JPH044828Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH044828Y2 JPH044828Y2 JP15278187U JP15278187U JPH044828Y2 JP H044828 Y2 JPH044828 Y2 JP H044828Y2 JP 15278187 U JP15278187 U JP 15278187U JP 15278187 U JP15278187 U JP 15278187U JP H044828 Y2 JPH044828 Y2 JP H044828Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- striking member
- blade holder
- key
- rotor
- fitted
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 239000003245 coal Substances 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000010298 pulverizing process Methods 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Crushing And Pulverization Processes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、鉱石、砂利、石炭等を粉砕するた
めのインパクト型クラツシヤにおける打撃部材の
取付機構に関する。
めのインパクト型クラツシヤにおける打撃部材の
取付機構に関する。
従来、鉱石、砂利、石炭等の被粉砕物を粉砕す
るのに使用されているインパクト型クラツシヤの
打撃部材は第3図に示すようなクラツシヤ機体a
内で回転するロータbの外周に突設された刃受台
cに打撃部材dを第4図に示すようにボルトe及
びナツトfで結合したものであつて、この場合、
これら刃受台cと打撃部材dとの間にキーgを嵌
装して前記ロータbの回転時に遠心力で打撃部材
dが飛び出さないようにしておくと同時に、前記
刃受台cと打撃部材とにボルトeのボルト孔h,
iを穿設し、これらボルト孔h,i間に取付用ボ
ルトeを挿通し、ナツトfで刃受台cに打撃部材
dを結合することが行なわれている。
るのに使用されているインパクト型クラツシヤの
打撃部材は第3図に示すようなクラツシヤ機体a
内で回転するロータbの外周に突設された刃受台
cに打撃部材dを第4図に示すようにボルトe及
びナツトfで結合したものであつて、この場合、
これら刃受台cと打撃部材dとの間にキーgを嵌
装して前記ロータbの回転時に遠心力で打撃部材
dが飛び出さないようにしておくと同時に、前記
刃受台cと打撃部材とにボルトeのボルト孔h,
iを穿設し、これらボルト孔h,i間に取付用ボ
ルトeを挿通し、ナツトfで刃受台cに打撃部材
dを結合することが行なわれている。
被粉砕物の粉砕に当つては前記機体aの投入口
jから被粉砕物kを機体a内に投入し、回転して
いるロータbの前記打撃部材dと機体aに取り付
けたインパクト板lとの間で粉砕作業を行ない、
粉砕された被粉砕物kを取出口mから機外へ取り
出すのである。
jから被粉砕物kを機体a内に投入し、回転して
いるロータbの前記打撃部材dと機体aに取り付
けたインパクト板lとの間で粉砕作業を行ない、
粉砕された被粉砕物kを取出口mから機外へ取り
出すのである。
ところで前記打撃部材dはその使用によつて、
先端の刃部oの摩耗が進むにつれて、刃受台cか
ら突出する歯高が次第に低くなり、刃受台cとほ
ぼ平行になると打撃部材は交換せざるを得ず、そ
の寿命は比較的短かいものであつた。
先端の刃部oの摩耗が進むにつれて、刃受台cか
ら突出する歯高が次第に低くなり、刃受台cとほ
ぼ平行になると打撃部材は交換せざるを得ず、そ
の寿命は比較的短かいものであつた。
ここにおいてこの考案は、クラツシヤ機体内に
回転するロータの外周に突設された刃受台とこの
刃受台に取り付けられる打撃部材とに、それぞれ
キー溝を設け、これらキー溝間にキーを嵌装する
と共にこれら刃受台と打撃部材とに取付用ボルト
のボルト孔を形成してなるものにおいて、打撃部
材のキー溝と取付用ボルト孔とを打撃部材の高さ
方向において複数段に形成してなるインパクト型
クラツシヤ用打撃部材取付機構を提案し、これに
よつて打撃部材の先端の刃部が摩耗した際におい
て、前記刃受台に対する打撃部材の取付高さを変
更して使用を継続しうるようにしたものである。
回転するロータの外周に突設された刃受台とこの
刃受台に取り付けられる打撃部材とに、それぞれ
キー溝を設け、これらキー溝間にキーを嵌装する
と共にこれら刃受台と打撃部材とに取付用ボルト
のボルト孔を形成してなるものにおいて、打撃部
材のキー溝と取付用ボルト孔とを打撃部材の高さ
方向において複数段に形成してなるインパクト型
クラツシヤ用打撃部材取付機構を提案し、これに
よつて打撃部材の先端の刃部が摩耗した際におい
て、前記刃受台に対する打撃部材の取付高さを変
更して使用を継続しうるようにしたものである。
次にこの考案を第1図及び第2図について説明
する。
する。
先ず第1図において、1はロータであつて、こ
のロータ1の外周には刃受台2が、前記ロータ1
の外周上数個所に溶接などによつて取り付けられ
ており、なおこの刃受台2には補強用リブ3が、
ロータ1の回転方向(図に矢印Fをもつて示す)
に関して刃受台2の後面側に形成される。なお図
にはロータ1の一部のみが示されているが、これ
は円筒体であつてその周面の複数個所に前記刃受
台2が突設されていることは、この種インパクト
型クラツシヤの一般的な形態(第3図図示)にお
けると同様である。
のロータ1の外周には刃受台2が、前記ロータ1
の外周上数個所に溶接などによつて取り付けられ
ており、なおこの刃受台2には補強用リブ3が、
ロータ1の回転方向(図に矢印Fをもつて示す)
に関して刃受台2の後面側に形成される。なお図
にはロータ1の一部のみが示されているが、これ
は円筒体であつてその周面の複数個所に前記刃受
台2が突設されていることは、この種インパクト
型クラツシヤの一般的な形態(第3図図示)にお
けると同様である。
この刃受台2と、これに取り付けられる打撃部
材4とに、それぞれ横方向に貫通するキー溝5,
6が形成されるのであつて、先端に刃部7を有す
る打撃部材4においては前記キー溝6はこの打撃
部材4の高さ方向において複数段(図示の例では
2段)に形成し、かつ又、前記各キー溝5,6が
形成された部分に縦方向にボルト孔8,9を穿設
されるのである。
材4とに、それぞれ横方向に貫通するキー溝5,
6が形成されるのであつて、先端に刃部7を有す
る打撃部材4においては前記キー溝6はこの打撃
部材4の高さ方向において複数段(図示の例では
2段)に形成し、かつ又、前記各キー溝5,6が
形成された部分に縦方向にボルト孔8,9を穿設
されるのである。
上記構成において、キー溝5,6間にキー10
を嵌装するのであるが、第2図において刃受台2
に例をとつて説明すると、キー10は各ボルト孔
8,8間に一部嵌装し、その突出部分に打撃部材
4のキー溝6を嵌装するのであつて、最初は複数
段あるキー溝6のうちの最上段のものに前記突出
部分を嵌装し(第1図図示)、然る後、ボルト孔
8,9にボルト11を挿通し、ナツト12で締結
するのである。
を嵌装するのであるが、第2図において刃受台2
に例をとつて説明すると、キー10は各ボルト孔
8,8間に一部嵌装し、その突出部分に打撃部材
4のキー溝6を嵌装するのであつて、最初は複数
段あるキー溝6のうちの最上段のものに前記突出
部分を嵌装し(第1図図示)、然る後、ボルト孔
8,9にボルト11を挿通し、ナツト12で締結
するのである。
かようにして前記ロータ1を回転して、被粉砕
物の粉砕作業を行なつていると、前記打撃部材4
の先端の刃部7が次第に摩耗してくるので、その
際は一旦ナツト12を弛め、ボルト11を引き抜
いて、キー10に嵌装されるキー溝6を一段下の
ものに代え、再びボルト11を挿通し、ナツト1
2を締めて、作業を継続するのである。
物の粉砕作業を行なつていると、前記打撃部材4
の先端の刃部7が次第に摩耗してくるので、その
際は一旦ナツト12を弛め、ボルト11を引き抜
いて、キー10に嵌装されるキー溝6を一段下の
ものに代え、再びボルト11を挿通し、ナツト1
2を締めて、作業を継続するのである。
この考案の上述の機構の採用によつて、被粉砕
物の粉砕作業に当つて、打撃部材が摩耗した際
に、従来のように新らしい打撃部材と交換するの
ではなく、打撃部材の突出量を増やして再び使用
することができるので、省資源に寄与すると共
に、この種インパクトクラツシヤのランニングコ
ストの節減に寄与するところ多大なものがある。
物の粉砕作業に当つて、打撃部材が摩耗した際
に、従来のように新らしい打撃部材と交換するの
ではなく、打撃部材の突出量を増やして再び使用
することができるので、省資源に寄与すると共
に、この種インパクトクラツシヤのランニングコ
ストの節減に寄与するところ多大なものがある。
第1図はこの考案機構の要部を示す側面図、第
2図はその一部分の正面図で、第3図はインパク
ト型クラツシヤの概念図、第4図は従来機構の一
例を示す側面図である。 なお図において、1……ロータ、2……刃受
台、4……打撃部材、5,6……キー溝、8,9
……ボルト孔、10……キーである。
2図はその一部分の正面図で、第3図はインパク
ト型クラツシヤの概念図、第4図は従来機構の一
例を示す側面図である。 なお図において、1……ロータ、2……刃受
台、4……打撃部材、5,6……キー溝、8,9
……ボルト孔、10……キーである。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) クラツシヤ機体内で回転するロータの外周に
突設された刃受台とこの刃受台に取り付けられ
る打撃部材とに、それぞれキー溝を設け、これ
らキー溝間にキーを嵌装すると共にこれら刃受
台と打撃部材とに取付用ボルトのボルト孔を形
成してなるものにおいて、打撃部材のキー溝と
取付用ボルト孔とを打撃部材の高さ方向におい
て複数段に形成してなるインパクト型クラツシ
ヤ用打撃部材取付機構。 (2) 各段の取付用ボルト孔がキー溝のキーが嵌装
されていない部分に穿設されるようにしてなる
実用新案登録請求の範囲第1項記載のインパク
ト型クラツシヤ用打撃部材取付機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15278187U JPH044828Y2 (ja) | 1987-10-07 | 1987-10-07 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15278187U JPH044828Y2 (ja) | 1987-10-07 | 1987-10-07 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6456835U JPS6456835U (ja) | 1989-04-10 |
JPH044828Y2 true JPH044828Y2 (ja) | 1992-02-12 |
Family
ID=31428017
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15278187U Expired JPH044828Y2 (ja) | 1987-10-07 | 1987-10-07 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH044828Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-10-07 JP JP15278187U patent/JPH044828Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6456835U (ja) | 1989-04-10 |
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