JPH04500648A

JPH04500648A - 車両用保護アセンブリ

Info

Publication number: JPH04500648A
Application number: JP1510863A
Authority: JP
Inventors: ラマーズ　ブライアン　ジー; ブラハ　ケニス　ヴィー
Original assignee: キャタピラー　インコーポレーテッド
Priority date: 1989-07-14
Filing date: 1989-09-22
Publication date: 1992-02-06
Also published as: GB2245872B; GB9026645D0; US4957180A; WO1991001243A1; GB2245872A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

車両用保護アセンブリ

【産業上の利用分野】

本発明は一般的に車両用に保護アセンブリに関し、さらに詳しくは、車両のフレーム部材によって形成された空間を囲む底部保護アセンブリに関する。

【従来の技術】

キャタピラ型のトラクタのような排土を行う車両は、この車両の弱い部分を保護するために種々のタイプの保護部材を使用している。１つの特定のタイプの保護部材には底部保護部材があり、これは、排土を行う車両の底部に固定され、エンジン、変速機その他重要な車両部品の部分を保護する。この種の保護部材は、一般的に車両のフレーム部材に直接ボルト締めされるか、または孔をあけてタップを設けると共にフレーム部材に溶接されたブロックに直接ボルト締めされている。ボルトは、一般的に垂直方向を向いているので、車両の運転中のフレーム部材の屈曲によって剪断負荷を受ける。このフレームの屈曲および車両の作業運転中の保護部材の運動によって、ボルトはゆるみやすい。もしボルトを締め直さないと、保護部材が車両から完全に外れ、これによって重要な部品をありうべき損傷にさらす。保護部材が岩石または木の切り株のような物にぶつかるか、またはその上を摺動する場合にも、ボルトの剪断負荷を生じやすい。この摺動運動によってボルトのピッチが磨耗し、ボルトのとり外しを困難にする。１９７６年１１月２３日付でディピッド”Ｄ、ハンセン（ＤａｖｉｄＤ、　Ｈａｎｓｅｎ）他に付与された米国特許第３．９９３．１５３号は、車両用の底部保護構成の１つのタイプを示す。この特許で説明されている保護構成は、車両のフレームにボルト締めされた前部および後部の保護部材と前部保護部材によって切込み内に支持され、後部保護部材にボルト締めされた中間保護部材を有する。前部および後部保護部材には複数の剪断防止ブロックが溶接され、中間保護部材に加えられる全ての横方向または縦方向の力は、これらのボルトに加えられるのではなく、この剪断防止ブロックによって吸収される。この保護部材によって、中間保護部材を固定しているボルトの剪断負荷か防止されると考えられるが、これはやや容積が大きく、またかなり多（の部品を必要とする複雑な構成である。１９７５年４月１日付でアルバート・ジアネッシ（Ａｌｂｅｒｔ　Ｇｉａ−ｎｅｓｓｉ）に付与された米国特許第３．８７４．６２４号は、保護およびコネクタ・アセンブリのもう凰つのタイプを示す。この特許に開示されている中膨れタイプ（ｂｅｌｌｙ−ｔＹＩ）ｅ）のエンジン保護部材は、コネクタ・アセンブリによって車両のメイン・フレームの所定の場所に保持される。コネクタ・アセンブリは、車両のフレームに溶接された複数のブラケットおよびこれらのブラケットの一部分とかみ合う複数の連結ナツトを有する。ねじを切ったボルトは保護部材を貫通して連結ナツトと螺合し、この保護部材を所定の場所に保護する。更に、コネクタ・アセンブリは、車両のフレームに溶接され、保護部材の傾斜した開口部とかみ合い、保護部材に溶接されたブロックを補強する複数の剪断防止ブロックも有する。この剪断防止ブロックの目的は、保護部材に加わる比較的大きな横方向の力を直接フレーム部材に逃して、ねじを切ったボルトの剪断を防止することである。前記の以前に説明した特許と同じく、このコネクタ・アセンブリもボルトを剪断力から保護するため、剪断防止ブロックに依存している。しかし、コネクタ・アセンブリのねじを切ったボルトの頭は磨耗しやすい状態にあり、ボルトのとり外しは容易ではない。本特許の目的は、前記の１つ以上の提起された問題点を解決することである。

【発明の開示】

本発明は、車両用保護部材は複数の停止ブロック、複数の保持ブラケット、および１枚の保護プレートを有する。車両のフレームは第１および第２側壁と第１および第２側壁を有し、これらの側壁と端壁はそれらの間に第１空間を形成している。停止ブロックの各々は、所定の高さの第１位置でこれらの側壁または端壁の１つに結合される。保持ブラケットの各々は、所定の第２正面位置でこれらの側壁または端壁の１つと結合可能であり、保護プレートは第１空間内に位置決めされる。保護プレートは、停止ブロックおよび保持ブラケットによってこの位置内に維持され、縦方向および横方向に制限された範囲で移動することができる。キャタピラ型のトラクタのような排土を行う車両および建設用車両は、極端に荒れた地形の上や、あらゆる種類の土壌条件の下で運転される。エンジン、変速機、駆動列のような車両の弱い部分が、岩石、木の切り株、またその他の破片に接触しないように保護することは重要である。車両部品を損傷から保護する目的で種々のタイプの強力な保護部材および保護プレートが使用されてきた。これらの保護部材の多（は、ボルトで車両のフレームに締結されるが、これらのボルトは岩石およびその他の破片との接触、さらに車体のねじれや屈曲によって、磨耗、ゆるみおよび破損を受けやすい。保護部材の固定ボルトは、磨耗または損傷した場合、交換しなければならず、さもないと保護部材全体が車両から外れてしまう可能性がある。従来技術による締め付はボルトの補修と取換えは、時間を要し、またコスト高である。本発明の保護アセンブリは、保護部材が限定した範囲で縦方向および横方向に運動することを可能にしながら該保護部材を車体に固定することによって、前記の問題を解決するものである。従って、保護アセンブリを固定するボルトは剪断力を受けることがなく、また磨耗が加速されることはない。

【図面の簡単な説明】

図１は、本発明の保護アセンブリを内蔵するキャタピラ型の車両の一部切り欠き側面図である。図２は、本発明の保護プレートの概略斜視図である。図３は、図１の■−■線によって一般的に切断された車両のフレーの収容部内に位置する保護アセンブリの一部切り欠き概略平面図である。図４は、本発明の保護アセンブリの一部の概略斜視図である。図５は、第４図に類似しているが、本発明の他の実施例を示す斜視図である。

【実施例】

図面を参照して、キャタピラ型のトラクタ１０のような車両ｌＯは、エンジン１２、キャタピラ・ローラのフレーム１４、複数のガイド・ローラ１６、第１および第２のアイドル・ホイール１８．２０．スプロケット・ホイール２２およびローラ１６、アイドル・ホイール！８．２０およびスプロケットホイール２２の周囲を回る無限キャタピラ２４を有する。さらに車両１０は、エンジン１２および保護アセンブリ２８を含む車両部品の多くを支持するメイン・フレーム２６を有する。フレーム２６は第１および第２側壁３０．３２ならびに第１および第２端壁３４．３６を有し、第１空間３８がこれらの間に形成されている。保護アセンブリ２８は、複数の停止ブロック４０、複数の保持ブラケット４２．１枚の保護プレート４４および複数のねじを切ったファスナ４６を育する。停止ブロック４０はそれぞれ、溶接によって、第１および第２側壁３０．３２、または第１および第２端壁３４．３６のいずれかに結合される。停止ブロック４０の内２つを第１＠！！３０に溶接し、２つの停止ブロックを第２側壁３２に溶接するのが望ましい。側壁３０．３２の各々の停止ブロックは、水平方向に間隔を設けて取り付けられ、所定の高さの第１位置に固定される。同様に、保持ブラケット４２の各々は、第１および第２側壁３０．３２、または第１および第２端壁３４．３６のいずれかに脱着自在に取り付けることができる。ブラケット４２の内の２つを第１側壁３０に固定し、２つのブラケット４２を第２側壁３２に固定することが望ましい。それぞれの側壁３０．３２のブラケット４２は、水平方向に間隔を設けて取り付けられ、所定の高さの第２位置にねじを切ってファスナ４６によって固定され、この第２位置の高さは第１の高さよりも低い。各ブラケット４２は停止ブロック４０の内の１つの実質的に真下に位置し、両者の間に第２空間４８が形成される。保護プレート４４は第１および第２側部５０．５２、第１および第２端部５４．５６、および中央ボデ一部５８を有する。保護プレート４４は第１空間３８内に位置し、頭部で停止ブロック４０および底部で保持ブラケット４２によってこの位置に保持される。保護プレート４４の全体の寸法は第１空間３８の寸法よりも若干小さいので、所定の限度内で縦方向および横方向に移動することができる。保護プレート４４の全体の寸法は、第１および第２側部５０．５２と第１および第２端部５４．５６によって決定され、両者の間に形成される第１外側寸法６０はこれらの第１および第２側部５０．５２によって決定され、両者の間に形成される第２９Ｓ側寸法６２はこれらの第１および第２端部５４．５６によって決定される。第１空間３８の寸法は第１および第２側壁３０．３２と第１および第２端壁３４．３６によって決定され、両者の間に形成される第１距離６４はこれらの第１および第２側壁３０．３２によって決定され、両者の間に形成される第２の距離６６はこれらの第１、第２端壁３４．３６によって決定される。保護プレート４４の縦方向および横方向への移動は、第１外側寸法６０が第１距離６４よりも短く、また第２外側寸法６２が第２距離６６より短いことによって可能になる。第１および第２側部５０．５２はそれぞれ中央ボデ一部５８から外方向に伸びる第１および第２脚部６８．７０を有する。脚部６８．７０の各々は、第２空間４８の１つの内部に位置し、保持ブラケット４２によってこの位置に保持され、これらの保持ブラケット４２はねじを切ったファスナ４６により側壁に固定される。保持ブラケット４２は、それぞれ第１および第２突出部７２．７４を有し、第１突出部７２は側壁３０．３２または端壁３４．３６のいずれかの！つと接触し、第２突出部７４は脚部６８．７０の１つと接触している。保持ブラケット４２は、それぞれ少なくとも１つの貫通孔７６を有し、これをねじを切ったファスナ４６が貫通して保持ブラケット４２を側壁３０．３２に固定している。保護プレート４４の制御ボデ一部５８は複数の凹部ポケット８０．８２．８４を含む表面部７８を有する。保護プレート４４は、プレスまたは型打ち加工で製作されるのが望ましく、ポケット８０．８２．８４によって、製作された保護プレート４４の強度が高められる。第１および第２脚部６８．７０は表面部７８から実質的に９０１１の角度で延びている。特に図５は、本発明の他の実施例を示す。この実施例において、その他の図面で表示した部品と同様の部品は同じ番号に′を付けて示す。保持ブラケット４２′ は少なくとも１つのねじを切った孔８６を有し、停止ブロック４０′は、ねじを切ったファスナ４６によって保持ブラケット４２′に脱着自在に固定される。保護プレート４４′は、表面部７８′から外側に向けて突き出し、表面部７８′と実質的に同じ平面にある！対の脚部８８を有する。脚部８８は第２空間４８′内に延び、停止ブロック４０′および保持ブラケット４２′によってこの位置に保持される。保持ブラケット４２′の貫通孔７６′はサイズを大きくとってあり、ねじを切ったファスナ４６の直径よりも大きい。これによって、保持ブラケット４２′が側壁３０．３２に対して取り付けられることが可能になり、剪断負荷によってこの保持ブラケット４２′が摺動することを防止する。このような摺動を防止すれば、横方向の剪断負荷がねじを切ったファスナ４６を剪断することはない。図面を参照して、本発明の保護アセンブリ２８は車両ＩＯのような排土を行う車両または建設用車両に特に有用である。保護アセンブリ２８は、エンジン、変速機、駆動列のような車両の弱い部分を保護するために底部保護部材として使用される保護プレート４４を有する。保護プレート４４は、前記の車両部品が岩石、泥土、木の切り株、およびその他の破片に接触しないように保護する。停止ブロック４０は、所定の高さの位置で車両の側壁３０．３２に溶接されることによって固定される。保護プレート４４は第１空間３８内に位置し、その表面７８は停止ブロック４０と接触している。保持ブラケット４２は側壁３０．３２および脚部６８．７０に対向して配置され、ねじを切ったファスナが保持ブラケット４２の貫通孔７６を貫通している。ねじを切ったファスナ４６は側壁３０．３２のねじを切った孔と係合して保持ブラケット４２を側壁３０．３２に固定すると共に脚部６８．７０を第２空間４８内に保持する。このように保持された保護プレート４４は、所定の限度内で縦方向と横方向に自由に移動することができる。車両ＩＯがその作業機能を実行すると、側壁３０．３２および端壁３４．３６のようなフレーム部材は若干屈曲したりまたはねじれたりする。しかし、保護プレート４４は車両のフレーム部材に強固に固定されていす、多少め余裕をもって固定されており、フレームの動きに合わせて若干移動することができる。したがって、ねじを切ったファスナ４６は、フレームの運動によって過度に応力を受けることがなく、ゆるみや破損を受けない。保護プレート４４は、また側壁３０．３２のようなフレーム部材の全体的な屈曲を軽減する効果もあり、これによって車両のフレームの耐用年数を延長させる。凹部ポケット８０．８２．８４を設けることによって保護プレート４４の表面面積が増加することも、この機能の達成にとって作動である。保護プレート４４はねじを切ったファスナ４６によって直接側壁３０．３２に結合されないので、フレームまたは保護プレート４４に加わった力が直接ねじを切ったファスナに伝わることはない。保護プレート４４により保護された車両部品の補修のために保護プレート４４をとり外すには、ねじを切ったファスナ４６をとり外し、保持ブラケット４２をとり外せば、保護プレート４４をその保護位置から解放し、とり外すことができる。本発明のその他の目的および利点についても、図面、開示および添付の請求の範囲を検討することによって理解することができる。国際調査１１１牛国際調査報告ＬＩＳ　８９０４０６６Ｓ＾　３１８２４

Claims

【特許請求の範囲】１．第１および第２側壁（３０、３２）と第１および第２端壁（３４、３６）を有するフレーム（２６）を有する車両（１０）用の保護アセンブリであって、上記の側壁（３０、３２）と端壁（３４、３６）によってこれらの間の第１空間（３８）が形成される上記の保護アセンブリにおいて、上記の保護アセンブリ（２８）は；複数の停止ブロック（４２）であって各ブロック（４０）が所定の高さの第１位置で上記の側壁（３０、３２）と端壁（３４、３６）のそれぞれの１つと結合される上記の複数の停止ブロック（４０）；複数の停止ブロック（４０）であって、各ブラケット（４２）が所定の高さの第２位置で上記の側壁（３０、３２）と端壁（３４、３６）に結合可能であり、上記の第２位置は上記の第１位置よりも高さが低く、上記の停止ブロック（４０）の各々と上記の保持ブラケット（４２）によってこれらの間に第２空間（４８）が形成される上記の保持ブラケット（４２）；および第１および第２側部（５０、５２）、第１および第２端部（５４、５６）、および中央ボデー部（５８）を有する保護プレート（４４）であって、上記の停止ブロック（４０）および上記の保持ブラケット（４２）によって上記の第１空間（３８）内に位置されると共に実質的に上記の位置に保持され、所定の限度内で縦方向および横方向に移動可能な上記の保護プレート（４４）；によって構成されることを特徴とする保護アセンブリ（２８）。２．上記の第１および第２側部（５０、５２）は、上記の中央ボデー部（５８）から延びる脚部（６８、７０）を有することを特徴とする請求の範囲第１項記載の保護アセンブリ（２８）。３．上記の脚部（６８、７０）の各々は、上記の第２空間（４８）内に位置することを特徴とする請求の範囲第２項記載の保護アセンブリ（２８）。４．上記の第１および第２側壁（３０、３２）によってこれらの間の第１距離（６４）が決定され、上記の第１および第２端壁（３４、３６）によってこれらの間の第２距離（６６）が決定され、上記の第１および第２側部（５０、５２）によってこれらの間の第１外側寸法（６０）が決定され、上記の第１および第２端部（５４、５６）によってこれらの間の第２外側寸法（６２）が決定され、上記の第１外側寸法（６０）は上記の第１距離（６４）よりも短く、上記の第２外側寸法（６２）は上記の第２距離（６６）よりも短いことを特徴とする請求の範囲第１項記載の保護アセンブリ（２８）。５．上記の保持ブラケット（４２）は上記の側壁（３０、３２）と上記の端壁（３４、３６）の１つに解放可能に固定されることを特徴とする請求の範囲第１項記載の保護アセンブリ（２８）。６．上記の保持ブラケット（４２）は上記の停止ブロック（４０）の１つに解放可能に固定されることを特徴とする請求の範囲第１項記載の保護アセンブリ（２８）。７．各保持ブラケット（４２）は第１および第２突出部（７２、７４）を有し、上記の第１突出部（７２）は上記の側壁（３０、３２）と上記の端壁（３４、３６）の１つと接触し、上記の第２突出部（７４）は上記の側部（５０、５２）の１つと接触することを特徴とする請求の範囲第１項記載の保護アセンブリ（２８）。８．各保持ブラケット（４２）は貫通孔（７６）を有すると共に複数のねじを切ったファスナ（４６）を有し、少なくとも１つのファスナが各貫通孔（７６）を貫通し、各保持ブラケット（４２）を上記の側壁（３０、３２）および上記の停止ブロック（４０）の１つに解放可能に固定することを特徴とする請求の範囲第１項記載の保護アセンブリ（２８）。９．上記の保護プレート（４４）は表面部（７８）と第１および第２脚部（６８、７０）を有し、上記の表面部（７８）は複数の凹部ポケット（８０、８２、８４）を有し、上記の脚部（６８、７０）は上記の表面部（７８）から実質的に９０°の角度で延びていることを特徴とする請求の範囲第１項記載の保護アセンブリ（２８）。１０．上記の保護プレート（４４′）は表面部（７８′）と第１および第２脚壁（８８）を有し、上記の表面部（７８′）は複数の凹部ポケット（８０′、８２ ′、８４′）を有し、上記の脚部（８８）は上記の表面部（７８′）から外方向に延びて上記の表面部（７８′）と実質的に同一面であることを特徴とする請求の範囲第１項記載の保護アセンブリ（２８）。