JPH045005B2 - - Google Patents

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JPH045005B2
JPH045005B2 JP57205219A JP20521982A JPH045005B2 JP H045005 B2 JPH045005 B2 JP H045005B2 JP 57205219 A JP57205219 A JP 57205219A JP 20521982 A JP20521982 A JP 20521982A JP H045005 B2 JPH045005 B2 JP H045005B2
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JP
Japan
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cells
human
lymphokines
cancer
production
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  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)

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【発明の詳細な説明】
本発明は、レンチナン又はピシバニールとイン
ターロイキン2(以下IL2と略記する)、ナチユラ
ルキラー細胞活性化因子(以下NKFと略記す
る)、マクロフアージ活性化因子(以下MAFと略
記する)、などのヒト細胞由来リンホカインとを
有効成分とする免疫療法剤に関する。因みに、こ
のようなリンホカインは、ヒトリンパ球、ヒト悪
性化細胞、ハイイブリドーマなどの細胞培養や、
これ等を起源として製造され、また本発明の薬剤
は、癌、感染、ウイルス性疾患、免疫不全症など
を含む免疫疾患患者に適用する事の出来る免疫疾
患の治療あるいは予防剤として使用される。 最近免疫療法は各種感染症をはじめ癌、免疫不
全症、自己免疫疾患などを含む免疫疾患患者に臨
床適用する事の出来る手段として重要視されてき
ている。その事に伴い多くの免疫疾患に対する治
療及び予防剤の開発が広く試みられる状況に至つ
ている。 癌患者に於ては、免疫機能の低下、抑制が知ら
れており、癌に対する免疫応答を増強、修復する
だけでなく一般免疫能を改善する事も宿主機能の
改善として有用であると言われている。 本発明者らは、いわゆる免疫賦活剤と云われる
いくつかの薬剤の制癌作用機構を検討した結果、
癌免疫療法剤投与による癌退縮効果は、癌を攻撃
する免疫エフエクター細胞の誘導増強にもとづく
事、この免疫エフエクター細胞誘導増強は、免疫
賦活剤がマクロフアージ等に作用し、リンパ球活
性化因子として知られるIL1を産生増強し、つい
でこのIL1が未成熟Tリンパ球を成熟化させ、従
つてリンパ球より産生される生体由来因子である
リンホカインに対する免疫エフエクター前駆細胞
の応答性を増強する事により免疫エフエクター細
胞誘導に到るという機構の存在する事を発見した
(秋山由紀雄ら「多糖の抗腫瘍性発現の機序と免
疫学的性状の特徴」蛋白質・核酸・酵素26,(3)
208(1981))。 本発明者らは、いわゆる免疫賦活剤の多くが
IL1を産生増強する事をin vitro及びin vivoの実
験による確認した。しかし、いかにIL1が産生増
強され、免疫エフエクター細胞の前駆細胞が成熟
し、リンホカインに応答可能となつても、リンホ
カインが存在しなければ、そのような成熟細胞は
癌に対し細胞障害的に働き、癌退縮効果を有する
免疫エフエクター細胞へは分化しない。実際に、
ある種の担癌状態、自己免疫疾患などではリンホ
カインの産生が低下している事が観祭されている
(漆崎一朗ら「癌患者末梢単核球のIL2産生能と
その調節機構」第41回日本癌学会総会(大阪)
336(1982))。 他方リンホカインについては、従前リンパ球よ
り産生される量は徴量であり、そのin vitro及び
in vivoの効果も必ずしも明白ではなかつたが、
癌特異的免疫応答発現に重要な役割を担う免疫エ
フエクターとして標的癌細胞に特異性を示す細胞
障害性Tリンパ球(CTL)の誘導にはIL2が関与
し、非特異的癌免疫応答の免疫エフエクターであ
る活性化マクロフアージ、活性化ナチユラルキラ
ー細胞の誘導には、MAF、NAFなどのリンホカ
インが関与するなどの生物活性も最近次第に明ら
かになつてきた。 特に本発明者らは、IL1産生増強能を有する免
疫賦活剤を投与したマウス由来脾細胞、マウス腹
腔マクロフアージを上記リンホカイン存在下で培
養すると、各リンホカインに応じて、CTL、活
性化マクロフアージ及びNK細胞の誘導が著明に
増強される事を見出した。更にTリンパ球指向性
免疫アジユバントであるレンチナンの作用を詳細
に検討する中で、レンチナンを投与したマウス由
来の胸腺細胞をIL2と共に培養すると、アロCTL
の誘導増強が起る事を見出した。胸腺細胞は主と
して未成熟Tリンパ球により構成されていると考
えられており、従つてレンチナン投与により、リ
ンホカインであるIL2に応答する成熟細胞数が増
加してCTL誘導増強が起きる事が推定され、実
際in vitroの実験系でCTLの前駆細胞が増化する
事も示された(Levy,J.P.ら“Cellular
interactions in vitro in a primary
antiumor response(1981),”In,T.Aoki,
Manipulation of host defence mechanisms,
Excerpta Medica)。 レンチナンをはじめとする免疫賦活剤の多くは
前述の如くIL1産生を増強する。従つて、この産
生増強さIL1はIL2、MAF、NKF、TRFなどの
リンホカインと相乗的の働き、エフエクター細胞
の誘導増強及び抗体産生増強などの作用を発揮す
る可能性が考えられる。 以上の事からIL1はリンホカインと共に組合せ
れば、癌などの免疫疾患に対し、リンホカイン単
独で発現する以上の治療、予防効果を発揮する事
が期待出来る。しかし、現在に至るまで、IL1自
体の生物活性の研究は進んでいるが、化学構造も
明確にされておらず、また大量に得られてもいな
い。更に、IL1自体は大量に投与すると発熱性を
有するという事も報告されており(J.J.
Oppenheim,Callular Immunology63,164
(1981))、従つて、たとえIL1が大量に得られた
としても臨床使用上の問題となると考えられる。 そこで、本発明者らは、リンホカインと組合せ
る薬剤をIL1そのものではなく、生体内に適用し
た場合、IL1を産生増強する物質で代替すること
を試み、これら物質として、免疫賦活剤であるピ
シバニール、β(1→3)グルコシド結合を有す
るレンチナンが適切である事を見い出し、本発明
を完成した。 これ等免疫賦活剤は単独で使用した場合にも制
癌効果をはじめとする免疫賦活作用が報告されて
おり、この作用は必ずしもIL1産生作用に基づく
ものだけではない。例えば、免疫賦活剤によつて
は補体の活性化、あるいは直接マクロフアージの
活性化を引き越し、IL1産生増強にもとづく免疫
活性化作用を総合的に助けているとも考えられ
る。従つて、これ等免疫賦活剤は、IL1そのもの
を使用する場合と比較すると、免疫賦活作用増強
に有利であると考えられる。 更に、これ等の免疫賦活剤の中でも、例えば、
レンチナンは発熱性作用を有さず本質的に発熱性
である物質ピシバニールなどと比較すると、適切
に用いれば生体内でのIL1産生増強を発熱を伴わ
ずに惹起せしめる可能性を有している。 更に、これ等免疫賦活剤の多くは直接リンパ球
系細胞に作用してリンホカインを産生する能力に
欠如し、又このような能力を有する免疫賦活剤の
場合にも産生されるリンホカイン量は少量であ
り、そのような量のリンホカインが免疫賦活作用
に直接関与しているか否かは定かでない。 他方、本発明の他の有効成分であるリンホカイ
ンについて述べると、前述の如く、その産生され
る量が極微量であため、化学的、物理的特徴は
IL1と同様に多くの研究者により追求されている
最中であり、その免疫薬理学的性格はin vitroの
実験を中心にして明らかにされはじめたばかりで
ある。リンホカインの1つであるヒトIL2は、例
えば、ヒト由来T細胞白血病細胞であるジエルカ
ツト細胞より産生され、Tリンパ球の活性化、増
殖に重要な働きを示すことが認められており、又
別のリンホカインであるMAFは、ヒトTリンパ
球をコンカナバリンA(ConA)で刺激した培養
上清より得られ、マクロフアージを活性化し、例
えば非特異的に腫瘍細胞に対し障害活性を示すこ
とが知られている。ナチユラルキラー細胞を活性
化する因子としてヒトIL2の存在することを我々
は最初に見出した。更に、IL2以外にも、Tリン
パ球の産生するリンホカイン群には、IL2と異な
るNKFの存在することが知られている。ナチユ
ラルキラー細胞もやはり非特異的に腫瘍細胞を障
害し転移抑制効果を有する事が知られている。 そして、これ等リンホカインは最近の細胞工学
の急速な進歩により、臨床応用に可能な量が得ら
れるようになつてきた。 そこで、本発明者らは、免疫賦活剤などのIL1
産生増強物質を投与された動物の免疫担当細胞
が、in vitroに於て、IL2、MAF、NKF、など
のリンホカインの存在下に培養すると、免疫賦活
剤だけの処理に比し、癌を攻撃するエフエクター
細胞の誘導増強及び抗体産生増強を引き越すとい
う実験結果から、これ等リンホカインをそのよう
なIL1産生増強物質と共にin vivo投与すれば、そ
れぞれが単独で示す以上の免疫賦活効果が得られ
ると考え、リンホカインおよび免疫賦活剤を併用
したときのin vivoの効果を検討した。 in vivo実験の結果は、各種リンホカインに対
する生体内の抑制因子の存在、誘導されたエフエ
クター細胞の局所への到達性など、そのよう併用
投与療法に対する因難性が予測されたにもかかわ
らず、実際には、例えば同系担癌のリンホカイン
産生が低下している時期及び免疫賦活剤を投与し
IL1産生増強が認められる時期を選択し、適切な
量の免疫賦活剤及びリンホカインを投与すれば同
系固型担癌動物に対する癌退縮効果を示した。こ
の他にも同様に適切な時期及び投与量を選択すれ
ば術後の転移性腫瘍に対する延命効果、自家癌担
癌動物に対する化学療法剤との併用効果、同系転
移性腫瘍に対する肺転移形成阻止効果、癌病巣摘
出動物に対する延命効果のみならず細菌感染に対
する延命効果、ウイルス感染に対する延命効果も
認められ、更に羊赤血球に対する抗体産生増強効
果も認められ、本発明の有効成分である免疫賦活
剤などのIL1産生増強物質及びリンホカインそれ
ぞれの単独効果と比較してこれを上まわる効果を
示し、免疫賦活剤などのIL1産生増強物質とヒト
リンホカインを組合せた本薬剤が癌退縮効果だけ
ではなく各種免疫療法に有効な薬剤であるとの有
用性を示した。更に本薬剤の有用性は前述の如き
免疫賦活剤などのIL1産生増強物質とリンホカイ
ンを併用する基本原理に基づくものであり、当業
者が容易に類推・実施し得る免疫系疾患全般を適
用対象として含むものである。 なお本発明の免疫療法剤で2つの有効成分を併
用するといつても必ずしもこれらの有効成分を混
合物の形で投与することに限られるものではな
く、別個に投与する場合も含まれる。また、本発
明の免疫療法剤の製造、販売の実際においては、
一方の有効成分がアンプル入り溶液で、他方の有
効成分がアンプル入り凍結乾燥品であるといつた
ような剤型の異なるキツトの形とすることももち
ろん出来る。 また、本発明の免疫療法剤の投与量は、対象と
する疾患により適当な量と選ぶとよく、投与方法
は主として静注であるが、場合によつては腹腔
内、皮下、筋肉内への注射でもよい。 以下、本発明を実施例によりさらに詳細に説明
する。 実施例 1 同系癌退縮効果 C3H/HeNマウスに同系腫瘍MM102、3×
106/0.1mlを皮下移植し、レンチナン25μgと
ATCC CRL8129細胞由来ヒトIL210単位よりな
る免疫療法剤(1日1回投与量)を移植翌日より
1週間に2回の間隔にて4週間静脈内投与し、腫
瘍移植後35日目に腫瘍のサイズより腫瘍増殖阻止
率を測定すると共に移植後70日目のマウスの生存
数を算出した。結果を表1に示す。
【表】 表1に示す通りレンチナンとIL2よりなる免疫
療法剤は著明な抗腫瘍効果を示した。 実施例 2 術後の転移性腫瘍に対する効果 転移性腫瘍とて知られているマウス腹水肝癌
MH134、5×105をC3H/HeNマウスの足蹠皮
下に移植し、移植後14日目に腫瘍移植部位を切除
後、ピシバニール(OK432)20単位(20KE)と
ヒトT細胞ConA刺激培養上清由来MAF20単位
よりなる免疫療法剤(1日1回投与量)を連続14
日間腹腔内投与し、70日目までの生存数を調べ
た。結果を表2に示す。
【表】 表2に示す通り、OK432とMAFよりなる免疫
療法剤は術後の転移性腫瘍に対し、著明な延命効
果を示した。 実施例 3 自家癌担動物に対する化学療法剤との併用によ
る延命効果 3−メチルコナントレン(MC)のオリーブ油
懸濁液(0.5mg/0.1ml)をSWM/Msマウスの腰
部皮下に0.1ml投与し、触知法にて小豆大(0.5cm
直径)の腫瘍発生が15週目までに認められたマウ
スを集め、8群(第1群のみ14匹、他群は全て8
匹)に分けた。 第1群は対照群(ブランク)となし、第2群に
はサイクロフオスフアミド(CY)を100mg/Kg腹
腔内投与(1日目)、第3群にはATCC
CRL8129細胞由来ヒトIL2、100単位/0.1mlを14
日目より33日目までの各日に静脈内投与し、第4
群には、N−CWS25μgを同様14日目より33日目
まで静脈内投与した。さらに、上記と同様のプロ
トコールにて第5群(CYとIL2の併用投与)、第
6群(CYとN−CWSの併用投与)、第7群(N
−CWSとIL2の併用投与)および第8群(N−
CWSとIL2よりなる免疫療法剤とCYとの併用投
与)を設けた。各群の間での平均生存日数を比較
した。結果を表3に示す。
【表】 上記表3に明らかな如く、N−CWSとIL2より
なる免疫療法剤は自家癌担癌の系に於ても顕顕著
な生存日数の延長が認られ、これはサイクロフオ
スフアミドとの併用によりさらに効果的になる事
が立証された。 実施例 4 同系転移性腫瘍に対する効果 転移性腫瘍として知られるB16メラノーマ5×
104をC57BL/6マウス皮下に移植し、移植後14
日目よりレンチナン25μgとヒトT細胞のConA
刺激培養上清由来NKF10単位よりなる免疫療法
剤(1日1回投与量)を3日間隔で4回静脈内投
与し、28日目の肺転移結節の生じた肺転移形成マ
ウス数を調べた。結果を表4に示す。
【表】 表4に示す如く、レンチナンとNKFよりなる
免疫療法剤は同系マウスの肺転移形成について著
明な防止効果を示した。 実施例 5 細菌感染に対する延命効果 リステリア(Type46)を5×106ケICRマウス
に静脈内投与感染させ、感染1日後にレンチナン
75μgとヒトT細胞のConA刺激培養上清由来
MAF50単位よりになる免疫療法剤を静脈内投与
し、2週間後の生存率を対照と調べ、結果を表5
に示す。
【表】 上表に示す如く、レンチナンとMAFよりなる
免疫療法剤は細菌感染に対する延命効果を示す事
が立証された。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 免疫賦活剤及びヒト細胞由来リンホカインを
    有効成分とする免疫疾患の治療、予防剤。 但し、免疫賦活剤はレンチナン又はピシバニー
    ルであり、ヒト細胞由来リンホカインがヒトイン
    ターロイキン2,ヒトマクロフアージ活性化因子
    又はヒトナチユラルキラー細胞活性化因子であ
    る。
JP57205219A 1982-11-22 1982-11-22 免疫療法剤 Granted JPS5995220A (ja)

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JP57205219A JPS5995220A (ja) 1982-11-22 1982-11-22 免疫療法剤

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JPS5995220A JPS5995220A (ja) 1984-06-01
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CA1330303C (en) * 1989-02-20 1994-06-21 Libor Henry Nikl Composition and process to enhance the efficacy of a fish vaccine
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