JPH0449113Y2 - - Google Patents

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JPH0449113Y2
JPH0449113Y2 JP3551986U JP3551986U JPH0449113Y2 JP H0449113 Y2 JPH0449113 Y2 JP H0449113Y2 JP 3551986 U JP3551986 U JP 3551986U JP 3551986 U JP3551986 U JP 3551986U JP H0449113 Y2 JPH0449113 Y2 JP H0449113Y2
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JP
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compressor
tube
compressors
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head
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JP3551986U
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JPS62146791U (ja
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  • Packaging Of Machine Parts And Wound Products (AREA)
  • Buffer Packaging (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、圧縮機の包装に係わるものであり、
複数個の圧縮機を集合させ、一括して取扱えるよ
うにした梱包装置に関するものである。
従来の技術 近年、圧縮機の梱包においては、圧縮機を容易
にして安価に包装し、且つ破損することなく安全
に輸送する為の包装形態が要求されている。
以下、図面の第3図を参照しながら従来の圧縮
機の包装形態について説明する。
一般的な圧縮機1の包装形態はパレツト2上に
下部箱3を載置し、下部箱3内側に圧縮機1を載
置しその周面を仕切板4で囲み、その状態で前記
仕切板4の上より上部箱5を前記下部箱3に嵌合
し、更に帯状体6を掛け渡して一体としていた。
考案が解決しようとする問題点 この場合、上記従来の圧縮機1の梱包装置で
は、圧縮機1の周囲を仕切板4で囲つているだけ
なので輸送中に転倒することが多く、輸送が困難
となるばかりでなく、隣接した圧縮機が相互に干
渉し合つて仕切板4を破損し、その際に紙粉を発
生することがあり、また性能保全上の問題を有し
ていた。
さらにかかる構成は、長期保存において、ダン
ボールからなる下部箱3、上部箱5の歪みによ
り、段積みした梱包形態が転倒することがあり、
危険性がともなう。また圧縮機1の形状によつて
はアキユムレータ等の配管部品を具備しており、
かかる仕切板4による格子状空間へ収納する場
合、無駄な空間を生じ易く、収納効率が悪くなる
問題を有していた。
問題点を解決するための手段 本考案は、上記問題点を解決するために、圧縮
機の頭部に、内管と外管からなる二重構造の紙管
を設け、前記内管の下端を圧縮機頭部の上面に当
接させ、また外管の下端を内管の下端より下方に
延長させて圧縮機頭部の周囲に嵌合させ、その状
態でパレツトと天板にて挾持し、天板とパレツト
を帯状部材にて締付け固定したものである。
作 用 したがつて、紙管の内管により、圧縮機の上下
の動きを阻止し、また外管によつて圧縮機の倒れ
を阻止することができ、確実な梱包が行える。
実施例 以下、本考案の一実施例を第1図、第2図に基
づいて説明する。なお、これらの図において第3
図のものと同一の部材には同一の参照番号を付
し、その説明は省略する。
同図において、パレツト2上には複数個の圧縮
機1を載置している。各圧縮機1の頭部7にはそ
れぞれ紙管8が嵌合させてある。前記紙管8は必
要に応じて接着等により一体化された内管9と下
管10との二重構造となつており、前記紙管8の
内管下端9aを圧縮機頭部の上面に当接させ、外
管下端10aを内管下端9aより下方に延長さ
せ、圧縮機頭部7の周囲に嵌合させてある。各紙
管8上には天板11を配置し更に帯状体6を掛け
渡して一体としてある。なお前記紙管8と圧縮機
1の接触部は輸送中の振動により紙粉が生ずるの
を防止するようパラフインやその他の樹脂を含浸
させておくと効果的である。また実施例では水平
方向にのみ圧縮機を集合させたが天板11の上に
さらに圧縮機を載置し数段重ねを一体に包装する
ことも可能である。
次にこの一実施例の構成における作用を説明す
る。パレツト2の上に圧縮機1を載置すると共に
圧縮機1の頭部7上面に当接した二重構造の紙管
8を介し天板11を配置しさらに帯状部材6にて
パレツト2と天板11を締結することにより、梱
包作業が終了する。
この状態では、圧縮機1の上下方向の動きは二
重構造の紙管8の内管9で止められ、外管10は
圧縮機1のガイドの役目をし横方向の転倒を防止
する。しかも紙管8は構造上変形しにくく段積み
した場合の荷重を確実に垂直方向の荷重として圧
縮機1に伝え、さらに平板状のダンボールに比べ
挫屈しにくいので長期保管に耐える。
考案の効果 以上、述べてきたように本考案は、パレツトと
天板の間の紙筒の介在により輸送中の圧縮機の上
下方向、横方向の動きを止めることが出来、圧縮
機を転倒させることなく、また他の圧縮機と接触
破損することもなく安全に圧縮機を輸送すること
が出来る。また、紙筒を圧縮機の頭部に嵌合して
いるため、圧縮機のアキユムレータの形状及び圧
縮機側面部に配設してある配管の形状によつて都
度包装形態を変える必要がなく、包装形態の標準
化をはかることができ、量産時には安価につくる
ことが出来る。また紙管は構造上強度面の信頼が
高いため、平板状のダンボールの様に湿気及び長
期保管による劣化に起因した挫屈、これによる荷
くずれの発生もなく、長期保管にも適する。さら
に従来の様に圧縮機の周囲を囲む仕切板が不要な
ため、梱包作業も仕切板の存在によつてやりにく
くなるといつたことがなく、作業性が向上すると
ともに安価となる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す圧縮機の梱包
装置の要部分解斜視図、第2図は同梱包装置の要
部を断面した側面図、第3図は従来例を示す梱包
装置の分解斜視図である。 1……圧縮機、2……パレツト、6……帯状部
材、8……紙管、9……内管、9a……内管下
端、10……外管、10a……外管下端、11…
…天板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数の圧縮機を載置したパレツトと、前記各圧
    縮機の頭部に嵌合した紙管と、前記各紙管すべて
    にわたつて上部に載置された天板と、前記パレツ
    トと天板を、前記圧縮機と紙管の嵌合状態を介し
    て挾持する帯状部材を具備し、前記紙管を、圧縮
    機との嵌合状態において、下端が前記圧縮機頭部
    の上面に当接する内管と、下端部が前記内管の下
    端より下方に延出し、圧縮機頭部の周囲を被う外
    管より構成した圧縮機の梱包装置。
JP3551986U 1986-03-12 1986-03-12 Expired JPH0449113Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3551986U JPH0449113Y2 (ja) 1986-03-12 1986-03-12

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3551986U JPH0449113Y2 (ja) 1986-03-12 1986-03-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62146791U JPS62146791U (ja) 1987-09-16
JPH0449113Y2 true JPH0449113Y2 (ja) 1992-11-18

Family

ID=30845091

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JP3551986U Expired JPH0449113Y2 (ja) 1986-03-12 1986-03-12

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JPS62146791U (ja) 1987-09-16

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