JPH04500163A - 感熱画像形成法 - Google Patents

感熱画像形成法

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JPH04500163A
JPH04500163A JP1507782A JP50778289A JPH04500163A JP H04500163 A JPH04500163 A JP H04500163A JP 1507782 A JP1507782 A JP 1507782A JP 50778289 A JP50778289 A JP 50778289A JP H04500163 A JPH04500163 A JP H04500163A
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レウンバツチ,イーブ
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ハフスルンド・ニユコメド・イノベイシヨン・アクチエボラーグ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 感熱画像形成法 本発明は、磁気共鳴画像形成(MRI)の装置、および方法の改良に関し、一般 的に云って本質的には人体または動物体に限るのではないが特に被検患者の感熱 画像形成のための方法および装置並びにこのような方法に用いるためのコントラ スト剤および媒質に関する。
成る種のかん治療において、人体の悪性の組織は放射線、例えばマイクロ波によ る照射により破壊され、これは十分な加熱効果を有し約43℃に局部の温度が上 昇して悪性の組織を消滅させる。しかし容易に理解できるように、加熱照射線は 健康な組織をも破壊しうるので、従って医師が照射部位およびその近(の温度を 測定できることが非常に重要である。
このことは、照射線の反射および吸収特性が身体の全体にわたって均一でないの で、特に2個またはそれ以上の方向の線源が加熱効果を達成するため使用されて いる場合に特に重要なことで、放射線の反射または体の組織による陰影が著しい 温度上昇の範囲(“ホット−スポット”)を健康な組織に生じさせたり、または 全ての悪性細胞を殺してしまうのに必要である悪性組織部位の一部または全部に おける温度上昇を妨げたりするかもしれないという危険がある。
温度チェックのいくつかの方法が提案されてきたが、現在まで全てのこれらの方 法はいずれも侵襲性のもので、正確さが不充分であるかまたは時間を費やしすぎ るかまたは表面組織層のみの温度を測定できるだけであつた。
すなわち、これまでに使用されてきた典型的な技術は、軌本威知するプローブ( 棒針)の挿入による侵襲的なモニタリング、赤外線、感熱画像形成法、C^■ス キャニングおけるNMR緩和速度測定を包含する。
合理的な正確さで身体の至るところの局部的な温度を測定しうる非侵襲的な感熱 画像形成方法の必要性が相変らず残っている。
本発明者らは、われわれが最近開発した電子スピン共鳴で強化した核磁気共鳴画 像形成(ESl?EIIRI)法の変法を使用する感熱画像形成(thermo graphic imaging)または温度モニタリングで目的を果すことが できることを発見した。
MHIは、慣用の放射線撮影画像技術の有害なX線またはガンマ線の患者への照 射を含まないことから医師にとって特に魅力的となった診断技術の1つである。
本出願人の係属中の欧州特許出願EP−^−296833および英国特許881 7137および88195753.8において、われわれはMR画像形成が組み 立てられる磁気共鳴(MR)信号の強度を如何に強化できるか、例えばMR画像 形成が組み立てられるMRシグナルを放射する核(一般にプロトンおよび通常水 分子中のプロトン)のnlr遷移にesr遷移が結合することにより被検体が画 像化され、検体中に存在する常磁性物質のesr遷移を刺激することによって1 00またはそれ以上の倍数でMRシグナルを強化できることを記載した。
例えば、1■、+3(:、 l1ll[’などのノン−ゼロスピンをもつ核種の 7ビ二7状態の縮退Iす1.″のような核種を磁場内に置いた時失われ、そして 基底と励起とのスピン状態の遷移は、この遷移のエネルギー差(すなわち、有ω 。=E)に対応する周波数(ω。)の放射線の適用により励起することができる 。この周波数はラーモア周波数と呼ばれ、適用されている磁場の強さに比例する 。スピン状態の間にはエネルギー差が存在するので、スピン系が平衡状態の時、 基底と励起のスピン状態との間の母集団(popula−tion)分布はポル ツマン分布であり、ここには基底状態の相対的な余剰集団があり、概して磁場方 向に正味の磁気モーメントを有するスピン系をもたらす。
これは縦方向磁化と呼ばれている。平衡状態において、磁場方向に直角な平面中 の個々のノンーゼロスピン核の磁気モーメントの成分はランダム化されており、 このスピン系は全体としてこの面内で正味の磁気モーメントを持たず、すなわち 横方向磁化を有していない。
ついでこのスピン系が主磁場に対して垂直で、かつラーモア周波数の放射線、慣 用的なMRIにおいて一般的なラジオ周波数(RF)の放射線により生成された 比較的低強度の振動磁場に曝露されるならば、基底と励起スピン状態の間の遷移 が起る。もしこの曝露が比較的短期間であれば、スピン系の縦方向磁化と横方向 磁化との合成された大きさは曝露時間の関数でありラーモア周波数ではほぼゼロ の振動であり、互いに位相は90°くずれている。
従って平衡から持続時間(2n+1)π/2ω。のパルス(nが偶数の時、いわ ゆる90°パルスおよびnが奇数の時、270″パルス)は系を最大横方向磁化 (平衡において初期の縦方向磁化に比例する大きさの)の状態にしておき、そし て縦方向の磁化がないままにしておき、持続時間(2n+l)π/ω。のパルス (180°パルス)は系を反転した縦方向磁化および反転した横方向磁化(およ びそれ故平衡から横方向磁化なし)の状態にする。
パルスが終了する時、得られた正味の横方向磁化によって生じた振動磁場が、軸 が主磁場に垂直になっている検知器コイル内に振動電気信号(周波数ω。の)を 誘起することができる。この目的のためには、パルスを放射するために用いた送 信機を検出器として使用することができる。
誘起された核磁気共鳴信号、以後自由誘起減衰(FID)信号ど呼ぶ、は横方向 磁化に比例する振幅を有している(それゆえ一般に基底と励起のスピン状態の間 の元来の母集団差に比較する)。
もしスピン系の核種が全く一様な磁場をうけたならば、FID信号は横方向また はスピン−スピン緩和時間の特性的の時間T2の速度で、スピン−スピン相互作 用により減衰するであろう。しかし、局所的な磁場の不均一性によリスビン系内 の核種はラーモア周波数のある拡がりをもち、横方向磁化の減衰はより速やかで あり、T2宜の特性時間を有する。ここで1 / T 2 ” = 1 / T  z + 1 / T r n hでありTlnhは磁場の不均一性のための寄 与を示す。T2自体はスピン−エコー画像形成を用いて測定することができ、こ れはFTD信号の減衰の後(通常90°パルスにつづいて後に)系を180°パ ルスに当てて″エコー信号“を発生させ、このエコーの振幅の減少はT2により 、同じ(個々の核種の横方向磁化の逆数によって1次的に支配され、前記した磁 場の不均一性は1806パルス後TE/2の時間に横方向磁化を最大にまで増加 させ、1つ前の最大横方向磁化と180゜との間の時間もTE/2である。
異なる画像を生成させるためには、異なるパルスおよびFID検出シーケンス( 系列)が用いられる。おそらく、最も単純なものは飽和回復(SR)であり、こ れは単一の906開始パルスの後でFID信号が測定される。この信号の強度は パルスの前の縦方向磁化の大きさに依存し、従って核の密度および連続する開始 パルス間の時間(TR)中に系の再平衡化する捏度にも関係する。スピン−エコ ー画像形成、例えば多重エコー画像形成では、パルスおよび検出シーケンス(系 列)は、90°の開始パルス(時間0における’I 、FID検出(開始パルス に続いて)、180°パルス(時間TE/2における)、第1エコーの検出(時 間TEにおける) 、180°パルス(時間37E/2における)、第2エコー の検出(時間2THにおける)・・・・、次の系列のための開始パルス(時間T Rにおける)などである。この方法において、次々と連続する開始パルス間の期 間に合理的な再平衡を生じるのに十分なTRが選定される。
適切な空間解像度を有する単一画像を生成させるためには、2次元フーリエ変換 (20FT)画像生成の実施例との関連で以下にさらに説明するように、多数の (例えば64〜1024)別個のパルスおよび検出系列を行う必要がある。
次々のパルス系列間に縦方向磁化を作り上げて次々のパルス系列におけるFID 信号の強度の減衰を避けるため基底スピン状態と励起スピン状態との間の平衡ボ ルツマン分布に向かう励起系の特性的な緩和時間T、に関しては、TRは原則と して大きくなければならないので、画像収集時間は一般に比較的大きい。従って 、例えばTRは慣例的に数秒の程度とされ、画像収集時間はlO〜30分程度と することができる。
ある種のいわゆる迅速画像形成(FI)技術を再平衡化を促進して画像収集時間 を減少させるために用いることができる。しかしながらこれらは固有的にS/N 比および/またはコントラストの低下をもたらし、従って画質の悪化を招いてい る。このFI技術は、例えば90°未満のパルスによるスピン系の励起を含み、 そこで基底と励起されたスピン状態の母集団の差は、な(なる(90°パルスに よってのように)かまたは逆転するのではなくむしろ減少するだけであり、そこ で平衡の再達成がより速やかである。それにも拘らず90°未満のパルスにより 発生される横方向磁化は90°パルスのものよりも小さく、それでFID信号強 度および従って最終画像におけるS/N比および空間解像度は低下する。
異なるパルスおよび検出シーケンス(系列)を用い。
得られたデーターの処理により、種々の画像、例えば、飽和回復(SR)、反転 回復(IR)、スピンエコー(SE)、核(通常プロトン)密度、縦方向緩和時 間(TI)および横方向緩和時間(T2)画像の生成にMRIを用いることがで きる。
1つのこのような画像におけるコントラストの悪い組織または組織異常は、しば しば別の画像ではコントラストが改良されることがある。別法で、問題の組織の 画像形成パラメーター(核の密度、T1およびT2)をコントラスト剤の投与に よって変えることができる。従って被検患者へ磁気応答性物質を投与する多くの 提案がなされている(例えば、EP−^−71564 (Schering)  、US−^−4615879(Runge) 、WO−A−85102772( SchOder)およびWO−^−851043300acobsen)参照) 。一般にMRI:Iントラスト剤と呼ばれるこのような物質が常磁性(例えばR ungeが示唆しているシュウ酸ガドリニュウム)である場合には、これらが投 与されまたは集中した区域内の水プロトンのT、の著しい減少を生じ、そして物 質が強磁性または超常磁性(例えば5ChrQderおよびJacobsenが 示唆している)である場合には、水プロトンのT2の著しい減少となり、いずれ の場合もこのような区域の磁気共鳴(MR)像の増強された(ポジまたはネガの )コントラストを生じさせる。
このようなコントラスト剤により達成されるコントラストの増強は多くのファク ターにより制限される。従ってこのようなコントラスト剤は、同じ画像形成技術 (例、 えば、IR,SR,SEなど)を用いてコントラスト剤のない場合に達 成される最大(11)と最小(T2)強度を越えて任意の組織についてもMHI シグナル(信号)強度(T5)を動かすことはできない。従ってもし“コントラ スト効果”を(I、−I。)/(L Io)と定義するならば、コントラスト剤 は組織の“コントラスト効果”を0〜1の範囲内で変えることができる。しかし ながらコントラストの改善を達成するためには、適切な量のコントラスト剤を、 問題の身体の部位に直接投与するか、または身体の自然の働きで身体の部位にコ ントラスト剤を運ぶような方法で被検者へ投与しなければならない。
ESREMRIは慣用のrvr分光学でオーバーハウザー効果とし7て知られて いるスピン遷移カップリング現象を利用して基底および励起の核スピン状態の間 の集団差を増幅し、IR像を形成する種スピン系の励起スピン状態の著しい余剰 集団(ポルツマン分布母集団に比例した)を生成する。
これは画像化される被検体である一般的には人体であるが必ずしも本質的に人体 でなければならないもの、または動物体中に自然に存在する常磁性種にカップル したesr遷移を励起することにより達成される。
この方法に使用するためのMRI装置は、esr遷移を励起しうる放射線を発生 する第2の放射線源ならびに核スピン遷移を励起するのに使用される放射線を発 生するための第1の放射線源を必要とする。
本発明は、多くの常磁性種が1個またはそれ以上のピークが温度依存性であるe srスペクトルを有するという事実に基づいている。対照温度、例えば周囲温度 で温度依存性ピークの中心周波数における一定)1W源を用いるESI?EMl ?I法を行なって、上昇した温度によって生じたシフトは11周波数に関連する ピークを移動させ、従って誘起した共鳴を変えるであろう。これは次々にFID 信号のesr強化を変え、この変更の範囲で対照温度との温度差を測定するのに 使用することができる。
一般に、esrスペクトルは明白な線幅のピークからなり、従って中心周波数の いずれかの側に限定される周波数の間に位置するであろう。従ってピークの形は 、連続しており、中心周波数から遠ざかって信号強度においてよく明瞭に示され た低下があるように見える。変化する温度による周波数シフトが大して多くなく て11周波数が温度変化後のピークの限定周波数の外側に落ちるならば、上述し たような一定MW周波数により励起された信号強度は、温度変化につれて相対的 に連続的で計算しうるように変わるであろう。もし周波数シフトが非常に太き( てこの必要条件を満たさないならば、次に測定すべき温度により接近した対照温 度に対応する一定の11周波数を使用してESREMRI測定を繰り返すことが 可能である。
本発明の1つの観点から見れば、温度依存性である中心周波数は最初のesr遷 移を有する常磁性物質を含有する身体の少なくとも1個面の温度を測定する方法 を与えるものであり、該方法は身体中の選択された核種における核スピン遷移を 励起するように選ばれた周波数の最初の放射線に身体をさらし、該身体を該es r遷移を励起するのに選ばれた第2の放射線に曝露することであり、該第2の放 射線は選定された対照温度における該esr遷移の中心周波数におけるものであ り、身体から自由誘起減衰信号を検出し、該自由誘起減衰信号より該側面におけ る温度を示す信号を発生させたり、場合によっては該身体中の温度分布を示す該 を発生させることからなっている。
本発明の方法において、身体のRF放射線への曝露は少なくとも1つのそして一 般的には複数のシーケンス間の、一連のパルス系列における発生するMY放射線 への曝露でありうる。
対照温度は周囲温度とは異なっていることができ、慣用的に」−昇した温度が測 定されるべきはずの周囲温度より」−の温度であることが分っている。従って、 事実上第2の放射線のMW周波数は未知の温度に十分、接近した温度に対応する 任意の周波数であり、周波数はなお射撃の温度範囲のいくつかの部分における温 度−シフトしたesrピークの周波数制限内になることを確実している。
身体内の測定されるべき1個またはそれ以上の場所(voxels)における温 度測定のためには、MHI技術を使用することが必要であり、従ってこのために 必要なスライシングを与える最少限の磁場勾配があり、正常に位相をコードに書 き直したり、勾配を読むことが適切な時期に実施される。このようにして身体中 の何れかの個々のボクセルを調査したりまたは身体の完全な断層撮影感熱画像を 組立てることができる。
一般に、該身体内の任意の特定の容量(voxels)からの自由誘起減衰(F ID)信号は広く変化しうる多くのパラメーターそれぞれに依存しており、それ 故FID信号だけの大きさは多くの場合温度の不正確な評価を与えるであろう。
従って一般に変化しつるパラメーターの影響を除去することができる方法を使用 することが望ましい。
重要なパラメーターの1つは、関係するボクセル中の常磁性種の濃度である。人 間の組織における相対的な常磁性種の吸収は、単一組織においても必ずしも一様 ではない。従って低いFID信号は関係するボクセルにおける常磁性種の低濃度 の結果によるものであり、もし濃度が不明および/または変化するものであれば FID情報から温度変化を引き出すことは困難であろう。
任意の特定のボクセルにおけるesr励起放射線の原動力であるMW小出力一般 に組織と他の要因に介在する吸収のための適用111出力より低い。また、局部 的なMl小出力おける低下はより低いFID信号を与え、温度測定に関連するで あろう。
この変化しうるパラメーターはesr遷移(TieおよびT2e)のT、および T2である。
信号増強の変動に対する式と説明は、実例として提供され、本発明の有効さ、お よび有用さは決してその正確さに依存するものでない。従ってesr遷移励起に よって生じた増強およびFID信号の強度は、大きな増加および短期反復時間に 対して式1によって表わすことができる。
E・1八に+ (1−(1+F(Pv、 1fL、Δt)+WL、Y’、Pv) −’)(1−e ”)ここでEは信号増加を示す。
△tはボクセルの温度と対照温度との間の差である。
Wl、はTieおよびT2゜の積であり、ここでLeはesr遷移のためのTI  (M方向緩和時間)であり、T2eはesr遷移のための72(横方向緩和時 間)である。
K1は電子のプロトンに対する磁気回転比である。
Yは電子の磁気回転定数である。
Pvはボクセル内のMl小出力ある。
Cはボクセル内の常磁性物質の濃度である。
K2は定数であり、そして F(Pv、 fL△t)は温度変化による飽和または最高の共鳴からの変化に関 係する函数であり、0では温度依存変化がない。この函数は、温度依存性esr ビークの中心周波数の位置におけるシフトが△tに比例するという意味で△tに 依存している。
FID信号の増強が100倍までまたは200倍までさえ可能であるので、増強 はFID信号強度を決定するのに有力な要因であり、従って近似として、信号の 強度はKEとして表わすことができ、ここでKは定数である。それ故、一般にR Fパルシス列の性質の影響および研究されるべき容量またはボクセルにおけるコ ントラスト剤の濃度ゼロの低容量での可能な効果の影響は排除することができ、 特にFID信号強度の比率が上で議論した計算式において関係してくる時、排除 できる。
もし全ての変化しつるパラメーターを一定に保つことが可能ならば、低下したF ID信号の測定は計算または補正のいずれかにより直接に温度変化を提供するこ とができるであろう。実際問題として、これは非常に困難であり、本発明のさら に好ましい観点によれば、この問題を少なくとも2つのesr転位を有する常磁 性物質を選択することによって減少させ、その1つは温度について不変であり、 そしてその1つは温度依存性の物質である。
我々はESREMRIにおいてコントラスト剤として用いた、ある種のニトロキ シドフリーラジカル、特に4−オキソ−2,2,6,6−テトラメチルビベリジ ン−1−オキシルが温度不変性(温度に独立した)の中心ピークの3重項および 温度依存性のサイドビークからなるesrスペクトルを有することを発見した。
本発明の重要な実施態様によれば、温度依存性のesr転移を励起させる放射線 および核スピン遷移を励起させることに加えて、また身体は実質上温度に依存し ない中6周波数の第2のesr遷移を励起させる第3の放射線の照射を受ける。
従って本態様において身体は第1−放射線の一連のパルスシーケンス(系列)に 照射され、シーケンスの第1の設定の間に第2の放射線に照射(曝露)され、そ してシーケンスの第2の設定の間に第3の放射線に照射される。次いで温度を表 示する信号または画像は、第1および第2の設定、たとえば大多数のパルスシー ケンスにおいて検出されたFID信号から発生することができる。
この場合、第2のesr遷移は共鳴の間を通してであり、上式における函数F( Pv、 fL、Δt)は0であろう。さらに式1における多くのパラメーター、 特に常磁性コントラスト剤の局所的濃度は、両方の遷移の点で同一であり従って それぞれの信号強化にほぼ比例しているFID信号の比率は帳消しになって多く の共通の表現を締め出すであろう。
Yは定数であるので、上記の状況下では式(1)における唯一の他の変動パラメ ーターはPvであり、ボクセルでの局部的なMY出力(電力)である。2つの遷 移に対するFTD信号の相対的な強度が、異なる適用MY出力のレベルで再び測 定されるならば、Pvは適用した出力の一定の分数であるという仮定を実験的に 証明する上でPvを除去することが可能である。従ってPvは上式で^、Pによ り変換されうるのであって、ここでPは適用したMl比出力Aはこのサイトにお けるMY放射線の透過(すなわち非吸収)に関連したボクセルのための定数であ る。
2つのesrビークは多重線の一部分で、通常は3重線であるので、従ってTh eおよびWLが実質上2つのピークに対して同一であるように、esr緩和時間 Tieは2つのピークに対して同一であり、任意の特定のボクセルに対し5て下 に述べるようにFID信号強度のための式のそれぞれにおいて同一になるであろ う。
従って次のように式を導くことができる。
ここで、SlおよびE※は出力(電力)レベル1におけるピークAに対するFI D信号強度および強化ファクターであり、SR,、、はFED信号強度S※およ びsho比であり、温度による共鳴からの変化がない(すなわち、△t=0)た めにWLは実質上2つの出力設定に対して同一である。これは分かっているPl およびP2、従ってA8wL値を知って積(Y”、 WL、^)の測定を可能に している。
A、fLが測定され、P、およびP2が分かっているので、後の式はF(八P、  WL、△t)に対して解くことができる。式(1)の項(1eK2e)は終始 ずっと同じままであるがFID信号強度の比率が測定される時、キャンセルされ る。
esrビークの形に関連する函数F(AP、 WL、Δt)の性質を異なった出 力レベル、WLおよび温度に対する計算および修正によって測定することができ る。このような修正から容易にF(AP、、fL、Δt)に対する数値から△t を導くことができる。たとえWLおよびAがボクセルからボクセルで変化し、部 分的な濃度効果の結果としても、上記の計算は各ボクセルに対して独立してなさ れWLおよび八が関連する特定のボクセルに対してずっと同一の式であることは 必要である。
然しながら、函数F(AP、Δt、 Wt、)の符号は上昇または降下のいずれ かの温度変化に対しても同一であり、実質上esrピークの対称的形状は共鳴ま たは飽和からの離脱が上昇または降下の温度変化のいずれかによって生じたもの であることを意味するが故に△tが+veまたは−veのいずれかの符号を有す るかを確定することは必要である。
他の手段で温度における明確な増加を確定することが可能であるならば、これは 必要でないかもしれないが一般に次の段階としてΔtの符号を決定することは必 要である。
しかしながら、これは対照温度における共鳴を付与する11周波数、例えば僅か に対照温度より上の温度での共鳴に対するM1周波数に近いが異なるMW周波数 を用いるさらに進んだFID信号強度の測定によって容易に達成することができ る。次に本発明の方法は、第1のesr遷移を励起するように選択された第4の 放射線に身体を曝露する(さらす)ことを包含しており、第4の放射線は第2の 選択された対照温度におけるいわゆる第1のeSr遷移の中心周波数におけるも のである。もし△tが正で、温度が上昇するのであれば、esr遷移は信号の強 化ファクターEを増加させ、ついでそれによって△tの正の符号を示すFID信 号を増加させる共鳴状態により一層接近するであろう。
実際に、より進んだ測定をある環境下で温度依存性ピークのための最初のMY周 波数におけるFID信号と共にすることができ、温度不要ピークに関連しないで 測定されるような十分な情報を提供しうるのである。
従って本発明による身体、例えば人体の部位における温度測定のための最も好ま しい手順は次のとおりである。
1、適切な種類の常磁性MRTコントラスト剤を身体中のすみずみまで分布する ようにさせる。
2、身体の該部位にFID信号を発生させるような磁場条件下、核スピン遷移( 人体の場合は、水分子が適切に広く分布しているので通常はプロトン核スピン遷 移である)を励起する一連のパルス系列の第1−放射線に身体を曝露する。
3、身体を(2)の最初の過半数のパルス系列内でコントラスト剤の温度依存性 esr遷移の中心周波数にある第2の放射線に曝露する。該周波数を対照温度で 最高の共鳴を生じさせ、一定の既知の出力レベルにあるものである。
4、このようにして発生したFID信号を測定する。
5、身体を(2)の第2の過半数のパルス系列内で同一磁場条件下(従って本質 的に同一ボクセル関連している)、常磁性物質の温度に依存しないesr遷移の 中心周波数で(3)と同一出力レベルにある周波数に曝露する。
6、(5)によって発生した身体からのFID信号を測定する。
7.2つのesr励起周波数の異なった出力レベルにおける同−磁場条件下で( 2)〜(6)を反復する。
8、対照温度から温度偏差の記号、△tを決定するために、同一磁場条件下かす かに異なる周波数において(3)および(4)を反復する。
9、適切な演算法(Tルゴリスム)によって前の式を解いて身体の特定ボクセル における△tの値を算出する。
10、もし所望するならば、身体の異なるボクセルにおける△t、例えば身体の 感熱断層撮影画像を生成させる△tを測定するために、設定した異なる磁場にお いて段階(1)〜(9)を反復する。
従って本発明の方法は、次の段階を包含するのが好ましい。
a)身体内にある該常磁性物質を分布させる。
b)該身体を一連のパルス系列の第1放射線に曝露する。
C)該身体を該系列の第1の設定の間に第1の選定した出力レベルで第2の放射 線に曝露するーd)系列の該第1設定において該身体からの自由誘起減衰信号を 検出する。
e)該身体を該系列の第2の設定の間に該第1の選定した出力レベルで該第3の 放射線に曝露する。
f)系列の該第2の設定において該身体からの自由誘起減衰信号を検出する。
g)該身体を該系列の第3の設定の間に第2の選定した出力レベルで該第2の放 射線に曝露する。
h)系列の該第3の設定において該身体からの自由誘起減衰記号を検出する。
i)該身体を該系列の第4の設定の間に該第2の選定した出力レベルで該第3の 放射線に曝露する。
j)系列の該第4の設定において該身体からの自由誘起減衰信号を検出する。
k)該身体を該系列の第5の設定の開に該第1の選定した出力レベルで該第4の 放射線に曝露する。
Il) 系列の該第5の設定において該身体からの自由誘起減衰信号を検出する 。そして I)段階(d)、(f)、(h)、(Dおよび(Il)において検出された自由 誘起減衰信号から温度を示す該信号または画像を発生させる。
適用したMY出力は信号強化が適切に温度依存性であることを確実にするように 選択されるべきことは評価される。
さらに、III出力は身体の過度の加熱が行なわれないようにすべきである。こ のような加熱は、TleおよびT2oが共に長いesr遷移を選択することによ って減少させることができる。この点においてニトロキサイドフリーラジカルコ ントラスト剤は満足なものである。
本発明の方法の実施のためには、核磁気共鳴遷移を励起する放射線源および線源 または少なくとも1つの、好ましくは2つまたはそれ以上のための線源および好 ましくは少な(とも後者の線源の出力レベルを調節するだめの手段を備えたES l?EMIH装置を使用するのがよい。このような連続的な多重度のesr遷移 を励起するための手段を有する装置は、新しいものであり本発明のさらに進んだ 特徴を構成する。
従−)で本発明の進んだ観点から見れば、過度を測定する装置、好ましくは磁気 共鳴画像形成装置を提供するものである。そしてこれは身体中の核スピン遷移を 励起するように選択された周波数の第1の放射線のパルス系列を放射する第1放 射線源、該選択された核から自由誘起減衰信号を検出する手段、該身体中に存在 する常磁性物質中の該核の少なくともいくつかの核スピン遷移にカップリングし た1個または場合により好ましくは少なくとも2個の電子スピン遷移を励起する ことができる選択された周波数の放射線を、選定された該パルス系列の間に第2 、第3および場合により、好ましくは第4の放射線を放射するようにそれぞれを 配置した第2、第3、場合により好ましくは少なくとも第4の放射線源(該第2 、第3および存在する場合第4およびそれ以上の放射線源は好ましくは第2およ びそれ以上の放射線のタイミング、出力および周波数の選択を可能にするように 配置された調節手段を備えているのがよい)、該身体が第2または第3必要な場 合該第4およびそれ以上の放射線にさらされるパルス系列の間に検出方法で見出 された自由誘起減衰信号から該身体の1個またはそれ以上の部位における温度( 好ましくは該身体での温変分布を示す画像)を示す信号を発生するように配置さ れた発生手段からなっている。
本発明の装置は、所望するならば均一な磁場、例えば慣用的な磁場強度またはそ れより低い、例えば、0.01〜2Tの均一磁場を発生しうる1次磁石を備える ことができる9、シかし、磁石の構造および操作は高価な通常のMRT装置の主 要なファクターであり、ESREMRIによって達成されるコントラスト効果は 非常に高度であるので所望なら大変低い磁場強度の1次磁石、例えば0〜0.  OIT 。
例えば15Gの磁場を発生しうる磁石が提供され、または磁石がなくてもよい。
後者の場合、IIRIの操作の均一な磁場は地球の周囲磁場で提供される。しか し、これは身体中の特定の部位からのFID信号を可能にし、好ましくは識別さ れるべき身体の完全な画像を形成する全てのボクセルの配列を可能にする磁場勾 配を発生する正常な手段であろう、311次磁なしのESREMRI装置および ぞ2−で使用するコ゛2・トラスト剤は、共同特許出願中の英国特許出願の88 19753.8に開示されている。
慣用的なMRIの1次磁場で核スピン遷移を励起するのに必要である放射線、第 1放射線を動作するのは一般にラジオ周波数(1?F)であり、esr遷移を励 起するのに必要である放射線、第2およびより高次の放射線は一般にマイクロ波 (MY)放射線である。より低い磁場または周囲磁場において、より低い周波数 の放射線が必要であるが、第1放射線および第1放射線源の理解し易さのために 特に“RF”放射線およびRF“放射線源と呼び、第2およびより高次の放射線 および第2およびそれ以上の放射線源は“Mr放射線および“MW”放射線源と 呼ばれる。しかしながら、特に大変に低い磁場の1次磁石または1次磁石なしで 使用される場合、“MW”および“RF”放射線は正規にMlまたはRFである と考えられない周波数でもよいことを心にとめるべきである。
第1放射線源は、好ましくはパルスタイミングまたは持続期間を調整するための 手段を備えているので所望の画像技術(例えば、SR,IR,5ESFIなど) は選択され、それ故パルス系列反復速度1/TRは増加するように、または画像 収集時間を短縮するように、またはT1、T2または該(通常はプロトン)密度 を測定するように選択される。
また第1の放射線源は、中心周波数、線幅および第1放射線パルスの強度を調整 するための手段を備えているのが好ましい。
MHIにおいて、共鳴核を励起する放射線パルスは検体が慣用的な1方向(例え ば、Z方向)に磁場勾配をもつ磁場におかれている間に適用される。Z方向の磁 場勾配と共に、パルス励起している間の核励起パルスの中心周波数および線幅は 、スピン遷移がそのパルスで励起される核が含有するZ軸に垂直なスライスのZ 方向におけるZ軸に沿った位置および厚さを明確にするのに役立つ。
従って、例えば、中心周波数voの方形波パルスのフーリエ変換は、voの周り に集中した一連の周波数を含有するようなパルスを示し、Z軸に沿って特有のX Y平面に於ける共鳴核のラーモア振動数に対応する各々を含有するパルスを示し た。従って第1の放射線の中心周波数および線幅を調整したりまたは選定するた めの手段を有する装置を備えることによって、身体を通過する断面(画像ゾーン (区域))、および当然の同位体の性質および共鳴核の化学環境が選定される。
第2およびそれ以上の放射線源は連続波(CW)発振器である1つまたいくつか の放射体であるかまたは第2およびそれ以上の放射線のパルスまたは一連のパル スを放射するように配置されることができる。
核スピン系の増幅されたFID信号の利点を十分に達成させ、そして常磁性物質 の必要とする投与量を最小にするために、周波数の帯域(例えばパルス列で)を 放射しつる第2およびそれ以上の放射線源を使用するかまたは異なる周波数を放 射する第2およびそれ以上の放射線の・ 各々の線源として2個またはそれ以上 の線源を使用することが有利である。第3の放射線が関係する限りにおいては、 実際的であれば第2のesr遷移を励起することが望ましい。しかしながら第2 、第4およびそれ以上の放射線に関しては、本発明の方法は最初のesr遷移の 飽和の程度が温度および線幅と共に変化するかまたは第2、第4およびそれ以上 の放射線の周波数の設定が適宜に選択されることを必要とする。
第2およびそれ以上の放射線において所要の周波数の拡がりを達成するためには 、比較的短期間のパルス(以後“マイクロパルス”という)、例えばナノまたは マイクロ秒の程度のものを使用し、核スピン系の増幅された集団差を最適化する ことが望ましく、このように隣接するマイクロパルスが、マイクロパルス間の期 間中に電子スピン系の重大な縦方向緩和が起きないように一定の間隔をおいて一 連のマイクロパルス列が放射するように第2およびそれ以上の放射線源を配置す るのが望ましい。
また、この装置は配置されたその上の放射線源からなるデカップリング手段を望 むならば備えることができ、常磁性物質のesrスペクトル中のピークの数また はピーク幅を減少させるために、ある核(共鳴核以外で温度を示す信号または画 像が発生するMR信号に対応する核であるところの)におけるスピン遷移を励起 しうる放射線を放射する。このようなデカップリング手段が付与される場合には 、もし生じ部分部にデカップルしたesrスペクトルが、なお本発明の方法の実 施のために必要である温度に独立し、7た、または温度に依存性の第2と第1の 遷移を含有する時は何時でも使用されるべきである。より以上の放射線の放射は 連続にまたはパルス(または第2放射線に対して上に述べたような連続的な列ま たは一連の続いたマイクロパルスの形をとるかもしれない)として行われ、適切 には第2およびそれ以上の放射線と実質上同一の周期で放射される。
従って第2およびそれ以上の(より高次の)放射線源が存在する場合にはそれ以 上の放射線源は、第1放射線源のようなものであり、好ましくはそれらがパルス を出す線源であるならばパルスタイミング、パルス持続時間、中心周波数、線幅 および強度を調節する手段を備え、そしてそれらが01発振器であるならば中心 周波数、線幅および強度を調節する手段を備えるのがよい。
本発明の方法において、好ましくは試料を第2およびより高次の放射線の1つに 各パルス系列の少な(とも・一部を、すなわち隣接した系列の最初のパルス間の 少なくとも一部の期間に曝露するのがよい。好ましくは第2およびより高次の放 射線への曝露は磁場の勾配なしに検体へ電圧印加する間の期間の主要部分または 全期間であるのがよい。従って慣用的に第2およびそれ以りの放射線は、各パル ス系列すなわち減衰期間において次のFID信号の測定を行なうのがよい。
確実な画像技術、特に飽和リカバリー(回復)(SR)の″各パシス系列”は他 の1画像形成技術において各パルス系列が第1放射線のいくつかのパルスを含有 している間に第1放射線の1つのパルスのみを含有しうろことは高く評価される 。
試料の核磁気共鳴画像は、慣用の方法で検出されたFID信号から発生すること ができ、温度を示す信号または画像の発生は例えば生のFID信号の操作によっ てまたは加工した信号例えば第1、第2およびそれ以上の複数のパルス系列によ るMR像に対応するデーター操作で効果的に行なうことができる。従って本発明 の装置は、一般に手段、大体において温度を示す信号または画像を発生するため の、および温度情報を画像に取り出すために前また後の取り扱いで検出した信号 を変換する設定のためのコンピューターからなるであろう。
特に本発明の装置は、好ましくは慣用的なESREMRIまたはMRI装置とし て作動するように配置されるべきであり、それ絞制御手段を、装置が所望ならば 第1および第2放射線のみで、または第1放射線のみのそれぞれで、作動するよ うに配置されるべきである。同様に装置が1次磁石なしに作動するとしても、よ り高磁場でESREMRIまたは慣用的なMRIのための感熱画像形成のために 磁場が機能を果すように選択手段の作動にエネルギーを与える一次磁石を有する 装置を備えているのがそれでもなお好ましい。装置は好ましくは身体にl1RI またはESREMRIを許容するように配置されるべきで、ある例では上述した 特別の放射線源およびデーター処理手段を備えた慣用的なIIRIまたはESR EliRI装置を実際に構成することもできる。
また画像を発生する方法は装置の使用を必要とし、また本発明の方法は慣用的な 画像発生方法のいずれか1つ、例えば背景映写法または3次元または2次元フー リエ変換法(3DFTおよび2 DFT)を必要とするがこれらのうち後の2つ が一般的に好ましい。
2 DFTについて、検体は磁場中に置かれ(磁場方向はZ方向である)、そし て平衡化される。ついで小さな磁場勾配(磁場方向はZ方向である)が例えば、 Z方向に与えられると同時にスライス選定勾配は主磁場に重ねられ、検体は所定 の中心周波数、帯域幅および持続期間を有するRFパルシス開始パルス)で照射 される。中心周波数、帯域幅および主磁場とスライス選定勾配の組み合わせは、 共同して画像形成領域の位置と厚みとを決定するのに役立ち、スライス選定勾配 を横切り検体を通過する断層撮影断面の共鳴核種はRFパルシスより励起される 。パルスの持続期間は共鳴核種の縦方向と横方向磁化の合成的な変化を決定する 。90’パルスによってスライス選定勾配およびパルスとが同時に停止された後 、ついで小さな磁場勾配(位相コード化勾配)がスライス選定勾配に対して横方 向、例えばY方向に短期間付与され、信号源のY方向における位置に依存するよ うになり振動FID信号の位相を生じ、従ってFID信号の位相中の空間情報を コード化する。位相コード化勾配を停止した後、以前の2つとは垂直の方向(X 方向)に第3の小さい磁場勾配(読み取り勾配)をFID周波数中の空間情報コ ードに対し付与し、モしてFID信号を検出しその時間の関数としての強度を読 み取り勾配を付与している期間内に記録する。
検出されたFID信号は、画像形成領域を通じての共鳴核からの信号を組み合せ たものである。もしこれがX7面中に広がっている信号源の列からの信号の合計 であると簡単に見るならば、各信号源からの振動信号は共鳴核種の局部的密変に 依存する全体的の強度をもち、その周波数はX方向における信号源の位置に関係 し、そしてその位相はY方向における信号源の位置に関係する。
読み取り勾配はFID信号の減衰後に停止され、平衡するようになるための遅延 時間の後でスライス選択勾配は再び与えられ、そして引き続くパルス系列の開始 パルスが加えられる。
画像の生成には一連のパルス系列のFID信号の検出を必要とし、それぞれ異な る強さまたは持続期間の位相ツー 磁化の勾配およびこの結果化じたデーターの 2次元フーリエ変換によってSR画像で述べた場合のように2次元画像を構成す るための空間情報を取り出すことができる。
異なった画像形成方法、例えばIR,SEなどのようなまたは別の画像生成方法 、例えば同時スライス法、体積取得法、背景映写法などには、当然具なるパルス と磁場勾配の付与系列を必要とし、この系列は当該分野で慣用的のものである。
第2およびそれ以上の放射線によって励起されるesr遷移を有する常磁性物質 は断層撮影画像が形成される身体内に天然に依存してもよ(、またはより好まし くはコントラスト剤として身体内へ投与されてもよい。共鳴核とのカップリング は不対電子と同一の分子内の共鳴核とのスカラーカップリングまたは常磁性中心 の環境内の分子中の共鳴核、一般的には体液中の水プロトンとの双極子カップリ ングのいずれかであることができる。
電子スピン系は、身体内に天然に、例えば細胞ミトコンドリア内の酸化連鎖のよ うなある種の代謝経路内で合成される物質中に天然に、たとえ普通は低濃度であ るとしても存在する。
しかしながら、投与されるコントラスト剤に関する限り、本発明の1つの実施態 様において、共鳴核と所望の電子スピン遷移を有する物質との両方を含有するコ ントラスト剤を用いることができ、そしてもう1つの実施態様では所望の電子ス ピン遷移を有する物質自体が1種またはそれ以上の共鳴核を含有することができ る。これは、画像形成される検体中に共鳴核が非常に豊富である場合、例えば共 鳴核が増幅されたFID中でスカジーカ・ソブリングが重要である13cまたは Il+)’である場合には特に好ましい。
別法として、かつ一般的により好ましくは、コントラスト剤は検体中、例えば身 体組織中に天然に存在する共鳴核またはより特別には検体中の水分子内の共鳴プ ロトンと双極子カップリングを行う常磁性中心を含有することができる。
本発明の方法においては、共鳴核とカップリングするesr系の選択が、生きた 被検体で方法が実施される限り特に重要である。検体が生きでいる限り、一般的 に透過線または熱線にあてるのは最小にするのが好ましく、従って局部的濃度お よび磁場条件下、電子緩和時間T2eおよびLeが比較的長いところの常磁性物 質を選択し、またできれば必要とする“MW“放射線が最低の加熱効果を有する ような低い一次磁場を使用するのが望ましい。
eSr遷移の線幅(すなわち、吸収スペクトル中の半値全幅)は濃度および磁場 次第であり、常磁性コントラスト剤は画像形成条件で好ましくはesrスペクト ルを有しており、その中の温度依存性ピークは高熱治療のための例えば36〜4 5℃の興味ある全温度範囲にわたってesr増強FID信号が検出されることを 可能にする程十分大きい線幅を有している。一般に、esrビーク幅は好ましく は約50ミリガウス〜2ガウスで、特に好ましくは100〜1500ミリガウス で、さらに特に好ましくは150〜800ミリガウス(または等価の周波数)で ある。従ってScheringAGがEP−^71.564で示唆しているガド リウム化合物(例えばGd DTP^)のような通常の常磁性MRTコントラス ト剤は一般的には選ばれないであろう。
上述したように、常磁性物質のesrスペクトルは温度依存性ピーク、好ましく は温度から独立したピークを含有すべきである。もしスペクトルがそれ以上のピ ークを含むならば、これらの全数が小さいこと、例えば2〜10、特に好ましく は3〜5であること、および温度から独立した遷移から温度依存性の遷移の分離 ができるだけ大きいこと、例えば2Gより大きく、好ましくはIOCより大きく 、特に好ましくは周囲磁場または低−次磁場において15ガウス(またはその等 価な周波数)より大きくなるべきであることがさらに好ましい。
常磁性物質の温度依存および温度に独立したesrビークは2重線または3重線 のものであることが好ましいとしてもesrスペクトル中における超微細分割を 低下させ、それによってスペクトル中でのピークの数を少なく保つことは一般的 に好ましい。従って、常磁性物質は少量のノン−ゼロスピン核種を含む分子であ ることが好ましく、または常磁性中心(例えば、ニトロキシルN0部分の酸素) の付近において少量のノン−ゼロスピン核種を含む分子であることが好ましいで あろう。従って、この分子は常磁性中心付近の各原子がゼロー核スピン同位体か ら、または天然的にノンーゼロスピン核の豊富な同位体の少ない元素から優先的 に選ばれた原子を有するものである。
このような選択には天然的にスピン=172核の豊富なものが少ない元素が含ま れ、そして同位体、例えば+2C1′H1325、目Siおよび口Oを不対電子 の位置に隣り合う分子構造を構築するために用いることができる。
本発明において使用するための常磁性物質として特に興味あるものは、安定なフ リーラジカルであり、特にスピンラベルとして用いるため文献中で提唱された、 または慣用的なMHIのための常磁性コントラスト剤として使用された安定なニ トロキシドフリーラジカルである。その上、これらの化合物のいくつかは容易に 市場で、例えばアルドリッチ社から入手しうる。安定なニトロキシドフリーラジ カルはその毒性および薬物動力学が研究されているので特に興味があり、化合物 が生体内MRIに適していることが示されている。さらに特に安定なフリーラジ カルの興味ある基は、そのいくつかがスピン標識としての使用について文献中に 示唆されている重水素化された安定なニトロキシドフリーラジカルである。
安定なフリーラジカルが一部分だけが重水素化される時、′Hが不対電子のTl eまたはT2e値の最大のまたは実際にかなりの減少を引き起させるような部位 の水素が2Hであるということが特に好ましい。
本発明に用いられる重水素化されたラジカルは、常磁性中心、例えばN0部分の 酸素から3結合、好ましくは4結合、そして特に好ましくは5またはそれ以上の 結合内のプロトンの代わりに重水素原子を有している。さらに好ましいラジカル はバー重水素化されている。しかしながら、ラジカルが活性な水素、例えば酸、 アミンまたはアルコールの水素を含む場合、これらは好ましくは1Hであり、常 磁性中心から遠く離れて水素を含むならば】■を有利に使用することもできる。
安定なニトロキシドフリーラジカルまたは安定な重水素化されたニトロキシドフ リーラジカルとして、慣用上N0部分が5〜7員環の飽和またはエチレン性不飽 和環中に存在し、No部分に隣接する環位置が二重に飽和された炭素原子で占め られ、環の残る1つの位置が炭素、酸素またはイオウ原子で占められ、そして残 りの環位置は炭素原子により占められている環式ニトロキシドを用いることがで きる。また、連鎖中にNoが存在し、隣接原子が炭素であり、プロトンと結合し ていない化合物を場合により重水素化された安定なニトロキシドフリーラジカル 化合物として使用することができる。
好ましいニトロキシドは式(1)により表すことができる。
ここで式中、R,−R4は重水素または低級(例えば01〜C4)アルキルまた はヒドロキシアルキル基を示し、R1はカルボキシ置換されている01〜C1゜ のアルキル基でもよく、モしてR7は高級(例えばC5−C,。)アルキル基ま たはカルボヤシ置換されているC0〜C7゜のアルキル基でもよく、またはRo とR8とは4個までの、特に好まし、くは3個までの炭素原子をもつアルキレン 、またはアルケニレン基を共に示すことができ、Xは場合によっては置換さオ] でいる飽和またはエチレン性不飽和の骨格中に2〜4個の原子を有する橋かけ基 を示し、骨格原子の1個が炭素、酸素または硫黄であり、残りの骨格原子は炭素 であり、好ましくはR,−R4とXの1個またはそれ以上が少なくとも1個の重 水素であり好ましくニトロキシル窒素の3結合またはさらに好ましくは4結合内 の炭素に結合する水素が重水素原子であることを条件とするものである。
式Iにおいて、分子は好ましくは非対称で(j?、、R2とCR,R4の画部分 は好ましくは異なるものであるが好ましくはR8とR4はそれでもなお重水素原 子または重水素されたアルキル基である。
式■において好ましくは場合により1個の不飽和部をもつC2〜、連鎖であるX の」二の任意的の置換基は、例えばハロゲン原子またはオキソ、アミノ、カルボ キシル、ヒドロキシまたはアルキル基またはこれらの組み合わせあるいは、例え ばアミド、エステル、エーテルまたはN−置換複素環式基、例えば、2,5−ジ オキソ−ピロリジノ基のような誘導体の形をとることができる。置換されたX基 の多(の例は上記の文献中に記載されている。
所望ならば、ニトロキシド分子は安定な二[・ロギシドフリーラジカルの血液部 り効果または組織あるいは器官標的能力を増強するためにさらに糖類、多糖類、 蛋白質または脂質あるいは他のバイオ分子のような物質と結合させることができ る。
本発明の方法および使用に際して、上に述べた共同出願中の特許出願に記載され ているものから選ばれた安定なニトロキシドフリーラジカルを特に便利に使用す ることができる。
本発明の方法における常磁性物質使用のためのその七の選定基準は、方法が実施 される検体は細胞、例えばヒトまたはヒト以外の動物であることであり、物質は 好ましくは主として細胞外の区域に分布すべきである。
従って本発明のなおその上の見地は、温度依存性を有する生理学的に許容しうる 常磁性物質の使用およびまた好ましくはesrスペクトル中の温度に独立した遷 移、例えば本発明の方法のためのコント・ラスト媒質製造用の安定なフリーラジ カルを提供するものである。
esr線幅の限界について言及する場合、それらは画像形成条件、例えば画像形 成部位における線幅であることはわかるであろう。しかしながら、特に好ましく は、線幅の基準は下に述べる局部的な濃度限界において満足させられる。
コントラスト媒質は、常磁性物質のほかにヒトまたは獣医薬における治療用およ び診断用組成物にとって慣用であるような調合助剤を含有することができる。従 ってコントラスト媒質は、例えば可溶化剤、乳化剤、増粘剤、緩衝剤などを含む ことができる。この媒質は非経口(例えば静脈内)用または経腸(例えば経口) 用、例えば外部排出管を有する体腔(例えば消化管、膀胱および子宮)中へ直接 適用のため、あるいは心臓血管系中への注射、または注入用に適した形であるこ とができる。しかし一般に、生理学的に許容しうる媒質における溶液、懸濁液お よび分散液が好ましいであろう。従って、また本発明の別の見地は、感熱画像形 成のためのコントラスト媒質を提供することであり、これはそのesrスペクト ル中に、生理学的に許容しうる媒質としての溶液、懸濁液または分散液中に温度 依存性およびまたは場合により温度に独立した遷移を有する生理学的に許容しつ る構造に安定な不斉ニトロキシドフリーラジカルからなっている。
生体内診断用画像形成に用いるため、好ましくは実質的に等張であるコントラス ト媒質を、便宜上、画像ゾーン(区域)において常磁性物質の1μM〜lQmM 濃度が得られるのに充分な濃度で投与することができる。しかしながら、正確な 濃度および用量は、勿論、毒性、コントラスト剤の器官標的化能力および投与経 路のような一連の因子に依存する。常磁性物質の最適濃度は種々の因子間のバラ ンスを示す。一般に、濃度は0.1〜100+aIII、特に1〜]、OwLさ らに特別には2〜5IlIMの範囲内にありうる。
静脈内投与用組成物は、好ましくは10〜1000mM、特に好ましくは50〜 500mMの濃度で常磁性物質を含む。イオン性物質では、濃度は特に好ましく は、50〜2001M、特に140〜160mMの範囲であり、非イオン性物質 では20〜200mM、特に290〜330mMである。しかしながら、尿路ま たは腎系の画像のためには、多分、イオン性物質では、例えば10〜100mM 、あるいは非イオン性物質では20〜200mMの濃度を有する組成物を用いる ことができる。さらに、ポーラス(bolus)注入用には、濃度は都合よくは 0.1〜10011好ましくは5〜2511M、特に好ましくは6〜15mMで ある。
本発明のコントラスト媒質中のニトロキシドは10mMまでの、特に1または2 1Mの濃度において好ましくは1ガウス未満、特に好ましくは100mG未満の esr線幅を示す。
上述したように、非侵襲性感熱画像形成は異常高熱による悪性組織の治療に特に 望ましく、そのためこれは異常組織の発見および位置における一般的用途となる が、本発明の装置の1つの特に好ましい態様においては、さらにその上悪性腫瘍 の位置として同定された身体の部位を治療するように働(直接的に組織を破壊す る放射線源、例えばマイクロ波放射体を備えている。
さらに好ましい態様においては、上述したesr励起を発生させるのに用いられ たMY放射体はまた異常高熱治療に放射線源としても役立つことができる。
このような直接的な放射線源は好ましくは選定された方向に組織を破壊する放射 線を放射するように置かれた移動可能な取付手段を備えている。
このように組織を破壊する放射線の加熱効果は、本発明の組織を破壊しつる放射 線源の装置によって監視することができ、これは健康な組織に温度の高い点の発 生を避け、悪性組織の位置に陰影をつくる組織照射を避けるように配置され、従 ってこのような位置での温度上昇が過度にならぬように防いでいる。また放射線 源は、もし装置が画像形成される身体の位置を調節する手段を備えているならば 勿論静止状態に保たれる。
従ってさらにその上の見地からながめれば本発明は、組織を破壊する放射線を用 いる身体中の悪性組織を治療する方法を提供するものであり、この方法は本発明 の方法による該身体または該悪性組織の感熱画像形成および組織を破壊する放射 線による照射の方向および/または持続時間を調節して該身体内の健康な組織へ の熱損傷を減少させることからなっている。
本発明は、ここで添付の図面を参照して実施例によりさらに説明する、ここで: 図1は本発明による感熱画像形成装置の概略の透視図である;そして 図2は図1の装置中の第1〜第3の放射線の放射体の概略の透視図である。
図1について説明すると、図には電磁石3のコイルの軸のところに本発明によっ て製造された常磁性コントラスト媒質を投与された検体2が置かれているESR EMRI装置1を示す。DC電源4からの電磁力3への入力によって、もし装置 が慣用的なMRIまたはESREMRIとして使用されるべきならば一次磁場を 発生させることができる。本発明の新しい方法のために発生させた一次磁場で画 像形成が効果的に行われるには電磁石3はエネルギーが付加さ十する。
装置は、それぞれ第11第2および第3放射線を放射するためさらに共振器5. 6および19をも備えている。
共振器5は電源8で電圧印加される“RF“ トランシーバ−7に接続し、共振 器6および19は、例えば導波管によって、劃10および20で印加される“M Y”発生器9および21に接続している。
“MY”発生器9および21は1つ以上のesr遷移を励起するために1つ以上 の最大周波数を有する“MW”放射線を放射するように配置されている。
共振器5.6および】9が放射する第1、第2および第3放射線の周波数選択、 線幅、パルス持続時間およびパルスタイミングは、電磁石3の電圧印加および除 印加をも制御する制御コンピューター11およびインターフェースモジュール1 8によって制御される。
コンピューター11は、図2にさらに詳細に示しである3対のへルムホルツコイ ル15.16および17への電源12.13および14からの電力供給をも制御 する。コイル対15のコイルは電磁力3のコイルと同軸であり、コイル対16お よび17のサドルコイルはその軸、Z軸の周りに対称的に配置され、これらサド ルコイル自体の軸は相互に垂直でそしてZ軸に対して垂直になっている。画像形 成操作の種種の段階、例えば2次元フーリエ変換画像形成において均一磁場に重 ねる磁場勾配を発生するためにコイル対15.16および17が用いられ、そし てコイル対作動のためおよび“MW”発生器およびRF” トランシーバ−の作 動のためのタイミング系列はコンピューター11およびインターフェースモジュ ール18によって制御される。
また装置は、“RF″送信機および電源(図に示していない)に接続し、そして コンピューター11で制御されるもう1つの”RF“共振器を含むデカップラー を備えている。デカップラーは、コントラスト剤中のノンーゼロスピン核の核ス ピン遷移を励起するために選ばれた周波数でそれ以上の放射線を放射するように 作動させることができる。
電磁石3に電力供給の作動においてスイッチを入れるか切るかは装置が周囲磁場 またはより高磁場で作動するかのいずれかに依存している。検体2、例えば患者 をコイルキャビィティに入れ、画像形成操作を開始する。
インターフェースモジュール18は、コイル対15のコイル中をDC電流がZ軸 について反対方向に流れている間に、短時間コイル対15への電力供給を活性化 し、周囲磁場へ印加されるZ方向のほぼ直線的な磁場勾配を生ずる。
コイル対15が電圧印加されている期間内に、インターフェースモジュール18 が“RF” トランシーバ−7を活性化して共振器5に”RF”パルス、例えば 90°パルスを放射させ、そのラーモア周波数が“RF”パルスの周波数バンド に相等する共鳴核(一般にプロトン)のrvri移を励起する。“RF”パルス の持続時間、強度、バンド幅および中心周波数はコンピューター11で選択され ることができる。
“RF”パルスは、Z方向に対して横方向であるが厚さを持っている検体の断面 (画像ゾーン)内の選ばれたノン−ゼロ核スピン同位体(一般に水のプロトン) のilR遷移を有効に励起する働きがある。
“RF”パルスが停止すると、コイル対15中の電流も停止し非常に短時間の遅 延後、インターフェースモジ、−ル18が短時間コイル対16を印加してY方向 に磁場勾配を与える。これは、この磁場勾配がコイル対15が印加されている期 間に共鳴核のラーモア周波数をY方向に画像ゾーンを横切って直線的に変化させ るので位相コード化勾配と呼ばれる。位相コード化勾配の停止によるラーモア周 波数の揚動の除去によって、画像ゾーンの異なる信号源領域からのFID信号へ の寄りの振動周波数はほぼ同にもどるが、このような寄与の位相はY方向に沿っ た特別な信号源領域の位置に依存しである程度移動する。
コイル対16中の電流の停止後、インターフェースモジ1−ル18はコイル対1 7を印加してX方向の磁場勾配(読取り勾配)を与え、そして“RF” トラン シーバ−7を再活性化して検体からのFID信号を検出する。
FID信号は、MR遷移が画像ゾーン内のみで共鳴核の“肛“パルスによって励 起されたので、画像ゾーン内の核スビソ系の横方向磁化から生ずると仮定される 1、−に連したように、時間の関数としてのFID信号の強度は画像ゾーン内の それぞれXおよびY方向の共鳴核の分布に関するコード化情報を含有している。
系が位相をずらすときFID信号強度は時間と共に指数的に減少し、そして読取 り勾配が印加されかつトランシーバ−7が検体からのFIDシグナルを検出する 期間は一般に非常に短かく、例えばミリ秒の程度である。
画像ゾーンのMR両画像生成するためには、パルスおよび検出系列をさらに多数 回、例えば64〜1024回繰り返し、毎回界なる大きさまたは持続時間の位相 コード化勾配を発生させることが必要である。しばしば、良好なS/N比を得る ため、数回、例えば2〜4回の等しく行われる系列の信号を合計する。各系列の 組のFTD信号を標準2次元フーリエ変化アルゴリズ11を用いてコンピュータ ー11で変換して画像ゾーンの所望の空間画像を得る。
慣用的な1目では、パルスおよび検出系列中の唯一つまたは最後のFID信号検 出期間後、そしてスライス選択勾配の次の印加および次の系列の開始RFパルシ ス放射の前に、新しいRFパルシスのFID信号が充分に強くて受容できるS/ N比を与えるために充分な縦方向磁化を確立するために共鳴核がほぼ平衡に緩和 するまで、一般に数秒程度の遅れ期間の間の間待機することが必要であった。
[7かしながら、ESREMRIでは、電子MRおよび核MR遷移間のカップリ ングに由来する増幅された核集団差を用いることによって唯一のまたは最後の検 出時間後の遅延期間を減少させることができる。別法では、検体を唯一のまたは 各々の“RF“パルス系列の始めに“IIW”放射線の照射による“Ml”照射 のない場合の平衡における集団差に関連した核スピン状態の集団差の増幅はFI D信号で容易に強化することができる。従って少な(とも各パルス系列の最後の 読み取り勾配の終了と次の系列の開始″l?F”パルスの放射との間の期間、例 えば約10ミリ秒〜100ミリ秒の期間にインターフェースモジュール18がM W”発生器9または21を活性化して、検体を選択された出力で検体中のコント ラスト剤中の常磁性中心のラーモア周波数の温度に独立したまたは温度依存性の esr遷移に相当する中心周波数の“MW”放射線、CW放射線または好ましく は放射線パルス系列で照射させる。
″)lit”周波数および出力は、記述した方法により検出したFID信号を変 換するコンピューター11によって整えられ、画像ゾーンを横断する感熱画像形 成を示すMRI画像を生成する。
磁場の不均一性を最小にするため、本発明の装置の検体キャビティは、好ましく は遮蔽物(示さない)、電磁石3とへルムホルツとの間に場所を動かすことので きる慣習的な遮蔽物および/またはコイルI5.16および17と電子制御装置 および電源(4,7〜14.18)との間に遮蔽物を設けるべきである。
補正書の翻訳文提出書 (特許法第184条の8) 平成3年2月18日

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.温度依存性である第1esr遷移の中心周波数を有する常磁性物質を含有す る身体の少なくとも1部位における温度を測定する方法であって、該方法は該身 体において選定された核中の核スピン遷移を励起するために選ばれた周波数の第 1放射線に身体を曝露すること、該esr遷移を励起するように選ばれた周波数 の第2放射線に該身体を曝露すること、選ばれた対照温度における該esr遷移 の中心周波数にある該第2放射線であること、身体からの自由誘起減衰信号およ び該身体の部位における温度を示す信号を発生する該自由誘起減衰信号を検出す ること、そして場合により該身体における温度分布を示す画像を発生させること からなる方法。
  2. 2.該常磁性物質が温度に独立した第2esr遷移の中心周波数を有し、該方法 がさらに該esr遷移を励起するように選ばれた周波数の第3放射線に該身体を 曝露することからなる請求項1記載の方法。
  3. 3.該身体を該第1放射線の一連のパルス系列にあて、該系列の第1設定の間に 、該第2放射線にあてることおよび該系列の第2設定の間に該第3放射線に曝露 すること、該方法が該第1および第2系列で検出された自由誘起減衰信号からの 温度を示す該信号または画像を発生することからなる請求項2記載の方法。
  4. 4.該身体を該第2および第3放射線にあてることが少なくとも2つの異なった レベルで効果的に行われる請求項2および3のいずれか1項記載の方法。
  5. 5.さらに該身体を該第1esr遷移を励起するように選ばれた第4放射線に曝 露すること/該第4放射線は第2の選定された対照温度において該第1esr遷 移の中心周波数にあることからなる請求項1〜4のいずれか1項記載の方法。
  6. 6.次の工程: a)該身体中に該常磁性物質を分布すること、b)該身体を該第1放射線の一連 のパルス系列に曝露すること、 c)該身体を該系列の第1設定の間に第1選定出力レベルで該第2放射線に曝露 すること、 d)系列の該第1設定中の該身体からの自由誘起減衰信号を検出すること、 e)該身体を該系列の第2設定の間に該第1選定出力レベルで該第3放射線に曝 露すること、f)系列の該第2設定中の該身体からの自由誘起減衰信号を検出す ること、 g)該身体を該系列の第3設定の間に第2選定出力レベルで該第2放射線に曝露 すること、 h)系列の該第3設定中の該身体からの自由誘起減衰記号を検出すること、 i)該身体を該系列の第4設定の間に該第2選定出力レベルで該第3放射線に曝 露すること、j)系列の該第4設定中の該身体からの自由誘起減衰信号を検出す ること、 k)該身体を該系列の第5設定の間に該第1選定出力レベルで該第4放射線に曝 露すること、l)系列の該第5設定中の該身体からの自由誘起減衰信号を検出す ること、 m)工程(d)、(f)、(h)、(j)および(l)において検出された自由 誘起減衰信号から温度を示す該信号および画像を発生させること からなる請求項1〜5記載の方法。
  7. 7.該身体が人間または動物の身体であり、該常磁性物質が該身体に投与する生 理学的に許容しうる物質である請求項1〜6のいずれかに記載の方法。
  8. 8.身体中の核スピン遷移を励起するように選択された周波数の第1放射線のパ ルス系列を放射することができる第1放射線源、該選択された核からの自由誘起 減衰信号を検出する手段、該身体に存在する常磁性物質中の励起しうる選ばれた 周波数の第2、第3、場合により第4放射線を選定された該パルス系列の間に放 射するようにそれぞれ配置された第2、第3および場合により少なくとも第4放 射線源、該核の少なくともいくらかの核スピン遷移にカップリングした1個およ び場合により少なくとも2個の電子スピン遷移、そして該身体が該第2または第 3放射線または適切な場合には該第4または、それ以上の放射線をあびるパルス 系列の間に該検出手段によって検出された自由誘起減衰信号から該身体の1個ま たはそれ以上の部位における温度を示す信号を発生するように配置された発生手 段からなる温度測定装置。
  9. 9.該第4放射線源を含有する請求項8記載の装置。
  10. 10.選定された該パルス系列の間に第5放射線を放対するように配置された該 第5放射線源、少なくともいくつかの該核の核スピン遷移にカップリングした少 なくとも2個の電子スピン遷移における該身体に存在する常磁性物質で励起する ことができる選択された周波数である該第2、第3、第4および第5放射線から なる請求項9記載の装置。
  11. 11.該第2、第3および存在する場合第4およびそれ以上の放射線源が該第2 およびそれ以上の放射線のタイミング、出力および周波数の選択の機会を与える ように配置した調節手段を備えている請求項8〜10のいずれか1つに記載の装 置。
  12. 12.磁気共鳴画像装置である請求項8〜11のいずれか1つに記載の装置。
  13. 13.さらに指向性の組織を破壊する放射線源を備えた請求項8〜12のいずれ か1つに記載の装置。
  14. 14.請求項7記載の方法に使用するコントラスト媒質の製造のためのそのスペ クトル中の温度依存性の、また場合により温度に独立した遷移を有する生理学的 に許容しうる常磁性物質の使用。
  15. 15.生理学的に許容しうる安定なフリーラジカルの請求項13記載の使用。
  16. 16.溶液、懸濁液または分散液、生理的に許容しうる媒質中におけるesrス ペクトル中の温度依存性の、また場合により温度に独立した遷移を有する生理学 的に許容しうる構造的に非対称な安定なニトロキシドフリーラジカルからなる感 熱画像形成のためのコントラスト媒質。
  17. 17.請求項1〜7のいずれかの1つに記載の方法による該身体または該悪性組 織の感熱画像形成および該身体内の健康な組織への熱的損傷を減少させるように 組織破壊放射線による該身体の照射の指向性および/または持続時間を調節する ことからなる方法である組織を破壊する放射線を用いる照射による身体中の悪性 組織を治療する方法。
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