JPH04502029A - 火炎抵抗性の非繊維質および非グラファイト質の炭素質物質 - Google Patents

火炎抵抗性の非繊維質および非グラファイト質の炭素質物質

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JPH04502029A JP2505720A JP50572090A JPH04502029A JP H04502029 A JPH04502029 A JP H04502029A JP 2505720 A JP2505720 A JP 2505720A JP 50572090 A JP50572090 A JP 50572090A JP H04502029 A JPH04502029 A JP H04502029A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 火炎抵抗性の非繊維質および非グラファイト質の炭素質物質本発明はポリマー物 質の火炎抵抗性を相乗的に改良しうる火炎抵抗性の非繊維質および非グラファイ ト質の炭素質物質(以後FR物質と呼ぶ)に関する。このFR物質は、他のポリ マー物質と組合せて使用するとき、該ポリマー物質の望ましい性質を実質的に変 えることなしに着火抵抗性を相乗的に改良する。
ここに使用するrFR物質」とは粒子、フィルム、発泡体なとの形体の非繊維質 、非グラファイト質の炭素質物質をいう。
ここに使用するF粒子ノなる用語は顆粒、小板、粉末などを包含する。
本発明はまたFR発泡体を不燃性、非グラファイト質の炭素質繊維て補強する場 合の、ポリマー前駆体物質から誘導される複合FR発泡体にも関する。このよう な複合FR発泡体は低い熱伝導度およびすぐれた断熱性を有する。また、本発明 の複合FR発泡体は該発泡体と同様の電導度の炭素質繊維に異なった電気伝導度 を付与することができる。
はとんとのポリマー物質の燃焼は物理的および化学的過程の連続であり、それに よって該物質は酸素との反応において熱を放出し、水、二酸化炭素および一酸化 炭素の低エネルギー生成物を生成する。
ある与えられたエネルギーの供給について、該物質の温度上昇率はその比率、そ の密度、熱伝導度、潜熱ならびにその蒸発熱に応じて変わる。このことは、同じ 条件下では、高い比率および/または熱伝導度をもつ物質をある与えられた温度 にもたらすのは低い比熱および/または熱伝導度の物質の場合よりも困難である 、ということを意味する。
ポリスチレン、ポリビニルクロライドおよびポリエステルはほぼ同じ熱伝導度を もちながらポリエチレンおよびポリアミドの熱伝導度はほぼ2倍はと高い。バイ レックス・ガラスの熱伝導度はポリエチレンの熱伝導度のほぼ3倍であるのに対 して、銅化合物は1000倍はど良く熱を伝導する。
燃焼過程は輻射線、火炎または伝導によって供給される熱によりポリマー物質を その分解点にまた加熱することによって開始される。それによって二酸化炭素の ような非燃焼性ガスおよび水の他に、主として炭化水素、水素および一酸化炭素 である燃焼性ガスが生成する。適切な酸素供給が利用されると、燃焼過程はパイ ロット、スパーク、電気放電または自己着火によって開始される。該物質に十分 な熱生成および熱放射が行なわれると、燃焼は自動的に進行する。温度の上昇と 共に燃焼速度は増大する。
着火は火炎の場合の第1の重要な工程である。着火は熱がポリマー表面の着火源 から消散する速度を増大させることによって通常は制御される。火の成長は比較 的低温(すなわち200℃〜400°C)で始まる。抑制が行なわれないと、こ の段階中の温度は800℃〜900℃の温度の定常状態の燃焼にまで迅速に増大 する。難燃剤はこの段階中に最も有効である。
火炎の場合、ポリマー物質の基本的性質は密接に接続する引火性および火炎伝播 によって分類することができる。ポリマー物質の組成、その形体と密度、ならび にその幾何形状は引火性に特に影響を与えるのに対して、火炎伝播は利用しうる 酸素の量によって主として影響される。
ポリマー物質の燃焼はI)火炎への燃料の量を減少させること、2)火炎への空 気の量を減少させること、3)燃焼の拡散と熱との相対値を変化させること、お よび4)全燃焼過程の活性化エネルギーを増大させること、によって抑制するこ とかできる。難燃剤はl)〜3)の道によって操作されるのに対して水と二酸化 炭素は2)および4)の道によって操作される。リン系難燃剤は木炭防壁の生成 により操作される。それ故に、リン系難燃剤は熱分解帯域中に固体木炭残渣を残 すポリマーについて最も良く働く。
ポリマーの燃焼性の他に、煙の発生と燃焼ガスの毒性は非常に重要な因子である 。煙の減少の問題は未だに満足には解決されてはいなかった。減少した引火性と 煙の抑制とは原理的に抵抗性があるからである。
ポリマー物質に火炎抵抗性を間部する現在の方法は混合物中に主要成分として火 炎抵抗性有機物質をブレンドすることを必要とする。高性能繊維たとえばAST M D2863−77試験法により29の限定酸素インデックス(LOI)をも つKEVLAR(イー・アイ・デュポン・ド・ヌムール・アンド・カンパニーの 商標)、ポリベンズイミダゾール(LOI 40)、PANOX A (R,に 、テキスタイル・コンポジット・ファイバーズ・リミテッド)(LOI 55) との繊維ブレンドが通常使用される。これらの例としてKEVLAR−木綿また はKEVLAR−ポリエステルの火炎抵抗性ブレンドがあげられるか、KEVL ARは60重量96を越える濃度て存在させなければならない。
池の方法としてリンまたはハロゲンを含有する化合物のような種々の化学添加物 または被覆物を添加することがあげられる。
然しなからその火炎抵抗性能は最小であり、依存性がなく、中和を受ける。
米国特許@3.573.123号(19’71年3月30)J特許。
発明者アール・エイ・シーゲルら)には燃焼室1.ノズル、熱シールドなとに使 用ず名ための高温耐tt複合物質が記載されている。この物質は強度用の炭素繊 維を含む内側部分と絶縁用のシリカ含有フLノール系または」ボキノ樹脂5:含 む外側部分を有する。内側部分と外側部分との間の界1hjは膜積層に耐んるた めに錠止される。
米国特許第3.671487号(1972年6月20日特許:発明者ブr−)° ポライシズ)(、−はガラスで補強されたポリニスjL 、ilから製造さtl 、 f−離燃性物質か記載さ11でいる。
米国特許第3.713.959号(1943年1月:)0日特許。
発明者[コツ)・メイヤーら)にはエボギシマ(・リックス中にグフファ、イト ・ヤーンをら−)物質か記載され゛(−いる。この物質は宇宙乗物のような用途 に使用4−るための非常(二低い熱膨張係数をもつ。
水田′4′!を訂第3.811.997号(1974年5月21日特許。
発明者イー ・エル・ヤ・勺ン)には航空機に使用するための1煙および耐火炎 性の構造物品か記載されている。、これらの物品は積層または蜂の貼溝造であり うる。これらの物品には下層の積層物の燃焼を遅らせ且つ起りうる燃焼からの煙 の流出を減少するためにポリイミドまたはポリアミドの薄いフィルムが付与され ている。
米国特許第4,832.881号(1989年5月23日特許;発明者アーノル ド・ジュニアら)には触媒、吸着剤および電極として使用するための低密度の微 気泡炭素発泡体が記載されている。これらの発泡体は1.39g/ccより大き い密度をもつ。
米国特許第3.914.494号(1975年10月21B特許:発明者アイ・ ケ〜 ・パーク)には、たどえばジェット・エンジンのノイズ抑制のサントイ、  (−・ライノーーー用のフェーシング・シー訃どし2て使用するための物質が 記載されている。この軽量物質は樹脂マトリックス中に織った炭素繊維を含んで いる。この物質の深刻な欠点は燃焼しつつある樹脂が高度に刺激性の煙を生ずる ことである。
米国特許第4,462.664号(1987年2月10日特許;発明者ゴールド バークら)には本発明に使用しうるポリ芳香族1iif駆体および炭素質物質が 記載されている。
米国特許第4,255.483号(1981年3月io日特許:発明者j、ヌ・ アール・ビルドら)には航空機エンジン・ナセルのような環境に使用するための 音響防火壁が記載されている。
この防火壁はシリカ含有ポリイミド樹脂に埋め込んだグラファイト繊維またはガ ラス布が記載されでいる。シリカの存在は火炎の存在下で所望の安定性をもち且 つ低い熱伝導度をもつポリイミド樹脂および防火壁を提供するのに必要であると 記載されている。
発泡体の物理的および機械的性質に特に関連しで、それらは絶縁、家具および寝 具を包含する広範囲の用途に非常に存用である。然しなから、多くの発泡体たと えはポリウレタン発泡体は固有に可燃性てあ−1、て溶融[、やずく、燃焼し− )つあるポリマーの粒子または小滴の広がりを生1.や−・tい。多くの[通常 の1発泡体の場合、このような特ttは実際の火炎か消X、た後においてさえ、 累進的なくtぶりにより燃焼の持続を導く。
可燃性ポリマーから製造した気泡状物質はその気泡構造の断熱効果か加熱面での 熱の蓄積を可能にしその結果として高い熱分解速度かえられるという理由て固体 ポリマー物質よりも可燃性か大Δいという、:とは周知である。固体物質におい で、この熱の蓄積は低速度で起る。固体物質の低い表面積と高い熱伝導度のため である。剛性発泡体は柔軟性発泡体と同様の熱、伝導度をもつけれとも、このよ うな剛性発泡体の化学構造の高い木炭生成はそれらを可燃性の少ないものにし、 そしてまた柔軟性発泡体について起る溶融ポリマー小滴の形成よりもむしろ保護 木炭を形成する傾向か固有に友きい。固体および剛性気泡状のポリマー物質は共 に柔軟性発泡体よりも迅速には燃焼せず従って消火しやすく、それらは多数の毒 性煙霧を発生する傾向がある。
ポリマー発泡体の可燃性を減少させる種々の方法が知られている。通常はアルミ ナ′三水和物またはリン含有化合物のような添ガロ物を難燃剤どしで発泡体に配 合する。あるいはまた、ハロゲン化ポリオール、臭素含有化合物またはモト・ア クリルをポリウレタンと共に使用して発泡体の火炎抵抗性を増大させる。
これらの添加物のとれ1つとして完全に満足な結果を示し、たものはない。
三量化ポリイソシアネ−1・(すなわちイノシアヌレート)をポリウレタンに配 合してその燃焼特性を改良することが知られている。たとえば、Effi化トル エンジイソシアネートは柔軟性発泡体の製造に使用された。これらの発泡体は良 好な発泡体生成特性を示すけれとも、それらはまた貧弱な物理特性とくに貧弱な 圧縮同化および部分的な気泡のつぶれを示す。また三量化トルエンジイソシアネ ー トはそれがどけているイソシアネート溶液から沈殿する傾向かあり、貯蔵の 問題および発泡体中での均一性の欠如を生ぜし、める。
ボリウ【2・タン発泡体は、該発泡体にバインダー含有伝導性カーボンブラック の水性分散液を含浸させることによって、該発泡体に伝導性カーボン含有のスチ レン−ブタジェン−バインダーを含浸させることによって、ポリウレタン発泡体 粒子をバインダーおよび伝導性カーボンブラックで湿潤させ次いて所望の形態に 成形することによって、またはポリウレタン−プレポリマーに伝導性カーボンブ ラックを加え次いで発泡させることによ−て、従来は伝導性を付与された。
ポリアクリロニトリルからのグラファイト質発泡体は電極と17で又は触媒系に おいて使用するために製造された。これらの周知の発泡体についての主要な問題 のいくつかはそれらが脆くて殆んと強度をもたないことである。発泡体の強度を 高める試みか樹脂質材料について行なわれた。然しなから、樹脂質材料は伝導度 の不連続性および発泡体の物性の低下をもたらす。従って、発泡体の電気特性を 変えることなしに炭素質発泡体に強度を付与する必要がある。
また、炭素質発泡体のための通常の補強用繊維の使用は通常バインダーまたは他 の添加物の使用を必要とする。通常の材料は炭素質発泡体と相溶性でないからで ある。グラファイトまたは十分に炭化した繊維の使用は調製中に2S!潤剤を必 要とする。
また、カーボンまたはグラファイト繊維は望ましくないこともある高い電気的活 性をもつ。それ故、本発明の1つの目的は繊維の伸びが繊維の破壊なしに発泡体 の製造を容易にするために非線状、非グラファイト質の炭素質繊維を使用するこ とにある。
欧州公開特許第0199568号(1986年lO月29日発行;発明者マツ力 ラフら)は本発明に使用しうる非線状炭素質繊維の製造に関する。
WIPO第88102695号公N(1988年4月21日発行;発明者マツ力 ラフら)は非線状炭素質繊維を使用する絶縁および吸音性の構造物ならびに本発 明に使用しうる種々の電気伝導度をもつこのような繊維の分類に関する。
発泡体に関する技術状態の代表的なものは米国特許第4,832、870号(1 989年5月23日特許;発明者クラフら)であり、そこにはポリマー樹脂を満 たした且つ補強用カーボンもしくはガラス繊維を含むカーボン発泡体が記載され ている。
米国特許第4.698,369号(1987年IO月6日特許;発明者ベル)に は30%まてのグラファイトを含む柔軟性の難燃性ポリウレタン発泡体が記載さ れている。
米国特許第4,489,913号(1984年12月28日特許;発明者グルジ オ口ら)は塩素化ポリアクリロニトリルを包含するハロゲン含有ポリマーを含む 発泡体を脱水素−ハロゲン化することによって製造した電気伝導性発泡体に関す る。
本発明の炭素質物質は65%より大きい木炭生成およびIBTu (フィート/ 時)(フィート平方)(’ F)(1,72W/rrf (K) )より小さい 熱伝導度をもつことを特徴とする。種々の物質の木炭生成%および熱伝導度は次 のとおりである。
(18,6% N2 ) >65 0.1 (0,172)(16,0% N2  ) >65 0.2 (0,344)KEVLAR(商標) 6o <1.0  (<1.72)KODEL(商標)41Oポリエステル 10 <1.0 ( <1.72〕ポリアクリロニトリル 60 <1.0 (<1.72)酸化した ポリアクリロニトリル 60 < 1.0 (< 1.72)T)IQRNEL  (商標)300” >95 4.84 (8,33)木綿 >30 <1.0  (<1.72)レーヨン <50 <1.0 (〈1.72)ボリカーボネー t−22<1.0 (<1.72)ポリエチレン・テレフタレート 10 <1 .0 (<1.723力−ボン粒子 >90 2.5 (4,3)THORNE L (商標) P2S5 ” >95 106.48 (183,1)ここに述 べる木炭生成の測定は窒素雰囲気中で分析を行なうのに適する標準熱重量分析装 置を使用して行なわれる。この装置はEncyclopedia of Pol ymer 5cience、 Vol、14. p21 (ジョン・ワイソイ・ アンド・サン、1971年刊行)に記載されている。
この測定は熱重量分析装置の試料皿に試料をのせることによって行なわれる。次 いで試料を窒素雰囲気中で室温から900°CまてlO°C/分の速度て加熱す る。重量を残存試料重量:温度の関数として熱重量分析装置によって記録させる 。800℃で残存する重量のもとの重量に対する百分率を木炭96としてとる。
本発明のIR物質をその放射効率によって特徴づけることが可能であると信ぜら れる。試験したFR物質は0.75〜lの放射効率をもつことがわかった。
放射線の法則において、完全な黒体の反応に転化されるエネルギー量(Q)は式 Q−σT4によって定義される。Tはケルビンの度て示す温度てあり、σはステ ファン・ボルツマン常数5.6694x I O−”xルグ/cm2/ T’  /5ec(1,01x l O−’C,)(。
U、/ft’ /hr/T’ )である。CHUは摂氏の熱単位であり、Tは0 にで表示する放射面の温度である。Qは通常の方法たとえばUltra、 Vi olet and Infra−Red Engineering (W、Su mmer著。
Sir l5aac Pitman & 5ons、 Led、 London 、 1962年刊行)第120〜134頁に記載の方法によって測定することが できる。
然しなから非黒体の放射能は全放射線R=εσT’ (Rは放射もしくは輻射の 量であり、εは放射係数もしくは放射効率であり、εは黒体については1である が灰色体については1より小さい)を参照してめられる。それ故、少なくとも0 .75の放射係数および10−1オーム−センチメートルより大きい比抵るもの と規定される。
ここに使用する「火炎抵抗性」なる用語は火炎阻止、火炎遅延、火炎遮蔽および 火炎防壁の緒特性のいずれか1つを指す。
織物または布のような物品は着火しつつある炎が物品の非燃焼部分に接触して静 まったならばその物品はその非燃焼部分にそった炎の更なる伝播に抵抗する固有 の能力をもちそれによって内部燃焼を停止させる程度に火炎を遅延させると考え られる。
織物物品が難燃性であるか否かを決定するための認識された試験はとりわけてD OCFF 3−71に記載のAmerican As5ociationof  Textile Chemists and Co1orists Te5t  Method 34−1966およびThe National Burean  of 5tandards testである。
物品は、それが少なくとも5分間可燃性物質の非燃焼部分との接触から炎を阻止 する能力をもつならば、「火炎阻止性」であると考えられる。
物品は、それが炎をそらすことができ、当業技術において知られているアルミニ ウム被覆保護ガーメットと同様にそこからの放射線を阻止することができるなら ば、「火炎遮蔽性」であると考えられる。
火炎防壁は不燃性、難燃性である能力および断熱特性を与える能力をもつ。
ここに使用する「ポリマー状」なる用語は天然物質ならびに他の有機ポリマー状 物質を包含する。
ここに使用する「炭素質」なる用語はたとえば欧州特許刊行物第0199568 号に記載されているような加熱処理のような化学反応の結果として炭素含量が非 可逆的に増大したポリマー物質たとえば炭素質繊維に関する。
ここに使用する「非ゲラファイト質」なる用語は92%未満の元素炭素含量をも ち、米国特許第4,005,183号(1977年1月25E]特許1発明者シ ンガー)に記載されているような配位炭素または3次元のグラファイト微結晶を 実質的に含まない炭素質物質に関する。
ここに使用する「安定化Jなる用語はたとえば欧州特許刊行物第0199568 号に記載されているような特定温度1代表的には150〜525℃の温度、好ま しくは250未満の温度t”安定化もしくは酸化されたポリマー前駆体物質たと えば炭素質繊維に適用される。ある場合にはこの前駆体物質はこれより低温にお いて化学酸化物によ、って酸化されることが理解されるであろう。然しなから、 この前駆体物質は過度に酸化させないことか重要である。過度の酸化は他のポリ マー樹脂の含浸によるように追加の支持を必要とする貧弱な取扱い性能をもつ脆 い物質をもたらすことかあるからである。
有利には炭素質材料たとえば炭素質繊維はポリマー物品たとえば発泡体物品の外 側の面に設けらね、その発泡物品の外側の面を結合してポロポロにくずれるのを 防ぐ。この炭素質繊維は発泡物品の防火壁として働く。
以下に述へるすべての百分率は重量基準の百分率である。
更に詳しくは本発明は、ポリマー前駆体物質から誘導された非グラファイト質の 炭素質物質を含み、該炭素質物質が40より大きい限定酸素インデックス(LI O)値、65%より大きい木炭生成、およびl BTu(ft/hr)(ft2 )(0F) (1,72w/m’(K) )より小さい熱伝導度をもつ、ポリマ ー物質の火炎抵抗を改良するための非繊維質組成物に関する。
本発明の炭素質物質はASTM D 2863−77の試験法により測定したと き40より大きいl、OI値をもつ。この試験法は「酸素インデックス」または 「限定酸素インデックス」(LOI)としても知られている。この方法によれば 、02/N2混合物中の酸素濃度か垂直取付は試料がその上部端て着火し燃焼し つづける酸素濃度として決定される。
本発明のFR物質は10−1オーム・センチメートルより大きい比電気抵抗好ま しくは102〜10’オーム・センチメートルの比抵抗および0.75〜lの放 射係数によって特徴づけられる。
本発明のFR物質は成形物品、押出しシート、フィルム、発泡体、または繊維構 造物(織った、不織の、又は編んだ構造物を包含する)のような種々の他のポリ マー物質とブレンドし又はこれに、積層して最終の混合物、ブレンドまたは複合 物に所望の程度の火炎抵抗性を付与することができる。本発明のFR物質は他の ポリマー物質中にくまなくブレンドすることができ及び/又はその表面を覆って 火炎または火炎にさらされたとき、そのブレンドまたは構造物に改良された火炎 抵抗性を与える。
FR物質をとのように使用するか、および別のポリマー物質に適用する際の特定 の形体に応じて、当業者は火炎抵抗の改良の所望の程度を与えるに必要なPR物 質の量を容易に決定することができる。
本発明の1一つの態様によれば、ポリマー物質は該物質中にくまなく又は少なく ともその表面に本発明のFR物質の予め定めた量を配合することによって改良さ れた火炎抵抗が付与される。
たとえば、ポリマー・フィルムまたは:1.ノl−は有利には表面コーティング が付与され、または積層の形体でFR物質が付与されて改良された火炎抵抗性か えられる。FR物質はポリマー物質内に配合され、10重量%以上の量、好まし くは20〜50重量06の量でくまなく分布されて、改良された火炎抵抗性を得 る。高性能の(火炎抵抗の)900重量06程の炭素質物質を使用することがで きる。然しなから、火炎防壁性を付与するために表面コーティングとして使用す る場合には、0.5重量96程度の少量を使用すれば十分であることがわかった 。すなわち、FR物質を燃料と火炎との間の防壁として使用する場合には、火炎 抵抗性の驚異的な改良かえられる。
好ましい且つ火炎抵抗性付与するために、必要なパラメータに合致するFR物質 は安定化アクリル樹脂から誘導される炭素質物質を熱固定させたものであること がわかった。他の前駆体ポリマー物質たとえはアラミド、ポリビニルハライド、 ポリベンズイミダゾールなども利用することができる。
本発明のPR物質で改良された火炎抵抗性を付与することのできるポリマー物質 どして熱可塑性または熱硬化性の樹脂のような通常の種類のポリマー物質のいず れかをあげることがてきる。
熱可塑性樹脂のなかでも、ポリシロキサンのようなシリコーンポリマーは特に興 味かある。それらは本発明のFR物質と共に使用するとき相乗的な着火抵抗を示 すからである。ポリシロキサンは式Rx S i (OR’ ) a−xまたは RxS i (OOR’ )、−0によって一般に定義されるものである。ただ しRは有機基であり、R′はフェニルまたは低級アルコキシであり、Xは少なく ともlであるが4未満である。
FR物質と組合せて0.5〜90重量96の量のシリコーン生成物を使用するこ とかできる。シリコーン生成物の表面に配置するときにはこれより少ない量のF R物質を使用することができる。
好適なポリマー物質はたとえばModern Plastic Encyclo pedia。
1984−85、Vol、61. No、10A、(米国ニューヨーク州ニュー ヨークのマグロ−・ヒル刊行)に記載されている。
好ましくはFR物質は安定化アクリル前駆体物質から誘導され、5〜35%好ま しくは16〜2096の窒素含量をもつ。この安定化アクリル前駆体物質はアク リロニトリロニトリル−ホモポリマー、アクリロニトリル−コポリマーおよびア クリロニトリル−ターポリマーからえらばれる。
これらのコポリマーおよびターポリマーは好ましくは少なくとも約85モルQも のアクリル単位好ましくはアクリロニトリル単位および15モル%までの1種以 上のコモノマーたとえばメチルアクリレート、メチルメタアクリレート、ビニル クロライド、ビニリデンクロライド、ビニルピリジンなどを共重合させて含む。
比グラファイト質の炭素質PR織繊維本発明のFR物質とくにFR発泡体の補強 剤として含まれる。このような非線状のFR織繊維製造は欧州特許刊行物第01 99567号に特に記載されている。
本発明のPR物質は他の合成または天然の繊維とブレンドすることかできる。こ のような他の繊維の例としてカーボン、木綿、ウール、ポリエステル、ポリオレ フィン、ナイロン、レーヨン、ガラス、シリカ、シリカアルミナ、チタン酸カリ 、シリコンカーバイド、シリコン窒化物、ホウ素窒化物、ホウ素、アクリル、テ トラフルオロエチレン、ポリアミド、ビニル、セラミック(たとえばアルミニウ ムシリケート)および他の酸化物(たとえば酸化ホウ素、ドリアおよびジルコニ ア)の繊維があげられる。
FR織繊維マット、ウェブまたはバッティングも粒子たとえばアルカリ土類また はアルカリ金属シリケートの粒子と共に提供されて、火炎抵抗性を更に改善する ことができる。
バッティングごとに異なるデニールの繊維から成る2枚のFR繊維バッティング が提供されるとき、これらのバッティングはLELCRO(商標)「フック・ア ンド・アイ」効果とくに繊維が非線状形態をもつ場合の該効果に類似の現象によ って容易に一緒に結合される。
本発明の組合せから多(の複合物または構造物を製造することが可能である。特 定の用途のために製造される組成物は最終の使用者の望む機械的性質に応じて変 わる。一般に、10〜75重量%のFR物質荷重がポリマー・バインダーおよび またはオルガノシロキサンポリマーとの組合せて不燃性の柔軟性パネルを製造す るに好ましい。
本発明の更なる面によれば、炭素質繊維によって補強される炭素質の非可逆的に 熱固定された気泡状発泡体から成る補強FR発泡体が提供される。このFR発泡 体と繊維は40より大きいLOI値および5〜35%好ましくは16〜20%の 窒素含量をもつ複合体を形成する。FR発泡体中のFR繊維含量は0.5〜70 重量%でありうる。0.5%程度の少量のFR織繊維好ましくは発泡体の外側の 面に適用される。
本発明の発泡体は主として剛性の開放気泡または密閉気泡の発泡体である。然し なから、ポリマー前駆体物質および炭化反応の注意深く制御された安定化によっ て、柔軟性および/または圧縮性の炭素質発泡体を得ることが可能である。本発 明の発泡体は、有機シリコーン樹脂との組合せて使用するとき、更に有効な防火 壁を提供する。
本発明の発泡体は次の諸工程すなわち(a)繊維組立体を内部に配合したポリマ ー前駆体発泡生成物を製造し、(b)この発泡体を安定化もしくは酸化し、そし て(C)安定化発泡体を不活性雰囲気中て熱処理する諸工程によって得ることが できる。熱処理は発泡体および繊維に所望の電気伝導度を与えるように予め定め た温度において行なうことができる。発泡体内の繊維はこの熱処理中に炭素質で あることができ又は炭素質にすることができる。
本発明のFR発泡体を製造するためのポリマー前駆体物質は通常の手段たとえば 押出し、含浸、オートクレーブ処理、溶液膨張またはロスト発泡キャスティング 技術によって製造される。
本発明に使用する前駆体発泡材料を製造するための発泡剤として、当業技術にお いて知られており且つ発泡反応中に遭遇する条件下で揮発し又はガスを発生させ る発泡剤のすべてがあげられる。好ましいのはCO2、N2 、水、ハロゲン化 炭化水素、およびそれらの混合物である。
十分な量の発泡剤を使用してポリマーに気泡構造を付与する。
好ましくは、1.39 g/cm”より大きくない密度、好ましくは1.32〜 1.38 g/cm”の密度をもつ前駆体安定化発泡体材料が提供される。上記 の密度は“Practical Fiber Identifica−tion ” Dept、 of Textile Engineering、 Aubu rn University。
2d Ed、 1982. P51−54においてデーピッド・エム・ホールに よって記述されているような標準密度勾配カラム上で測定される。
前駆体ポリマー発泡体とその内部に配合した繊維もしくは繊維集合体との複合物 は該複合体を150〜525°C1好ましくは250°C未満の昇温において予 熱炉に入れることによってまず注意深く安定化もしくは酸化する。これは欧州特 許刊行物第0199568号の炭素質繊維の製造法に述べられているのと同様で ある。
安定化した複合体は次いて不活性雰囲気中で昇温に十分な時間熱処理して複合体 中に非可逆的化学変化を生せしめる。該複合体は所望の電気特性をもつが、該複 合体の十分な炭化またはグラファイト化前の状態にある。
発泡体/繊維複合体を包含するこのようなFR物質の第1群は電気的に非伝導性 であり、静電防止性をもたないものとじて分類することができる。すなわちそれ らは静電荷を消散させる能力をもたない。これらのFR物質は、安定化ポリアク リレート前駆体物質から製造したとき、65%より大きいが85%未満の炭素含 量をもつ。
ポリマー前駆体物質がポリアクリロニトリルであるとき、約2096以上の窒素 含量が電気的に非伝導性のPR物質中にえられることがわかった。すなわち、該 物質は10’オーム・センナメートルより大きい非抵抗をもつ。
第2の群において、FR物質は低い伝導度および従って静電気消散特性をもつも のとして分類される。これらの物質は代表的に10〜10”オーム・セン千メー トルの比抵抗および85%未満の炭素含量をもつ。好ましくはFR物質は安定化 アクリル前駆体物質から誘導され、16〜20%の窒素含量をもつ。
同様に炭素質繊維を補強剤として使用するとき、その窒素含量も16〜20%で ある。たとえばFR発泡体/繊維複合体から製造した構造物は軽量であり、低い 水分吸収度、および良好な摩耗強度を良好な外観および取扱い性と共にもつ。
第3の群において、PR物質は少なくとも85%の炭素含量をもつ。これらの物 質は非常に電気伝導性であるのが特徴である。すなわち、この比抵抗は1O−1 オーム・センナメートルよりも大きく、該物質は電気的接地またはシールドも望 まれる場合の用途に有用である。第3の群の物質は好ましくは、750℃を越え る温度で十分な時間熱処理して、十分な炭化またはグラファイト化を得ることな しに、炭素含量を増大させることによってえられる。
熱処理の時間も考慮すべき因子であり、FR物質の大きさ、たどえは発泡体のビ レソI・もしくは物品、特定ポリマーなとによって決定される、ということが理 解される。
FR発泡体に使用される炭素質繊維も少なくとも659もの炭素含量および40 より大きいLOI値をもち、欧州特許刊行物第0199568号に記載の方法に より製造される。好ましくは、ポリマー面部体物質はFR物質に一ついて一般的 に述べた上記のものと同じ組成の安定化アクリル基材フィラメントから誘導され る。
炭素質繊維はモノフィラメントの形体または多数の繊維から成る繊維集合体だと んばトウ、バッティング、マット、ウェブまたはフェルト、あるいは織物または 編み布、の形体にある。
本発明の別の態様によれば、本発明のFR物質を有機シリコーンポリマーど縮合 せて含む有効な火炎防壁が提供される。該有機シリコーンポリマーは次の反復単 位によって特徴づけられる。
(S i −0−31−0)。
この有機シリコーンポリマーは構造物の表面に14CFR25、853(b)に 定義されるように着火抵抗を該構造物に付与するに十分な量で存在させる。
本発明に使用される有機シリコーン・ポリマーは加水分解、加熱縮合、またはフ リラジカル縮合の反応によって前駆体シリコーン樹脂から製造される周知の有機 シリコーンポリマーである。好ましい有機シリコーンポリマーはRts i(O R’ ) s−*およびR* S l(00R’ ) 4− の加水分解部分縮 合生成物からえらばれた化合物を固定または硬化させることによって製造しうる ポリマーである。たたし上記式中、Rは有機基であり、R′は低級アルキルまた はフェニル基であり、Xは少なくとも1であるが4より小さい。好ましくはRは 低級アルキル、アルケニル、置換アルキル、およびアリールからえらばれる。好 まし2いアリールはフェニルである。一般に、0.5〜90重量?6、好ましく は1〜50重量06の有機シリコーン・ポリマーを使用4′る。その量は該ポリ マーが構造体の表面に使用されるか又は構造体内に使用されるかに応じて変わる 。更に好ましくは2〜2006の量の有機シリコーン・ポリマーが炭素質物質の 望ましい特性を保持しながら該物質の着火抵抗、火炎抵抗、および酸化抵抗を増 大させる結果をもたらした。
有機ソリコーン・ポリマーはシリコーン樹脂を触媒により熱固定または硬化させ ることによって得ることができる。他の好適なシリコーン樹脂はrlnform ation about High TechnologyMaterials  J と題するザ・ダウ・コーニング・コーポレーションの1986年の刊行物 に記載されている。好ましいシリコーン樹脂はトリメトキシメチルシラン、メト キシトリメチルシラン、ジメトキンジメチルシランなどの加水分解部分縮合生成 物である。
本発明の例示的態様は次の実施例に示すものである。
実施例1 14センチボイズの粘度(トルエン中の1094溶液として測定)をもつポリス チレンを毎時541重量部の割合で押出し機に炭素質粒子の混合物と一緒に供給 した。該粒子は約18.1%の窒素含量、102オーム・センナメートルの比抵 抗、および0、8の放射係数をもつ炭素質繊維を粉砕することによって製造した ものであり、その量は生成発泡体の3096であった。メチルクロライドとジク ロロジフルオロメタンとのl:1の重量部の混合物から成る発泡剤を混合機に入 る前の熱可塑化ポリマーに注入した。ポリスチレン1g当り20.3X10−’ モルの発泡剤の合計供給物を使用した。ポリスチレン100部当り0.06部の 量のインジゴを核剤として加えた。2.25X24インチ(5,7X61an) の断面をもつ安定な長方形板を121.5°Cの温度で押出した。炭素質粒子は 発泡体中にくまなくかなり均一に分布された。生成発泡体は火炎阻止特性をもっ ていた。
実施例2 米国再発行特許第27.794号に示す方法に従って、溶融前駆体ポリマーをフ ィルムにキャスティングし、次いてこれを窒素雰囲気中で5°C/分の速度て4 50°Cの温度まて加熱して炭素質フィルムを製造した。この炭素質フィルムを 次いてポリカーボネート・シートの表面に接触させ該表面に積層させた。
この炭素質フィルムはポリカーボネート・シートに火炎抵抗層を提供した。
実施例3 本発明の炭素質物質について一連の実験を行ない、該炭素質物質に及はす種々の 熱処理温度の効果を決定した。顕著な性質は諸物質の比抵抗であった。このよう な性質を決定するために、酸化安定化ポリアクリロニトリル繊維の試料を使用し た。繊維を漸増石英管炉中の酸素のない窒素パッド中に置いた。炉の温度を室温 から約550°Cにまで3時間にわたって徐々に上昇させた。これより高い温度 には10−15分毎に50°Cづつ昇温させることによって到達した。これらの 繊維を所望の温度に1時間保持し、炉を開放してアルゴン・パージを行ないなが ら冷却させた。
これらの繊維の比抵抗をえらばれた試料について行なった測定値から計算した。
これらの結果を次の表に示す。
繊維の代りに、炭素質粒子、発泡体またはフィルムを使用することができ、それ らの比抵抗を測定して同じ効果をえた。
実施例4 VORANOL (商標)3137の商品名でザ・ダウ・ケミカル・カンパニー から商業的に入手しうる約3000の平均分子量をもつポリエーテルトリオール 100重量部(pbw);水4.3pbw;安定化ポリアクリロニトリルから誘 導される炭素質繊維10部;およびユニオン・カーバイド・コーポレーションか ら商業的に入手しうるシリコーン界面活性剤L−540の1.2部:およびジプ ロピレングリコール中の33重量部のトリエチレンジアミンの混合物であるエア ・プロダクツ・カンパニーから商業的に入手しうるDABCO(商標)33LA の1.2重量部:をlりオー1−(0,95f)寸法の容器中で混合することに よって柔軟性ポリウレタン発泡体を製造した。1.715部の錫オクトエートと 45.2−の2.4− /2.6−トルエンジイソシアネートの80/20混合 物とから成る別の混合物を1/2ガロン(1,891)容器中で該ポリオール含 有混合物と共に混合物が発泡するまで攪拌した。炭素質粒子が発泡体中にくまな く分布していた。えられた発泡体は良好な柔軟性と火炎抵抗性70%のメチルメ タクリレート(MMA) 、24%のスチレン、および696のジビニルベンゼ ンを含む平均粒径500ミクロンのイオン交換緩衝ビーズを40PPHのジメチ ルホルムアミド(DMF)を使用して膨潤させた。85モル%のアクリロニトリ ル(AN)、13モル%のMMA、および2モル96のイタコン酸(SAF)か ら成るアクリロニトリル・ターポリマーをDMFにとかして該ターポリマーの1 5重量96(%bw)溶液をえた。
250−のビーカー中で30gのSAF溶液を36gの上記の膨潤緩衝ビーズと 混合し、内径3インチのアルミニウム皿にキャスティングした。次いてこの混合 物を5分間真空下に置いて試料を脱気した。このSAF/ピース複合体を72時 間風乾し、その後に80°Cて一夜乾燥した。この複合体を次いで220°Cに 加熱した強制通風オープン中に30分分間−てSAFの酸化および交差結合反応 を促進させた。この複合体を次いで窒素の不活性雰囲気のオーブンに入れ、初期 試料重量の86%の損失かえられるまで500°Cに加熱した。生成発泡体は炭 化されており、1.38 g/cc未満の密度をもっていた。
実施例6 加熱可塑化ポリアクリロニトリルの流れを毎時541重量部の割合で押出し機に 供給した。メチルクロライドとジクロロジフルオロメタンとのl=1の重量混合 物から成る発泡剤を混合器に入る前の加熱可塑化ポリマーに注入した。混合器の インターメッシング・スタビは100フイート/分(1829m/時)の相対粘 度をもっていた。ポリマー1g当りIO,3X10−’モルの発泡剤の合計供給 物を使用した。ポリマー100部当り0.06部の量のインジゴを核剤として加 えた。2.25X24インチ(5,7X 61cm)の断面寸法をもち平均気泡 直径が0.41である安定な長方形板をI 21.5°Cの温度で押出した。こ の発泡体をオーブン中で175℃で20分間加熱することによって安定化し、次 いて欧州特許刊行物第0199568号の方法により525〜550°Cの温度 で不活性雰囲気中て熱処理して炭素質発泡体を製造した。
実施例7 前駆体発泡物質を次のようにオートクレーブ法により製造した。
5I!の内側容量をもつオートクレーブ中で、2kgのアクリロニトリル樹脂ペ レットおよび1kgのトリクロロモノフルオロメタンを45℃に加熱した。樹脂 1kg当り0.19グラムモルおよび0.15グラムモルの発泡剤を含む発泡性 樹脂ペレットを製造した。このペレットを水蒸気で0.3kg/cm2ゲージの 圧力で加熱することによって発泡させ、最大膨張比の試験に供した。これらの結 果は350倍および215倍であった(両者とも水蒸気加熱の80秒後)。アク リロニトリル樹脂中の発泡剤の含有は押出し含浸法の代りにオートクレーブ法に よって行なった。
ペレットは高い膨張比で実質的に均一な分布をもって発泡した。
このようにしてえられた発泡体を実施例6の方法により安定化させ熱処理して炭 素質発泡体を製造した。
実施例8 rTest Method to Determine Flame Pene tration Re5istanceof Cargo Compartme nt Liners J と題するFAR25,855の方法に従い、炭素質繊 維の編物シャーシーの布を間に圧縮させた一対のパネルを(実施例1により)製 造した。パネルおよび布の重量は122gてあり、綿毛様物質は40gであった 。測定したパネルと綿毛様物質は16インチ×24インチ×1/8インチ(41 anX61cmX3.2on)であった。
布の重量を基準にして10%のDow Corning 1−1277の適合コ ーティングを含むように布を噴霧した。7796の炭素質繊維と2396のポリ エステルの混合物から成る綿毛様物質をパネルの底部層として配置し、次いて1 0〜20mph (16,1〜32.24an/hr)の空気速度(着火前に固 定)で火炎にあてた。5分後に、パネルの頂部層に接触する熱電対は135°F (57,2℃)の最高温度に達した。火炎を綿毛様物質に衝突させた場合、腐食 が認められた。然し、パネルはこの試験に合格した。
実施例9 10%bwの非線状炭素質繊維を含む加熱可塑化ポリアクリロニトリルの流れを 毎時541重量部の割合で押出し機に供給した。2.51)I)hのエチルクロ ライド/8.0pphのHCFC−142B/1.4pphのCO2を含む混合 物から成る発泡剤を混合器に入る前の加熱可塑化ポリマーに射出した。混合器の インターメッシング・スタビは100フイート/分(30,48メ一トル/分) の相対速度をもっていた。ポリマー100部当り0.02部の量のフタロシアニ ン・ブルーを核剤として加えた。炭素質繊維をくまな(分布させた1インチ×2 4インチ(2,54cmX61am)の断面積および0.4 mnの平均気泡径 をもつ安定な長方形板を121.5℃の温度で押出した。この補強発泡体をオー ブン中で175℃で20分間加熱することによって安定化し次いで不活性雰囲気 中525〜550’Cの温度で加熱処理して炭素質繊維補強炭素質発泡体を製造 した。
実施例10 前駆体補強発泡体物質を次のようにして製造した。
5I2容量のオートクレーブ中、非線状PANOX (商標)繊維(R,に、  Carbon Fibers、 Inc、からえられる酸化ポリアクリロニトリ ル繊維)含有アクリロニトリル樹脂ペレット2kgおよびシリクロロモノフルオ ロメタン1kgを45°Cに加熱した。その結果として、発泡剤を0.19およ び0.15 gモル/100g樹脂含む発泡性樹脂ペレットかえられた。これら のペレットを0−3kg/cm2の圧力の水蒸気による加熱により発泡させて最 大膨張比の試験に供した。えられた結果は350倍および215倍であった(共 に水蒸気による80秒の加熱後)。アクリロニトリル樹脂中の発泡剤の含有法を 押出し含浸法の代りにオートクレープ法によ−って行なったとき、ベレットは高 い膨張比において実質的に均一な繊維の分布をもって発泡した。このようにして えらねた発泡体を実施例1の方法により安定化し加熱処理して炭素質繊維補強炭 素質発泡体をえた。。
実施例11 イ(燃11試験 mI記の実施例9および10の補強炭素質交泡体の不燃性を14FAR25,8 53(b)に示ず試験法に、よl]決定した。、二の試験は次のようにし、てイ ′1なった。
最小:3枚の1インチ×6インヂ×6イシチ(2,54c+n X 15.24 印〕・<15.24C1111)の試料を550°Cて加熱処理し7、そして試 料を試験前にlO″′F±56Fの温度および50?自±506の相対湿度に保 たれた調整室中1ご:)4時間保持する、二どl二よ−って調整しt、−6 それぞれの試料を垂直に懸垂し、目盛りイ1き熱電対パイロメータによ1て1. 5インチ(3,81cm)の火炎を与えるように調節した公称内径をもつブンヒ ンまたはチュリル・バーナーにあてた。炎の中心は1550°Fであった。試料 の下部端はバーナーの頂部端より3/′4イ′ンチ(1,91cm)上にあった 。試料の下部端の中心線に炎をあて、次いて除いた。
この試験によれば、この物質は自己消火性であった。平均の燃焼長さは8インチ (20,32cm)を越えなかった。火炎後の平均は15秒を越えず、火炎の滴 下は観察されなかった。
実施例12 コルトールズ(英国)で製造された特別のアクリル繊維を15?6btvの量て lO〜159もナトリウム・チオンアネート溶液にとかした。生成混合物をビー カーに入れ、十分なポリメチルメタアクリレート・ビーズを加えて、生成混合物 のビーズによって専有される最終容積か約659力bwのビーズと3596bw の溶媒和アクリル繊維含有溶液であるようにし、た。生成混合物を攪拌し、20 96bwの炭素質繊維をこ、れに加λ−1小さい鋳型に注入した。
生成混合物からの水をオーブン中で、固体物質が鋳型中で発泡するまで、蒸発さ せた。二の物質を次いて蒸留脱イオン水て注意深く洗浄し7て、固体中に入った 士トIIウム・チオシアネートの大部分を除去する。押出しまた固体を次いてオ ーブン中て約60°Cで乾燥させ、次いて225°Cの温度に30分以上上饗さ せて酸化によってアクリルポリマーを安定化させ、メチルメタアクリレートの形 体のビーズを追い出L7て開放気泡構造物を製造する。ビーズの大部分は225 〜280°Cの温度て30分〜8時間のあいだに追い出される。安定化発泡体の 形体の炭素質繊維含有多孔質発泡体物質を窒素パージ・オーブン中に入れ、55 0°Cの最終温度にまで徐々に加熱する。生成する炭素質発泡体は1〜1.5ボ ンド/立方フィートの密度および注目すべき圧縮弾性をもっていた。
実施例13 実施例12に述べた方法により、SAF繊維を水性ナトリウム・チオシアネート 溶媒の代りにDMF溶媒にとかした。同じ量のポリメチルメタクリレート・ピー スを生成混合物に加え、追加のピースおよび炭素質繊維を含む混合物を鋳型に入 れ、溶媒を蒸発させた。蒸留水抽出工程を省略し、酸化安定化および熱処理を実 施例I2に述へたのと同様に行なった。生成する炭素質繊維補強炭素質発泡体は 均一な外観をもち、注目すべきことに弾性が大きく脆さは少なかった。生成発泡 体は実施例12て測定したものよりもやや低い密度をもっていた。
実施例14 実施例13の方法に従い発泡体を製造した。ただし炭素質繊維含有膨張ポリメチ ルメタクリレート・ビーズの代りに標準ポリメチルメタクリレート・ビーズを使 用して1ボンド/立方フイート(16kg/ rn’)より小さい密度をもつ炭 素質発泡体をえた。
実施例15 実施例13の方法に従い炭素質繊維補強炭素質発泡体を製造した。たたし膨張ポ リメチルメタクリレ−1・・ビーズおよび非線状PANOX (商標)繊維を使 用した。生成発泡体は1ボンド/′立方フイート(16kg/rn’)より小さ い密度をもっていた。
実施例16 アクリル繊維をジメチルポルムアミドと2−ピロリジノンとの90./用0の溶 媒に15’%bwの濃度てとかした。分解性発泡剤であるアゾシカ−ボンアミド を15pphの濃度て上記の溶液に懸濁させ、炭素質繊維マット含有ポリエチレ ン・トレーにキャスティングした。溶媒を蒸発させ、生成物を50℃で18時間 真空乾燥した。乾燥した生成物は積み重ねることがてき、オーブン中280°C て加熱したとき、炭素質繊維の補強層をもつ気泡構造発泡体を生成した。この気 泡構造物を次いて欧州特許刊行物第0199568号に記載の方法により加熱処 理して炭素質発泡体をえた。
本発明を詳細に且つその好ましい態様に関して記述したけれとも、当業者にとっ て容易に明らかであるような変化と変形は、請求の範囲に記載の本発明の範囲内 に含まれることが明らかであろう。
補正書の翻訳文提出書(特許法第184条の7第1項)平成3年10月4日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ポリマー前駆体物質から誘導された非グラファイト質の炭素質物質を含み、 該炭素質物質が40より大きいLOI値、65%より大きい木炭生成、および1 BTu(ft/hr)(ft2)(°F)〔1.72w/m2(K)〕より小さ い熱伝導度をもつことを特徴とする引火性ポリマー物質の火炎抵抗を改良するた めの非繊維質組成物。 2.該炭素質物質が10−1オーム・センチメートルより大きい比抵抗をもつ請 求項1の組成物。 3.該炭素質物質が102〜108オーム・センチメートルの比抵抗をもつ請求 項2の組成物。 4.該炭素質物質が0.75〜1の放射係数をもつ請求項1、2または3の組成 物。 5.該炭素質物質が芳香族ポリアミド、ポリアクリロニトリル、ポリベンズイミ ド、ポリビニルクロライドおよびポリビニリデンクロライドからえらばれた安定 化ポリマー前駆体物質から誘導されたものである請求項1〜4のいずれか1項の 組成物。 6.該炭素質物質がアクリロニトリルのホモポリマー、コポリマーおよびターポ リマーからえらばれた酸化安定化ポリマー前駆体物質から誘導されたものである 請求項1〜4のいずれか1項の組成物。 7.該炭素質物質が5〜35%の窒素含量をもつ請求項6の組成物。 8.ポリマー物質および相乗量の請求項1〜7のいずれか1項の非繊維質非ケラ ファイト質の炭素質物質を含み、該炭素質物質が骸炭素質物質と緊密に接触して いる物品。 9.該炭素質物質が0.5〜90重量%を構成する請求項8の物10.該炭素質 物質が該物品の0.5重量%より大きい量で該物品の少なくとも一面に装填され ている請求項9の物品。 11.該炭素質物質が粒子、フィルム、シートまたは発泡体からえらばれる請求 項8、9または10の物品。 12.該炭素質物質が1.38g/ccより小さい密度をもつ発泡体である請求 項11の物品。 13.該ポリマー物質が(Si−O−Si−O)n反復単位をもつオルガノシリ コーンポリマーを含み、該ポリマーが0.5〜90重量%の量で存在する請求項 8〜12のいずれか1項の物品。 14.40より大きいLOI値、約65%より大きい木炭生成および1BTu( ft/hr)(ft2)(°F)〔1.72w/m2(K)〕より小さい熱伝導 度をもつ非グラファイト質の炭素質発泡体を含む不燃性繊維補強発泡構造体であ って、該発泡体が0.5〜70重量%の非グラファイト質の炭素質繊維構造物を 内部に組込んで含んでいる不燃性繊維補強発泡構造体。 15.該炭素質構造物が線状または非線状のモノフィラメント繊維、マルチフィ ラメント繊維のトウ、ウール状線毛様物質、不織のバッティング、マット、ウェ ブもしくはフェルト、または織った織物または編んだ布を形成する多数の繊維か らえらばれたものである請求項14の発泡構造体。 16.該炭素質繊維が非線状、弾力性、形状再生性および伸縮性であり、そして 正弦波および/またはコイル伏の形態および1.2:1より大きい可逆的たわみ 比をもつものである請求項14または15の発泡構造体。 17.該炭素質発泡体および繊維構造物が芳香族ポリアミド、ポリアクリロニト リル、ポリベンズイミド、ポリビニルクロライドおよびポリビニリデンクロライ ドからえらばれた安定化ポリマー前駆体物質から誘導されたものである請求項1 4,15または16の発泡構造体。 18.該炭素質発泡体および繊維構造物がアクリロニトリル・ホモポリマー、ア クリロニトリル・コポリマーおよびアクリロニトリル・ターポリマーからえらば れたアクリル前駆体物質から誘導されたものである請求項17の発泡構造体。 19.該炭素質発泡体および繊維構造物が5〜35%の百分率窒素含量をもつ安 定化ポリアクリロニトリル・ポリマーから誘導されたものである請求項17の発 泡構造体。
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