JPH0449653B2 - - Google Patents
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- JPH0449653B2 JPH0449653B2 JP60145975A JP14597585A JPH0449653B2 JP H0449653 B2 JPH0449653 B2 JP H0449653B2 JP 60145975 A JP60145975 A JP 60145975A JP 14597585 A JP14597585 A JP 14597585A JP H0449653 B2 JPH0449653 B2 JP H0449653B2
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- JP
- Japan
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- hall element
- magnet
- carburized
- tube
- magnetic
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Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、石油化学工業におけるエチレン製造
用クラツキングチユーブ内面に発生する浸炭部を
外表面から非破壊的に計測する際等に用いる浸炭
計測用プルーブに関するものである。
用クラツキングチユーブ内面に発生する浸炭部を
外表面から非破壊的に計測する際等に用いる浸炭
計測用プルーブに関するものである。
(従来の技術)
原料ナフサを高温・高圧下に熱分解してエチレ
ン等を回収するための反応管であるエチレン製造
用クラツキングチユーブとしては、ASTM
HK40(0.4%C−25%Cr−20%Ni)、HP45(0.45
%C−25%Cr−35%Ni)、又はHP改良材(HP材
にMo,W,Nb等を単独若しくは複合添加したも
の)等が使用されている。
ン等を回収するための反応管であるエチレン製造
用クラツキングチユーブとしては、ASTM
HK40(0.4%C−25%Cr−20%Ni)、HP45(0.45
%C−25%Cr−35%Ni)、又はHP改良材(HP材
にMo,W,Nb等を単独若しくは複合添加したも
の)等が使用されている。
クラツキングチユーブは、長期間使用されるう
ちに、チユーブ内面に反応に伴つて生成される炭
素が付着し、この付着炭素が高温下において金属
内部に拡散して浸炭が発生する。浸炭により浸入
した炭素は、Cr炭化物を形成し、浸炭が加速さ
れた状態ではCr炭化物が粗大となり、低温域
(約800℃以下)で著しい延性低下を招く。またチ
ユーブの浸炭部の熱膨張係数は、非浸炭部のそれ
より小さいので、急激な加熱・冷却を行うと、引
張・圧縮応力の発生と、前記低温域での延性低下
とが重畳して、チユーブに破壊が生ずることがあ
つた。
ちに、チユーブ内面に反応に伴つて生成される炭
素が付着し、この付着炭素が高温下において金属
内部に拡散して浸炭が発生する。浸炭により浸入
した炭素は、Cr炭化物を形成し、浸炭が加速さ
れた状態ではCr炭化物が粗大となり、低温域
(約800℃以下)で著しい延性低下を招く。またチ
ユーブの浸炭部の熱膨張係数は、非浸炭部のそれ
より小さいので、急激な加熱・冷却を行うと、引
張・圧縮応力の発生と、前記低温域での延性低下
とが重畳して、チユーブに破壊が生ずることがあ
つた。
従つて、チユーブの破壊を未然に防止し、安全
で円滑な操業を維持するには、浸炭検査を定期的
に実施し、浸炭の有無、及びその進行状況を適確
に把握することが必要である。
で円滑な操業を維持するには、浸炭検査を定期的
に実施し、浸炭の有無、及びその進行状況を適確
に把握することが必要である。
浸炭深さを非破壊的に測定する方法としては、
浸炭部の組成変化、即ちCrの欠乏と、Fe及びNi
の相対的増量に伴う磁気特性の変化を利用した各
種の磁気測定法が知られている。例えば、電磁誘
導によりチユーブの浸炭深さを判定する方法、ホ
ール効果を応用したガウスメータを用いる方法等
がある。
浸炭部の組成変化、即ちCrの欠乏と、Fe及びNi
の相対的増量に伴う磁気特性の変化を利用した各
種の磁気測定法が知られている。例えば、電磁誘
導によりチユーブの浸炭深さを判定する方法、ホ
ール効果を応用したガウスメータを用いる方法等
がある。
ガウスメータを用いる測定方法は、第4図に示
すようにガウスメータ本体1に接続されたホール
素子2を内蔵するプルーブ3を、被検材であるチ
ユーブ4の外表面にあてがい、その内面に浸炭部
5が存在すると、浸炭部5の残留磁気の磁力線が
ホール素子2を横切ることにより生じるホール起
電圧を検出して、浸炭部5の深さを測定するよう
にしたものである。しかしながら、浸炭部の残留
磁束密度はあまりにも小さく、(HP材で2〜3
ガウス程度)地磁気よりわずかに大きい程度であ
り浸炭深さを正確に測定するにはいたらない。
すようにガウスメータ本体1に接続されたホール
素子2を内蔵するプルーブ3を、被検材であるチ
ユーブ4の外表面にあてがい、その内面に浸炭部
5が存在すると、浸炭部5の残留磁気の磁力線が
ホール素子2を横切ることにより生じるホール起
電圧を検出して、浸炭部5の深さを測定するよう
にしたものである。しかしながら、浸炭部の残留
磁束密度はあまりにも小さく、(HP材で2〜3
ガウス程度)地磁気よりわずかに大きい程度であ
り浸炭深さを正確に測定するにはいたらない。
(発明が解決しようとする問題点)
一方、電磁誘導法により得られる浸炭深さを測
定結果と、破壊検査による実測結果とを対比する
と、HK40材チユーブについては比較的良い反応
がえられるものの、HP材やHP改良材のチユー
ブでは、測定値のバラツキが大きく、信頼性に乏
しかつた。
定結果と、破壊検査による実測結果とを対比する
と、HK40材チユーブについては比較的良い反応
がえられるものの、HP材やHP改良材のチユー
ブでは、測定値のバラツキが大きく、信頼性に乏
しかつた。
これは、HP材やHP改良材のチユーブ4では、
その外表面に生成した脱炭層(その深さはチユー
ブの使用温度、使用時間に依存し、高温、長時間
となる程、深さが増す)6に脱炭と共に脱Crが
生じ、その部分の透磁率が高くなることによるも
のである。即ち、これらのチユーブにあつては、
高温下で長時間使用されると、チユーブ4内面に
浸炭が生じていなくても、外表面に生じた脱炭層
(層深さ約50〜500μm)によりその深さが大きい
場合に高い指示値を示すのでこの指示値部分を浸
炭発生と見誤るためである。
その外表面に生成した脱炭層(その深さはチユー
ブの使用温度、使用時間に依存し、高温、長時間
となる程、深さが増す)6に脱炭と共に脱Crが
生じ、その部分の透磁率が高くなることによるも
のである。即ち、これらのチユーブにあつては、
高温下で長時間使用されると、チユーブ4内面に
浸炭が生じていなくても、外表面に生じた脱炭層
(層深さ約50〜500μm)によりその深さが大きい
場合に高い指示値を示すのでこの指示値部分を浸
炭発生と見誤るためである。
このため従来では、チユーブ4の浸炭部5の有
無及び深さを測定する際には、チユーブ4外表面
の脱炭層6を予めグラインダ等で研削除去した上
で再測定し、評価しなければならないと言うのが
実情である。従つて、測定個所が僅かである場合
はともかく、多数の個所を測定しようとすれば、
多大の時間を費やさなければならず、実用性の点
で問題が多い。
無及び深さを測定する際には、チユーブ4外表面
の脱炭層6を予めグラインダ等で研削除去した上
で再測定し、評価しなければならないと言うのが
実情である。従つて、測定個所が僅かである場合
はともかく、多数の個所を測定しようとすれば、
多大の時間を費やさなければならず、実用性の点
で問題が多い。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、このような従来の問題点を解決する
ためのものであつて、そのための具体的手段とし
て、磁石12と、該磁石12の磁場内には配置さ
れた浸炭部計測用の第1ホール素子13とを備
え、外表面に脱炭層17を有する被検材16内部
の浸炭部18を、第1ホール素子13を通る磁力
線の変化によつて計測するようにした浸炭計測用
プルーブにおいて、磁石12を被検材16と平行
な棒状に構成し、磁石12と被検材16との間で
かつ該磁石12の長手方向の中央部に、該磁石1
2の長手方向と略直角方向に第1ホール素子13
を設けると共に、該磁石12に対して第1ホール
素子13と略対称に補償用の第2ホール素子14
を設け、この第2ホール素子14側の磁場が、被
検材16の浸炭部18のない部分での第1ホール
素子13側の磁場と略等価となるように、磁石1
2に対して被検材16と略対称にダミー片15を
設けたものである。
ためのものであつて、そのための具体的手段とし
て、磁石12と、該磁石12の磁場内には配置さ
れた浸炭部計測用の第1ホール素子13とを備
え、外表面に脱炭層17を有する被検材16内部
の浸炭部18を、第1ホール素子13を通る磁力
線の変化によつて計測するようにした浸炭計測用
プルーブにおいて、磁石12を被検材16と平行
な棒状に構成し、磁石12と被検材16との間で
かつ該磁石12の長手方向の中央部に、該磁石1
2の長手方向と略直角方向に第1ホール素子13
を設けると共に、該磁石12に対して第1ホール
素子13と略対称に補償用の第2ホール素子14
を設け、この第2ホール素子14側の磁場が、被
検材16の浸炭部18のない部分での第1ホール
素子13側の磁場と略等価となるように、磁石1
2に対して被検材16と略対称にダミー片15を
設けたものである。
(作用)
浸炭部18のない部分では、第1ホール素子1
3及び第2ホール素子14の起電圧を相殺した出
力は、零若しくはそれに近い値を示す。浸炭部1
8に接近すると、それによつて磁石12の磁力線
が強く引きつけられるため、第1ホール素子13
の出力は大きく減少し、また第2ホール素子14
の出力も僅かに減少する。そして端子からの出力
は大となるため、浸炭部18の存在を判断でき
る。
3及び第2ホール素子14の起電圧を相殺した出
力は、零若しくはそれに近い値を示す。浸炭部1
8に接近すると、それによつて磁石12の磁力線
が強く引きつけられるため、第1ホール素子13
の出力は大きく減少し、また第2ホール素子14
の出力も僅かに減少する。そして端子からの出力
は大となるため、浸炭部18の存在を判断でき
る。
(実施例)
以下、図示の実施例について本発明を詳述する
と、第1図に示すように、この浸炭計測用プルー
ブ10は、保護容器11内に永久磁石12、浸炭
計測用の第1ホール素子13、補償用の第2ホー
ル素子14を設けると共に、この保護容器11上
にダミー片15を設けて成る。磁石12は中実の
棒状であつて、その一対の磁極N・S間の中央部
両側に、磁石12の長手方向に対して直角方向と
された第1ホール素子13及び第2ホール素子1
4が対称に配置されている。第1ホール素子13
は被検材たるクラツキングチユーブ16側に配置
され、第2ホール素子14はこれと反対側にあ
る。第1ホール素子13及び第2ホール素子14
は磁石12の磁場内にあり、板厚方向に横切る磁
力線に対して直角方向に電流を流した時に、その
磁力線及び電流に直角方向に起電圧が生じるよう
に構成されている。なお、チユーブ16は外表面
の全域に脱炭層17を有し、また内部側に浸炭部
18が発生している。ダミー片15はチユーブ1
6の浸炭部18以外の部分と略同等の透磁率を有
するものであり、例えば脱炭層19を有するクラ
ツキングチユーブの一部を切断して使用すること
も可能であるし、また全くの別部材を使用しても
良い。ダミー片15は、磁石12に対してチユー
ブ16と略対称になる位置で第2ホール素子14
の近傍に配置され、かつ保護容器11に取付けら
れている。従つて、第2ホール素子14側の磁場
は、ダミー片15があるため、チユーブ16の浸
炭部18のない部分での第1ホール素子13側の
磁場と略等価であり、第1ホール素子13と第2
ホール素子14は、通常時には略同レベルの起電
圧を発生するようになつている。そして、第1ホ
ール素子13と第2ホール素子14は、その起電
圧が互いに相殺するように逆方向に接続されてい
る。保護容器11は非磁性材料によつて構成され
ている。
と、第1図に示すように、この浸炭計測用プルー
ブ10は、保護容器11内に永久磁石12、浸炭
計測用の第1ホール素子13、補償用の第2ホー
ル素子14を設けると共に、この保護容器11上
にダミー片15を設けて成る。磁石12は中実の
棒状であつて、その一対の磁極N・S間の中央部
両側に、磁石12の長手方向に対して直角方向と
された第1ホール素子13及び第2ホール素子1
4が対称に配置されている。第1ホール素子13
は被検材たるクラツキングチユーブ16側に配置
され、第2ホール素子14はこれと反対側にあ
る。第1ホール素子13及び第2ホール素子14
は磁石12の磁場内にあり、板厚方向に横切る磁
力線に対して直角方向に電流を流した時に、その
磁力線及び電流に直角方向に起電圧が生じるよう
に構成されている。なお、チユーブ16は外表面
の全域に脱炭層17を有し、また内部側に浸炭部
18が発生している。ダミー片15はチユーブ1
6の浸炭部18以外の部分と略同等の透磁率を有
するものであり、例えば脱炭層19を有するクラ
ツキングチユーブの一部を切断して使用すること
も可能であるし、また全くの別部材を使用しても
良い。ダミー片15は、磁石12に対してチユー
ブ16と略対称になる位置で第2ホール素子14
の近傍に配置され、かつ保護容器11に取付けら
れている。従つて、第2ホール素子14側の磁場
は、ダミー片15があるため、チユーブ16の浸
炭部18のない部分での第1ホール素子13側の
磁場と略等価であり、第1ホール素子13と第2
ホール素子14は、通常時には略同レベルの起電
圧を発生するようになつている。そして、第1ホ
ール素子13と第2ホール素子14は、その起電
圧が互いに相殺するように逆方向に接続されてい
る。保護容器11は非磁性材料によつて構成され
ている。
上記構成のプルーブ10を用いて、クラツキン
グチユーブ16の浸炭部18の有無の計測を行う
際には、プルーブ10をチユーブ16外表面にあ
てがい、チユーブ16の軸心方向及び周方向にプ
ルーブ10を走査する。
グチユーブ16の浸炭部18の有無の計測を行う
際には、プルーブ10をチユーブ16外表面にあ
てがい、チユーブ16の軸心方向及び周方向にプ
ルーブ10を走査する。
チユーブ16に浸炭部18がない場合には、磁
石12の両側に略同等の透磁率を持つたチユーブ
16とダミー片15とが対称にあり、第1ホール
素子13及び第2ホール素子14部分での磁場が
略等価であるため、磁力線の一部は脱炭層17,
19を通るものの、全体的な磁場が乱れることは
なく、第1ホール素子13及び第2ホール素子1
4にはN・S極間の磁力線が直角方向に横切り、
しかもその磁束密度は略同じである。従つて、第
1ホール素子13及び第2ホール素子14の起電
圧は、第3図A,Bに示すよう略同レベルを示
し、それを相殺して端子20から得られる出力は
第3図Cの如く零若しくは低レベルとなり、チユ
ーブ16に浸炭部18が存在しないことを判断で
きる。このため計測に際しては、プルーブ10を
チユーブ16にあてがうだけで良く、零点の調整
等、計測開始前における前調整が不要であり、直
ちに計測できる。
石12の両側に略同等の透磁率を持つたチユーブ
16とダミー片15とが対称にあり、第1ホール
素子13及び第2ホール素子14部分での磁場が
略等価であるため、磁力線の一部は脱炭層17,
19を通るものの、全体的な磁場が乱れることは
なく、第1ホール素子13及び第2ホール素子1
4にはN・S極間の磁力線が直角方向に横切り、
しかもその磁束密度は略同じである。従つて、第
1ホール素子13及び第2ホール素子14の起電
圧は、第3図A,Bに示すよう略同レベルを示
し、それを相殺して端子20から得られる出力は
第3図Cの如く零若しくは低レベルとなり、チユ
ーブ16に浸炭部18が存在しないことを判断で
きる。このため計測に際しては、プルーブ10を
チユーブ16にあてがうだけで良く、零点の調整
等、計測開始前における前調整が不要であり、直
ちに計測できる。
浸炭部18が存在する場合には、その透磁率が
大であり、しかも断面積が大であるから、磁石1
2のN極から出た磁力線は第2図に示すように浸
炭部18側に強く引きつけられて、この浸炭部1
8を介してS極側に入るため、第1ホール素子1
3を通る磁力線の磁束密度は著しく減少し、その
出力する起電圧は低下する。一方、第2ホール素
子14側でも、浸炭部18の影響を受けて磁力線
の磁束密度が僅かに減少し、その出力が下がる。
従つて、両者の起電圧を相殺した出力は、浸炭部
18においては第3図Cに示すようになり、これ
から浸炭部18の存在及びその範囲を判断でき
る。またこの時第2ホール素子14側の磁束密度
は減少するが、その近傍にはチユーブ16の脱炭
層17に相当分の透磁率を持つたダミー片15が
あるため、端子20から得られる出力からは、脱
炭層17による影響を殆んど除去した起電圧が得
られている。つまり、端子20の出力は浸炭部1
8の深さに依存した値となつており、この出力の
波高値から浸炭部18の深さも判断できる。
大であり、しかも断面積が大であるから、磁石1
2のN極から出た磁力線は第2図に示すように浸
炭部18側に強く引きつけられて、この浸炭部1
8を介してS極側に入るため、第1ホール素子1
3を通る磁力線の磁束密度は著しく減少し、その
出力する起電圧は低下する。一方、第2ホール素
子14側でも、浸炭部18の影響を受けて磁力線
の磁束密度が僅かに減少し、その出力が下がる。
従つて、両者の起電圧を相殺した出力は、浸炭部
18においては第3図Cに示すようになり、これ
から浸炭部18の存在及びその範囲を判断でき
る。またこの時第2ホール素子14側の磁束密度
は減少するが、その近傍にはチユーブ16の脱炭
層17に相当分の透磁率を持つたダミー片15が
あるため、端子20から得られる出力からは、脱
炭層17による影響を殆んど除去した起電圧が得
られている。つまり、端子20の出力は浸炭部1
8の深さに依存した値となつており、この出力の
波高値から浸炭部18の深さも判断できる。
ダミー片15は、計測すべき被検材の条件、例
えば加熱温度が高くて脱炭深さが大となる場合に
は、それに応じた透磁率のダミーに変更する必要
がある。従つて、保護容器11に対して着脱自在
にダミー片15を設けておけば、プルーブ10の
汎用性が得られる。
えば加熱温度が高くて脱炭深さが大となる場合に
は、それに応じた透磁率のダミーに変更する必要
がある。従つて、保護容器11に対して着脱自在
にダミー片15を設けておけば、プルーブ10の
汎用性が得られる。
また、第1ホール素子13と第2ホール素子1
4は逆方向に接続する他、夫々の起電圧の出力を
減算器等に入れて電気的に相殺するようにしても
良い。
4は逆方向に接続する他、夫々の起電圧の出力を
減算器等に入れて電気的に相殺するようにしても
良い。
磁石は永久磁石12に代替して電磁石を利用し
ても良い。
ても良い。
プルーブ10はチユーブ15の周方向に複数個
設けておいても良い。
設けておいても良い。
(発明の効果)
浸炭計測用の第1ホール素子13とは別に補償
用の第2ホール素子14を設け、かつ第2ホール
素子14側の磁場が、被検材16の浸炭部のない
部分での第1ホール素子13側での磁場と略等価
となるようにダミー片15を設けているので、被
検材16に浸炭部がない場合には、磁石12の両
側に略同等の透磁率を持つた被検材16とダミー
片15とが対称にあり、第1ホール素子13及び
第2ホール素子14部分での磁場が略等価である
ため、たとえ被検材16の外側面に脱炭層17が
あつても、全体的な磁場が乱れることはなく、第
1ホール素子13及び第2ホール素子14には
N・S極間の磁力線が直角方向に横切り、しかも
その磁束密度は略同じである。このため、第1ホ
ール素子13及び第2ホール素子14の起電圧は
略同レベルを示し、被検材16に浸炭部18が存
在しないことを判断できる。また、浸炭部18が
存在する場合には、その透磁率が大であり、しか
も断面積が大であるから、第1ホール素子13を
通る磁力線の磁束密度は著しく減少し、その出力
する起電圧は低下する。一方、第2ホール素子1
4側でも、浸炭部18の影響を受けて磁力線の磁
束密度が僅かに減少し、その出力が下がる。この
ため、浸炭部18の存在及びその範囲を判断でき
る。従つて、第1ホール素子13による浸炭部1
8の計測時に、浸炭部18以外の部分による影響
を除去することが可能であり、例えば、クラツキ
ングチユーブ等の場合、その外表面の脱炭層17
の除去が不要となり、信頼性のある計測を容易、
迅速に行い得る利点がある。
用の第2ホール素子14を設け、かつ第2ホール
素子14側の磁場が、被検材16の浸炭部のない
部分での第1ホール素子13側での磁場と略等価
となるようにダミー片15を設けているので、被
検材16に浸炭部がない場合には、磁石12の両
側に略同等の透磁率を持つた被検材16とダミー
片15とが対称にあり、第1ホール素子13及び
第2ホール素子14部分での磁場が略等価である
ため、たとえ被検材16の外側面に脱炭層17が
あつても、全体的な磁場が乱れることはなく、第
1ホール素子13及び第2ホール素子14には
N・S極間の磁力線が直角方向に横切り、しかも
その磁束密度は略同じである。このため、第1ホ
ール素子13及び第2ホール素子14の起電圧は
略同レベルを示し、被検材16に浸炭部18が存
在しないことを判断できる。また、浸炭部18が
存在する場合には、その透磁率が大であり、しか
も断面積が大であるから、第1ホール素子13を
通る磁力線の磁束密度は著しく減少し、その出力
する起電圧は低下する。一方、第2ホール素子1
4側でも、浸炭部18の影響を受けて磁力線の磁
束密度が僅かに減少し、その出力が下がる。この
ため、浸炭部18の存在及びその範囲を判断でき
る。従つて、第1ホール素子13による浸炭部1
8の計測時に、浸炭部18以外の部分による影響
を除去することが可能であり、例えば、クラツキ
ングチユーブ等の場合、その外表面の脱炭層17
の除去が不要となり、信頼性のある計測を容易、
迅速に行い得る利点がある。
また浸炭部18以外の部分による影響を除去で
きるので、計測に際しては、零点調整等、計測前
における前調整が不要であり、直ちに計測を開始
できる。更に磁石12を被検材16と平行な棒状
に構成し、この磁石12に対してダミー片15を
被検材16と略対称に設けているため、プルーブ
全体としても構造が簡単で小型になり、計測装置
への取付けを容易にできる。
きるので、計測に際しては、零点調整等、計測前
における前調整が不要であり、直ちに計測を開始
できる。更に磁石12を被検材16と平行な棒状
に構成し、この磁石12に対してダミー片15を
被検材16と略対称に設けているため、プルーブ
全体としても構造が簡単で小型になり、計測装置
への取付けを容易にできる。
しかも、磁石12を棒状に構成する一方、この
磁石12と被検材16との間でかつ磁石12の長
手方向の中央部に、磁石12の長手方向と略直角
方向に第1ホール素子13を設けると共に、磁石
12に対して第1ホール素子13と略対称に第2
ホール素子14を設けているので、磁力線が各ホ
ール素子13,14に対して略直角方向に通り、
特に浸炭部18が存在する場合には、第1ホール
素子13を通る磁力線の磁束密度が極端に著しく
減少することになり、浸炭部18の存在を明瞭に
検出でき、計測の信頼性が著しく向上する。
磁石12と被検材16との間でかつ磁石12の長
手方向の中央部に、磁石12の長手方向と略直角
方向に第1ホール素子13を設けると共に、磁石
12に対して第1ホール素子13と略対称に第2
ホール素子14を設けているので、磁力線が各ホ
ール素子13,14に対して略直角方向に通り、
特に浸炭部18が存在する場合には、第1ホール
素子13を通る磁力線の磁束密度が極端に著しく
減少することになり、浸炭部18の存在を明瞭に
検出でき、計測の信頼性が著しく向上する。
第1図は本発明の実施例を示す構成図、第2図
は同作用説明図、第3図は同波形図、第4図は従
来例を示す構成図である。 10……プルーブ、12……永久磁石、13…
…第1ホール素子、14……第2ホール素子、1
5……ダミー片、16……クラツキングチユー
ブ、17……脱炭層、18……浸炭部。
は同作用説明図、第3図は同波形図、第4図は従
来例を示す構成図である。 10……プルーブ、12……永久磁石、13…
…第1ホール素子、14……第2ホール素子、1
5……ダミー片、16……クラツキングチユー
ブ、17……脱炭層、18……浸炭部。
Claims (1)
- 1 磁石12と、該磁石12の磁場内に配置され
た浸炭部計測用の第1ホール素子13とを備え、
外表面に脱炭層17を有する被検材16内部の浸
炭部18を、第1ホール素子13を通る磁力線の
変化によつて計測するようにした浸炭計測用プル
ーブにおいて、磁石12を被検材16と平行な棒
状に構成し、磁石12と被検材16との間でかつ
該磁石12の長手方向の中央部に、該磁石12の
長手方向と略直角方向に第1ホール素子13を設
けると共に、該磁石12に対して第1ホール素子
13と略対称に補償用の第2ホール素子14を設
け、この第2ホール素子14側の磁場が、被検材
16の浸炭部18のない部分での第1ホール素子
13側の磁場と略等価となるように、磁石12に
対して被検材16と略対称にダミー片15を設け
たことを特徴とする浸炭計測用プルーブ。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14597585A JPS626157A (ja) | 1985-07-02 | 1985-07-02 | 浸炭計測用プル−ブ |
| EP86102443A EP0193168A3 (en) | 1985-02-25 | 1986-02-25 | Method of inspecting carburization and probe therefor |
| US07/785,197 US5128613A (en) | 1985-02-25 | 1991-11-01 | Method of inspecting magnetic carburization in a non-permeable material and probe therefore |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14597585A JPS626157A (ja) | 1985-07-02 | 1985-07-02 | 浸炭計測用プル−ブ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS626157A JPS626157A (ja) | 1987-01-13 |
| JPH0449653B2 true JPH0449653B2 (ja) | 1992-08-12 |
Family
ID=15397307
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14597585A Granted JPS626157A (ja) | 1985-02-25 | 1985-07-02 | 浸炭計測用プル−ブ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS626157A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63246653A (ja) * | 1987-04-01 | 1988-10-13 | Kubota Ltd | 非破壊式浸炭深さ測定装置 |
| US12235240B2 (en) | 2020-06-09 | 2025-02-25 | Osaka University | Magnetic body inspection apparatus and magnetic body inspection method |
-
1985
- 1985-07-02 JP JP14597585A patent/JPS626157A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS626157A (ja) | 1987-01-13 |
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