配置される。
このセクションにおいて、加熱セクション5は円形断面形状のもので、電極32 .33および絶縁ブロック34.35を有するが、加熱セクションは直角断面な どの他の断面形状のものであってもよい。
加熱セクション5が高周波数機械からなるとき、前記セクションの壁部15.3 4.35を電気的絶縁材料から成形してもよく、底部16.33を電気的伝導材 料で成形し、接地してもよい。上部20は固定であり、高周波数機械に接続され る。
図2にはバインダを湿らせた繊維材料を領域11に送るための単一のねじコンベ ヤだけが示されているが、2つまたはそれ以上のコンベヤ、たとえば加熱セクシ 3ンの延長部に配置された1つの円筒状のコンベヤおよび図2に示されているよ うに配置された小さいねじコンベヤを使用してもよい。
図3は間欠的に動作するねじコンベヤ18.19の実施例を示し、これは加熱セ クションの2つの壁部15および底部16および固定上部20の移動と時間関係 をもつ。ねじコンベヤ18.19は時間間隔T1〜T2で動作し、わずかに予圧 されたバッチ2bを圧縮セクション7に送る。その後、2つの壁部15が底部1 6とともに図2の左側に移動し、加熱セクション内に配置されている先に圧縮さ れた材料のバッチ2a12a’によって材料のバッチ2bが順次圧縮され、時点 T5において、最大圧縮のとき、小さい力によって前記材料のバッチ2a、2a ’および壁15および底部16間の相対移動が生じる。
前記部分の移動は時点T3で終わり、この時点において、材料のバッチ2bは予 め定められた程度まで圧縮されている。時間間隔T3〜T4において、図2に示 されているように、壁部15および底部16が最も右側の位置に移動し、圧縮さ れたバッチ2bが加熱セクション内にいくらか拘束され、圧縮セクションは解放 される。この復帰移動のとき、時間間隔T3〜T4において、ねじコンベヤ18 .19が再度動作する。
図3は時間間隔T2〜T5で順次増加する圧縮力が得られ、先に圧縮されている 材料のバッチ2a、2a’が加熱セクションの部分15.16に追随し、圧縮セ クション7に向かって移動することを示す。時間間隔T5〜T3°において、部 分15.16.20と先に圧縮されたバッチ2a、2a’間の相対移動が生じ、 小さい力が生じる。
時間間隔T3〜T4において、材料のバッチ2a、2a’が加熱セクションに移 動する力はきわめて小さい。
図3の力のダイヤグラムはきわめて概略的であり、広範囲の変更が見込まれる。
しかしながら、時点T2において、圧縮されたバッチと上部20間に作用する静 摩擦を克服するための一定の初期力が要求され、時間間隔T5〜T3’の加熱チ ャンバの部分15.16.20と圧縮された材料のパッチ間のスライド摩擦がわ ずかに高いのは力のダイヤグラムから明らかである。
図4は加熱セクション5とルーズな材料のコンベヤ18間に配置された収斂性の 装置の斜視図である。
この装置、すなわち制限部40は加熱セクションに向かって分岐する2つの垂直 の壁部41.42および前記加熱セクションに向かって下方に傾斜する底部43 を有する。
便宜上、加熱セクションの底部16および側面部15は図4には示されていない 。これらの加熱セクションの部分は前記収縮装置の底部43の下面43aおよび 側壁41.42の外面41a、42aとスライド係合する支持面およびスライド 面を形成するためのものである。
収縮部40は装置の一部をなすフレームと固定関係をもち、ルーズな材料のコン ベヤ18および収縮部40は互いに固定関係であり、コンベヤ18はルーズな繊 維材料を収縮部に通し、圧縮方向と反対の方向に送るためのものである。
この発明によれば、緩やかに収縮する収縮部40が領域11内に配置される。ル ーズな材料のバッチを構成するための圧縮されるルーズな材料がコンベヤ18に よって収縮部40に通され、その下流に配置された圧縮セクションのチャンバに 送られる。このチャンバは収縮部40のはるかに下流に配置されているが、チャ ンバも前記収縮部内にわずかにのびる。
加熱セクションの壁15.16が順次コンベヤ18に向かって移動するとき、加 熱セクションに配置されている先に圧縮された材料のバッチが前記壁と共に移動 し、新しい材料のバッチ2bに対する圧縮ピストンとして作用する。
前記移動の最初の段階において、加熱セフシランの壁および前記加熱セフシラン に配置されている先に圧縮された材料のバッチによって材料のバッチ2aが押し 返され、バッチ2bが圧縮され、収縮部内で集合、すなわち集塊作用が開始され 、これらの材料の集合体がアンビル面、すなわち逆圧面を形成する。
材料の集合領域により、圧縮の程度を収縮部40に沿ってコンベヤ18に向かう 方向に減少させることができ、圧縮程度が大きく変化する顕著で短いまたは浅い 境界部分は互いに隣接する材料のパッチ間に形成されない。
大きく収斂する収縮部によって緩やかに収斂する収縮部よりも短い集合領域が生 じるのは理解されるであろう。
収縮部が大きく収斂するとき、コンベヤ18によって圧縮された材料のパッチ全 体またはその一部を収縮部から押圧するのは容易である。
固定収縮部40の場合、くさび角は25°よりも小さく、15〜10°であるこ とが好ましい。
これに代えて、収縮部40を移動可能に取り付け、新しいルーズな繊維材料が圧 縮セクションに送り込まれるとき、加熱セフシランの壁15.16が収縮部40 から離れた位置に移動する間、収縮部40が加熱セクション5から離れた位置に 配置されるようにしてもよい。
コンベヤ18によってルーズな材料の送り込みがなされるとき、収縮部40を加 熱セクションに近接した位置に移動させ、これによってルーズな材料にわずかな 程度の予圧を受けさせることができる。
この予圧はエツジ領域内のそれが最も著しく、実際の圧縮シーケンスのとき、コ ンベヤ18に向かって順次減少する圧縮状態の材料の集合体が形成されるよう分 布される。図5は収縮部が移動可能であるとき、ルーズな材料がコンベヤ18と 加熱セクション5間で圧縮される程度“Cn示す。
特に、図5は直前に圧縮された材料のバッチ2aが加熱セクション5の壁によっ てコンベヤ18から移動し、圧縮チャンバにルーズな繊維材料が充填されており 、収縮部40が加熱セクション5から離れた位置に配置され、収縮部40が加熱 セクション5に近接した位置に配置されているときの圧縮比を示す。
図5のダイヤグラムはコンベヤ18は圧縮程度に対する大きい影響をもつだけで あるということ、およびそれにもかかわらず圧縮程度が収縮部40に向かってわ ずかに増加するということに基づくものである。
収縮部40が圧縮チャンバ内に加熱セクション5に向かって挿入されると、収縮 部40内の材料の圧縮程度がわずかに増加し、収縮部40の口40aに近接した 領域で材料が集合される傾向が増大する。ここでは、コンベヤ18の収縮部40 の狭い部分40b内の圧縮の程度が前記収縮部の広い部分40aのそれよりもわ ずかに高いことが示されている。
広い領域“S″内の先のバッチ2aの圧縮状態が増加することも示されており、 これによって次のバッチ2bの境界部分が形成される。
壁の移動により、バッチ2aが収縮部40に向かって移動し、これによってバッ チ2bが圧縮され、その圧縮範囲が破断線で示されている。
したがって、加熱セクション内の先に圧縮されているバッチ2aがコンベヤ18 に向かって移動するとき、圧縮セクションの静摩擦によって圧縮力が生じ、これ が前記加熱部5とルーズな材料のコンベヤ18間に配置された収縮部40の長さ 方向部分P内に完全に、またはある程度作用する。
この場合、収縮部40は直角横断面のもので、これは加熱セクションの口、すな わち入口40aの横断面よりもわずかに小さく、収縮部は加熱セクション5から 離れる方向にわずかに収斂する形状をもつ。
収縮部は図示されていない手段によって互いに独立して往復移動する多数の互い に別個の往復移動部分41.42.43からなる。これに代えて、図4に示すよ うに、これらの部分を単一のユニットに連結してもよい。図4には示されていな いが、同様のくさび形状の円錐状上部を設けることが好ましい。図面の実施例で は、上部は固定である。
図4の収縮部はU字形状の矩形横断面を形成するよう配置された3つの直角部を 有する。しかしながら、この発明の範囲内で他の横断面形状も可能である。
前記収縮部のくさび角については、関係する繊維材料および移動可能の収縮部4 0の場合、前記角度は15°よりも小さく、5〜8°であることが好ましく、こ れによって材料が比較的小さい移動距離にわたって集塊または集合し、必要な圧 縮力を圧縮セクシゴンに生じさせることができ、加熱セクションの可動部と前記 加熱セクションに配置された圧縮された材料のバッチ間の摩擦によってこれらの 力が生じ、ルーズな材料の新しいバッチをコンベヤから圧縮セクションに容易に 導入することが可能である。
収縮部40の長さ方向範囲については、前記収縮部は加熱セクションの先に圧縮 されているバッチの長さの50%を越える長さであるべきである。
収縮部の最も小さい横断面は30%よりも小さく減少させるべきである。加熱セ クションの幅と高さに異なる割合をもたせてもよく、10〜20%であることが 好ましい。
この発明によれば、最終的に圧縮される材料のバッチの密度を容易に選定するこ とが可能であり、加熱セクションの可動部と加熱セクションの圧縮された材料の バッチ間の静摩擦によって圧縮力が選定され、そのロスが補償される。
この発明の範囲内において、少くとも最終圧縮段階のとき、前記部分または壁部 41.42.43を加熱セクション5に対面する位置に往復移動させることがで き、最後の圧縮された材料のバッチが圧縮セクションから加熱セクションに移動 すると同時に、新しい材料のバッチが導入されるとき、前記部分または壁部を加 熱セクションから離れる方向に移動させることができる。
したがって、収縮部40が加熱セクション5から離れる方向に移動し、完全に露 出した圧縮チャンバが形成されると同時に、コンベヤ18によってルーズな材料 が装置に導入される間、順次圧縮される材料のバッチが順次加熱セクションに移 動する。
符号44は壁40の上部が45°の位置を占め、対応形式の上側カバーと係合す ることができるということを示す。この力/’XI−はくさび形状のものであっ てもよく、固定であってもよい。
この実施例では、収縮部のすべての部分が同様のくさび角度をもっているが、そ れは必ずしも必要ではなく、異なる部分に異なる角度をもたせてもよい。前記部 分に異なる形状をもたせてもよい。
この発明は前述した実施例に限定されず、種々の変形が可能である。
国際調査報告 国際調査報告 PCT/SE 90100501

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.バインダで湿されたルーズな材料から剛性の細長い部材4を製造する機械に 使用される材料圧縮装置1であって、バインダを湿したルーズな材料を圧縮する 圧縮セクション7と、圧縮された材料を乾燥させる加熱セクション5と、前記加 熱セクションの1つまたはそれ以上の部分を前記材料の移動方向に移動させ、こ れによって前記圧縮セクションで圧縮された材料を前記加熱セクション5に通す コンベヤ手段とからなり、前記加熱セクションに配置された材料の前記圧縮セク ションヘの移動によって前記圧縮セクションに配置された材料の部分、すなわち バッチを圧縮するようにしたことを特徴とする材料圧縮装置。
  2. 2.前記加熱セクションの移動可能に配置された部分または要素により、前記加 熱セクションの材料が前記圧縮セクションに向かって移動するようにしたことを 特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 3.前記加熱セクションの移動可能に配置された壁部および底部により、前記加 熱セクションの材料が前記圧縮セクションに向かって移動するようにしたことを 特徴とする請求項1または2に記載の装置。
  4. 4.前記加熱セクションに配置された材料のバッチに生じる押圧力によって前記 圧縮セクションの材料が圧縮される程度が決定され、1つまたはそれ以上のパラ メータによって前記力が制御され、減少し、そのパラメータは、 a)底部および上部の変位を伴わず、前記圧縮セクションに向かって移動するこ とができる2つの壁などの加熱セクションの部分の数の減少、 b)前記部分間の離れ角の増加、 c)乾燥効果を保ち、前記材料のバッチが前記加熱セクションを通る速度の減少 、 速度が維持される乾燥効果の増加、 低い速度で乾燥または硬化されるニカワの混合物の選定、前記ニカワの混合物の 材料の選定、 使用されるニカワの量の増加、 加熱セクションに沿った乾燥力の分布の変化、ニカワの混合物の温度 であることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  5. 5.前記圧縮セクションに配置された材料のバッチが予圧されることを特徴とす る請求項1に記載の装置。
  6. 6.材料を前記圧縮セクションに送るコンベヤによって前記圧縮セクションに配 置されている材料のバッチが予圧されることを特徴とする請求項1または5に記 載の装置。
  7. 7.ねじコンベヤによって前記圧縮セクションに配置されている材料のバッチが 予圧されることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  8. 8.前記バインダがニカワであり、ルーズな材料が切りくずまたはおがくずであ るとき、最終的圧縮程度がおよそ5:1であることを特徴とする請求項1に記載 の装置。
  9. 9.前記加熱セクションに配置された材料と細長い部材の長さ方向に作用する前 記加熱セクションの部分間に生じる摩擦により、前記圧縮セクションに配置され たバッチが最終圧縮程度まで圧縮されることを特徴とする請求項1に記載の装置 。
  10. 10.製造される細長い部材の望ましい密度に従って最終圧縮程度が選定される 請求項1または9に記載の装置。
  11. 11.低い圧縮程度をもって圧縮された材料のバッチを円筒状のバッチの形式で 前記圧縮セクションに進行させることができ、最終圧縮段階のとき、前記バッチ に最終形状が与えられることを特徴とする請求項1まは9に記載の装置。
  12. 12.前記圧縮セクションに配置されている前記加熱セクションから遠い圧力吸 収面が前記圧縮セクションに近接した加熱セクションの断面積よりも小さいこと を特徴とする請求項1に記載の装置。
  13. 13.前記加熱セクションの圧縮された材料によって前記圧縮セクションに生じ る圧縮力が前記加熱セクションとルーズな材料のコンベヤ間の収斂セクションに 完全にまたは大きく作用することを特徴とする請求項1に記載の装置。
  14. 14.前記セクションはそれに配置された装置を有し、その装置は前記加熱セク ションの横断面よりもわずかに小さい横断面をもつことを特徴とする請求項1ま たは13に記載の装置。
  15. 15.前記加熱セクションから離れる方向にわずかに収斂する装置が前記セクシ ョンに配置されていることを特徴とする請求項13または14に記載の装置。
  16. 16.前記装置は多数の往覆移動部分からなることを特徴とする請求項15に記 載の装置。
  17. 17.1つの前記装置はU字形状断面をもつことを特徴とする請求項1または1 6に記載の装置。
  18. 18.各部分が25°よりも小さい角度をもって配置され、5〜15°であるこ とが好ましいことを特徴とする請求項13または15に記載の装置。
  19. 19.前記装置は前足加熱セクションに配置された先に圧縮された材料のバッチ の長さの50%を越える長さをもつことを特徴とする請求項13または15に記 載の装置。
  20. 20.前記装置の小さい断面が前記加熱セクションの30%よりも小さい値まで 減少し、それは10〜20%であることが好ましいことを特徴とする請求項14 に記載の装置。
  21. 21.圧縮された材料のバッチの密度が可動壁部と圧縮された材料のバッチ間の 前記加熱セクションの静摩擦に適合するようにしたことを特徴とする請求項1ま たは13に記載の装置。
  22. 22.ルーズな材料の新しいバッチを再充填するにあたって、圧縮のとき、前記 加熱セクションと対面する位置において、前記部分が前記加熱セクションから移 動するよう構成されていることを特徴とする請求項1または16に記載の装置。
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