JPH0448195Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0448195Y2
JPH0448195Y2 JP11151389U JP11151389U JPH0448195Y2 JP H0448195 Y2 JPH0448195 Y2 JP H0448195Y2 JP 11151389 U JP11151389 U JP 11151389U JP 11151389 U JP11151389 U JP 11151389U JP H0448195 Y2 JPH0448195 Y2 JP H0448195Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tablets
storage
damper
tablet
belt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP11151389U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0349842U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP11151389U priority Critical patent/JPH0448195Y2/ja
Publication of JPH0349842U publication Critical patent/JPH0349842U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0448195Y2 publication Critical patent/JPH0448195Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Specific Conveyance Elements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、原料である粉末を圧縮成形すること
により医薬等の錠剤を製造する錠剤製造機におい
て、連続的に多量に生産される錠剤を、その粉末
のロツト別等によつて一旦区分けする錠剤の区分
け用収納装置に関するものであり、更に詳しくい
えば、連続的に生産される錠剤を打錠室の中で次
工程への移動に便利な程度の大きさの錠剤収納缶
に順次収納して区分けする錠剤の区分け用収納装
置に関するものである。
[従来の技術] 一般に、錠剤は、回転式打錠機といわれる錠剤
製造機によつて連続的且つ多量に生産され、金属
等の異物混入の有無の検査をした後に、包装され
又は糖衣され、あるいは多層(有核)錠化され
る。
そして、その錠剤が医薬等の場合には、打錠前
の原料粉末の性状の違いによる品質への影響を生
産や販売機も把握できるように、同じ種類の錠剤
を連続して生産する場合にも、原料粉末のロツト
別等によつて打錠後に一旦区分け収納して、その
ロツト別の錠剤を次工程に搬送して管理してい
る。
そこで、従来、錠剤製造機より搬送された錠剤
をロツト別等により複数(6〜20個程度)の収納
缶に分けて収納区分けしており、第1のものは、
ロツト別に収納できる数の収納缶を円弧状に配設
し、その中心部より放射状に配設された分配シユ
ートによつて錠剤を所定の収納缶に導き、所定数
を収納すると分配を切換えて別のシユートに錠剤
を案内して次の収納缶に導き、順次収納するもの
である。
第2のものは、回転自在な円盤台車の上に、ロ
ツト別に収納できる数の収納缶を円形状に配設
し、その1つの収納缶に1本のシユートによつて
錠剤を落し込み、所定数を収納すれば円盤台車が
回転して隣の収納缶に落し込み、順次収納するも
のである。
[考案が解決しようとする課題] この従来の技術においても収納は可能である
が、いずれも自動化が不便である、あるいは収納
缶の取換えが不便である等の問題点がある。
即ち、従来のものは、収納缶が円形に配設され
ており、一見設置面積が少なくて済むように思わ
れるが、打錠室の形状や設置場所によつては設置
効率が悪く、例えば幅の狭い打錠室や複数の錠剤
製造機が並んでいる場合等には設置できないかあ
るいはその収納缶の交換が容易にできないもので
ある。
また、収納缶の交換すなわち収納缶を次工程に
搬送して替りの空の収納缶を設置する等の自動化
をする場合に、その収納缶の配設が円形であり、
容易に自動化ができないものである。
更に、手動で収納缶の交換をする場合にも、第
1のものは、錠剤製造機に近い収納缶の交換が困
難であつたり、第2のものは、装置の周囲を回り
ながら重い収納缶を円盤台車に載せ降す必要があ
る。
また更に、従来のものは、一つの収納缶が一杯
になり次の収納缶に移る場合に、分配シユートの
位置が移動するか又は収納缶が回転移動するので
あるが、どちらも移動の事前毎にシユートより落
下する錠剤を止める必要があり、間欠的な収納作
業となるので錠剤の収納缶への落下に悪影響を与
え品質管理上問題がある。
本考案は、従来技術の有するこのような問題点
に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、連続的な収納作業ができると共に収納缶
の交換が容易でき、しかも錠剤製造機の並列化や
収納缶の設置搬送等の自動化が容易にできる錠剤
の区分け用収納装置を提供しようとするものであ
る。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案における錠
剤の区分け用収納装置は、錠剤製造機により圧縮
成形された錠剤を原料である粉末のロツト別等に
収納する錠剤の区分け用収納装置において、錠剤
製造機より搬送された錠剤をベルト上面に載置移
送する直線なコンベヤと、ベルト上面に所定間隔
で配設され移送される錠剤を取出し又は通過自在
に切換できるダンパと、該ダンパの取出しに合せ
てそれぞれ配設された錠剤を収納する収納缶とか
らなることを特徴としてなるものである。
そして、上記ベルトの上面には仕切部を形成
し、その仕切部の左右にそれぞれダンパと収納缶
を配設して、複式錠剤製造機より製造される錠剤
を区分け収納することができる。
[作用] 錠剤製造機により生産された錠剤は、直線的な
コンベヤによつて所望の位置まで移送でき、その
直線的な移送をダンパによつて左右どちらかに方
向を変える(取出す)ことによつて錠剤を収納缶
に落下収納する。
そして、移送されるコンベヤ上の錠剤は、コン
ベヤの進行方向に向つて最初に作用するダンパに
よつて方向が変えられるので、ダンパが切換る場
合にも錠剤の移送が止まることがない。
例えば、コンベヤの進行方向に向つて手前の第
1のダンパが取出す為に閉じて、最初の収納缶に
落下収納し終れば、その第1のダンパが通過させ
る為に開くだけで錠剤は止まることなく通過し、
予め第2のダンパが閉じられていれば自動的にそ
の錠剤は次の収納缶に案内落下される。
勿論、コンベヤは直線的であるから、幅を最小
限にでき、しかも、所望によつてコンベヤの左右
に収納缶を配設するので設置効率も良く、その収
納缶は直線的に配設できるので、収納缶の取換え
や搬送も直線的に行うことができる。
[実施例] 実施例について図面を参照して説明する。
第1図ないし第5図は本考案の一実施例を示す
ものであり、コンベヤ1は、平ベルト12をエン
ドレスに繋いで前後の従動ローラと駆動ローラと
により回転されるものであり、そのベルト上面2
の中央部には柔軟性を有する断面コ字型の仕切部
6が接着されて一体に形成されている。
このコンベヤ1の上方には、そのベルト上面2
を覆うように上板9が配設され、その上板9に
は、錠剤5を案内するダンパ3がそれぞれ取着さ
れたロータリーアクチユエーター8が配設されて
いる。
そして、このダンバ3は、上記仕切部6を境に
左または右に開閉、すなわち、アクチユエーター
8の作動によつてダンパ3が仕切部6と平行位置
又は約45°回転した傾斜位置に切換可能になつて
いる。
上記ダンパ3の開度はストツパー11により決
定され、調節自在であり、このダンパ3の開いた
位置に合せてそれぞれシユート7が配設されてい
ると共に錠剤5を収納する適宜大きさの収納缶4
が配設されている。
この収納缶4は、左右それぞれ一体の台車15
に載置され、その台車15が図示しない次工程ま
で敷設されたレール16上を自走可能に形成され
ている。
作動を説明すれば、図示しない複式錠剤製造機
により2列で排出されバケツトコンベヤ13によ
り搬送された錠剤5は、金属探知機14を通過後
搬入口10より仕切部6を境にそれぞれベルト上
面2に落下され移送される。
この時、第1図のAからJまでのすべての位置
のダンパ3が閉じられており、搬送された錠剤5
は最初に当るAとFのダンパ3に案内されそのA
とFの収納缶に収納される。
そして、所定数又は所定時間により予め決めら
れた収納が完了すると、そのAとFのダンパ3は
錠剤5が通過するように開かれるので、搬送され
た錠剤5は次のBとGのダンパ3に当つて案内さ
れ、そのBとGの収納缶に収納されて順次コンベ
ヤ1の進行方向に向つて収納位置が自動的に切り
換る。
収納缶の取り換えは、原料粉末の1ロツト分の
錠剤を収納後に同時に全部取り換えればよく、ま
た、収納缶を別々に自送可能にする、あるいは車
輪を取着する等により、収納が完了したものから
順次取り換えてもよい。
なお、この実施例のように仕切部6を有する場
合にも、左右どちらか片側だけの収納も可能であ
り、また、複式錠剤製造機の代りに単式の錠剤製
造機を2台にしてもよい。
第6図は本考案の他の実施例を示すものであ
り、コンベヤ1の中央部に左に閉るダンパ3と右
に閉るダンパ3とが交互に配設され、通常、その
ダンパ3は開かれており、ベルト上面2を2分割
状に仕切る役目も兼ね備えている。
そして、その進行方向に向つて最後のダンパ3
すなわちaとeの位置のダンパ3は開閉する必要
がないので閉じた状態で固定である。
また、hのダンパ3の前方には、錠剤5を左右
に振り分ける振り分け装置17が配設されてい
る。
この作動を説明すれば、搬送されてきた錠剤5
は、振り分け装置17に当りd側のベルト上面2
を移送され、その時aとe以外のダンパ3は開い
ているので通過して、やがてaのダンパに当り案
内されてそのaの収納缶4に落下収納される。
そして、所定量の収納が完了すると1つ手前の
bのダンパ3が閉じてそのbの収納缶4に収納
し、順次dの収納缶まで収納を完了すると、振り
分け装置17が90°回転して搬送されてくる錠剤
5をh側のベルト上面2に案内するので、同じよ
うにeからhの収納缶に順次収納する。
[考案の効果] 以上のように、本考案は、収納缶を直線的に配
設できるので大きな幅の設置場所がいらず、ま
た、収納量が決定される収納缶の数はコンベヤの
長さによつて決まるので、コンベヤの長さを変え
ることによつて容易に収納能力を変えることがで
き、設置効率がよい。
また、収納缶の取り換えや、複数の収納装置の
並設も容易で、収納缶の次工程への自動搬送等、
自動化が容易にできる。
更に、手動で収納缶を取り換える場合や装置の
保守点検等も容易で、作業性が向上できる等の効
果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本考案の一実施例を示す
もので、第1図は要部平面図、第2図は要部側面
図、第3図は要部拡大正面図、第4図は要部拡大
平面図、第5図は要部拡大側面図であり、第6図
は他の実施例を示す要部平面図である。 1……コンベヤ、2……ベルト上面、3……ダ
ンパ、4……収納缶、5……錠剤、6……仕切
部、7……シユート、8……ロータリーアクチユ
エーター、9……上板、10……搬入口、11…
…ストツパー、12……ベルト、13……バケツ
トコンベヤ、14……金属探知機、15……台
車、16……レール、17……振り分け装置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 錠剤製造機により圧縮成形された錠剤5を原
    料である粉末のロツト別等に収納する錠剤の区
    分け用収納装置において、錠剤製造機より搬送
    された錠剤5をベルト上面2に載置移送する直
    線なコンベヤ1と、ベルト上面2に所定間隔で
    配設され移送される錠剤5を取出し又は通過自
    在に切換できるダンパ3と、該ダンパ3の取出
    しに合せてそれぞれ配設された錠剤5を収納す
    る収納缶4とからなることを特徴とする錠剤の
    区分け用収納装置。 2 複式錠剤製造機により圧縮成形された錠剤5
    を原料である粉末のロツト別等に収納する錠剤
    の区分け用収納装置において、錠剤製造機より
    複列に搬送された錠剤5を仕切部6が接着され
    たベルト上面2の左右にそれぞれ載置移送する
    直線なコンベヤ1と、ベルト上面2の左右それ
    ぞれに所定間隔で配設され移送される錠剤5を
    取出し又は通過自在に切換できるダンパ3と、
    該ダンパ3の取出しに合せてそれぞれ配設され
    た錠剤5を収納する収納缶4とからなり、複列
    に移送収納するようにしたことを特徴とする錠
    剤の区分け用収納装置。
JP11151389U 1989-09-21 1989-09-21 Expired JPH0448195Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11151389U JPH0448195Y2 (ja) 1989-09-21 1989-09-21

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11151389U JPH0448195Y2 (ja) 1989-09-21 1989-09-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0349842U JPH0349842U (ja) 1991-05-15
JPH0448195Y2 true JPH0448195Y2 (ja) 1992-11-13

Family

ID=31659985

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11151389U Expired JPH0448195Y2 (ja) 1989-09-21 1989-09-21

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0448195Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6762054B1 (ja) * 2020-02-13 2020-09-30 株式会社トーショー 汎用錠剤放出装置、汎用錠剤放出装置を有する薬剤分包機

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0349842U (ja) 1991-05-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5813195A (en) Method and system for building up weighed-out portions of objects
CA1155804A (en) Conveyor with bi-lateral discharging means to selectable multi-binned positions
US4977996A (en) Warehousing systems
AT518818B1 (de) Verfahren zum Kommissionieren von Artikeln und Kommissionierstation
EP2315714B1 (de) Vorrichtung zum vollautomatisierten kommissionieren von artikeln in auftragsladehilfsmittel
EP2106700B1 (de) Gebäude und Verfahren zur Lagerung, Behandlung und Ausgabe von Backwaren
JPH10500652A (ja) 注文の整理統合番号付けシステム
JP7252368B2 (ja) 仕分け設備
WO1999057016A1 (en) Method and system for portioning and orientating whole fish or other elongate, non-symetrical articles
AT520281A2 (de) Hängefördersystem zum Sortieren von Produkten
US4915566A (en) Installation for collecting crates
JPS58193824A (ja) 単個品用の選別機
CN101437732B (zh) 顶棚搬运保管系统以及顶棚搬运保管方法
WO2021103819A1 (zh) 分拣设备
US5352081A (en) Goods handling apparatus and method
EP3581523A1 (de) Vorrichtung und verfahren zum auftragsorientierten bereitstellen von einzelwaren mehrerer aufträge an einem packplatz
EP1574459B1 (de) Vorrichtung und Verfahren zum lagegerechten Übergeben von quaderförmigen Waren
CH715719A1 (de) Pufferspeicheranlage für Hängefördersysteme.
CN110525853B (zh) 拣选系统
JPH0448195Y2 (ja)
DE102010024548A1 (de) Verpackungssystem zum Befüllen eines Sammelbehälters mit Artikeln
JP2000025934A (ja) 物品選択分配装置
JPH11347498A (ja) 農産物の仕分装置
US3633733A (en) Article-handling apparatus
JP3618227B2 (ja) 農産物選別装置における空箱供給装置