JPH0449120A - シム供給装置 - Google Patents

シム供給装置

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JPH0449120A
JPH0449120A JP15945590A JP15945590A JPH0449120A JP H0449120 A JPH0449120 A JP H0449120A JP 15945590 A JP15945590 A JP 15945590A JP 15945590 A JP15945590 A JP 15945590A JP H0449120 A JPH0449120 A JP H0449120A
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shim
shims
chute
thickness
magazine rack
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Minoru Ueda
稔 上田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A0発明の目的 (1)産業上の利用分野 本発明は、−側端にシュートを備える架台と、厚みの異
なる複数種類のシムをそれぞれ積層しながら収納して架
台上に配設される複数のマガジンラックと、前記シュー
トおよび各マガジンラック間を結んで架台上に並列して
配設される複数のシムガイドレールと、前記マガジンラ
ックからのシムをシムガイドレールに沿ってシュート側
に押出すべく各シムガイドレールに沿って進退可能な複
数のプッシャと、各プッシャに連結される押圧駆動手段
とを備えるシム供給装置に関する。
(2)従来の技術 従来、かかる装置は、たとえば実開昭60−11903
1号公報等により既に知られている。
(3)発明が解決しようとする課題 ところで、各マガジンラックには作業員がシムを積層収
納するのが一般的であるが、精密部品の組立等で用いる
シムの厚みは、たとえば0.01〜0.051!15程
度であり、マガジンラックに種類の異なるシムが収納さ
れていた場合、マガジンラックから払出されたシムの厚
さを作業員が肉眼で識別するのは困難である。しかるに
、上記従来のものでは、各マガジンラックに複数種類の
シムが正しく分別収納されているものとして、払出され
たシムの厚さを検証する手段を持たず、必要とするシム
とは異なる厚さのシムが供給されるおそれがある。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、シ
ムを要求通りのものであるがどうかを検証しながら供給
し得るようにしたシム供給装置を提供することを目的と
する。
B1発明の構成 (1)課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明の第1の特徴によれ
ば、各マガジンラックおよびシュート間の中間位置で架
台には、各シムガイドレール上にあるシムの厚みを測定
するシム厚さ測定手段がそれぞれ配設される。
また本発明の第2の特徴によれば、押圧駆動手段は、シ
ムをマガジンラックからシム厚さ測定手段まで押出す第
1のストロークと、シムをシム厚さ測定手段からシュー
トまで押出す第2のストロークとの2段階でプッシャを
押圧駆動可能に構成される。
さらに本発明の第3の特徴によれば、押圧駆動手段は、
各プッシャに個別に連結される複数の払出しシリンダと
、シムをマガジンラックからシム厚さ測定手段まで押出
した状態で払出しシリンダの作動を規制する位置ならび
にその規制状態を解除する位置間で変位可能としながら
各払出しシリンダに個別に対応して配設される複数の規
制部材と、各規制部材に共通に連結される単一の規制シ
リンダとを備える。
(2)作用 上記第1の特徴の構成によれば、各マガジンラックから
払出されたシムは、シュートに落下する前にシム厚さ測
定手段により厚さを測定され、それにより払出されたシ
ムが要求通りのものであるかどうかを判定することがで
きる。
また上記第2の特徴の構成によれば、押圧駆動手段によ
りプッシャを第1のストロークだけ移動させてシムを静
止させた状態でシム厚さ測定手段によりシムの厚さを確
実に測定することができ、その測定後、プッシャを第2
のストロークだけ移動させることによりシムをシュート
に落下させることができる。
さらに上記第3の特徴の構成によれば、払出しシリンダ
の作動を規制部材で規制することによりプッシャを第1
のストロークだけ移動させることができ、規制部材によ
るシリンダの作動規制を解除することによりプッシャを
第2のストロークだけ移動させることができる。
(3)実施例 以下、図面により本発明の一実施例について説明する。
先ず第1図ないし第3図において、このシム供給装置は
、−側端にシュート1を備える固定の架台2と、厚みの
異なる複数種類のシム31.・・・34.3N、36.
3’r、・・・3Nを積層状態で収納しながら架台2上
に配設される複数のマガジンラック4・・・と、前記シ
ュート1および各マガジンラック4・・・間を結んで架
台2上に並列して配設される一対ずつ複数組のシムガイ
ドレール5・・・、6・・・と、前記マガジンラック4
・・・からのシム31〜31をシムガイドレール5・・
・、6・・・に沿ってシュート1側に押出すべく各シム
ガイドレール5・・・、6・・・に沿って進退可能な複
数のプッシャ7・・・と、プソンヤ7・・・に連結され
る押圧駆動手段8と、各マガジンランク4・・・から払
出されたシム3N〜3Nlの厚さを測定すべく各マガジ
ンラック4・・・に対応して架台2上に配設される複数
のシム厚さ測定手段としてのマイクロゲージ9・・・と
を備える。
第4図および第5図を併せて参照して、架台2は、固定
の基板10と、該基板IOに立設される複数の脚柱11
・・・と、それらの脚柱11・・・により水平に支持さ
れる長方形状の天板12とを備え、該天板12の長手方
向に沿う一方側の端部にシュート1が連設される。また
天板12には、その長手方向と直交する方向に長い矩形
状である複数の長孔13・・・が相互に並列して穿設さ
れる。
各シムガイドレール5・・・、6・・・は、各長孔13
・・・の両側縁に沿いなから長孔13の中間部から天板
12の一例端すなわちシュー)1までの間にわたって天
板12上にそれぞれ固着される。而して両シムガイドレ
ール5・・・、6・・・は、長孔13側を低位部として
横断面略し字状に形成されるものであり、各シム3N〜
3Hの両側端を載せて摺動させる案内面5a、6aを前
記低位部上面にそれぞれ有する。
各マガジンラック4・・・は、前記各シムガイドレール
5・・・、6・・・のシュート1から離隔した端部に対
応してそれぞれ配設される。而して各マガジンラック4
・・・は、シム31〜3Hの外形形状にほぼ対応した外
形を有した筒状であってその長手方向に間隔をあけた複
数位置で蝶番14により長手方向に沿って開閉可能にそ
れぞれ構成され、その閉し状態は複数のねし部材15を
締付けることにより維持される。
架台2における天板12上には、その長手方向に沿う両
端に支柱16.16が立設される。これらの支柱16.
16の上部および下部間にわたっては上部支持枠17お
よび下部支持枠18が架設されており、両支持枠17.
18の各マガジンラック4・・・に対応する部分に係止
凹部19,20がそれぞれ設けられる。一方、各マガジ
ンラック4・・・には、前記係止凹部19,20に上方
から保合可能な保合フック21.22がそれぞれ取付け
られる。而して各マガジンラック4・・・は、係合フッ
ク21.22を係止凹部19,20に係合することによ
り上部および下部支持枠17.18から吊下げられた直
立状態で、各シムガイドレール5゜6・・・のシュート
lから離隔した端部に対応してそれぞれ配設されること
になる。
ところで、上述のように吊下げられた状態にある各マガ
ジンラック4・・・の下端を受けるべく各シムガイドレ
ール5・・・、6・・・のシュート1から離隔した端部
上には、四角形状の受枠23がそれぞれ固着される。而
して各マガジンラック4・・・を受枠23上にそれぞれ
載せた状態で、それらのマガジンラック4・・・内に積
層状態で収納されている各′シム3N〜3Nは、その自
重により受枠23を通って両シムガイドレール5・・・
、6・・・の載置面5a・・・6a・・・上に下方から
順次供給されることになる。
また各受枠23・・・には、シム31〜3Nのうち対応
するシムをマガジンラック4・・・に補給すべきことを
報知するためにシムガイドレール5・・・、6・・・の
[1面5a、6aに載っているシム31〜38がたとえ
ば3枚程度になったことを検出して信号を出力する検出
器24がそれぞれ取付けられる。
架台2における天板12の下面には、各長孔13・・・
の両側縁に沿って延びる一対ずつ複数組のガイドレール
25.25がそれぞれ固着されており、各長孔13・・
・内にその長手方向への移動を可能として配置される各
プッシャ7・・・は、前記ガイドレール2525に沿っ
て移動可能なスライダ26・・・にそれぞれ固着される
。而して各プッシャ7・・・の上部には、載置面5a、
6a上にあるシム3N〜3Nを押圧するための押圧板部
7aがシュート1側に延びて一体にそれぞれ設けられて
おり、ブッンヤ7・・・の上面は、両載置面5a、6a
とそれらの載置面5a、6a上にある1枚のシム31〜
38の上面との間に位置するように設定される。
これによりプッシャ7・・・のシュート1側への移動に
応して各マガジンラック4・・・からのシム31〜38
がシムガイドレール5,6に沿って1枚ずつシュートl
側に払出されることになる。しかも前記押圧板部7aの
先端はシム31〜3Nに対応して円弧状に富んで形成さ
れる。
各マガジンラック4・・・から払出されたシム31〜3
Nlの厚さを測定するためのマイクロゲージ9・・・は
、各シムガイドレール5・・・、6・・・に沿って各マ
ガジンラック4・・・とシュート1との間の中間部に配
設される。すなわち天板12上に立設された両支社16
.16の下部間にわたっては、各マガジンラック4・・
・を囲むようにしながら各シムガイドレール5・・・、
6・・・の中間部上方に位置する支持枠27が設けられ
ており、その支持枠27の各マガジンラック4・・・に
対応する部分にそれぞれ固定された取付具53・・・に
、各マイクロゲージ9・・・が鉛直軸線を有しながらそ
れぞれ固定される。しかも各マイクロゲージ9・・・は
、載置面5a、6a上にあるシム31〜3N4の上面に
弾発的に当接してそれらのシム31〜3N4の厚さを精
密に測定すべく載置面5a、6aの上面に対応する位置
を零点として調整済みのものである。
各マイクロゲージ9・・・の両側には、載置面5a。
6a上にシム3N〜3Mを押付ける位置とその押付けを
解除する位置との間で回動可能な一対の押さえローラ2
B、2Bがそれぞれ配設される。また各マイクロゲージ
9・・・と各マガジンラック4・・・との間には、各シ
ムガイドレール5・・・、6・・・の長手方向と直交す
る水平な軸線を有する回動軸29が配置されており、こ
の回動輪290両端部は天板12上に固定されている軸
受ブロック30.30により回動自在に支承される。一
方、前記各押さえローラ2B、28・・・は、回動軸2
9と平行な軸31に共通に支承されるものであり、一対
ずつ2組の連結部材52.52を介して前記軸31の両
端部が回動軸29に連結される。したがって各押さえロ
ーラ2B、2B・・・は軸31のまわりに回転自在であ
るとともに回動軸29の軸線まわりに回動可能である。
しかも両押さえローラ28,28間で軸31には両押さ
えローラ2B、28間の間隔を維持するための円筒状ス
ペーサ32が嵌合され、両押さえローラ2B、2Bの外
方側で軸29には両押さえローラ2B、2Bが相互に離
反する方向に移動することを阻止するためのストッパ3
3N33がそれぞれ固定される。
第6図を併せて参照して、軸受ブロック30から突出し
た回動軸29の一端には、直角に屈曲した当接部34a
を先端に有して略し字状に形成されながら下方に延びる
腕34の基端が固定される。
一方、架台2における天板12の下面にはブラケット3
5が固着されており、このブラケット35と前記腕34
との間には、第6図の実線で示すように各押さえローラ
28,28・・・がシム31〜38を載置面5a、6a
に押付ける方向に腕34すなわち回動軸29を付勢する
ばね36が縮設される。また腕34を前記ばね36の付
勢方向とは逆方向すなわち各押さえローラ2B、2Bが
載置面5a、6a上のシム31〜3Nから第6図の鎖線
で示すように離反する方向に回動するためのシム押さえ
用シリンダ37が、その伸長作動時にプランジャ37a
を腕34の当接部34aに当接させるべく水平軸線を有
しながら前記ブラケット35に固定的に支持される。し
たがってシム押さえ用シリンダ37が伸長作動している
状態では、各押さえローラ2B、2B・・・はシム3N
〜3Nから離反した位置にあり、シム押さえ用シリンダ
37が収縮作動すると、ばね36のばね力により各押さ
えローラ28.2B・・・はシム31〜3Nをi1W面
5a、6aに押付ける位置に回動することになる。
押圧駆動手段8は、シム3N〜3Nを各マガジンラック
4・・・からマイクロゲージ9・・・まで押出す第1の
ストロークと、シム3N〜38をマイクロゲージ9・・
・からシュート1まで押出す第2のストロークとの2段
階で各プッシャ7・・・を押圧駆動可能に構成されるも
のであり、各プッシャ7・・・に個別に連結される複数
の払出しシリンダ38・・・と、シム31〜3N4を各
マガジンラック4・・・からマイクロゲージ9・・・ま
で押出した状態で払出しシリンダ38・・・の作動を規
制する位置ならびにその規制状態を解除する位置間で変
位可能としながら各払出しシリンダ38・・・に個別に
対応して配設される複数の規制部材39・・・と、各規
制部材39・・・に共通に連結される単一の規制シリン
ダ40とを備える。
架台2における各長孔13・・・のシュート1から離隔
した側の端縁に対応して天板12の下面にはブラケット
41・・・がそれぞれ固着されており、それらのブラケ
ット41・・・には、前記各長孔13・・・の長手方向
に沿う水平な軸線を有した払出しシリンダ38・・・が
それぞれ固定的に支持される。面して各払出しシリンダ
38・・・におけるピストンロッド38aの先端は、ス
ライダ26・・・にそれぞれ連結される。したがって払
出しシリンダ38の伸縮作動に応じて、その払出しシリ
ンダ38に対応するプッシャ7がシムガイドレール5,
6に沿って進退作動することになる。
各規制部材39・・・は、各払出しシリンダ38・・・
の前方位置に個別に対応して配置されるものであり、各
払出しシリンダ38・・・の軸線と直交する水平な軸線
を有する共通の回動軸42にそれぞれ固定される。而し
て回動輪420両端部は、架台2における基板10に軸
受台43をそれぞれ介して固定された軸受ブロック44
.44に回動可能に支承される。
両輪受ブロック44.44の一方から突出した回動軸4
2の一端には、リンク45の一端が連結される。一方、
架台2の基板10上に設けられたブラケット46には、
回動軸42と直交する軸線を有する単一の規制シリンダ
40がトラニオン軸47を介して支承されており、この
規制シリンダ40におけるピストンロッド40aが前記
リンク45の他端に連結される。すなわちピストンロッ
ド40aの先端には連結環48が連結されており、この
連結環48に回動軸42と平行な連結ピン49を介して
リンク45の他端が連結される。しかも前記連結環48
の前方位置で基板10上に固定された取付部材50には
、連結IE4Bに当接して規制シリンダ40の最大伸長
位置を規制するストッパとしての機能を発揮するねし部
材51が進退可能に螺合される。
而して、規制シリンダ40の最大伸長作動時と最大収縮
作動時とで回動軸42がほぼ90度回動するように規制
シリンダ40および回動軸42はリンク45を介して連
結されており、各規制部材39・・・は、規制シリンダ
40の最大伸長作動時には、第3図の実線で示すように
、払出しシリンダ38・・・が伸長作動してプッシャ7
によりシム3゜〜3Nがマイクロゲージ9・・・に対応
する位置に来たときに払出しシリンダ38・・・におけ
るピストンロッド38aの先端に当接してそれ以上の伸
長作動を阻止し、規制シリンダ40の最大収縮作動時に
は、第3図の鎖線で示すようにほぼ90度だけ前方に回
動して前記ピストン口・ノド38aの前進作動を許容す
る位置となるようにして回動軸42に固定される。これ
により、規制シリンダ40の伸縮作動タイミングを制御
するのに応して、押圧駆動手段8は、シム3N〜3Nを
各マガジンラック4・・・からマイクロゲージ9・・・
まで押出す第1のストロークと、シム31〜3Nをマイ
クロゲージ9・・・からシュート1まで押出す第2のス
トロークとの2段階で各プッシャ7・・・を押圧駆動す
ることができる。
ところで、複数種類のシム31〜3Nのうちいずれのジ
ムをシュート1に払い出すべきか、すなわち各払出しシ
リンダ38・・・のうちいずれを伸長作動させるべきか
を定めるのは、上述のように構成されたシム供給装置の
側方に配置されたシム選択装置55(第1図参照)であ
り、このシム選択装置55からの信号により各払出しシ
リンダ38・・・の1つが択一的に伸長作動することに
なる。
第7図および第8図において、シム選択装置55は、隙
間ゲージ56が備える複数の基準ゲージ板57.〜57
8のうち、前記シム31〜3Nの1つを挟み込むべき間
隙に対応する基準ゲージ板たとえば57.の厚みを測定
して各シム31〜38のうちいずれを払出すべきかを示
す信号を出力するものであり、前記基準ゲージ板57.
〜578のうちの1つを差込んで載置するための載置台
58と、その載置台58の上方に直立状態で配置される
マイクロゲージ59とを備える。
このシム選択装置55の基板60上には、前記載置台5
8と枠体62とが相互に隣接して固着される。而して枠
体62には、その載置台58側端部の上部から載置台5
8の中央部上方を覆うようにして突部62aが一体に突
設されるとともに、長手方向一端および上方を開放する
とともにその一端部では載置台58を臨ませる長溝61
が設けられる。
枠体62における突部62aの上面には、長溝61の一
端を跨ぐ門形の支持枠63が立設されており、この支持
枠63に、鉛直姿勢にあるマイクロゲージ59が固定的
に支持される。而して該マイクロゲージ59は、載置台
58上に載置されている基準ゲージ板571〜57.の
うちの1つたとえば57.の上面に弾発的に当接して厚
さを測定するものであり、載置台58に当接した状態を
零点として調整されている。
さらに長溝61内には、マイクロゲージ59の両側で基
準ゲージ板57.〜576のうちの1つの上面に当接す
べく二股に分岐した押圧部64a。
64bを先端部に有する揺動部材64が挿入されており
、この揺動部材64の基端部は長溝61の他端部で水平
軸線を有する支軸65を介して枠体62に揺動可能に支
承される。而して該揺動部材64の中間部および長溝6
1の底面間にばばね66が介設されており、このばね6
6のばね力により揺動部材64は、その先端部の押圧部
64a。
64bが載置台58から離反する方向に付勢される。
さらに枠体62の上面には、長溝61を跨ぐようにして
鉛直軸線を有するシリンダ67が固定されており、この
シリンダ67のプランジャ67aは揺動部材64の中間
部上面に当接し、揺動部材64を下方に押圧可能である
。すなわちシリンダ67を伸長作動させると、揺動部材
64は、その先端部の押圧部64a、64bで基準ゲー
ジ板57I〜57.のうちの1つを載置台58に向けて
押付けるように回動する。
隙間ゲージ56の構成については、第9図および第10
1Nを参照しながら説明する。
この隙間ゲージ56は、回転円板71と、該回転円板7
1の周方向に間隔をあけた位置に取付けられる厚みの異
なる複数たとえば8枚の基準ゲージ板571〜578と
、回転円板71との相対角変位を可能として該回転円板
71に対向配置されるカバー板72とを備える。
回転円板71の外周部にはその全周にわたって薄肉部7
1aが設けられ、該薄肉部71aに基準ゲージ板57.
〜578が取付けられる。すなわち薄肉部71aの周方
向に45度ずつの間隔をあけた位置に、各基準ゲージ板
57.〜578が、その大部分を回転円板71から外方
に突出させるようにして一対ずつのねじ部材73N73
によりそれぞれ取付けられる。
カバー板72は、前記各基準ゲージ板571〜578の
外端よりもわずかに内方に位置する外周を有して透明な
合成樹脂により基本的に円板状に形成されるものであり
、このカバー板72の外周には前記各基準ゲージ板57
1〜57.の1つを択一的に臨ませ得る切欠き部72a
が設けられている。しかも切欠き部72aは、該切欠き
部72aにある基準ゲージ板たとえば571を測定すべ
き隙間に差し込む際にカバー板72が隙間周辺の部材に
当たることがないように、外方に向かうにつれて拡大す
るように形成される。
ところで、カバー板72の中央部は、回転円板71例の
円板状の内側板74と、円板状の外側板75とで挟まれ
る。また外側板75、カバー板72および内側板74の
中心部を貫通する軸76には、外側板75に当接する鰐
部76aが設けられており、内側板74、カバー板72
および外側板75に挿通される複数のねじ部材77を前
記鍔部76aに蝶合することによりカバー板72が軸7
6に一体化される。
軸76の一端部は回転円板71の中心部に挿通されるも
のであり、回転円板71から突出した軸76の一端には
止め輪78が嵌着される。而して止め輪78と回転円板
71の外面との間にはワッシャ79が介在される。しか
も回転円板71の内面と、カバー72に一体化されてい
る内側板74との間には、リング状のスラストワッシャ
80が介在せしめられる。
かかる構成により回転円板71およびカバー板72は、
相対角変位を可能として相互に連結されることになる。
しかも回転円板71の外面には略U字状の把手81が固
着され、軸76の他端には該軸76と直交する方向に延
びる棒状の把手82が固着される。したがって把手81
.82を握って回転円板71およびカバー板72を相対
角変位せしめることができる。
またスラストワッシャ80よりも外方位置で内側板74
の回転円板71に対向する面には、軸76の軸線を中心
とする仮想円上で各基準ゲージ板57、〜57.に対応
した位置に凹部83・・・がそれぞれ設けられる。一方
、回転円板71には、前記各凹部83・・・の1つに弾
発的に嵌合する球部84aを先端に有するスプリングプ
ランジャ84が固定される。したがって回転円板71お
よびカバー板72は、基準ゲージ板57.〜57@を切
欠き部72aに順次臨ませるようにして節度的に相対角
変位することになる。
この隙間ゲージ56では、把手81.82を握って回転
円板71とカバー板72とを相対角変位せしめることに
より、複数の基準ゲージ板57゜〜5711をカバー板
72の切欠き部72aに順次臨ませることができ、その
切欠き部72aにある基準ゲージ板(第9図では57.
)を測定すべき隙間に差し込む。而して基準ゲージ板5
7.〜57、のうち前記隙間に対応する基準ゲージ板が
切欠き部72aに臨むようになるまで回転円板71およ
びカバー板72を相対角変位させることにより、隙間寸
法に対応する基準ゲージ板を容易に選ぶことができる。
このようにしてシム3N〜3Nのいずれかを挟み込むべ
き隙間に対応する基準ゲージ板571〜578の1つを
隙間ゲージ56で選択した後には、その切欠き部72a
に位置した状態にある基準ゲージ板たとえば571を、
シム選択装置55における長溝61の一端に挿入して載
置台58上に載置する。而してシム選択装置55におけ
るシリンダ67を伸長作動せしめると、押圧部64a、
64bによって基準ゲージ板たとえば571が載置台5
8上に押付けられ、その状態でマイクロゲージ59によ
り基準ゲージ板571の厚さが正確に測定される。而し
てシム選択装置55は、その測定厚さに対応してシム3
N〜3Nのいずれを供給すべきかを示す信号をシム供給
装置に入力し、シム供給装置では、その入力信号に基づ
いて各払出しシリンダ38・・・の1つが伸長作動する
次にこの実施例の作用について説明すると、シム供給装
置では、シム選択装置55がらの信号に応じて各払出し
シリンダ38・・・の1つ、たとえばシム3Nに対応す
る払出しシリンダ3日が伸長作動を開始するが、払出し
シリンダ38の伸長作動前に、規制シリンダ40は伸長
作動状態にあり、各規制部材39は第3図の実線で示す
位置にあり、またシム押さえ用シリンダ37も伸長作動
しており、各押さえローラ2B、2Bはシムガイドレー
ル5・・・、6・・・の載置面5a・・・、6a・・・
から離反した位置にある。
かかる状態で上記払出しシリンダ38が伸長作動を開始
すると、プッシャ7は、マガジンラック4内に積層収納
されているシム37・・・のうち両シムガイドレール5
,6の載置面5a、6a上に載っている最下層のシム3
フに後方から当接し、その最下層のシム3Nだけを両載
置面5a、6a上で摺動させながらシュート1側に向け
て押出していく。
而してシム3Nがマイクロゲージ9に対応する位置まで
移動したときには、払出しシリンダ38におけるピスト
ンロッド38aの先端が規制部材39に当接し、それ以
上の前進作動が阻止される。
すなわちプッシャ7は、マガジンラック4からマイクロ
ゲージ9までの第1のストロークでシム37を押出すこ
とになる。このようにシム3Nがマイクロゲージ9に対
応する位置まで前進したときには、シム押さえ用シリン
ダ37が収縮作動する。
それにより各押さえローラ2B、2B・・・は、ばね3
6のばね力により載置面5a、6a側に向けて回動し、
シム3フはマイクロゲージ9の両側で両押さえローラ2
8,2Bにより載置面5a、6aに押付けられることに
なり、この状態でマイクロゲージ9によりシム3Nの厚
さが測定される。
したがってマガジンラック4から払出されたシム37の
厚さが、静止状態でしかも載置面5a。
6aからの浮き上がりを回避しながら正確に測定される
ことになる。これによりマガジンラック4から払出され
るシム3?が要求に合致した厚さを有するものであるか
どうかが判定されることになる。
マイクロゲージ9による測定後、シム押さえ用シリンダ
37が伸長作動して両押さえローラ28゜28によるシ
ム37の載置面5a、6aへの押付けが解除され、さら
に規制シリンダ40が収縮作動する。これにより規制部
材39は、第3図の鎖線で示すように前方側に向けてほ
ぼ90度回動し、払出しシリンダ38の伸長作動を規制
していた状態が解除される。それにより払出しシリンダ
38は伸長作動を再開し、プッシャ7はシム37をマイ
クロゲージ9からシュート1偏に向けて押出していく。
すなわちプッシャ7はマイクロゲージ9からシュートl
までの第2のストロークでシム37を押し出す。
これによりシュート1にシム3Nが落下するが、このシ
ム3Nが要求通りの厚さを有するものであるかどうかは
、既に判定されており、その判定結果に従って、シュー
ト1内のシム3Nを使用するかどうかが決定される。
かかるシム供給装置において、押圧駆動手段8は、各プ
ッシャ7・・・に個別に連結される複数の払出しシリン
ダ38・・・と、各払出しシリンダ3日・・・の作動を
規制する状態と規制を解除する状態とを切換可能にしな
がら各払出しシリンダ38・・・に個別に対応して配設
される複数の規制部材39・・・と、各規制部材39・
・・に共通に連結される単一の規制シリンダ40とを備
えるものであり、そのような簡単な構成により、プッシ
ャ7・・・を2段階のストロークで作動させてシム31
〜3Nの厚さを正確に測定することが可能となる。
C1発明の効果 以上のように本発明の第1の特徴によれば、各マガジン
ランクから払出されたシムの厚さを、マガジンラックか
らシュートまで移動する間に測定し、それにより払出さ
れたシムが要求通りのものであるかどうかを判定するこ
とができるので、マガジンラックに厚みの異なるシムが
紛れ込んでいたとしても、厚さの異なるシムを誤って供
給することが防止される。
また本発明の第2の特徴によれば、押圧駆動手段は第1
のストロークと、第2のストロークの2段階でプッシャ
を押圧することができ、シムを静止させた状態でその厚
さを正確に測定することができる さらに本発明の第3の特徴によれば、複数の規制部材を
単一の規制シリンダで作動せしめ、複数の払出しシリン
ダの作動を規制部材で規制する簡単な構成により、プッ
シャを2段階のストロークで作動させることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すものであり、第1図は本
発明シム供給装置の平面図、第2図は第1図の■−■線
断面図、第3図は第2図の■−■線断面図、第4図は第
3図のIV−IV線線入大断面図第5図は第4図の■−
V線断面図、第6図は第2図のVl−VI線線入大断面
図第7図および第8図はシム選択装置を示すものであり
、第7図は平面図、第8図は第7図の■−■線断面図、
第9図および第10図は隙間ゲージを示すものであり、
第9図は平面図、第10図は第9図のX−X線断面図で
ある。 1・・・シュート、2・・・架台、3N〜3N・・・シ
ム、4・・・マガジンラック、5.6・・・シムガイド
レール、7・・・プッシャ、8・・・押圧駆動手段、9
・・・シム厚さ測定手段としてのマイクロゲージ、38
・・・払出しシリンダ、39・・・規制部材、40・・
・規制シリンダ第5図 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 [1]一側端にシュート(1)を備える架台(2)と、
    厚みの異なる複数種類のシム(3_1〜3_N)をそれ
    ぞれ積層しながら収納して架台(2)上に配設される複
    数のマガジンラック(4)と、前記シュート(1)およ
    び各マガジンラック(4)間を結んで架台(2)上に並
    列して配設される複数のシムガイドレール(5、6)と
    、前記マガジンラック(4)からのシム(3_1〜3_
    N)をシムガイドレール(5、6)に沿ってシュート(
    1)側に押出すべく各シムガイドレール(5、6)に沿
    って進退可能な複数のプッシャ(7)と、各プッシャ(
    7)に連結される押圧駆動手段(8)とを備えるシム供
    給装置において、各マガジンラック(4)およびシュー
    ト(1)間の中間位置で架台(2)には、各シムガイド
    レール(5、6)上にあるシム(3_1〜3_N)の厚
    みを測定するシム厚さ測定手段(9)がそれぞれ配設さ
    れることを特徴とするシム供給装置。 [2]押圧駆動手段(8)は、シム(3_1〜3_N)
    をマガジンラック(4)からシム厚さ測定手段(9)ま
    で押出す第1のストロークと、シム(3_1〜3_N)
    をシム厚さ測定手段(9)からシュート(1)まで押出
    す第2のストロークとの2段階でプッシャ(7)を押圧
    駆動可能に構成されることを特徴とする請求項第1項記
    載のシム供給装置。 [3]前記押圧駆動手段(8)は、各プッシャ(7)に
    個別に連結される複数の払出しシリンダ(38)と、シ
    ム(3_1〜3_N)をマガジンラック(4)からシム
    厚さ測定手段(9)まで押出した状態で払出しシリンダ
    (38)の作動を規制する位置ならびにその規制状態を
    解除する位置間で変位可能としながら各払出しシリンダ
    (38)に個別に対応して配設される複数の規制部材(
    39)と、各規制部材(39)に共通に連結される単一
    の規制シリンダ(40)とを備えることを特徴とする請
    求項第2項記載のシム供給装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6299796A (ja) * 1985-10-28 1987-05-09 カシオ計算機株式会社 電子楽器
JP2007001709A (ja) * 2005-06-23 2007-01-11 Mitsuba Corp 板状部材搬送装置
KR100888116B1 (ko) * 2007-08-09 2009-03-13 현대자동차주식회사 차량의 심 공급장치
CN111071767A (zh) * 2019-12-12 2020-04-28 安徽航大智能科技有限公司 一种自动选垫复测的智能料架装置

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