JPH0448810Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0448810Y2
JPH0448810Y2 JP4722589U JP4722589U JPH0448810Y2 JP H0448810 Y2 JPH0448810 Y2 JP H0448810Y2 JP 4722589 U JP4722589 U JP 4722589U JP 4722589 U JP4722589 U JP 4722589U JP H0448810 Y2 JPH0448810 Y2 JP H0448810Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
chamber
conduit
baffle plate
vertical partition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP4722589U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02137923U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP4722589U priority Critical patent/JPH0448810Y2/ja
Publication of JPH02137923U publication Critical patent/JPH02137923U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0448810Y2 publication Critical patent/JPH0448810Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、異質の粒状物を均一に混合する粒状
物混合装置に関するものである。
(従来技術及びその問題点) 第7図は従来の粒状物混合装置10を示す部分
断面図、第8図は第7図の−断面図である。
1は直立円筒型容器、2aは容器1の入口、2b
は出口、3は空気抜出口、4は容器1内に鉛直に
設けられた複数本の導管、5は容器1内の下部に
設けられた邪魔板である。導管4の周面には高さ
の異なる複数箇所に開口(図示せず)が形成され
ている。邪魔板5は上方に凸の円錐状をしてお
り、邪魔板5の周縁と容器1の周壁との間には隙
間6がある。導管4は邪魔板5の下側の空間に連
通している。このような粒状物混合装置は、容器
1内に入口2aから粒状物を充填し、その粒状物
を、出口2bを開放することによつて開口から導
管4内に流入させ導管4内を通して邪魔板5の下
側に落下させるとともに隙間6を通して落下させ
ることにより混合するようになつている。
ところで上記装置10では、邪魔板5は第9図
に示すように、その周縁の数箇所で支持板7を介
して容器1の周壁に支持されている。このため隙
間6を通つて落下しようとする粒状物が支持板7
の上に滞留してしまい、隙間6からの落下が順調
に行なわれなくなり、混合が不十分となるおそれ
があつた。また複数種類の混合作業を同時に行な
う場合には、装置10を複数個並設しなければな
らず、設置スペースを要するだけでなく、作業も
おおがかりなものとなつてしまうという問題があ
つた。
(考案の目的) 本考案は、小さい設置スペースで複数種類の混
合作業を同時に行なうことができ、また邪魔板の
周縁と容器の周壁との間の隙間からの粒状物の落
下を遮るもののない状態で順調に行なわせて粒状
物の混合を十分に行なうことができる粒状物混合
装置を提供することを目的とする。
(考案の構成) 本考案は、1つの直立筒型容器内に容器の軸中
心部を通る鉛直仕切り板を設けて容器内を複数の
室に区分し、各室毎に上部に入口、底部に出口を
設け、各室内に複数本の導管を鉛直に設けるとと
もに各室において少なくとも1本の導管を上記容
器の中心部の鉛直仕切り板に近接した位置に配置
し、各導管周面の高さの異なる複数箇所に開口を
形成し、各室の下部に、上記容器の中心から周壁
に向つて下方に傾斜し周壁との間に隙間を有する
邪魔板を鉛直仕切り板のみで支持して設け、各室
毎に粒状物を充填し、各室において上記出口を開
放することによつて粒状物を上記開口から導管内
に流入させ導管内を通して邪魔板の下側に落下さ
せるとともに上記隙間を通して落下させることに
より混合するようにしたことを特徴とする粒状物
混合装置である。
(作用) 混合作業は鉛直仕切り板で区分された室毎に独
立して行なわれる。また邪魔板が鉛直仕切り板の
みで支持されているので、邪魔板の周縁と容器の
周壁との間の隙間には粒状物の落下を遮るものは
なく、隙間からの落下は順調に行なわれる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図に基づいて説明す
る。第1図は本考案の粒状物混合装置11を示す
部分断面正面図、第2図は第1図の−断面図
である。21は直立円筒型容器、21aは容器2
1の頂部カバー、21bは底部カバーである。容
器21内は容器21の軸中心を通る鉛直仕切り板
22により同じ容積の2室23a,23bに区分
されている。容器21内の下部には上方に凸の円
錐形の邪魔板25が、その周縁と容器21の周壁
との間に隙間26を有するよう設けてある。頂部
カバー21aには各室23a,23bに通じる入
口管27a,27bと空気抜出口28a,28b
が、また底部カバー21bには各室23a,23
bに通じる出口管29a,29bが設けてある。
また各室23a,23b内には6本の導管30が
鉛直に設けてある。導管30は第2図に示すよう
に、各室23a,23b内において、4本の導管
30aが邪魔板25の外周端縁より少し内側に等
間隔に配置され、2本の導管30bが容器21の
中央部の鉛直仕切り板22に近接した位置に配置
されている。
第3図は邪魔板25を示す縦断面図である。邪
魔板25は例えばアルミニウム板から構成され、
内部は空胴となつている。鉛直仕切り板22は邪
魔板25の頂点を通つて邪魔板25を鉛直に貫通
し邪魔板25を均等な2つの部分に区分するよう
設けられている。区分された各室23a,23b
内の邪魔板25は、鉛直仕切り板22に接する部
分が鉛直仕切り板22に溶接されている。
導管30は内部が鉛直隔壁により3室に区分さ
れており、各室の周面には開口が複数個形成され
ている。
次に作動について説明する。第1図に示すよう
にこの装置11では容器21内が鉛直仕切り板2
2により2室23a,23bに区分されており、
各室23a,23bによる混合作業は相互に独立
して行なわれる。まず室23aによる混合作業に
ついて説明する。出口管29aを閉じ、空気抜出
口28aを開いた状態で、入口管27aから室2
3a内に混合すべき粒状物を入れ、室23a内に
充填する。そして空気抜出口28aをそのまま開
いた状態で、出口管29aを開く。そうすると、
室23a内に充填されている粒状物のうち各導管
30の各開口の位置にある粒状物が、各開口から
各導管30内に流入し各導管30内を通つて出口
管29a内に落下する。一方、出口管29a内に
は邪魔板25の周辺の隙間26を通つた粒状物も
落下してくる。なお邪魔板25は室23aの粒状
物をマスフローで落下させるためのものである。
こうして出口管29aからは各導管30内を通つ
た種々の高さ位置の粒状物と隙間26を通つた下
の位置の粒状物とが一緒になつて排出されてくる
ため、室23a内に充填された粒状物は混合され
ることとなる。このとき隙間26には従来の第9
図に示す支持板7のような遮るものがないので、
粒状物は隙間26を通つて順調に落下する。従つ
て従来例のように混合が不十分となることはな
い。また鉛直仕切り板22近傍の粒状物は導管3
0b内を通つて落下し混合されるので、鉛直仕切
り板22を設けたことによるその近傍部分の粒状
物の混合が不十分となるのが防がれる。室23b
による混合作業も上述した室23aによる混合作
業と同様に行なわれる。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば、直立円筒型容器
21内を鉛直仕切り板22により2室23a,2
3bに区分し、各室23a,23b毎に邪魔板2
5、入口管27a,27b、空気抜出管28a,
28b、出口管29a,29b、高さの異なる複
数箇所に開口を有する複数本の導管30を設けた
ので、各室23a,23b毎に独立して混合作業
を行なうことができ、従つて小さい設置スペース
で2種類の混合作業を同時に行なうことができ、
作業費を節減でき、作業効率を向上させることが
できる。しかも邪魔板25を鉛直仕切り板22の
みで支持して設け、また4本の導管30aを邪魔
板25の外周端縁より少し内側に設けたので、隙
間26からの粒状物の落下を遮るもののない状態
で順調に行なわせることができ、更に各室23
a,23bにおいて2本の導管30bを容器21
の中心部の鉛直仕切り板22に近接した位置に配
置したので、鉛直仕切り板22近傍の粒状物の混
合が不十分となるのを防ぐことができ、粒状物の
混合を十分に行なうことができる。
(別の実施例) 容器21内を2室に限らず、例えば第4図、第
5図に示すように3室、4室に区分してもよい。
また鉛直仕切り板22は容器21の軸中心から
少し外れた部分を通るよう設けてもよい。例えば
第6図に示すように2枚の鉛直仕切り板22を平
行に設けて容器21内を3室に区分してもよい。
また邪魔板25は角錐形であつてもよい。また
容器21は円筒型に限らず、例えば四角形の筒状
であつてもよい。更に導管30は3室に限らず、
例えば2室に区分してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の粒状物混合装置を示す部分断
面正面図、第2図は第1図の−断面図、第3
図は本考案で用いる邪魔板を示す縦断面図、第4
図ないし第6図はそれぞれ別の実施例の容器を示
す横断面図、第7図は従来の粒状物混合装置を示
す部分断面図、第8図は第7図の−断面図、
第9図は従来例の邪魔板の支持構造を示す縦断面
図である。 11……粒状物混合装置、21……直立円筒型
容器、22……鉛直仕切り板、23a,23b…
…室、25……邪魔板、27a,27b……入口
管、29a,29b……出口管、30……導管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1つの直立筒型容器内に容器の軸中心部を通る
    鉛直仕切り板を設けて容器内を複数の室に区分
    し、各室毎に上部に入口、底部に出口を設け、各
    室内に複数本の導管を鉛直に設けるとともに各室
    において少なくとも1本の導管を上記容器の中心
    部の鉛直仕切り板に近接した位置に配置し、各導
    管周面の高さの異なる複数箇所に開口を形成し、
    各室の下部に、上記容器の中心から周壁に向つて
    下方に傾斜し周壁との間に隙間を有する邪魔板を
    鉛直仕切り板のみで支持して設け、各室毎に粒状
    物を充填し、各室において上記出口を開放するこ
    とによつて粒状物を上記開口から導管内に流入さ
    せ導管内を通して邪魔板の下側に落下させるとと
    もに上記隙間を通して落下させることにより混合
    するようにしたことを特徴とする粒状物混合装
    置。
JP4722589U 1989-04-20 1989-04-20 Expired JPH0448810Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4722589U JPH0448810Y2 (ja) 1989-04-20 1989-04-20

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4722589U JPH0448810Y2 (ja) 1989-04-20 1989-04-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02137923U JPH02137923U (ja) 1990-11-16
JPH0448810Y2 true JPH0448810Y2 (ja) 1992-11-17

Family

ID=31562973

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4722589U Expired JPH0448810Y2 (ja) 1989-04-20 1989-04-20

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0448810Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02137923U (ja) 1990-11-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5332312A (en) Chemical handling and mixing system
US3259380A (en) Total redistributor
US3986705A (en) Method and device for continuously mixing and/or granulating substances
US4353720A (en) Contact compartment for removing noxious gaseous components from a gas stream
US4085776A (en) Flow divider
US3275303A (en) Blending
JPH0448810Y2 (ja)
EP0134061B1 (en) Method and apparatus for separating from each other the components of a mixture of oil, water and soil
JPH03500678A (ja) 空気分配装置
US3865719A (en) Flotation device for a fibrous suspension
US3456922A (en) Blending
JPH0239302B2 (ja)
ES535426A0 (es) Aparato y metodo para mezclar solidos
JP2852668B2 (ja) 混合ビン
JP3866838B2 (ja) 混合排出装置
US4468868A (en) Gas-solid counterflow vessel
JPH0132116B2 (ja)
JPH047112Y2 (ja)
JP2510973Y2 (ja) 動力散布機のシャッタ部構造
JPH07241453A (ja) 粒状物の貯留・排出装置
JP3118350B2 (ja) 粉粒体混合装置
EP0530556A1 (en) Method and apparatus for blending solids or the like
JP2911818B2 (ja) 砂利選別機
JPS6341081Y2 (ja)
JPS604630Y2 (ja) 篩分機における材料分配供給装置